JP3298767B2 - 磁性薄膜メモリ - Google Patents

磁性薄膜メモリ

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JP3298767B2 JP24499395A JP24499395A JP3298767B2 JP 3298767 B2 JP3298767 B2 JP 3298767B2 JP 24499395 A JP24499395 A JP 24499395A JP 24499395 A JP24499395 A JP 24499395A JP 3298767 B2 JP3298767 B2 JP 3298767B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性層の磁化方向によ
って情報を記録する磁性薄膜メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気抵抗効果を応用した薄膜磁気
ヘッド、磁性薄膜メモリを初めとした素子の開発が進め
られている。従来、磁気抵抗効果材料としては異方性磁
気抵抗(AMR)効果を応用したNiFe(パーマロ
イ)などが代表的であった。AMRとは磁性体の磁化と
センス電流の相対角度に依存してその電気抵抗が変化す
る現象であり、その抵抗変化率はパーマロイで3%程度
であった。
【0003】これに対して磁性層と非磁性層を交互に積
層した人工格子膜は巨大磁気抵抗(GMR)効果と呼ば
れる大きな磁気抵抗変化を示すことが知られ、基礎、応
用の両面から盛んに研究されている。GMR効果はAM
R効果とは異なり、その抵抗変化率が、磁化と電流の相
対角度ではなく、非磁性層を介して積層された2つの磁
性層の磁化の相対角度に依存する。
【0004】特にスピンバルブと呼ばれる構造を有する
GMR材料は、その動作磁場が小さく、しかもAMR材
料よりも大きな抵抗変化率を示すので、応用上注目され
ている。スピンバルブは、基本的には非磁性層を介して
積層されて2つの磁性層からなる3層構造をとってい
る。ここで、一方の磁性層の磁化方向は固定されており
(ピンニング層)、他方の磁性層の磁化方向は、比較的
弱い外部磁界により自由に動くことができる。又、両磁
性層の磁化容易軸は平行で、両磁性層の磁化方向は、外
部磁界により同一方向又は逆方向することができ、その
結果、抵抗値が変化する。
【0005】例えば、Phys.Rev.B, 43,
p1297,(1991)には、磁性層NiFe/非
磁性層Cu/磁性層NiFe/反強磁性層FeMnを積
層した素子の例が示されている。ここで、反強磁性層F
eMnと接して積層されたNiFe磁性層(ピンニング
層)はFeMnとの交換結合力によってその磁化の向き
が固定されている。一方、もう一つのNiFe磁性層
(フリー層)は外部磁場によって自由にその磁化の向き
を変えることができ、その結果、GMR効果を示す。
【0006】又、Jpn.J.Appl.Phys.,
33,L1668,(1994)には非磁性層Cuを介
して保磁力の大きなCoPt(ハード層)と保磁力の小
さなNiFeCo(ソフト層)を積層した例が示されて
いる。ここで、ソフト層の磁化方向は、比較的弱い外部
磁界で、自由に動かすことができ、その結果、GMR効
果が得られる。このような保磁力差を用いるタイプのG
MRは、上述の反強磁性層を用いるスピンバルブと区別
して、弱結合型と呼ばれる。
【0007】ところで、これら磁気抵抗効果を応用した
磁性薄膜メモリについて、いくつかの提案がなされてい
る。
【0008】例えば、IEEE Trans. Ma
g.,26, p2828,(1990)には、図4に
示されるような構成を有するAMR磁気メモリが提案さ
れている。このAMR磁気メモリは、2種類の磁性層7
1と磁性層73を非磁性層72を介して積層したサンド
イッチ膜を用いており、サンドイッチ膜には記録再生時
にデジット電流75が流され、その上にはこれと直行す
る方向にワード電流77が流されるようになっている。
このデジット電流75とワード電流77によって発生す
る磁界76、磁界78によって記録再生が行われる。
【0009】まず、記録時には、ワード電流77とデジ
