JP3298161B2 - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

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JP3298161B2
JP3298161B2 JP21522192A JP21522192A JP3298161B2 JP 3298161 B2 JP3298161 B2 JP 3298161B2 JP 21522192 A JP21522192 A JP 21522192A JP 21522192 A JP21522192 A JP 21522192A JP 3298161 B2 JP3298161 B2 JP 3298161B2
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    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
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    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
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    • H01L21/30621Vapour phase etching

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造等に適
用されるドライエッチング方法に関し、特にHEMT
(高電子移動度トランジスタ)のゲート・リセス形成工
程におけるGaAs/AlGaAs選択エッチング等
を、クロロフルオロカーボン(CFC)ガスを使用せず
に行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】GaAsMES−FET(metal
semiconductor field effec
t transistor)を単一基板上に集積化した
MMIC(monolithic microwave
IC)は、高速高周波応答性、低雑音、低消費電力等
の特長を有し、近年、移動体通信や衛生通信用のデバイ
スとして利用されつつある。
【0003】1980年には、上記GaAsMES−F
ETのさらなる高速化を目指した研究から、HEMT
(high electron mobility t
ransistor)が開発されている。これは、Ga
As化合物半導体のヘテロ接合界面における2次元電子
ガスが、不純物による散乱を受けることなく高速で移動
できることを利用したデバイスである。このHEMTに
ついても高集積化を実現するための研究が続けられてお
り、その加工を行うドライエッチング技術に対する要求
も、より高精度、より高選択比へと向かっている。
【0004】中でも、GaAs/AlGaAs積層系を
選択的にエッチングしてゲート・リセスを形成する工程
は、HEMT,ヘテロMIS構造FETなどのヘテロ接
合FETの閾値電圧を決める重要な技術である。それ
は、下層側のAlGaAs層における不純物濃度や厚さ
等が、上層側のGaAs層のみを除去すればしかるべき
閾値電圧をもつFETが構成できるように予め設定され
ているからである。このAlGaAs層上におけるGa
As層の選択エッチング方法としては、CCl22
のCFC(クロロフルオロカーボン)ガスと希ガスの混
合ガスを用いる方法が代表的なものである。これは、G
aが主として塩化物、Asがフッ化物および塩化物を形
成することによりGaAs層が除去される一方で、下地
のAlGaAs層が露出した時点では蒸気圧の低いAl
3 が表面に形成されてエッチング速度が低下し、高選
択比が得られるからである。
【0005】たとえば、Japanese Journ
al of Applied Physics,Vo
l.20.,No.11(1981)p.L847〜8
50には、CCl2 2 /He混合ガスを用いて選択比
200を達成した例が報告されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
選択ドライエッチングには、以下のような問題がある。
まず、上述のCCl2 2 等のCFCガスは、いわゆる
フロン・ガスと通称されている化合物の一種であり、周
知のように地球のオゾン層破壊の原因とされているた
め、近い将来にも製造・使用が禁止される運びである。
したがって、ドライエッチングの分野においても代替ガ
ス、およびその使用技術を開発することが急務となって
いる。
【0007】また、上述のCFCガスは、エッチング反
応系内にフルオロカーボン系ポリマーを大量に生成させ
易い。このポリマーは、パターン側壁部に堆積して側壁
保護効果を発揮するので異方性加工に寄与しているが、
その反面、エッチング速度の不安定化やパーティクル・
レベルの悪化等を招き易い。さらに、エッチング時のイ
オンによる照射損傷を回復させるために、300℃程度
のアニールも必要となる。
【0008】そこで本発明は、Alを含有する化合物半
導体層(以下、Al含有化合物半導体層と称する。)上
におけるAlを含まない化合物半導体層(以下、非Al
含有化合物半導体層と称する。)の選択エッチングを、
CFCガスを使用せずに、高選択比、高異方性、低汚染
性、低損傷性をもって行う方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のドライエッチン
グ方法は、上述の目的を達成するために提案されるもの
であり、放電解離条件下でプラズマ中に遊離のイオウを
放出し得る堆積性フッ素系化合物を含みH またはH
Sの少なくとも一方が添加されたエッチング・ガスを用
いてAl含有化合物半導体層上で選択的に非Al含有化
合物半導体層をエッチングするようにしたものである。
【0010】本発明はまた、前記エッチング・ガスに、
放電解離条件下でプラズマ中に遊離のイオウを放出しな
い非堆積性塩素系化合物、もしくは放電解離条件下でプ
ラズマ中に遊離のイオウを放出しない非堆積性臭素系化
合物の少なくとも一方が添加されてなることを特徴とす
