JP3299549B2 - 車両のスリップ制御装置 - Google Patents

車両のスリップ制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪のスリップ度合に
関係した値(以下、スリップ度合関係値という。)に基
づきブレーキ圧を増減制御し、制動時における過大な制
動力を抑制する車両のスリップ制御装置に関するもので
ある。
【0002】なお、本発明において、車輪のスリップ度
合関係値は、 スリップ度合関係値=(車輪速/擬似車体
速)×100〔%〕…(1)で算出される値である。
【0003】
【従来の技術】従来、制動時における車輪のロック又は
スキッド状態の発生を防止することを目的としたアンチ
スキッドブレーキ制御が知られている。
【0004】このアンチスキッドブレーキ制御では、制
動中の車輪速と車体速とを検出し、更に検出された車輪
速と車体速とから車輪のスリップ度合関係値を算出し、
このスリップ度合関係値に基づいてブレーキ圧の増減制
御が行われるようになっている。すなわち、ブレーキ圧
の増圧後のスリップ度合関係値が予め設定された閾値以
下に低下すると、ブレーキ圧の減圧制御が行われ、制動
力を減少させて車輪速が回復される。また、ブレーキ圧
の減圧後のスリップ度合関係値が予め設定された閾値以
上に復帰すると、再度ブレーキ圧の増圧制御が行われ、
制動力を増大させて車輪速が低下される。そして、上記
ブレーキ圧の増減制御を繰り返すことにより車輪のロッ
ク状態又はスキッド状態を回避しつつ車体速が所定の勾
配に従って低下されるようになっている。
【0005】ところで、上記車輪のスリップ度合関係値
は、上記のように車体速に対する車輪速の割合(%)と
して算出され、車体速と車輪速との差、すなわち、車輪
のスリップ量が同一の場合は、車体速が低下する程、ス
リップ度合関係値は小さくなる。従って、スリップ度合
関係値の閾値を車体速に拘らず一定値に設定した場合
は、車体速が低下する程、少ない車輪のスリップ量でス
リップ度合関係値が閾値下に低下することとなり、増
圧・保持後のブレーキ圧の減圧タイミングが早くなる。
特に、スリップ度合関係値の閾値を高く設定すると、低
速域では車輪速が少し低下すると、スリップ度合関係値
の閾値を低下してブレーキ圧の減圧制御が行われ、いわ
ゆるハンチングが生じやすくなる。
【0006】この問題を解決するため、従来、スリップ
度合関係値の閾値に設定において、例えば特公昭6
42056号公報に示されるように車速が大きいとき
は比較的小さい値を設定し、車速が小さいときは比較
的大きい値を設定するものが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記アンチスキッドブ
レーキ制御において、制動開始直後の第1サイクル目に
おけるブレーキ圧の減圧制御では、路面の摩擦係数が分
からないため、早めにブレーキ圧を減圧させて車輪速を
回復させ、車輪のロック状態を早く解除する一方、第2
サイクル目以降のブレーキ圧の減圧制御では、路面の摩
擦係数を推定し、その推定結果に基づいてブレーキ圧の
減圧制御を行うことが望ましい。
【0008】従来のアンチスキッドブレーキ制御では、
制御サイクルに拘らず車体速に応じた一定のスリップ
合関係値の閾値が設定されるので、例えば車体速に対す
る閾値の低下率を比較的大きくした場合、低速域におい
て第1サイクル目におけるブレーキ圧の減圧制御のタイ
ミングが遅くなり、早めにブレーキ圧を減圧させて車輪
速を回復させることが困難となる。一方、車体速に対す
る閾値の低下率を比較的小さくした場合、上記問題は解
決される反面、低速域において第2サイクル目以降にお
いてもブレーキ圧の減圧タイミングが早くなり、ハンチ
ングが生じやすくなる。
【0009】また、従来のアンチスキッドブレーキ制御
では、路面の摩擦係数に拘らず車体速に対するスリップ
度合関係値の閾値の低下率は一定であるため、路面の摩
擦係数に応じて好適なブレーキ圧の減圧制御を行うこと
