JP3296287B2 - 接触片の製造方法 - Google Patents
接触片の製造方法Info
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
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Description
に関する。
この明細書中で、「接触片1」というときは、二本の短
絡用接触片2と、一本のアース端子用接触片3とが連結
して一体となっているものを示す。この接触片1は、コ
ネクタ(図示せず)の内部に装着されるものである。コ
ネクタが相手側のコネクタと嵌合しないで単体の状態に
あるときには、接触片1は、コネクタの端子金具(図示
せず)に接触して、互いの端子金具同士を電気的に接続
している。接触片1には、合計で三つの接触片2,3が
突出されており、これらの間にはチップレジスタ4が橋
渡し状態で装着されている。
合には、例えば、接触片2,3の間をチップレジスタ4
により架橋した後に、三本の接触片2,3の先端側を折
り曲げるという製造方法が考えられる。
3を折り曲げる工程において、接触片2,3とチップレ
ジスタ4との連結部分に撓みが発生する事態が考えられ
る。すると、その撓み変形によって、チップレジスタ4
が外れたり、接触片1を所定の規格に合わせることが困
難となり、製品の品質が悪化する事態が予想される。
で、その目的は、接触片の歩留まりを向上させることが
できる製造方法を提供するところにある。
めの請求項1の発明に係る接触片の製造方法は、短絡用
接触片と、アース端子用接触片と、前記短絡用接触片と
前記アース端子用接触片との間を連結するチップレジス
タとを備え、前記アース端子用接触片とこのアース端子
用接触片に隣接する前記短絡用接触片とには、互いに相
手側に向かってレジスタ取付用突部が突設された接触片
を製造する方法であって、前記短絡用接触片と前記アー
ス端子用接触片とが、同一のキャリアから横並び状態で
一体に延設されており、前記両接触片の先端側を折返し
て、U字状撓み部を形成し、前記両接触片の先端側が折
返された側を上側に保持しながら、前記チップレジスタ
を前記アース端子用接触片とそれに隣接する前記短絡用
接触片との間を通過させて、前記一対のレジスタ取付用
突部に橋渡し状態で載置し、前記チップレジスタを半田
付けし、前記チップレジスタを樹脂によりモールドする
ことを特徴とする。
ば、U字状撓み部を折返し形成した後に、チップレジス
タを取り付けるようにしてある。このため、チップレジ
スタが接触片の撓み変形によって脱落したり、半田クラ
ックが発生する事態を回避することができ、接触片の品
質が向上する。また、チップレジスタを取り付けるとこ
ろには、アース端子用接触片と短絡用接触片とから、一
対のレジスタ取付用突部が突設されている。このため、
両接触片の先端側が折返された側を上側にしておいて
も、チップレジスタを両接触片の間を通過させてレジス
タ取付用突部に載置することができるので、この工程の
自動化を図ることが容易となる。
て、図1〜図8を参照しつつ、詳細に説明する。まず、
図1を参照しつつ、接触片1について説明する。接触片
1は、基部5に一体に形成された二本の短絡用接触片2
と、この基部5に対してチップレジスタ4を介して連結
されているアース端子用接触片3とからなる。接触片1
は、コネクタ(図示せず)の内部に装着されて、このコ
ネクタが相手側のコネクタ(図示せず)と非嵌合状態に
あるときに、コネクタ内部の端子金具(図示せず)に接
触して各端子金具同士を電気的に接続するものである。
字状に折り返されており、折返し部分がU字状撓み部6
とされる。このU字状撓み部6によって、接触片2,3
の先端側が基部5に対して接離する方向に弾性変形可能
とされている。また、各接触片2,3の先端は、さらに
基部5側に折り曲げられ、その折り曲げられたところ
は、端子金具に接触する接触部2A,3Aとされる。ま
た、両接触片2,3のうち、チップレジスタ4が取り付
けられているところには、両接触片2,3の間隔を狭め
る方向にレジスタ取付用突部7,8が突設されている。
3と基部5との間を高抵抗とするものである。チップレ
ジスタ4は長方形状とされており、一対のレジスタ取付
用突部7,8の間を連結するように取付けられている。
なお、以後の説明の便宜のために、チップレジスタ4の
短辺側の長さを「間隔B」とする。チップレジスタ4の
短辺の間隔Bは、このチップレジスタ4が連結する二つ
の接触片2,3が離間する「間隔A」よりも短く、かつ
両レジスタ取付用突部7,8が離間する「間隔C」より
も長くされている。すなわち、C<B<Aの関係式を満
足するようにされている(図7を参照)。
る。図2に示すように、短絡用接触片2とアース端子用
接触片3とは、同一のキャリア9から横並び状態で一体
に延設されている。すなわち、短絡用接触片2の基部5
の中央部分は連結片10によってキャリア9に連結され
ている。一方、アース端子用接触片3は、短絡用接触片
2の側方に間隔Aを隔てつつ、キャリア9に連結されて
いる。また、一対のレジスタ取付用突部7,8は間隔C
を隔てて対向している。このような一組の短絡用接触片
