JP3299510B2 - プラネタリートランスミッションを有するクラッチにおけるねじり振動ダンパ - Google Patents

プラネタリートランスミッションを有するクラッチにおけるねじり振動ダンパ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念部分に記載のハイドロダイナミック・トルクコンバー
タのクラッチ(ロックアップクラッチ)におけるねじり
振動ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】そのようなねじり振動ダンパは、例えば
ドイツ特許出願公開第4121586号公報により知ら
れている。図1にしたがって、ロックアップクラッチを
有するトルクコンバータが構成されている。当該ロック
アップクラッチのピストンは、コンバータハウジングの
方へ向いた側に摩擦ライニングを備えている。それは当
該摩擦ライニングによって、隣接するコンバータハウジ
ングの摩擦域と摩擦結合させられ得る。そのコンバータ
ハウジング側とは反対の側では、ピストンにカバープレ
ートが固定されている。当該カバープレートは、ねじり
振動ダンパの駆動側の伝達エレメントとして効力があ
る。これらのカバープレートは、ハブディスクに支持さ
れているエネルギー蓄積装置として効力のある弾性体の
受容のためのウインドー(窓)を有する。当該ハブディ
スクは、その半径方向内側の領域においてかみ合わせ部
を介して支持湾曲部の形での従動側の部材を用いてター
ビンハブと回転固定に(すなわち、相対回転しないよう
に)結合させられている。当該タービンハブはかみ合わ
せ部を介して出力シャフトに回転固定に係合する。ハブ
ディスクは、ねじり振動ダンパの従動側の伝達エレメン
トとして効力があり、その際、それと駆動側の伝達エレ
メントとの間でエネルギー蓄積装置が連結装置として効
力がある。
【0003】同様にこの公開公報では、詳しくは図3
に、次のようなロックアップクラッチが示されている。
すなわち、このロックアップクラッチでは、ピストンが
その回転運動を、軸方向にそれとコンバータハウジング
との間に設けられて摩擦ライニングを介して駆動可能な
ラメラ体(Lamelle)を介してタービンホイールへ、した
がってタービンハブへ伝える。ねじり振動ダンパが設け
られていないこのようなロックアップクラッチの場合に
は、ねじり振動の発生の際にピストンが軸方向にそれと
コンバータハウジングとの間に設けられた空間における
圧力発生によって負荷を軽減され、その結果、ピストン
がコンバータハウジングに対してすべりを伴って働き且
つそれによってねじり振動の振幅を低下させる。
【0004】動力車の動力伝達系列は、自由振動系とし
て観察すると、大まかに六つの質量体に限定され得る。
その際、インペラを伴う駆動装置が第一の質量体とみな
され、タービンが第二の質量体とみなされ、クラッチシ
ャフト(インプットシャフト)が第三の質量体とみなさ
れ、カルダンシャフト及びディファレンシャル(作動歯
車装置)が第四の質量体とみなされ、車輪が第五の質量
体とみなされ、及び車両全体が第六の質量体とみなされ
る。n個の質量体(ここでは六つの質量体)を有する自
由振動系の場合には、周知のごとくn−1個の固有振動
数(ここでは従って五つの固有振動数)が生じる。むろ
んこれらのうちの第一の固有振動数は、振動系全体の回
転にかかわり、振動減衰に関して重大でない。固有振動
数が励起される回転数は、内燃機関として構成された駆
動装置のシリンダー数に依存する。
【0005】可能なかぎりわずかな燃料消費にとって有
利な結果になるように、コンバータサーキットにおける
すべりによりひき起こされる浪費をできるだけわずかに
保つために、ロックアップクラッチをすでに非常に低い
回転数、例えば1200回/分で閉じる(接続状態にす
る)傾向がある。4シリンダーエンジンでは、これが1
200回/分、固有振動数の発生のために非常に重要な
セカンドオーダー(zweite Ordnung)を考察して、40
Hzに相当する。ドイツ特許出願公開第4121586
号公報の図3におけるもののようなねじり振動ダンパな
しのロックアップクラッチの場合には、このことは、確
かに第一および第二の固有振動数より高いところにある
が、しかしなお第三および第四の固有振動数より低いと
ころにある振動数でロックアップクラッチが閉じられる
ことを意味する。最初の両方の固有振動数がコンバータ
サーキットにおいて減衰させられ得る、したがって無害
である一方、動力伝達系列は、第三および第四の固有振
動数の通過の際に望ましくないノイズをおこさせられ得
る。その際、特に第三の固有振動数がなお非常に大きな
振幅をもつ。
【0006】ドイツ特許出願公開第4121586号公
報の図1に従うねじり振動ダンパを有するロックアップ
クラッチの構成の際には、ロックアップクラッチの駆動
部と従動部との間の接続解除(連動解除)がエネルギー
蓄積装置に基づいて改善される。それによって、わずら
わしく感じられる第三および第四の固有振動数の振幅が
減少させられ、その結果、それらは、ロックアップクラ
ッチが閉じている場合に、ねじり振動ダンパなしの構成
の場合よりもわずかな望ましくないノイズしかひきおこ
