JP3296031B2 - 画像送信装置及び方法 - Google Patents

画像送信装置及び方法

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JP3296031B2
JP3296031B2 JP17877593A JP17877593A JP3296031B2 JP 3296031 B2 JP3296031 B2 JP 3296031B2 JP 17877593 A JP17877593 A JP 17877593A JP 17877593 A JP17877593 A JP 17877593A JP 3296031 B2 JP3296031 B2 JP 3296031B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データに対して量
子化を伴う符号化を行い、送信する画像送信装置及び方
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報の圧縮方式には、G4ファクシ
ミリ装置で使用されるMMR方式の他にも、JPEGで
規定された方式(以下、JPEG方式という。)があ
り、このJPEG方式が近年、広く普及しようとしてい
る。JPEG方式は、カラー画像情報を周波数領域の情
報に変換し、その変換で得られた係数を量子化して符号
化する方式である。JPEG方式及びMMR方式共に、
解像度を指定できる。
【0003】なお、一般に、解像度を下げると、全体の
画素数が減少するので、圧縮データの総数も減少し、同
時に、画素密度の低下により画質が劣化する。逆に、解
像度を上げると、圧縮後の画像データ量は増すが、画質
が向上する。
【0004】しかし、JPEG方式では、画質を決定す
る因子として解像度以外に量子化テーブルがある。量子
化テーブルとしては、高周波成分を重視したテーブルを
用いることによって、高周波成分の再現性を高めた細か
な画像の変化を再現でき、画質が向上する。勿論、高周
波成分の係数が多く発生するので、その分、圧縮後の画
像データの総量が増す。高周波数成分を重視した量子化
テーブルを用いることは、高解像度で圧縮するのと同じ
効果がある。
【0005】JPEG方式の普及により、G4ファクシ
ミリ装置にJPEG方式の符号化復号化回路を設けて、
JPEG方式でのカラー画像情報伝送も可能にしたカラ
ー・ファクシミリ装置が提案されている。その装置で
は、解像度選択キーによりMMR方式における解像度を
選択できるが、JPEG方式の量子化テーブルは固定さ
れている構成がある。
【0006】なお、解像度選択キーはMMR方式、即
ち、従来のG4ファクシミリの画像データの伝送フォー
マットに適合するように構成されているので、通常、2
00dpi×200dpi、300dpi×300dp
i及び400dpi×400dpiというように固定さ
れた複数の解像度から選択できるのみである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、JPEG符号化
を行った画像を送信する場合には、送信側操作者の操作
の容易性についての十分な配慮がなされていなかった。
【0008】例えば、一般の操作者には、JPEG符号
化の技術が分からないので、JPEG符号化時に適用す
る符号化解像度と量子化テーブルの組合せを、送信毎に
細かく設定することは困難であった。
【0009】以上、従来例に鑑みて本発明は、画像デー
タに対して量子化を伴う符号化を行い、送信するに際
し、送信側操作者の希望する大まかな画質を反映させつ
つ、かつ、その画質に関する細かい設定(符号化解像
度、量子化テーブルの設定)は、別に効率良く行える様
にすることを主な目的とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像送信装
置は、第1の画質及び、当該第1の画質よりも高い第2
の画質の何れか一方を指定する画質指定手段と、第1の
解像度と当該第1の解像度より高い第2の解像度を選択
自在であり、高周波成分を順に重視する第1、第2、第
