JP3297064B2 - 容器の洗浄装置 - Google Patents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B9/00—Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
- B08B9/08—Cleaning containers, e.g. tanks
- B08B9/20—Cleaning containers, e.g. tanks by using apparatus into or on to which containers, e.g. bottles, jars, cans are brought
- B08B9/42—Cleaning containers, e.g. tanks by using apparatus into or on to which containers, e.g. bottles, jars, cans are brought the apparatus being characterised by means for conveying or carrying containers therethrough
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B3/00—Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
- B08B3/04—Cleaning involving contact with liquid
- B08B3/10—Cleaning involving contact with liquid with additional treatment of the liquid or of the object being cleaned, e.g. by heat, by electricity or by vibration
- B08B3/12—Cleaning involving contact with liquid with additional treatment of the liquid or of the object being cleaned, e.g. by heat, by electricity or by vibration by sonic or ultrasonic vibrations
- B08B3/123—Cleaning travelling work, e.g. webs, articles on a conveyor
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンプル、バイアル、
瓶等の容器を洗浄する容器の洗浄装置に関する。
瓶等の容器を洗浄する容器の洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の洗浄装置を示している。即
ち、コンベア1の始端部に立った状態で供給された容器
2がコンベア1の周動で水槽3の内部に搬送される。そ
の途中で上方よりノズル4から容器内に水が供給され
る。こうしてコンベア1の終端から搬送板5の上に受け
渡されると、その下方より搬送板5を介して超音波振動
子6から超音波が照射され、容器2が洗浄される。そし
て、洗浄が終わった容器2はリフトコンベア7で水槽3
から引き上げられて、コンベア8で次の工程に搬送され
る。
ち、コンベア1の始端部に立った状態で供給された容器
2がコンベア1の周動で水槽3の内部に搬送される。そ
の途中で上方よりノズル4から容器内に水が供給され
る。こうしてコンベア1の終端から搬送板5の上に受け
渡されると、その下方より搬送板5を介して超音波振動
子6から超音波が照射され、容器2が洗浄される。そし
て、洗浄が終わった容器2はリフトコンベア7で水槽3
から引き上げられて、コンベア8で次の工程に搬送され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
容器2の底から超音波を照射して洗浄するものには以下
のような欠点がある。先ず、容器2が集合搬送中に照射
されるため、一本一本に超音波が当たる時間が一定にな
らず、容器の側面及び底面に照射される超音波が不均一
になり、洗浄を均一に行えない。また、容器2と超音波
振動子6との間に搬送板5があるので、超音波が弱めら
れ、効率的でない。そして、容器2の底から超音波を照
射するので、容器2の上部よりも下部の方が強い超音波
が当たるようになり、容器下部において超音波によるガ
ラス剥離が起こり易い。本発明は、上記のような課題を
解決するために創出されたもので、その目的とするとこ
ろは、装置の長大化を防止するとともに、容器の均一な
洗浄の効率化を図るにある。
容器2の底から超音波を照射して洗浄するものには以下
のような欠点がある。先ず、容器2が集合搬送中に照射
されるため、一本一本に超音波が当たる時間が一定にな
らず、容器の側面及び底面に照射される超音波が不均一
になり、洗浄を均一に行えない。また、容器2と超音波
振動子6との間に搬送板5があるので、超音波が弱めら
れ、効率的でない。そして、容器2の底から超音波を照