さない。それに比べて、ねじり振動ダンパによってもた
らされる付加的な質量に基づいて別の固有振動数が生じ
ることは、よりわずかにしか害を与えない。なぜなら
ば、この固有振動数は、非常に低い回転数領域におい
て、600回/分より低いところを選んで発生する。し
たがって、ロックアップクラッチが開かれており(連結
を切られており)且つコンバータサーキットが振動減衰
させるように効力のある回転数領域で発生する。
【0007】しかしながら、要約すれば、前記公開公報
に従って形成されたねじり振動ダンパを有するロックア
ップクラッチの構成によっても、特に第三の固有振動数
の問題が排除され得ないことが残る。
【0008】ドイツ特許出願公開第19514411号
公報には、図1に次のようなロックアップクラッチが示
されている。すなわち、当該ロックアップクラッチで
は、ねじり振動ダンパがその駆動側の伝達エレメントに
よってタービンハブに、その従動側の伝達エレメントに
よって出力シャフトに係合する。当該出力シャフトは、
周知のごとくクラッチシャフトとして効力がある。この
ようなねじり振動ダンパは、専門家の間では「タービン
ダンパー(Turbinendaempfer)」と呼ばれており、次のよ
うな特性をもっている:クラッチシャフトとねじり振動
ダンパの従動側の伝達エレメントとの直接結合によっ
て、この伝達エレメントを駆動側の伝達エレメントと連
結するエネルギー蓄積装置が、当該伝動装置軸(クラッ
チシャフト)のねじりによりひき起こされる弾性と直列
接続されたものとして作用する。確かにエネルギー蓄積
装置の剛性はクラッチシャフトのそれよりも非常にはる
かにわずかであるので、クラッチシャフトが非常に柔軟
であるとみなすべき全体の剛性が生じる。当該伝動装置
軸のより大きな柔軟性は、よりよい接続解除(連動解
除)を結果として伴う。
【0009】動力伝達系列における固有振動数に関し
て、クラッチシャフトの当該より大きな柔軟性が、確か
に第三及び第四の固有振動数はピストンとタービンハブ
との間にねじり振動ダンパを有する先に論じたロックア
ップクラッチに比べてより大きい振幅を有するが、しか
し第三の固有振動数が相当により低い回転数のところ
に、詳しくは第二の固有振動数のオーダーの大きさにお
ける回転数のところに生じるように、効果を現す。それ
によって、ロックアップクラッチが1200回/分のと
ころで閉じられるとき、第三の固有振動数が実際的にも
はや効果をあらわさない。ただし、第四の固有振動数に
は影響を及ぼし得ない。その結果、これに対応配置され
た回転数領域の通過の際にはノイズが発生し得る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ロックアッ
プクラッチの非常に低い接続回転数(閉じる回転数、Sc
hliessdrehzahl)の場合にもこの回転数に対応させられ
た振動数領域より高いところにそれぞれ可能な限り小さ
い振幅を有する可能な限り少ない固有振動数しか形成さ
れ得ないようにハイドロダイナミック・トルクコンバー
タのロックアップクラッチにおけるねじり振動ダンパを
構成することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明により、前記課題
は、請求項1の特徴部分によって解決される。
【発明の実施の形態】
【0012】本発明に係る伝動装置(歯車装置)を有す
るねじり振動ダンパの構成によって生じる利点が、以下
に、プラネタリートランスミッションの考察のもとに具
体的に説明される。その際、この実施例に関しては、駆
動側の伝達エレメントは、プラネットギアが回転可能に
受容されているプラネットキャリアとして選択されてい
る。プラネットギアは、一方では浮かんで支持されたリ
ングギアを、他方ではサンギアを駆動する。その際、サ
ンギアが従動側の伝達エレメントを形成する。プラネタ
リートランスミッションの機能方法の結果として、特に
この場合にはプラネタリートランスミッションによって
付加的にもたらされる伝動装置質量の結果として、次の
ように式で与えられる質量行列(Massenmatrix)Mが発生
させられる。
【式1】 ここで
【式2】 である。その際、上記の式に含まれるレターシンボル
は、次のように定義されている: J プラネットキャリア慣性モーメント J サンギア慣性モーメント J リングギア慣性モーメント J プラネットギア慣性モーメント m プラネットギア質量 a (プラネットギア中心軸線に対する回転軸線の)
軸心間隔 大括弧内に書かれた式成分では、左上と右下のそれが当
該質量行列の主対角線(主対角要素、Hauptdiagonale)
を形成し、一方、左下と右上のそれが当該質量行列の副
対角線(副対角要素、Nebendiagonale)を与える。この
際、主対角線は、そこに与えられた慣性モーメント並び
に伝動装置ギア比(Getriebeuebersetzungen)によりねじ
り振動ダンパの固有振動数を与える。その際、もちろ
ん、エネルギー蓄積装置によって設定された剛性も一緒
にはいる。その際、剛性行列は以下のようになる:
【式3】 ここで、c′はエネルギー蓄積装置のばね定数(Federko
nstante)である。
