JPH07288699A - カラーファクシミリ装置 - Google Patents

カラーファクシミリ装置

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JPH07288699A
JPH07288699A JP6078839A JP7883994A JPH07288699A JP H07288699 A JPH07288699 A JP H07288699A JP 6078839 A JP6078839 A JP 6078839A JP 7883994 A JP7883994 A JP 7883994A JP H07288699 A JPH07288699 A JP H07288699A
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JP
Japan
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color
information
conversion
unit
conversion pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP6078839A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Katsurabayashi
正彦 桂林
Soichiro Tominaga
聡一郎 富永
Junichi Kobayashi
淳一 小林
Katsuhiko Orita
克彦 折田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP6078839A priority Critical patent/JPH07288699A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一形状で色違いの画情報を送信する場合に
送信時間を短縮する。 【構成】 パネル22から読み取り指示が入力される
と、スキャナー14で原稿を読み取り、このスキャナー
14からの画像信号を色変換部17で色変換し、この色
変換後の情報を符号化復号化部18により圧縮符号化す
る。パネル22から選択指示が入力されると、CPU1
2では、ROM13に登録された色情報の変換パターン
を選択し、これがRAM15に順次格納される。パネル
22から送信指示が入力されると、CPU12では、R
AM15内の色情報の変換パターンを圧縮符号化情報と
共に送信する。一方、圧縮符号化情報と共に変換パター
ンを受信すると、CPU12では、当該変換パターンに
従って色変換を行い色違いの同一形状の画像情報を順次
生成し、カラープリンタ28で順次出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像情報を送受
信可能なカラーファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来技術】近時における高度情報化社会では、パーソ
ナルコンピュータ等の他の情報処理装置と同様にファク
シミリ装置の普及も著しく、ファクシミリ装置は、今や
企業のみでなく、家庭においても必需品とまで言えるよ
うになった。
【0003】また、近年における技術革新により、ファ
クシミリ装置も白黒原稿のみでなくカラー原稿画像を送
受信可能なカラーファクシミリ装置が、種々開発されて
おり、今やカラーファクシミリ装置も珍しいものではな
くなった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラーファクシミリ装置では、色違いの製品サンプルの
図面を送る場合や、衣服のカラーサンプルを送る場合等
の送信画情報の形状が同一で色のみが異なる原稿を送信
する場合でも、各色ごとに原稿を用意し、各原稿画像情
報を別々に送信しなければならなかった。
【0005】本発明は、上記事情の下になされたもの
で、その目的は、形状が同一で色のみが異なる画情報を
送信する場合に送信時間を著しく短縮することができる
カラーファクシミリ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカラーフ
ァクシミリ装置は、オペレータが各種指示を入力する入
力手段と、前記入力手段から入力された読み取り指示に
応じて送信原稿を読み取り、画像信号に変換して出力す
るカラー読み取り能力を備えた読み取り手段と、前記読
み取り手段から出力される画像信号の色空間を変換する
色変換部と、前記色変換部からの情報を圧縮符号化する
符号化手段と、種々の色情報の変換パターンが予め登録
された登録手段と、前記入力手段から入力された選択指
示に応じて前記登録手段に登録された色情報の変換パタ
ーンを選択する選択手段と、選択手段により選択された
