JP3299695B2 - 多連光ファイバモジュール、そのレンズホルダ及び光ファイバホルダ - Google Patents

多連光ファイバモジュール、そのレンズホルダ及び光ファイバホルダ

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JP3299695B2
JP3299695B2 JP18425797A JP18425797A JP3299695B2 JP 3299695 B2 JP3299695 B2 JP 3299695B2 JP 18425797 A JP18425797 A JP 18425797A JP 18425797 A JP18425797 A JP 18425797A JP 3299695 B2 JP3299695 B2 JP 3299695B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光素子アレイとレ
ンズアレイと光ファイバアレイとを有し、これらが光学
的に結合されている多連光ファイバモジュール、これに
用いられるレンズアレイを保持するレンズホルダ、及
び、これに用いられる光ファイバアレイの端部を保持す
る光ファイバホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】光素子と光ファイバとを効率よく結合す
る一方法として、例えば、特開平8−62456号公報
に記載されているように、光素子と光ファイバとの間に
レンズを挿入して、出射側からの光をレンズで集光し
て、入射側に結合をとる方法がよく使われている。
【0003】ところで、近年、情報の高密度伝送のため
に、一つの光素子と一つのレンズと一つの光ファイバと
が光学的に結合された一つの光結合系を、多数備えてま
とめた多連光ファイバモジュールが現われてきている。
【0004】従来、この多連光ファイバモジュールとし
ては、特開平6−82660号公報に記載されているも
のがある。この多連光ファイバモジュールは、図9及び
図10に示すように、半導体レーザアレイ10と、この
半導体レーザアレイ10を駆動するIC19と、これら
を収納するパッケージ20dと、マイクロレンズアレイ
30と、このマイクロレンズアレイ30を保持するレン
ズホルダ40dと、光ファイバアレイ50と、この光フ
ァイバアレイ50の端部を保持する光ファイバホルダ6
0dと、を備えている。半導体レーザアレイ10を構成
する複数の半導体レーザ素子11,11,…は、パッケ
ージ20dの底面22dに、各素子11の光主出力方向
(Z方向)12に対して垂直な方向(X方向)に一直線
上に並べられて固定されている。このため、半導体レー
ザアレイ10からのレーザ出射光が通過するパッケージ
20dの開口23dは、複数の半導体レーザ素子11,
11,…が並んでいるX方向に長い長方形になってい
る。また、マイクロレンズアレイ30を構成する複数の
マイクロレンズ31,31,…、及び光ファイバアレイ
50を構成する複数の光ファイバ51,51,…も、複
数の半導体レーザ素子11,11,…が一列に並んでい
る関係上、この複数の半導体レーザ素子11,11,…
が並んでいるX方向に並んでいる。このため、レンズホ
ルダ40d及び光ファイバホルダ60dも、複数の半導
体レーザ素子11,11,…が並んでいるX方向に長い
長方形の筒型を成している。パッケージ20dの開口2
3dの周りには、平坦なレンズホルダ接続面24dが形
成されている。筒型のレンズホルダ40dの両端部に
は、平坦なパッケージ接続面44d及び光ファイバホル
ダ接続面45dが形成されている。また、筒型の光ファ
イバホルダ60dの端部にも、平坦なレンズホルダ接続
面65dが形成されている。
【0005】このような多連光ファイバモジュールで
は、各光結合系毎に、各光結合系を構成する部材相互が
正確に調芯されている必要があるため、一つの光結合系
を有する光ファイバモジュールに比べて、各光結合系の
光結合効率を高めることが難しい。
【0006】そこで、この従来技術では、パッケージ2
0dとレンズホルダ40dと光ファイバホルダ60dと
の接続の際には、まず、パッケージ20dのレンズホル
ダ接続面24dとレンズホルダ40dのパッケージ接続
面44dとを接触させつつ、パッケージ20dに対して
レンズホルダ40dを主としてX,Y方向及びθz回り
に関して調芯する。そして、パッケージ20dのレンズ
ホルダ接続面24dとレンズホルダ40dのパッケージ
接続面44d側の外周面にレーザ光を照射して、両者を
レーザ溶接で接続する。
【0007】次に、レンズホルダ40dの光ファイバホ
ルダ接続面45dと光ファイバホルダ60dのレンズホ
