JP3299820B2 - アクティブコントロールシート - Google Patents

アクティブコントロールシート

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栄一 鈴木
恒雄 飛田
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0224Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
    • B60N2/0244Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体の動きとは独立し
た動きをするアクティブコントロールシートに関する。
【0002】
【従来の技術】車両が、たとえば、制動作用を受ける
と、前輪が沈み且つ後輪が浮き上る。又、右へカーブを
取る車両は左方向の遠心力により外輪が沈み且つ内輪が
浮き上る。加えて、凹凸路面を走行する車両は、路面に
応じて上下振動をする。このような車両の動きに対し、
路面状況や車両の運動に関係なく、車両の姿勢を一定に
保つ試みがある。
【0003】この試みを具体化する手段として、アクテ
ィブサスペンションが提供される。代表的なアクティブ
サスペンションは、通常(パッシブ)のサスペンション
に動力源を付加し、路面状況や車両の運動に応じて、ア
クチュエータに油圧を供給し、自らストロークを作り、
車両の姿勢を一定に保つ構成となっている。動力源は、
各種のセンサー(車高センサー、車速センサー、Gセン
サー、操舵角センサー、油圧油温センサー等)からの信
号に基づいて演算した関数により、連続的に制御され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した如きアクティ
ブサスペンションは、路面の細い凹凸や車両の細い運動
変化に追従するようアクチュエータを動かすと、ポンプ
の仕事量が大きく、又、センサーも多くなり制御が複雑
となって、コスト高となる。従って、この手段は、量産
車に必ずしも最適なものと云えない。
【0005】そこで、モータにより動作するリンク機構
を用いシートクッションを傾動させ、車両の走行姿勢に
関係なく乗員の姿勢を常に安定させようとする試みがあ
る。この試みが実開平2−68220号公報に開示され
る。この例は、モータが制御手段により車両が受ける横
加速度とは反対方向にシートクッションを傾動させる
が、このシート傾動角は操舵角と関数となっている。操
舵角に基づいてシートを傾動させるようにモータを作動
制御するので、乗員の姿勢を確実に安定させることが困
難である。それ故に、本発明は前述した従来技術の不具
合を解消させることを解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、車速と操舵角によりみかけの横加速
度を演算し、シートの傾きを決め、好ましくは、加速度
の立ち上がり速度に応じて駆動手段の作動速度を決める
手段を基本的に採用する。
【0007】本発明は、具体的には、シートクッション
フレームに配され且つシートを傾動させるための傾動手
段、該傾動手段を動作させる駆動手段、車両の操舵速度
により車両が受ける加速度発生速度を演算し該演算され
た加速度発生速度に基づいて前記駆動手段の作動速度を
制御する制御手段を有するアクティブコントロールシー
トを提供する。
【0008】好ましくは、前記制御手段は、さらに、車
両への乗員の乗降を想定し該想定された乗員の乗降に基
づいて前記駆動手段の作動を制御する。
【0009】
【作用】シート傾動のための駆動手段は、車両の車速及
び操舵角より演算される車両が受けるであろう加速度に
基づいてその作動量が制御されて作動し、これにより、
傾動手段が動作して車両が受ける加速度とは反対方向に
シートクッションが傾動させられる。
【0010】
【実施例】図6を参照するシートクッションフレーム1
は、スチール製の枠形をなし、その左右側片の前方部内
側にセクタギヤ2を回動自在に支持する。さらに、その
左右側片の後方部内側にベルクランク3の中央部を回動
自在に支持させる。セクタギヤ2の上向きのアーム4
と、ベルクランク3の下向き片5をコイルスプリング6
を介して連結し、セクタギヤ2のピン7を中心とした回
動運動を、該コイルスプリング6を介して、ベルクラン
ク3に伝達可能とする。
【0011】セクタギヤ2の取付位置より後方であって
シートの横方向に延在するよう中空バー8の両端をフレ
