JP2002077257A - ストリーム配信ネットワークサービス方法およびシステム - Google Patents

ストリーム配信ネットワークサービス方法およびシステム

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JP2002077257A
JP2002077257A JP2000262938A JP2000262938A JP2002077257A JP 2002077257 A JP2002077257 A JP 2002077257A JP 2000262938 A JP2000262938 A JP 2000262938A JP 2000262938 A JP2000262938 A JP 2000262938A JP 2002077257 A JP2002077257 A JP 2002077257A
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Application number
JP2000262938A
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English (en)
Inventor
Maki Tanigawa
真樹 谷川
Shinya Hanano
真也 花野
Kiyoshi Yanagimoto
清 柳本
Shigehiko Ushijima
重彦 牛島
Hiroyuki Ichikawa
弘幸 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント端末が受信要求したストリーム
コンテンツの要求情報に最も適した配信網を選択してス
トリームコンテンツを配信する。 【解決手段】 ストリーム配信装置200aは、クライ
アント端末400aから送出されたストリームコンテン
ツの受信要求を受信し、該要求からコンテンツ情報を抽
出し、利用可能なストリーム配信網の複数候補の中から
前記コンテンツ情報に最も適した網を選択し、あるいは
配信経路を設定し、ストリーム配信サーバ100から送
信されているコンテンツのうち、クライアント端末40
0aが受信要求したコンテンツを選択し、クライアント
端末400a宛てに、受信要求されたコンテンツを、選
択された配信網、あるいは設定された配信経路を用いて
配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストリーム配信ネ
ットワークサービスを、ストリームコンテンツの要求す
る情報に応じて提供するストリーム配信ネットワークサ
ービス方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ストリーム配信を行う場合、スト
リームコンテンツを配信するストリーム配信サーバか
ら、該ストリームコンテンツを受信しようとするクライ
アント端末まで、該ストリームコンテンツを配信する
際、該ストリームコンテンツを格納したIPパケットは
通常IPルーチングにしたがうため、必ずしもストリー
ムコンテンツに必要な配信品質が得られる経路となると
は限らず、品質のよいストリーム配信サービスが提供で
きなかった。
【0003】また、従来、ストリーム配信サーバでの配
信処理負荷を低減する技術として、ストリーム受信要求
がきた際に、最もCPU使用率の低いサーバを選択する
などのサーバ選択方法があった(米国特許6,006,
264など)が、最も適切なサーバを選択し、該サーバ
からストリームコンテンツを配信しても、配信経路によ
っては、品質のよいストリーム配信サービスが提供でき
なかった。
【0004】また、従来、ストリームコンテンツを配信
しようとするストリームコンテンツプロバイダは、どの
ような配信品質を持った配信網を経由して当該コンテン
ツが配信されるかを指定することができないため、当該
ストリームコンテンツに必要な配信品質が得られないば
かりでなく、反対に、ストリームコンテンツが必要とす
る以上の配信品質を持った配信網により配信されてしま
い、コストがかかっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のストリーム配信
技術では、配信しようとするストリームコンテンツが要
求する配信品質に応じた配信網を選択して配信すること
ができなかったため、クライアント端末があるストリー
ムコンテンツを要求した際に、該ストリームコンテンツ
の要求する配信品質を満たす配信サービスを行うことが
できなかった。また、ストリームコンテンツプロバイダ
がストリームコンテンツを配信しようとした際、当該ス
トリームコンテンツの要求する配信品質や、情報の重要
度に応じて、配信品質を変更する配信サービスを行うこ
とができなかった。
【0006】本発明は、このような背景に鑑みなされた
ものであり、その目的は、クライアント端末が受信要求
したストリームコンテンツの情報もしくは配信要求に基
づいて、最も適したストリーム配信網を選択して、当該
ストリームコンテンツを配信するストリーム配信ネット
ワークサービス方法およびシステムを提供するものであ
る。
【0007】本発明の他の目的は、ストリームコンテン
ツプロバイダが配信要求を行うストリームコンテンツの
情報もしくは配信要求に基づいて、最も適したストリー
ム配信網を選択して、当該ストリームコンテンツを配信
する、ストリーム配信ネットワークサービス方法および
システムを提供することである。
【0008】本発明のさらに他の目的は、ストリーム配
信ネットワークサービスプロバイダのネットワーク管理
ポリシーに基づいて、最も適したストリームストリーム
配信網を選択して、当該ストリームコンテンツを配信す
る、ストリーム配信ネットワークサービス方法およびシ
ステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のストリーム配信ネットワークサービス方法
は、クライアント端末から送出されたストリームコンテ
ンツの受信要求を受信し、該要求からコンテンツ情報を
抽出し、利用可能なストリーム配信網の複数候補の中か
ら前記コンテンツ情報に最も適したストリーム配信網を
選択し、あるいは配信経路を設定し、ストリーム配信サ
ーバから送信されているコンテンツのうち、前記クライ
アント端末が受信要求したコンテンツを選択し、前記ク
ライアント端末宛てに、受信要求されたコンテンツを、
選択されたストリーム配信網、あるいは設定された配信
経路を用いて配信することを特徴とする。
【0010】また、本発明の実施態様では、クライアン
ト端末から送出されたストリーム制御プロトコルメッセ
ージに記述されたストリームコンテンツ情報および要求
情報、該メッセージに対するストリーム配信サーバから
応答されたストリーム制御プロトコルメッセージに記述
されたストリームコンテンツ情報および要求情報の少な
くとも1つを用いて、当該コンテンツ情報に最も適した
配信網を選択し、あるいは配信経路を設定する。
【0011】また、本発明の実施態様では、ストリーム
コンテンツ情報および要求情報が記述されたストリーム
制御プロトコルとして、例えば、RTSPリクエストに
記述された帯域情報、またはコンテンツ名を用いて、配
信網を選択し、あるいは配信経路を設定する。
【0012】また、本発明の実施態様では、ストリーム
コンテンツ情報および要求情報として、例えば、UDP
ポート番号を用いて、ストリーム配信網を選択し、ある
いは配信経路を設定する。
【0013】これにより、クライアント端末があるスト
リームコンテンツを要求した際に、当該ストリームコン
テンツの要求する配信品質を満たす配信サービスを行う
ことが可能となる。