射するので、容器2の上部よりも下部の方が強い超音波
が当たるようになり、容器下部において超音波によるガ
ラス剥離が起こり易い。本発明は、上記のような課題を
解決するために創出されたもので、その目的とするとこ
ろは、装置の長大化を防止するとともに、容器の均一な
洗浄の効率化を図るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にあっては、水平方向に周動する楕円状の
コンベアを用い、これに対する容器の搬入及び搬出側
を、水槽外にして同一側とするとともに、上記のコンベ
アに容器を直立状態で支持し、これの水槽への搬入時に
上方より注水し、この注水された容器の水槽中における
回転搬送時に、回転容器の側方より超音波を照射するよ
うに構成することによって、課題の解決を図っている。
めに、本発明にあっては、水平方向に周動する楕円状の
コンベアを用い、これに対する容器の搬入及び搬出側
を、水槽外にして同一側とするとともに、上記のコンベ
アに容器を直立状態で支持し、これの水槽への搬入時に
上方より注水し、この注水された容器の水槽中における
回転搬送時に、回転容器の側方より超音波を照射するよ
うに構成することによって、課題の解決を図っている。
【0005】すなわち、本発明の容器の洗浄装置は、水
平方向に周動する楕円状コンベアに対し、容器の搬入及
び搬出側を水槽外にして、しかも同一側にするととも
に、コンベアにて直立状態に支持される容器に対し、水
槽への搬入時に上方より注水し、この注水され水槽中を
搬送する容器に対し、外側よりガイド板を当接すること
により、摩擦にて回転を与え、この搬送中の回転容器に
側面から超音波を照射して容器を洗浄するような構成を
とっている。
平方向に周動する楕円状コンベアに対し、容器の搬入及
び搬出側を水槽外にして、しかも同一側にするととも
に、コンベアにて直立状態に支持される容器に対し、水
槽への搬入時に上方より注水し、この注水され水槽中を
搬送する容器に対し、外側よりガイド板を当接すること
により、摩擦にて回転を与え、この搬送中の回転容器に
側面から超音波を照射して容器を洗浄するような構成を
とっている。
【0006】
【作用】楕円状のコンベアの水平方向の周動により、直
立状態に支持された容器は、水槽内に搬入される際に、
上方からの噴水にて容器内に注水され、注水された容器
は水槽中における搬送回転中に側方より超音波が照射さ
れ、容器全体が均一に洗浄され、搬入側と同じ側におい
て搬出される。
立状態に支持された容器は、水槽内に搬入される際に、
上方からの噴水にて容器内に注水され、注水された容器
は水槽中における搬送回転中に側方より超音波が照射さ
れ、容器全体が均一に洗浄され、搬入側と同じ側におい
て搬出される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の容器の洗浄装置の実施例とし
て、アンプルの洗浄装置を図面に基づいて説明する。図
1はアンプルの洗浄装置の平面図、図2は図1A−A線
矢視図である。水槽10の内部に設けられた幅広のコン
ベア11がタイミングプーリー12、13に捲回されて
おり、タイミングプーリー12の駆動によりコンベア1
1は矢印の水平方向(図1反時計回転方向)に周動す
る。図1において(イ)がコンベア11における容器の
搬入側の始端部であり、(ロ)がコンベア11の搬出側
の終端部である。図2に示すように水槽10の下側に配
設されたモーター14の回転がベルト15、16で鉛直
方向の出力軸17に伝達され、更にベルト18を介して
タイミングプーリー12の駆動軸19に伝達されてい
る。コンベア11の周面にはその長さ方向と直角方向に
形成された突起20が等間隔で多数設けてあり、これら
突起20の間でアンプル21を保持し、コンベア11の
周動により矢印方向にアンプル21を搬送する。
て、アンプルの洗浄装置を図面に基づいて説明する。図
1はアンプルの洗浄装置の平面図、図2は図1A−A線
矢視図である。水槽10の内部に設けられた幅広のコン
ベア11がタイミングプーリー12、13に捲回されて
おり、タイミングプーリー12の駆動によりコンベア1
1は矢印の水平方向(図1反時計回転方向)に周動す
る。図1において(イ)がコンベア11における容器の
搬入側の始端部であり、(ロ)がコンベア11の搬出側
の終端部である。図2に示すように水槽10の下側に配
設されたモーター14の回転がベルト15、16で鉛直
方向の出力軸17に伝達され、更にベルト18を介して
タイミングプーリー12の駆動軸19に伝達されてい
る。コンベア11の周面にはその長さ方向と直角方向に
形成された突起20が等間隔で多数設けてあり、これら
突起20の間でアンプル21を保持し、コンベア11の
周動により矢印方向にアンプル21を搬送する。
【0008】コンベア11の周りにはアンプル21の底
面を支持する上レール22、傾斜レール23、下レール
24がそれぞれ外側に配設してある。図3[a]に示す
ように上レール22はコンベア11の上方にアンプル2
1を支持する位置に配設し、下レール24はコンベア1
1の下方にアンプル21を支持する位置に配設してあ
る。そして、傾斜レール23によりこれら上レール22