変換パターンが順次格納される格納手段と、前記入力手
段から入力された送信指示に応じて前記格納手段に格納
された色情報の変換パターンを前記圧縮符号化情報と共
に通信回線を介して送信する送信手段と、通信回線を介
して情報を受信する受信手段と、前記受信手段が圧縮符
号化情報と共に色情報の変換パターンを受信した場合に
は、当該変換パターンに従って色変換を行い色の異なる
同一形状の画像情報を順次生成する色違い画像情報生成
手段と、この色違い画像情報生成手段で生成される画像
情報を出力する出力手段と、を有する。
【0007】請求項2記載のカラーファクシミリ装置
は、オペレータが各種指示を入力する入力手段と、前記
入力手段から入力された読み取り指示に応じて送信原稿
を読み取り、画像信号に変換して出力するカラー読み取
り能力を備えた読み取り手段と、前記読み取り手段から
出力される画像信号の色空間を変換する色変換部と、前
記色変換部からの情報を圧縮符号化する符号化手段と、
色情報の変換指示が入力される毎に当該指示に応じて色
情報の変換パターンを順次生成する変換パターン生成手
段と、前記生成された色情報の変換パターンを順次格納
する格納手段と、前記入力手段から入力された送信指示
に応じて前記圧縮符号化情報と共に前記格納手段に格納
された色情報の変換パターンを通信回線を介して送信す
る送信手段と、通信回線を介して情報を受信する受信手
段と、前記受信手段が圧縮符号化情報と共に色情報の変
換パターンを受信した場合には、当該変換パターンに従
って色変換を行い色の異なる同一形状の画像情報を順次
生成する色違い画像情報生成手段と、この色違い画像情
報生成手段で生成される画像情報を出力する出力手段
と、を有する。
【0008】請求項3記載のカラーファクシミリ装置
は、請求項1又は2記載のカラーファクシミリ装置にお
いて、色変換の領域を指定できる他の入力手段が更に設
けられ、前記送信手段が、この指定された領域の情報を
圧縮符号化情報及び色情報の変換パターンと共に送信す
ると共に、前記受信手段がこの指定された領域の情報を
圧縮符号化情報及び色情報の変換パターンと共に受信し
た場合に、前記色違い画像情報生成手段が、指定された
領域の情報と変換パターンに従って色変換を行いその指
定された領域のみ色の異なる同一形状の画像情報を順次
生成することを特徴とする。
【0009】請求項4記載のカラーファクシミリ装置
は、請求項2記載のカラーファクシミリ装置において、
前記変換パターン生成手段で生成された色変換パターン
と色変換部からの情報とに基づいて当該色変換パターン
に応じた色の前記出力手段の出力用の画像情報を生成す
る画像情報生成手段と、前記入力手段より登録指示のあ
った場合のみ、前記色変換パターンを前記格納手段に格
納する格納制御手段と、を更に有することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】請求項1記載のカラーファクシミリ装置によれ
ば、入力手段から読み取り指示が入力されると、読み取
り手段では、送信原稿を読み取り、画像信号に変換して
出力する。この画像信号の色空間が色変換部で変換さ
れ、この色変換部からの情報が符号化手段により圧縮符
号化される。
【0011】入力手段から選択指示が入力されると、選
択手段では、この選択指示に応じて前記登録手段に登録
された色情報の変換パターンを選択する。そして、この
選択手段により選択された変換パターンが格納手段に順
次格納される。
【0012】入力手段から送信指示が入力されると、送
信手段では、送信指示に応じて格納手段に格納された色
情報の変換パターンを圧縮符号化情報と共に通信回線を
介して送信する。
【0013】一方、受信手段が通信回線を介して圧縮符
号化情報と共に色情報の変換パターンを受信した場合に
は、色違い画像情報生成手段では、当該変換パターンに
従って色変換を行い色の異なる同一形状の画像情報を順
次生成する。そして、この色違い画像情報生成手段で生
成される画像情報が出力手段により順次出力される。
【0014】請求項2記載のカラーファクシミリ装置に
よれば、入力手段から読み取り指示が入力されると、読
み取り手段では、送信原稿を読み取り、画像信号に変換
して出力する。この画像信号の色空間が色変換部で変換
され、この色変換部からの情報が符号化手段により圧縮
符号化される。また、変換パターン生成手段では、色情
報の変換指示が入力される毎に色情報の変換指示に応じ
て色情報の変換パターンを順次生成し、この生成された
色情報の変換パターンが格納手段に順次格納される。
【0015】そして、入力手段から送信指示が入力され
ると、送信手段では、送信指示に応じて圧縮符号化情報
と共に格納手段に格納された色情報の変換パターンを通
信回線を介して送信する。
【0016】一方、受信手段が通信回線を介して圧縮符