【0014】また、本発明の実施態様では、クライアン
ト端末から送出されたストリームコンテンツ受信要求に
応じて、コンテンツ情報とその要求情報を識別するコン
テンツ識別子を選択し、そのコンテンツ識別子を、スト
リーム配信サーバから送出されたコンテンツと対応付け
して、選択されたストリームコンテンツ配信網にそのコ
ンテンツを送出する。
【0015】また、本発明の実施態様では、コンテンツ
識別子として、例えば、UDPのポート番号、あるい
は、IP Precedence、あるいは仮想的な配信経路(以降
仮想パスと称す)ATM(非同期転送モード)でのVC
(バーチャルコネクション)、あるいは、MPLS(Mu
lti Protocol Label Switching) のラベルを用いる。
【0016】これにより、ストリームコンテンツに要求
される配信品質などの情報をストリーム配信網に通知す
ることが可能となる。
【0017】また、本発明の実施態様では、クライアン
ト端末から送出されたストリームコンテンツの受信要求
のうち、帯域に関するQoS要求情報を用いて、利用可
能なストリーム配信網の複数候補のうち、当該QoS要
求を満足する帯域を有するストリーム配信網を選択す
る。
【0018】また、本発明の実施態様では、クライアン
ト端末から送出されたストリームコンテンツの受信要求
を満足するストリーム配信網の複数候補のうち、配信遅
延が最も少ないストリーム配信網を選択する。
【0019】また、本発明の実施態様では、クライアン
ト端末から送出されたストリームコンテンツの受信要求
を満足するストリーム配信網の複数候補のうち、パケッ
ト廃棄率が最も少ないストリーム配信網を選択する。
【0020】これにより、クライアント端末から送出さ
れたストリームコンテンツの受信要求を満足するストリ
ーム配信網が複数候補であった場合に、最も品質のよい
ストリーム配信網を選択してストリームコンテンツを配
信するストリーム配信ネットワークサービスを行うこと
が可能となる。
【0021】また、本発明の実施態様では、クライアン
ト端末から送出されたストリームコンテンツの受信要求
に応じて、当該要求を満足する仮想パスとしてATMの
VCを設定する。
【0022】また、本発明の実施態様では、クライアン
ト端末から送出されたストリームコンテンツの受信要求
に応じて、当該要求を満足する仮想パスとしてMPLS
のLSP(Label Switched Path)を設定する。
【0023】これにより、クライアント端末から送出さ
れたストリームコンテンツの受信要求に応じて、該要求
を満足する仮想パスを設定することが可能なストリーム
配信網を選択した上で、仮想パスを設定し、ストリーム
コンテンツを配信することで、要求品質を満足させた上
で、網リソースを効率的に利用するストリーム配信ネッ
トワークサービスを行うことが可能となる。
【0024】また、本発明のストリーム配信ネットワー
クサービス方法では、ストリームコンテンツプロバイダ
からのストリームコンテンツ配信要求を受信し、該要求
からコンテンツ情報を抽出し、利用可能なストリーム配
信網の複数候補の中から前記コンテンツ情報に最も適し
たストリーム配信網を選択し、あるいは配信経路を設定
し、ストリーム配信サーバから送信されているコンテン
ツのうち、ストリームコンテンツプロバイダが配信要求
をするコンテンツを選択し、該ストリームコンテンツに
対して受信要求を行うクライアント端末宛てに、該スト
リームコンテンツを、選択されたストリーム配信網、あ
るいは設定された配信経路を用いて配信することを特徴
とする。
【0025】また、本発明の実施態様では、ストリーム
コンテンツプロバイダが配信を所望するストリームコン
テンツに対して、ストリーム識別子を付与し、ストリー
ム配信サーバから送信されたストリームコンテンツを受
信し、当該コンテンツから当該ストリーム識別子を抽出
し、ストリーム配信網を選択する。
【0026】また、本発明の実施態様では、ストリーム
識別子として、例えば、コンテンツ名、あるいは、UD
Pポート番号、あるいは、IP Precedence、あるいはA
TMのVC、あるいはMPLSのラベルを用いる。
【0027】これにより、ストリームコンテンツプロバ
イダが配信しようとしているストリームコンテンツに関
して、各々のコンテンツの必要とする配信品質要求、重
要度などに応じた配信ポリシーの選択を、ストリームコ
ンテンツプロバイダによって行うことが可能となり、そ
の配信要求を、ストリーム配信ネットワークにて受信し
て、その要求に最も適したストリーム配信網を選択して
ストリームコンテンツを配信するストリーム配信ネット
ワークサービスを行うことが可能となる。
【0028】また、本発明でのストリーム配信ネットワ
ークサービス方法は、ストリーム配信ネットワークサー
ビスプロバイダのネットワーク管理ポリシーに応じて、
利用可能なストリーム配信網の複数候補の中から、スト
リーム配信サーバから送信されているストリームコンテ
ンツに最も適したストリーム配信網を選択し、あるいは
配信経路を設定して配信することを特徴とする。
【0029】また、本発明のストリーム配信ネットワー
クサービスシステムは、ストリームコンテンツを受信す
る手段と、ストリーム制御プロトコルを用いてストリー
ムコンテンツ受信要求を行う手段を有するクライアント
端末と、ストリームコンテンツを転送する手段を有する
複数のストリーム配信網と、クライアント端末から送出
されたストリーム制御プロトコルを解析し、ストリーム
コンテンツ情報および要求情報を取得する手段と、前記
複数のストリーム配信網と接続する手段と、複数のスト
リーム配信網のうち利用可能なストリーム配信網を選択
する手段と、当該ストリームコンテンツ情報および要求
情報に最も適したストリーム配信網を選択し、あるいは
配信経路を設定する手段と、ストリームコンテンツを受
信する手段と、該ストリームコンテンツを選択されたス
トリーム配信網、あるいは設定された配信経路に送出す
る手段とを有する網選択型ストリーム配信装置と、スト
リームコンテンツをストリーム配信装置に送出する手段
と、ストリーム制御プロトコルを解析する手段とを有す
るストリーム配信サーバを有する。
【0030】本発明の他のストリーム配信ネットワーク
サービスシステムは、ストリームコンテンツを受信する
手段と、ストリーム制御プロトコルを用いてストリーム
コンテンツ受信要求を行う手段を有するクライアント端
末と、ストリームを転送する手段を有する複数のストリ
ーム配信網と、前記ストリームコンテンツ配信要求を受
信する手段と、該要求からコンテンツ情報を抽出する手
段と、複数のストリーム配信網と接続する手段と、前記
ストリーム配信網のうち利用可能なストリーム配信網を
選択する手段と、該ストリーム配信網の中から前記コン
テンツ情報に最も適したストリーム配信網を選択し、あ
るいは、配信経路を設定する手段と、ストリームコンテ
ンツを選択されたストリーム配信網、あるいは設定され
た配信経路に送出する手段を有する網選択型ストリーム
配信装置と、ストリームコンテンツ配信要求を送出する
手段を有するストリーム配信サーバを有する。
【0031】本発明のさらに他のストリーム配信ネット
ワークサービスシステムは、ストリームコンテンツを受
信する手段と、ストリーム制御プロトコルを用いてスト
リームコンテンツ受信要求を行う手段を有するクライア
ント端末と、ネットワーク管理ポリシーを設定管理する
ネットワーク管理ポリシーサーバと、ストリームコンテ
ンツを送出する手段と、ストリーム制御プロトコルを解
析する手段を有するストリーム配信サーバと、ストリー
ムコンテンツを転送する手段を有する複数のストリーム
配信網と、複数のストリーム配信網と接続する手段と、
