JP3297186B2 - ディスクチェンジャのマガジン位置決め機構 - Google Patents
ディスクチェンジャのマガジン位置決め機構Info
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- JP3297186B2 JP3297186B2 JP03581594A JP3581594A JP3297186B2 JP 3297186 B2 JP3297186 B2 JP 3297186B2 JP 03581594 A JP03581594 A JP 03581594A JP 3581594 A JP3581594 A JP 3581594A JP 3297186 B2 JP3297186 B2 JP 3297186B2
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- Japan
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- magazine
- guide rail
- changer
- disc
- groove
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のディスク状記
録媒体が収納可能なディスク収納マガジンをディスクチ
ェンジャのマガジン装着部に挿入する際または該チェン
ジャから排出する際に必要となる、ディスクチェンジャ
のマガジン位置決め機構に関する。
録媒体が収納可能なディスク収納マガジンをディスクチ
ェンジャのマガジン装着部に挿入する際または該チェン
ジャから排出する際に必要となる、ディスクチェンジャ
のマガジン位置決め機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】最近のカーオーディオシステムなどにお
いては、ディスクチェンジャと一体化されたディスクプ
レーヤが実用化されており、複数枚のコンパクトディス
ク（いわゆるＣＤ）を収納したディスク収納マガジンを
装着することによって、所望のコンパクトディスクを選
択的に取り出し、これをターンテーブルや光ピックアッ
プ等を具備したディスク演奏部へセッティングできるよ
うになっている。
いては、ディスクチェンジャと一体化されたディスクプ
レーヤが実用化されており、複数枚のコンパクトディス
ク（いわゆるＣＤ）を収納したディスク収納マガジンを
装着することによって、所望のコンパクトディスクを選
択的に取り出し、これをターンテーブルや光ピックアッ
プ等を具備したディスク演奏部へセッティングできるよ
うになっている。
【０００３】そして、このようなディスクチェンジャの
マガジン装着部にディスク収納マガジンを正しく装着す
るためには、該マガジンを該チェンジャに挿入する際
に、その挿入方向に対して直角な幅方向および高さ方向
の位置決めを行う必要があり、また、該マガジンを該チ
ェンジャからスムーズに排出させるためにも同様の位置
決めが必要である。
マガジン装着部にディスク収納マガジンを正しく装着す
るためには、該マガジンを該チェンジャに挿入する際
に、その挿入方向に対して直角な幅方向および高さ方向
の位置決めを行う必要があり、また、該マガジンを該チ
ェンジャからスムーズに排出させるためにも同様の位置
決めが必要である。
【０００４】そこで従来、ディスクチェンジャのマガジ
ン装着部の内底面にマガジン挿入方向に延びる四角柱状
のガイドレールを突設し、一方ディスク収納マガジンの
底面には該ガイドレールを遊嵌させる形状の凹溝を刻設
して、この凹溝内に該ガイドレールを挿入して相対的に
摺動させることにより装着時の該マガジンの幅方向の位
置決めを行うとともに、ディスクチェンジャのマガジン
装着部の天井面側に、ディスク収納マガジンの天面を弾
性付勢しつつ案内するためのばね部材やローラ等の弾性
ガイド手段を付設し、この弾性ガイド手段の弾発力を付
与することで装着時の該マガジンの高さ方向の位置決め
を行うようにした位置決め機構が用いられている。
ン装着部の内底面にマガジン挿入方向に延びる四角柱状
のガイドレールを突設し、一方ディスク収納マガジンの
底面には該ガイドレールを遊嵌させる形状の凹溝を刻設
して、この凹溝内に該ガイドレールを挿入して相対的に
摺動させることにより装着時の該マガジンの幅方向の位
置決めを行うとともに、ディスクチェンジャのマガジン