は困難である。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、第1サイクル目の閾値と第2サイクル目以降の閾値
とを異ならせるとともに、路面の摩擦係数を加味した閾
値を設定することにより好適なアンチスキッドブレーキ
制御を行うことのできる車両のスリップ制御装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段と、ブレーキ
ペダルの踏込力に応じたブレーキ圧を発生し、そのブレ
ーキ圧を用いて車輪の制動を行なうブレーキ手段と、上
ブレーキ圧を調節するブレーキ圧調節手段と、検出さ
れた車輪速に基づいて車両の車体速を算出する車体速算
出手段と、検出された車輪速と算出された車体速とから
車輪のスリップ度合に関係した値を算出するスリップ
合関係値算出手段と、制動時に算出されたスリップ度合
関係値を所定の閾値と比較し、スリップ度合関係値が閾
値以下に低下すると、上記ブレーキ圧の減少を開始させ
ように上記ブレーキ圧調整手段を制御する制御手段と
を備えた車両のスリップ制御装置おいて、上記車体速
の低下に応じて低下するように上記スリップ度合関係値
の閾値が予め設定された第1のマップと該第1のマップ
よりも車体速に対するスリップ度合関係値の閾値の低下
率が大きくなるようにスリップ度合関係値の閾値が予め
設定された第2のマップとが記憶された記憶手段と、
ブレーキ圧の制御サイクルを判別するサイクル判別手
段と、制御サイクルが第1サイクル目と判断されると、
上記第1のマップから車体速に応じたスリップ度合関係
の閾値を読出し、制御サイクルが第2サイクル目以降
と判断されると、記第2のマップから車体速に応じた
スリップ度合関連値の閾値を読出す閾値読出手段とを備
えたものである。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の車両のスリップ制御装置において、上記第2のマッ
プは、車体速に対する閾値の低下率が路面の摩擦係数の
増加に応じて増大するような当該路面の摩擦係数をパラ
メータとした複数のマップからなり、上記車輪速検出手
段の検出信号に応じて車輪速の加速度及び減速度を算出
する加減速度算出手段と、算出された車輪速の加速度及
び減速度から路面の摩擦係数を推定する路面状態推定手
段とを更に備え上記閾値読出手段は、上記路面状態推
定手段で推定された路面の摩擦係数と上記車体速算出手
段で算出された車体速とに基づいて上記第2のマップ
らスリップ度合関連値の閾値を読み出すものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ブレーキペダル
が踏み込まれると、ブレーキ手段でその踏込力に応じた
ブレーキ圧が発生し、車輪の制動が開始される。制動開
始によってブレーキ圧はブレーキペダルの踏込状態に応
じて上昇するが、この制動中に車輪速とこの車輪速に基
づいて算出された車体速とから車輪のスリップ度合関連
が算出され、この車輪のスリップ度合関連値が所定の
閾値以下に低下すると、ブレーキ圧の減圧制御が行われ
る。
【0014】上記スリップ度合関連値の閾値は、車体速
の低下に応じて低下するように予め第1及び第2のマッ
プに記憶され、第1のマップの車体速に対する閾値の低
下率は、第2のマップのものより小さく設定されてい
る。
【0015】そして、アンチスキッドブレーキ制御が第
1サイクル目のときは、第1のマップから車体速に応じ
た閾値が設定され、第2サイクル目以降のときは、第2
のマップから車体速に応じた閾値が設定される。すなわ
ち、車体速が低速域のときは、第2サイクル目以降にお
けるスリップ度合関連値の閾値は、第1サイクル目にお
けるスリップ度合関連値の閾値より小さくなり、第2サ
イクル目以降の増圧・保持後のブレーキ圧の減圧タイミ
ングは、第1サイクル目のときよりも遅くなる。これに
より第1サイクル目では、車輪のロックを早期に解除す
るとともに、第2サイクル目以降ではハンチングを防止
しつつ車輪の制動が可能となる。