ーム1の左右側片に固着する。バー8の左右にバー8に
対して回動自在に対のブラケット9を配し且つ該ブラケ
ット9の側方にバー8に巻回されたスプリング10を配
し、スプリング10の一端をブラケット9に結合させ
る。スプリング10の他方の端部11をセクタギヤ2の
方向へ延在させる。各ブラケット9をリンク12を介し
てセクタギヤ2に連結する。
【0012】セクタギヤ2とバー8との間に、バー8と
平行に回転軸13を配す。回転軸13の両端をフレーム
1の左右側片に回転自在に支持させる。回転軸13は、
バー8に支持された減速ギヤ付電動モータ14と協働
し、モータ14の回転方向と回転量に応じた回転をな
す。モータ14はECU27によりその作動が制御され
る。回転軸13の左右に対のピニオン15を固定し、一
方のピニオン15をセクタギヤ2に直接噛合せ、他方の
ピニオン15をアイドルギヤ16を介してセクタギヤ2
に噛合せる。
【0013】フレーム1の上方にクッションパン18を
配し、このクッションパン18の左右側片の前部をバー
8に巻回されたコイルスプリング10の端部11に連結
し、その後部をベルクランク3の上向き片19の先端に
支持させる。
【0014】次に、前述したリンク機構の動作について
述べる。図6において、電動モータ14を一方向に作動
させて回転軸13を時計方向に回転させると、右側のピ
ニオン15が同方向に回動し、右側のセクタギヤ2を反
時計方向に回動させる。このため、ベルクランク3も時
計方向に回動し、その上向き片19を上昇させ、クッシ
ョンパン18の右側を立上らせる。一方、左側のピニオ
ン15の回転運動は、アイドルギヤ16を介して左側の
セクタギヤ2に伝達され、該セクタギヤ2を時計方向に
回動させる。この動きは、左側のベルクランク3へ伝達
されベルクランク3を反時計方向に回動させる。即ちク
ッションパン18の左側を下降させる。かくして、クッ
ションパン18が右上り左下りの傾きとなる。逆のシー
トクッションの傾きを欲するときは、電動モータ14を
他方向に作動させて回転軸13を反時計方向に回転させ
る。
【0015】図1を参照する。ECU27の入力ポート
P1〜P7には、車両の速度を検出する車速センサ2
8、車両の操舵角及び操舵速度を検出するステアリング
センサ29、車両ドアの開閉状態を検出するドアスイッ
チ30、車両シートベルトの脱着状態を検出するシート
ベルトスイッチ31、車両イグニッションのオン・オフ
状態を検出するイグニッションスイッチ32、ECU2
7の作動を選択的に切り換える切換スイッチ33、34
が接続されている。又、ECU27の出力ポートP8、
P9には駆動回路35を介して電動モータ14が接続さ
れている。
【0016】図7にシート25を左右に傾動させたとき
の乗員26の姿勢を示す。
【0017】ECU27の作動を説明する。ECU27
は図2ないし図4に示されるフローチャートに従って作
動させられ、電動モータ14の作動を制御する。詳しく
説明すると、切換スイッチ33からの信号がオートモー
ドを示し且つ車速センサ28からの信号が速度0Km/h
を示す場合において、シートベルトスイッチ31からの
信号が脱状態を示しドアスイッチ30からの信号が開状
態を示し且つイグニッションスイッチ32からの信号が
オフ状態を示す(乗員26が車両から降りることを認識
する)と、図3のステップS1において、電動モータ1
4が一方向に設定量・設定速度で作動させられてリンク
機構の動作によりシート25が車両内側が上がり、ドア
側が下がった状態となる。これにより、乗員26が乗降
しやすい状態となる。又、前述の場合において、シート
ベルトスイッチ31からの信号が着状態を示しドアスイ
ッチ30からの信号が閉状態を示し且つイグニッション
スイッチ32からの信号がオン状態を示す(乗員が車両
に乗ったことを認識する)と、図4のステップS2にお
いて、電動モータ14が他方向に設定量・設定速度で作
動させられてリンク機構の動作によりシート25が平行
な状態となる。これにより、乗員26の姿勢を安定させ
る。尚、乗員の着座によりオン・オフするスイッチによ
って乗員が車両に乗ったことを認識するようにしてもよ
い。
【0018】切換スイッチ33からの信号がオートモー
ドを示し且つ切換スイッチ34からの信号がアクティブ
モードを示す場合において、通常運転中(車速センサ2
8からの信号は設定速度以上を示しドアスイッチ30か
らの信号が閉状態を示しシートベルトスイッチ31から
の信号が着状態を示し且つイグニッションスイッチ32