ルダ接続面65dとを接触させた状態で、半導体レーザ
アレイ10を駆動し、半導体レーザアレイ10からのレ
ーザ光がマイクロレンズアレイ30を介して光ファイバ
アレイ50に高効率で至るよう、レンズホルダ40dに
対して光ファイバホルダ60dを主としてX,Y方向及
びθz回りに関して調芯する。そして、レンズホルダ4
0dの光ファイバホルダ接続面45dと光ファイバホル
ダ60dのレンズホルダ接続面65d側の外周面とにレ
ーザ光を照射して、両者をレーザ溶接で接続している。
【0008】なお、同種の多連光ファイバモジュールと
しては、特開平2−32306号公報に開示されたもの
もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多連光ファイバモジュールでは、各種工夫を施している
ものの、パッケージ20dに対するレンズホルダ40d
の位置ズレ及び角度ズレ、レンズホルダ40dに対する
光ファイバホルダ60dの位置ズレ及び角度ズレが起こ
り易く、各光結合系の光結合効率を高めることが難しい
という問題点がある。
【0010】具体的には、レンズホルダ40dがX方向
に長い長方形の筒型を成しているため、パッケージ接続
面44d及び光ファイバホルダ接続面45dを加工する
過程で、パッケージ接続面44d及び光ファイバホルダ
接続面45dのX方向における中間部分がZ方向に僅か
に突出した滑らかな湾曲面に成りがちである。また、光
ファイバホルダ60dも、X方向に長い長方形の筒型を
成しているため、レンズホルダ接続面65dを加工する
過程で、レンズホルダ接続面65dのX方向における中
間部分がZ方向に僅かに突出した滑らかな湾曲面に成り
がちである。この結果、パッケージ20dに対するレン
ズホルダ40dのX方向の位置ズレ及びθy回りの角度
ズレや、レンズホルダ40dに対する光ファイバホルダ
60dのX方向の位置ズレ及びθy回りの角度ズレが起
こり易く成り、パッケージ20dにレンズホルダ40d
を接続した後、レンズホルダ40dに光ファイバホルダ
60dを接続した段階では、パッケージ20dに対する
レンズホルダ40dのズレが光ファイバホルダ60dの
ズレに加算され、総ズレ量が大きなものになってしま
う。
【0011】本発明は、このような従来の問題点につい
て着目してなされたもので、各光結合系の光結合効率を
高めることができる多連光ファイバモジュール、これに
用いられるレンズホルダ及び光ファイバホルダを提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の多連光ファイバモジュールは、複数の光素子が、それ
ぞれの光主入出力方向に関して互いに平行で、且つ該光
主入出力方向に対して垂直な方向に並んでいる光素子ア
レイと、前記光素子アレイを内部に収納するパッケージ
と、前記光素子アレイの各光素子ごとの各レンズが、そ
れぞれの光軸方向に関して互いに平行で、且つ該光軸方
向に対して垂直な方向に並んでいるレンズアレイと、前
記レンズアレイを保持するレンズホルダと、前記光素子
アレイの各光素子ごとの光ファイバを有する光ファイバ
アレイと、複数の前記光ファイバの端部が、それぞれの
光導波路の軸方向に関して互いに平行で、且つ該光導波
路の軸方向に対して垂直な方向に並ぶよう、前記光ファ
イバアレイの端部を保持する光ファイバホルダと、を備
え、前記光素子アレイの各光素子と、前記レンズアレイ
の各レンズと、前記光ファイバアレイの各光ファイバと
が、この順序で光学的に結合している多連光ファイバモ
ジュールにおいて、前記パッケージは、前記パッケージ
内の前記光素子アレイの入出力光が通過する開口と、該
開口の縁の周りに該光素子アレイの前記光主入出力方向
に対して垂直なレンズホルダ接続面と、が形成され、前
記レンズホルダは、仮想軸を中心として円筒状を成して
いる円筒部と、該円筒部の内周側に前記レンズアレイを
保持するレンズアレイ保持部と、を有し、前記レンズホ
ルダの前記円筒部は、前記仮想軸を中心とする内周面及
び外周面と、該仮想軸方向の両端部で該仮想軸に対して
垂直な平坦面で、且つ該仮想軸方向から見た形状がリン
グ状を成しているパッケージ接続面及び光ファイバホル
ダ接続面と、が形成され、前記レンズホルダの前記レン
ズアレイ保持部は、前記円筒部の前記内周面より内周側
であって前記仮想軸方向において両接続面と異なる位置
に、該仮想軸と前記レンズアレイの前記光軸とが平行に
なるよう、該レンズアレイを保持し、前記光ファイバホ
ルダは、仮想軸を中心として円筒状を成している円筒部
と、該円筒部の内周側に前記光ファイバアレイの端部を
保持する光ファイバ保持部と、を有し、前記光ファイバ
ホルダの前記円筒部は、前記仮想軸を中心とする内周面
