JP3311913B2 - ディスク収納マガジン - Google Patents

ディスク収納マガジン

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JP3311913B2 JP28074895A JP28074895A JP3311913B2 JP 3311913 B2 JP3311913 B2 JP 3311913B2 JP 28074895 A JP28074895 A JP 28074895A JP 28074895 A JP28074895 A JP 28074895A JP 3311913 B2 JP3311913 B2 JP 3311913B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDなどのディス
クが収納される例えばディスクチェンジャに装填される
ディスク収納マガジンに係り、特にケース内部に、ディ
スクが載置されるトレイが引き出し自在に設けられたデ
ィスク収納マガジンに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、ディスクチャンジャに装填され
るディスク収納マガジンを示す斜視図、図6と図7は前
記ディスク収納マガジンの内部構造をさらに詳しく示し
たものであり、図6はトレイ収納状態、図7はトレイ引
き出し状態を示す断面図である。図5に示すディスク収
納マガジンM(以下、「マガジンM」という。)のケー
ス1は、合成樹脂材料により箱形状に形成されたもので
あり、その内部の両側内面には、複数段の摺動棚1a,
1a,…が形成され、上下に並ぶ摺動棚1aと1aとの
間に摺動溝1b,1b,…が形成されている。各摺動溝
1b内に、トレイTが摺動自在に支持されており、各々
のトレイTの上にコンパクトディスクなどのディスクD
が載置可能となっている。
【0003】図6と図7に示すように、トレイTは合成
樹脂材料により形成されているものであり、その幅方向
の両縁の摺動端部T2,T2が前記摺動溝1b,1bに
挿入され、摺動端部T2,T2が摺動溝1b,1b内を
摺動することにより、トレイTがケース1から引き出し
自在となっている。
【0004】各トレイTの挿入奥側の端部には、突起2
が形成されている。ケース1の奥側の壁部Mbの内面に
は、板ばねにより形成された弾性保持部材3が設けられ
ている。この弾性保持部材3は、複数のトレイT毎に個
別に設けられており、トレイTがケース1内に挿入され
たときに、前記突起2の左右両側に形成された突出部2
a,2aが、弾性保持部材3の保持片3a,3aに弾性
的に保持される。これにより、トレイTがケース1内で
ロックされる。各トレイTの突出側前縁部には、取っ手
T1が設けられている。トレイTがマガジンM内に収納
された状態で、取っ手T1は、マガジンMのケース1の
前縁の凹み部Maの部分に位置している。
【0005】マガジンMがディスクチェンジャに装填さ
れ、いずれかのトレイTが選択されると、ディスクチェ
ンジャに設けられた引き出し機構が選択されたトレイT
の取っ手T1に掛止され、トレイTが引き出される。各
トレイTの上面には円形で凹状に形成されたディスク設
置部T3が設けられ、このディスク設置部T3内にディ
スクが設置されている。ディスクチェンジャ内において
トレイTは図7に示すように、その全長の3/4程度ま
で引き出され、トレイTの後端はマガジンM内に残った
状態となる。図7の状態でトレイTの中心穴T4の部分
にターンテーブルとクランパが臨んでディスクがクラン
プされて回転駆動され、また窓T5の部分で光ヘッドが
ディスクに対向し、再生動作が行われる。またディスク
の再生が完了すると、そのディスクが載置されたトレイ
TがマガジンM内に戻されて、図6に示すように、トレ
イTが弾性保持部材3に保持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このマガジンMにおい
て、内部に新たなディスクを収納する場合、または内部
のディスクを交換するときには、マガジンMがディスク
チャンジャの外部に排出されている状態において、ユー
ザが前記取っ手T1に指を掛けてトレイTを手で引き出
すことになる。しかし、このマガジンMでは、各トレイ
Tが図6に示すように、最後の位置まで完全に押し込ま
れたときには、弾性保持部材3により保持されるが、弾
