JP3299059B2 - 第3ブレーキ装置 - Google Patents

第3ブレーキ装置

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JP3299059B2
JP3299059B2 JP28839394A JP28839394A JP3299059B2 JP 3299059 B2 JP3299059 B2 JP 3299059B2 JP 28839394 A JP28839394 A JP 28839394A JP 28839394 A JP28839394 A JP 28839394A JP 3299059 B2 JP3299059 B2 JP 3299059B2
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は第3ブレーキ装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンブレーキ力を高める有効な手段
として排気ブレーキのほか、排気バルブまたは第3バル
ブを開くことで、エンジンの負仕事を増大させる第3ブ
レーキ(デコンプレションブレーキ)が知られている
(特願平5ー51197号など)。図4〜図8で第3ブ
レーキ装置の一例を説明すると、1は排気バルブのロッ
カアームで、偏芯ブッシュ2を介在させてロッカシャフ
ト3に支持される。
【0003】偏芯ブッシュ2を駆動する油圧アクチュエ
ータ4がシリンダヘッド5のロッカカバー内に配置さ
れ、偏芯ブッシュ2はアクチュエータ4のプランジャ4
aが油圧の供給を受けて伸びると、ロッカアーム1の回
転中心(支点)を下げて排気バルブを所定リフト量だけ
開くようになっている。各アクチュエータ4は分岐路6
およびその合流路7からなる油圧供給路を介して油圧発
生源8(オイルポンプ)に接続され、これら経路途中に
作動圧の給排弁9(電磁弁)が介装される。
【0004】給排弁9は図示しないコントローラで制御
され、ブレーキ作動時にオイルポンプ8から各アクチュ
エータ4へ油圧を供給する一方、ブレーキ解除でロッカ
アーム1が偏芯ブッシュ2と共に初期位置へ戻されるよ
うにアクチュエータ4内の油圧をオイルパン側へと開放
する。なお、分岐路6はパイプで形成され、シリンダヘ
ッド5内部の合流路7から外部のパイプ(合流路)に連
結される。
【0005】図7は油圧アクチュエータ4の詳細を示し
たもので、図示したようにシリンダ10内に摺動自由に
収装されたプランジャ11の下方に作動室Aが画成され
ており、この作動室と油圧供給路(6)との間には、作
動室Aへの油圧の供給のみを許容するチェック弁12を
介装した油圧導入路14と、作動室Aを低圧側に開放す
る排出弁20とを設けている。排出弁20は、図8に示
したように油圧供給路に面して比較的大面積で圧力を受
ける第1受圧面21aと作動室Aに面して比較的小面積
で圧力を受ける第2受圧面21bとを有するフリーピス
トン21をシリンダ部22に摺動自由に収装してなり、
作動室Aと油圧供給路との間の差圧が所定値よりも大と
なったときにフリーピストン21が油圧供給路側に移動
して前記シリンダ部22側面に開口した排出口13を作
動室Aに連通させて作動室Aを開放するように構成され
ている。
【0006】給排弁9を介して油圧供給源8からの作動
圧力が供給されると、この圧力はチェック弁12を開き
油圧導入路14を介してアクチュエータ4の作動室Aに
供給される。このとき、排出弁20のフリーピストン2
1は作動室Aに面した部分が油圧供給路側に比較して小
径の圧力導入口15を介して圧力の作用を受けるので閉
弁状態を維持する。これにより、作動室Aに圧力が立ち
上がってプランジャ11が上昇し、排気バルブまたは第
3バルブを開弁させて第3ブレーキとしての作動を行な
わせる。
【0007】給排弁9が閉じられて油圧供給源8からの
油圧供給が停止されると、油圧供給路側の圧力が低下す
るのに伴い、動弁系の反力が作用するプランジャ11に
圧縮されて作動室A側の圧力が相対的に上昇するので、
フリーピストン21が油圧供給路方向に移動して排出口
13が開かれる。これにより作動室Aが低圧側に開放さ
れて、プランジャ11が下降し、排気バルブまたは第3
バルブは閉じられ、第3ブレーキとしての作用を終了す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
第3ブレーキ装置によると、図8に示したように排出弁
20のフリーピストン21が全閉位置にあるとき、その
作動室Aに面した第2受圧面21bは小径の圧力導入口
15を介して受圧する構成となっているが、フリーピス
トン21が少しでも下降すると圧力導入口15の周囲に
隙間が生じて第2受圧面21bに第1受圧面21aと同