る。
【0011】本発明はまた、放電解離条件下でプラズマ
中に遊離のイオウを放出し得る堆積性塩素系化合物もし
くは同様にイオウを放出し得る堆積性臭素系化合物の少
なくとも一方と、同様にイオウを放出し得る堆積性フッ
素系化合物とを含むエッチング・ガスを用いてエッチン
グを行うことを特徴とする。
【0012】本発明はまた、堆積性塩素系化合物もしく
は堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と堆積性フッ素
系化合物とを含むエッチング・ガスを用いて非Al含有
化合物半導体層を実質的にその層厚分だけエッチングす
るジャストエッチング工程と、前記堆積性塩素系化合物
もしくは前記堆積性臭素系化合物に対する前記堆積性フ
ッ素系化合物の含量比を前記ジャストエッチング工程に
おけるよりも高めたエッチング・ガスを用いて前記非A
l含有化合物半導体層の残余部をエッチングするオーバ
ーエッチング工程とを有することを特徴とする。
【0013】本発明はまた、堆積性塩素系化合物もしく
は堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、堆積性フッ
素系化合物と、非堆積性塩素系化合物とを含むエッチン
グ・ガスを用いて非Al含有化合物半導体層をエッチン
グすることを特徴とする。
【0014】本発明はまた、堆積性塩素系化合物もしく
は堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、堆積性フッ
素系化合物と、非堆積性塩素系化合物とを含むエッチン
グ・ガスを用いて前記非Al含有化合物半導体層をジャ
ストエッチングする工程と、このエッチング・ガスから
非堆積性塩素系化合物を除外したエッチング・ガスを用
いてオーバーエッチングを行う工程とを有することを特
徴とする。
【0015】本発明はまた、堆積性塩素系化合物もしく
は堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、堆積性フッ
素系化合物と、非堆積性フッ素系化合物とを含むエッチ
ング・ガスを用いて非Al含有化合物半導体層をエッチ
ングすることを特徴とする。
【0016】本発明はまた、堆積性塩素系化合物もしく
は堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、堆積性フッ
素系化合物と、非堆積性フッ素系化合物とを含むエッチ
ング・ガスを用いて非Al含有化合物半導体層をジャス
トエッチングする工程と、このエッチング・ガスから非
堆積性フッ素系化合物を除外したエッチング・ガスを用
いてオーバーエッチングを行う工程とを有することを特
徴とする。
【0017】本発明はまた、堆積性塩素系化合物もしく
は堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、非堆積性フ
ッ素系化合物とを含むエッチング・ガスを用いて非Al
含有化合物半導体層をエッチングすることを特徴とす
る。
【0018】本発明はまた、エッチング途中でエッチン
グ・ガスの組成を変更することなく1工程でエッチング
を行うプロセスにおいて、前記エッチング・ガスにH2
またはH2 Sの少なくとも一方を添加することを特徴と
する。
【0019】本発明はまた、ジャストエッチング工程と
オーバーエッチング工程の2工程によりエッチングを行
うプロセスにおいて、オーバーエッチング工程ではジャ
ストエッチング工程で使用したエッチング・ガスにH2
またはH2 Sの少なくとも一方を添加することを特徴と
する。
【0020】本発明はさらに、ジャストエッチング工程
とオーバーエッチング工程の2工程によりエッチングを
行うプロセスにおいて、オーバーエッチング工程ではジ
ャストエッチング工程におけるよりも入射イオン・エネ
ルギーを小とすることを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明者は、下地にダメージを与えずに低汚
染,高異方性加工を行うためには、従来のフルオロカー
ボン系ポリマーに代わり、特定の条件下でのみ堆積し、
不要時には容易かつ完全に除去できる別の何らかの側壁
保護物質が必要であると考え、イオウ(S)に着目し
た。プラズマ中に生成したSは、エッチング条件にもよ
るが、ウェハ温度がおおよそ90℃未満の領域ではウェ
ハ表面へ吸着される。このうち、イオンの垂直入射面に
付着したSは、直ちにスパッタ除去されるか、もしくは
エッチング速度を低下させることに寄与する。一方、イ
オンの垂直入射が原理的に生じないパターンの側壁部に
付着したSは、そのまま堆積して側壁保護効果を発揮す
る。しかも、エッチング終了後にウェハをおおよそ90
℃以上に加熱すれば、Sは容易に昇華する。あるいは、
レジスト・マスクをアッシングするプロセスが含まれる
場合には、該レジスト・マスクと同時に燃焼させて除去
することも可能である。いずれにしても、Sはパーティ
クル汚染の原因となるものではない。
【0022】したがって本発明では、エッチング・ガス
の構成成分として、放電解離条件下でプラズマ中に遊離
のSを放出し得る化合物がまず必要である。一方、非A
l含有/Al含有化合物半導体層の積層系のエッチング
における選択性の達成が原理的にAlFx の生成にもと
づいている限り、エッチング・ガスの構成成分としてF
* を放出できる化合物も必要である。
【0023】このようにプラズマ中にSとF* とが放出
されることが、本発明の必須要件である。さらに、非A
l含有化合物半導体層の構成元素の種類に応じて、ハロ
ゲンその他の元素を含む化合物を適宜選択し、エッチン
グ・ガスに添加することもできる。これは、エッチング
反応生成物に速やかに脱離するに十分な蒸気圧を付与す
るか、あるいはエッチング反応生成物をイオン・スパッ
タ作用により除去するためである。
【0024】請求項1に記載される発明は、上述の必須
要件を実質的に単一の化合物で満たしたものである。す
なわち、放電解離条件下でプラズマ中に遊離のSを放出
し得る堆積性フッ素系化合物を含みH またはH Sの
少なくとも一方が添加されたエッチング・ガスを使用す
る。このとき生成するエッチング反応生成物は、主とし