性保持部材3により突起2が保持されていない状態で
は、他にストッパがなく、トレイTがそのままケース1
外へ抜け出てしまう構造となっている。
【0007】したがって、新たなディスクの収納やディ
スクの交換のときに、各トレイTを引き出し方向へ引い
て弾性保持部材3による保持を解除した状態で、トレイ
Tを強く引きすぎたり、またはマガジンMの開口部側を
下向きにすると、各トレイTがケース1内から抜け出て
ばらばらになってしまう。また、新たなディスクを各ト
レイTに設置するなどした後に、各トレイTを戻すとき
に、弾性保持部材3により保持される位置まで完全に戻
さなかった場合、同様に、マガジンMの開口部を下向き
にしたときに、各トレイTが落下してしまう。このよう
なとき、ディスクもトレイTから離れて落下するため
に、ディスクを損傷するなどの問題が生じる。
【0008】これに対処するために、例えばトレイTが
図7に示す位置まで突出したときに、それ以上トレイT
がケース1内から突出しないように、トレイTとケース
1とが強固に嵌合するストッパ機構を設けることも考え
られる。しかし、トレイTが図7に示す寸法しか突出で
きないものであると、トレイTのディスク設置部T3に
ディスクを設置する作業が難しくなる。すなわち、トレ
イTをケース1の外部に完全に引き出したいときに、そ
れが不可能になってしまう。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、トレイがケースから所定寸法突出したときにスト
ッパがかかるようにして、トレイの落下を防止できるよ
うにし、またトレイをさらに引き出そうとしたときに
は、トレイを簡単にケースから取り出すことができるよ
うにしたディスク収納マガジンを提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスク設置
部を有するトレイが、ケースの内部に引き出し自在に収
納されているディスク収納マガジンにおいて、前記トレ
イの引き出し方向と直交する幅方向の両側に規制突部が
設けられ、前記ケース内の幅方向両側には、トレイが所
定寸法だけ突出したときに前記規制突部が当接するスト
ッパ部が設けられており、且つ前記トレイは、その規制
突部がストッパ部に当たらない角度までケース内で回動
可能とされていることを特徴とするものである。
【0011】また、上記において、トレイは、その規制
突部がストッパ部に当たらない角度まで一方向へのみ回
動可能とされていることが好ましい。
【0012】さらに、幅方向の両側にそれぞれ位置して
いる規制突部およびストッパ部は、トレイの引き出し方
向に対して互いに異なる位置に形成されている構造とす
ることが好ましい。
【0013】本発明のディスク収納マガジンでは、マガ
ジンがディスクチェンジャなどの装置から離脱している
状態で、トレイをマガジンのケース内から引き抜くと、
トレイに形成された規制突部が、ケースに形成されたス
トッパ部に当たって、トレイが所定寸法だけ突出した状
態で止まるようになっている。したがって、ディスクの
収納や交換の際にマガジンを下向きにしたときに、トレ
イがケース内から落下することはない。
【0014】また、ケース内からトレイを完全に取り出
したい場合には、トレイを少し引き出した状態で回転さ
せると、規制突部がストッパ部に当たらなくなり、その
ままトレイをケースの外へ引き出すことができる。よっ
てトレイをケース外へ取り出す操作も簡単にできる。
【0015】さらに、トレイを一方向へのみ回動させた
ときに規制突部とストッパ部とが外れるようにしておけ
ば、トレイを完全に取り出したいときには、一方向への
み回動させればよく、また逆方向への回動ではトレイが
出ないため、誤ってトレイがケースから離脱する可能性
が低くなる。
【0016】さらに、規制突部とストッパ部との当接部
の位置を、幅方向の両側においてトレイの突出方向の異
なる位置に形成しておくことにより、規制突部がストッ
パ部から離れる際のトレイの回動角度が浅くなり、トレ
イをケースから取り出しやすくなる。またトレイが一方
向へのみ回動したときに規制突部とストッパとが外れる
ものでは、トレイの回動側に位置する規制突部とストッ
パ部を、他方の側に位置する規制突部とストッパより
も、ケースの奥側に設けることにより、小さい角度の回