じ荷重が作用することになり、このためプランジャ11
が上死点付近に達して大きな圧力が作用したときにフリ
ーピストン21が勝手に開弁作動してしまうことがあ
る。
【0009】このようにして作動室Aの油圧が不用意に
抜けてしまうと、排気バルブまたは第3バルブのリフト
量が不足するので、所期の制動効果を発揮させることが
できず、第3ブレーキとしての性能が不安定となる。
【0010】この発明はこのような問題点の有効な解決
手段の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンシリ
ンダヘッドに設けられる排気バルブまたは第3バルブを
車両のブレーキ作動時に供給される油圧に応動して開弁
させる油圧アクチュエータを備えた第3ブレーキ装置に
おいて、前記油圧アクチュエータの作動室と油圧供給路
との間に、作動室へ油圧を供給する油圧導入路と、作動
室を低圧側に開放する排出弁とを設け、前記排出弁は油
圧供給路に面した比較的大面積の第1受圧面と作動室に
面した比較的小面積の第2受圧面とを有するフリーピス
トンをシリンダ部に摺動自由に収装してなり、作動室と
油圧供給路との間の差圧が所定値よりも大となったとき
にフリーピストンが油圧供給路側に移動して前記シリン
ダ部側面に開口した排出口を作動室に連通させるように
構成し、かつ閉弁状態にてフリーピストンの第2受圧面
の周囲をシールするシール部を設けるものとした。
【0012】上記排出弁は、フリーピストンを、第1受
圧面を有する比較的大径の第1円筒部と、第2受圧面を
有する比較的小径の第2円筒部とからなる段付円筒状に
形成すると共に、前記各円筒部に対応してシリンダ部を
段付き円筒状に形成し、前記フリーピストンの第2円筒
部とこれが嵌合する小径のシリンダ部との嵌合部にシー
ル部を形成するものとすることができる。
【0013】あるいは、上記排出弁は、フリーピストン
のアクチュエータの作動室に面した端部をテーパ状に形
成して比較的小径の第2受圧面を形成すると共に、シリ
ンダには前記テーパ部と当接する着座面を形成し、これ
らテーパ部と着座面とでシール部を形成するものとする
ことができる。
【0014】
【作用】第3ブレーキ作動開始時には油圧供給路から油
圧導入路を介して作動室に油圧源からの圧油が供給され
る。このときの油圧供給路側で立ち上がる圧力が第1受
圧面に作用して作動室側の第2受圧面に作用する荷重よ
りも大きな推力を生じることから、排出弁のフリーピス
トンは作動室側に付勢され、シリンダ部とのあいだのシ
ール部を密着させる。この状態では比較的小面積の第2
受圧面のみに作動室からの圧力が作用するので、この第
2受圧面に比較して大面積の第1受圧面に作用する圧力
による荷重が打ち勝って、フリーピストンは閉弁位置に
確実に保持される。すなわち、アクチュエータのプラン
ジャが上死点に達する高圧下においても排出弁は閉弁保
持し続ける。
【0015】その後、第3ブレーキの作動を終了させる
ために油圧供給路への作動油の供給が断たれると、動弁
機構からの反力がアクチュエータのプランジャを押し戻
す方向に作用しているので、アクチュエータの作動室に
生じる油圧が油圧供給路側よりも高くなり、すなわち排
出弁のフリーピストンの第2受圧面に作用する荷重が第
1受圧面に作用する荷重よりも大となるので、フリーピ
ストンはシール部を離れて開弁方向に移動し、これによ
り排出口が開かれて作動室の作動油が低圧側に開放さ
れ、アクチュエータは第3ブレーキ解除位置に戻る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。なお、図4〜図8と対応する部分には原
則として同一の符号を付して示すことにする。
【0017】図において、1はロッカーム、2は偏心ブ
ッシュ、3はロッカシャフト、4は油圧アクチュエー
タ、5はシリンダヘッド、23は排気バルブまたは第3
バルブを示している。
【0018】油圧アクチュエータ4の基本的構成は従来
のものと共通しており、シリンダ10とその内側に摺動
自由に収装されたプランジャ11との間に作動室Aが画
成され、この作動室Aと油圧供給路6との間に、チェッ
ク弁12が介装された油圧導入路14と、排出弁20と
が設けられている。
【0019】図2は排出弁20の詳細を示したもので、
この場合、フリーピストン21は、油圧供給路6に面し
た比較的大きな外径D1の第1受圧面21aを有する大
径部21cと、作動室Aに面した比較的小さな外径D2
の第2受圧面21bを有する小径部21dとからなる段
付円筒状に形成されると共に、このフリーピストン21
が嵌合するシリンダ部22も、前記大径部21c,小径
部21dがそれぞれ嵌合する第1円筒部22aと第2円
筒部22bが形成されている。
【0020】フリーピストン21の大径部21cと小径