及び外周面と、該仮想軸方向の端部で該仮想軸に対して
垂直な平坦面で、且つ該仮想軸方向から見た形状がリン
グ状を成しているレンズホルダ接続面と、が形成され、
前記光ファイバホルダの前記光ファイバ保持部は、前記
円筒部の前記内周面より内周側であって前記仮想軸方向
において前記レンズホルダ接続面と異なる位置に、該仮
想軸と前記光導波路の軸とが平行に成るよう、前記光フ
ァイバアレイの端部を保持し、前記レンズホルダは、該
レンズホルダの前記パッケージ接続面と前記パッケージ
の前記レンズホルダ接続面とが接触し合った状態で、該
パッケージに接続され、前記光ファイバホルダは、該光
ファイバホルダの前記レンズホルダ接続面と前記レンズ
ホルダの前記光ファイバホルダ接続面とが接触し合った
状態で、該レンズホルダに接続されている、ことを特徴
とするものである。
【0013】ここで、前記多連光ファイバモジュールに
おいて、前記パッケージ、前記レンズホルダ、前記光フ
ァイバホルダは、互いに、レーザ溶接で接続してもよ
い。
【0014】また、前記目的を達成するためのレンズホ
ルダは、複数の光素子及び複数の光ファイバとそれぞれ
光学的に結合する複数のレンズが、それぞれの光軸方向
に関して互いに平行で、且つ該光軸方向に対して垂直な
方向に並んでいるレンズアレイを、保持するレンズホル
ダにおいて、仮想軸を中心として円筒状を成している円
筒部と、該円筒部の内周側に前記レンズアレイを保持す
るレンズアレイ保持部と、を有し、前記円筒部は、前記
仮想軸を中心とする内周面及び外周面と、該仮想軸方向
の両端部で該仮想軸に対して垂直な平坦面で、且つ該仮
想軸方向から見た形状がリング状を成している二つの接
続面と、が形成され、前記レンズアレイ保持部は、前記
円筒部の前記内周面より内周側であって前記仮想軸方向
において両接続面と異なる位置に、該仮想軸と前記レン
ズアレイの前記光軸とが平行になるよう、該レンズアレ
イを保持する、ことを特徴とするものである。
【0015】また、前記目的を達成するための光ファイ
バホルダは、複数の光ファイバの端部が、それぞれの光
導波路の軸方向に関して互いに平行で、且つ該光導波路
の軸方向に対して垂直な方向に並ぶよう、複数の該光フ
ァイバから成る光ファイバアレイの端部を保持する光フ
ァイバホルダにおいて、仮想軸を中心として円筒状を成
している円筒部と、該円筒部の内周側に前記光ファイバ
アレイの端部を保持する光ファイバ保持部と、を有し、
前記円筒部は、前記仮想軸を中心とする内周面及び外周
面と、該仮想軸方向の端部で該仮想軸に垂直な平坦面
で、且つ該仮想軸方向から見た形状がリング状を成して
いる接続面と、が形成され、前記光ファイバ保持部は、
前記円筒部の前記内周面より内周側であって前記仮想軸
方向において前記接続面と異なる位置に、該仮想軸と前
記光導波路の軸とが平行に成るよう、前記光ファイバア
レイの端部を保持する、ことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る各実施形態に
ついて、図面を用いて説明する。
【0017】まず、本発明に係る多連光ファイバモジュ
ールの第1の実施形態について、図1〜図3を用いて説
明する。この実施形態の多連光ファイバモジュールは、
図3に示すように、半導体レーザアレイ(光素子アレ
イ)10と、この半導体レーザアレイ10を駆動するI
C19と、これらを収納するパッケージ20と、マイク
ロレンズアレイ30と、このマイクロレンズアレイ30
を保持するレンズホルダ40と、光ファイバアレイ50
と、この光ファイバアレイ50の端部を保持する光ファ
イバホルダ60と、を備えている。
【0018】パッケージ20は、図2及び図3に示すよ
うに、内部が中空の直方体形状を成しており、この直方
体の一つの側面24に開口23が形成されている。中空
の直方体形状のパッケージ20の底面22には、複数の
半導体レーザ素子11,11,…が、それぞれの光主出
力方向(Z方向)12が互いに平行で且つに対して光主
出力方向12に対して垂直な方向(X方向)に一直線上
に並べられて固定されている。このように並べられた複
数の半導体レーザ素子11,11,…が半導体レーザア
レイ10を構成している。半導体レーザアレイ10から
のレーザ出射光が通過するパッケージ20の開口23
は、パッケージ20のZ方向側の側面24に、複数の半
導体レーザ素子11,11,…が並んでいるX方向に長
い長方形状に形成されている。この開口23が形成され
ているパッケージ20のZ方向側の外周側面は、半導体
レーザ素子11の光主出力方向(Z方向)12に対して
垂直で、且つ平坦なレンズホルダ接続面24を成してい
る。このパッケージ20の底面22には、半導体レーザ