動で、トレイをケース外へ取り出すことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明のディスク収納マガジン
を示す斜視図、図2と図3は、前記ディスク収納マガジ
ンの横断面図である。図1に示すディスク収納マガジン
M(以下、「マガジンM」という。)は、ケース1が合
成樹脂により箱状に形成されており、図5に示したもの
と同様に、その幅方向両側の壁部MdとMeの内面に、
上下方向に複数段の摺動棚1a,1a,…が形成され、
それぞれの摺動棚1aと1aの間に摺動溝1b,1b,
…が各々形成されている。
【0018】マガジンMの開口部(ケース1の開口部)
Mcのやや内側において、それぞれの摺動棚1aに、内
側へ突出するストッパ部が形成されている。図1と図2
に示すように、図示右側の壁部Meの内面に形成された
各摺動棚1aと一体のストッパ部を符号10aで示し、
図示左側の側壁Mdの内面に形成された各摺動棚1aと
一体のストッパ部を符号10bで示している。各ストッ
パ部10aと10bは、ケース奥方向((ロ)方向)に
向くストッパ面10a1と10b1を有しているものであ
る。そして、両ストッパ部10aと10bは、トレイT
の摺動方向(イ)−(ロ)に対してその形成位置が相違
しており、右側のストッパ部10aでは、マガジンMの
開口部Mcからストッパ面10a1までの距離Laが長
く、左側のストッパ部10bでは、マガジンMの開口部
Mcからストッパ面10b1までの距離Lbが短くなっ
ている。
【0019】ケース1の奥側の壁部Mbには、板ばねに
より曲げ形成された弾性保持部材3が取り付けられてお
り、この弾性保持部材3には、保持片3a,3aが設け
られている。この保持片3a,3aは、各摺動溝1bの
数と同数設けられ、各摺動溝1bの領域の後方にそれぞ
れ配置されている。
【0020】前記各々の摺動溝1b,1b,…には、ト
レイTが収納される。トレイTは合成樹脂材料により形
成されたものであり、その上面には、ディスクDが載置
される円形の凹状のディスク設置部T3が形成されてい
る。またディスク設置部T3の中心部にはターンテーブ
ルとクランパでディスクを挟持するための中心穴T4が
形成され、またこの中心穴T4に連続する光ヘッドが対
向するための窓T5が形成されている。
【0021】各トレイTの後端部には、突起2が一体に
形成されており、トレイTがケース1内に完全に挿入さ
れると、突起2の両側の突出部2a,2aが、前記弾性
保持部材3の保持片3a,3aに保持される(図6参
照)。またトレイTの取出し方向の先端部には取っ手T
1が一体に形成されている。トレイTがケース1内に完
全に収納した状態で、取っ手T1は、マガジンMの開口
部Mcの側方の凹み部Maに位置する。
【0022】各トレイTは、左側では直線状に連続的に
延びる縁面T6が形成されているが、右側では、後端部
に縁面T7が形成され、縁面T7から(イ)方向へかけ
ては、凹部T8が形成され、この凹部T8よりも(イ)
側の部分に縁面T9が形成されている。トレイTがケー
ス1内を摺動するときは、前記縁面T6が左側の壁部M
dを摺動し、縁面T7とT9が右側の壁部Meを摺動す
る。そして、トレイTが(イ)方向へ引き出されて、図
2と図3に示す位置まで移動した時点では、トレイTの
右側の凹部T8が、マガジンMの開口部Mcの右端に位
置している。よって、この状態では図3に示すように、
トレイTをα方向へ回動させることができるようになっ
ている。ただし、図2に示す状態において、トレイTを
β方向へ回動させようとすると、トレイTの縁面T6
が、壁部Mdに当たり、縁面T7が壁部Meに当たっ
て、トレイTを大きく回動させることができないように
なっている。
【0023】各トレイTの後部において幅方向両側(引
き出し方向に直交する方向の両側)では、上面に隆起部
T10,T10が形成されている。ディスクチェンジャ
内にマガジンMが装填され、引出機構により取っ手T1
が引かれ、トレイTがディスク演奏可能な位置(ほぼ図
2に示す位置)まで引き出されたときに、前記隆起部T
10,T10がその上に位置するトレイTとの間隔を広
げるためのスペーサとして機能し、トレイT上とその上
の他のトレイとの間でディスクが回転駆動されやすいよ
うになっている。トレイTには、前記隆起部T10,T
10の一部が幅方向へ突出した規制突部が形成されてい
る。図示右側に位置する規制突部を符号T10aで示
し、左側に位置する規制突部を符号T10bで示してい