ット電流75を流し、このときのデジット電流の方向に
よって電流を切った後の定常状態に於ける2つの磁性層
の磁化方向が変化し、この2つの磁性層の磁化方向に情
報の「0」と「1」を対応させている。
【0010】一方、再生時には、ワード線74に記録時
よりも弱い電流を流し、同時にデジット線73にも検出
電流を流す。このとき記録された情報(「0」又は
「1」)によって、2つの磁性層の磁化方向が異なるた
め、AMR効果により抵抗値に差異が生じ、この抵抗値
の差異を検出することにより、記録されている情報が
「0」であるか、又は「1」であるかを判別することが
できる。
【0011】又、GMRを利用した磁性薄膜メモリとし
ては、USP5,343,422に磁性層/非磁性層/
磁性層/反強磁性層のスピンバルブ型構造をとるものが
例示されている。図5(a)はスピンバルブ型のMR磁
性膜を用いた磁性薄膜メモリの断面説明図である。同図
に於いては、基板5上にMR磁性膜1、読み出し線2が
順次積層されており、その上に絶縁層3を介して、読み
出し線2と直交する方向に書き込み線4が設けられてい
る。
【0012】又、図5(b)は、この磁性薄膜メモリの
MR磁性膜を構成する各層を示した断面図である。同図
に於いては、基板5上にNiFeからなる第2磁性層
(フリー層)14、Cuからなる非磁性層13、NiF
eからなる第1磁性層(ピンニング層)12、FeMn
からなる反強磁性層11が順次積層されている。
【0013】次に、このスピンバルブ型のMR磁性膜を
用いた磁性薄膜メモリに情報を記録する方法を説明す
る。
【0014】図6(a)、(b)は、スピンバルブ型の
磁性薄膜メモリ素子に情報を記録する場合(フリー層に
記録する場合)を示し、21は書き込み線で、31はピ
ンニング層に対応する第1磁性層で、32は非磁性層
で、33はフリー層に対応する第2磁性層である。ここ
で、第1磁性層31と第2磁性層33の磁化容易軸は平
行で、これらの磁化容易軸は書き込み線21と直交する
方向に設定されている。又、22、23は、書き込み線
21を流れる書き込み電流によって発生する磁界であ
り、その磁界の方向は、書き込み線21を流れる書き込
み電流の方向によって決まる。かかる書き込み電流によ
って発生する、磁界22又は磁界23によって、フリー
層に対応する第2磁性層33の磁化方向が印加磁界の方
向設定され、その磁化方向に2値の「0」、「1」を対
応させることによって、情報を記録している 図6(a)に於いては、書き込み線21を流れる書き込
み電流によって発生した磁界(紙面上で時計回りの磁
界)22で、第2磁性層33を、第1磁性層31の磁化
方向と逆の方向(紙面上で左方向)に磁化させている。
一方、(b)に於いては、書き込み線21を流れる書き
込み電流によって発生した磁界(紙面上で反時計回りの
磁界)23で、第2磁性層33を、第1磁性層31の磁
化方向と同一の方向(紙面上で右方向)に磁化させてい
る。尚、書き込み線21を流れる書き込み電流によって
発生する磁界(以下、記録磁界という)が、ピンニング
層に対応する第1磁性層31が磁化反転を起こす磁界よ
り大きい場合、記録磁界を印加したときには、第1磁性
層31も記録磁界の方向に磁化されるが、記録磁界を取
り除けば、記録磁界を印加する前の状態に戻る。
【0015】次に、上述のようにして記録された情報を
再生する場合について、図6(c)(d)を用いて説明
する。尚、図6(c)は、同図(a)に示した磁界22
で記録された情報を再生する場合を示し、図6(d)
は、同図(b)に示した磁界23で記録された情報を再
生する場合を示す。
【0016】上記磁界22又は磁界23により記録され
た情報を再生する場合には、読み出し線25に読み出し
電流を流しながら、書き込み線21にパルス電流(以
下、再生電流という)を一定の方向に流す。ここで、書
き込み線21に流れる再生電流によって発生する磁界2
4は、第2磁性層33の保磁力より大きいが、第1磁性
層31の磁化方向を反転させない。
【0017】図6(c)の場合、情報を記録したときの
磁界22と再生電流によって発生した磁界24が、逆方
向になるため、再生電流を流したときに、第2磁性層3