部21dはそれぞれ精密にシリンダ第1円筒部22aと
第2円筒部22bとに嵌合しており、この場合小径部2
1dと第2円筒部22aとの嵌合部分にシール部24が
形成される。また、排出口13はこのシール部24に面
して開口するように形成されている。
【0021】図3は排出弁20の他の実施例を示したも
ので、この場合、フリーピストン21のアクチュエータ
作動室Aに面した端部にテーパ部21eを形成して比較
的小径の第2受圧面21bを形成すると共に、シリンダ
22には前記テーパ部21eと当接する着座面22cを
形成し、これらテーパ部21eと着座面22cとでシー
ル部24を形成してある。
【0022】このような排出弁20を設けたことによ
り、次のように第3ブレーキの作動中においてアクチュ
エータ作動室Aからの作動油の漏洩を確実に防止して安
定した第3ブレーキ効果を発揮させることができる。
【0023】すなわち、第3ブレーキ作動中は既述した
ように油圧源からの作動油が油圧供給路6及び導入路1
4を介して作動室Aに供給され、このとき排出弁20の
フリーピストン21は作動室A側に押し付けられてシー
ル部24を密着させた状態となる。したがって、その後
の圧力上昇にかかわらず、フリーピストン21の作動室
Aに面した端部には小さい第2受圧面21bのみに油圧
が作用する。同程度の油圧はフリーピストン21の第1
受圧面21aにも作用するが、第1受圧面21aは第2
受圧面21bに比較して大面積であるので、フリーピス
トン21は作動室A方向、つまり閉弁方向に付勢され
る。すなわち、第1受圧面21aの面積をA1,第2受
圧面bの面積をA2,それぞれに作用する油圧をP1,P
2とすると、作動室Aに油圧導入中はほぼP1=P2であ
り、したがってP1・A1>P2・A2となるので、フリー
ピストン21は確実に閉弁保持される。
【0024】さらに、第3ブレーキ作動中は、アクチュ
エータ作動室Aの油圧は上昇するが、A1,A2の面積比
を適切に設定しているので、フリーピストン21は確実
に閉弁保持される。
【0025】その後、第3ブレーキの作動終了操作とし
て油圧供給路6への油圧の供給が断たれると、第1受圧
面21a側の圧力P1に対して第2受圧面21b側の圧
力P2が相対的に大となるので、この第2受圧面21b
に作用する油圧によりフリーピストン21が下降し、排
出口13が開かれる。これにより、作動室Aの油圧は速
やかに低圧側へとドレンされ、アクチュエータ4のプラ
ンジャ11が下降して第3ブレーキ作動が終了する。
【0026】このように、排出弁20は油圧供給路6及
びアクチュエータ作動室Aに作動油圧が供給されている
あいだは確実に閉弁状態を維持し、すなわち第3ブレー
キ作動中のフリーピストンの移動に原因する圧力リーク
が確実に防止されるので、安定した第3ブレーキの機能
を期待することができる。
【0027】なお、図2において排出口13を大径のシ
リンダ円筒部22aに開口させて、フリーピストン21
が下降してその小径部21dが小径のシリンダ円筒部2
2bから脱してから排出口13が開口するようにしても
よい。また、この図2に示した排出弁20の構成によれ
ば、シール部24がフリーピストン小径部21dと円筒
部22bとによる直円筒面状の嵌合構造となるので、シ
ール性を高めてより確実な閉弁保持機能が得られる。こ
れに対して、図3に示した排出弁20によると、シール
部24がテーパ面で構成されるので、その加工が比較的
容易であるという利点がある。
【0028】また、図示しないが、排気バルブまたは第
3バルブを偏芯ブッシュなどを介さずに油圧アクチュエ
ータで直接駆動するような第3ブレーキ方式にも本発明
を適用することが可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明は、第3ブレーキ作動用の排気バ
ルブまたは最3バルブを駆動する油圧アクチュエータの
作動室と油圧供給路との間に、作動室へ油圧を供給する
油圧導入路と、作動室を低圧側に開放する排出弁とを設
け、前記排出弁は油圧供給路に面した比較的大面積の第
1受圧面と作動室に面した比較的小面積の第2受圧面と
を有するフリーピストンをシリンダ部に摺動自由に収装
してなり、作動室と油圧供給路との間の差圧が所定値よ
りも大となったときにフリーピストンが油圧供給路側に
移動して前記シリンダ部側面に開口した排出口を作動室
に連通させるように構成し、かつ閉弁状態にてフリーピ
ストンの第2受圧面の周囲をシールするシール部を設け
るものとしたので、第3ブレーキ作動中に不用意に排出
弁が開いてしまうような不具合を起こすことがなく、第
3ブレーキの機能を確実に発揮させられるという効果が
得られる。
【0030】また、上記排出弁のフリーピストンを、第