3及び第4の量子化テーブルの何れかを選択自在な画像
符号化手段であって、当該第2の解像度及び当該第1の
量子化テーブルを使用する第1の符号化条件、当該第1
の解像度及び当該第2の量子化テーブルを使用する第2
の符号化条件、当該第2の解像度及び当該第3の量子化
テーブルを使用する第3の符号化条件、並びに、当該第
1の解像度及び当該第4の量子化テーブルを使用する第
4の符号化条件の何れか一方の下で画像を圧縮符号化す
る画像符号化手段と、当該第2の解像度での画像送信を
画像受信装置に提案し、当該画像受信装置からの応答に
従って当該画像符号化手段を制御する符号化制御手段で
あって、当該画質指定手段で当該第1の画質が指定され
ている場合、当該第2の解像度での画像送信を当該画像
受信装置が受け入れるときには、当該画像受信装置に送
信すべき画像を、当該第1の符号化条件の下で当該画像
符号化手段に符号化させ、当該第2の解像度での画像送
信を当該画像受信装置が拒否するときには、当該画像受
信装置に送信すべき画像を、当該第2の符号化条件の下
で当該画像符号化手段に符号化させ、当該画質指定手段
で当該第2の画質が指定されている場合、当該第2の解
像度での画像送信を当該画像受信装置が受け入れるとき
には、当該画像受信装置に送信すべき画像を、当該第3
の符号化条件の下で当該画像符号化手段に符号化させ、
当該第2の解像度での画像送信を当該画像受信装置が拒
否するときには、当該画像受信装置に送信すべき画像
を、当該第4の符号化条件の下で当該画像符号化手段に
符号化させる符号化制御手段とを具備することを特徴と
する。
【0013】本発明に係る画像送信方法は、第1の画質
及び、当該第1の画質よりも高い第2の画質の何れか一
方を指定する画質指定手段と、第1の解像度と当該第1
の解像度より高い第2の解像度を選択自在であり、高周
波成分を順に重視する第1、第2、第3及び第4の量子
化テーブルの何れかを選択自在な画像符号化手段であっ
て、当該第2の解像度及び当該第1の量子化テーブルを
使用する第1の符号化条件、当該第1の解像度及び当該
第2の量子化テーブルを使用する第2の符号化条件、当
該第2の解像度及び当該第3の量子化テーブルを使用す
る第3の符号化条件、並びに、当該第1の解像度及び当
該第4の量子化テーブルを使用する第4の符号化条件の
何れか一方の下で画像を圧縮符号化する画像符号化手段
とを具備する画像送信装置から画像受信装置に画像を送
信する方法であって、当該第2の解像度での画像送信を
画像受信装置に提案するステップと、当該画質指定手段
で当該第1の画質が指定されている場合、当該第2の解
像度での画像送信を当該画像受信装置が受け入れるとき
には、当該画像受信装置に送信すべき画像を、当該第1
の符号化条件の下で当該画像符号化手段に符号化させ、
当該第2の解像度での画像送信を当該画像受信装置が拒
否するときには、当該画像受信装置に送信すべき画像
を、当該第2の符号化条件の下で当該画像符号化手段に
符号化させるステップと、当該画質指定手段で当該第2
の画質が指定されている場合、当該第2の解像度での画
像送信を当該画像受信装置が受け入れるときには、当該
画像受信装置に送信すべき画像を、当該第3の符号化条
件の下で当該画像符号化手段に符号化させ、当該第2の
解像度での画像送信を当該画像受信装置が拒否するとき
には、当該画像受信装置に送信すべき画像を、当該第4
の符号化条件の下で当該画像符号化手段に符号化させる
ステップとを具備することを特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0017】図1は、本発明を適用したカラー・ファク
シミリ装置の一実施例の概略構成ブロック図を示す。1
0は全体を制御する制御回路であり、CPU12、CP
U12用のプログラム及び固定定数を格納するROM1
4、及び各種変数などの記憶領域として使用されるRA
M16からなる。RAM16の一部はバッテリで常時バ
ックアップされており、そこに後述する解像度選択キー
管理テーブルを記憶する。当該解像度選択キー管理テー
ブルをEPROMに格納してもよい。
【0018】18は画像読取り装置であり、カラー原稿