3の磁化方向が反転し、磁性薄膜メモリ素子であるMR
磁性膜の抵抗値が小さくなる。その結果、読み出し電流
が流れている読み出し線25の出力側に電圧変化(電圧
の上昇)が生じる。一方、(d)の場合、情報を記録し
たときの磁界23と再生電流によって発生した磁界24
が、同一方向なので、再生電流を流したときに、第2磁
性層33の磁化方向が反転せず、磁性薄膜メモリ素子で
あるMR磁性膜の抵抗値も変化しない。従って、読み出
し電流が流れている読み出し線25の出力側にも電圧変
化が生じない。
【0018】つまり、再生電流を流したときに、電圧変
化が生じるか否かによって、磁化方向に対応させた情報
である「0」と「1」を判別することができる。尚、電
圧変化が生じた場合には、第2磁性層33の磁化方向
が、再生前と逆の方向になるため、再生時に記録されて
いた情報が破壊される。
【0019】又、Jpn.J.Appl.Phys.P
art2, 34, L415,(1995)には、ハ
ード層/非磁性層/ソフト層の弱結合型構造を用いたメ
モリ素子の例が示されている。この弱結合型では、情報
を記録するときに、書き込み線を流れる電流によって発
生した磁界により、ハード層を磁界の方向に磁化させ、
ハード層の磁化方向に「0」と「1」を対応させて情報
を記録する。そして、再生時は、読み出し線に一定の電
流を流しながら、書き込み線に極性が変化する(流れる
方向が変化する)パルス電流を流し、この電流によって
発生した磁界により、ソフト層の磁化方向だけが、磁界
の変化に従って変化する(このときハード層の磁化方向
は変化しない)。このとき、ハード層の磁化方向によっ
て素子の抵抗値は低抵抗から高抵抗又は高抵抗から低抵
抗へと変化し、この2つの変化の仕方により「0」と
「1」を対応させた第2磁性層の磁化方向を判別してい
る。尚、情報を記録しているハード層の磁化方向は、再
生時に変化しないため、記録されている情報を非破壊で
再生することができる。
【0020】又、特開平6−302184号公報には、
2種類以上の保磁力の異なった磁性層を、非磁性層を介
して交互に積層し、これらの磁性層が互いに交換結合さ
せた弱結合型のMR磁性膜を用いた磁性薄膜メモリが示
されている。この弱結合型のMR磁性膜は、図5(c)
に示したように、非磁性層15、保磁力の大きな磁性層
(ハード層)16、非磁性層17、保磁力の小さな磁性
層(ソフト層)18の順番で積層された1周期の多層膜
が、複数周期積み重ねられている。このMR磁性膜を用
いた磁性薄膜メモリに於いては、記録時には、ハード層
とソフト層は共に記録磁界の方向に磁化されるが、再生
時にはソフト層だけが再生磁界の方向に磁化され、再生
後に、ソフト層の磁化方向は、ハード層からの交換結合
力によって、ハード層の磁化方向と同一の方向に戻るよ
うになっている。従って、再生時に読み出し線の出力側
に生じる電圧変化(再生時にソフト層が磁化反転を起こ
したときの電圧変化)は負のパルスになる。又、再生時
に、記録されている情報が破壊されない。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなMR磁性膜を用いた磁性薄膜メモリは、図7
(a)の平面図と(b)のAA’断面図に示したよう
に、全く同じMR磁性膜からなる磁性薄膜メモリ単位素
子をマトリックス状に配列し(書き込み線51、52、
53と書き込み補助線61、62、63が直交する部分
に、マトリックス状に配列する)構成される。そして、
書き込み線51、52、53と直交する方向に並べられ
たメモリ素子は、直列に接続される(読み出し線2を形
成する)ため、これら直列に接続されたメモリ素子(同
一の読み出し線に接続されたメモリ素子)に記録されて
いる情報を同時に再生することができない。
【0022】例えば、図7(b)のAA’断面に示した
部分の磁性薄膜メモリ素子41、42、43は、同一の
読み出し線2に直列に接続されているため、書き込み線
51、52、53に同時に再生電流を流した場合、読み
出し線2の出力側に生じる電圧変化は、いずれのメモリ
素子によるものか判別できない。従って、磁性薄膜メモ
リ素子41、42、43に記録されている情報を同時に
再生することができない。
