JP3296088B2 - 感熱印字装置 - Google Patents

感熱印字装置

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JP3296088B2 JP12617894A JP12617894A JP3296088B2 JP 3296088 B2 JP3296088 B2 JP 3296088B2 JP 12617894 A JP12617894 A JP 12617894A JP 12617894 A JP12617894 A JP 12617894A JP 3296088 B2 JP3296088 B2 JP 3296088B2
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範子 青柳
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドで分割
印字を行なう感熱印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用のプリンタでは電源として電池を
使用するため、印加される電圧に制限があり、このため
1ラインの印字データを分割して印字する方法がとられ
ている。
【0003】以下に従来のサーマルヘッドによる分割印
字の方法をブロック図を用いて説明する。
【0004】図9は従来の感熱印字装置のブロック図を
示すものであり、図10および図11は従来の分割印字
のフローチャートを示すものである。図9において、1
は電圧検知部、2は最大印字可能黒ドット数決定部、3
は分割位置決定部、4は分割データバッファ、5は印字
部、6は印字データバッファである。
【0005】以上のように構成された分割印字方法につ
いて、図10および図11のフローチャートを参照しな
がら動作を説明する。
【0006】まず、電圧検知部1にてサーマルヘッドに
印加されている電圧を検知する(STEP1)。前記電
圧検知部1により検知された電圧をもとに、最大印字可
能黒ドット数決定部2にて、一度に印字できる黒ドット
数を決定する(STEP2)。次に、分割位置決定部3
で印字データバッファ6から印字データを1バイトずつ
読み出し、ひとつの分割が最大印字可能黒ドット数以内
で区切られるように分割のスタートとエンドを決定す
る。そして、この分割のデータを書き込むことにより分
割データバッファ4を生成する(STEP3)。さらに
印字部5にて、印字データバッファ6を分割データバッ
ファ4に従って印字を行なってる(STEP4)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した分割印字の方
法では、毎ライン同じデータを印字する場合(例えば全
黒の場合)、同じ位置で分割が行なわれることになる。
図12に従来の印字方法によるドットの印字状態を示
す。感熱紙にサーマルヘッドで印字する際の特性とし
て、隣り合ったドットを発色させる時、感熱紙が温まり
やすくなりドットが大きくなる。一方、発色させるドッ
トが隣り合ってない時(例えば分割の始め又は最後のド
ット)感熱紙が温まりにくくなりドットが小さくなる。
【0008】図12で示すように全ライン同じ位置で分
割がある場合、ドットが小さくなる位置が毎ライン同じ
となり、縦に走る白筋が目立ち印字品質を低下させると
いう問題点を有していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に本発明の感熱印字装置は、今回印字しようとする印字
ラインの分割位置を決定するために、今回印字しようと
する印字ラインの分割位置を挟む2ドットと前回印字ラ
インの分割位置を挟む2ドットが全て黒であって且つ今
回印字しようとする印字ラインの分割位置が当該前回印
字ラインの分割位置と揃おうとした場合に今回印字しよ
うとする印字ラインの分割位置を当該前回印字ラインの
分割位置から所定数ずらす処理を行ない、今回印字しよ
うとする印字ラインの分割位置が前回印字した印字ライ
ンの分割位置と揃う場合でも今回の分割位置を挟む2ド
ットと前回の分割位置を挟む2ドットの中で白ドットが
一つでも存在すれば分割位置をずらす処理を行なわない
ようにする制御を付加したものである。
【0010】
【作用】本発明は上記構成により、専用の回路をもたな
くても容易に白筋を防止し、印字品質の向上を可能とし
たものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例の感熱印字装置のブロック図で
あり、図2および図3は同実施例の感熱印字装置の分割
印字処理を示すフローチャートである。図1において、
上記従来例と同一部には同一符号を付することにより説
明を省略する。
【0012】1は電源である電池の電圧を検知する電圧
検知部、2は印字可能ドット数決定部、3は分割位置決
定部、4は分割データバッファである。
【0013】5は印字部であり、感熱紙に印字を行うサ
ーマルプリントヘッドを備えている。6は印字データバ
ッファである。このサーマルヘッドの複数の発熱素子の
中の電流が流された発熱素子が発熱し、この熱を感熱紙
へ伝える。従って感熱紙上の、発熱素子から熱せられた
部分に黒ドットが印字される。
【0014】7は分割可能チェック部である。STEP
1、STEP2は従来例と同様であるので説明を省略す
る。
【0015】図3において、分割位置決定部3で印字デ
ータバッファ6から印字データを1バイトずつ読み出
し、ひとつの分割が印字可能ドット数以内で区切られる
ように分割位置(分割のスタートとエンド)を仮に決定
する(STEP3)。
【0016】例えば図4に示すように、ラインnの分割
位置が前ライン(ラインm)と揃い、かつ破線Rが囲む
領域すなわち前ライン(ラインm)と現ライン(ライン
n)の分割位置の前後のドット(4ドット)が全て黒で
ある事が判明した場合は、分割位置を1バイト前に戻す
処理を行う。
【0017】また図5(a)に示すようにラインnの分
割位置が前ラインと揃っていない場合は、ラインnは図
に示す位置にてそのまま分割して印字を行う。また図5
(b)に示すように現ライン(ラインn)の分割位置が
前ライン(ラインm)の分割位置と揃っている場合で
も、図5(b)の例では破線Rが囲む領域すなわち前ラ
イン(ラインm)と現ライン(ラインn)の分割位置の
前後の4ドットは全て黒でないから、この場合もライン
nは図に示す位置にてそのまま分割して印字を行う。
【0018】すなわち現ラインの分割位置が前ラインの
分割位置と揃っている場合でも、破線Rが囲む領域内に
白ドットが一つでも存在すれば分割位置を1バイト前に
戻す処理は行わない。
【0019】図6,図7及び図8は本発明における印字
状態図である。図6に沿って説明すると、分割位置決定
部3においてバッファに格納されている印字データ中の
黒ドットデータ数を分割データ生成部3内のカウンタが
カウントする。次に分割可能チェック部7にて、その分
割位置が前ラインすなわちラインmと揃っているか否
か、また前ライン(ラインm)と現ライン(ラインn)
の分割位置の前後のドット(4ドット)が全て黒である
か否かについてのチェックを行なう。
【0020】図6に示すラインnについて、図面左端か
ら黒ドットデータの数をカウントし、黒ドット数が16
になった位置t3に分割位置を仮決定する。そして図4
および図5(a),図5(b)に示す手法を用い、ライ
ンnについては位置t4に分割位置を決定する。図6に
示すようにそれぞれのドットがすべて黒の場合、仮決定
のままでは図4に示すパターンとなるから、分割のエン
ドを1バイト前に戻して分割位置を本決定する(図3:
STEP4)。
【0021】以上のように区切られて印字されるので、
それぞれのドットがすべて黒の場合には図6に示すよう
にラインnの分割位置(t3,t4,t5)がラインmの
分割位置に位置(t1,t2)に対しての8ドット分ずれ
て印字される。
【0022】図7はそれぞれのドットがすべて黒ではな
い場合を示す。ラインnについて、図面左端から黒ドッ
トデータの数をカウントし、黒ドット数が次に16にな
った位置t4に分割位置を仮決定するが、このままでは
図4に示すパターンとなるから、分割のエンドを1バイ
ト前に戻して位置t5に本決定する。黒ドット数が次に
16になった位置t6にて分割位置を仮決定し、この場
合は図5(a)に示すパターンとなるからそのまま分割
位置を本決定する。黒ドット数が次に16になった位置
t7にて分割位置を仮決定し、この場合は図5(b)に
示すパターンとなるからそのまま分割位置を本決定す
る。このように、前ラインと現ラインの分割位置の前後
の4ドットの内1つでも白の場合、分割位置はずらされ
ることはなく仮に決定した分割位置をそのまま本決定と
する。そしてこのように分割されたデータが分割データ
