JP2002182073A - 光源−光ファイバ結合器 - Google Patents

光源−光ファイバ結合器

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浩志 越
Koji Sasaki
康二 佐々木
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4204Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms
    • G02B6/4206Optical features
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4292Coupling light guides with opto-electronic elements the light guide being disconnectable from the opto-electronic element, e.g. mutually self aligning arrangements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ出射光のケラレを低減し、半導体レー
ザと単一モード光ファイバを低損失で結合できるように
する。 【解決手段】 光源(例えば、半導体レーザチップ1
0)から出射する拡散光束を屈折率分布型ロッドレンズ
14によって光ファイバ(例えば単一モード光ファイバ
16)端面に結合する光源−光ファイバ結合器である。
屈折率分布型ロッドレンズは、光源側端面を凸球面、光
ファイバ側端面を平面とする形状をなし、その光源(レ
ーザチップ)と屈折率分布型ロッドレンズを近接配置し
た状態でハウジングで保持する。レーザチップ面と屈折
率分布型ロッドレンズ端面との距離は0.3mm以下、よ
り好ましくは0.2〜0.25mm程度の範囲内とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの出射光
を屈折率分布型ロッドレンズによって光ファイバ端面に
結合する光源−光ファイバ結合器に関し、更に詳しく述
べると、屈折率分布型ロッドレンズの光源側端面を凸球
面、光ファイバ側端面を平面とし、光源と屈折率分布型
ロッドレンズとを近接配置することで小型化を可能とし
た光源−光ファイバ結合器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信システムなどにおいては、半導体
レーザなどの光源からの拡散光束をレンズによって光フ
ァイバのコアに伝送することが行われている。この光結
合を目的とするレンズとしては、従来、球レンズ、非球
面レンズ、屈折率分布型ロッドレンズなどが用いられて
いる。
【0003】球レンズは最も安価に製作できるが、半導
体レーザと単一モード光ファイバを低損失で光結合する
には特性的に不十分である。単一モード光ファイバはコ
ア径が微小であるため、光結合効率を高めるにはレンズ
の収差について厳しい性能が要求されるからである。そ
こで、現在、高結合レンズとしては非球面レンズの使用
が一般的となっている。
【0004】他方、屈折率分布型ロッドレンズを用いる
場合には、半導体レーザの出射光の結合に高開口率(N
A)が要求されるために、少なくとも一方の端面を球面
加工することが多い。これは、凸球面で集光パワーを
得、凸球面で発生する収差を屈折率分布形状で打ち消す
という考え方に基づいている。
【0005】従来技術の一例を図6に示す。光源として
用いられている半導体レーザは、窓部を設けたキャップ
でレーザチップ10を被い、レーザ光が窓部のカバーガ
ラス12を透過して出射するようなパッケージ実装構造
(例えばTO型など)になっている。レーザ出射光が屈
折率分布型ロッドレンズ14によって単一モード光ファ
イバ16の端面に集光する。ここでは、半導体レーザ側
端面14aが凸球面、光ファイバ側端面14bが平面と
なる向きで組み込んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、非球面レン
ズの製作には、品種毎に金型を必要とし、それには耐熱
材料及び超精密加工が要求される。そのために、特に少
量多品種生産の場合にはレンズコストが高くなる問題が
ある。
【0007】それに対して屈折率分布型ロッドレンズ
は、小型で安価に且つ容易に製作できる利点がある。一
方、半導体レーザは組立時の取り扱いが容易なため、パ
ッケージに実装されている構造のものを用いる場合が多
い。しかしこの場合、カバーガラス12が存在するため
にレーザチップ面(発光位置)と屈折率分布型ロッドレ
ンズ端面との距離を一定限度以下に短くできない。この
最短距離は、通常、0.6〜0.7mm程度である。その
ため、半導体レーザからの出射光のケラレにより結合損
失が増大し、単一モード光ファイバとの高効率の結合が
困難である。
【0008】本発明の目的は、半導体レーザと単一モー