前記ストリームコンテンツ情報を解析し、前記ネットワ
ーク管理ポリシーに応じて、利用可能なストリーム配信
網の複数候補の中から前記ストリームコンテンツに最も
適したストリーム配信網を選択し、あついは配信経路を
設定する手段と、前記ストリームコンテンツを選択され
た網あるいは設定された配信経路送出する手段を有する
網選択型ストリーム配信装置と、を有する。
【0032】また、本発明の実施態様では、網選択型ス
トリーム配信装置は、ストリーム配信サーバにより付与
されたストリーム識別子を解析する手段と、該ストリー
ム識別子からストリーム配信網を選択する手段とを有す
る。
【0033】また、本発明の実施態様では、ストリーム
配信網は、ストリーム配信装置により付与されたコンテ
ンツ識別子に基づいてストリームを転送する手段を有す
る。
【0034】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0035】図1は本発明の一実施形態のストリーム配
信ネットワークサービスシステムの構成図である。
【0036】本実施形態のストリーム配信ネットワーク
サービスシステムは、ストリームコンテンツを送出し、
またストリーム制御プロトコルを解析するストリーム配
信サーバ100と、ストリームコンテンツ情報および要
求情報を取得し、その情報に基づいて複数のストリーム
配信網候補から最も適した配信網を選択し、配信する網
選択型ストリーム配信装置200a,200bと、スト
リームコンテンツを転送するストリーム配信網300
a,300b,300cと、ストリームコンテンツを受
信し、ストリーム制御プロトコルを用いてストリームコ
ンテンツを要求するクライアント端末400a,400
bと、回線500a,500b,500c,500d,
500e,500f,500g,500h,500iで
構成されている。ここで、ストリーム配信網として3
網、クライアント端末として2端末を示しているが、こ
れは一例に過ぎない。
【0037】図2は網選択型ストリーム配信装置200
a,200bのブロック図である。
【0038】網選択型ストリーム配信装置200a,2
00bは回線終端部201a,201bとパケット振分
部202と制御パケット解析部203とストリームパケ
ット解析部204と経路選択部205と配信網候補管理
部207とパケット書換処理部208と仮想パス設定部
209と読出制御部210と書込処理部211と共通メ
モリ212と読出処理部213とパケットバッファ21
4と回線501〜503と仮想パス511,512で構
成されている。
【0039】パケット振分部202は、あて先UDPポ
ートとパケット種別からなるパケット振分テーブルにし
たがってパケット解析を行う。制御パケット解析部20
3は制御線230で通知されたメッセージを解析し、網
選択に必要な情報を選択する。経路選択部205には後
述する経路選択テーブルが格納されている。ストリーム
パケット解析部204は、パケット振分部202から通
知された情報(あて先IPアドレスとあて先UDPポー
ト番号)を元にして、経路選択部205に格納されてい
る配信網選択テーブルを検索し、配信網を決定し、共通
メモリ212中の該配信網に対応したパケットバッファ
214に書込処理部211により配信網を書き込む。さ
らに、経路選択テーブルを検索した結果、あて先IPア
ドレスやあて先UDPアドレス情報をパケット書換処理
部208に通知し、パケット書換処理部208により、
パケットバッファ214に格納されたストリームパケッ
トの書換を行う。読出制御部210はパケットバッファ
214に格納されているストリームパケットの読出時刻
を決定する。読出処理部213は読出制御部210で決
定された読出時刻にストリームパケットの読出を行う。
【0040】図3はストリーム配信サーバ100の構成
図である。
【0041】ストリーム配信サーバ100はストリーム
生成部101と制御パケット処理部102とストリーム
識別子処理部103と共通バッファ104と回線終端部
105で構成されている。
【0042】ストリーム生成部101はストリームコン
テンツを生成する。制御パケット処理部102は、受信
したメッセージを解析し、応答メッセージを生成し、共
通バッファ104、回線終端部105を介して回線50
0aからメッセージを送出する。ストリーム識別子処理
部103はストリームを識別するための識別子を生成す
る。
【0043】図4はクライアント端末400a,400
bの構成図である。
【0044】クライアント端末400a,400bはス
トリーム再生部401と制御パケット処理部402と共
通バッファ403と回線終端部404で構成されてい
る。
【0045】ストリーム再生部401はストリームコン
テンツを再生する。制御パケット処理部402は各種メ
ッセージを生成し、共通バッファ403、回路終端部4
04を介して回線500bに送出する。
【0046】第1の実施の形態 本発明の第1の実施の形態として、クライアント端末か
らのストリームコンテンツ受信要求を元にした網選択に
ついて、図1、図2、図3、図4、図10を参照して説
明する。本説明では、ストリーム制御プロトコルとし
て、IETFにより規定されたRTSP(Real Time St
reaming Protocol:RFC 2326)を例として用いた場合に
ついて説明する。
【0047】本説明中で送受信されるRTSPメッセー
ジについて表1に示す。表には、左からメッセージ番
号、メッセージ方向、メッセージ内容が記載されてい
る。全てのメッセージはTCPプロトコル上に格納され
ており、あて先ポートは554であるとする。メッセー
ジ方向において、C→Sはクライアント端末からストリ
ーム配信サーバへ送信されたメッセージを表し、S→C
はストリーム配信サーバからクライアント端末へ送信さ
れたメッセージを表す。メッセージ内容において、RT
SPメッセージに記述されたメッセージ内容のうち、主
なものを記載してある。また、(7)のメッセージにお
いては、ストリームコンテンツ情報を格納したストリー
ムパケットを表しており、表中には当該パケットが利用
するUDPポート番号を記載してある。図9にRTSP
メッセージシーケンスを示す。
【0048】
【表1】
【0049】(ストリームコンテンツ受信要求)まず、
クライアント端末400aでは、あるストリームコンテ
ンツに対する受信要求を行うため、制御パケット処理部
402でストリームコンテンツ受信要求メッセージ
(1)を生成し、共通バッファ403、回線終端部40
4を介して回線500bから当該メッセージを送出す
る。その結果、ストリーム配信装置200bを介し、ベ
ストエフォート網300aを経由して、ストリーム配信
装置200aにメッセージ(1)が到着する。
【0050】次に、網選択型ストリーム配信装置200
aでは、メッセージ(1)を受信し、パケット振分部2
02にて、RTSPメッセージであることを解析する。
パケット解析のシーケンスを図5に示す。パケット振分
部202においてパケットを受信した後(ステップ70
1)、表2に示したパケット振分テーブルにしたがっ
て、パケット振分を行う(ステップ702〜705)。
【0051】
【表2】
【0052】本説明における例では、RTSPパケット
はTCPのあて先ポート番号が554であることにより
識別可能であり、パケット振分部202にて、メッセー
ジ(1)のあて先ポートを解析した結果、554である
ことを同定し、ストリーム制御パケットであることを解
析し、ストリーム制御パケット処理へと処理を進めるこ
とができる。その解析結果により、制御線230を介し
て制御パケット解析部203に情報を通知する。制御パ