と下レール24の間でアンプル21の高さをコンベア1
1の周動に伴って上方から下方、及び反対側において
は、下方から上方に徐々に変化させるように構成してあ
る。
面を支持する上レール22、傾斜レール23、下レール
24がそれぞれ外側に配設してある。図3[a]に示す
ように上レール22はコンベア11の上方にアンプル2
1を支持する位置に配設し、下レール24はコンベア1
1の下方にアンプル21を支持する位置に配設してあ
る。そして、傾斜レール23によりこれら上レール22
と下レール24の間でアンプル21の高さをコンベア1
1の周動に伴って上方から下方、及び反対側において
は、下方から上方に徐々に変化させるように構成してあ
る。
【0009】そして、コンベア11の両側において、外
側に沿って傾斜レール23,23の上方に傾斜ガイド2
5とガイド26が配設してある。傾斜ガイド25は上レ
ール22及び傾斜レール23で支持されるアンプル21
をコンベア11周面の突起20の間に保持するものであ
り、ガイド26は下レール24で支持されるアンプル2
1をコンベア11周面の突起20の間に保持するもので
ある。図4に示されるように、傾斜ガイド25からガイ
ド26にアンプル21を円滑に受け渡すことができるよ
うに、ガイド26の導入部27は少し外側に湾曲して形
成してある。図5に示されるように、このガイド26を
アンプル21の側面に当接させることにより、アンプル
21の側面に摩擦を加えるようになっており、これによ
りコンベア11による搬送に伴ってアンプル21が摩擦
を受けて回転する構成になっている。
側に沿って傾斜レール23,23の上方に傾斜ガイド2
5とガイド26が配設してある。傾斜ガイド25は上レ
ール22及び傾斜レール23で支持されるアンプル21
をコンベア11周面の突起20の間に保持するものであ
り、ガイド26は下レール24で支持されるアンプル2
1をコンベア11周面の突起20の間に保持するもので
ある。図4に示されるように、傾斜ガイド25からガイ
ド26にアンプル21を円滑に受け渡すことができるよ
うに、ガイド26の導入部27は少し外側に湾曲して形
成してある。図5に示されるように、このガイド26を
アンプル21の側面に当接させることにより、アンプル
21の側面に摩擦を加えるようになっており、これによ
りコンベア11による搬送に伴ってアンプル21が摩擦
を受けて回転する構成になっている。
【0010】また、図1、図2に示すように、水槽10
の内部には、コンベア11とガイド26の間で直立状態
に保持されて回転しながら搬送されるアンプル21の側
面から超音波を照射してアンプル21を洗浄するための
超音波振動子28が楕円状のコンベア11の両側にそれ
ぞれ設けてある。その他、コンベア11における容器2
1の搬入側の始端部(イ)において、傾斜レール23の
真上に位置するようにノズル29が配設してあり、図3
[a]に示されるように、コンベア11の周動によって
直立状態のアンプル21が上方から下方に移動する際に
このノズル29から噴射される水30がアンプル21に
充填される。なお、図3[b]は傾斜レール23を省略
した実施例を示すものであり、図3[a]のものと同様
に上レール22はコンベア11の上方にアンプル21を
支持する位置に配設してあり、下レール24はコンベア
11の下方にアンプル21を支持する位置に配設してあ
る。この実施例にあっては、上レール22から下レール
24にアンプル21が受け渡される際に、コンベア11
周面の突起20の間でアンプル21が垂直に落下する構
成になっている。なお、この実施例の場合、衝撃を軟ら
げるためにアンプル21が落下する下レール24の位置
にゴム等の緩衝部材24’を設けている。
の内部には、コンベア11とガイド26の間で直立状態
に保持されて回転しながら搬送されるアンプル21の側
面から超音波を照射してアンプル21を洗浄するための
超音波振動子28が楕円状のコンベア11の両側にそれ
ぞれ設けてある。その他、コンベア11における容器2
1の搬入側の始端部(イ)において、傾斜レール23の
真上に位置するようにノズル29が配設してあり、図3
[a]に示されるように、コンベア11の周動によって
直立状態のアンプル21が上方から下方に移動する際に
このノズル29から噴射される水30がアンプル21に
充填される。なお、図3[b]は傾斜レール23を省略
した実施例を示すものであり、図3[a]のものと同様
に上レール22はコンベア11の上方にアンプル21を
支持する位置に配設してあり、下レール24はコンベア
11の下方にアンプル21を支持する位置に配設してあ
る。この実施例にあっては、上レール22から下レール
24にアンプル21が受け渡される際に、コンベア11
周面の突起20の間でアンプル21が垂直に落下する構
成になっている。なお、この実施例の場合、衝撃を軟ら
げるためにアンプル21が落下する下レール24の位置
にゴム等の緩衝部材24’を設けている。
【0011】また、図1に示されるように、コンベア1
1における容器21の搬入側の始端部(イ)には供給装
置31から受け取ったアンプル21を洗浄装置のコンベ
ア11に受け渡すスターホイル32があり、コンベア1
1における容器21の搬出側の終端部(ロ)には洗浄装
置のコンベア11から受け取ったアンプル21を次の工