【0016】また、請求2記載の発明によれば、第
サイクル目以降におけるスリップ度合関連値の閾値は、
推定された路面の摩擦係数と車体速とに基づき第2の
ップから読み出される。車体速が低速の場合は、路面の
摩擦係数が大きい程、小さい値が設定され、車輪のスリ
ップ度合関連値は閾値以下に低下しにくくブレーキ圧の
減圧タイミングが遅くなる。これにより、高μ路では車
体速が低速になるほど、車体は車輪のロックにより停止
されるようになる。
【0017】
【実施例】図2は、本発明に係るスリップ制御装置を備
えた車両を示している。
【0018】この車両は、従動輪となる左右の前輪1,
2と、駆動輪となる左右の後輪3,4とを備え、エンジ
ン5の駆動力が自動変速機6、プロペラシャフト7、デ
ィファレンシャル8及び左右の車軸9,10を介して後
輪3,4に伝達されるように構成されている。
【0019】上記各車輪1〜4には、車輪と一体的に回
転するディスク11a〜14a及び制動圧の供給を受け
て該ディスク11a〜14aの回転を制御するキャリ
らなるブレーキ装置11〜14が設けられ、これらブ
レーキ装置11〜14は、後述するブレーキ制御システ
ム15により駆動制御されるようになっている。
【0020】ブレーキ制御システム15は、ブレーキペ
ダル16の踏込力を増大する倍力装置17と該倍力装置
17により増大された踏込力に応じてブレーキ油圧を発
生させるマスタシリンダ18とを有する。そして、この
マスタシリンダ18から導かれた前輪用制動圧供給ライ
ン19が2経路に分岐されて、これらの前輪用分岐制動
圧ライン19a,19bが左右の前輪1,2におけるブ
レーキ装置11,12のキャリパ11,12にそれ
ぞれ接続されているとともに、左前輪1のブレーキ11
に通じる一方の前輪用分岐制動圧ライン19aには、電
磁式の開閉弁20aと、電磁式のリリーフ弁20bとか
らなる第1のバルブユニット20が配置され、また、右
前輪2のブレーキ装置12に通じる他方の前輪用分岐制
動圧ライン19bにも、上記第1バルブユニット20と
同様に電磁式の開閉弁21と、同じく電磁式のリリーフ
弁21bとからなる第2バルブユニット21が設置さ
れている。
【0021】一方、上記マスタシリンダ18から導かれ
た後輪用制動圧供給ライン22には、上記第1、第2バ
ルブユニット20,21と同様に電磁式の開閉弁23a
と、同じく電磁式のリリーフ弁23bとからなる第3バ
ルブユニット23が設置されているとともに、この後輪
用制動圧供給ライン22は、上記第3バルブユニット2
3の下流側で2経路に分岐されて、これらの後輪用分岐
制動圧ライン22a,22bが左右の後輪3,4におけ
るブレーキ装置13,14のキャリパ13b,14bに
それぞれ接続されている。
【0022】なお、上記リリーフ弁20b,21b,2
3bから排出されるブレーキオイルは、不図示のドレイ
ンラインを介して上記マスタシリンダ18のリザーバタ
ンク18aに戻されるようになっている。
【0023】そして、上記第1〜第3バルブユニット
0,21,23は、コントロールユニットUTRにより
それぞれ独立に駆動制御され、第1及び第2バルブユニ
ット20,21の作動により左前輪1のブレーキ装置1
1と右前輪2のブレーキ装置12の制動力がそれぞれ可
変制御され、第3バルブユニット23の作動により左右
の後輪3,4のブレーキ装置13,14の制動力が可変
制御されるようになっている。
【0024】上記コントロールユニットUTRには、ブ
レーキペダル16の踏込みの有無を検出するブレーキス
イッチ25の検出信号と各車輪の回転速度をそれぞれ検
出する車輪速センサ26〜29の検出信号とが入力さ
れ、コントロールユニットUTRは、これらの検出信号
に基づいてアンチスキッドブレーキ制御の制御信号を生
成し、該制御信号を上記第1〜第3バルブユニット2
0,21,23にそれぞれ出力して左右の前輪1,2及
び後輪3,4のスリップに対する制動制御を第1〜第3
バルブユニット毎に並行して行う。
【0025】図1は、コントロールユニットUTR内の