装着部の天井面側に、ディスク収納マガジンの天面を弾
性付勢しつつ案内するためのばね部材やローラ等の弾性
ガイド手段を付設し、この弾性ガイド手段の弾発力を付
与することで装着時の該マガジンの高さ方向の位置決め
を行うようにした位置決め機構が用いられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のマガジン位置決め機構は、挿脱時のディスク収
納マガジンを高さ方向に位置規制する弾性ガイド手段を
付設することによって、ディスクチェンジャの高さ寸法
が増してしまうため、薄型化が阻害されるという不具合
があり、また、ガイドレールや凹溝はディスクチェンジ
ャの床板部やディスク収納マガジンの底板部と一体成形
できるが、この弾性ガイド手段は別部品を取着しなけれ
ばならないので、部品点数が増加してコストアップを余
儀なくされるという不具合があった。
た従来のマガジン位置決め機構は、挿脱時のディスク収
納マガジンを高さ方向に位置規制する弾性ガイド手段を
付設することによって、ディスクチェンジャの高さ寸法
が増してしまうため、薄型化が阻害されるという不具合
があり、また、ガイドレールや凹溝はディスクチェンジ
ャの床板部やディスク収納マガジンの底板部と一体成形
できるが、この弾性ガイド手段は別部品を取着しなけれ
ばならないので、部品点数が増加してコストアップを余
儀なくされるという不具合があった。
【０００６】本発明はこのような従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、その目的は、薄型化が阻害されずコ
ストアップも抑えられるディスクチェンジャのマガジン
位置決め機構を提供することにある。
てなされたもので、その目的は、薄型化が阻害されずコ
ストアップも抑えられるディスクチェンジャのマガジン
位置決め機構を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は、複数枚のディスク状記録媒体が収納
可能なディスク収納マガジンを、ディスクチェンジャの
マガジン装着部に挿脱する際に、上記ディスク収納マガ
ジンに設けた凹溝と上記マガジン装着部に設けたガイド
レールとを相対的に摺動させることで該マガジンが位置
規制されるようにしたディスクチェンジャのマガジン位
置決め機構において、上記凹溝の断面形状を、深さ方向
の閉端側が開口端側よりも幅広な個所を少なくとも一部
に有する形状となし、かつ、上記ガイドレールを該凹溝
と嵌合可能な形状にし、該ガイドレールを上記マガジン
の挿入方向に対して交差する方向へ可動となすととも
に、該ガイドレールを上記凹溝と嵌合する方向へ付勢す
る弾性付勢手段を付設した。例えば、ディスク収納マガ
ジンの底面に、断面形状が逆台形状の凹溝を設け、か
つ、ディスクチェンジャのマガジン装着部の内底面に、
断面形状が逆台形状で該凹溝内に遊嵌可能なガイドレー
ルを設けるなどすればよい。
ために、本発明は、複数枚のディスク状記録媒体が収納
可能なディスク収納マガジンを、ディスクチェンジャの
マガジン装着部に挿脱する際に、上記ディスク収納マガ
ジンに設けた凹溝と上記マガジン装着部に設けたガイド
レールとを相対的に摺動させることで該マガジンが位置
規制されるようにしたディスクチェンジャのマガジン位
置決め機構において、上記凹溝の断面形状を、深さ方向
の閉端側が開口端側よりも幅広な個所を少なくとも一部
に有する形状となし、かつ、上記ガイドレールを該凹溝
と嵌合可能な形状にし、該ガイドレールを上記マガジン
の挿入方向に対して交差する方向へ可動となすととも
に、該ガイドレールを上記凹溝と嵌合する方向へ付勢す
る弾性付勢手段を付設した。例えば、ディスク収納マガ
ジンの底面に、断面形状が逆台形状の凹溝を設け、か
つ、ディスクチェンジャのマガジン装着部の内底面に、
断面形状が逆台形状で該凹溝内に遊嵌可能なガイドレー
ルを設けるなどすればよい。
【０００８】
【作用】上述した解決手段によれば、ディスク収納マガ
ジンをマガジン装着部内に押し込んで凹溝内にガイドレ
ールを挿入していくと、該ガイドレールが弾性付勢手段
の弾発力に抗してマガジンの挿入方向と交差する方向へ
移動し、それによって挿入方向と直交する面内における
該凹溝と該ガイドレールとの相対位置がほぼ一義的に規
定されるので、ディスク収納マガジンがディスクチェン
ジャに対して幅方向および高さ方向に位置規制されるこ