アレイ10の他に、これを駆動するIC19も固定され
ている。
【0019】マイクロレンズアレイ30は、図3に示す
ように、半導体レーザ素子11,11,…の数量分のマ
イクロレンズ31,31,…が、それぞれの光軸方向3
2に関して互いに平行で、且つ光軸方向32に対して垂
直な方向に一直線に並ぶよう、一体化し、光軸方向32
から見た形状を、複数のマイクロレンズ31,31,…
が並んでいる方向に長い長方形にしたものである。
【0020】レンズホルダ40は、図1及び図3に示す
ように、仮想軸Alを中心として円筒状を成している円
筒部41と、この円筒部41の内周側にマイクロレンズ
アレイ30を保持するレンズアレイ保持部47とを有し
ている。円筒部41は、仮想軸Alを中心とする内周面
42及び外周面43と、仮想軸方向Alの両端部で仮想
軸Alに対して垂直で且つ平坦なパッケージ接続面44
及び光ファイバホルダ接続面45とが形成されている。
パッケージ接続面44及び光ファイバホルダ接続面45
は、仮想軸方向Alから見た形状がリング状である。円
筒部41の内周面42の内径は、マイクロレンズアレイ
30の最大寸法、つまり、複数のマイクロレンズ31,
31,…が並んでいる方向に関するマイクロレンズアレ
イ30の寸法、よりも大きな寸法である。レンズアレイ
保持部47は、円筒部41の内周面42より内周側方向
に伸び、複数のマイクロレンズ31,31,…が並んで
いる方向に長い長方形状の開口が形成されている。マイ
クロレンズアレイ30は、このレンズアレイ保持部47
の長方形状の開口縁に、仮想軸方向Alにおいて両接続
面44,45と異なる位置で、レンズホルダ40の仮想
軸Alとマイクロレンズアレイ30の光軸32とが平行
になるよう、低融点ガラスによって固定されている。な
お、このレンズホルダ40をパッケージ20に接続した
段階では、レンズホルダ40の仮想軸Al及びマイクロ
レンズアレイ30の光軸32はZ方向に平行に、パッケ
ージ接続面44及び光ファイバホルダ接続面45はZ方
向に垂直に、複数のマイクロレンズ31,31,…が並
んでいる方向はX方向になる。
【0021】光ファイバアレイ50は、マイクロレンズ
アレイ30を構成する複数のマイクロレンズ31,3
1,…の数量分の光ファイバ51,51,…を束ねたも
のである。
【0022】光ファイバホルダ60は、図2及び図3に
示すように、仮想軸Afを中心として円筒状を成してい
る円筒部61と、この円筒部61の内周側に光ファイバ
アレイ50の端部を保持する光ファイバ保持部67と、
を有している。円筒部61は、仮想軸Afを中心とする
内周面62及び外周面63と、仮想軸方向Afの端部で
仮想軸Afに垂直で且つ平坦なレンズホルダ接続面65
と、が形成されている。レンズホルダ接続面65は、仮
想軸方向Afから見た形状がリング状である。光ファイ
バ保持部67は、円筒部61の内周面62より内周側で
あって、仮想軸方向Afにおいてレンズホルダ接続面6
5と異なる位置に、光ファイバアレイ50を構成する複
数の光ファイバ51,51,…の端部が、それぞれ光導
波路の軸方向52に関して互いに平行で、且つこの光導
波路の軸方向52に対して垂直な方向に一直線上に並
び、さらに、この光導波路の軸52と仮想軸Afとが平
行に成るよう、光ファイバアレイ50の端部を保持して
いる。従って、光ファイバアレイ50が保持される円筒
部61の内周面62の内径寸法は、光ファイバアレイ5
0の光導波路の軸方向52に対して垂直な方向、言い替
えると、複数の光ファイバ51,51,…の端部が一直
線上に並んでいる方向、に関する光ファイバアレイ50
の寸法よりも大きい。なお、この光ファイバアレイ50
を、レンズホルダ40を介してパッケージ20に接続し
た段階では、仮想軸Af及び光導波路の軸52はZ方向
に平行に、レンズホルダ接続面65はZ方向に垂直に、
複数の光ファイバ51,51,…の端部が並んでいる方
向はX方向になる。
【0023】パッケージ20とレンズホルダ40と光フ
ァイバホルダ60との接続の際には、従来技術と同様
に、まず、パッケージ20のレンズホルダ接続面24と
レンズホルダ40のパッケージ接続面44とを接触させ
つつ、パッケージ20に対してレンズホルダ40を主と
してX,Y方向及びθz回りに関して調芯する。そし
て、パッケージ20のレンズホルダ接続面24とレンズ
ホルダ40のパッケージ接続面側の外周面43との境界
部にレーザ光を照射して、両者をレーザ溶接で接続す
る。
【0024】次に、レンズホルダ40の光ファイバホル
ダ接続面45と光ファイバホルダ60のレンズホルダ接
続面65とを接触させた状態で、半導体レーザアレイ1