【0013】質量行列の副対角線は、ねじり振動ダンパ
の「負の固有振動数(negative Eigenfrequenz)」、最適
な接続解除振動数(Entkopplungsfrequenz)、振幅・振動
数応答において極小(最小、Minimum)が達成される振動
数を与える。当該副対角線もプラネタリートランスミッ
ションの慣性モーメント、駆動側の伝達エレメントと従
動側の伝達エレメントとの間の伝動比(ギア比)、並び
にエネルギー蓄積装置の剛性に依存する。
【0014】従って、本発明に係る伝動装置を有するね
じり振動ダンパでは、副対角線が零(ゼロ)になる伝動
装置のないねじり振動ダンパと対照的に、副対角線が埋
められている。このことは、先に述べた接続解除振動数
の形成に現れる。伝動装置を有するねじり振動ダンパの
場合には質量行列が決定的に重要であるのみならず、エ
ネルギー蓄積装置によって設定される剛性行列も重要で
あるので、エネルギー蓄積装置の並びにプラネタリート
ランスミッションのエレメントにおける慣性モーメント
の相応の調整によって接続解除振動数が、最も強くわず
らわしい固有振動数の振動数領域に、従って動力伝達系
列のはじめに述べられた第三の固有振動数の振動数領域
に属するように決められ得る。このことは、理想的な場
合には、この固有振動数の除去を、少なくともその振幅
の本質的な低下を導く。
【0015】その結果として、ロックアップクラッチの
接続回転数より高いところになお一つの固有振動数、す
なわち第四の固有振動数だけが残る。当該固有振動数
は、コンバータハウジングとタービンホイールとの間で
のねじり振動ダンパの作用に基づいてその振幅に関し
て、この固有振動数の通過の際にもはやノイズが発生し
得ない程度に低下させられている。
【0016】本発明に係るねじり振動ダンパの共振振動
数は、伝動装置によってもたらされる付加的な質量体の
結果としても、駆動装置の回転数領域にある。当該回転
数領域はロックアップクラッチの接続回転数より著しく
低いところにある。それによってねじり振動ダンパがそ
れに関するクリティカルな回転数領域の通過の際に常に
活動的でない(inaktiv)ので、そのエネルギー蓄積装置
の弾性体は、傑出した連結解除挙動が保証されているよ
うに調整され得る。それに加えて、伝動装置の肯定的な
(都合のよい)副次的な効果は、ロックアップクラッチ
が閉じている場合のポンプおよびタービンのより大きな
ダイナミックな慣性モーメントである。なぜならば、加
速の際に生じる例えばプラネットギアおよびリングギア
のような伝動装置エレメントの、伝動装置により引き起
こされる伝動される慣性モーメントが作用するからであ
る。これにより、ねじり振動ダンパに見かけの比較的高
い慣性モーメントが発生する。それは、駆動装置のクラ
ンクシャフトへの反作用によってねじり振動の形成を妨
げる。それによって、比較的わずかなトルク変動がエン
ジンフロント(Motorfront)に生じる。特にクランクシャ
フトを介して駆動される付加ユニットの保護(Schonung)
は、このことの有利な効果である。
【0017】それに対して、インアクティブな(活動し
ていない)ロックアップクラッチの場合には、ねじり振
動ダンパがアブソーバーとして効力がある。その際、こ
こでも、伝動装置によってひき起こされるモーメント伝
動(トルク伝動、Momentenuebersetzung)並びに付加的
に伝動装置エレメントによってもたらされる質量に基づ
いて、アブソーバー機能が、伝動装置なしのねじり振動
ダンパの場合より明らかに強く効果をあらわす。これに
よって、アブソーバーの周知の作動方式が、すなわち所
定の振幅を所定の値に低下させることが傑出して役に立
つ。その結果、相応の構成の場合には、ロックアップク
ラッチが開いている場合にもわずらわしい固有振動数が
有利に影響を及ぼされ得る。
【0018】少なくとも一つのエレメントがエネルギー
蓄積装置を介して伝達エレメントの少なくとも一つと作
用結合状態にあるプラネタリートランスミッションとし
ての伝動装置の構成の際には、以下のことが進行する:
ねじり振動の導入の際に、それに対応させられたモーメ
ントがプラネタリートランスミッションによって分けら
れ得る。その際、第一の部分モーメントが従動側の伝達
エレメントに伝えられ、それに対して第二の部分モーメ
ントがプラネタリートランスミッションのエレメントの
うちの少なくとも一つによって形成された中間質量体に
伝えられる。その際、これらの部分モーメントは、大き
さ及び作用方向に関して、プラネタリートランスミッシ
ョンの構成、伝達エレメントへのその結合、および弾性
体セットの配置に依存する。これらの部分モーメントの
それぞれが導入されたトルクよりも大きいことは簡単に
(問題なく)可能である。しかし両方の部分モーメント
は、それぞれ二つの質量体(伝達エレメントあるいは中
間質量体)の間のエネルギー蓄積装置の本発明に係る配
置の結果として、異なる偏位角度(Auslenkwinkel)をも
つエネルギー蓄積装置の変形に基づいて互いに反対行動
をとる。その結果、確かに、与えられるトルクは大きさ
に関して再び導入されたトルクのオーダーの大きさにあ
るが、しかし、エネルギー蓄積装置の接続解除機能の結
果として、明らかに滑らかにされたモーメント推移で、