て化合物半導体層の各構成元素のフッ化物である。
【0025】請求項2に記載される発明では、Sの供給
源とはならないが、エッチング反応系にさらにClもし
くはBrを供給し得る非堆積性塩素系化合物もしくは非
堆積性臭素系化合物を、上述の堆積性フッ素系化合物に
添加する。これにより、エッチング反応生成物としては
上記フッ化物の他に、塩化物や臭化物が生成する。ま
た、Cl+ ,Br+ 等のイオンによるスパッタ作用も期
待できる。
【0026】請求項3に記載される発明では、Sの供給
源となり、かつエッチング反応系にさらにClもしくは
Brを供給し得る堆積性塩素系化合物もしくは堆積性臭
素系化合物を、上述の堆積性フッ素系化合物に添加す
る。これにより、エッチング反応生成物として種々のハ
ロゲン化物を生成させると共に、Sの堆積を増強するこ
とができる。
【0027】請求項4に記載される発明では、請求項3
に記載のエッチングをジャストエッチング工程とオーバ
ーエッチング工程の2工程に分け、後者のオーバーエッ
チング工程においてエッチング・ガス中に占める堆積性
フッ素系化合物の含量比を高める。これは、エッチング
反応系中のF* の生成量を増大させるためである。オー
バーエッチング工程では下地のAl含有化合物半導体層
の一部が露出するので、F* を増大させることによりA
lFx の生成を促進し、選択性を向上させることができ
る。
【0028】なおこの場合、ジャストエッチング工程は
相対的にF* の少ない条件下で進行することになるが、
非Al含有化合物半導体層の組成によってはこのことが
有利に働く。たとえば、非Al含有化合物半導体層がG
aAs層である場合、ジャストエッチング工程において
* の生成量が余り大きいと、蒸気圧の低いGaF3
大量に生成してしまい、エッチングが円滑に進行しなく
なる虞れがある。しかし、オーバーエッチング工程にお
いてのみF* の生成量を増大させるようにすれば、この
ような懸念が無くなるわけである。
【0029】請求項5に記載される発明では、請求項3
で用いたエッチング・ガスに非堆積性塩素系化合物を添
加する。この非堆積性塩素系化合物は、エッチング反応
系中のCl* 量を増大させる。このことにより、エッチ
ング反応生成物として蒸気圧の高い塩化物が大量に生成
するようになり、エッチングを高速化することができ
る。また、Cl* の増大はエッチング反応系内のS/C
l比(S原子数とCl原子数の比)を低下させ、Sの過
剰な堆積を抑制する効果を有する。したがって、非堆積
性塩素系化合物の添加量が側壁保護膜の形成を阻害しな
い範囲で最適化されていれば、高速異方性加工が可能と
なる。
【0030】請求項6に記載される発明では、請求項5
に記載されるエッチング・ガスを用いてジャストエッチ
ングを行った後、上記エッチング・ガスの組成から非堆
積性塩素系化合物を除外してオーバーエッチングを行
う。このオーバーエッチング工程では、エッチング・ガ
スからのCl* 生成量が減少するので、エッチング速度
が低下すると共にSの堆積が促進され、下地選択性が一
層向上する。
【0031】請求項7に記載される発明では、請求項3
で用いたエッチング・ガスに非堆積性フッ素系化合物を
添加する。この非堆積性フッ素系化合物は、エッチング
反応系中のF* 量を増大させる。このF* は、主として
エッチング反応系のS/F比(S原子数とF原子数の
比)を減少させることに寄与し、Sの過剰な堆積による
エッチング速度の低下や寸法変換差の発生を防止する。
しかも、F* の増大によりAlF3 の生成が促進され、
高い下地選択性が達成される。
【0032】請求項8に記載される発明では、請求項7
に記載されるエッチング・ガスを用いてジャストエッチ
ングを行った後、上記エッチング・ガスの組成から非堆
積性フッ素系化合物を除外してオーバーエッチングを行
う。このオーバーエッチング工程では、エッチング・ガ
スからのF* 生成量が減少するのでAlF3 の生成量は
減少する。しかし、S/F比が上昇してSの堆積が促進
されるので、高選択性は維持できる。
【0033】以上述べた8つの発明は、いずれもエッチ
ング・ガスの組成として堆積性フッ素系化合物を基本的
な成分として含み、これに高速化や高選択化を図るため
に種々のハロゲンを添加したものであった。これに対
し、次に述べる請求項9の発明では、F* の供給源とS
の供給源を分離する。すなわち、堆積性塩素系化合物ま
たは堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、非堆積性
フッ素系化合物を用いるのである。この場合、Sは堆積
性塩素系化合物または堆積性臭素系化合物から供給さ
れ、F* は非堆積性フッ素系化合物から供給される。エ
ッチング機構は、前述の各発明とほぼ同じである。
【0034】請求項10に記載される発明では、エッチ
ング途中でエッチング・ガスの組成を変更することなく
1工程でエッチングを行う場合に、エッチング・ガスに
2またはH2 Sの少なくとも一方を添加する。これら
の化合物は、自身が生成するH* でエッチング反応系内
のハロゲン・ラジカルを捕捉してハロゲン化水素の形で
除去することにより、該エッチング反応系内の見掛け上
のS/X比〔S原子数とハロゲン(X)原子数の比〕を
上昇させる。つまり、Sの堆積が促進されるわけであ
る。特に、H2 Sを使用した場合には、自身がS供給源
でもあるため、S/X比の上昇効果が一層大きい。
【0035】請求項11に記載される発明では、ジャス
トエッチング工程とオーバーエッチング工程の2工程に
よりエッチングを行う場合において、オーバーエッチン
グ工程でのみH2 もしくはH2 Sを添加する。一般にオ
ーバーエッチング時には、被エッチング面積の減少に伴
って相対的にラジカルが過剰となるので、H2 ,H2
等を添加することで過剰ラジカルを捕捉すると共にSの
堆積を促進し、異方性形状の劣化や選択性の低下を防止
するのである。この方法によれば、ジャストエッチング
はS/X比が相対的に低い条件で進行するので、プロセ
ス全体としてのエッチング速度が大きく低下しないとい
うメリットがある。
【0036】請求項12に記載される発明では、ジャス
トエッチング工程とオーバーエッチング工程の2工程に