0を駆動し、半導体レーザアレイ10からのレーザ光が
マイクロレンズアレイ30を介して光ファイバアレイ5
0に高効率で至るよう、レンズホルダ40に対して光フ
ァイバホルダ60を主としてX,Y方向及びθz回りに
関して調芯する。そして、レンズホルダ40の光ファイ
バホルダ接続面45と光ファイバホルダ60のレンズホ
ルダ接続面側の外周面43とにレーザ光を照射して、両
者をレーザ溶接で接続する。
【0025】以上のように、本実施形態では、レンズホ
ルダ40のパッケージ接続面44及び光ファイバホルダ
接続面45、光ファイバホルダ60のレンズホルダ接続
面65が、いずれもリング状であるため、平坦加工する
際の加工の方向性が無くなり、1マイクロメータ当たり
の平面度を確保することができる。
【0026】次に、この実施形態のさらなる効果を説明
するために、この実施形態に対する比較例について、図
4を用いて説明する。この比較例も、以上の実施形態と
同様に、半導体レーザアレイ10を収納するパッケージ
20と、マイクロレンズアレイ30を保持するレンズホ
ルダ40aと、光ファイバアレイ50の端部を保持する
光ファイバホルダ60aと、を有しており、それぞれの
基本構成は以上の実施形態とほぼ同様である。
【0027】但し、レンズホルダ40a及び光ファイバ
ホルダ60aは、筒状で、その外形が円筒状であるもの
の、内形が長方形筒状である点で、先の実施形態と異な
っている。マイクロレンズアレイ30及び光ファイバア
レイ50の端部は、これらの長方形筒状の中に保持され
ている。筒状のレンズホルダ40aの両端部には、それ
ぞれ、パッケージ接続面44a、光ファイバホルダ接続
面45aが形成されている。また、筒状の光ファイバホ
ルダ60aの端部には、レンズホルダ接続面65aが形
成されている。各接続面44a,45a,65aは、筒
の軸方向から見ると、外形が円で内形が長方形を成して
いる。
【0028】この比較例では、各接続面44a,45
a,65aの形状は、内形が長方形であるものの、外形
が円であるため、これらを平坦加工する際の加工の方向
性が無くなり、各接続面44a,45a,65aの平面
度に関して比較的高い平面度を確保することができる。
【0029】しかしながら、各接続面44a,45a,
65a相互を接触させ、レンズホルダ40aの外周及び
光ファイバホルダ60aの外周にレーザ光を照射して、
パッケージ20と各ホルダ40a,60aとをレーザ溶
接で接続する際、各接続面44a,45a,65aの外
周から内周までの距離が一定でないために、溶接時の熱
影響等が各接続面44a,45a,65a内において均
等に作用せず、各面の平面度が低下してしまう。具体的
には、接続面45a上で、接続面45aの外周から内周
までの距離が最も大きい箇所49a、つまり、X方向の
中間部分が、他の部分に対してZ方向に僅かに突出して
しまう。
【0030】従って、この比較例のように、単に、接続
面44a,45a,65aの加工の方向性を無くし、接
続面44a,45a,65aの平面度を高めたとして
も、溶接時における局部的な変形が生じてしまうと、パ
ッケージ20、レンズホルダ40a、光ファイバホルダ
60a相互の位置ズレ及び角度ズレ、特に、θy回りの
角度ズレを小さくすることはできない。
【0031】これに対して、本実施形態では、各接続面
44,45,65の形状がリング状であるため、接続面
44,45,65の加工の方向性を無く、接続面24,
45,65の平面度が高まる上に、各接続面44,4
5,65の外周から内周までの距離が一定であるため、
溶接時の熱影響等が各接続面44,45,65内におい
て均等に作用し、溶接時に各接続面44,45,65は
ほとんど変形しない。従って、この実施形態では、パッ
ケージ20に対するレンズホルダ40の位置ズレ及び角
度ズレ、レンズホルダ40に対する光ファイバホルダ6
0の位置ズレ及び角度ズレを非常に小さくすることがで
き、結果として、各光結合系の光結合効率を高めること
ができる。
【0032】さらに、この実施形態では、マイクロレン
ズアレイ30の配置により、位置ズレを小さくすること
ができるという効果もある。パッケージ20のレンズホ
ルダ接続面24とレンズホルダ40のパッケージ接続面
44を接触させて両者を接続した段階で、例えば、レン
ズホルダ40がパッケージ20に対してθy回りの角度
ズレがA°であった場合、パッケージ20のレンズホル
ダ接続面24を基準として、+Z方向へのマイクロレン
ズアレイ30の迄の距離が大きいと、同じ角度ズレであ
っても、マイクロレンズアレイ30のX方向の位置ズレ
が大きくなる。そこで、この実施形態では、パッケージ
20のレンズホルダ接続面24上に、マイクロレンズア