【0023】そこで、本発明は、同一の読み出し線に接
続された複数の磁性薄膜メモリ素子に記録されている情
報を、同時に2素子以上再生することができ、メモリの
高速化に好適な磁性薄膜メモリ素子を提供することを目
的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段及び作用】請求項1記載の
磁性薄膜メモリは、磁気抵抗効果を示す磁性薄膜に情報
を記憶する磁性薄膜メモリに於いて、再生出力電圧の異
なる2種類以上の前記磁性薄膜からなる単位素子が同一
の読み出し線上に電気的に直列に接続されたことを特徴
とするものである。
【0025】請求項2記載の磁性薄膜メモリは、請求項
1記載の磁性薄膜メモリに於いて、直列に接続されたn
種類(但し、nは2以上の整数)の磁性薄膜の再生出力
電圧v(k)(但し、kは2以上n以下の整数)が、 v(k)=2×v(k−1) を満たすことを特徴とするものである。
【0026】請求項3記載の磁性薄膜メモリは、請求項
1記載の磁性薄膜メモリに於いて、磁気抵抗変化率がほ
ぼ同一であり、電気抵抗が異なる磁性薄膜を用いたこと
を特徴とするものである。
【0027】請求項4記載の磁性薄膜メモリは、請求項
1乃至請求項3記載の磁性薄膜メモリに於いて、磁性薄
膜メモリを構成する磁性薄膜が、スピンバルブ型の多層
膜であることを特徴とするものである。
【0028】請求項5記載の磁性薄膜メモリは、請求項
1乃至請求項3記載の磁性薄膜メモリに於いて、磁性薄
膜メモリを構成する磁性薄膜が、保磁力の異なる2種類
以上の磁性層を有し、該磁性層の磁化方向の相対関係に
より抵抗値が変化する磁性薄膜を用いた弱結合型の多層
膜であることを特徴とするものである。
【0029】本発明にかかる磁性薄膜メモリは上述のよ
うな構成により、同一の読み出し線に接続された複数の
メモリ単位素子に記録された情報を、同時に2素子以上
再生することができる。
【0030】
【実施例】
(本発明にかかる再生方法)以下、本発明にかかる磁性
薄膜メモリに於いて、同一の読み出し線に接続された磁
性薄膜メモリ素子(直列に接続された磁性薄膜メモリ素
子)の2以上の素子に記録された情報を、同時に再生す
る方法について説明する。
【0031】図1は、マトリックス状に配列された磁性
薄膜メモリ素子M[k,n](k=0〜3、n=0〜3)
を示し、磁性薄膜メモリ素子M[0,n](n=0〜3)
は、読み出し線L0により直列に接続され、磁性薄膜メ
モリ素子M[1,n](n=0〜3)は、読み出し線L1
により直列に接続され、磁性薄膜メモリ素子M[2,n]
(n=0〜3)は、読み出し線L2により直列に接続さ
れ、磁性薄膜メモリ素子M[3,n](n=0〜3)は、
読み出し線L3により直列に接続されている。又、磁性
薄膜メモリ素子M[k,0](k=0〜3)に、記録磁界
及び再生磁界を印加するために書き込み線Laが、磁性
薄膜メモリ素子M[k,1](k=0〜3)に、記録磁界
及び再生磁界を印加するために書き込み線Lbが、磁性
薄膜メモリ素子M[k,2](k=0〜3)に、記録磁界
及び再生磁界を印加するために書き込み線Lcが、磁性
薄膜メモリ素子M[k,3](k=0〜3)に、記録磁界
及び再生磁界を印加するために書き込み線Ldが、それ
ぞれ設けられている。
【0032】ここで、磁性薄膜メモリ素子M[0,n]
(n=0〜3)のいずれかのメモリ素子に於いて抵抗値
の変化が生じた場合は、その素子に於ける電圧降下が変
化し、読み出し線L1の出力側に電圧変化が生じる。
又、磁性薄膜メモリ素子M[0,n](n=0〜3)のう
ちの複数のメモリ素子に抵抗値の変化が生じた場合は、
読み出し線L0の出力側には、それらを合計した抵抗値
の変化量に応じた電圧変化が生じる。
【0033】尚、磁性薄膜メモリ素子M[1,n](n=
0〜3)が接続された読み出し線L1、磁性薄膜メモリ
素子M[2,n](n=0〜3)が接続された読み出し線
L2、磁性薄膜メモリ素子M[3,n](n=0〜3)が
接続された読み出し線L3についても同様に、それぞれ
の読み出し線に接続されたメモリ素子に於ける抵抗値の
変化を合計した変化量に応じた電圧変化が生じる。
【0034】従って、書き込み線La、書き込み線L