よりエッチングを行う場合に、オーバーエッチング工程
における入射イオン・エネルギーをジャストエッチング
工程と比べて相対的に下げる。このことにより、イオン
の垂直入射面に堆積したSや、Al含有化合物半導体層
の露出面上に形成されたAlFx 等のスパッタ除去が抑
制され、高選択性が達成される。もちろん、下地の損傷
も大幅に軽減される。
【0037】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0038】実施例1 本実施例では、HEMTのゲート・リセス加工におい
て、n+ −型AlGaAs層上のn+ −GaAs層をS
2 2 /Xe混合ガスを用いて選択的にエッチングして
リセスを形成した後、ゲート電極を形成した。このプロ
セスを、図1ないし図5を参照しながら説明する。
【0039】本実施例においてエッチング・サンプルと
して使用したウェハは、図1に示されるように、半絶縁
性GaAs基板1上にエピタキシャル成長により形成さ
れ、バッファ層として機能する厚さ約500nmのep
i−GaAs層2、厚さ約2nmのAlGaAs層3、
Si等のn型不純物がドープされた厚さ約30nmのn
+ −AlGaAs層4、同様にn型不純物を含む厚さ約
100nmのn+ −GaAs層5、所定の形状にパター
ニングされたレジスト・マスク(PR)6が順次積層さ
れてなるものである。上記レジスト・マスク6のパター
ニングは、電子ビーム描画法による露光と現像処理によ
り行われており、開口部6aの開口径は約300nmで
ある。
【0040】上記n+ −GaAs層5をエッチングする
ため、このウェハをRFバイアス印加型の有磁場イクロ
波プラズマ・エッチング装置にセットした。エッチング
条件の一例を以下に示す。 S2 2 流量 20SCCM Xe流量 50SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 100W(2MHz) ここで、上記S2 2 は、本発明者が先に特願平3−2
10516号明細書において、シリコン系材料層のエッ
チングに用いたフッ化イオウのひとつである。S2 2
から生成するF* は、n+ −GaAs層5中のAsをA
sF3 ,AsF 5 等の形で引き抜く。このラジカル反応
は、S+ ,SFx 等の入射イオンにアシストされる。こ
のとき、GaF3 に代表されるGaのフッ化物GaFx
も生成するが、このフッ化物は昇華温度が高い固体であ
る。したがって、Ga,GaF3等の除去機構は、高バ
イアス条件下で加速されたXeによるスパッタリングが
主体となる。一方、S2 2 は、同じくフッ化イオウで
も従来からエッチング・ガスとして使用されているSF
6 とは異なり、放電解離条件下でプラズマ中に遊離のS
を生成することができる。このSは、イオンの垂直入射
が原理的に生じないパターンの側壁部に堆積し、図2に
示されるような側壁保護膜7を形成した。
【0041】この結果、上記エッチングは異方的に進行
し、垂直壁を有するリセス5aが形成された。n+ −A
lGaAs層4が露出すると、その表面にはAlF
x (主としてx=3)が形成されてエッチング速度が大
幅に低下し、高選択比が得られた。これは、一例として
AlF3 の融点(1291℃)がGaF3 の沸点(約1
000℃)よりも高いことからも推測されるように、G
aFx がスパッタ除去される条件下でも、AlFx はな
おエッチング・マスクとして機能し得るからである。
【0042】なお、スパッタリング効果を期待してエッ
チング・ガスに添加される化合物としては、上述のXe
の他、Ne,Ar,Kr,Rn等の希ガスを使用しても
良い。
【0043】上記側壁保護膜7は、エッチング終了後に
ウェハを約90℃に加熱したところ、図3に示されるよ
うに速やかに昇華除去され、ウェハ上に何らパーティク
ル汚染を惹起させることはなかった。さらに、一例とし
て電子ビーム蒸着により厚さ約200nmのAl層を形
成した。この蒸着は、微細な開口径を有するリセス5a
の内部おいてステップ・カバレッジ(段差被覆性)が劣
化することを逆に利用したものであり、図4に示される
ように、レジスト・マスク6の表面には上部Al層8
a、リセス5a底部には後にゲート電極となる下部Al
層8bがそれぞれ形成された。
【0044】この後、常法にしたがってレジスト・マス
ク6をリフト・オフすると、図5に示されるように上部
Al層8aも同時に除去され、リセス5a底部の下部A
l層8bのみを残してゲート電極とすることができた。
【0045】実施例2 本実施例では、同じくHEMTのゲート・リセス加工に
おいて、n+ −AlGaAs層上のn+ −GaAs層を
2 2 /Cl2 混合ガスを用いて選択的にエッチング
した。本実施例で使用したウェハは、前出の図1に示し
たものと同じである(以下の実施例でも同じ。)。この
ウェハをRFバイアス印加型の有磁場マイクロ波プラズ
マ・エッチング装置のウェハ載置電極上にセットした。
ここで、上記ウェハ載置電極に内蔵される冷却配管に
は、一例として装置外部に接続されるチラーからエタノ
ール冷媒を供給し、ウェハを冷却できるようにした。一
例として下記の条件でn+ −GaAs層5をエッチング
した。
【0046】 S2 2 流量 25SCCM Cl2 流量 15SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃
【0047】このエッチング過程では、実施例1で述べ
た機構に加えてClがエッチングに関与する。つまりn
+ −GaAs層5中のGaおよびAsは、いずれもフッ
化物,塩化物の両方の形で除去できるようになる。特
に、Gaの塩化物はフッ化物と異なり融点(77.9
℃)、沸点(201.3℃)共に低いので、前述のよう
な希ガス・イオンのスパッタ作用に頼らなくとも、低バ
イアス条件下でエッチングを行うことができる。側壁保
護の機構、下地選択性の達成機構等は、実施例1と同じ
である。
【0048】実施例3 本実施例では、同様のエッチングをS2 2 /Cl2
2 S混合ガスを用いて行った。エッチング条件の一例
