JPH10194232A - パッケージの送り出し装置 - Google Patents

パッケージの送り出し装置

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JPH10194232A
JPH10194232A JP35137396A JP35137396A JPH10194232A JP H10194232 A JPH10194232 A JP H10194232A JP 35137396 A JP35137396 A JP 35137396A JP 35137396 A JP35137396 A JP 35137396A JP H10194232 A JPH10194232 A JP H10194232A
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JP
Japan
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package
conveyor
send
packages
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Application number
JP35137396A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Konno
秀俊 近野
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NIPPON TETRAPACK KK
Original Assignee
NIPPON TETRAPACK KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行している送出コンベアにパッケージを起
立させて移載する際の転倒を防止する。 【解決手段】 送出コンベア34と同方向に走行するフ
ィーダコンベア35の倒れ防止片48を設ける。パッケ
ージ起立機構36のバケット37が回動してパッケージ
5を送出コンベア34に起立させる際に、倒れ防止片4
8が常に、パッケージ5の後側に位置するように、フィ
ーダコンベア35を駆動して転倒を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジュースなどの飲
料水、その他の内容物が封入されたパッケージを製造す
る製造装置に組み込まれ、パッケージを起立させた状態
で次工程に送出するパッケージの送り出し装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】牛乳・ジュース等の各種液体食品を封入
するパッケージとしては、従来からのガラス瓶やレンガ
状(四角柱状)の紙容器、円柱状の金属缶に加えて、円
柱状や多角形状のハイブリッド容器(コンポジット容
器)と呼ばれる新種の容器が用いられている。これらの
新種の容器は金属缶等に比べて軽量化を図るとともに自
動販売機での収納効率やコンビニエンスストアの陳列棚
での見栄えを考慮してよりスリムな形状、すなわち縦長
な外観とする傾向にある。
【0003】こうした新種の容器の製造工程では、特に
紙製の場合など飲料などの内容物の充填を経てから外観
を形成したり、注入口を開けやすくする為の加工を施し
たり、或いは衛生面から部分的にラッピングを施す等の
後処理を行うことがある。またこうした後処理を伴わな
い場合でもパッケージを箱詰めや検査等をするのに先だ
って、起立状態とし、送り出すことが行われる。このた
め送り出し装置はパッケージを起立させ、起立したパッ
ケージを水平方向に連続的に駆動される送出コンベア上
に移載する構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、連続的
に駆動している送出コンベア上にパッケージを載置する
際に、いきなり載置するとパッケージが倒れる。この倒
れを防止するため、従来の構造では、送出コンベアの走
行速度を遅くする必要があり、速度を遅くすることによ
ってパッケージの送出量が少なくなっている。このた
め、大量のパッケージを連続的に送出できない問題を有
している。
【0005】そこで、本発明は、パッケージが倒れるこ
となく送出コンベアに移載でき、これにより送出コンベ
アの速度を遅くする必要がなく、大量のパッケージを連
続的送出することが可能なパッケージの送出装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、水平方向に連続的に駆動される