る。トレイTが、ケース1内から(イ)方向へ引き出さ
れ、図2に示す位置よりも少し先まで突出した時点で、
規制突部T10aが前記ストッパ部10aのストッパ面
10a1に、規制突部T10bが前記ストッパ部10b
のストッパ面10b1に、ほぼ同時に当たり、それ以上
のトレイTの抜け止めができるようになっている。
【0024】次に上記ディスク収納マガジンMの取り扱
い方法について説明する。このマガジンMがディスクチ
ェンジャに装填されると、引き出し機構により選択され
たトレイTの取っ手T1が(イ)方向へ引き出される。
トレイTの引き出し位置は、ほぼ図2に示す位置と同じ
である。この状態で、機構側のターンテーブルとクラン
パが中心穴T4内に入り、ディスク載置部T3上に設置
されたディスクが挟持されてクランプされる。ディスク
Dはディスク設置部T3からわずかに持ち上げられた状
態で回転駆動され、窓T5から臨む光ヘッドにより再生
動作が行われる。
【0025】マガジンMがディスクチェンジャから排出
されている状態で、トレイTに対し新たなディスクを設
置し、またはディスクの交換などを行なうときには、指
で取っ手T1を引き、トレイTを(イ)方向へ引き出
す。このとき、トレイTの後端に設けられた突起2が弾
性保持部材3の保持から離脱し、トレイTが(イ)方向
へ摺動する。
【0026】トレイTが図2に示す位置からさらに
(イ)方向へ引き出されると、規制突部T10aが前記
ストッパ部10aのストッパ面10a1に、規制突部T
10bが前記ストッパ部10bのストッパ面10b1
に、ほぼ同時に当たり、それ以上トレイTが突出しなく
なる。したがって、ディスク交換操作のときなど不要に
トレイTがケース1内から離脱したり、または自重によ
りケース内からトレイTが誤って落下するなどの問題が
生じなくなる。
【0027】次に、トレイTをマガジンMの外へ完全に
取り出したい場合には、トレイTを図2に示す位置まで
一旦引出し、その時点でα方向へ回動させる。図2では
トレイTの右側に形成された凹部T8がちょうどマガジ
ンMの開口部の側方に位置するため、トレイTのα方向
への回動を許容できる。図3に示すように、トレイTが
α方向へ回動すると、トレイTの幅方向両側部分に設け
られた規制突部T10aとT10bが、ストッパ部10
aおよび10bに当たらない内側の位置へ移動する。よ
って図3に示すようにトレイTを回動させたままの状態
で、そのままトレイTをマガジンMの外部に取り出すこ
とが可能になる。
【0028】一旦外部に取り出したトレイTをマガジン
Mのケース1内に再度収納するときには、トレイTを図
3に示すように回動させた姿勢で、摺動溝1b内に挿入
し、さらにβ方向へ回動させれば図2に示す状態とな
り、再度、規制突部T10aが前記ストッパ部10aの
ストッパ面10a1に、規制突部T10bが前記ストッ
パ部10bのストッパ面10b1に、それぞれ対向し
て、トレイTの抜き出しを防止できるようになる。
【0029】また図2の状態で、トレイTの左側の縁面
T6は壁部Mdに対向し、縁面T7が右側の壁部Meに
対向しているために、トレイTはβ方向へ回動せず、よ
ってトレイTをβ方向へ回動させて、マガジンMの外へ
取り出すことはできない。したがって、マガジンMを手
で取り扱っているときに、壁部Mdを重力方向に向けて
おけば、トレイTに自重によるβ方向の回転力が作用し
ても、トレイTが同方向へ回動しないため、勝手にトレ
イTがマガジンMの外部に外れて落ちることがない。
【0030】次に、図2に示すように、トレイTが
(イ)方向へ突出したときに、規制突部T10aと前記
ストッパ部10aのストッパ面10a1との当接位置
と、規制突部T10bと前記ストッパ部10bのストッ
パ面10b1との当接位置とが、トレイTの移動方向
(イ)−(ロ)に沿って異なっている。そのために、ト
レイTをα方向へ回動させる角度が小さくても、規制突
部T10a,T10bを、ストッパ部10a,10bか
ら外すことが可能である。
【0031】これを図で示したのが図4である。図4
(A)においては図2と同様に、幅方向の両側に位置す
るそれぞれの規制突部とストッパ部との当接部が、
(イ)−(ロ)方向においてその位置が相違している。
また図4(B)は、幅方向両側でのそれぞれの規制突部
とストッパ部との当接位置が(イ)−(ロ)方向に同じ
位置である場合を示している。