とになり、そのため該チェンジャのマガジン装着部の天
井面側に該マガジンの天面を弾性付勢したり案内したり
する部材を付設する必要がなくなる。
ジンをマガジン装着部内に押し込んで凹溝内にガイドレ
ールを挿入していくと、該ガイドレールが弾性付勢手段
の弾発力に抗してマガジンの挿入方向と交差する方向へ
移動し、それによって挿入方向と直交する面内における
該凹溝と該ガイドレールとの相対位置がほぼ一義的に規
定されるので、ディスク収納マガジンがディスクチェン
ジャに対して幅方向および高さ方向に位置規制されるこ
とになり、そのため該チェンジャのマガジン装着部の天
井面側に該マガジンの天面を弾性付勢したり案内したり
する部材を付設する必要がなくなる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は第１参考例を示す説明図で、図中の符号１
はディスク収納マガジン、２はこのマガジン１の底面に
刻設した凹溝、３はディスクチェンジャのマガジン装着
部、４はこの装着部３の外部開口、５はこの装着部３の
内底面に突設したガイドレールである。ここで、マガジ
ン１の底面に設けた凹溝２は、このマガジン１をディス
クチェンジャのマガジン装着部３へ装着する際の挿入方
向Ａに沿って延び、かつ、断面形状がどこでも同じ逆台
形となるように形成されている。また、マガジン装着部
３の内底面に設けたガイドレール５は、同じくマガジン
１の挿入方向Ａに沿って延び、かつ、断面形状がどこで
も同じ逆台形で上記凹溝２内に遊嵌可能な形状に形成さ
れている。
する。図１は第１参考例を示す説明図で、図中の符号１
はディスク収納マガジン、２はこのマガジン１の底面に
刻設した凹溝、３はディスクチェンジャのマガジン装着
部、４はこの装着部３の外部開口、５はこの装着部３の
内底面に突設したガイドレールである。ここで、マガジ
ン１の底面に設けた凹溝２は、このマガジン１をディス
クチェンジャのマガジン装着部３へ装着する際の挿入方
向Ａに沿って延び、かつ、断面形状がどこでも同じ逆台
形となるように形成されている。また、マガジン装着部
３の内底面に設けたガイドレール５は、同じくマガジン
１の挿入方向Ａに沿って延び、かつ、断面形状がどこで
も同じ逆台形で上記凹溝２内に遊嵌可能な形状に形成さ
れている。
【００１０】なお、ディスク収納マガジン１内には図示
せぬコンパクトディスクが複数枚収納できるようになっ
ていて、このマガジン１を外部開口４の正面からマガジ
ン装着部３内へ所定量押し入れてやると、ディスクチェ
ンジャの図示せぬロック機構が作動して、該装着部３内
の矢印Ａ方向の所定位置にマガジン１がロック状態で装
着される。また、こうしてマガジン装着部３内にマガジ
ン１が装着されていると、ディスクチェンジャの図示せ
ぬ昇降駆動部が所望のコンパクトディスクを選択的に取
り出して、該ディスクをターンテーブルや光ピックアッ
プ等を具備した図示せぬディスク演奏部へセッティング
できるようになっている。
せぬコンパクトディスクが複数枚収納できるようになっ
ていて、このマガジン１を外部開口４の正面からマガジ
ン装着部３内へ所定量押し入れてやると、ディスクチェ
ンジャの図示せぬロック機構が作動して、該装着部３内
の矢印Ａ方向の所定位置にマガジン１がロック状態で装
着される。また、こうしてマガジン装着部３内にマガジ
ン１が装着されていると、ディスクチェンジャの図示せ
ぬ昇降駆動部が所望のコンパクトディスクを選択的に取
り出して、該ディスクをターンテーブルや光ピックアッ
プ等を具備した図示せぬディスク演奏部へセッティング
できるようになっている。
【００１１】このような構成において、ディスク収納マ
ガジン１をディスクチェンジャのマガジン装着部３へ装
着する際には、まず、外部開口４の正面でマガジン１の
凹溝２をマガジン装着部３のガイドレール５と位置合わ
せし、このガイドレール５を凹溝２内へ挿入しながらマ
ガジン１を矢印Ａ方向へ押し込んでいく。すると、凹溝
２の内壁面がガイドレール５に沿って摺動するが、この
摺動時に、断面形状が逆台形の凹溝２は、断面形状が同
等で該凹溝２内に遊嵌するガイドレール５により幅方向
および深さ方向に位置規制されるので、マガジン１は挿
入方向Ａと直角な幅方向および高さ方向に位置規制され
ながらディスクチェンジャのマガジン装着部３内へ進出
していく。したがって、このマガジン１は、所定量押し