を以下に示す。 S2 2 流量 20SCCM Cl2 流量 30SCCM H2 S流量 10SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 5W(2MHz) ウェハ温度 −10℃ 上記のエッチング・ガス組成は、実施例2の組成にH2
Sを添加したものに相当する。H2 Sは、自身が解離生
成するH* によりエッチング反応系内のF* やCl*
捕捉する一方、Sも供給するので、系内の見掛け上のS
/X比を上昇させる効果が大きい。つまり、側壁保護効
果が強化されるので、RFバイアス・パワーが一層低減
された条件であるにもかかわらず、良好な異方性加工が
実現された。
【0049】実施例4 本実施例では、S2 2 /Cl2 混合ガスを用いてn+
−GaAs層のジャストエッチングを行った後、S2
2 /Cl2 /H2 S混合ガスを用いてオーバーエッチン
グを行った。ジャストエッチングは、一例として下記の
条件で行った。
【0050】 S2 2 流量 25SCCM Cl2 流量 15SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃ この過程におけるエッチング機構は、実施例2で上述し
たとおりである。
【0051】続いて、一例として下記の条件でオーバー
エッチングを行った。 S2 2 流量 25SCCM Cl2 流量 15SCCM H2 S流量 10SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 10W(2MHz) ウェハ温度 −10℃ この過程では、H2 Sの添加によりエッチング反応系の
見掛け上のS/X比が上昇しているので、オーバーエッ
チング後でも何ら異方性形状の劣化は生じなかった。し
かも、RFバイアス・パワーが低減されているので、ダ
メージも抑制された。
【0052】実施例5 本実施例では、S2 2 /S2 Cl2 混合ガスを用いて
+ −GaAs層をエッチングした。エッチング条件の
一例を以下に示す。 S2 2 流量 20SCCM S2 Cl2 流量 20SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃
【0053】ここで、上記S2 Cl2 は、本発明者が先
に特願平3−210516号明細書において、シリコン
系材料層もしくはAl系材料層のエッチングに用いた塩
化イオウのひとつである。本実施例におけるエッチング
機構は、実施例2とほぼ同様であるが、S2 2 とS2
Cl2 の両方がS供給源となるため、側壁保護効果が一
層強化された。
【0054】なお、上記S2 Cl2 をS2 Br2 に替え
て同じ条件でエッチングを行った場合にも、ほぼ同様の
結果が得られた。AsやGaの臭化物は、上述の条件か
ら特にRFバイアス・パワーを高めなくても除去可能で
ある。
【0055】実施例6 本実施例では、実施例5で述べたS2 2 /S2 Cl2
混合ガスによるエッチングを2段階化し、オーバーエッ
チング工程においてエッチング・ガス中のS22 の含
量比を高めた。ジャストエッチング条件の一例を以下に
示す。
【0056】 S2 2 流量 20SCCM(含量比50
%) S2 Cl2 流量 20SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃(エタノール冷媒使
用)
【0057】続いて、ガス流量のみを下記のように変更
し、残りの条件は同一としてオーバーエッチングを行っ
た。 S2 2 流量 30SCCM(含量比75
%) S2 Cl2 流量 10SCCM このオーバーエッチング工程では、エッチング・ガス中
におけるSの合計モル数はジャストエッチング工程と比
べて何ら変化していないが、F* とCl* のモル比が大
幅に変化している。つまり、F* が過剰とされ、AlF
x の形成に有利な条件となっている。これにより、n+
−AlGaAs層4の露出面においてAlFx の形成が
促進され、オーバーエッチング中でも該n+ −AlGa
As層4に対して約30と高い選択比が達成された。
【0058】実施例7 本実施例では、同様のエッチングをS2 2 /S2 Br
2 混合ガスを用いて行い、オーバーエッチング工程にお
いてS2 Br2 に対するS2 2 の流量比を高め、かつ
RFバイアス・パワーを下げた。ジャストエッチングの
条件の一例を以下に示す。
【0059】 S2 2 流量 20SCCM(含量比50
%) S2 Br2 流量 20SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃
【0060】次に、条件を一例として下記のように切り
替え、オーバーエッチングを行った。 S2 2 流量 30SCCM(含量比75
%) S2 Br2 流量 10SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 10W(2MHz) ウェハ温度 −10℃ このオーバーエッチング工程では、F* の生成量がBr
* の生成量よりも多くAlFx の生成が促進されている
こと、およびRFバイアス・パワーが低減され入射イオ
ン・エネルギーが小さくなっていることにより、選択比
は約60に向上した。
【0061】実施例8 本実施例では、S2 2 /S2 Cl2 /Cl2 混合ガス
を用いてn+ −GaAs層をエッチングした。ジャスト
エッチング工程の条件は一例として下記のとおりであ
る。 S2 2 流量 20SCCM S2 Cl2 流量 20SCCM Cl2 流量 5SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃(エタノール冷媒使
用) 上記のエッチング条件は、実施例2の条件にCl2 を加
えたものである。このエッチング・プロセスでは、エッ
チング反応系中のCl* 量が増大してAsCl 3 ,Ga
Cl3 等の蒸気圧の高い塩化物が効率良く生成するこ
と、S/X比が低下すること等の理由により、エッチン
グが高速化された。このプロセスにおける下地選択性
は、約30であった。
【0062】実施例9 本実施例では、同様のエッチングをS2 2 /S2 Br
2 /Cl2 混合ガス用いて行った。エッチング条件の一
例を以下に示す。