を読み取って、例えばRGBのカラー画像信号を出力す
る。20は画像読取り装置18から出力されるカラー画
像をモノクロ・データに変換した後、MMR符号化する
MMR符号化回路、22は、画像読取り装置18で読み
取ったカラー画像を、メモリ(ROM)24に記憶され
る量子化テーブル24を参照してJPEG方式、即ち、
カラー画像信号を輝度Y及び明度Y,Uに変換した後、
JPEG方式によりカラー符号化するカラー符号化回路
である。メモリ24に記憶される量子化テーブルの構造
は後述する。
【0019】JPEG方式に限らず、画像データを量子
化して冗長度を減少させるようにした圧縮方式であれ
ば、本発明に適用することができる。
【0020】26は利用者が制御回路10に種々の指示
を入力するための操作装置、28は通信回線に接続し、
呼の接続及び切断並びに画像伝送を行なう通信制御回路
である。
【0021】30は受信したMMR符号化画像情報を復
号するMMR復号化回路、32は受信したJPRG符号
化画像情報を復号するカラー復号化回路である。JPE
G方式では、符号化の際に使用する量子化テーブルが符
号化画像情報と共に送信され、受信側では、受信した量
子化テーブルを使用して符号化画像情報を復号する。相
手から受信した量子化テーブルはメモリ(RAM)34
に格納される。36は復号化回路30,32による復号
画像を印刷出力するプリンタであり、カラー・プリント
及びモノクロ・プリントのどちらも出力することができ
る。
【0022】制御回路10、MMR符号化回路20、カ
ラー符号化回路22、操作装置26、通信制御回路2
8、MMR復号化回路30及びカラー復号化回路32
は、バス38を介して相互に又は必要な相手と接続す
る。
【0023】図2は、操作装置26の操作パネル面の一
例を示す。40はG4伝送又はカラー伝送を選択するG
4/カラー選択キーであり、このキー40を押す度に、
G4伝送の選択時に点灯する発光ダイオード(LED)
40aと、カラー伝送の選択時に点灯するLED40b
とが交互に点灯し、選択された伝送モードを表示する。
42は選択キー40と同様に、2種類の解像度、即ち標
準(200dpi×200dpi)と精密(400dp
i×400dpi)の何れか一方を選択する解像度選択
キーであり、標準解像度の選択時に点灯するLED42
aと、精密解像度の選択時に点灯するLED42bが連
係している。
【0024】44は解像度選択キー管理テーブルの登録
時に使用されるファンクション・キー、46は発呼時の
ダイヤル入力や解像度選択キー管理テーブルの登録に利
用するテン・キーである。48は通信の開始を指示する
スタート・キー、50は通信の中止又は中断を指示する
ストップ・キー、52は入力されたキーや各種のメッセ
ージを表示する液晶表示装置である。
【0025】図3は、図1に示したメモリ24に記憶さ
れる量子化テーブルの構造を示す。本実施例では、高周
波成分に関して8レベルの量子化テーブル#1〜#8が
メモリ24に格納されている。テーブル#1が最も圧縮
率を高くできる反面、高周波成分を最も軽視したテーブ
ル、テーブル#8が高周波成分を最も重視したテーブル
である。各テーブルは、色空間のY(輝度)用量子化テ
ーブルとU,V(クロミナンス)用量子化テーブルから
なる。
【0026】図4は、メモリ16に記憶される解像度選
択キー管理テーブルのフォーマットを示す。解像度選択
キー管理テーブルは、解像度選択キー42の選択と相手
機の受信能力とに応じて、図4に示す量子化テーブル#
1〜#8のどれを選択するかを示すデータを予め登録し
ておくものである。
【0027】解像度選択キー管理テーブルは8バイトか
らなる。バイト#0,#2,#4,#6には解像度を指
定するコード(ここでは、200dpi×200dpi
に対して”0”、400dpi×400dpiに対し
て”1”)を登録し、バイト#1,#3,#5,#7に
は選択すべき量子化テーブルを指定するコードを登録す
る。バイト#0〜#3には、解像度選択キー42による
標準解像度の選択に対するコードを登録し、バイト#4