ケット解析部203では、メッセージ(1)の解析を行
い、網選択に必要な情報を抽出する。本例では、コンテ
ンツ名、帯域を抽出する。また、メッセージ(1)を回
線500aに対して送出する。次に、ストリーム配信サ
ーバ100では、メッセージ(1)を受信し、制御パケ
ット処理部102にてメッセージ(1)の解析を行い、
応答メッセージ(2)を生成し、共通バッファ104、
回線終端部105を介して回線500aから応答メッセ
ージ(2)を送出する。
【0053】次に、網選択型ストリーム配信装置200
aでは、メッセージ(2)を受信し、パケット振分部2
02にて、RTSPメッセージであることを解析し、制
御線230を介して制御パケット解析部203に情報を
通知する。制御パケット解析部203では、メッセージ
(2)の解析を行い、網選択に必要な情報を抽出する。
本例ではコンテンツ名を抽出する。また、メッセージ
(2)を回線500dに対して送出する。
【0054】次に、クライアント端末400aでは、メ
ッセージ(2)を受信し、制御パケット処理部402に
て該メッセージの解析を行い、当該ストリームコンテン
ツのセットアップを行う。
【0055】(ストリームコンテンツセットアップ)ま
ず、クライアント端末400aでは、当該ストリームコ
ンテンツのセットアップを行うため、制御パケット処理
部402にて、RTSP SETUPメッセージ(3)
を生成し、共通バッファ403、回線終端部404を介
して回線500bに送出する。
【0056】次に、網選択型ストリーム配信装置200
aでは、メッセージ(3)を受信し、パケット振分部2
02にて、RTSPメッセージであることを解析し、制
御線230を介して制御パケット解析部203に情報を
通知する。制御パケット解析部203では、メッセージ
(3)の解析を行い、網選択に必要な情報を抽出する。
本説明では、クライアント端末が受信するUDPポート
番号を抽出する。網選択に必要な情報を抽出できた段階
で、網経路選択処理を行う。図7に網経路選択処理フロ
ーを示す。
【0057】まず、ストリーム制御パケット(1)〜
(4)の解析により、網選択に必要な情報の抽出を行
い、その後、配信網候補管理部207で管理されている
テーブルを元にして、配信網経路候補の検索を行う。そ
の結果、要求に合致する配信網経路があった場合には、
該当する配信網を選択し、経路選択部205に格納され
た経路選択テーブルの設定を行う。
【0058】要求に合致する配信網経路がなかった場
合、ATM網やMPLS網のように、仮想的な配信網経
路を設定する能力を持った網が配信網候補の中にあり、
要求に合致する仮想パスとしてATM−PVCやATM
−SVC(Suwitched VirtualPath)MPLS−LSP
の設定が可能であれば、要求品質に適合する仮想パスの
設定を行い、経路選択テーブルの設定を行う。
【0059】さらに、仮想パスの設定が設定できない場
合、当該ストリームコンテンツに対してベストエフォー
ト網での配信を許容していれば、ベストエフォート網3
00aを選択し、経路選択テーブルの設定を行う。そう
でなければ、配信網候補がない旨を通知する。具体的に
は、本説明での例においては、RTSP 453 Not Enoug
h Bandwidthメッセージをクライアント端末400aに
対して送出する。
【0060】本説明における処理について、配信網候補
管理部207で管理されている配信網経路候補テーブル
の一例を表3に示し、説明する。
【0061】
【表3】
【0062】なお、配信網の候補は定期的に図8に示す
フローにしたがって接続性およびホップ数の確認が行わ
れており、接続性を失われた配信網経路が存在した場合
には、候補テーブルから削除されるものとする。すなわ
ち、配信網候補テーブルを検索し、状態を管理する配信
網を選択する(ステップ731,732)。ここで、対
向する配信装置への接続性があるかどうか調べ(ステッ
プ733)、あれば対向する配信装置へのホップ数を計
測し(ステップ734)、配信網候補テーブル情報(接
続性、ホップ数)を更新する(ステップ735)。なけ
れば、その配信網経路を配信網候補テーブルから削除す
る(ステップ736)。最後に、未更新配信網候補テー
ブルがあるかどうか調べ(ステップ737)、あればス
テップ732に戻る。なお、接続性ありの判断、ホップ
数の計測方法は当該技術で公知の方法を用いることがで
きる。
【0063】本説明における配信網の候補はベストエフ
ォート配信網300aと、配信網300b、配信網30
0cであり、利用可能帯域はそれぞれ、ベストエフォー
ト、4.5Mbps,1Mbpsである。本説明におけ
る当該ストリームコンテンツの要求帯域は1.5Mbp
sであるため、配信網経路候補テーブルの検索により、
配信網300bが要求に合致する配信網経路となり、該
配信網が選択される。あわせて、パケット振分テーブル
に当該ストリームコンテンツで利用するUDPポート番
号を登録する。表4に登録されたパケット振分テーブル
の例を示す。
【0064】
【表4】
【0065】網選択処理が終了した後、メッセージ
(3)を回線500aに対して送出する。
【0066】次に、ストリーム配信サーバ100では、
メッセージ(3)を受信し、制御パケット処理部102
にて当該メッセージ解析を行い、応答メッセージ(4)
を生成し、共通バッファ104、回線終端部105を介
して回線500aから当該メッセージを送出する。
【0067】次に、網選択型ストリーム配信装置200
aでは、メッセージ(4)を受信し、パケット振分部2
02にて、RTSPメッセージであることを解析し、制
御線230を介して制御パケット解析部203に情報を
通知する。制御パケット解析部203では、メッセージ
(4)の解析を行い、網選択に必要な情報を抽出する。
本説明ではUDPポート番号を抽出し、これをコンテン
ツ識別子として利用する。これを用いることより、下流
の転送装置でコンテンツを識別する。あわせて、経路選
択テーブルに当該UDPポート番号を登録する。表5に
経路選択テーブルの例を示す。
【0068】
【表5】
【0069】また、メッセージ(4)を回線500dに
対して送出する。
【0070】次に、クライアント端末400aでは、メ
ッセージ(4)を受信し、制御パケット処理部402に
て当該メッセージの解析を行い、当該ストリームコンテ
ンツの開始要求を行う。
【0071】(ストリームコンテンツ配信開始)まず、
クライアント端末400aでは、当該ストリームコンテ
ンツの開始要求を行うため、制御パケット処理部402
にて、RTSP PLAYメッセージ(5)を生成し、
共通バッファ403、回線終端部404を介して回線5
00bに送出する。
【0072】次に、網選択型ストリーム配信装置200
aでは、メッセージ(5)を受信し、パケット振分部2
02にて、RTSPメッセージであることを解析し、制
御線230を介して制御パケット解析部203に情報を
通知する。制御パケット解析部203では、当該メッセ
ージ(5)の解析を行い、ストリームパケットを配信す
るために必要な設定を行う。本説明の例においては、ス
トリーム制御パケット(1)〜(4)により既に取得し
た、送信元UDPポート番号、あて先UDPポート番号
を対応付けし、パケット書換処理部208に設定する。
また、メッセージ(5)を回線500aに送出する。
【0073】次に、ストリーム配線サーバ100におい
て、メッセージ(5)を受信し、制御パケット処理部1
02にて当該メッセージの解析を行い、応答メッセージ
(6)を生成し、共通バッファ104、回線終端部10
5を介して回線500aから当該メッセージを送出す
る。
【0074】(ストリームコンテンツ配信)まず、スト