後続接続されたクラッチシャフトへ伝達され得る。
【0019】
【実施例】以下に、本発明を実施例をもとにして詳細に
説明する。図1には、ハイドロダイナミック・トルクコ
ンバータ(流体力学的なトルクコンバータ)の以下のよ
うな領域、すなわちロックアップクラッチ(Ueberbrueck
ungskupplung)がコンバータハウジングから従動装置
(出力装置)へのトルクの伝達のために設けられている
領域が抜き出されて描かれている。トルクコンバータを
全体として図示すること及び説明することは行わなかっ
た。なぜならば、このようなトルクコンバータは、従来
技術により、例えばすでにはじめに言及したドイツ特許
出願公開第4121586号明細書から知られているか
らである。従って以下では、説明は、本質的に、ロック
アップクラッチの本発明にかかる構成に向けられる。
【0020】図1に示されたハイドロダイナミック・ト
ルクコンバータは、コンバータハウジング1を備えてい
る。当該コンバータハウジングは、内燃機関のような駆
動装置80(図4)と連結可能であり、且つ半径方向内
側の領域に軸受ジャーナル(軸受ピン、Lagerzapfen)
3を有する。当該軸受ジャーナルから半径方向フランジ
(Radialflansch)4が外側へ延びている。当該半径方向
フランジは、周囲領域で軸方向部分5へ移行する。当該
軸方向部分は、ポンプシェル(Pumpenschale)7の固定し
た受容のために用いられる。当該ポンプシェルはインペ
ラ(ポンプホイール、ポンプ、Pumpenrad)9の形成の
ために設けられている。これは、タービンホイール(タ
ービン、Turbinenrad)11と協働し、タービンホイー
ル及びステーター(リアクター、トルクマルチプライヤ
ー、Leitrad)15とともに、流体力学的なコンバータサ
ーキット(コンバータ回路、Wandlerkreis)17を形成
する。タービンホイール11は、半径方向内側の領域に
おいて、リベット留め部64を介してタービンハブ(Tur
binennabe)13と結合している。当該タービンハブは、
回転軸心68のまわりで回転可能に配置されており、か
み合わせ部(歯切り部、Verzahnung)14をもってい
る。当該かみ合わせ部によって出力シャフト(従動軸、
Abtriebswelle)72との回転固定な(すなわち、相対
回転しない)結合がつくりだされる。当該出力シャフト
は、クラッチシャフト(伝動装置入力軸、Getriebeeing
angswelle)82(図4)としても用いられ、且つ液圧
流体のための中心孔74を有する。その際、この中心孔
は、ドイツ特許出願公開第4121586号明細書から
知られているようにして、液圧流体を供給され得る。こ
の液圧流体は、軸方向に出力シャフト72の駆動側(駆
動装置側)の端部に境を接する空間76内へ流れ、そこ
から軸方向にコンバータハウジング1とタービンハブ1
3との間に配置された軸方向支持装置(スラスト軸受装
置、Axiallagerung)19における溝20を経て半径方向
外側へ、軸方向にコンバータハウジング1の半径方向フ
ランジ4とロックアップクラッチ26のピストン24と
の間に位置している室22へ達する。それによってピス
トン24を周知のようにコンバータサーキット17で支
配的である圧力に抗して半径方向フランジ4から離れさ
せ、従って、ピストン24の半径方向フランジ4に向け
られた側に固定された摩擦ライニング28を半径方向フ
ランジ4における対応配置された摩擦域30から持ち上
げて離れさす。逆に、出力シャフト72の中心孔74に
おける圧力緩和の際には、コンバータサーキット17に
いま印加されている過圧の結果において、ピストン24
が半径方向フランジ4の方へ押し付けられ、それによっ
て室22内に含まれている液圧流体が軸方向支持装置1
9の溝20を通って半径方向内側へ空間76内へ且つこ
こから中心孔74内へ押される。このようにして、ロッ
クアップクラッチ26が接続状態にされる。
【0021】ロックアップクラッチ26は、ねじり振動
ダンパ(Torsionsschwingungsdaempfer)32を有して構
成されている。当該ねじり振動ダンパは、ピストン24
の摩擦ライニング28側と反対の側に固定されている。
詳しくは、周に沿って互いに対して均等な角度間隔にて
分散配置された軸受ジャーナル40を用いて固定されて
いる。当該軸受ジャーナルのそれぞれは、より大きい直
径を有して形成された中心部分41の両側にそれぞれ一
つのジャーナル(ピン、Zapfen)43を有する。それら
のうちのピストン24の側のジャーナル43はピストン
24における空所を貫通し、リベット留めによって固定
されている。ジャーナル43は、それに加えて、カバー
プレート34における開口部を貫通する。当該カバープ
レートは、それぞれの軸受ジャーナル40の中心部分4
1の両側に接触し、ねじり振動ダンパの駆動側の伝達エ
レメント(伝動エレメント)38として効力がある。
【0022】軸受ジャーナル40に関連して、カバープ
レート34は、プラネタリートランスミッション(遊星
歯車装置、Planetengetriebe)37のプラネットギア中
心軸線70のまわりで回転可能に装着されたプラネット