ブロック構成を示す図である。
【0026】同図において、30は、制動中の車体速を
算出する車体速算出手段である。車輪1〜4がスリップ
しているときの車体速は正確に検出できないことから車
体速算出手段30は、上記車輪速センサ26〜29の検
出信号から得られる車輪速Vwに基づき擬似的な車体速
Vrを算出する。31は、上記(1)式で定義される
輪1〜4のスリップ度合関係値を算出するスリップ度合
関係値算出手段である。スリップ度合関係値算出手段
は、上記車輪速Vwと上記擬似車体速vrとを用いて上
記(1)式によりスリップ度合関係値Sを算出する。
【0027】また、32は、車輪速Vwの加速度及び減
速度を算出する加減速度算出手段である。加減速度算出
手段32は、車輪速Vwの前回値と今回値との差分をサ
ンプリング周期Δt(例えば7ms)で除算した結果を
重力加速度に換算して車輪速Vwの加速度AW及び減速
度DWを算出する。33は、路面の摩擦係数を推定する
路面状態推定手段である。路面状態推定手段33は、車
輪速Vwの加速度AW及び減速度DWから図3に示すフ
ローチャートに従って路面の摩擦係数を推定する。
【0028】すなわち、上記摩擦係数を推定する制御動
作がスタートすると、まず、各種データを読み込んだ
後、アンチスキッドブレーキ制御中であることを示す
ラグFabsに基づき現在アンチスキッドブレーキ制御
中か否かを判別する(#10,#11)。この判別結果
がNOであり、現在アンチスキッドブレーキ制御中でな
いことが確認された場には、摩擦係数値MUに高μ路
を示す「3」がセットされる(#12)。
【0029】一方、上記ステップ#11において、現在
アンチスキッドブレーキ制御中であることが確認された
場合には、ステップ#13,#14,#16において、
回制御時の車輪速Vwの減速度DW若しくは加速度A
Wに基づいて路面状態が高μ路、中μ路及び低μ路に分
類され、各路面状態に応じた摩擦係数値MUがセットさ
れる。
【0030】すなわち、上記減速度DWが予め設定され
た基準減速度「−20G」よりも小さいか否かを判別す
るとともに、加速度AWが予め設定された第1基準加速
度「10G」及び第2基準加速度「20G」よりも大き
いか否かを判定する。そして、上記判定の結果、減速度
DWが基準減速度「−20G」より小さいことが確認さ
れた場合には、摩擦係数値MUに低μ路を示す「1」が
セットされ(#15)、加速度AWが基準加速度「20
G」よりも大きいことが確認された場合には、摩擦係数
値MUに高μ路を示す「3」がセットされ(#17)、
加速度AWが「10〜20G」の範囲内にあることが確
認された場合には、摩擦係数値MUに中μ路を示す
「2」がセットされる(#18)。
【0031】図1の戻り、34は、後述の閾値記憶手段
35に記憶されたマップからスリップ度合関係値の閾値
及び減速度の閾値を読み出す閾値読出手段である。閾値
読出手段34は、後述する制御サイクル判別手段36か
らの判別結果、上記路面状態推定手段33からの推定結
果及び擬似車体速Vrに基づきスリップ度合関係値の閾
値及び減速度の閾値を後述する制御手段37に読み出
す。35は、後述するアンチスキッドブレーキ制御の開
始タイミングを判別するための車輪速の減速度の閾値の
マップとブレーキ圧の減圧制御の開始タイミングを判別
するためのスリップ度合関係値の閾値のマップとが記憶
された閾値記憶手段である。
【0032】上記車輪速の減速度の閾値のマップは、高
μ路、中μ路及び低μ路の各路面状態において車輪1〜
4がロックを生じる値として予め実験等により求められ
たものであり、本実施例では、例えば(高μ路閾値,中
μ路閾値,低μ路閾値)=(−3.0G,−2.0G,
−1.5G)に設定されている。
【0033】また、上記スリップ度合関係値の閾値のマ
ップは、第1サイクル目のブレーキ圧の減圧制御に適用
される第1のマップと第2サイクル目以降のブレーキ圧
の減圧制御に適用される第2のマップの2種類のマップ
から構成されている。スリップ度合関係値の閾値は、図