程に供給するスターホイル33が設けてある。この容器
21のコンベア11に対する搬入側及び搬出側は楕円状
のコンベア11の同一側にある。また、図2に示すよう
に水槽10の下方にヒーター34が設けてあり、水槽内
の水温の約50゜Cにすることにより洗浄効果が高ま
る。以上のような構成からなる洗浄装置を、例えば図6
のように配置し、洗浄装置の周りには供給装置31、ジ
ェット洗浄装置36、滅菌乾燥装置37、給水ユニット
38等を配置する。
1における容器21の搬入側の始端部(イ)には供給装
置31から受け取ったアンプル21を洗浄装置のコンベ
ア11に受け渡すスターホイル32があり、コンベア1
1における容器21の搬出側の終端部(ロ)には洗浄装
置のコンベア11から受け取ったアンプル21を次の工
程に供給するスターホイル33が設けてある。この容器
21のコンベア11に対する搬入側及び搬出側は楕円状
のコンベア11の同一側にある。また、図2に示すよう
に水槽10の下方にヒーター34が設けてあり、水槽内
の水温の約50゜Cにすることにより洗浄効果が高ま
る。以上のような構成からなる洗浄装置を、例えば図6
のように配置し、洗浄装置の周りには供給装置31、ジ
ェット洗浄装置36、滅菌乾燥装置37、給水ユニット
38等を配置する。
【0012】しかして、図1に示されるように、供給装
置31からスターホイル32に受け渡されたアンプル2
1は、始端部(イ)においてコンベア11の周面に形成
された突起20の間に供給される。こうして、アンプル
21は上レール22で直立状に支持されながらコンベア
11の周動により矢印方向に一列に一定速度で搬送され
る。搬送されて来たアンプル21が傾斜レール23の上
に移されると、アンプル21の高さは、図3[a]に示
すように、コンベア11で搬送されながら上レール22
から下レール24の高さに徐々に下げられて行く。ま
た、図3[b]に示すように急激に落下させる。一方、
このようにアンプル21が傾斜レール23の上で搬送さ
れながら下がって行く間に、その上方に配置したノズル
29から噴射される水30がアンプル21に充填され
る。こうして、水30が満たされたアンプル21が水面
39よりも更に下方に沈められて、下レール24上に移
ったときには、アンプル21が水槽10の中に完全に沈
んだ状態となる。こうしてアンプル21が下レール24
上に搬送されると、アンプル21はガイド26とコンベ
ア11周面の突起20の間で直立状態に保持されて、図
5に示す状態となる。
置31からスターホイル32に受け渡されたアンプル2
1は、始端部(イ)においてコンベア11の周面に形成
された突起20の間に供給される。こうして、アンプル
21は上レール22で直立状に支持されながらコンベア
11の周動により矢印方向に一列に一定速度で搬送され
る。搬送されて来たアンプル21が傾斜レール23の上
に移されると、アンプル21の高さは、図3[a]に示
すように、コンベア11で搬送されながら上レール22
から下レール24の高さに徐々に下げられて行く。ま
た、図3[b]に示すように急激に落下させる。一方、
このようにアンプル21が傾斜レール23の上で搬送さ
れながら下がって行く間に、その上方に配置したノズル
29から噴射される水30がアンプル21に充填され
る。こうして、水30が満たされたアンプル21が水面
39よりも更に下方に沈められて、下レール24上に移
ったときには、アンプル21が水槽10の中に完全に沈
んだ状態となる。こうしてアンプル21が下レール24
上に搬送されると、アンプル21はガイド26とコンベ
ア11周面の突起20の間で直立状態に保持されて、図
5に示す状態となる。
【0013】これにより、ガイド26がアンプル21の
側面に当接し、その摩擦によりコンベア11の搬送に伴
ってアンプル21が直立状態で回転を始める。一方、コ
ンベア11の両側に設けられた超音波振動子28より、
アンプル21の側面から超音波が照射される。こうし
て、コンベア11でアンプル21を搬送しながら、ガイ
ド26の摩擦でアンプル21を回転させて超音波をアン
プル全体に均一に照射し、効率良く超音波洗浄が行われ
る。また、アンプル21が一列に一定速度で搬送され、
アンプル21の側面から超音波を照射するので、アンプ
ル21と超音波振動子28との間の距離を調節すること
により、そのアンプルの大きさにあった洗浄を行うこと
ができる。こうして、充分に洗浄されたアンプル21は
コンベア11で搬送されながら、やがて反対側の傾斜レ
ール23で上方に移され、終端部(ロ)においてスター
ホイル33に搬出され受け渡される。スターホイル33
に移ったアンプル21はジェット洗浄装置36、滅菌乾
燥装置37等の次の工程に供給される。また、密封容器
を洗浄する場合は、密封容器は自重で水槽内に沈むの
で、容器内に水等を充填するノズルがなくてもよい。
側面に当接し、その摩擦によりコンベア11の搬送に伴
ってアンプル21が直立状態で回転を始める。一方、コ
ンベア11の両側に設けられた超音波振動子28より、
アンプル21の側面から超音波が照射される。こうし
て、コンベア11でアンプル21を搬送しながら、ガイ
ド26の摩擦でアンプル21を回転させて超音波をアン
プル全体に均一に照射し、効率良く超音波洗浄が行われ