込まれると確実にマガジン装着部３内の所定位置に到達
し、図示せぬロック機構を作動させることができる。
ガジン１をディスクチェンジャのマガジン装着部３へ装
着する際には、まず、外部開口４の正面でマガジン１の
凹溝２をマガジン装着部３のガイドレール５と位置合わ
せし、このガイドレール５を凹溝２内へ挿入しながらマ
ガジン１を矢印Ａ方向へ押し込んでいく。すると、凹溝
２の内壁面がガイドレール５に沿って摺動するが、この
摺動時に、断面形状が逆台形の凹溝２は、断面形状が同
等で該凹溝２内に遊嵌するガイドレール５により幅方向
および深さ方向に位置規制されるので、マガジン１は挿
入方向Ａと直角な幅方向および高さ方向に位置規制され
ながらディスクチェンジャのマガジン装着部３内へ進出
していく。したがって、このマガジン１は、所定量押し
込まれると確実にマガジン装着部３内の所定位置に到達
し、図示せぬロック機構を作動させることができる。
【００１２】つまり、この第１参考例では、ディスク収
納マガジン１の凹溝２内にディスクチェンジャのマガジ
ン装着部３のガイドレール５を挿入していけば、挿入方
向Ａと直交する面内における該凹溝２と該ガイドレール
５との相対位置がほぼ一義的に規定されるので、マガジ
ン１が該チェンジャに対して幅方向および高さ方向に位
置規制されることになる。その結果、ディスクチェンジ
ャのマガジン装着部３の天井面側に、マガジン１の天面
を弾性付勢したり案内したりする部材を付設する必要が
なくなって、該チェンジャの薄型化が図れるとともに、
部品点数が削減できてコストダウンが図れる。
納マガジン１の凹溝２内にディスクチェンジャのマガジ
ン装着部３のガイドレール５を挿入していけば、挿入方
向Ａと直交する面内における該凹溝２と該ガイドレール
５との相対位置がほぼ一義的に規定されるので、マガジ
ン１が該チェンジャに対して幅方向および高さ方向に位
置規制されることになる。その結果、ディスクチェンジ
ャのマガジン装着部３の天井面側に、マガジン１の天面
を弾性付勢したり案内したりする部材を付設する必要が
なくなって、該チェンジャの薄型化が図れるとともに、
部品点数が削減できてコストダウンが図れる。
【００１３】図２は第２参考例を示す説明図で、図１と
対応する部分には同一符号が付してある。
対応する部分には同一符号が付してある。
【００１４】この第２参考例は、ディスク収納マガジン
１の底面に、このマガジン１をディスクチェンジャのマ
ガジン装着部へ装着する際の挿入方向Ａに沿って延び、
かつ断面形状がどこでも同じ逆台形となるように形成さ
れたガイドレール６が突設してあり、また、図示はして
いないが該チェンジャのマガジン装着部の内底面には、
同じく挿入方向Ａに沿って延び、かつ断面形状がどこで
も同じ逆台形で上記ガイドレール６を遊嵌可能な凹溝が
刻設してある。つまり、この第２参考例は、マガジン１
のガイドレール６をディスクチェンジャのマガジン装着
部の凹溝内へ挿入していくと、このガイドレール６が該
凹溝の内壁面に沿って摺動し、この摺動時にガイドレー
ル６が該凹溝により幅方向および高さ方向に位置規制さ
れることから、マガジン１が挿入方向Ａと直角な幅方向
および高さ方向に位置規制されながらディスクチェンジ
ャのマガジン装着部内へ進出するようになっている。
１の底面に、このマガジン１をディスクチェンジャのマ
ガジン装着部へ装着する際の挿入方向Ａに沿って延び、
かつ断面形状がどこでも同じ逆台形となるように形成さ
れたガイドレール６が突設してあり、また、図示はして
いないが該チェンジャのマガジン装着部の内底面には、
同じく挿入方向Ａに沿って延び、かつ断面形状がどこで
も同じ逆台形で上記ガイドレール６を遊嵌可能な凹溝が
刻設してある。つまり、この第２参考例は、マガジン１
のガイドレール６をディスクチェンジャのマガジン装着
部の凹溝内へ挿入していくと、このガイドレール６が該
凹溝の内壁面に沿って摺動し、この摺動時にガイドレー
ル６が該凹溝により幅方向および高さ方向に位置規制さ
れることから、マガジン１が挿入方向Ａと直角な幅方向
および高さ方向に位置規制されながらディスクチェンジ
ャのマガジン装着部内へ進出するようになっている。
【００１５】図３は第３参考例を示す説明図で、図１，
２と対応する部分には同一符号が付してある。
２と対応する部分には同一符号が付してある。
【００１６】この第３参考例は、前記第１参考例と同様