送出コンベアと、この送出コンベアに複数のパッケージ
を同時に起立状に供給する供給部材と、送出コンベアの
上方に伸びる倒れ防止片を複数有し、この倒れ防止片が
送出コンベアに供給される各パッケージの後側に位置す
るように送出コンベアの搬送方向に間欠的に駆動される
フィーダコンベアとを備えていることを特徴とする。
【0007】この構造では、送出コンベアにパッケージ
を移載する際に、フィーダコンベアの倒れ防止片が、常
にパッケージの後側に位置してパッケージを後側から支
持する。従って、送出コンベア移載時のパッケージの後
倒れがなくなるため、送出コンベアの速度を遅くする必
要がなく、大量のパッケージを連続的に送出することが
できる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、複数の倒れ防止片は、隣接する倒れ防止片の間
に複数のパッケージが挿入される間隔を有してフィーダ
コンベアに設けられていることを特徴とする。
【0009】倒れ防止片の間に複数のパッケージを移載
するため、パッケージを密に搬送できる。このため、送
出コンベアの速度を遅くしても、大量のパッケージを迅
速に送出することができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記フィーダコンベアは、送出コンベアにパッ
ケージが供給される時点から、送出コンベアの駆動によ
ってパッケージが上流側の倒れ防止片に達する時点まで
駆動が停止するように間欠的に駆動されることを特徴と
する。
【0011】この駆動では、送出コンベアに移載したパ
ッケージが同コンベアの連続的な走行によって、前側の
倒れ防止片まで移動するため、パッケージの後側に空位
部分ができる。この空位部分に対して次段のパッケージ
が移載されて搬送が行われる。従って、パッケージの倒
れの防止と、パッケージの大量の搬送とを同時に行うこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパッケージ送
り出し装置の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、この実施形態のパッケージ送り出し装置が組み
込まれたパッケージ製造装置1の全体の構成を示す斜視
図であり、図2は側面図である。
【0013】このパッケージ製造装置1は、前工程であ
る充填工程の充填機(不図示)により、ジュースやお茶
等の内容物が所定量、充填されたセミパッケージ2(図
3(a)参照)を、内容物が充填状態のままで所定の形
状に成形してファイナルパッケージ5(図3(c)参
照)とし、箱詰め工程あるいは検査工程等の次工程へ送
り出す。
【0014】図1及び図2に示すように、基台3上に
は、前記充填機側に位置する待機部4と、この待機部4
から搬送されたセミパッケージ2を所定の形状に成形し
て完成品である最終形状のファイナルパッケージ5を形
成する成形部6と、成形部6で形成されたファイナルパ
ッケージ5を次工程へ送り出す送出部7とが順に配置さ
れている。送出部7は本実施形態のパッケージ送り出し
装置を構成する。
【0015】又、成形部6で所定の形状に成形されたフ
ァイナルパッケージ5を送出部7に搬送するファイナル
パッケージ搬送機構9が基台3上に設けられている。
【0016】充填機から待機部4に供給されるセミパッ
ケージ2は、図3(a)で示すように、内容物が充填さ
れることによって筒状となっていると共に、両端部に
は、横方向に伸びるシール部2a、2bが形成されてい
る。
【0017】上記セミパッケージ搬送機構8には、図1
及び図4に示すように、待機部4から成形部6にかけて
セミパッケージ2の搬送方向(図1の矢印A方向)に向
かう複数本のセミパッケージコンベア(但し、図1及び
図4には2本のみ図示)10が配置されている。このセ
ミパッケージコンベア10は待機部4の充填機側に配置
されたスプロケット11と、成形部6の送出部7側に配
置されたスプロケット12との間にループ状に巻き掛け
られており、セミパッケージ2の搬送方向に駆動され
る。同様に、他のセミパッケージコンベア10もスプロ
ケット11、12間に巻き掛けられている。
【0018】セミパッケージコンベア10が巻き掛けら
れた一側の複数個のスプロケット11は、セミパッケー
ジ2の搬送方向に対して略直交する方向に沿って配設さ
れた待機部側シャフト13に固定されている。この待機
部側シャフト13の一端は、基台3上に固定された搬送
モータ14の駆動軸に連結され、他端は基台3上に固定
された軸受15に回転自在に支持されている。