ギア(プラネットホイール、遊星歯車、Planetenrad)
42それぞれのためのプラネットキャリア(Planetentra
eger)36として用いられる。その際、これらのプラネ
ットギア42のそれぞれは、それぞれ、それぞれの軸受
ジャーナル40の中心部分41に配置されている。プラ
ネットギア42は、そのかみ合わせ部によりプラネット
ギア42を半径方向に取り巻くリングギア(インターナ
ルギア、Hohlrad)44のかみ合わせ部と係合状態にあ
る(かみ合っている)。当該リングギアは浮かんで配置
されている。プラネットギア42は、それに加えて、そ
のかみ合わせ部によって、半径方向にプラネットギア4
2内側に配置されたサンギア(サンホイール、太陽歯
車、Sonnenrad)46とかみ合う。当該サンギアは、ね
じり振動ダンパ32の従動側の伝達エレメント66とし
て効力がある。サンギア46は、周に沿って分散配置さ
れたウインドー50をエネルギー蓄積装置(Energiespei
cher)54の弾性体(スプリング)52の収容のために
有する。その際これらのウインドー50はカバープレー
ト34における対応するウインドー48と一直線に並ん
でいる。サンギア46の半径方向の内側部56がかみ合
わせ部58を有して形成されており、当該かみ合わせ部
が、支持湾曲部62の対応かみ合わせ部60と回転結合
状態にある。当該支持湾曲部は、すでに言及したリベッ
ト留め部64によってタービンハブ13に固定されてお
り、従動側(出力側)の部材65として用いられる。す
でに先に言及したエネルギー蓄積装置54は、プラネタ
リートランスミッション37と全く同様に、ねじり振動
ダンパ32の駆動側の伝達エレメント38と従動側の伝
達エレメント66との間の連結装置78の一部である。
当該プラネタリートランスミッション37では、プラネ
ットギア42がサンギア46と全く同様に中間質量体
(Zwischenmasse)96を形成する。当該中間質量体は、
エネルギー蓄積装置54を介して伝達エレメント38、
66のうちの一つ、ここでは伝達エレメント38と連結
されている。
【0023】室22内にコンバータサーキット17に比
べて過圧が作り出されているあいだは、ピストン24
は、ピストン24における摩擦ライニング28が半径方
向フランジ4における摩擦域30から引き離されている
程度にコンバータハウジング1の半径方向フランジ4か
ら離されている。そのとき、コンバータハウジング1の
運動は、インペラ9によってタービンホイール11へ伝
えられ、これからタービンハブ13を介して出力シャフ
ト72へ伝えられる。導入されるトルクにねじり振動が
重ねられており、これがタービンホイール11に届く
と、当該タービンホイールが回転軸心68のまわりで周
方向における振動運動を行い、それに伴ってねじり振動
ダンパ32を介してピストン24も連行する。そのと
き、ねじり振動ダンパ32がアブソーバーとして効力が
ある。その際、このアブソーバー作用は、対応かみ合わ
せ部60とかみ合わせ部58とを介してサンギア46に
伝えられる運動によって、付加的に、仮に比較的小さく
とも、プラネットギア42における、従ってリングギア
44における運動をひき起こす。その結果、プラネタリ
ートランスミッション37のこれによって加速される、
質量のある(massebehaftet)エレメントに基づいて、プ
ラネタリートランスミッションなしのねじり振動ダンパ
に比べてアブソーバ機能が強められる。
【0024】コンバータサーキット17に室22に比べ
て過圧が作り出されると、ピストン24がコンバータハ
ウジング1の半径方向フランジ4の方へずらされ、それ
によって摩擦ライニング28が摩擦域30に接触状態に
される。そのとき、コンバータハウジング1の運動は、
コンバータサーキット17の迂回のもとで直接ピストン
24へ伝えられ、これからこれと運動同一に案内される
カバープレート34を介してプラネットギア42に達す
る。当該プラネットギアは、それによって、一方では回
転軸心68のまわりでのカバープレート34の回転運動
に後続案内され、他方ではそのプラネットギア中心軸線
70のまわりで回転運動させられる。サンギア46はさ
しあたりまだ停止しているものとして作用するので、プ
ラネットギア42のこの回転運動が浮かんで装着された
リングギア44の偏位を導く。その際、ねじり振動が衝
撃的であればあるほど、プラネットギア42の加速度、
並びにリングギア44の加速度が増大し、それによっ
て、ねじり振動ダンパ32におけるダイナミックな慣性
モーメント(dynamisches Massentraegheitsmoment)がと
りわけ高くなる。そこで、駆動装置80(図4)へのね
じり振動ダンパ32の反作用に基づいて、ねじり振動の
発生が妨げられ得る。その結果、駆動装置80が原動機
フロント(Motorfront)でも比較的静かに作動する。
【0025】カバープレート34がサンギア46に対す
る相対運動を行うやいなや、エネルギー蓄積装置54の
弾性体52の変形が行われる。その結果、従動側の伝達
エレメント66からの駆動側の伝達エレメント38のこ
れによって達成される接続解除(連結解除)に基づい
て、導入されるねじり振動がフィルターにかけられて従