に、ディスク収納マガジン１の底面に断面形状が逆台形
の凹溝を刻設し、かつ、図示せぬディスクチェンジャの
マガジン装着部の内底面に断面形状が逆台形で該凹溝内
に遊嵌可能なガイドレールを突設しているが、第３参考
例の凹溝７は、その平面形状が挿入方向Ａに向かって末
広がりに形成してあり、したがって本参考例のガイドレ
ールも挿入方向Ａに向かって末広がりに、換言するなら
凹溝７の挿入が開始される側に向かって先窄まりに形成
してある。そして、凹溝７やガイドレールがこのような
形状にしてあると、ディスクチェンジャのマガジン装着
部の外部開口の正面で、挿入開始時のディスク収納マガ
ジン１の凹溝７を該装着部のガイドレールに対してラフ
に位置合わせしても、このガイドレールを凹溝７内へ挿
入していけば自動的にマガジン１が幅方向および高さ方
向に位置規制されるので、マガジン１をディスクチェン
ジャに装着するための操作が前記参考例に比べて容易に
なる。
に、ディスク収納マガジン１の底面に断面形状が逆台形
の凹溝を刻設し、かつ、図示せぬディスクチェンジャの
マガジン装着部の内底面に断面形状が逆台形で該凹溝内
に遊嵌可能なガイドレールを突設しているが、第３参考
例の凹溝７は、その平面形状が挿入方向Ａに向かって末
広がりに形成してあり、したがって本参考例のガイドレ
ールも挿入方向Ａに向かって末広がりに、換言するなら
凹溝７の挿入が開始される側に向かって先窄まりに形成
してある。そして、凹溝７やガイドレールがこのような
形状にしてあると、ディスクチェンジャのマガジン装着
部の外部開口の正面で、挿入開始時のディスク収納マガ
ジン１の凹溝７を該装着部のガイドレールに対してラフ
に位置合わせしても、このガイドレールを凹溝７内へ挿
入していけば自動的にマガジン１が幅方向および高さ方
向に位置規制されるので、マガジン１をディスクチェン
ジャに装着するための操作が前記参考例に比べて容易に
なる。
【００１７】なお、この第３参考例とは逆に、マガジン
１の挿入方向に向かって先窄まりな平面形状の凹溝をデ
ィスクチェンジャのマガジン装着部の内底面に刻設し、
かつ該凹溝と遊嵌するガイドレールをマガジン１の底面
に突設することもできる。
１の挿入方向に向かって先窄まりな平面形状の凹溝をデ
ィスクチェンジャのマガジン装着部の内底面に刻設し、
かつ該凹溝と遊嵌するガイドレールをマガジン１の底面
に突設することもできる。
【００１８】図４は本発明の実施例を示す説明図で、図
１〜３と対応する部分には同一符号が付してある。
１〜３と対応する部分には同一符号が付してある。
【００１９】本発明の実施例では、ディスク収納マガジ
ン１の底面に前記第３参考例と同様の凹溝７が刻設して
あるが、ディスクチェンジャのマガジン装着部３の内底
面には、この凹溝７と遊嵌するガイドレールとして、互
いの間隔が変更自在な一対の可動レール８，８が配設し
てあり、さらに、マガジン１が挿入される奥側でこれら
の可動レール８，８を離間させる向きに付勢するばね部
材９が付設してある。そして、マガジン１をマガジン装
着部３内へ挿入していない図４の状態では、凹溝７の平
面形状のテーパ角に比べて、一対の可動レール８，８が
なすテーパ角が大きくなるように設定されているが、マ
ガジン１を挿入方向Ａへ押し込んで凹溝７内に一対の可
動レール８，８を挿入していくと、ばね部材９の弾発力
に抗して可動レール８，８の間隔が奥側ほど狭まってい
き、マガジン１がロックされた状態でばね部材９は最も
圧縮される。したがって、ディスクチェンジャからマガ
ジン１をイジェクトさせる際にマガジン１のロックが解
除されると、可動レール８，８の奥側はばね部材９の強
い弾発力を受けて間隔を広げ、それに伴いマガジン１は
排出方向に付勢される。そのため、本実施例は、マガジ
ン１の位置決め機構としてはこれまでの参考例よりも構
成が複雑で部品点数も増えるが、ディスクチェンジャ側
のイジェクト機構が大幅に簡素化できるという利点を有
し、トータルコストに悪影響を及ぼす虞はない。
ン１の底面に前記第３参考例と同様の凹溝７が刻設して
あるが、ディスクチェンジャのマガジン装着部３の内底
面には、この凹溝７と遊嵌するガイドレールとして、互
いの間隔が変更自在な一対の可動レール８，８が配設し
てあり、さらに、マガジン１が挿入される奥側でこれら
の可動レール８，８を離間させる向きに付勢するばね部
材９が付設してある。そして、マガジン１をマガジン装