b、書き込み線Lc及び書き込み線Ldに、同時に再生
電流を流した場合、磁性薄膜メモリ素子M[k,n](k
=0〜3、n=0〜3)に於ける抵抗変化をΔR[k,
n](k=0〜3、n=0〜3)とすれば、読み出し線
L0に生じる電圧変化V0、読み出し線L1に生じる電
圧変化V1、読み出し線L2に生じる電圧変化V2及び
読み出し線L3に生じる電圧変化V3は、次式で与えら
れる。尚、読み出し線を流れる電流をIsとした。
【0035】 V0=(ΔR[0,0]+ΔR[0,1]+ΔR[0,2]+ΔR[0,3])×Is ・・・(1) V1=(ΔR[1,0]+ΔR[1,1]+ΔR[1,2]+ΔR[1,3])×Is ・・・(2) V2=(ΔR[2,0]+ΔR[2,1]+ΔR[2,2]+ΔR[2,3])×Is ・・・(3) V3=(ΔR[3,0]+ΔR[3,1]+ΔR[3,2]+ΔR[3,3])×Is ・・・(4) 本発明の磁性薄膜メモリ素子に於いては、各メモリ素子
に於ける低抵抗状態と高抵抗状態に於ける抵抗値の差で
ある抵抗変化量に差異を設け、状態変化(低抵抗状態か
ら高抵抗状態への変化、又は高抵抗状態から低抵抗状態
への変化)を起こしたメモリ素子の組合せに応じて、読
み出し線に生じる電圧変化を異ならせている。
【0036】例えば、磁性薄膜メモリ素子M[k,0]
(k=0〜3)に於いて状態変化が起こったとき(メモ
リ素子に「1」が記録されたいる場合にだけ、状態変化
が起こるとすれば「0」が記録されたいる場合には、状
態変化が起こらない)の各単位素子の再生出力電圧をv
(k、0)とする。このとき再生出力電圧v(k、0)
は読み出し電流Isと磁気抵抗変化量Δrの積に対応す
るとする。すなわち、v(k、0)=Is・Δrとあら
わされる。また、磁性薄膜メモリ素子M[k,1](k=
0〜3)に於いて状態変化が起こったときの再生出力電
圧v(k、1)はv(k、1)=2×v(k、0)=2
×Is・Δrであらわされる。さらにM[k,2]、M
[k,2](k=0〜3)に於いて状態変化が起こったと
きの再生出力電圧v(k、2)、v(k、2)はそれぞ
れv(k、2)=2×v(k、1)=4×Is・Δr
で、v(k、3)=2×v(k、2)=8×Is・Δr
でであらわされる。
【0037】従って、例えばM[0,1]、M[0,2]、M
[0,3]、M[0,4]に記録されている情報が(1、1、
0、0)であれば、式1より、V0は次式で与えられ
る。
【0038】V0=(Δr+Δr×2+0+0)Is=
Is・Δr×3 又、記録されている情報が(1、0、1、0)であれ
ば、式1より、V0は次式で与えられる。
【0039】V0=(Δr+0+Δr×4+0)Is=
Is・Δr×5 又、記録されている情報が(1、0、1、0)であれ
ば、式1より、V0は次式で与えられる。
【0040】V0=(Δr+0+0+Δr×8)Is=
Is・Δr×9 つまり、M[0,1]、M[0,2]、M[0,3]、M[0,4]
に記録されている情報に応じて、読み出し線L0に生じ
る電圧変化V0は、0からIs・Δr×15までの16
レベルで変化する。
【0041】このため、書き込み線La、書き込み線L
b、書き込み線Lc及び書き込み線Ldに、同時に再生
電流を流した場合、読み出し線L0に生じる電圧変化V
0は、表1に示したようになる。
【0042】
【表1】
【0043】尚、本発明は、磁気抵抗効果を示す磁性薄
膜に情報を記憶する磁性薄膜メモリ、特に磁性薄膜がス
ピンバルブ型の多層膜を構成する磁性薄膜メモリ、又
は、保磁力の異なる2種類以上の磁性層を有し、磁性層
の磁化方向の相対関係により抵抗値が変化する弱結合型
の多層膜を構成する磁性薄膜メモリに於いて実施するこ
とができる。
【0044】上記スピンバルブ型の磁性薄膜メモリ素子
では、ピンニング層の磁化方向が一定方向に揃えられて
いて、フリー層の磁化方向として情報bを記録する。そ
して、フリー層の磁化方向が、ピンニング層の磁化方向
と同一の場合は、低抵抗状態になり、逆の場合は、高抵
抗状態になる。従って、ピンニング層の磁化方向と再生
磁界の方向が同一の場合、磁性薄膜メモリ素子に再生磁
界を印加したときの抵抗値の変化は、無変化又は高抵抗