レイ30の各マイクロレンズの凸部を位置させ、基準面
であるレンズホルダ接続面24から+Z方向へのマイク
ロレンズアレイ30の迄の距離を0にして、たとえ、パ
ッケージ20に対するθy回りのレンズホルダ40の角
度ズレがあったとしても、マイクロレンズアレイ30の
X方向の位置ズレが小さくなるようにしている。
【0033】次に、図5及び図6を用いて、本発明に係
る多連光ファイバモジュールの第2の実施形態について
説明する。この実施形態では、図5に示すように、パッ
ケージ20内の半導体レーザアレイ10の位置、及び、
レンズホルダ40bによるマイクロレンズアレイ30の
保持位置が、第1の実施形態と異なっており、その他に
関しては第1の実施形態と同様である。
【0034】この実施形態では、半導体レーザアレイ1
0は、Z方向に関して、第1の実施形態よりもパッケー
ジ20の開口23から遠い位置に固定されている。これ
は、パッケージ20内の配置の都合によるものである。
【0035】第1の実施形態において、マイクロレンズ
アレイ30は、図3に示すように、レンズホルダ40の
円筒部41の内周側であって、レンズホルダ40のパッ
ケージ接続面44と光ファイバホルダ接続面45との間
に保持されている。一方、この実施形態では、図6に示
すように、レンズホルダ40bのレンズアレイ保持部4
7bが、円筒部41の内周面42から内周側に伸びた
後、パッケージ接続面44側方向に伸びており、マイク
ロレンズアレイ30は、レンズホルダ40bの円筒部4
1の内周側であって、レンズホルダ40bのパッケージ
接続面44よりもパッケージ20側の位置に保持されて
いる。このように、この実施形態において、マイクロレ
ンズアレイ30が、レンズホルダ40bのパッケージ接
続面44よりもパッケージ20側の位置に保持されてい
るのは、パッケージ20内において半導体レーザアレイ
10がパッケージ20の開口23から遠い位置に固定さ
れているという都合による。
【0036】次に、本発明に係るレンズアレイ及びレン
ズホルダの第3の実施形態について、図7及び図8を用
いて説明する。この実施形態のマイクロレンズアレイ3
0cは、半導体レーザ素子の数量分のマイクロレンズ3
1,31,…が、それぞれの光軸方向32に関して互い
に平行で、且つ光軸方向32に対して垂直な方向に一直
線に並ぶよう、一体化し、光軸方向32から見た形状を
円形状にしたものである。すなわち、以上の実施形態で
は、光軸方向32から見たマイクロレンズアレイ30の
形状が長方形であるのに対して、この実施形態では、光
軸方向32から見たマイクロレンズアレイ30cの形状
が円形である点で異なっている。
【0037】この実施形態のレンズホルダ40cは、以
上の実施形態と同様に、仮想軸Alを中心として円筒状
を成している円筒部41と、この円筒部41の内周側に
マイクロレンズアレイ30cを保持するレンズアレイ保
持部47cとを有している。但し、この実施形態のレン
ズアレイ保持部47cは、円形のマイクロレンズアレイ
30cを保持するため、マイクロレンズアレイ30cが
保持される開口の形状が円形である。
【0038】また、以上の実施形態では、マイクロレン
ズアレイ30とレンズホルダ40とを個別に製造した
後、低融点ガラスを用いて両者を接続したが、この実施
形態では、レンズホルダ40cを製造した後、このレン
ズホルダ40cに対してマイクロレンズアレイ30cを
一体成形している。
【0039】具体的には、図8(a)に示すように、マ
イクロレンズアレイ付きのレンズホルダの外形に合った
空間73,74が形成されている金型70を準備してお
き、同図(b)に示すように、この金型70の空間74
内に、予め加工しておいたレンズホルダ40cを入れて
から、同図(c)に示すように、金型70の残った空間
73内に熔融ガラスを流し込んで、同図(d)に示すよ
うに、レンズホルダ40cに対してマイクロレンズアレ
イ30cを一体成形している。
【0040】以上のように、この実施形態では、レンズ
ホルダ40cが回転対称形であるため、レンズホルダ4
0cを容易に加工することができる。さらに、マイクロ
レンズアレイ30cの一体成形化に当たり、金型70内
のマイクロレンズアレイ成形空間73が円板状であるた
めに、熔融ガラスをマイクロレンズアレイ成形空間73
内の隅々まで確実に行き渡らせることができる。
【0041】なお、以上の実施形態では、パッケージ2
0内の光素子アレイが半導体レーザアレイ10で光を出
力する発光素子アレイであるが、この換わりに、受光素
子アレイを用いる場合でも、本発明を適用できることは
言うまでもない。
【0042】また、以上の実施形態は、いずれも光素子
アレイとレンズアレイと光ファイバアレイとを有する多