4に示すように車体速の低下に応じて低下するように設
定され、第1のマップにおける車体速に対する閾値の低
下率は第2のマップよりも小さく設定されている。ま
た、上記第2のマップは、図5に示すように路面の摩擦
係数をパラメータとした複数の車体速に対する閾値を有
し、各車体速に対するスリップ度合関係値の閾値は路面
の摩擦係数が大きいほど(すなわち、μが高い路面ほ
ど)、小さくなっている。
【0034】なお、第1のマップのスリップ度合関係値
の閾値は、アンチスキッドブレーキ制御の開始直後の第
1サイクル目では、路面の摩擦状態が推定できないこと
から、路面の摩擦係数をパラメータとして設定されてい
ない。しかし、第1サイクル目のスリップ度合関係値
閾値としては、低μ路を考慮した閾値が予め実験的に求
められており、その車体速に対する閾値の低下率は、第
2のマップの低μ路における閾値の低下率と略同一若し
くはそれ以下になっている。なお、第1のマップとして
第2のマップの低μ路における閾値を用いるようにして
もよい。
【0035】図1に戻り、36は、アンチスキッドブレ
ーキ制御が第1サイクル目のものか否かを判別する制御
サイクル判別手段である。この判別結果は、上記閾値読
出手段34に入力され、閾値読出手段34は、この判別
結果に基づき上記閾値記憶手段35から上記第1又は第
2のスリップ度合関係値の閾値のマップを読み出す。
【0036】また、37は、ブレーキ圧の増減制御を行
う制御手段である。制御手段37は、ブレーキペダル6
が踏み込まれ、制動開始直後の車輪の減速度と閾値読出
手段34で読み出された減速度の閾値とを比較し、車輪
の減速度がその閾値以下に低下すると、増圧後のブレー
キ圧を保持させる制御信号を生成する。また、ブレーキ
圧を増圧・保持した後の車輪のスリップ度合関係値と閾
値読出手段34で読み出されたスリップ度合関係値の閾
値とを比較し、車輪のスリップ度合関係値その閾値以
下に低下すると、ブレーキ圧の減圧させる制御信号を生
成する。
【0037】上記制御信号は、ブレーキ圧算出手段38
に入力され、ブレーキ圧算出手段38は、これらの制御
信号を受けて制動圧制御信号を生成し、この制動圧制御
信号を上記第1〜第3バルブユニット20,21,23
にそれぞれ出力する。
【0038】上記第1〜第3バルブユニット20,2
1,23は、制動圧制御信号に基づき開閉弁20a,2
1a,23aとリリーフ弁20b,21b,23bとを
それぞれデューティ制御により開閉制御し、これにより
スリップ状態に応じた制動力を前輪1,2及び後輪3,
4に発生させる。
【0039】なお、アンチスキッドブレーキ制御が行わ
れてないときは、上記第1〜第3バルブユニット20,
21,23には上記制動圧制御信号が出力されず、上記
開閉弁20a,21a,23aは開状態に保持さる一
方、上記リリーフ弁20b,21b,23bは閉状態に
保持される。これによりブレーキペダル16の踏込力に
応じてマスタシリンダ18で発生したブレーキ圧が制動
圧供給ライン19,22を介して左右の前輪1,2及び
後輪3,4のブレーキ装置11〜14に供給され、ブレ
ーキペダル16の踏込力に応じた制動圧が車輪1〜4に
直接付加される。
【0040】次に、図6を用いて本発明に係るスリップ
制御装置のブレーキ圧の制御動作について説明する。な
お、ブレーキ圧の増減制御は、第1〜第3バルブユニッ
20,21,23の各バルブユニットについて行われ
るが、ここでは第1バルブユニット20を例に説明す
る。また、車輪速Vw1,減速度DW1,加速度AW
1,スリップ度合関係値S1等の各符号内の数字「1」
は左前輪1に関するものであることを示している。
【0041】時刻Toでブレーキペダル16が踏み込ま
れると、マスタシリンダ18で発生したブレーキ圧が除
々に増大し、この制動力により左前輪1の車輪速Vw1
は減少する。この車輪速Vw1の減速度DW1は上記加
減速度算出手段32により算出され、閾値読出手段34
で読み出された高μ路における減速度の閾値−3Gと比
較される。そして、車輪速Vw1の減速度DW1が閾値