から低抵抗への変化になる。一方、ピンニング層の磁化
方向と再生磁界の方向が逆の場合、磁性薄膜メモリ素子
に再生磁界を印加したときの抵抗値の変化は、無変化又
は低抵抗から高抵抗への変化になる。尚、スピンバルブ
型の磁性薄膜メモリ素子では、再生磁界を印加したとき
のフリー層の磁化方向が、再生磁界を取り除いた後も維
持されるため、読み出し線に生じる電圧変化の波形は、
ピンニング層の磁化方向と再生磁界の方向が同一の場
合、図2(a)に示したよに電圧値が降下し、ピンニン
グ層の磁化方向と再生磁界の方向が逆の場合、(b)に
示したよに電圧値が上昇する。
【0045】又、複数のハード層とソフト層を非磁性層
を介して交互に積層した弱結合型の磁性薄膜メモリ素子
のようにハード層の磁化方向として情報を記録し、記録
磁界や再生磁界を印加していないときは、ソフト層の磁
化方向が、常にハード層の磁化方向と同一方向になるメ
モリ素子を用いた磁性薄膜メモリの場合、再生磁界を印
加し、ソフト層が磁化反転を起こしたときだけ、高抵抗
状態になり、その後、再生磁界を取り除くと低抵抗状態
に戻る。従って、読み出し線に生じる電圧変化の波形
は、図3に示したような負のパルス信号なる。
【0046】尚、図2のスピンバルブ型及び図3の複数
のハード層とソフト層を非磁性層を介して交互に積層し
た弱結合型の磁性薄膜メモリ素子のいずれについても、
再生磁界を印加したときの電圧変化Vnを検出すること
により、同一の読み出し線に接続された複数のメモリ素
子に記録された情報を同時に再生することができる。
【0047】(本発明にかかる磁性薄膜メモリ素子の形
成方法)本発明にかかる磁性薄膜メモリを構成するメモ
リ素子、つまり、異なる抵抗値変化量のメモリ素子を形
成する方法について説明する。
【0048】まず、スピンバルブ型の磁性薄膜メモリ素
子を形成するの場合について説明する。
【0049】本実施例では、結晶化ガラス基板(コーニ
ング社製フォトセラム)を用い、磁性薄膜メモリ素子と
なるMR磁性膜をイオンビームスパッタ法により成膜し
た。ここでは、2×10-7Torrまで真空引きを行ったの
ち、基板を間接水冷し、回転させながら、0.3 A/se
cの成膜速度で[Ta(50)/81Ni19Fe(7
0)/Cu(40)/81Ni19Fe(70)/Fe
Mn(150)/Ta(50)]のMR磁性膜を作製し
た。尚、上記[Ta(50)/81Ni19Fe(7
0)/Cu(40)/81Ni19Fe(70)/Fe
Mn(150)/Ta(50)]に於いて、()内の数
字は各層の層厚(単位はA)を示す。従って、上記MR
磁性膜は、層厚50AのTaからなる下地層、層厚70
Aで、81wt%Ni19wt%Feのパーマロイ組成(N
iFe)合金からなる磁性層(フリー層)、層厚40A
のCuからなる非磁性金属層、層厚70A厚で、81wt
%Ni19wt%Feのパーマロイ組成(NiFe)合金
からなる磁性層(ピンニング層)、層厚150AのFe
Mnからなる反強磁性層、層厚50AのTaからなる酸
化保護層を順次積層したMR磁性膜である。又、成膜中
は、200[Oe]の磁界を印加することで、磁性薄膜メ
モリ素子になるMR磁性膜の磁化容易軸を印加磁界の方
向に揃えた。このMR磁性膜をフォトリソグラフィで所
望形状にマスクした後、イオンミリング法により単位メ
モリ素子になる素子形状にパターニングした。ここで
は、4種類の磁気抵抗変化量(磁気抵抗変化量の比を
1:2:4:8とした)を有するメモリ素子を形成する
ため、それぞれの単位メモリ素子の形状を、縦10μm
横10μm、縦10μm横20μm、縦10μm横40
μm、縦10μm横80μmの4種類の長方形にパター
ニングした。
【0050】このように形成した上記4種類の磁性薄膜
メモリ素子に於いては、単位長あたりの抵抗値変化量が
同一で、これらのメモリ素子は長手方向に直列接続され
るため、4種類のメモリ素子の磁気抵抗変化量は、その
横の長さの比である1:2:4:8になる。
【0051】つまり、図1に示したM[k,0]、M[k,1]、
M[k,2]、M[k,3](k=0〜3)は、それぞれ上記縦1
0μm横10μm、縦10μm横20μm、縦10μm
横40μm、縦10μm横80μmの長方形にパターニ