る。また、アンプル21が一列に一定速度で搬送され、
アンプル21の側面から超音波を照射するので、アンプ
ル21と超音波振動子28との間の距離を調節すること
により、そのアンプルの大きさにあった洗浄を行うこと
ができる。こうして、充分に洗浄されたアンプル21は
コンベア11で搬送されながら、やがて反対側の傾斜レ
ール23で上方に移され、終端部(ロ)においてスター
ホイル33に搬出され受け渡される。スターホイル33
に移ったアンプル21はジェット洗浄装置36、滅菌乾
燥装置37等の次の工程に供給される。また、密封容器
を洗浄する場合は、密封容器は自重で水槽内に沈むの
で、容器内に水等を充填するノズルがなくてもよい。
【0014】なお、図8は以上のような洗浄装置と同様
の水槽40、コンベア41等を備えた密封容器42の冷
却装置の平面図であり、図9は図8B−B線矢視図を示
している。水槽40の内部には冷却機43が配設してあ
り、44、45は冷却水の吐き出し口と導入口をそれぞ
れ示している。なお、密封容器42の内部に予め液体が
充填されているので、容器内に水等を充填するノズルが
無くてもコンベア41の搬送によって密封容器42が水
槽40内に自重で沈むようになっている。以上の冷却装
置にあっては、搬入スターホイル46からコンベア41
に受け渡された密封容器42がコンベア41の周動によ
って水槽40内に沈められ、搬送中に冷却機43から吐
き出された冷却水によって密封容器42と内部液体が冷
却される。こうして冷却された密封容器42はコンベア
41から搬出スターホイル47に受け渡されて、次の工
程に供給される。
の水槽40、コンベア41等を備えた密封容器42の冷
却装置の平面図であり、図9は図8B−B線矢視図を示
している。水槽40の内部には冷却機43が配設してあ
り、44、45は冷却水の吐き出し口と導入口をそれぞ
れ示している。なお、密封容器42の内部に予め液体が
充填されているので、容器内に水等を充填するノズルが
無くてもコンベア41の搬送によって密封容器42が水
槽40内に自重で沈むようになっている。以上の冷却装
置にあっては、搬入スターホイル46からコンベア41
に受け渡された密封容器42がコンベア41の周動によ
って水槽40内に沈められ、搬送中に冷却機43から吐
き出された冷却水によって密封容器42と内部液体が冷
却される。こうして冷却された密封容器42はコンベア
41から搬出スターホイル47に受け渡されて、次の工
程に供給される。
【0015】
【発明の効果】本発明の容器の洗浄装置は、水平方向に
周動する楕円状のコンベアに対し、容器の搬入及び搬出
側が水槽外にして同一側にあるので、装置全体を長大化
することなく、容器に対する注水は、水平方向に周動す
るコンベアに直立状態に支持されている容器に対し、上
方より噴水にて注水するものであるから、口の狭い容器
においても充填が容易であり、この注水の充填容器が直
立状態で水槽中を回転しながら搬送中に側方から超音波
を照射するものであるから、容器全体の洗浄が効率よく
行われる。また、長時間の洗浄が必要な場合には、コン
ベアを長くするだけで簡単に可能となる。
周動する楕円状のコンベアに対し、容器の搬入及び搬出
側が水槽外にして同一側にあるので、装置全体を長大化
することなく、容器に対する注水は、水平方向に周動す
るコンベアに直立状態に支持されている容器に対し、上
方より噴水にて注水するものであるから、口の狭い容器
においても充填が容易であり、この注水の充填容器が直
立状態で水槽中を回転しながら搬送中に側方から超音波
を照射するものであるから、容器全体の洗浄が効率よく
行われる。また、長時間の洗浄が必要な場合には、コン
ベアを長くするだけで簡単に可能となる。
【図1】本発明の実施例にかかるアンプルの洗浄装置の
平面図
平面図
【図2】図1A−A線矢視図
【図3】[a]は傾斜レールの説明図、[b]は傾斜レ
ールを省略した実施例の説明図
ールを省略した実施例の説明図
【図4】ガイドの導入部の説明図
【図5】ガイドによりアンプルの側面に摩擦を加える状
態の説明図
態の説明図
【図6】洗浄装置の配置図
【図7】従来の洗浄装置の説明図
【図8】冷却装置の平面図
【図9】図8B−B線矢視図
10 水槽 11 コンベア 21 アンプル 26 ガイド 28 超音波振動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−45069(JP,A) 実開 昭48−17970(JP,U) 実公 昭45−29097(JP,Y1) 実公 昭49−40028(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 3/12 B08B 9/42 B65G 49/04
Claims (1)
- 【請求項1】 水平方向に周動する楕円状コンベアに対
し、容器の搬入及び搬出側を水槽外にして、しかも同一
側にするとともに、コンベアにて直立状態に支持される
容器に対し、水槽への搬入時に上方より注水し、この注
水され水槽中を搬送する容器に対し、外側よりガイド板
を当接することにより、摩擦にて回転を与え、この搬送
中の回転容器に側面から超音波を照射して容器を洗浄す
るように構成したことを特徴とする容器の洗浄装置。