動側の伝達エレメントに印加される。このように「滑ら
かにされた(geglaettet)」トルクが、支持湾曲部62を
介してタービンハブ13へ、且つこれから出力シャフト
72へ伝えられる。
【0026】プラネタリートランスミッション37を有
するねじり振動ダンパ32の構造上の構成から生じる作
用の仕方は、図2〜図4をもとにして詳細に述べられて
いる。図4は、動力車90の動力伝達系列(駆動系、An
triebsstrang)92を示す。その際、この動力伝達系列
は、六つの本質的な振動能力のある構成要素に限定され
ている。第一の本質的な構成要素として、トルクコンバ
ータのインペラと連結している駆動装置80が言及され
る。当該インペラには第二の構成要素としてのタービン
ホイール11が接続する。有段式自動機械(有段式オー
トマチックトランスミッション、Stufenautomat)84の
伝動装置軸(ギアシャフト)82が第三の構成要素を形
成する。一方、ディファレンシャル(差動歯車装置)と
連結しているカルダン(両方が符号86で示されてい
る)が動力伝達系列92の第四の構成要素を形成する。
車輪88が第五の構成要素として用いられる一方で、動
力車90全体が第六の構成要素として効力がある。その
ような動力伝達系列92から出発して、ねじり振動ダン
パなしのロックアップクラッチが使用されるならば、図
2に描かれているような例えばタービンに関しての振幅
・振動数応答(Amplitudenfrequenzgang)があらわれる。
その結果、駆動装置80から与えられるねじり振動がフ
ィルターにかけられずに出力シャフト72へ、従ってク
ラッチシャフト82へ伝えられる。図2には、振動シス
テムの振幅推移(動力伝達系列92が当該振動システム
として評価され得る)が、振動数応答に関して示されて
いる。つまり、振幅推移の場合も振動数推移の場合も
(すなわち縦軸も横軸も)それぞれ対数プロットで示さ
れている。すでにはじめに説明したように、以下の質量
体、駆動装置及びポンプ、タービン、伝動装置入力部
(伝動装置軸)、カルダン及びディファレンシャル、車
輪、並びに車両に限定されている動力伝達系列92の場
合には、五つの固有振動数EFが生じる。それらの固有振
動数のうちの4つの本質的なものEF1〜EF4が図2に書き
入れられている。第五の固有振動数は示されておらず、
また本発明に関しては重要でもない。
【0027】その振幅に関してもっとも大きく示された
固有振動数EF1は、10Hzより低いところの非常に低い
振動数のところに位置する。第二の固有振動数EF2は、E
F1に比べて確かに著しく低下させられた振幅で、明らか
により高い振動数のところで、大きさのオーダーに関し
てほぼ30Hzで生じる。FE3及びFE4は、50Hzより高い
さらにより高い振動数のところに続く。その際、EF3はE
F4よりも著しく大きい振幅を有する。その結果、FE3に
よってひき起こされるノイズがEF4によって発生させら
れるノイズよりもはるかにより明らかに知覚され得る。
【0028】わずかなエネルギー消費にとって有利な結
果になるように、最近のハイドロダイナミック・トルク
コンバータでは、摩擦ライニング28がコンバータハウ
ジング1の摩擦域30に接触し且つトルクがコンバータ
サーキット17の迂回のもとで直接出力シャフト72へ
伝えられる軸方向位置へピストン24をもたらすため
に、ロックアップクラッチがすでに非常に低い接続振動
数(閉じる振動数)fで制御される。したがって、ロ
ックアップクラッチをすでに1200回転/分(U/Min)
で閉じるように努められている。このことは、四つのシ
リンダーを有する内燃機関の場合にとりわけクリティカ
ルな(決定的な)セカンドオーダーを出発点として、4
0Hzの振動数を意味する。したがって、FE1及びFE2は、
この接続振動数fより低いところにあり、その結果、
コンバータサーキット17におけるこれらの振動数のと
ころで生じる大きな振幅がフィルターをかけられ得る。
また、動力伝達系列92における妨害されるべきノイズ
を導かない。これに対照的に、FE3及びFE4は、接続振動
数fより高いところにあり、それらの比較的大きな振
幅(特にFE3に該当する)に基づいて、妨害されるべき
ノイズを導く。
【0029】この問題を出発点として、図3に示されて
いるように、本発明に係るねじり振動ダンパ32によっ
て獲得されうる振幅・振動数応答が指摘されている。プ
ラネタリートランスミッション37のエレメントの形で
の付加的な質量システムの投入に基づいて、確かに図3
にEF5で示されている追加の固有振動数が生じるが、し
かしながら、これはロックアップクラッチ26の接続振
動数fより低いところにあり、それゆえEF1及びEF2と
全く同様に振動により引き起こされるノイズの発生に関
して決定的でない(unkritisch)。むろん、導入部におい
て詳細に説明したように、プラネタリートランスミッシ
ョン37の結果として質量行列(Massenmatrix)の副対角
線(Nebendiagonale)を埋めることに基づいて、図3にEF
3及びEF4の振動数領域にて破線で与えられているように
且つ最小の振幅が現れる定められた接続解除振動数(Ent
kopplungsfrequenz)EKを有するように振幅・振動数応答