【0063】 S2 2 流量 20SCCM S2 Br2 流量 15SCCM Cl2 流量 5SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃(エタノール冷媒使
用) 上記のエッチング・ガス組成は、実施例8のS2 Cl2
をS2 Br2 に置き換えたものであり、反応生成物とし
て臭化物も生成すること以外は、実施例8とほぼ同様の
機構でエッチングが進行した。
【0064】本実施例における下地選択性は、約30で
あった。
【0065】実施例10 本実施例では、S2 2 /S2 Cl2 /Cl2 混合ガス
を用いてn+ −GaAs層のジャストエッチングを行っ
た後、S2 2 /S2 Cl2 混合ガスを用い、かつRF
バイアス・パワーを下げた条件でオーバーエッチングを
行った。ジャストエッチング条件の一例を以下に示す。
【0066】 S2 2 流量 20SCCM S2 Cl2 流量 15SCCM Cl2 流量 5SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃(エタノール冷媒使
用)
【0067】次に、残存するn+ −GaAs層5を除去
するため、条件を一例として下記のように切り替え、オ
ーバーエッチングを行った。 S2 2 流量 25SCCM S2 Cl2 流量 15SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 10W(2MHz) ウェハ温度 −10℃ ここで、このオーバーエッチング工程におけるCl*
Sの各生成量を、前述のジャストエッチング工程と比較
してみる。簡単のため、個々の化合物の放電解離効率と
化学種同士の再結合は無視し、1分子中のF原子数また
はS原子数と流量とから単純に計算する。上述のオーバ
ーエッチング条件では、Cl* 生成量はジャストエッチ
ング条件よりも25%減少し、S生成量は10%以上増
大していることが判る。しかも、RFバイアス・パワー
も半減されている。
【0068】つまり、上記のオーバーエッチング条件で
は、S/X比の上昇と入射イオン・エネルギーの低減の
双方の効果により、Sの堆積が促進されている。これに
より、本実施例では、n+ −AlGaAs層4に対する
選択比が約60に向上した。
【0069】実施例11 本実施例では、S2 2 /S2 Cl2 /SF6 混合ガス
を用いてn+ −GaAs層をエッチングした。エッチン
グ条件の一例を以下に示す。 S2 2 流量 20SCCM S2 Cl2 流量 20SCCM SF6 流量 5SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃(エタノール冷媒使
用) このエッチング・ガス組成は、実施例5の組成にSF6
を添加したものである。SF6 は分子中にS原子を含む
が、放電解離条件下でも遊離のSをほとんど放出しない
ことが、本発明者らにより実験的に確認されている。S
6 から生成する大量のF* は遊離のSの一部と結合す
るため、側壁保護膜7は異方性形状の確保に必要最低限
の厚さに形成され、何らレジスト・マスク6との寸法変
換差を発生させることはなかった。また、エッチング反
応系のF* が増大することにより、下地のn+ −AlG
aAs層4が露出した時点でその露出面にAlFx が効
率良く形成され、高い下地選択性が達成された。
【0070】実施例12 本実施例では、同様のエッチングをS2 2 /S2 Br
2 /SF6 混合ガスを用いて行った。エッチング条件の
一例を下記に示す。 S2 2 流量 20SCCM S2 Br2 流量 15SCCM SF6 流量 5SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃(エタノール冷媒使
用) このエッチング・ガス組成は、前述の実施例11におけ
るS2 Cl2 をS2 Br2 に置き換えたものである。エ
ッチング反応生成物として塩化物の代わりに臭化物が生
成すること以外は、ほぼ実施例11と同様の機構により
エッチングが進行した。
【0071】本実施例においても、良好な異方性形状を
有するリセス5aが形成され、下地のn+ −AlGaA
s層4に対して約30の選択比が得られた。
【0072】実施例13 本実施例では、S2 2 /S2 Cl2 /SF6 混合ガス
を用いてn+ −GaAs層のジャストエッチングを行っ
た後、S2 2 /S2 Cl2 混合ガスを用い、かつRF
バイアス・パワーを下げた条件でオーバーエッチングを
行った。ジャストエッチングは、一例として下記の条件
で行った。
【0073】 S2 2 流量 20SCCM S2 Cl2 流量 15SCCM SF6 流量 5SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃(エタノール冷媒使
用) このジャストエッチング過程におけるエッチング機構
は、実施例11で上述したとおりである。
【0074】次に、残存するn+ −GaAs層5を除去
するため、条件を一例として下記のように切り替え、オ
ーバーエッチングを行った。 S2 2 流量 25SCCM S2 Cl2 流量 15SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 10W(2MHz) ウェハ温度 −10℃ ここで、このオーバーエッチング工程におけるF* とS
の各生成量を、前述のジャストエッチング工程と比較し
てみる。簡単のため、個々の化合物の放電解離効率と化
学種同士の再結合は無視し、1分子中のF原子数または
S原子数と流量とから単純に計算する。また、SF6
遊離のSを生成しないことから、1分子から最大5個の
* を生成するものと考える。上述のオーバーエッチン
グ条件では、F* 生成量はジャストエッチング条件より
も20%以上減少し、S生成量は10%以上増大してい
ることが判る。しかも、RFバイアス・パワーも半減さ
れている。
【0075】つまり、上記のオーバーエッチング条件で
は、S/X比の上昇、入射イオン・エネルギーの低減の
双方の効果によりSの堆積が促進されている。これによ
り、本実施例ではn+ −AlGaAs層4に対する選択
比が約60に向上した。