【0019】セミパッケージコンベア10が巻き掛けら
れた他側の複数個のスプロケット12は、セミパッケー
ジ2の搬送方向に対して略直交する方向に沿って配設さ
れた成形部側シャフト16に固定されている。この成形
部側シャフト16の両端は、軸受17、17に回転自在
に支持されている。そして搬送モータ14の駆動によ
り、複数本のセミパッケージコンベア10がセミパッケ
ージ2の搬送方向に同時に、移動する。
【0020】セミパッケージコンベア10には、図4に
示す様に側方に突出する複数のキャリア23が固定され
ている。キャリア23は一端がセミパッケージコンベア
10に固定された状態で、隣接するセミパッケージコン
ベア10にそれぞれ向けて、すなわち待機部側シャフト
13及び成形部側シャフト16と同方向に沿ってそれぞ
れ突設されている。このセミパッケージコンベア10に
おける隣接するキャリア23の間隔は、セミパッケージ
2の長さに対応しており、搬送方向の上流側及び下流側
で隣接するキャリア23がセミパッケージ2の両端部の
シール部2a、2bを支持するようになっている。
【0021】このようなキャリア23上に、セミパッケ
ージ2の一方のシール部2aが載置され、隣接するキャ
リア23上に、他方のシール部2bが載置されること
で、セミパッケージ2がを支持し、このキャリア23の
支持状態で、待機部4で待機する。そして、セミパッケ
ージコンベア10が駆動することにより、セミパッケー
ジ2が待機部4から成形部6へ搬送される。なお、キャ
リア23へのセミパッケージ2の供給は、充填機側に設
けられた送りコンベア31によって行われる。
【0022】成形部6では、図3(b)で示すように、
図示しない装置によって両端部のシール部2a、2bを
それぞれ両端面側に折曲させた後、折り線2dに沿って
筒部2cを折曲して多角形とする。これにより、図3
(c)で示すような多角形筒状のファイナルパッケージ
5が作製される。このように成形されたファイナルパッ
ケージ5はファイナルパッケージ搬送機構9によって、
送出部7に搬送される。
【0023】図6〜図8は送出部7の構造を示し、パッ
ケージ起立機構33と、送出コンベア34と、フィーダ
コンベア35とを備えている。
【0024】パッケージ起立機構33はファイナルパッ
ケージ搬送機構9からのファイナルパッケージ5を受け
取り、送出コンベア34に供給する。このパッケージ起
立機構33は、図5及び図6に示すように、回動部材3
6と、回動部材36に取り付けられた複数(図示する形
態では、6個)のバケット37とを有している。
【0025】回動部材36は、ファイナルパッケージ搬
送機構9の方向に伸びる2本の回動アーム38を有し、
この回動アーム38の先端部に掛け渡された連結プレー
ト40にバケット37が支持されている。回動アーム3
8の基端部は同アーム38と直交するように配置された
回動軸39に取り付けられており、この回動軸39がモ
ータ41によって回転することにより、回動アーム38
が約90°回動して水平状態から起立する。
【0026】バケット37はファイナルパッケージ5を
送出コンベア35に供給する供給部材であり、連結プレ
ート40に並列状態で配置され、回動アーム38が起立
することにより、回動軸39を中心として全てのバケッ
ト37が同時に回動し、送出コンベア35の近傍まで移
動する。
【0027】このような各バケット37の回動領域に
は、ガイド部材42が配置されている。ぞれぞれのガイ
ド部材42は送出コンベア34が取り付けられるコンベ
アケース43に上端が固定されており、この固定部分か
ら対応するバケット37に向かって湾曲状に垂れ下がっ
ている。このガイド部材42はバケット37の回動時
に、ファイナルパッケージ5がバケット37から落下す
ることを防止すると共に、ファイナルパッケージ5が水
平状態から直立状態に移行することをガイドする。
【0028】このようなパッケージ起立機構33は、回
動部材36が回動することによって、全てのバケット3
7が同時に回動して送出コンベア35まで移動し、この
移動によって複数のファイナルパッケージ5を起立させ
た状態で、同時に送出コンベア34に供給する。
【0029】送出コンベア34はこのようなパッケージ
起立機構33の上方に配置されている。この送出コンベ
ア34はバケット37に供給されるファイナルパッケー
ジ5の供給方向と直交するように配置されており、その
直交方向に走行する。かかる送出コンベア34はファイ
ナルパッケージ5を起立状態で搬送し、パッケージ製造
装置1の外方に送り出す。
【0030】図6において、45は送出コンベア34を