−3G以下に低下すると、アンチスキッドブレーキ制御
の非制御状態であるフェーズ0からフェーズ2に移行
し、アンチスキッドブレーキ制御が開始される。
【0042】アンチスキッドブレーキ制御は、増圧後の
ブレーキ圧を保持するフェーズ2から開始され、以後、
増圧・保持後のブレーキ圧を減圧するフェーズ3及び減
圧後のブレーキ圧を保持するフェーズ4を経て第1サイ
クル目が終了する。続いて、時刻Tdから再度ブレーキ
圧を増圧するフェーズ1から第2サイクル目が開始さ
れ、以後、上記フェーズ2〜フェーズ4を経て第2サイ
クル目が終了すると、時刻Teから第2サイクル目と同
様のブレーキ圧の増減制御が数サイクル繰り返される。
【0043】上記のようにアンチスキッドブレーキ制御
の第1サイクル目では、車輪の減速度の閾値として高μ
路の閾値が読み出されるようになっている。これは、第
1サイクル目では路面の摩擦係数を推定することができ
ないので、低μ路における閾値(−1.5G)を用いる
と、車輪の減速度がわずかに低下した場合にも閾値以下
に低下し、不必要にアンチスキッドブレーキ制御が開始
されることを回避するためのものである。
【0044】続いて、フェーズ2の間に車輪速Vw1か
らスリップ度合関係値算出手段31でスリップ度合関係
S1が算出され、閾値読出手段34により第1のマッ
プから読み出された車体速に応じたスリップ度合関係値
の閾値と比較される。例えばスリップ度合関係値の閾値
として高速時の閾値90%が設定された場合、時刻Tb
で上記スリップ度合関係値S1が90%以下に低下する
と、フェーズ2からフェーズ3に移行し、ブレーキ圧の
減圧制御が開始される。第1バルブユニット20のリリ
ーフ弁20bは所定のデューティ率に従ってオン・オフ
され、これによりブレーキ圧が所定の勾配で減少し、制
動力が除々に低下して左前輪1の回転力は回復する。
【0045】続いて、時刻Tcで左前輪1の車輪速Vw
1の減速度DW1及び加速度AW1がそれぞれ0になる
と、フェーズ3からフェーズ4に移行し、ブレーキ圧は
減速後のレベルに保持され、このフェーズ4の間に車輪
速Vw1は、再び上昇する。
【0046】そして、時刻Tdで回復した車輪速Vw1
のスリップ度合関係値S1が再び上記スリップ度合関係
の閾値90%を越えると、フェーズ4からフェーズ1
に移行し、第2サイクル目のアンチスキッドブレーキ制
御が開始される。
【0047】第2サイクル目のフェーズ1への移行直後
、初期急増圧時間Tp2の間、第1バルブユニット2
0の開閉弁20bが100%のデューティ率で開閉さ
れ、ブレーキ圧は急勾配で増圧され、その後は上記開閉
弁20bが所定のデューティ率で開閉され、ブレーキ圧
は上記勾配よりも緩やかな勾配で増圧される。
【0048】一方、第2サイクル目以降においては、路
面状態推定手段33で前サイクルにおける車輪速Vw1
の減速度DW1及び加速度AW1から路面の摩擦係数μ
が推定され、この路面の摩擦係数μと車体速Vrとに基
づいて減速度及びスリップ度合関係値の閾値が設定され
る。すなわち、減速度の閾値は、閾値記憶手段35に記
憶されたマップから路面の摩擦係数に応じた閾値が読み
だされ、スリップ度合関係値の閾値は、閾値記憶手段3
5に記憶された第2のマップから路面の摩擦係数μと車
体速Vrとをパラメータとして所定の閾値が読み出され
る。
【0049】そして、上記第1サイクルと同様に左前輪
1の減速度DW1が減速度の閾値以下に低下すると、フ
ェーズ1からフェーズ2に移行して増圧後のブレーキ圧
の保持制御が行われ、スリップ度合関係値S1が設定さ
れたスリップ度合関係値の閾値以下に低下すると、フェ
ーズ2からフェーズ3に移行して増圧・保持後のブレー
キ圧の減圧制御が行われる。
【0050】上記のようにアンチスキッドブレーキ制御
において、スリップ度合関係値の閾値を車体速の低下に
応じて低下させるようにしたので、車体速が低速になる
のに応じて少ない車輪のスリップ量(車体速と車輪速と
の差)で車輪のスリップ度合関係値が閾値以下に低下