〜#7には、解像度選択キー42による精密解像度の選
択に対するコードを登録する。
【0028】次に、解像度選択キー管理テーブルの使用
方法を説明する。バイト#0には、解像度選択キー42
により標準解像度が選択されたときに、最初に受信機に
問い合わせる解像度を登録する。図4に示す実施例で
は、G4ファクシミリの高解像度を可能な限り利用でき
るように、最初から400dpi×400dpi(コー
ド”1”)を受信側に問い合わせるように設定してい
る。バイト#1には、バイト#0に設定された解像度に
対応する量子化テーブルを特定する番号(図3に示すテ
ーブル#1〜#8の何れか)を登録する。図4に示す実
施例では、図3の量子化テーブル#1を指定する情報が
登録されている。
【0029】バイト#2には、解像度選択キー42によ
る標準解像度の選択に対して、G4で必ず送信できる解
像度(即ち、200dpi×200dpi(コード”
0”))を登録し、バイト#3には、バイト#2に設定
された解像度に対応する量子化テーブルを特定する番号
(図3)を登録する。図4のバイト#3には、図3の量
子化テーブル#2を指定するコード”2”を登録してい
る。
【0030】バイト#4には、解像度選択キー42によ
り精密解像度が選択されたときに、最初に受信機に問い
合わせる解像度を登録する。図4に示す実施例では、G
4の高解像度を可能な限り利用できるように、最初から
400dpi×400dpi(コード”1”)を打診す
るように設定している。バイト#5には、バイト#4に
設定された解像度に対応する量子化テーブルを特定する
番号(図3)を登録する。図4の例では、図3の量子化
テーブル#5を指定している。
【0031】バイト#6には、解像度選択キー42によ
り標準解像度が選択されたときに、G4で必ず送信でき
る解像度(即ち、200dpi×200dpi(コー
ド”0”))を登録し、バイト#7には、バイト#6に
設定された解像度に対応する量子化テーブルを特定する
番号(図3)を登録する。図4の例では、図3の量子化
テーブル#6を指定している。
【0032】次に、図4に示す解像度選択キー管理テー
ブルのバイト#0〜#7に所望のコードを登録する手順
の例を説明する。図5はそのための制御部10の動作フ
ローチャートを示す。この動作フローチャートに示すプ
ログラムがROM14に格納されている。
【0033】スタートすると、先ず、自動的に図4のバ
イト#2,#6に200dpi×200dpiを意味す
るコード”0”を登録する。ここには、全てのG4ファ
クシミリで受信可能な解像度を設定しておく必要がある
からである。かかる設定を初期設定として図5のS11
に示す。
【0034】キー入力を待ち(S2)、それがファンク
ション・キー44でなければ(S3)、ダイヤル入力処
理する(S4)。即ち、使用者により、テン・キー46
によって入力される電話番号入力を待つ。
【0035】キー入力されたキーがファンクション・キ
ー44であると判断されたならば(S3)、液晶表示装
置52に”F_= ”を表示し、キー入力を待つ(S
5)。ここで入力キーが”1”であれば(S6)、”F
1”、即ちバイト#0の登録処理に入り(S7)。S7
の登録処理では、液晶表示装置52の表示を”F1=
_”として、キー入力を待ち、入力された1桁の数値を
液晶表示装置52に表示すると共にバイト#0に登録す
る。登録後、S2に戻る。
【0036】S5での入力キーが”2”、”3”、”
4”、”5”及び”6”であれば(S10,12,1
4,16)、それぞれバイト#1,#3,#4,#5及
び#7の登録処理に入り(S9,11,13,15,1
7)、バイト#1,#3,#4,#5及び#7に入力値
を登録する。勿論、入力範囲外の数値が入力された場合
には、エラー表示して登録を拒否する。
【0037】なお、本実施例では、図3のテーブル内容
と、図4のバイト#0,#2,#4,#6に入力すべき
数値と、解像度との対応関係については、予め装置のユ
ーザーズ・マニュアル又は装置上に記載されている。
【0038】このようにして、図4に示す解像度選択キ
ー管理テーブルに、必要なコードが登録される。但し、