収納するコンベアケース43内に取り付けられ、送出コ
ンベア34に走行力を付与する駆動プーリである。この
駆動プーリ45と反対側のコンベアケース43の端部に
は、図5に示すように、変換ローラ46が設けられてお
り、この変換ローラ46によって送出コンベア34の方
向転換がおこなれる。
【0031】フィーダコンベア35は図5及び図7に示
すように、このような送出コンベア34の上方近傍且つ
パッケージ起立機構33が起立した位置の対向側に配置
されている。このフィーダコンベア35はその両端側の
プーリ47、47に掛け渡されることにより、そのコン
ベア面が送出コンベア34のコンベア面と直交し、この
直交状態で送出コンベア34と平行に走行する。
【0032】又、フィーダコンベア35には、複数(図
示する形態では、7枚)の倒れ防止片48が取り付けら
れている。倒れ防止片48は取付板49に所定間隔で配
置され、この取付板49をフィーダコンベア35に取り
付けることにより、送出コンベア34の上方に位置する
ように伸びている。この倒れ防止片48の間隔はファイ
ナルパッケージ5が、隣接する倒れ防止片48との間に
複数(図示する形態では2個)挿入できるように設定さ
れている。
【0033】以上のフィーダコンベア35の駆動は、パ
ッケージ起立機構33が送出コンベア34にファイナル
パッケージ5を供給する際に、倒れ防止片48が常に、
ファイナルパッケージ5の後側に位置するようになされ
るものである。これにより、送出コンベア34にファイ
ナルパッケージ5を起立状に供給しても、倒れ防止片4
8がファイナルパッケージ5の後側に位置しているた
め、ファイナルパッケージ5の転倒を阻止することがで
きる。これにより、送出コンベア34の走行速度を速く
しても、転倒することなくファイナルパッケージ5を確
実に搬送でき、大量の搬送を連続的に行うことができ
る。
【0034】この実施形態において、フィーダコンベア
35は連続的に駆動される送出コンベア34に対し、間
欠的に駆動されるように制御されている。この間欠的な
駆動におけるフィーダコンベア35の停止タイミング
は、送出コンベア34にファイナルパッケージ5が供給
される時点から開始され、送出コンベアがファイナルパ
ッケージ5を上流側に倒れ防止片48に移動する時点で
終了するように設定されている。
【0035】次に、以上の送出部7の作動を図8によっ
て説明する。送出コンベア34は連即的に駆動されるこ
とにより、矢印Bで示す方向に連続的に走行している。
図8(a)は、前段で送出コンベア34に供給されたフ
ァイナルパッケージ5が送り出された状態であり、3個
のファイナルパッケージ5が送出コンベア34に残って
いる。この図8(a)では、フィーダコンベア35の駆
動が停止している。フィーダコンベア35の停止に対
し、送出コンベア34が連続的に走行しているため、3
個のファイナルパッケージ5は送出コンベア34によっ
てB方向に搬送される。
【0036】この搬送によって、3個のファイナルパッ
ケージ5はそれぞれ、上流側、すなわち前側の倒れ防止
片48に接する位置に達し、図8(b)で示すように、
それぞれの倒れ防止片48により移動が停止される。こ
の状態で、パッケージ起立機構33が駆動し、そのバケ
ット37が上方に回動する。これにより図8(c)の破
線で示すように、6個の新たなファイナルパッケージ5
が送出コンベア34上に起立状に供給される。
【0037】このとき、フィーダコンベア35は倒れ防
止片が新たなファイナルパッケージをサポートし且つ送
出コンベア34の搬送方向の上流側(図5における右
側)に位置して停止しているため、新たなファイナルパ
ッケージ35は十分なサポートを得られる。すなわち図
5における手前側をバケット37により、奥側をフィー
ダコンベア35により、そして右側を倒れ防止片48に
より支持された状態で送出コンベア34上に載置され
る。又、前段のファイナルパッケージ5が残っていない
後方側の倒れ防止片48との間には、ファイナルパッケ
ージ5が存在しない空位50が形成される。
【0038】この新たなファイナルパッケージ5の供給
時においても、送出コンベア34はB方向に連続的に走
行しており、これにより前動作で供給されたファイナル
パッケージのある箇所を除き全てのファイナルパッケー
ジ5が前側の倒れ防止片48に接する位置まで移動す
る。この移動によって(d)で示すように、後方側の倒
れ防止片48に対応した3個のファイナルパッケージ5
の後側に、さらに新たなファイナルパッケージ挿入用の
空位51が形成される。