し、車体速の低下に応じてブレーキ圧の増圧・保持後の
減圧制御の開始タイミングが早くなるようなことがなく
なる。これにより車体速の低速域におけるハンチングを
防止することができる。
【0051】また、車体速に対する低下率が異なる2種
類のスリップ度合関係値の閾値のマップを設け、アンチ
スキッドブレーキ制御の第1サイクル目では、上記低下
率の小さい第1のマップからスリップ度合関係値の閾値
を設定し、第2サイクル目以降では上記低下率の大きい
第2のマップからスリップ度合関係値の閾値を設定する
ようにしたので、車体速が低速の場合には、第1サイク
ル目の方が第2サイクル目以降よりも車輪のスリップ
合関係値が早く閾値以下に低下し、増圧・保持後のブレ
ーキ圧を早く減圧させることができる。これにより路面
の摩擦係数が推定できないアンチスキッドブレーキ制御
開始直後の第1サイクル目では、制動後の車輪速を早く
回復させることができ、特に低μ路の場合、第1サイク
ル目に車輪がロックした場合にも速やかにロック状態を
解除して車輪速を回復させることができる利点がある。
【0052】また、第2サイクル目以降は、路面の摩擦
係数が高くなる程、スリップ度合関係値の閾値の車体速
に対する低下率を大きくしたので、低速走行している場
合は、高μ路になる程、増圧・保持後のブレーキ圧を減
圧するタイミングが遅くなり、車輪をロックさせて車体
を停止させることができるとともに、ブレーキ圧の増減
制御のハンチングを防止することができる。
【0053】ところで、低μ路では車輪がロックした場
合、ブレーキ圧を減圧しても路面反力が小さいため車輪
速を速やかに回復させることは困難で、車輪のスリップ
により車体が不安定となる。上記実施例では、第2サイ
クル目以降のスリップ度合関係値の閾値は、低μ路にお
いても車速の低下に応じて小さく設定するようにしてい
たが、上記問題を解決するため、図7に示すように低μ
路では、車体速の低下に応じて閾値を大きくするように
してもよい。このようにすると、低μ路においては、増
圧・保持後のブレーキ圧を減圧するタイミングが早くな
り、車輪のロックによるスリップを防止し、車体が停止
するまで方向安定性を保持することができる。
【0054】なお、上記実施例では、スリップ度合関係
の閾値を車体速に対して連続的に変化させていたが、
車体速を領域に分割し、各分割領域で段階的に閾値を変
化させるようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
レーキ圧の減圧制御のためのスリップ度合関係値の閾値
を車体速の低下に応じて小さくするとともに、車体速に
対するスリップ度合関係値の閾値の低下率を第1サイク
ル目のものより第2サイクル目以降のものを大きくした
ので、第1サイクル目における増圧・保持後のブレーキ
圧を減圧する減圧タイミングは第2サイクル目以降の減
圧タイミングよりも早くなる。これにより路面の摩擦係
数が分からない第1サイクル目では、車輪のロックが早
く解除され、速やかに第2サイクル目に移行して好適な
アンチスキッドブレーキ制御が可能となる。
【0056】また、第2サイクル目以降におけるブレー
キ圧の減圧制御では、上記スリップ度合関係値の閾値を
車速に低下に応じて小さくするとともに、車速に対する
スリップ度合関係値の閾値の低下率を路面の摩擦係数の
増加に応じて大きくしたので、摩擦係数の大きい路面で
は低速域になる程、ブレーキ圧の減圧開始タイミングが
遅くなり、車輪をロックさせて車体を迅速に停止させる
ことができるとともに、ハンチングを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスリップ制御装置のブロック構成
を示す図である。
【図2】本発明に係るスリップ制御装置を備えた車両の
構成を示す図である。
【図3】路面の摩擦係数を推定するフローチャートであ
る。
【図4】車体速に対するスリップ度合関係値の閾値を示
す図である。
【図5】路面の摩擦係数をパラメータとした車体速に対
するスリップ度合関係値の閾値を示す図である。