【0076】実施例14 本実施例では、S2 Cl2 /ClF3 混合ガスを用いて
+ −GaAs層を選択的にエッチングした。エッチン
グ条件の一例を以下に示す。 S2 Cl2 流量 20SCCM ClF3 流量 20SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 20W(2MHz) ウェハ温度 −10℃ このエッチング過程では、S2 Cl2 およびClF3
ら解離生成するCl*、およびClF3 から解離生成す
るF* によるラジカル反応がS+ ,SClx +,C
+ ,ClFx + 等のイオンにアシストされる一方、S
2 Cl2 から生成するSにより側壁保護膜7が形成され
た。また、ClF3 から供給されるF* の寄与により、
高い下地選択性が達成された。
【0077】以上、本発明を14例の実施例にもとづい
て説明したが、本実施例はこれらの各実施例に何ら限定
されるものではない。まず、上述の各実施例では非Al
含有/Al含有化合物半導体層の積層系としてGaAs
/AlGaAsを例示したが、本発明は下層側にAlが
含まれていれば従来公知の他の化合物半導体の積層系に
も適用可能である。たとえば、GaP/AlGaP、I
nP/AlInP、GaN/AlGaN、InAs/A
lInAs等の2元素系/3元素系の積層系、さらにあ
るいは3元素系/4元素系等の積層系等のエッチングに
も適用できる。
【0078】上述の各実施例では、堆積性フッ素系化合
物としてS2 2 を用いたが、この他にもSF2 ,SF
4 ,S2 10等を用いることができる。同様に、堆積性
塩素系化合物としては、上述のS2 Cl2 の他、S3
2 ,SCl2 等を用いることができる。堆積性臭素系
化合物としては、上述のS2 Br2 の他、S3 Br2
SBr2等を用いることができる。
【0079】非堆積性塩素系化合物としては、上述のC
2 の他、BCl3 ,HCl等を用いることができる。
非堆積性臭素系化合物は非堆積性塩素系化合物とほぼ同
様の効果を与えるものであり、実施例では具体的に例示
しなかったが、Br2 ,BBr3 ,HBr等を用いるこ
とができる。
【0080】非堆積性フッ素系化合物としては、上述の
SF6 の他、NF3 ,XeF2 ,HF,ClF,ClF
3 ,BrF3 ,BrF5 等を用いることができる。さら
に、本発明は非Al含有/Al含有化合物半導体の積層
系の選択エッチングが必要とされるプロセスであれば、
上述のようなHEMTの製造に限られず、たとえばレー
ザー素子や量子ホール素子の加工等にも適用可能であ
る。
【0081】この他、使用するエッチング装置、エッチ
ング条件、ウェハの構成等が適宜変更可能であることは
言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明を適用すれば、CFC系ガスを使用することなく、G
aAs/AlGaAs積層系に代表される非Al含有/
Al含有化合物半導体の積層系の選択異方性エッチング
を、比較的低いバイアス条件下で高異方性,高選択性,
低損傷性をもって行うことができる。しかも、容易に昇
華可能なSを側壁保護を行うため、低汚染性でもある。
【0083】したがって、本発明はたとえば化合物半導
体を利用した半導体装置を微細なデザイン・ルールにも
とづいて製造する上で極めて有効であり、さらにこれを
高集積化してMMIC等を構成することにも多大な寄与
をなすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をHEMTのゲート・リセス加工に適用
したプロセス例において、n+−GaAs層の上にレジ
スト・マスクが形成された状態を示す概略断面図であ
る。
【図2】図1のn+ −GaAs層が側壁保護膜の形成を
伴いながらエッチングされ、リセスが形成された状態を
示す概略断面図である。
【図3】図2の側壁保護膜が除去された状態を示す概略
断面図である。
【図4】レジスト・マスクの表面とリセスの底面にAl
層が被着された状態を示す概略断面図である。
【図5】レジスト・マスクとその表面の上部Al層が除
去され、リセスの底面にのみ下部Al層(ゲート電極)
が残された状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 ・・・半絶縁性GaAs基板 2 ・・・epi−GaAs層 3 ・・・AlGaAs層 4 ・・・n+ −AlGaAs層 5 ・・・n+ −GaAs層 5a・・・リセス 6 ・・・レジスト・マスク 6a・・・開口部 7 ・・・側壁保護膜(S) 8a・・・上部Al層 8b・・・下部Al層(ゲート電極)
フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平3−359691 (32)優先日 平成3年12月11日(1991.12.11) (33)優先権主張国 日本(JP) (56)参考文献 特開 平2−309634(JP,A) 特開 昭60−39175(JP,A) 特開 昭64−8628(JP,A) 特開 平3−270243(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 H01L 21/338

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Alを含む化合物半導体層の上に積層さ
    れたAlを含まない化合物半導体層を選択的にエッチン
    グするドライエッチング方法において、 放電解離条件下でプラズマ中に遊離のイオウを放出し得
    る堆積性フッ素系化合物を含みH またはH Sの少な
    くとも一方が添加されたエッチング・ガスを用いてエッ
    チングを行うことを特徴とするドライエッチング方法。
  2. 【請求項2】 前記エッチング・ガスに、放電解離条件
    下でプラズマ中に遊離のイオウを放出しない非堆積性塩
    素系化合物もしくは同じくイオウを放出しない非堆積性
    臭素系化合物の少なくとも一方が添加されてなることを
    特徴とする請求項1記載のドライエッチング方法。
  3. 【請求項3】 Alを含む化合物半導体層の上に積層さ
    れたAlを含まない化合物半導体層を選択的にエッチン