ングした磁性薄膜メモリ素子に対応する。
【0052】上述のように、ほぼ均一なMR磁性膜(磁
気抵抗変化率がほぼ同一のMR磁性膜)を形成し、パタ
ーニングの際に各メモリ素子の形状を異ならせ、その抵
抗値に差異を設ければ、容易に磁気抵抗変化量の異なる
メモリ素子を形成することができる。
【0053】尚、同一の読み出し線に接続されたメモリ
素子の磁気抵抗変化量は、全て異ならせる必要はなく、
同時に再生するグループ内のメモリ素子に於いて、その
磁気抵抗変化量に差異を設ければ十分である。つまり、
同時に再生することのない、メモリ素子同士の磁気抵抗
変化量が同一であってもよい。
【0054】又、同時に再生する2種以上のメモリ素子
の磁気抵抗変化は、そのメモリ素子に異なる情報を記録
した場合に、読み出し線の出力側に異なる電圧変化がえ
られれば、上述のような、1:2:4:8のような磁気
抵抗変化量の比である必要はない。
【0055】次に、上記単位メモリ素子の両端にフォト
レジストを被覆し、SiO2をRFスパッタ法により成
膜した後、リフトオフすることによりメモリ素子の上面
にのみ層厚250AのSiO2からなる絶縁層を形成し
た。続いて、この上面にCr/Cu/Cr膜を形成し、
パターニングすることにより読み出し線となる電極を形
成した。更に、この上面に、層厚2500AのSiO2
からなる絶縁層で被膜した後、Cr/Cu/Cr膜を形
成し、パターニングすることにより書き込み線となる電
極を形成し、磁性薄膜メモリを作製した。
【0056】この磁性薄膜メモリの書き込み線に、書き
込み電流を流しフリー層に情報を記録した後、書き込み
線に再生電流を25mA、読み出し線に読み出し電流を5
mA流し、そのときに、読み出し線の出力側に生じる電圧
変化を測定した。尚、本測定に於いては、再生磁界を右
方向とし、右方向又は左方向の記録磁化でフリー層に情
報を記録した。
【0057】その結果を、0を除く最小電圧変化(縦1
0μm横10μmの磁性薄膜メモリ素子に磁界を印加
し、そのメモリ素子だけに抵抗値の変化を生じさせたと
きに、読み出し線の出力側に生じる電圧変化)をΔvと
して、表2に示した。
【0058】
【表2】
【0059】同表に示したように、読み出し線の出力側
に生じる電圧変化は、各メモリ素子のフリー層の磁化方
向に応じて、0からΔv×15の間で変化した。
【0060】次に、磁性薄膜メモリ素子を弱結合型のM
R磁性膜により構成した場合について説明する。
【0061】この場合も、上記スピンバルブ型の場合と
同様に、結晶化ガラス基板(コーニング社製フォトセラ
ム)を用い、磁性薄膜メモリ素子となるMR磁性膜をイ
オンビームスパッタ法により成膜した。ここでは、2×
10-7Torrまで真空引きを行ったのち、基板を間接水冷
し、回転させながら、0.3A/secの成膜速度で、
[Cu(40)/81Ni19Fe(30)/Cu(4
0)/CoPt(70)]×5のMR磁性膜を作製し
た。尚、上記[Cu(40)/81Ni19Fe(3
0)/Cu(40)/CoPt(70)]×5は、層厚
40AのCuからなる非磁性金属層、層厚30Aで、8
1wt%Ni19wt%Feのパーマロイ組成(NiFe)
合金からなる磁性層(ソフト層)、層厚40AのCuか
らなる非磁性金属層、層厚70A厚のCoPt合金から
なる磁性層(ハード層)を5周期積層したMR磁性膜で
ある。又、成膜中は、200[Oe]の磁界を印加するこ
とで、磁性薄膜メモリ素子になるMR磁性膜に異方性を
付与した。
【0062】このMR磁性膜を、上記スピンバルブ型の
場合と同様に、フォトリソグラフィで所望形状にマスク
した後、イオンミリング法により、縦10μm横10μ
m、縦10μm横20μm、縦10μm横40μm、縦
10μm横80μmの4種類の長方形にパターニングし
た。その後、上記スピンバルブ型の場合と同様に、読み
出し線と書き込み線を形成し、磁性薄膜メモリを作製し
た。
【0063】この磁性薄膜メモリの書き込み線に、書き
込み電流を流しハード層に情報を記録した後、書き込み
線に再生電流を25mA、読み出し線に読み出し電流を5
mA流し、そのときに、読み出し線の出力側に生じる電圧
変化を測定した。