連光ファイバモジュールであるが、各実施形態における
レンズホルダや光ファイバホルダは、このような多連光
ファイバモジュール以外に用いてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、レンズホルダのパッケ
ージ接続面及び光ファイバホルダ接続面と、光ファイバ
ホルダのレンズホルダ接続面とは、いずれも、主光路に
対して垂直な平坦面で、且つ主光路側から見た形状がリ
ング状であるため、これらの接続面を平坦加工する際の
加工方向性が無くなり、高い平面度を確保できると共
に、パッケージとレンズホルダと光ファイバホルダとの
溶接接続時に、溶接の熱影響等が各接続面内において均
等に作用することになり、各接続面の変形を最小限に押
えることができる。従って、パッケージに対するレンズ
ホルダの位置ズレ及び角度ズレ、レンズホルダに対する
光ファイバホルダの位置ズレ及び角度ズレを最小限に抑
えることができ、各光結合系の光結合効率を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態としてのマイクロ
レンズアレイ及びレンズホルダの斜視図である。
【図2】本発明に係る第1の実施形態としての多連光フ
ァイバモジュールの分解斜視図である。
【図3】本発明に係る第1の実施形態としての多連光フ
ァイバモジュールの分解平面図である。
【図4】本発明に対する比較例としての多連光ファイバ
モジュールの分解斜視図である。
【図5】本発明に係る第2の実施形態としての多連光フ
ァイバモジュールの分解平面図である。
【図6】本発明に係る第2の実施形態としてのマイクロ
レンズアレイ及びレンズホルダの断面図である。
【図7】本発明に係る第3の実施形態としてのマイクロ
レンズアレイ及びレンズホルダの斜視図である。
【図8】本発明に係る第3の実施形態としてのマイクロ
レンズアレイ及びレンズホルダの製造工程を示す説明図
である。
【図9】従来の多連光ファイバモジュールの分解斜視図
である。
【図10】従来の多連光ファイバモジュールの要部切欠
き平面図である。
【符号の説明】
10…半導体レーザアレイ(光素子アレイ)、11…半
導体レーザ素子(光素子)、12…光主出力方向(光主
入出力方向)、20,20d…パッケージ、23,23
d…開口、24,24d…レンズホルダ接続面、30,
30c…マイクロレンズアレイ、31…マイクロレン
ズ、32…光軸、40,40a,40b,40c,40
d…レンズホルダ、41…円筒部、42…内周面、43
…外周面、44,44a,44d…パッケージ接続面、
45…光ファイバホルダ接続面、47,47b…レンズ
アレイ保持部、50…光ファイバアレイ、51…光ファ
イバ、52…光導波路の軸、60,60a,60d…光
ファイバホルダ、61…円筒部、62…内周面、63…
外周面、65,65a,65d…レンズホルダ接続面、
67…光ファイバ保持部、70…金型、73,74…空
間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 刀祢平 高一郎 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所 情報通信事業部内 (72)発明者 福田 和之 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 平7−113927(JP,A) 特開 平6−214140(JP,A) 特開 平9−33764(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光素子が、それぞれの光主入出力方
    向に関して互いに平行で、且つ該光主入出力方向に対し
    て垂直な方向に並んでいる光素子アレイと、 前記光素子アレイを内部に収納するパッケージと、 前記光素子アレイの各光素子ごとの各レンズが、それぞ
    れの光軸方向に関して互いに平行で、且つ該光軸方向に
    対して垂直な方向に並んでいるレンズアレイと、 前記レンズアレイを保持するレンズホルダと、 前記光素子アレイの各光素子ごとの光ファイバを有する
    光ファイバアレイと、 複数の前記光ファイバの端部が、それぞれの光導波路の
    軸方向に関して互いに平行で、且つ該光導波路の軸方向
    に対して垂直な方向に並ぶよう、前記光ファイバアレイ
    の端部を保持する光ファイバホルダと、 を備え、 前記光素子アレイの各光素子と、前記レンズアレイの各
    レンズと、前記光ファイバアレイの各光ファイバとが、
    この順序で光学的に結合している多連光ファイバモジュ
    ールにおいて、 前記パッケージは、 前記パッケージ内の前記光素子アレイの入出力光が通過