リーム配信サーバ100において、ストリーム生成部1
01にて当該ストリームコンテンツを生成し、共通バッ
ファ104、回線終端部105を介して、回線500a
に対して、ストリームパケットの送出を開始する。
【0075】次に、網選択型ストリーム配信装置200
aでは、当該ストリームパケットを受信し、パケット振
分部202にて、図5に示したパケットの解析を行い、
ストリームパケットであることを解析し、ストリームパ
ケット解析部204に情報を通知する。本説明での例に
おいては、あて先IPアドレスとあて先UDPポート番
号を通知する。ストリームパケット解析部204での処
理について、図7を参照しながら説明する。ストリーム
パケット解析部204では、当該情報を元にして、経路
選択部205に格納された配信網選択テーブルを検索し
(ステップ721,722)、配信網を決定し、該配信
網に対応したパケットバッファ214に書き込む(ステ
ップ723)。複数対地への配信が必要な場合には、パ
ケットコピー処理を行う(ステップ724,725)。
さらに、経路選択テーブルを検索した結果、あて先IP
アドレスやあて先UDPポート番号の変更に伴うパケッ
ト書換が必要な場合には、新しいあて先IPアドレスや
あて先UDPアドレス情報をパケット書換処理部208
に通知し、パケットバッファ214に格納された該スト
リームパケットの書換を行う(ステップ726,72
7)。さらに、該ストリームパケットの読出時刻を読出
制御部210により決定し、該時刻に読出処理213か
ら該ストリームパケットの読出を行い、回線終端部20
1bを介して回線500eに該ストリームパケットを送
出する(ステップ728)。該ストリームパケットは配
信網300bを経由し、ストリーム配信装置200bお
よび回線500bを介してクライアント端末400aに
配信される。
【0076】以上、説明した第1の実施の形態により、
クライアント端末からのストリームコンテンツ受信要求
を元にして、その要求に応じたストリーム配信網を選択
して、ストリーム配信サービスを行うことができる。
【0077】以上の説明では、クライアント端末からの
ストリームコンテンツ受信要求情報として、RTSPメ
ッセージ中に記載された帯域情報の場合について説明し
たが、通常、そのストリームが必要とする帯域毎にスト
リームコンテンツ名を記述している(例えば、live 30
0. mov)ということを鑑みて、RTSPメッセージ中に
記載されたコンテンツ名を元にして、該ストリームコン
テンツが要求する帯域情報を抽出し、適切な網を選択す
ることは容易に可能である。
【0078】また、クライアント端末からのストリーム
コンテンツ受信要求情報として、RTSPメッセージの
場合について説明したが、これ以外のストリーム制御プ
ロトコルの場合でも必要な要求情報を抽出することによ
り、適切な網を選択することは容易に可能である。
【0079】また、本説明ではコンテンツ識別子とし
て、あて先UDPポート番号を用いる例を説明したが、
仮想パス設定可能な配信網を利用可能な場合には、コン
テンツ識別子として、仮想パス識別子を用いることは容
易に可能である。これにより、特定のコンテンツに対し
て、配信網経路の確定や、配信帯域の保証等を行うこと
ができる。また、コンテンツ識別子として、IP Precede
nceを用いる場合には、全てのコンテンツの識別を行う
ことができなくなるが、特定のコンテンツもしくはコン
テンツ群に対して、優先的に転送を行うことが可能とな
る。
【0080】また、本説明では、クライアント端末から
のストリームコンテンツ受信要求情報として、帯域に着
目して、網選択を行う例について説明したが、表3に示
したとおり、配信ホップ数、もしくは、配信遅延、パケ
ット廃棄率が最も少ない配信網に着目して、当該ストリ
ームコンテンツの配信網を選択することは容易に可能で
ある。
【0081】また、本説明では、ATM−PVCを利用
した配信網300bを選択する例について説明したが、
表3に示したとおり、仮想パス設定可能な配信網に対し
て、仮想パス設定部209の設定指示にしたがい、当該
ストリームコンテンツの要求情報を満足する仮想パスを
設定することは容易に可能である。
【0082】第2の実施の形態 本発明の第2の実施の形態として、ストリーミングコン
テンツプロバイダからのストリームコンテンツ配信要求
を元にした網選択について、図1、図2、図4を参照し
て説明する。本説明では、第1の実施の形態と同様に、
ストリーム制御プロトコルとして、IETFにより規定
されたRTSPを例として用いた場合について説明す
る。なお、第1の実施の形態と同じ処理をする部分につ
いては、説明を省略する。
【0083】(ストリームコンテンツ配信要求)まず、
ストリーム配信サーバ100から、あるストリームコン
テンツに対して配信要求をストリーム配信装置200a
に対して行うため、ストリーム識別子生成部101にて
当該ストリームを識別するためのストリーム識別子を生
成する。本説明では、UDPポート番号をストリーム識
別子とする例を説明する。制御パケット処理部102に
て、該ストリーム識別子を含む制御パケットを生成し、
共通バッファ104、回線終端部105を介して、回線
500aに当該制御パケットを送出する。本説明では、
表6に示すとおり、RTSP Announceメッセ
ージを用いて当該ストリーム識別子情報を通知する。
【0084】
【表6】
【0085】ここで、制御メッセージaはストリーム配
信サーバ100からストリーム配信装置200aへ送信
されるメッセージであり、制御メッセージbは、ストリ
ーム配信装置200bからストリーム配信サーバ100
へ送信されるメッセージである。図10にストリームに
おける配信要求におけるメッセージシーケンスを示す。
【0086】次に、ストリーム配信装置200aでは、
当該メッセージaを受信し、パケット振分部202にお
いてパケットを受信した後、表2に示したパケット振分
テーブルにしたがって、パケット振分を行う。本説明に
おける例では、RTSPパケットを配信要求メッセージ
として利用しているため、第1の実施の形態での説明と
同様に、UDPのあて先ポート番号が554であること
により、ストリーム制御パケットであることを解析し、
ストリーム制御パケット処理へと処理を進めることがで
きる。その解析結果により、制御線230を介して制御
パケット解析部203に情報を通知する。制御パケット
解析部203では、メッセージaの解析を行い、網選択
に必要な情報を抽出する。本説明では、コンテンツ名、
帯域、およびストリーム識別子であるUDPポート番号
を抽出する。
【0087】次に、当該ストリームコンテンツ配信要求
に対して、網経路選択処理を行う。本説明では、第1の
実施の形態と同様に、図6に示した網経路選択処理フロ
ーにしたがい、配信網300bが、要求に対する最も適
した配信網として選択される。すなわち、ストリーム制
御パケットを解析して(ステップ711)、配信網候補
テーブルを検索する(ステップ712)。要求に合致し
する配信網経路があれば、その配信網を選択し(ステッ
プ713,714)、要求に合致する仮想パスが設定可
能であれば仮想パスを設定し(ステップ715,71
6)、ベストエフォート配信可能であればベストエフォ
ート網を選択し(ステップ717,718)、可能でな
ければ配信網候補なしを通知し(ステップ719)、最
後に経路選択テーブルを設定する(ステップ720)。
選択結果について、経路選択テーブルに、当該コンテン
ツ名およびUDPポート番号を登録する。
【0088】次に、メッセージbをストリーム配信サー
バ100に対して送出する。
【0089】(ストリームコンテンツ受信要求)まず、