号化情報と共に色情報の変換パターンを受信した場合に
は、色違い画像情報生成手段では、当該変換パターンに
従って色変換を行い色の異なる同一形状の画像情報を順
次生成する。そして、この色違い画像情報生成手段で生
成される画像情報が出力手段により順次出力される。
【0017】請求項3記載のカラーファクシミリ装置に
よれば、他の入力手段により色変換の領域を指定され、
入力手段から送信指示が入力されると、送信手段が、こ
の指定された領域の情報を圧縮符号化情報及び色情報の
変換パターンと共に送信する。
【0018】一方、受信手段が通信回線を介してこの指
定された領域の情報を圧縮符号化情報及び色情報の変換
パターンと共に受信した場合に、色違い画像情報生成手
段が、指定された領域の情報と変換パターンに従って色
変換を行いその指定された領域のみ色の異なる同一形状
の画像情報を順次生成する。そして、この色違い画像情
報生成手段で生成される画像情報が出力手段により順次
出力される。
【0019】請求項4記載のカラーファクシミリ装置に
よれば、画像情報生成手段により、変換パターン生成手
段で生成された色変換パターンと色変換部からの情報と
に基づいて当該色変換パターンに応じた色の出力手段の
出力用の画像情報が生成される。そして、この画像情報
が出力手段により出力される。オペレータは、この出力
を見て所望の色変換が行われているか否かの確認が可能
となる。
【0020】そして、所望の色変換が行われている場合
には、入力手段により登録指示を行えば、格納制御手段
により、その色変換パターンが格納手段に格納される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図7
に基づいて説明する。
【0022】図1には、第1実施例に係るカラーファク
シミリ装置10の主要部の構成が概略的に示されてい
る。
【0023】このカラーファクシミリ装置10は、CP
U12と、ROM13と、読み取り手段としてのカラー
/白黒スキャナー14と、RAM15と、画像メモリ1
6と、色変換部17と、符号化手段としての符号化復号
化部18と、符号メモリ20と、入力手段としてのパネ
ル22と、G3回線制御部24と、ISDN回線制御部
26と、印刷出力手段としてのカラープリンタ28と、
他の入力手段としての座標入力装置30と、を有してい
る。
【0024】CPU12を除く前記各構成部は、システ
ムバスを介してCPU12に接続されている。
【0025】ここで、各部の構成について更に詳述する
と、CPU12は、本装置の心臓部で、前記各構成部の
ジョブの流れを管理すると共に、装置全体を制御するプ
ロセッサである。
【0026】ROM13は、後述するフローチャトに対
応する制御プログラム等が格納されていると共に、種々
の色変換パターンが格納されており、登録手段を構成し
ている。
【0027】RAM15は、ワークエリアとして機能す
るメモリで、本実施例では、一時記憶領域や通信データ
用領域等が設けられ、格納手段を構成している。
【0028】カラー/白黒スキャナー14は、図2に示
されるように、原稿をR、G、B三原色の色信号で読み
取る赤、緑、青各センサから成るR,G,Bセンサ34
と、原稿を色の濃淡で読み取る黒センサ36と、これら
のセンサ34,36に対応して設けられたカラーAD変
換部38と、白黒二値AD変換部40と、を備えてい
る。更に、このカラー/白黒スキャナー14には、モー
ド切り換えスイッチ42が設けられており、このモード
切り換えスイッチ42により、黒センサ36と白黒二値
AD変換部40とを接続する白黒読み取りモードと、
R,G,Bセンサ34とカラーAD変換部38とを接続
するカラー読み取りモードとが選択可能になっている。
【0029】色変換部17は、図2に示されるように、
色空間をRGBからCIELABへ変換する機能部であ
るRGB/CIELAB色変換部42と、CIELAB
からYMCへ変換する機能部であるCIELAB/YM
C色変換部44と、YMCから色の濃淡Kを作成する機
能部であるYMC/K色変換部46の3部分から構成さ
れている。ここで、CIELABとは、CIE(国際照
明学会)で定めた「色空間の表現法」を意味し、周知の
ものである。
【0030】これを更に詳述すると、RGB/CIEL
AB色変換部42は、(R,G,B)→(X,Y,Z)
変換を後述する式(1)にて行ない、続いて(X,Y,
Z)→(L* ,a* ,b* )変換を後述する式(2)に
て行うH/W回路である。
【0031】
【数1】
【0032】ここで使用している係数はCIE RGB
からの変換時のものであり、実際にはカラー/白黒スキ
ャナー14のランプ光の周波数特性や、センサの感度等
によって実験的に求められるものである。
【0033】CIELAB/YMC色変換部44は、
(L* ,a* ,b* )→(Y,M,C)変換をルックア