着部３内へ挿入していない図４の状態では、凹溝７の平
面形状のテーパ角に比べて、一対の可動レール８，８が
なすテーパ角が大きくなるように設定されているが、マ
ガジン１を挿入方向Ａへ押し込んで凹溝７内に一対の可
動レール８，８を挿入していくと、ばね部材９の弾発力
に抗して可動レール８，８の間隔が奥側ほど狭まってい
き、マガジン１がロックされた状態でばね部材９は最も
圧縮される。したがって、ディスクチェンジャからマガ
ジン１をイジェクトさせる際にマガジン１のロックが解
除されると、可動レール８，８の奥側はばね部材９の強
い弾発力を受けて間隔を広げ、それに伴いマガジン１は
排出方向に付勢される。そのため、本実施例は、マガジ
ン１の位置決め機構としてはこれまでの参考例よりも構
成が複雑で部品点数も増えるが、ディスクチェンジャ側
のイジェクト機構が大幅に簡素化できるという利点を有
し、トータルコストに悪影響を及ぼす虞はない。
【００２０】なお、上述した各参考例と本発明の実施例
ではいずれも、位置決め用の凹溝やガイドレールの断面
形状が逆台形に形成してあるが、幅方向のみならず高さ
方向（深さ方向）の位置規制を実現するためには、凹溝
の断面形状を、深さ方向の閉端側が開口端側よりも幅広
な個所を少なくとも一部に有する形状となし、かつ、ガ
イドレールを該凹溝と遊嵌する形状に設定しておけばよ
い。つまり、位置決め用の凹溝やガイドレールの断面形
状は、逆台形状に限定されるものではなく、例えば断面
形状が略Ｔ字形や略Ｉ字形であってもよい。ただし、凹
溝やガイドレールの断面形状が逆台形状であれば、加工
段階での寸法管理が容易になるので、コストダウンを図
るうえで最も好適と考えられる。
ではいずれも、位置決め用の凹溝やガイドレールの断面
形状が逆台形に形成してあるが、幅方向のみならず高さ
方向（深さ方向）の位置規制を実現するためには、凹溝
の断面形状を、深さ方向の閉端側が開口端側よりも幅広
な個所を少なくとも一部に有する形状となし、かつ、ガ
イドレールを該凹溝と遊嵌する形状に設定しておけばよ
い。つまり、位置決め用の凹溝やガイドレールの断面形
状は、逆台形状に限定されるものではなく、例えば断面
形状が略Ｔ字形や略Ｉ字形であってもよい。ただし、凹
溝やガイドレールの断面形状が逆台形状であれば、加工
段階での寸法管理が容易になるので、コストダウンを図
るうえで最も好適と考えられる。
【００２１】また、上述した各参考例と本発明の実施例
ではいずれも、これらの凹溝やガイドレールをディスク
収納マガジンの底面とディスクチェンジャのマガジン装
着部の内底面とに設けた場合について説明しているが、
該マガジンの天面あるいは外側面と、これに対向する該
装着部の天井面あるいは内側面とに、凹溝やガイドレー
ルを設けて、該マガジンを幅方向および高さ方向に位置
規制することも可能である。
ではいずれも、これらの凹溝やガイドレールをディスク
収納マガジンの底面とディスクチェンジャのマガジン装
着部の内底面とに設けた場合について説明しているが、
該マガジンの天面あるいは外側面と、これに対向する該
装着部の天井面あるいは内側面とに、凹溝やガイドレー
ルを設けて、該マガジンを幅方向および高さ方向に位置
規制することも可能である。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、ディスク収納マガ
ジンをマガジン装着部内に押し込んで 凹溝内にガイドレ
ールを挿入していくと、該ガイドレールが弾性付勢手段
の弾発力に抗してマガジンの挿入方向と交差する方向へ
移動し、それによって挿入方向と直交する面内における
該凹溝と該ガイドレールとの相対位置がほぼ一義的に規
定されるので、ディスク収納マガジンがディスクチェン
ジャに対して幅方向および高さ方向に位置規制されるこ
とになり、そのため該チェンジャのマガジン装着部の天
井面側に該マガジンの天面を弾性付勢したり案内したり
する部材を付設する必要がなくなり、該チェンジャの薄
型化が阻害されずコストアップも抑えられる優れたマガ
ジン位置決め機構を提供することができる。
ジンをマガジン装着部内に押し込んで 凹溝内にガイドレ
ールを挿入していくと、該ガイドレールが弾性付勢手段
の弾発力に抗してマガジンの挿入方向と交差する方向へ
移動し、それによって挿入方向と直交する面内における
該凹溝と該ガイドレールとの相対位置がほぼ一義的に規
定されるので、ディスク収納マガジンがディスクチェン