2とアース端子用接触片3とが、キャリア9の長さ方向
に沿って複数個に渡って形成されている。
の先端側が基部5側に折返されて、U字状撓み部6が形
成される。また、このとき、各接触片2,3の先端が僅
かに曲げられて接触部2A,3Aが形成される。
取付用突部7,8の間に、橋渡し状態でチップレジスタ
4を取り付ける。この作業時には、各接触片2,3を折
返された側が上方を向くようにしてキャリア9を保持し
ておき、レジスタ取付用突部7,8の間に、チップレジ
スタ4が降ろされてくる。このとき、各間隔A,B,C
は、C<B<Aを満たしている。このため、図7に示す
ように、チップレジスタ4は、接触片2,3に当接する
ことなく、両レジスタ取付用突部7,8の上面に円滑に
載置することができる。こうして、チップレジスタ4を
レジスタ取付用突部7,8に載置したら、半田付けによ
り固定する。
4をモールド用樹脂11によってモールドする。こうし
て、キャリア9の長さ方向に沿って複数の接触片1を形
成した後に、キャリア9と接触片1との連結部分を切り
離せば、接触片1が作成される(図1)。
スタ4の製造方法によれば、U字状撓み部6を折返し形
成した後に、チップレジスタ4を取り付けるようにして
ある。このため、チップレジスタ4が接触片2,3の撓
み変形によって脱落したり、半田クラックが発生する事
態を回避することができ、接触片1の品質が向上する。
ろには、アース端子用接触片3と短絡用接触片2とか
ら、一対のレジスタ取付用突部7,8が突設されてい
る。このため、両接触片2,3の先端側が折返された側
を上側にしておいても、チップレジスタ4を両接触片
2,3の間を通過させてレジスタ取付用突部7,8に載
置することができるので、この工程の自動化を図ること
が容易となる。
はなく、例えば次に記載するようなものも本発明の技術
的範囲に含まれる。本実施形態では、短絡用接触片の本
数は二本であるが、本発明によれば、これに限られず三
本以上でもよい。
斜視図
拡大斜視図
側を折り返したときの斜視図
とアース端子用接触片との間にチップレジスタを載せる
ときの斜視図
タを半田付けしたときの拡大斜視図
タを半田付けしたときの平面図
タをモールド用樹脂でモールドしたときの拡大斜視図
Claims (1)
- 【請求項1】 短絡用接触片と、アース端子用接触片
と、前記短絡用接触片と前記アース端子用接触片との間
を連結するチップレジスタとを備え、前記アース端子用
接触片とこのアース端子用接触片に隣接する前記短絡用
接触片とには、互いに相手側に向かってレジスタ取付用
突部が突設された接触片を製造する方法であって、 前記短絡用接触片と前記アース端子用接触片とが、同一
のキャリアから横並び状態で一体に延設されており、 前記両接触片の先端側を折返して、U字状撓み部を形成
し、 前記両接触片の先端側が折返された側を上側に保持しな
がら、前記チップレジスタを前記アース端子用接触片と
それに隣接する前記短絡用接触片との間を通過させて、
前記一対のレジスタ取付用突部に橋渡し状態で載置し、 前記チップレジスタを半田付けし、 前記チップレジスタを樹脂によりモールドすることを特
徴とする接触片の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12632398A JP3296287B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 接触片の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12632398A JP3296287B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 接触片の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11329659A JPH11329659A (ja) | 1999-11-30 |
JP3296287B2 true JP3296287B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=14932350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12632398A Expired - Fee Related JP3296287B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 接触片の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3296287B2 (ja) |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP12632398A patent/JP3296287B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11329659A (ja) | 1999-11-30 |
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