が可能にされる。エネルギー蓄積装置54の並びにプラ
ネタリートランスミッション37の伝動比(伝動装置ギ
ア比、Getriebeuebersetzung)に関与させられる質量の
相応の調整によって、この接続解除振動数EKが図3にEF
3及びEF4の振動数領域に一点鎖線で示された振幅・振動
数応答の固有振動数EF3に可能な限りすぐ近くに近づけ
られ、且つ理想的な場合にはEF3と一致する。振幅EF3を
有する一点鎖線と接続解除振動数EKを有する破線との重
ね合わせに基づいて、間をぬって引かれた中央の線が生
じる。当該線では、振幅EF3がない。したがって、この
箇所で、閉じられた(すなわち連結状態にある)ロック
アップクラッチ26でノイズ問題が生じない。
【0030】駆動側の伝達エレメント38及びこれとと
もに効力のある駆動側の全質量(当該全質量は、駆動装
置80とコンバータハウジング1とによって生じる)と
従動側の伝達エレメント66並びにその全質量(当該全
質量は、例えば後続配置された有段式自動機械84によ
って生じる)との間のエネルギー蓄積装置54の作用の
結果として、ロックアップクラッチのねじり振動ダンパ
を用いて獲得された連結解除性(連結解除の良さ、Entk
opplungsguete)に基づいて、固有振動数EF4の低下が達
成される。くわしくは、ねじり振動ダンパなしでの推移
を示す図3に一点鎖線で示された線に比べて実線で形成
されている程度に低下させられる。それによってFE4が
大きさのオーダー(これは振幅に該当する)に関して、
間をぬって引かれた線上のEF3の箇所におけるそれに相
当する水準にあることがわかる。それによって、固有振
動数EF4に関しても、ノイズ形成の危険がない。
【0031】質量行列の副対角線を占めることから接続
解除振動数EKの発生によって生じる言及された利点は、
先に例示的にプラネタリートランスミッション34の可
能な変形例をもとにして説明されている。プラネタリー
トランスミッション37のための別の接続変形例が選択
されたならば、例えばサンギアが駆動側の伝達エレメン
トとして、プラネットキャリアが従動側の伝達エレメン
トとして効力があったならば、むろん質量行列の副対角
線は全く同様に埋められており、それによって当該利点
が獲得され得るだろう。全く同様に、質量行列の副対角
線が埋められているすべての別の伝動装置94も上述の
利点の達成のために考え得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】トルクコンバータにおけるねじり振動ダンパを
有するロックアップクラッチの縦断面の上半分の図であ
る。
【図2】ねじり振動ダンパなしに構成されたロックアッ
プクラッチの場合のトルクコンバータのタービンにおけ
る振幅・振動数応答を示すための対数プロットされたグ
ラフである。
【図3】ロックアップクラッチにおける本発明に係るね
じり振動ダンパの使用のもとでの、図2と同様の対数プ
ロットされたグラフである。
【図4】動力車の動力伝達系列の図である。
【符号の説明】
1 コンバータハウジング 3 軸受
ジャーナル 4 半径方向フランジ 5 軸方
向部分 7 ポンプシェル 9 イン
ペラ 11 タービンホイール 13 タ
ービンハブ 14 かみ合わせ部 15 ス
テーター 17 コンバータサーキット 19 軸
方向支持装置 20 溝 22 室 24 ピストン 26 ロ
ックアップクラッチ 28 摩擦ライニング 30 摩
擦域 32 ねじり振動ダンパ 34 カ
バープレート 36 プラネットキャリア 37 プラネタリートランスミッション 38 駆
動側の伝達エレメント 40 軸受ジャーナル 41 中
心部分 42 プラネットギア 43 ジ
ャーナル 44 リングギア 46 サ
ンギア 48 ウインドー 50 ウ
インドー 52 弾性体 54 エ
ネルギー蓄積装置 56 半径方向内側部 58 か
み合わせ部 60 対応かみ合わせ部 62 支
持湾曲部 64 リベット留め部 65 従
動側の部材 66 従動側の伝達エレメント 68 回
転軸心 70 プラネットギア中心軸線 72 出
力シャフト 74 中心孔 76 空
間 78 連結装置 80 駆
動装置およびインペラ 82 クラッチシャフト 84 有
段式自動機械 86 カルダンおよびディファレンシャル 88 車
輪 90 動力車 92 動
力伝達系列 94 伝動装置 96 中
間質量体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−208546(JP,A) 特開 昭60−4627(JP,A) 特開 平9−196122(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 45/02 F16F 15/134

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンバータハウジングと作用結合させら
    れ得る駆動側の伝達エレメントであって且つ周方向に効
    力のあるエネルギー蓄積装置を備える連結装置を介し
    て、トルクコンバータの従動側の部材に回転固定されて
    いる従動側の伝達エレメントと連結されている駆動側の