Priority Applications (8)
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DE69212558T DE69212558T2 (de) | 1991-10-09 | 1992-09-24 | Gerät zum Spülen von Behältern |
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EP3666403A1 (en) * | 2018-12-13 | 2020-06-17 | Gebo Packaging Solutions Italy SRL | A washing machine for washing empty containers and an operating method thereof |
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DE102022003000A1 (de) * | 2022-08-17 | 2024-02-22 | Kocher-Plastik Maschinenbau Gmbh | Vorrichtung |
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US2910992A (en) * | 1958-07-15 | 1959-11-03 | Martin J Wilcox | Can washer |
US3090392A (en) * | 1960-12-19 | 1963-05-21 | Hugh H Libby | Label removing apparatus |
US3302655A (en) * | 1963-12-30 | 1967-02-07 | Nibon Seikosho Kk | Apparatus for spraying and ultrasonic washing of bottles |
DE1532575C3 (de) * | 1966-01-29 | 1974-10-31 | Seitz-Werke Gmbh, 6550 Bad Kreuznach | Vorrichtung zum Behandeln von Flaschen mit Ultraschall in einer Flaschenreinigungsmaschine |
US3572490A (en) * | 1969-04-01 | 1971-03-30 | Barry Wehmiller Co | Container handling apparatus |
US3618743A (en) * | 1969-11-05 | 1971-11-09 | Mead Corp | Article-orienting device |
FR2366215A1 (fr) * | 1976-07-26 | 1978-04-28 | Appelshauser Charles | Appareil de lavage de boites de revolution |
DE3001986C2 (de) * | 1980-01-21 | 1986-08-14 | Fa. Heinr. Leicht, 8600 Bamberg | Verfahren und Vorrichtung zum Reinigen von Flaschen |
-
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- 1991-10-09 JP JP29083591A patent/JP3297064B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-09-21 US US07/947,454 patent/US5316030A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-24 EP EP92308705A patent/EP0536920B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-24 DE DE69226288T patent/DE69226288T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-24 DE DE69212558T patent/DE69212558T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-24 EP EP95200515A patent/EP0661111B1/en not_active Expired - Lifetime
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- 1992-10-09 KR KR1019920018578A patent/KR930007525A/ko not_active Application Discontinuation
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