    する開口と、該開口の縁の周りに該光素子アレイの前記
    光主入出力方向に対して垂直なレンズホルダ接続面と、
    が形成され、 前記レンズホルダは、 仮想軸を中心として円筒状を成している円筒部と、該円
    筒部の内周側に前記レンズアレイを保持するレンズアレ
    イ保持部と、を有し、 前記レンズホルダの前記円筒部は、前記仮想軸を中心と
    する内周面及び外周面と、該仮想軸方向の両端部で該仮
    想軸に対して垂直な平坦面で、且つ該仮想軸方向から見
    た形状がリング状を成しているパッケージ接続面及び光
    ファイバホルダ接続面と、が形成され、 前記レンズホルダの前記レンズアレイ保持部は、前記円
    筒部の前記内周面より内周側であって前記仮想軸方向に
    おいて両接続面と異なる位置に、該仮想軸と前記レンズ
    アレイの前記光軸とが平行になるよう、該レンズアレイ
    を保持し、 前記光ファイバホルダは、 仮想軸を中心として円筒状を成している円筒部と、該円
    筒部の内周側に前記光ファイバアレイの端部を保持する
    光ファイバ保持部と、を有し、 前記光ファイバホルダの前記円筒部は、前記仮想軸を中
    心とする内周面及び外周面と、該仮想軸方向の端部で該
    仮想軸に対して垂直な平坦面で、且つ該仮想軸方向から
    見た形状がリング状を成しているレンズホルダ接続面
    と、が形成され、 前記光ファイバホルダの前記光ファイバ保持部は、前記
    円筒部の前記内周面より内周側であって前記仮想軸方向
    において前記レンズホルダ接続面と異なる位置に、該仮
    想軸と前記光導波路の軸とが平行に成るよう、前記光フ
    ァイバアレイの端部を保持し、 前記レンズホルダは、該レンズホルダの前記パッケージ
    接続面と前記パッケージの前記レンズホルダ接続面とが
    接触し合った状態で、該パッケージに接続され、 前記光ファイバホルダは、該光ファイバホルダの前記レ
    ンズホルダ接続面と前記レンズホルダの前記光ファイバ
    ホルダ接続面とが接触し合った状態で、該レンズホルダ
    に接続されている、 ことを特徴とする多連光ファイバモジュール。
  2. 【請求項2】請求項1記載の多連光ファイバモジュール
    において、 前記パッケージ、前記レンズホルダ、前記光ファイバホ
    ルダは、互いに、レーザ溶接で接続されていることを特
    徴とする多連光ファイバモジュール。
  3. 【請求項3】複数の光素子及び複数の光ファイバとそれ
    ぞれ光学的に結合する複数のレンズが、それぞれの光軸
    方向に関して互いに平行で、且つ該光軸方向に対して垂
    直な方向に並んでいるレンズアレイを、保持するレンズ
    ホルダにおいて、 仮想軸を中心として円筒状を成している円筒部と、該円
    筒部の内周側に前記レンズアレイを保持するレンズアレ
    イ保持部と、を有し、 前記円筒部は、前記仮想軸を中心とする内周面及び外周
    面と、該仮想軸方向の両端部で該仮想軸に対して垂直な
    平坦面で、且つ該仮想軸方向から見た形状がリング状を
    成している二つの接続面と、が形成され、 前記レンズアレイ保持部は、前記円筒部の前記内周面よ
    り内周側であって前記仮想軸方向において両接続面と異
    なる位置に、該仮想軸と前記レンズアレイの前記光軸と
    が平行になるよう、該レンズアレイを保持する、 ことを特徴とするレンズホルダ。
  4. 【請求項4】複数の光ファイバの端部が、それぞれの光
    導波路の軸方向に関して互いに平行で、且つ該光導波路
    の軸方向に対して垂直な方向に並ぶよう、複数の該光フ
    ァイバから成る光ファイバアレイの端部を保持する光フ
    ァイバホルダにおいて、 仮想軸を中心として円筒状を成している円筒部と、該円
    筒部の内周側に前記光ファイバアレイの端部を保持する
    光ファイバ保持部と、を有し、 前記円筒部は、前記仮想軸を中心とする内周面及び外周
    面と、該仮想軸方向の端部で該仮想軸に垂直な平坦面
    で、且つ該仮想軸方向から見た形状がリング状を成して
    いる接続面と、が形成され、 前記光ファイバ保持部は、前記円筒部の前記内周面より
    内周側であって前記仮想軸方向において前記接続面と異
    なる位置に、該仮想軸と前記光導波路の軸とが平行に成
    るよう、前記光ファイバアレイの端部を保持する、 ことを特徴とする光ファイバホルダ。
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