【0039】図8(d)のように、ファイナルパッケー
ジ5が前側の倒れ防止片48まで移動した時点で、フィ
ーダコンベア35が駆動され、(e)で示すように矢印
C方向にフィーダコンベア35が走行する。この走行に
よって倒れ防止片48間に2個づつ配置されているファ
イナルパッケージ5が送り出され、(b)で示す状態と
なり、以下、上述した作動が繰り返される。
【0040】このような送出部7では、送出コンベア3
4の連続的な駆動及びフィーダコンベア35の間欠的な
駆動によって、送出コンベア34に空位50、51が形
成され、この空位50、51に新たなファイナルパッケ
ージ5が供給されて搬送される。従って、倒れ防止片4
8の間には、常に複数(2個)のファイナルパッケージ
5が挿入されて搬送されるため、密な状態で搬送するこ
とができる。このため、ファイナルパッケージ5を大量
に且つ、迅速に送出することができ、送出コンベア34
の速度を遅くでき、これによりファイナルパッケージ5
の倒れをさらに、確実に防止することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
送出コンベアにパッケージを移載する際に、フィーダコ
ンベアの倒れ防止片が、常にパッケージの後側に位置し
てパッケージを後側から支持するため、パッケージが転
倒することがなくなる。従って、送出コンベアに速度を
遅くする必要がなく、大量のパッケージを連続的に送出
することができる。
【0042】請求項2の発明は、倒れ防止片の間に複数
のパッケージを移載するため、パッケージを密に搬送で
きる。このため、送出コンベアの速度を遅くしても、大
量のパッケージを迅速に送出することができる。
【0043】請求項3の発明は、送出コンベアに移載し
たパッケージが前側の倒れ防止片まで移動することによ
って空位部分ができ、この空位部分に対して次段のパッ
ケージが移載されて搬送が行われる。従って、パッケー
ジの倒れの防止と、パッケージの大量の搬送とを同時に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が組み込まれたパッケージ
製造装置の全体斜視図である。
【図2】パッケージ製造装置の全体側面図である。
【図3】(a)、(b)、(c)はパッケージの製造工
程を示す斜視図である。
【図4】セミパッケージ搬送機構の斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態である送出部の全体斜視図
である。
【図6】送出部のパッケージ起立機構の斜視図である。
【図7】送出部の要部の斜視図である。
【図8】(a)〜(e)はパッケージ送り出しの作動順
序を示す平面図である。
【符号の説明】
5 ファイナルパッケージ 33 パッケージ起立機構 34 送出コンベア 35 フィーダコンベア 36 回動部材 37 バケット 42 ガイド部材 44 ストッパ 48 倒れ防止片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に連続的に駆動される送出コン
    ベア(34)と、 この送出コンベア(34)に複数のパッケージ(5)を
    同時に起立状に供給する供給部材(37)と、 送出コンベア(34)の上方に伸びる倒れ防止片(4
    8)を複数有し、この倒れ防止片(48)が送出コンベ
    ア(34)に供給される各パッケージ(5)の後側に位
    置するように送出コンベア(34)の方向に間欠的に駆
    動されるフィーダコンベア(35)とを備えていること
    を特徴とするパッケージの送り出し装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、 複数の倒れ防止片(48)は、隣接する倒れ防止片(4
    8)の間に複数のパッケージ(5)が挿入される間隔を
    有してフィーダコンベア(35)に設けられていること
    を特徴とするパッケージの送り出し装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明であって、 前記フィーダコンベア(35)は、送出コンベア(3
    4)にパッケージ(5)が供給される時点から、送出コ
    ンベア(34)の駆動によってパッケージ(5)が上流
    側の倒れ防止片に達する時点まで駆動が停止するように
    間欠的に駆動されることを特徴とするパッケージの送り
    出し装置。
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