クライアント端末400aで、当該ストリームコンテン
ツに対する受信要求を行うため、制御パケット処理部4
02で当該ストリームコンテンツ受信要求メッセージ
(1)を生成し、回線500bから当該メッセージを送
出する。
【0090】次に、ストリーム配信装置200aでは、
メッセージ(1)を受信し、パケット振分部202にて
RTSPパケットであることを解析し、制御パケット解
析部203にて、メッセージの解析を行う。この結果、
既に網選択されているストリームコンテンツであること
から、新たな網選択処理は行わず、回線500aから当
該メッセージを送出する。
【0091】(ストリームコンテンツセットアップ)ま
ず、クライアント端末400aでは、当該ストリームコ
ンテンツのセットアップを行うため、RTSP SET
UPメッセージ(3)で生成し、回線500bに送出す
る。
【0092】次に、網選択型ストリーム配信装置200
aでは、メッセージ(3)を受信し、パケット振分部2
02にて、RTSPメッセージであることを解析し、制
御線230を介して制御パケット解析部203に情報を
通知する。制御パケット解析部203では、メッセージ
(3)の解析を行い、網選択に必要な情報を抽出する。
本説明では、クライアント端末が受信するUDPポート
番号を抽出し、経路選択テーブルに該情報の設定を行
う。
【0093】(ストリームコンテンツ配信開始および配
信)第1の実施の形態で説明したとおり、クライアント
端末からのストリーム配信開始要求メッセージ(5)の
処理終了後、当該ストリームコンテンツの配信要求に応
じた配信網であるストリーム配信網300bを経由し
て、当該ストリームコンテンツの配信が行われる。
【0094】以上、説明した第2の実施の形態により、
ストリームコンテンツプロバイダからのストリームコン
テンツ配信要求を元にして、その要求に応じたストリー
ム配信網を選択して、ストリーム配信サービスを行うこ
とができる。本実施形態では、クライアント端末からの
配信要求に先立って、ストリーム配信網の選択・設定を
行うことができるため、ストリームコンテンツプロバイ
ダが意図した配信品質により、ストリーム配信を行うこ
とができる利点がある。
【0095】以上の説明では、配信すべきストリームを
識別するストリーム識別子として、UDPポートを用い
る場合を例として説明したが、コンテンツ名やIP Prece
dence、ATMのVC、MPLSラベルを用いて、当該
ストリームコンテンツを配信する配信網の選択を行うこ
とは容易に可能である。
【0096】第3の実施の形態 本発明の、第3の実施の形態として、ストリーム配信ネ
ットワークサービスプロバイダのネットワーク管理ポリ
シーに応じた網選択について、図11、図12を参照し
て説明する。本発明では、第1の実施の形態と同様に、
ストリーム制御プロトコルとして、IETFにより規定
されたRTSPを例として用いた場合について説明す
る。なお、第1の実施の形態、あるいは第2の実施の形
態と同じ処理をする部分については、説明を省略する場
合がある。
【0097】図11は本実施形態のストリーム配信ネッ
トワークサービスシステムの構成を示す図である。図1
に示した構成例との違いは、ネットワーク管理ポリシー
を設定・管理するサーバ600と、サーバ600で設定
されたネットワーク管理ポリシーをストリーム配信装置
200a、200bに設定するための回線500j、5
00kが加わった点にある。
【0098】表7は、ネットワーク管理ポリシーテーブ
ルの例である。ネットワーク管理ポリシーサーバ600
により設定され、ストリーム配信装置200a、200
bの配信網候補管理部207にて管理される。
【0099】
【表7】
【0100】(ストリームコンテンツ管理ポリシー設
定)まず、ストリーム配信ネットワークにおいて配信し
ようとするストリームコンテンツに対して、利用可能な
ストリーム配信網300a〜300cのうち、配信する
網をあらあじめ決めておき、サーバ600に設定し、回
線500j、500kを介して、ストリーム配信装置2
00a、200bに設定しておく。本例では、表7に示
すとおり、サーバ名、コンテンツ名、サーバの利用する
ポート番号を特定し、該コンテンツが配信されるストリ
ーム配信網を設定する。なお、全てのストリームコンテ
ンツに対して、あらかじめ決めておく必要はない。
【0101】(ストリームコンテンツ受信要求)まず、
第1の実施例の形態と同様に、クライアント端末400
aからのストリームコンテンツ受信要求メッセージ
(1)がストリーム配信装置200aに到着したものと
する。
【0102】ストリーム配信装置200aでの配信経路
選択を図12にて説明する。まず、メッセージ(1)を
受信し、RTSPメッセージであることを解析し、網選
択に必要な情報を抽出する(ステップ711)。ここで
は、サーバ名、コンテンツ名を抽出する。その情報を元
にして、配信経路選択を行う。次に、ネットワーク管理
ポリシーテーブル(表7)を検索する(ステップ74
1)。要求に合致する配信網経路があった場合には、ポ
リシーテーブルに記載された配信網を選択し、経路選択
テーブルの設定を行う(ステップ742、714、72
0)。要求に合致する配信網経路がなかった場合には、
第1の実施の形態で説明した手順にしたがって、配信網
経路の選択もしくは設定が行われる(ステップ712〜
720)。
【0103】以降のストリームコンテンツセットアップ
や、ストリームコンテンツ配信開始および配信について
は、第1の実施の形態と同様の手順にて行われる。
【0104】以上、説明した第3の実施の形態により、
ストリーム配信ネットワークサービスプロバイダのネッ
トワーク管理ポリシーに応じて、あるストリームコンテ
ンツに対して、網を選択して、ストリーム配信サービス
を行うことができる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記のような効果がある。 1)請求項1と26の発明は、ストリーム配信ネットワ
ークサービスにおいて、クライアント端末が受信要求し
たストリームコンテンツの情報もしくは配信要求に基づ
いて、その要求に最も適したストリーム配信網を選択し
て、当該ストリームコンテンツを配信することが可能と
なる。 2)請求項18と27の発明は、ストリームコンテンツ
プロバイダが配信要求を行うストリームコンテンツの情
報もしくは配信要求に基づいて、その要求に最も適した
ストリーム配信網を選択して、当該ストリームコンテン
ツを配信することが可能となる。 3)請求項25と28の発明は、ストリーム配信ネット
ワークサービスプロバイダのネットワーク管理ポリシー
に応じて、あるストリームコンテンツに対して、網を選
択してストリーム配信サービスを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のストリーム配信ネットワ
ークサービスシステムの構成図である。
【図2】網選択ストリーム配信装置200a,200b
のブロック図である。
【図3】ストリーム配信サーバ100のブロック図であ
る。
【図4】クライアント端末400a,400bのブロッ
ク図である。
【図5】パケット解析のフローチャートである。
【図6】網経路選択処理のフローチャートである。
【図7】網経路選択処理のフローチャートである。
【図8】配信網の候補の接続性およびホップ数の確認処
理を示すフローチャートである。
【図9】RTSPメッセージシーケンスを示す図であ
る。
【図10】ストリーム配信要求におけるメッセージシー
ケンスを示す図である。
【図11】本発明の他の実施形態のストリーム配信ネッ
トワークサービスシステムの構成図である。