    伝達エレメントを有する、ハイドロダイナミック・トル
    クコンバータのクラッチにおけるねじり振動ダンパにお
    いて、 前記連結装置(78)の一部として、伝動装置エレメン
    ト(36、42、44、46)を有する伝動装置(9
    4)が設けられており、前記伝動装置エレメントによっ
    て接続解除振動数(EK)の形成のための質量行列(M)の
    副対角線が埋められており、剛性行列(C)にて与えら
    れる前記エネルギー蓄積装置(54)の弾性体(52)
    の及び質量行列(M)に含まれる伝動装置エレメントの
    慣性モーメントの対応する指定によって、並びに前記伝
    動装置(94)の対応する伝動比によって、前記接続解
    除振動数(EK)が動力車(90)の動力伝達系列(9
    2)の予め定められた固有振動数(EF)にこの固有振動
    数(EF)の振幅の低下のために適合させられ得ること
    及び 前記エネルギー蓄積装置(54)の前記弾性体(52)
    が、前記伝達エレメント(38、66)及び前記伝動装
    置(94)に関しての共振振動数で起こり得る振幅を顧
    慮せずに高い接続解除性の獲得のために可能な限り小さ
    い剛性を有して形成されていること を特徴とするねじり振動ダンパ。
  2. 【請求項2】 コンバータハウジングと作用結合させら
    れ得る駆動側の伝達エレメントであって且つ周方向に効
    力のあるエネルギー蓄積装置を備える連結装置を介し
    て、トルクコンバータの従動側の部材に回転固定されて
    いる従動側の伝達エレメントと連結されている駆動側の
    伝達エレメントを有する、ハイドロダイナミック・トル
    クコンバータのクラッチにおけるねじり振動ダンパにお
    いて、 前記連結装置(78)の一部として、伝動装置エレメン
    ト(36、42、44、46)を有する伝動装置(9
    4)が設けられており、前記伝動装置エレメントによっ
    て接続解除振動数(EK)の形成のための質量行列(M)の
    副対角線が埋められており、剛性行列(C)にて与えら
    れる前記エネルギー蓄積装置(54)の弾 性体(52)
    の及び質量行列(M)に含まれる伝動装置エレメントの
    慣性モーメントの対応する指定によって、並びに前記伝
    動装置(94)の対応する伝動比によって、前記接続解
    除振動数(EK)が動力車(90)の動力伝達系列(9
    2)の予め定められた固有振動数(EF)にこの固有振動
    数(EF)の振幅の低下のために適合させられ得ること、 記クラッチ(26)の接続振動数fが、前記伝達エ
    レメント(38、66)及び前記伝動装置(94)に関
    しての共振振動数より高いところにあること、及び 記エネルギー蓄積装置(54)の前記弾性体(52)
    が前記共振振動数で起こり得る振幅を顧慮せずに高い接
    続解除性の獲得のために可能な限り小さい剛性を有して
    形成されていること を特徴とするねじり振動ダンパ。
  3. 【請求項3】 前記伝動装置(94)が少なくとも一つ
    のプラネットキャリア(36)を有するプラネタリート
    ランスミッション(37)として構成されており、前記
    プラネットキャリアが少なくとも一つのプラネットギア
    (42)を受け入れ、当該プラネットギアが、サンギア
    (46)あるいはリングギア(44)のような、前記プ
    ラネタリートランスミッション(37)の少なくとも一
    つの別のエレメントと係合状態にあり、前記プラネタリ
    ートランスミッション(37)の前記エレメント(4
    4、46)のうちの少なくとも一つが、前記エネルギー
    蓄積装置(54)を介して少なくとも一つの伝達エレメ
    ント(38、66)と連結されており、且つ前記伝達エ
    レメント(38、66)に対して、互いに対する両方の
    伝達エレメント(38、66)の回転方向および回転数
    に依存する運動のために動かされ得る中間質量体(9
    6)として効力があること、及び 前記クラッチ(26)のピストン(24)が前記の駆動
    側の伝達エレメント(38)として効力のあるプラネッ
    トキャリア(36)を固定して受け入れることを特徴と
    する、請求項1または請求項2に記載のねじり振動ダン
    パ。
  4. 【請求項4】 前記プラネットキャリア(36)に回転
    可能に支持されたプラネットギア(42)を介してリン
    グギア(44)が浮かんで支持されていることを特徴と
    する、請求項に記載のねじり振動ダンパ。
  5. 【請求項5】 前記プラネットギア(42)と係合状態
    にある、従動側の伝達エレメント(66)として効力の
    あるサンギア(46)が前記エネルギー蓄積装置(5
    4)を介して前記駆動側の伝達エレメント(38)に連
    結されていることを特徴とする、請求項または請求項
    に記載のねじり振動ダンパ。
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