ド光ファイバを低損失で結合でき、小型で安価に且つ容
易に製作可能な光源−光ファイバ結合器を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、光源から出射
する拡散光束を屈折率分布型ロッドレンズによって光フ
ァイバ端面に結合する光源−光ファイバ結合器である。
ここで、屈折率分布型ロッドレンズは、光源側端面を凸
球面、光ファイバ側端面を平面とする形状をなし、光源
として半導体レーザを用い、そのレーザチップと屈折率
分布型ロッドレンズを近接配置した状態でハウジングで
保持すると共に、該ハウジングによって光ファイバを保
持可能な構造としている
【0010】本発明において、光源としては、通常、半
導体レーザが用いられる。光結合の相手となる光ファイ
バとしては、コア径が小さい単一モード光ファイバの場
合に特に顕著な高効率光結合効果が生じる。本発明で
は、半導体レーザ側を凸球面、光ファイバ側を平面と
し、レーザチップ面と屈折率分布型ロッドレンズ端面と
の距離を短くすることにより、半導体レーザ出射光のケ
ラレを低減し結合効率の向上を図っている。これによっ
て、細径の屈折率分布型ロッドレンズを用いて、光モジ
ュールの小型化を実現できる。
【0011】本発明では、光源(レーザチップ)と屈折
率分布型ロッドレンズ端面との距離を0.3mm以下とす
るのが好ましく、特に、0.2〜0.25mmの範囲内に
設定するのがよい。このような範囲では、結合損失を最
も小さく抑えることができるからである。
【0012】実際の光モジュールとしては、ハウジング
が、半導体レーザを保持するレーザホルダと屈折率分布
型ロッドレンズを保持するレンズホルダとを具備し、半
導体レーザと屈折率分布型ロッドレンズとを、光軸に対
して直交する面内方向のみならず光軸方向にも位置調整
可能とし、且つ光軸方向の位置調整の際にレーザチップ
と屈折率分布型ロッドレンズとが一定距離よりも接近し
ないようにレーザホルダによって規制される構造とする
のがよい。
【0013】
【実施例】図1に、本発明に係る光源−光ファイバ結合
器の基本構成図を示す。半導体レーザ(レーザチップ1
0)からの出射光(拡散光束)を屈折率分布型ロッドレ
ンズ14によって単一モード光ファイバ16の端面に結
合する。ここで屈折率分布型ロッドレンズ14は、半導
体レーザ側端面14aを凸球面、光ファイバ側端面14
bを平面とする形状をなし、その向きで配置されてい
る。半導体レーザは、カバーガラス及びキャップの無い
構造とし、それによってレーザチップ10と屈折率分布
型ロッドレンズ14を近接配置した状態でハウジング
(図示するのを省略)で保持すると共に、該ハウジング
によって光ファイバを保持可能とする。
【0014】半導体レーザ側開口率NA2 を大きくする
ために、レーザチップ−ロッドレンズ間距離L1 は0.
3mm以下(但し、接触しない範囲)、より好ましくは
0.2〜0.25mm程度とする。またレンズ有効半径r
0 は0.3〜1.0mm程度、球面曲率半径R2 は1.2
〜2.0mm程度に設定するのがよい。半導体レーザ側開
口率NA2 を大きくするのは半導体レーザの特性に適合
させるためであり、開口率NA2 を0.5〜0.7程度
とするのがよい。レンズ有効半径r0 を0.3〜1.0
mmとしているのは、できるだけ細径化するためと、0.
3mmが球面加工を施す上でほぼ限界であるためである。
それに対応して球面曲率半径R2 は1.2〜2.0mmと
する。
【0015】ところで、屈折率分布型ロッドレンズの半
径方向屈折率分布は、 n(r)2 =n0 2 ・{1−(g・r)2 +h4 (g・
r)4 +h6 (g・r) 6 +h8 (g・r)8 +・・
・} の式により表される。但し、 r:中心軸からの距離 n(r):中心軸からの距離rの位置での屈折率 n0 :中心軸上での屈折率 g:2次の屈折率分布係数 h4 ,h6 ,h8 ,・・・:屈折率分布高次係数
【0016】ここでは一例として、レーザチップ−ロッ
ドレンズ間距離L1 を0.2mm、単一モード光ファイバ
側のNA(=NA1 )を0.15とし、ロッドレンズ端
面と単一モード光ファイバの間の距離L2 を約4.5mm
に設定した。屈折率分布型ロッドレンズの中心軸上屈折
率n0 を1.5〜1.8、n0 ・g・r0 を0.40〜
0.65程度とし、n0 とgを与え、レンズ端面の球面
曲率半径を変化して光線収差が最小になるように最適化
することにより、レンズ長z、屈折率分布高次係数
4 ,h6 ,h8 ,、及び半導体レーザ側開口率NA2
を求めることができる。結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1の番号13に相当する外形寸法の屈折
率分布型ロッドレンズを使用し、レーザチップ−ロッド
レンズ間距離L1 =0.2mm、ロッドレンズ−光ファイ
バ間距離L2 =4.7mmとした場合、結合損失は1.5
9dB(結合効率:69.4%)であった。それに対し
てレーザチップ−ロッドレンズ間距離L1 =0.65m