【図12】図11のシステムにおける網経路選択処理の
フローチャートである。
【符号の説明】
100 ストリーム配信サーバ 200a,200b 網選択型ストリーム配信装置 300a,300b,300c ストリーム配信網 400a,400b クライアント端末 500a,500b,・・・・,500k 通信回
線 600 ネットワーク管理ポリシーサーバ 201a,201b 回線終端部 202 パケット振分部 203 制御パケット解析部 204 ストリームパケット解析部 205 経路選択部 207 配信網候補管理部 208 パケット書換処理部 209 仮想パス設定部 210 読出制御部 211 書込処理部 212 共通メモリ 213 読出処理部 214 パケットバッファ 101 ストリーム生成部 102 制御パケット処理部 103 ストリーム識別子処理部 104 共通バッファ 105 回線終端部 401 ストリーム再生部 402 制御パケット処理部 403 共通バッファ 404 回線終端部 701〜705、711〜728、731〜737、7
41、742 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳本 清 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 牛島 重彦 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 市川 弘幸 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA04 GB01 JA07 JB06 KA12 KC23 KE02 KG08 5K030 GA01 GA20 HA08 HA10 HB02 HB14 HB28 JA06 JT04 KA13 KX18 LB05 LB08 LC09 LC15

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリーム配信ネットワークにおいて、 クライアント端末から送出されたストリームコンテンツ
    の受信要求を受信し、該要求からコンテンツ情報を抽出
    し、 利用可能な配信網の複数候補の中から前記コンテンツ情
    報に最も適したストリーム配信網を選択し、あるいは配
    信経路を設定し、 ストリーム配信サーバから送信されているコンテンツの
    うち、前記クライアント端末が受信要求したコンテンツ
    を選択し、 前記クライアント端末宛てに、受信要求されたコンテン
    ツを、選択されたストリーム配信網、あるいは設定され
    た配信経路を用いて配信するストリーム配信ネットワー
    クサービス方法。
  2. 【請求項2】 前記クライアント端末から送出されたス
    トリーム制御プロトコルメッセージに記述されたストリ
    ームコンテンツ情報および要求情報、該メッセージに対
    するストリーム配信サーバから応答されたストリーム制
    御プロトコルメッセージに記述されたストリームコンテ
    ンツ情報および要求情報の少なくとも1つを用いて、前
    記コンテンツ情報に最も適したストリーム配信網を選択
    し、あるいは配信経路を設定する、請求項1記載のスト
    リーム配信ネットワークサービス方法。
  3. 【請求項3】 RTSPリクエストに記述された帯域情
    報を用いてストリーム配信網を選択し、あるいは配信経
    路を設定する、請求項1記載のストリーム配信ネットワ
    ークサービス方法。
  4. 【請求項4】 RTSPリクエストに記述されたコンテ
    ンツ名を用いてストリーム配信網を選択し、あるいは配
    信経路を設定する、請求項1記載のストリーム配信ネッ
    トワークサービス方法。
  5. 【請求項5】 UDPポート番号を用いてストリーム配
    信網を選択し、あるいは配信経路を設定する、請求項2
    に記載のストリーム配信ネットワークサービス方法。
  6. 【請求項6】 前記クライアント端末から送出されたス
    トリームコンテンツ受信要求に応じて、前記コンテンツ
    情報、およびその要求情報を識別するコンテンツ識別子
    を選択し、 該コンテンツ識別子を、ストリーム配信サーバから送出
    されたコンテンツと対応付けし、かつ、前記コンテンツ
    情報に付与し、 選択されたストリーム配信網または設定された配信経路
    に該コンテンツを送出する、請求項1記載のストリーム
    配信ネットワークサービス方法。
  7. 【請求項7】 UDPのポート番号を前記コンテンツ識
    別子として用いる、請求項6に記載のストリーム配信ネ
    ットワークサービス方法。
  8. 【請求項8】 IP Precedence を前記コンテンツ識別子
    として用いる、請求項6に記載のストリーム配信ネット
    ワークサービス方法。
  9. 【請求項9】 仮想パス識別子を前記コンテンツ識別子
    として用いる、請求項6に記載のストリーム配信ネット
    ワークサービス方法。
  10. 【請求項10】 前記仮想パス識別子としてATMのV
    C(バーチャルコネクション)を用いる、請求項9に記
    載のストリーム配信ネットワークサービス方法。
  11. 【請求項11】 前記仮想パス識別子としてMPLSの
    ラベルを用いる、請求項9に記載のストリーム配信ネッ
    トワークサービス方法。
  12. 【請求項12】 クライアント端末から送出されたスト
    リームコンテンツの受信要求のうち、帯域に関するQo
    S要求情報を用いて、利用可能なストリーム配信網の複
    数候補のうち、当該QoS要求を満足する帯域を有する
    ストリーム配信網を選択する、請求項1に記載のストリ
    ーム配信ネットワークサービス方法。
  13. 【請求項13】 クライアント端末から送出されたスト
    リームコンテンツの受信要求を満足するストリーム配信
    網の複数候補のうち、配信ホップ数が最も少ないストリ
    ーム配信網を選択する、請求項1に記載のストリーム配
    信ネットワークサービス方法。
  14. 【請求項14】 クライアント端末から送出されたスト
    リームコンテンツの受信要求を満足するストリーム配信
    網の複数候補のうち、配信遅延が最も少ないストリーム
    配信網を選択する、請求項1に記載のストリーム配信ネ
    ットワークサービス方法。
  15. 【請求項15】 クライアント端末から送出されたスト
    リームコンテンツの受信要求を満足するストリーム配信
    網の複数候補のうち、パケット廃棄率が最も少ないスト
    リーム配信網を選択する、請求項1に記載のストリーム
    配信ネットワークサービス方法。
  16. 【請求項16】 クライアント端末から送出されたスト
    リームコンテンツの受信要求に応じて、当該要求を満足
    するATMのVCを設定する、請求項1に記載のストリ
    ーム配信ネットワークサービス方法。
  17. 【請求項17】 クライアント端末から送出されたスト
    リームコンテンツの受信要求に応じて、当該要求を満足
    するMPLSのLSPを設定する、請求項1に記載のス
    トリーム配信ネットワークサービス方法。
  18. 【請求項18】 ストリーム配信ネットワークにおい
    て、 ストリームコンテンツプロバイダからのストリームコン
    テンツ配信要求を受信し、 該要求からコンテンツ情報を抽出し、 利用可能なストリーム配信網の複数候補の中から前記コ
    ンテンツ情報に最も適したストリーム配信網を選択し、