ジャに対して幅方向および高さ方向に位置規制されるこ
とになり、そのため該チェンジャのマガジン装着部の天
井面側に該マガジンの天面を弾性付勢したり案内したり
する部材を付設する必要がなくなり、該チェンジャの薄
型化が阻害されずコストアップも抑えられる優れたマガ
ジン位置決め機構を提供することができる。
【図１】第１参考例を示す説明図である。
【図２】第２参考例を示す説明図である。
【図３】第３参考例を示す説明図である。
【図４】本発明の実施例を示す説明図である。
１ ディスク収納マガジン ２，７ 凹溝 ３ ディスクチェンジャのマガジン装着部 ５，６ ガイドレール ８ 可動レール ９ ばね部材 Ａ マガジン挿入方向
Claims (3)
- 【請求項１】 複数枚のディスク状記録媒体が収納可能
なディスク収納マガジンを、ディスクチェンジャのマガ
ジン装着部に挿脱する際に、上記ディスク収納マガジン
に設けた凹溝と上記マガジン装着部に設けたガイドレー
ルとを相対的に摺動させることで該マガジンが位置規制
されるようにしたディスクチェンジャのマガジン位置決
め機構において、上記凹溝の断面形状を、深さ方向の閉
端側が開口端側よりも幅広な個所を少なくとも一部に有
する形状となし、かつ、上記ガイドレールを該凹溝と嵌
合可能な形状にし、該ガイドレールを上記マガジンの挿
入方向に対して交差する方向へ可動となすとともに、該
ガイドレールを上記凹溝と嵌合する方向へ付勢する弾性
付勢手段を付設したことを特徴とするディスクチェンジ
ャのマガジン位置決め機構。 - 【請求項２】 請求項１の記載において、上記凹溝の断
面形状を、深さ方向の閉端側から開口端側に向かって先
窄まりな断面台形状にしたことを特徴とするディスクチ
ェンジャのマガジン位置決め機構。 - 【請求項３】 請求項１または２の記載において、上記
凹溝の平面形状を、上記ガイドレールの挿入が開始され
る側に向かって末広がりな形状にしたことを特徴とする
ディスクチェンジャのマガジン位置決め機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03581594A JP3297186B2 (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | ディスクチェンジャのマガジン位置決め機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03581594A JP3297186B2 (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | ディスクチェンジャのマガジン位置決め機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07244949A JPH07244949A (ja) | 1995-09-19 |
| JP3297186B2 true JP3297186B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=12452437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03581594A Expired - Fee Related JP3297186B2 (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | ディスクチェンジャのマガジン位置決め機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3297186B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5707736B2 (ja) * | 2010-05-25 | 2015-04-30 | ソニー株式会社 | ディスクカートリッジ |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP03581594A patent/JP3297186B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07244949A (ja) | 1995-09-19 |
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