標準解像度と精密解像度の選択を現実のものとするため
には、少なくとも、図4に示すテーブル中のバイト#4
にはバイト#0で指定される以上の解像度を指定する必
要があり、両者の指定解像度が同じ場合には、バイト#
5で指定する量子化テーブルが、バイト#1で指定する
量子化テーブルより、高周波成分を重視しているもので
なければならない。
【0039】同様のことがバイト#2,#3とバイト#
6,#7との間でもいえるが、バイト#2,#6で指定
する解像度は図5の初期化処理(S1)で等しく設定さ
れているので、バイト#7で指定する量子化テーブル
が、バイト#3で指定する量子化テーブルより、高周波
成分を重視しているものでなければならない。
【0040】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て、本実施例の装置において、発呼から、符号化方式、
解像度及び量子化テーブルを決定するまでの動作を説明
する。
【0041】ダイヤル入力に応じて発呼し、回線を接続
する(S21)。先ず、受信機において対応可能な紙サ
イズ、解像度及び符号化方式などを確認する(S2
2)。これは例えば、G4ファクシミリのプロトコルの
ドキュメント・レイヤーのレスポンスRDCLP(Re
sponse Document Capabilit
yList Positive)に含まれているが、こ
のG4ファクシミリのプロトコルに限らず、他のプロト
コルであってもよい。
【0042】ここで、G4/カラー選択キー40でG4
が選択され(S23)、解像度選択キー42で標準解像
度が選択されている場合には(S24)、フローはS2
5に進み、200dpi×200dpiで原稿を読み取
り、又は原稿を読み取って得た画像データを200dp
i×200dpiのデータに処理してMMR符号化回路
20で符号化して送信する(S25)。
【0043】一方、G4/カラー選択キー40でG4が
選択され(S23)、解像度選択キー42で精密解像度
が選択されていても(S24)、受信機に精密解像度
(400dpi×400dpi)での受信能力が無い場
合には(S26)、前述と同様にフローはS25に進
み、200dpi×200dpiで原稿を読み取り、M
MR符号化回路20で符号化して送信する(S25)。
【0044】また、G4/カラー選択キー40でG4が
選択され(S23)、解像度選択キー42で精密解像度
が選択され(S24)、受信機に精密解像度(400d
pi×400dpi)での受信能力がある場合には(S
26)、フローはS27に進み、400dpi×400
dpiで原稿を読み取り、MMR符号化回路20で符号
化して送信する(S27)。
【0045】また、G4/カラー選択キー40でカラー
が選択されても(S23)、相手機にカラー受信能力が
無い場合には(S28)、フローはS24に進み、G4
での送信になり、前述のように指定解像度(S24)と
相手機の受信能力(S26)に応じて、200dpi×
200dpi又は400dpi×400dpi)で原稿
を読み取り、MMR符号化回路20で符号化して送信す
る(S25,27)。
【0046】また、G4/カラー選択キー40でカラー
が選択され(S23)、相手機にカラー受信能力がある
場合(S28)、フローはS29に進み、解像度選択キ
ー42により指定された解像度を調べる。それが標準解
像度のとき(S29)、解像度選択キー管理テーブル
(図4)のバイト#0に登録された解像度(図4では、
400dpi×400dpi)と相手機の解像度を比較
し、相手機に受信能力があれば(S30)、解像度選択
キー管理テーブルのバイト#0に登録された解像度40
0dpi×400dpiで原稿を読み込み、バイト#1
に登録された比較的圧縮率の高い量子化テーブルを用い
てカラー符号化回路22により原稿を読み込んで得たカ
ラー画像データをJPEG方式に従って符号化して送信
する(S31)。
【0047】S30において相手機に標準解像度の指定
に応じて解像度選択キー・テーブルから読み出されたバ
イト#0に登録された解像度での受信能力が無いと判別
された場合には(S29,30)、解像度選択キー管理