    あるいは配信経路を設定し、 ストリーム配信サーバから送信されているコンテンツの
    うち、前記ストリームコンテンツプロバイダが配信要求
    をするコンテンツを選択し、 当該ストリームコンテンツに対して受信要求を行うクラ
    イアント端末宛てに、前記ストリームコンテンツを、選
    択された該ストリーム配信網、あるいは設定された配信
    経路を用いて配信するストリーム配信ネットワークサー
    ビス方法。
  19. 【請求項19】 前記ストリームコンテンツプロバイダ
    が配信を所望するストリームコンテンツに対してストリ
    ーム識別子を付与し、 前記ストリーム配信サーバから送信されたストリームコ
    ンテンツを受信し、前記コンテンツからストリーム識別
    子を抽出し、 ストリーム配信網を選択し、あるいは配信経路を設定す
    る、請求項18に記載のストリーム配信ネットワークサ
    ービス方法。
  20. 【請求項20】 前記ストリーム識別子としてコンテン
    ツ名を用いて、前記ストリームコンテンツを配信するス
    トリーム配信網の選択または配信経路設定を行う、請求
    項19に記載のストリーム配信ネットワークサービス方
    法。
  21. 【請求項21】 前記ストリーム識別子としてUDPポ
    ート番号を用いて、前記ストリームコンテンツを配信す
    るストリーム配信網の選択または配信経路設定を行う、
    請求項19に記載のストリーム配信ネットワークサービ
    ス方法。
  22. 【請求項22】 ストリーム識別子としてIP Precedenc
    eを用いて、前記ストリームコンテンツを配信するスト
    リーム配信網の選択または配信経路設定を行う、請求項
    19に記載のストリーム配信ネットワークサービス方
    法。
  23. 【請求項23】 ストリーム識別子としてATMのVC
    を用いて、前記ストリームコンテンツを配信するストリ
    ーム配信網の選択または配信経路決定を行う、請求項1
    9に記載のストリーム配信ネットワークサービス方法。
  24. 【請求項24】 前記ストリーム識別子としてMPLS
    ラベルを用いて、前記ストリームコンテンツを配信する
    ストリーム配信網の選択または配信経路設定を行う、請
    求項18に記載のストリーム配信ネットワークサービス
    方法。
  25. 【請求項25】 ストリーム配信ネットワークにおい
    て、 ストリーム配信ネットワークサービスプロバイダのネッ
    トワーク管理ポリシーに応じて、利用可能なストリーム
    配信網の複数候補の中から、ストリーム配信サーバから
    送信されている該ストリームコンテンツに最も適したス
    トリーム配信網を選択し、あるいは配信経路を設定し、 前記ストリームコンテンツに対して受信要求を行うクラ
    イアント端末宛てに、前記ストリームコンテンツを、選
    択されたストリーム配信網、あるいは設定された配信経
    路を用いて、配信する、ストリーム配信ネットワークサ
    ービス方法。
  26. 【請求項26】 ストリーム配信ネットワークにおい
    て、 ストリームコンテンツを受信する手段と、ストリーム制
    御プロトコルを用いてストリームコンテンツ受信要求を
    行う手段を有するクライアント端末と、 ストリームコンテンツを転送する手段を有する複数のス
    トリーム配信網と、 前記クライアント端末から送信されたストリーム制御プ
    ロトコルを解析し、ストリームコンテンツ情報および要
    求情報を取得する手段と、前記複数のストリーム配信網
    と接続する手段と、前記ストリーム配信網のうち利用可
    能なストリーム配信網を選択する手段と、該ストリーム
    配信網の中から前記ストリームコンテンツ情報および要
    求情報に最も適したストリーム配信網を選択する手段
    と、配信経路を設定する手段と、ストリームコンテンツ
    を受信する手段と、前記ストリームコンテンツを選択さ
    れたストリーム配信網または設定された配信経路に送出
    する手段とを有する網選択型ストリーム配信装置と、 ストリームコンテンツを前記ストリーム配信装置に送出
    する手段と、ストリーム制御プロトコルを解析する手段
    とを有するストリーム配信サーバとを有するストリーム
    配信ネットワークサービスシステム。
  27. 【請求項27】 ストリーム配信ネットワークにおい
    て、 ストリームコンテンツを受信する手段と、ストリーム制
    御プロトコルを用いてストリームコンテンツ受信要求を
    行う手段を有するクライアント端末と、 ストリームを転送する手段を有する複数のストリーム配
    信網と、 前記ストリームコンテンツ配信要求を受信する手段と、
    該要求からコンテンツ情報を抽出する手段と、前記複数
    のストリーム配信網と接続する手段と、前記ストリーム
    配信網のうち利用可能なストリーム配信網を選択する手
    段と、該ストリーム配信網の中から前記コンテンツ情報
    に最も適したストリーム配信網を選択し、あるいは配信
    経路を設定する手段と、ストリームコンテンツを選択さ
    れたストリーム配信網または設定された配信経路に送出
    する手段を有する網選択型ストリーム配信装置と、 ストリームコンテンツ配信要求を送出する手段を有する
    ストリーム配信サーバとを有するストリーム配信ネット
    ワークサービスシステム。
  28. 【請求項28】 ストリーム配信ネットワークにおい
    て、 ストリームコンテンツを受信する手段と、ストリーム制
    御プロトコルを用いてストリームコンテンツ受信要求を
    行う手段を有するクライアント端末と、 ネットワーク管理ポリシーを設定管理するネットワーク
    管理ポリシーサーバと、 ストリームコンテンツを送出する手段と、ストリーム制
    御プロトコルを解析する手段を有するストリーム配信サ
    ーバと、 ストリームコンテンツを転送する手段を有する複数のス
    トリーム配信網と、 前記複数のストリーム配信網と接続する手段と、前記ス
    トリームコンテンツ情報を解析し、前記ネットワーク管
    理ポリシーに応じて、利用可能なストリーム配信網の複
    数候補の中から前記ストリームコンテンツに最も適した
    ストリーム配信網を選択し、あるいは配信経路を設定す
    る手段と、前記ストリームコンテンツを選択されたスト
    リーム配信網あるいは設定された配信経路に送出する手
    段を有する網選択型ストリーム配信装置とを有するスト
    リーム配信ネットワークサービスシステム。
  29. 【請求項29】 前記網選択型ストリーム配信装置が、
    前記ストリーム配信サーバにより付与されたストリーム
    識別子を解析する手段と、該ストリーム識別子からスト
    リーム配信網を選択し、あるいは配信経路を設定する手
    段とをさらに有する、請求項26から28のいずれか1
    項に記載のストリーム配信ネットワークサービスシステ
    ム。
  30. 【請求項30】 前記ストリーム配信網は、前記ストリ
    ーム配信装置により付与されたコンテンツ識別子に基づ
    いてストリームを転送する手段を有する、請求項26か
    ら28のいずれか1項に記載のストリーム配信ネットワ
    ークサービスシステム。
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