m、ロッドレンズ−光ファイバ間距離L2 =6.0mmと
した場合(従来構成)、結合損失は2.60dB(結合
効率:54.9%)であった。つまり、本発明の構成で
は、従来構成に比べて結合損失で約1dB、結合効率で
は約15%の向上が見られた。
【0019】同様にして、同一レンズを用いてレーザチ
ップ−レンズ間距離L1 に対する結合損失(dB)を求
めた結果を図2に示す。この結果から、レーザチップ−
ロッドレンズ間距離L1 は0.3mm以下、より好ましく
は0.20〜0.25mm程度とするのがよいことが分か
る。レーザチップ−ロッドレンズ間距離L1 =0.2〜
0.25mmでは結合損失が最も小さくなり、距離L1
数十μm変動しても結合損失の変動が小さいため、光軸
方向(z方向)の調芯は必ずしも必要ではないことが分
かり、その場合には機械的な精度での突き当てで組み立
てることが可能である。但し、レンズ長にも一定の公差
があるため、結合損失をできるだけ小さくしたい場合に
は、光軸方向(z方向)の位置調整も可能なモジュール
構造とする。
【0020】このような光源−光ファイバ結合器を具体
化した例を図3に示す。この光源−光ファイバ結合器
は、半導体レーザ20と、屈折率分布型ロッドレンズ2
2と、それらを保持すると共に接続相手の光プラグのフ
ェルール(図示するのを省略する)を嵌合保持するハウ
ジング30を具備し、光プラグ接続時に前記半導体レー
ザ20とフェルールによって保持された単一モード光フ
ァイバとが前記屈折率分布型ロッドレンズ22によって
光学的に結合するレセプタクル型の構造である。
【0021】半導体レーザ10は、前記のように、カバ
ーガラス及びキャップ無しの構造であり、レーザチップ
(素子本体)20aがチップキャリア(ヒートシンク)
20b上に搭載されてベース部20cに装着されてお
り、該ベース部20cをリード20dが貫通している。
これによって、発光点となるレーザチップ20aに非常
に近接して屈折率分布型ロッドレンズ22を配置するこ
とを可能にしている。
【0022】ここでハウジング30は、中心軸に沿って
内径の異なる複数の穴が形成され、それらが連なって貫
通構造になっている樹脂製の一体成形品である。その一
方の端部(図3で左側の端部)30aで半導体レーザ2
0を保持し、内部中央寄りの部分に屈折率分布型ロッド
レンズ22を装着する。ハウジング30の中央付近から
反対側の端部(図3で右側の端部)にかけてはレセプタ
クル部32となっており、このレセプタクル部32が、
接続相手の光プラグのフェルールが丁度嵌入するボア
(空洞部)34を有する部分である。
【0023】この光源−光ファイバ結合器に組み込む屈
折率分布型ロッドレンズ22は、前記したように、半導
体レーザ側端面を凸球面、光ファイバ側端面を平面とす
る形状をなし、半導体レーザ側端面がレーザチップ20
aの発光点に対して近接(例えばレーザチップ−レンズ
間距離0.20〜0.25mm程度)配置される。屈折率
分布型ロッドレンズ22を貫通穴に挿入した状態で、周
囲を接着剤などで固定する。
【0024】このように屈折率分布型ロッドレンズ22
を内蔵したハウジング30に半導体レーザ20を調芯し
結合する。ハウジング30のレセプタクル部32内に光
プラグのフェルールを装着した状態で、半導体レーザ2
0のベース部20cがハウジング30の端部30aに当
接するように組み合わせ、半導体レーザ20からの出射
を光プラグの単一モード光ファイバでモニタしながら調
芯(光軸方向に対して垂直な面内:x方向及びy方向)
し、位置決めした状態でベース部20cの周囲を樹脂接
着剤36によって固定する。これは、ベース部20cと
ハウジング端面30aとの突き合わせによって、光軸方
向(z方向)の位置合わせを省略した構造の例である。
【0025】図4及び図5は光源−光ファイバ結合器の
他の具体例を示す説明図である。基本的な構成は、図2
の例と同様であるので、説明を簡略化するために、対応
する部材には同一符号を付す。これらは、いずれも光軸
方向(z方向)の位置合わせを可能とする構造の例であ
る。
【0026】図4において、ハウジング40は、半導体
レーザを保持するレーザホルダ42と、ロッドレンズ2
2を保持するレンズホルダ44の別体構造である。レン
ズホルダ44の一部(図4の右側部分)はレセプタクル
部となっており、このレセプタクル部が、接続相手の光
プラグのフェルールが丁度嵌入するボア(空洞部)24
を有する部分となる。
【0027】レーザホルダ42とレンズホルダ44の端
面同士を衝合しx−y面内での調芯を行い、半導体レー
ザ20をレーザホルダ42に挿入することでz方向の位
置を調整する。実際には、レンズホルダ44のボア24
内に光プラグのフェルールを装着した状態で、該レンズ
ホルダ44の端面にレーザホルダ42を当接してx方向
及びy方向の調芯を行う。他方、半導体レーザ20のベ
ース部20cをレーザホルダ42の内周段部に挿入し出
し入れすることでz方向の位置合わせを行う。半導体レ
ーザ20からの出射を光プラグの単一モード光ファイバ