バッファ4に書き込まれる(図3:STEP4)。
【0023】また、例えば図8に示すように50%中間
調の場合は、ラインmの分割位置(t6,t7)とライン
nの分割位置は同じとなる。
【0024】以上説明した分割処理によって区切られた
データが、分割データバッファ4から読みだされ、印字
部5へ送られ、印字部5にて各分割グループ毎に時間を
ずらしてサーマルヘッドの発熱素子に電流が流される事
となる(STEP5)。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、今回印字
しようとする印字ラインの分割位置を決定するために、
前回印字した印字ラインの分割位置を参照して、今回印
字しようとする印字ラインの分割位置を挟む2ドット
と、この分割位置と同じ位置の前回印字ラインの分割位
置を挟む2ドットが全て黒である状態が起こらないよう
に印字ラインの分割位置を決定する制御を付加したこと
により、専用回路を必要とせず容易にしかも低コストで
白筋を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における感熱印字装置のブロ
ック図
【図2】本発明の一実施例における分割印字処理を示す
フローチャート
【図3】本発明の一実施例における分割印字処理を示す
フローチャート
【図4】本発明の一実施例において現ラインの分割位置
が前ラインと揃いかつ前ラインと現ラインの分割位置の
前後の4ドットが全て黒である場合を示す説明図
【図5】(a)現ラインの分割位置が前ラインと揃って
いない場合を示す説明図 (b)現ラインの分割位置が前ラインの分割位置と揃っ
ている場合でも前ラインと現ラインの分割位置の前後の
4ドットが全て黒でない場合を示す説明図
【図6】本発明の一実施例における分割印字状態図
【図7】本発明の一実施例における分割印字状態図
【図8】本発明の一実施例における分割印字状態図
【図9】従来の感熱印字装置のブロック図
【図10】従来の分割印字処理を示すフローチャート
【図11】従来の分割印字処理を示すフローチャート
【図12】従来の分割印字状態図
【符号の説明】
1 電圧検知部 2 最大印字可能黒ドット数決定部 3 分割位置決定部 4 分割データバッファ 5 印字部 6 印字データバッファ 7 分割可能チェック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/355

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱紙に印字を行なうサーマルヘッドと、
    印字データを格納する印字データバッファと、電源電圧
    を検知するための電圧検知部と、前記電圧検知部によっ
    て検知された電圧で一度に印字できる黒ドット数を決定
    する印字可能ドット数決定部と、前記印字可能ドット数
    決定部によって決定された印字可能ドット数に従った所
    定の数ずつ前記印字データバッファから印字データ読み
    出し、ひとつの分割が印字可能ドット数以内で区切られ
    るように分割位置を仮に決定する分割位置決定部と、
    割データ生成手段とを備え、 前記分割データ生成部は、今回印字しようとする印字ラ
    インの分割位置を決定するために今回印字しようとす
    る印字ラインの分割位置を挟む2ドットと前回印字ライ
    ンの分割位置を挟む2ドットが全て黒であって且つ今回
    印字しようとする印字ラインの分割位置が当該前回印字
    ラインの分割位置と揃おうとした場合に今回印字しよう
    とする印字ラインの分割位置を当該前回印字ラインの分
    割位置から所定数ずらす処理を行ない、今回印字しようとする印字ラインの分割位置が前回印字
    した印字ラインの分割位置と揃う場合でも今回の分割位
    置を挟む2ドットと前回の分割位置を挟む2ドットの中
    で白ドットが一つでも存在すれば分割位置をずらす処理
    を行なわないように構成した 事を特徴とする感熱印字装
    置。
  2. 【請求項2】前記印字可能ドット数決定部は前記サーマ
    ルヘッドに印加されている電圧が低下した場合に、一度
    に印字できる黒ドット数を少なくするように構成された
    請求項1記載の感熱印字装置。
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