【0032】トレイTをα方向へ回動させたとき、規制
突部T10aとT10bの幅方向の間隔が、ストッパ部
10aと10bの間隔Wよりも短くなれば、トレイTを
マガジンMの外部に取り出すことができる。図4(A)
に示すように、規制突部とストッパ部との当接位置が
(イ)−(ロ)方向において相違している場合におい
て、規制突部T10aとT10bの幅方向の間隔がW以
下となるトレイTの回動角度をθ1とし、図4(B)に
示すように、両側の規制突部とストッパ部との当接部が
同じ位置である場合に、規制突部T10aとT10bの
幅方向の間隔がW以下となる回動角度をθ2としたとき
に、θ1の方がθ2よりも小さいことが解る。
【0033】すなわち本発明では、規制突部T10aと
ストッパ部10aとの当接位置と、規制突部T10bと
ストッパ部10bとの当接位置を、(イ)−(ロ)方向
において異ならせておくことにより、トレイTをマガジ
ンから外す際の回動操作角度が小さくなり、取り扱いが
容易になる。また、トレイTはα方向へのみ回動可能と
されているため、図2に示すように、α方向側(図示右
側)に位置しているストッパ部10aを、反対側のスト
ッパ部10bよりも装置奥側に設けておくことにより、
α方向へ小さな角度回動させるだけで、トレイTをマガ
ジンMの外へ取り外すことができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明では、トレイを引き
出したときに、規制突部がストッパ部に当たってトレイ
の引出し量が規制されるため、誤ってトレイがケース内
から落下しディスクも一緒に落下するなどの問題が生じ
なくなる。またトレイをマガジンの外へ完全に取り外す
場合には、トレイを回動させる操作で簡単に外すことが
できる。
【0035】またトレイを一方向へ回動させたときだけ
取り外せるようにしておくと、他方の回動側を重力方向
へ向けておくことにより、誤って重力でトレイが回動し
て外れることがない。
【0036】また規制突部とストッパ部との当接位置を
異ならせておくことにより、トレイを小さな角度回動さ
せただけで、トレイTを外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク収納マガジンの斜視図
【図2】図1のディスク収納マガジンにおいてトレイが
突出した状態を示す断面図、
【図3】図1のディスク収納マガジンにおいてトレイが
回動して外れる動作を示す断面図、
【図4】トレイが外れるまでの回動角度を説明するもの
であり、(A)が本発明の規制突部とストッパ部との位
置関係を示し、(B)は本発明と比較する規制突部とス
トッパ部との位置関係を示す、
【図5】ディスク収納マガジンの外観を示す斜視図、
【図6】従来のディスク収納マガジンにおいてトレイが
収納された状態を示す断面図、
【図7】従来のディスク収納マガジンにおいてトレイが
突出した状態を示す断面図、
【符号の説明】
1 ケース 1a 摺動棚 1b 摺動溝 2 突起 3 弾性保持部材 10a、10b ストッパ部 T トレイ T3 ディスク設置部 T6,T7,T9 縁面 T8 凹部 T10a,T10b 規制突部 M マガジン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク設置部を有するトレイが、ケー
    スの内部に引き出し自在に収納されているディスク収納
    マガジンにおいて、前記トレイの引き出し方向と直交す
    る幅方向の両側に規制突部が設けられ、前記ケース内の
    幅方向両側には、トレイが所定寸法だけ突出したときに
    前記規制突部が当接するストッパ部が設けられており、
    且つ前記トレイは、前記規制突部が前記ストッパ部に当
    たらない角度までケース内で回動可能とされていること
    を特徴とするディスク収納マガジン。
  2. 【請求項2】 トレイは、規制突部がストッパ部に当た
    らない角度まで一方向へのみ回動可能とされた請求項1
    記載のディスク収納マガジン。
  3. 【請求項3】 幅方向の両側にそれぞれ位置いている規
    制突部およびストッパ部は、トレイの引き出し方向に対
    して互いに異なる位置に形成されている請求項1または
    2記載のディスク収納マガジン。
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