テーブルのバイト#2に登録された解像度(200dp
i×200dpi)で原稿を読み込み、バイト#3に登
録された量子化テーブルでカラー符号化回路22により
符号化して送信する(S32)。
【0048】また、解像度選択キー42により精密解像
度が選択されているときには(S29)、解像度選択キ
ー管理テーブル(図4)のバイト#4に登録された解像
度(図4では、400dpi×400dpi)と相手機
の解像度を比較し、相手機に受信能力があれば(S3
3)、解像度選択キー管理テーブルのバイト#4に登録
された解像度で原稿を読み込み、バイト#5に登録され
た比較的高画質で画像を再生し得る量子化テーブルを用
いてJPEG方式に従ってカラー符号化回路22により
符号化して送信する(S34)。
【0049】また、相手機に精密解像度の指定に応じて
読み出されたバイト#4に登録された解像度の受信能力
が無い場合には(S29,33)、解像度選択キー管理
テーブルのバイト#6に登録された解像度(200dp
i×200dpi)で原稿を読み込み、バイト#7に登
録された量子化テーブルでカラー符号化回路22により
符号化して送信する(S35)。
【0050】符号化方式としてMMR方式とJPEG方
式を有する実施例を説明したが、これら以外の符号化方
式を利用する画像伝送装置にも適用できることはいうま
でもない。
【0051】以上のように、本実施例では、図2に示す
スイッチ42を操作することによって、カラー符号化に
際しては解像度だけでなく、JPEG方式で用いられる
量子化テーブルを切り換えることができる。また、カラ
ー符号化に際して解像度を変えることなく、量子化テー
ブルのみを変えるようにしてもよい。また、このため図
2の操作部の解像度選択キー42の表示を、図7に示す
ように「標準/高画質」というように変更してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像データに対して量子化を伴う符号化を行い、送信する
に際し、送信側操作者の希望する大まかな画質を反映さ
せつつ、かつ、その画質に関する細かい項目設定(符号
化解像度、量子化テーブル)の設定は、送信相手先の受
信能力に応じて別に行え、適切な画像送信が可能とな
る。
【0053】特に、予め各画質に対して優先度を定めた
符号化解像度と量子化テーブルの組を定義しておき、送
受信側のプロトコルにより、最適な組データを決定でき
る構成にしたので、上記符号化解像度と量子化テーブル
からなる最適な組合せを効率良く決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の概略構成ブロック図である。
【図2】 本実施例の操作装置26の操作パネル面の一
例を示す図である。
【図3】 メモリ24に記憶される量子化テーブルの構
造図である。
【図4】 解像度選択キー管理テーブルの構造図であ
る。
【図5】 解像度選択キー管理テーブルの登録方法のフ
ローチャートである。
【図6】 画像送信時の動作フローチャートである。
【図7】 操作装置26の操作パネル面の別の例を示す
図である。
【符号の説明】
10:制御回路 12:CPU 14:ROM 16:
RAM 18:画像読取り装置 20:MMR符号化回
路 22:カラー符号化回路 24:メモリ(ROM)
26:操作装置 28:通信制御回路 30:MMR
復号化回路 32:カラー復号化回路 34:メモリ
(RAM) 36:プリンタ 38:バス 40:G4/カラー選択キー 40a,40b:発光ダ
イオード 42:解像度選択キー 42a,42b:発
光ダイオード 44:ファンクション・キー 46:テ
ン・キー 48:スタート・キー 50:ストップ・キ
ー 52:液晶表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画質及び、当該第1の画質よりも
    高い第2の画質の何れか一方を指定する画質指定手段
    と、 第1の解像度と当該第1の解像度より高い第2の解像度
    を選択自在であり、高周波成分を順に重視する第1、第