からの信号がオン状態を示す)となると、図4のステッ
プS3において、電動モータ14が一方向又は他方向に
図2のステップS4において求められた所定作動量及び
所定作動速度で作動させられてリンク機構の動作により
シート25が所望の方向に所望の量及び所望の速度で
(車両が受ける横加速度とは反対方向に横加速度の大き
さ及び発生速度に対応して)に傾動する。これにより、
乗員26の姿勢を車両の走行姿勢に関係なく常に安定さ
せられる。尚、図5に示されるように、ステップS4に
おいて求められる所定作動量は、車速センサ28からの
信号により割り出された車速とステアリングセンサ29
からの信号により割り出された操舵角とを関数として演
算された横加速度に基づいてマップ等から求められ、所
定作動速度は車速センサ28からの信号により割り出さ
れた車速とステアリングセンサ29からの信号により割
り出された操舵速度に基づいてマップ等から求められ
る。
【0019】図示例は、シートの傾動により横加速度に
対抗させたが、シートの前後部にシート前後部の昇降の
ためのモータを配し、車両の加減速に応じてシートの前
後部を昇降自在とさせてもよい。
【0020】
【効果】本発明では、車速と操舵角とで、車両が受ける
であろう横方向の加速度を演算し、この演算結果により
シートの姿勢を変えるので、従来に比し、シートの姿勢
制御がより確実となる。又、車両の操舵速度(ハンドル
の切りの早さ)に応じた車両の加速度の立ち上がりを演
算し、シートの姿勢変化時間を制御するので操舵に対す
るレスポンスが極めて改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる制御手段を示す回路図である。
【図2】制御手段の作動を示すフローチャート図であ
る。
【図3】制御手段の作動を示すフローチャート図であ
る。
【図4】制御手段の作動を示すフローチャート図であ
る。
【図5】制御手段の主要な作動を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明に係わる傾動手段を示す斜視図である。
【図7】シートクッションの傾動を示す正面図である。
【符号の説明】
14 電動モータ 25 シート 27 ECU 28 車速センサ 29 ステアリングセンサ 30 ドアスイッチ 31 シートベルトスイッチ 32 イグニッションスイッチ 33 切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 国男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−85235(JP,A) 特開 平3−189244(JP,A) 実開 平3−61432(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/10 B60N 2/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションフレームに配され且つ
    シートを傾動させるための傾動手段、該傾動手段を動作
    させる駆動手段、車両の操舵速度により車両が受ける加
    速度発生速度を演算し該演算された加速度発生速度に基
    づいて前記駆動手段の作動速度を制御する制御手段を有
    するアクティブコントロールシート。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、さらに、車両への乗員
    の乗降を想定し該想定された乗員の乗降に基づいて前記
    駆動手段の作動を制御する請求項1記載のアクティブコ
    ントロールシート。
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KR100461099B1 (ko) * 2002-05-30 2004-12-13 현대자동차주식회사 운전석 기울기 감지센서를 이용한 운전석 수평 유지장치및 방법
DE102014201742A1 (de) * 2014-01-31 2015-08-06 Johnson Controls Metals and Mechanisms GmbH & Co. KG Stellantrieb für ein kraftfahrzeug, insbesondere für einen kraftfahrzeugsitz

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