【0064】その結果、上記スピンバルブ型の場合と同
様に、読み出し線の出力側に生じる電圧変化は、各メモ
リ素子のハード層の磁化方向に応じて、0からΔv×1
5の間で変化した。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる磁
性薄膜メモリは、同一の読み出し線に接続された複数の
メモリ素子に記録された情報を、同時に2素子以上再生
することができるので、メモリの再生時間を短縮し、メ
モリの高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁性薄膜メモリに記録されている情報
の再生方法を説明するための模式図である。
【図2】書き込み線に流す再生電流と読み出し線の出力
側の電圧を示す波形図である。
【図3】書き込み線に流す再生電流と読み出し線の出力
側の電圧を示す波形図である。
【図4】AMRを用いた磁性薄膜メモリを示す斜視図で
ある。
【図5】磁性薄膜メモリとそのMR磁性膜を示す断面図
である。
【図6】スピンバルブ型のMR磁性膜を用いた磁性薄膜
メモリの記録再生方式を示す模式図である。
【図7】MR磁性膜がマットリックス状に配列された磁
性薄膜メモリを示す平面図と断面図である。
【符号の説明】
1 MR磁性層 2 読み出し線 3 絶縁層 4 書き込み線 5 基板 11 反強磁性層 12 第1磁性層(ピンニング層) 13 非磁性層 14 第2磁性層(フリー層) 15、17 非磁性層 16 第1磁性層(ハード層) 18 第2磁性層(ソフト層) 22、23 磁界(記録磁界) 24、24a、24b 磁界(再生磁界)
フロントページの続き (72)発明者 荒木 悟 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 篠浦 治 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティ ーディーケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−302184(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/14 - 11/15 H01L 27/10 447 H01L 43/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗効果を示す磁性薄膜に情報を記
    憶する磁性薄膜メモリに於いて、再生出力電圧の異なる
    2種類以上の前記磁性薄膜からなる単位素子が同一の読
    み出し線上に電気的に直列に接続されたことを特徴とす
    る磁性薄膜メモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁性薄膜メモリに於い
    て、直列に接続されたn種類(但し、nは2以上の整
    数)の磁性薄膜の再生出力電圧v(k)(但し、kは2
    以上n以下の整数)が、 v(k)=2×v(k−1) を満たすことを特徴とする磁性薄膜メモリ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の磁性薄膜メモリに於い
    て、磁気抵抗変化率がほぼ同一であり、電気抵抗が異な
    る磁性薄膜を用いたことを特徴とする磁性薄膜メモリ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載の磁性薄膜メ
    モリに於いて、磁性薄膜メモリを構成する磁性薄膜が、
    スピンバルブ型の多層膜であることを特徴とする磁性薄
    膜メモリ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3記載の磁性薄膜メ
    モリに於いて、磁性薄膜メモリを構成する磁性薄膜が、
    保磁力の異なる2種類以上の磁性層を有し、該磁性層の
    磁化方向の相対関係により抵抗値が変化する磁性薄膜を
    用いた弱結合型の多層膜であることを特徴とする磁性薄
    膜メモリ。
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