1受圧面を有する比較的大径の第1円筒部と、第2受圧
面を有する比較的小径の第2円筒部とからなる段付円筒
状に形成すると共に、前記各円筒部に対応してシリンダ
部を段付き円筒状に形成し、前記フリーピストンの第2
円筒部とこれが嵌合する小径のシリンダ部との嵌合部に
シール部を形成するものとすることにより、排出弁閉弁
時のシール部のシール性をより高めて、さらに確実な閉
弁保持機能を付与することができる。
【0031】また、上記排出弁のフリーピストンのアク
チュエータの作動室に面した端部をテーパ状に形成して
比較的小径の第2受圧面を形成すると共に、シリンダに
は前記テーパ部と当接する着座面を形成し、これらテー
パ部と着座面とでシール部を形成するものとすることに
より、排出弁の加工性を向上させることができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概略断面図。
【図2】図1の排出弁の詳細図。
【図3】排出弁に関する他の実施例の詳細図。
【図4】従来技術を説明するシリンダヘッド内の平面
図。
【図5】同じくロッカアームの組付状態図。
【図6】同じくシリンダの油圧配管図。
【図7】同じくアクチュエータの概略断面図。
【図8】図7の排出弁の詳細図。
【符号の説明】
1 ロッカアーム 2 偏芯ブッシュ 3 ロッカシャフト 5 シリンダヘッド 6 分岐路(油圧供給路) 8 油圧供給源 9 給排弁 10 油圧シリンダ 13 排出口 15 チェック弁 20 排出弁 21 フリーピストン 21a 第1受圧面 21b 第2受圧面 22 シリンダ部 23 排気バルブ(第3バルブ) 24 シール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 信裕 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産デ ィーゼル工業株式会社内 (72)発明者 岡部 文則 埼玉県上尾市大字壱丁目一番地 日産デ ィーゼル工業株式会社内 (72)発明者 今井 良成 埼玉県上尾市大字壱丁目一番地 日産デ ィーゼル工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−185648(JP,A) 実開 昭62−104081(JP,U) 国際公開94/25740(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 13/06 F02D 13/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンシリンダヘッドに設けられる排
    気バルブまたは第3バルブを車両のブレーキ作動時に供
    給される油圧に応動して開弁させる油圧アクチュエータ
    を備えた第3ブレーキ装置において、前記油圧アクチュ
    エータの作動室と油圧供給路との間に、作動室へと油圧
    を供給する油圧導入路と、作動室を低圧側に開放する排
    出弁とを設け、前記排出弁は油圧供給路に面した比較的
    大面積の第1受圧面と作動室に面した比較的小面積の第
    2受圧面とを有するフリーピストンをシリンダ部に摺動
    自由に収装してなり、作動室と油圧供給路との間の差圧
    が所定値よりも大となったときにフリーピストンが油圧
    供給路側に移動して前記シリンダ部側面に開口した排出
    口を作動室に連通させるように構成し、かつ閉弁状態に
    てフリーピストンの第2受圧面の周囲をシールするシー
    ル部を設けたことを特徴とする第3ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 フリーピストンを、第1受圧面を有する
    比較的大径の第1円筒部と、第2受圧面を有する比較的
    小径の第2円筒部とからなる段付円筒状に形成すると共
    に、前記各円筒部に対応してシリンダ部を段付き円筒状
    に形成し、前記フリーピストンの第2円筒部とこれが嵌
    合する小径のシリンダ部との嵌合部をシール部としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の第3ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 フリーピストンを、その作動室に面した
    端部をテーパ状に形成して比較的小径の第2受圧面を形
    成すると共に、シリンダには前記テーパ部と当接する着
    座面を形成し、これらテーパ部と着座面とでシール部を
    形成したことを特徴とする第3ブレーキ装置。
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