【図6】本発明に係るスリップ制御装置によるアンチス
キッドブレーキ制御の動作を説明するための図である。
【図7】路面の摩擦係数をパラメータとした車体速に対
するスリップ度合関係値の閾値の第2実施例を示す図で
ある。
【符号の説明】 1,2 前輪 3,4 後輪 11〜14 ブレーキ装置(ブレーキ手段) 15 ブレーキ制御システム 16 ブレーキペダル 17 倍力装置 18 マスタシリンダ 19,22 制動圧供給ライン 20,21,23 バルブユニット 26〜29 車輪速センサ 30 車体速算出手段 31 スリップ度合関係値算出手段 32 加減速度算出手段 33 路面状態推定手段 34 閾値読出手段 35 閾値記憶手段 36 制御サイクル判別手段 37 制御手段 38 ブレーキ圧算出手段 UTR コントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 誠 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−15381(JP,A) 特開 平3−57758(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 7/12 - 8/96

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の回転速度を検出する車輪速検出手
    段と、ブレーキペダルの踏込力に応じたブレーキ圧を発
    生し、そのブレーキ圧を用いて車輪の制動を行なうブレ
    ーキ手段と、上記ブレーキ圧を調節するブレーキ圧調節
    手段と、検出された車輪速に基づいて車両の車体速を算
    出する車体速算出手段と、検出された車輪速と算出され
    た車体速とから車輪のスリップ度合に関係した値を算出
    するスリップ度合関係値算出手段と、制動時に算出され
    たスリップ度合関係値を所定の閾値と比較し、スリップ
    度合関係値が閾値以下に低下すると、上記ブレーキ圧
    減少を開始させるように上記ブレーキ圧調整手段を制御
    する制御手段とを備えた車両のスリップ制御装置おい
    て、 上記車体速の低下に応じて低下するように上記スリップ
    度合関係値の閾値が予め設定された第1のマップと該第
    1のマップよりも車体速に対するスリップ度合関係値の
    閾値の低下率が大きくなるようにスリップ度合関係値の
    閾値が予め設定された第2のマップとが記憶された記憶
    手段と、上記ブレーキ圧の制御サイクルを判別するサイ
    クル判別手段と、制御サイクルが第1サイクル目と判断
    されると、上記第1のマップから車体速に応じたスリッ
    度合関係値の閾値を読出し、制御サイクルが第2サイ
    クル目以降と判断されると、記第2のマップから車体
    速に応じたスリップ度合関連値の閾値を読出す閾値読出
    手段とを備えたことを特徴とする車両のスリップ制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両のスリップ制御装置
    おいて、上記第2のマップは、車体速に対する閾値の低下率が路
    面の摩擦係数の増加に応じて増大するような当該路面の
    摩擦係数をパラメータとした複数のマップからなり、
    記車輪速検出手段の検出信号に応じて車輪速の加速度及
    び減速度を算出する加減速度算出手段と、算出された車
    輪速の加速度及び減速度から路面の摩擦係数を推定する
    路面状態推定手段とを更に備え上記閾値読出手段は、 上記路面状態推定手段で推定され
    た路面の摩擦係数と上記車体速算出手段で算出された車
    体速とに基づいて上記第2のマップからスリップ度合関
    連値の閾値を読み出すものであることを特徴とする車両
    のスリップ制御装置。
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