    2、第3及び第4の量子化テーブルの何れかを選択自在
    な画像符号化手段であって、当該第2の解像度及び当該
    第1の量子化テーブルを使用する第1の符号化条件、当
    該第1の解像度及び当該第2の量子化テーブルを使用す
    る第2の符号化条件、当該第2の解像度及び当該第3の
    量子化テーブルを使用する第3の符号化条件、並びに、
    当該第1の解像度及び当該第4の量子化テーブルを使用
    する第4の符号化条件の何れか一方の下で画像を圧縮符
    号化する画像符号化手段と、 当該第2の解像度での画像送信を画像受信装置に提案
    し、当該画像受信装置からの応答に従って当該画像符号
    化手段を制御する符号化制御手段であって、当該画質指
    定手段で当該第1の画質が指定されている場合、当該第
    2の解像度での画像送信を当該画像受信装置が受け入れ
    るときには、当該画像受信装置に送信すべき画像を、当
    該第1の符号化条件の下で当該画像符号化手段に符号化
    させ、当該第2の解像度での画像送信を当該画像受信装
    置が拒否するときには、当該画像受信装置に送信すべき
    画像を、当該第2の符号化条件の下で当該画像符号化手
    段に符号化させ、当該画質指定手段で当該第2の画質が
    指定されている場合、当該第2の解像度での画像送信を
    当該画像受信装置が受け入れるときには、当該画像受信
    装置に送信すべき画像を、当該第3の符号化条件の下で
    当該画像符号化手段に符号化させ、当該第2の解像度で
    の画像送信を当該画像受信装置が拒否するときには、当
    該画像受信装置に送信すべき画像を、当該第4の符号化
    条件の下で当該画像符号化手段に符号化させる符号化制
    御手段 とを具備する ことを特徴とする画像送信装置。
  2. 【請求項2】 第1の画質及び、当該第1の画質よりも
    高い第2の画質の何れか一方を指定する画質指定手段
    と、 第1の解像度と当該第1の解像度より高い第2の解像度
    を選択自在であり、高周波成分を順に重視する第1、第
    2、第3及び第4の量子化テーブルの何れかを 選択自在
    な画像符号化手段であって、当該第2の解像度及び当該
    第1の量子化テーブルを使用する第1の符号化条件、当
    該第1の解像度及び当該第2の量子化テーブルを使用す
    る第2の符号化条件、当該第2の解像度及び当該第3の
    量子化テーブルを使用する第3の符号化条件、並びに、
    当該第1の解像度及び当該第4の量子化テーブルを使用
    する第4の符号化条件の何れか一方の下で画像を圧縮符
    号化する画像符号化手段 とを具備する画像送信装置から画像受信装置に画像を送
    信する方法であって、 当該第2の解像度での画像送信を画像受信装置に提案す
    るステップと、 当該画質指定手段で当該第1の画質が指定されている場
    合、当該第2の解像度での画像送信を当該画像受信装置
    が受け入れるときには、当該画像受信装置に送信すべき
    画像を、当該第1の符号化条件の下で当該画像符号化手
    段に符号化させ、当該第2の解像度での画像送信を当該
    画像受信装置が拒否するときには、当該画像受信装置に
    送信すべき画像を、当該第2の符号化条件の下で当該画
    像符号化手段に符号化させるステップと、 当該画質指定手段で当該第2の画質が指定されている場
    合、当該第2の解像度での画像送信を当該画像受信装置
    が受け入れるときには、当該画像受信装置に送信すべき
    画像を、当該第3の符号化条件の下で当該画像符号化手
    段に符号化させ、当該第2の解像度での画像送信を当該
    画像受信装置が拒否するときには、当該画像受信装置に
    送信すべき画像を、当該第4の符号化条件の下で当該画
    像符号化手段に符号化させるステップ とを具備することを特徴とする画像送信方法。
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