でモニタしながら調整し、位置決めした状態でレーザホ
ルダとレンズホルダとの間、及び半導体レーザとレーザ
ホルダとの間を、溶接などで固定する。
【0028】図5においても、ハウジング50は、半導
体レーザを保持するレーザホルダ52と、ロッドレンズ
22を保持するレンズホルダ54の別体構造である。こ
こでもレンズホルダ54の一部(図5の右側部分)はレ
セプタクル部となっており、接続相手の光プラグのフェ
ルールが丁度嵌入するボア(空洞部)24を有する部分
となる。
【0029】レーザホルダ52をレンズホルダ54に嵌
合することによりz方向の位置を調整し、半導体レーザ
20をレーザホルダ52に衝合することでx−y面内で
の調芯を行う。実際には、レンズホルダ54のボア24
内に光プラグのフェルールを装着した状態で、該レンズ
ホルダ54の外周段部に円筒状のレーザホルダ52を嵌
合させてz方向の位置合わせを行う。他方、半導体レー
ザ20のベース部20cをレーザホルダ52の端面に当
接してx方向及びy方向の調芯を行う。半導体レーザ2
0からの出射を光プラグの単一モード光ファイバでモニ
タしながら調芯し、位置決めした状態でレーザホルダと
レンズホルダとの間、及び半導体レーザとレーザホルダ
との間を、接着剤などで固定する。
【0030】図4の例では、半導体レーザ20のベース
部20cをレーザホルダ42内に最も押し込んでも(突
き当てても)、レーザチップ20aがロッドレンズ22
に接触しないような(一定の間隔以下にはならない)構
造とし、また図5の例では、レーザホルダ52をレンズ
ホルダ54に 最も押し込んでも(突き当てても)、レ
ーザチップ20aがロッドレンズ22に接触しないよう
な(一定の間隔以下にはならない)構造として、不用意
な接触による障害発生を未然に防止できるようになって
いる。
【0031】なお、上記の例は全て光プラグを使用して
接続するレセプタクル型の構造であるが、光ファイバフ
ェルールを直接固定するピグテイル型の構造にも適用で
きることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】本発明は上記のように、屈折率分布型ロ
ッドレンズは、その光源側端面を凸球面、光ファイバ側
端面を平面とする形状をなし、光源とレンズを近接配置
してハウジングに収めた構造であるので、出射光のケラ
レを低減し、光源とファイバとの結合損失を低減して、
高効率の半導体レーザ−単一モード光ファイバ結合を実
現できる。
【0033】また、本発明ではレンズは非球面ではなく
球面でよいために、従来から行われている球面加工方法
を利用でき、プレス型が不要であるため、容易に低コス
トで量産することが可能となる。これによって、半導体
レーザと単一モード光ファイバを低損失で(高効率で)
結合できる小型で安価な光源−光ファイバ結合器が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光源−光ファイバ結合器の基本構
成図。
【図2】その光源−レンズ間距離L1 と結合損失の関係
を示すグラフ。
【図3】本発明に係る光源−光ファイバ結合器の具体例
を示す構造説明図。
【図4】本発明に係る光源−光ファイバ結合器の他の具
体例を示す構造説明図。
【図5】本発明に係る光源−光ファイバ結合器の更に他
の具体例を示す構造説明図。
【図6】従来の光源−光ファイバ結合系の説明図。
【符号の説明】
10 レーザチップ 14 屈折率分布型ロッドレンズ 16 単一モード光ファイバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射する拡散光束を屈折率分布
    型ロッドレンズによって光ファイバ端面に結合する光源
    −光ファイバ結合器において、 屈折率分布型ロッドレンズは、光源側端面を凸球面、光
    ファイバ側端面を平面とする形状をなし、光源として半
    導体レーザを用い、そのレーザチップと屈折率分布型ロ
    ッドレンズを近接配置した状態でハウジングで保持する
    と共に、該ハウジングによって光ファイバを保持可能な
    構造をなしていることを特徴とする光源−光ファイバ結
    合器。
  2. 【請求項2】 レーザチップ面と屈折率分布型ロッドレ
    ンズ端面との距離が0.3mm以下である請求項1記載の
    光源−光ファイバ結合器。
  3. 【請求項3】 ハウジングは、半導体レーザを保持する
    レーザホルダと屈折率分布型ロッドレンズを保持するレ
    ンズホルダとを具備し、半導体レーザと屈折率分布型ロ
    ッドレンズとを、光軸に対して直交する面内方向のみな
    らず光軸方向にも位置調整可能とし、且つ光軸方向の位
    置調整の際にレーザチップと屈折率分布型ロッドレンズ
    とが一定距離よりも接近しないようにレーザホルダによ
    って規制されている請求項1又は2記載の光源−光ファ
    イバ結合器。
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