    グするドライエッチング方法において、 放電解離条件下でプラズマ中に遊離のイオウを放出し得
    る堆積性塩素系化合物もしくは同様にイオウを放出し得
    る堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、同様にイオ
    ウを放出し得る堆積性フッ素系化合物とを含むエッチン
    グ・ガスを用いてエッチングを行うことを特徴とするド
    ライエッチング方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のエッチング・ガスを用い
    て前記Alを含まない化合物半導体層を実質的にその層
    厚分だけエッチングするジャストエッチング工程と、 前記堆積性塩素系化合物もしくは前記堆積性臭素系化合
    物に対する前記堆積性フッ素系化合物の含量比を前記ジ
    ャストエッチング工程におけるよりも高めたエッチング
    ・ガスを用いて前記Alを含まない化合物半導体層の残
    余部をエッチングするオーバーエッチング工程とを有す
    ることを特徴とするドライエッチング方法。
  5. 【請求項5】 Alを含む化合物半導体層の上に積層さ
    れたAlを含まない化合物半導体層を選択的にエッチン
    グするドライエッチング方法において、 放電解離条件下でプラズマ中に遊離のイオウを放出し得
    る堆積性塩素系化合物もしくは同様にイオウを放出し得
    る堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、同様にイオ
    ウを放出し得る堆積性フッ素系化合物と、放電解離条件
    下でプラズマ中に遊離のイオウを放出しない非堆積性塩
    素系化合物とを含むエッチング・ガスを用いてエッチン
    グを行うことを特徴とするドライエッチング方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のエッチング・ガスを用い
    て前記Alを含まない化合物半導体層を実質的にその層
    厚分だけエッチングするジャストエッチング工程と、 放電解離条件下でプラズマ中に遊離のイオウを放出し得
    る前記堆積性塩素系化合物もしくは同様にイオウを放出
    し得る前記堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、同
    様にイオウを放出し得る前記堆積性フッ素系化合物とを
    含むエッチング・ガスを用いて前記Alを含まない化合
    物半導体層の残余部をエッチングするオーバーエッチン
    グ工程とを有することを特徴とするドライエッチング方
    法。
  7. 【請求項7】 Alを含む化合物半導体層の上に積層さ
    れたAlを含まない化合物半導体層を選択的にエッチン
    グするドライエッチング方法において、 放電解離条件下でプラズマ中に遊離のイオウを放出し得
    る堆積性塩素系化合物もしくは同様にイオウを放出し得
    る堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、同様にイオ
    ウを放出し得る堆積性フッ素系化合物と、放電解離条件
    下でプラズマ中に遊離のイオウを放出しない非堆積性フ
    ッ素系化合物とを含むエッチング・ガスを用いてエッチ
    ングを行うことを特徴とするドライエッチング方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載のエッチング・ガスを用いて
    前記Alを含まない化合物半導体層を実質的にその層厚
    分だけエッチングするジャストエッチング工程と、 放電解離条件下でプラズマ中に遊離のイオウを放出し得
    る前記堆積性塩素系化合物もしくは同様にイオウを放出
    し得る前記堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、同
    様にイオウを放出し得る前記堆積性フッ素系化合物とを
    含むエッチング・ガスを用いて前記Alを含まない化合
    物半導体層の残余部をエッチングするオーバーエッチン
    グ工程とを有することを特徴とするドライエッチング方
    法。
  9. 【請求項9】Alを含む化合物半導体層の上に積層され
    たAlを含まない化合物半導体層を選択的にエッチング
    するドライエッチング方法において、 放電解離条件下でプラズマ中に遊離のイオウを放出し得
    る堆積性塩素系化合物もしくは同様にイオウを放出し得
    る堆積性臭素系化合物の少なくとも一方と、放電解離条
    件下でプラズマ中に遊離のイオウを放出しない非堆積性
    フッ素系化合物とを含むエッチング・ガスを用いてエッ
    チングを行うことを特徴とするドライエッチング方法。
  10. 【請求項10】 前記エッチング・ガスにHまたはH
    Sの少なくとも一方が添加されてなることを特徴とす
    る請求項3、請求項5、請求項7、請求項9のいずれか
    1項に記載のドライエッチング方法。
  11. 【請求項11】 請求項3、請求項5、請求項7、請求
    項9のいずれか1項に記載のエッチング・ガスを用いて
    前記Alを含まない化合物半導体層を実質的にその層厚
    分だけエッチングするジャストエッチング工程と、 前記エッチング・ガスにHまたはHSの少なくとも
    一方が添加されてなるエッチング・ガスを用いて前記A
    lを含まない化合物半導体層の残余部をエッチングする
    オーバーエッチング工程とを有することを特徴とするド
    ライエッチング方法。
  12. 【請求項12】 前記オーバーエッチング工程を、前記
    ジャストエッチング工程におけるよりも入射イオン・エ
    ネルギーを小とした条件下で行うことを特徴とする請求
    項4、請求項6、請求項8、請求項11のいずれか1項
    に記載のドライエッチング方法。
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