ップテーブル(LUT)によるテーブル参照等により実
現するH/W回路である。ルックアップテーブルでは、
使用されるカラートナー、カラープリンタの種類等に応
じて実験的に算出されるパラメータが用いられるので、
ここではその詳細についての説明は省略する。
【0034】YMC/K色変換部46は、インクやトナ
ーの消費削減、色再現範囲の拡大(黒の再現性向上)等
を目的として、Y,M,C成分に係数を乗じて加算する
ことによりK生成を行う部分である。
【0035】画像メモリ16は、複数色の色信号を、1
色1ドット当り8ビットのデータレングスでそれぞれ独
立して1ページ分格納できるページメモリである。
【0036】前記符号化復号化部18は、カラー符号化
復号化部48と白黒符号化復号化部50とから構成され
ている。図3には、この符号化復号化部18の機能ブロ
ックが示されている。
【0037】カラー符号化復号化部48は色変換部3
2、あるいは画像メモリ16から出力されるデータをA
DCT(Adaptive Descrete Cosine Transform)方式で
符号化する機能、とADCT方式で符号化された符号メ
モリ20内の圧縮データを画像メモリ16上に複号化す
る機能、とを備えている。前記ADCT方式とは、JP
EG(Joint Photographic Expert Group )標準方式に
採用されているカラーデータ圧縮方式の一つをいう。
【0038】ここで、カラー符号化復号化部48のカラ
ー符号化の流れと共にカラー符号化に関連する構成部分
を図3に基づいて説明する。
【0039】8ラインバッファ52は、1ドットにつき
8ビットの諧調を持つカラー画像データを8ライン分格
納できるメモリである。
【0040】BLOCK化部54は8ラインバッファ5
2内の画像データを順次「縦8画素*横8画素のブロッ
ク」として切り出し、直交変換部56へ書き込む回路で
ある。
【0041】直交変換部56は、BLOCK化部54か
ら入力されたデータをDCT(Discrete Cosine Transf
orm )変換する回路で、ブロックの第(j,k)番目の
画素値をf(j,k)、変換係数の第(u,v)番目の
要素をF(u,v)とすると、DCT変換は次式で定義
され、その結果として64個の変換係数が得られる。
【0042】
【数2】
【0043】直交変換部56で得られた64個の変換係
数は量子化部58へ出力される。量子化部58は、直交
変換部56から入力された64個の変換係数に対して6
4個の量子化ステップ値により、それぞれの変換係数を
割り四捨五入する。例えば、変換係数の第(u,v)番
目の要素がF(u,v)、量子化ステップ値の第(u,
v)番目の要素がQ(u,v)の場合、第(u,v)番
目の量子化インデックスI(u,v)は以下のようにな
る。
【0044】
【数3】
【0045】但し、roundは最も近い整数への整数
化を意味する。量子化部58で得られた[8*8]のD
CT係数データはハフマン符号化部60へ出力される。
【0046】ハフマン符号化部60は、量子化部58か
ら入力された[8*8]のDCT係数データに対して、
水平、垂直各周波数成分の高い順にジグザグスキャン
し、予め準備されているハフマンテーブルを用いて符号
化を行い、符号データ(符号化情報)を符号メモリ20
へ出力する。
【0047】次にカラー符号化復号化部48のカラー復
号化の流れと共にカラー復号化に関連する構成部分を図
3に基づいて説明する。
【0048】ハフマン復号化部62は、符号メモリ20
から入力されたADCT方式で符号化されているデータ
を受け取り、符号化時に使用されたものと同じハフマン
テーブルを用いて複号化を行い、複号化されたデータを
逆量子化部64へ出力する。
【0049】逆量子化部64は、DCT係数データを量
子化したときに使用されたものと同じ64個の量子化ス
テップ値を用いて、ハフマン復号化部62から入力され
たデータを逆量子化し、逆直交変換部66へ書き込む回
路である。
【0050】逆直交変換部66は逆量子化部64から入
力されたデータを逆DCT変換する回路で、あるブロッ
クの第(j,k)番目の画素値をf(j,k)、変換係
数の第(u,v)番目の要素をF(u,v)とすると、
逆DCT変換は次式で定義され、その結果として64個
の画素値が得られる。
【0051】
【数4】
【0052】逆直交変換部66で得られた64個の画素
値は逆BLOCK化部68へ出力される。
【0053】逆BLOCK化部68は、逆直交変換部6
6から入力された64個の画素値を「縦8画素*横8画
素のブロック」に構築し、8ラインバッファ52へ書き
込む機能を有する。なお、本実施例では、CPU12に
より、8ラインバッファ52と、画像メモリ16あるい
は色変換部32との間のデータのやりとりが行われる
が、これをDMAコントローラにより行うようにしても
良いことは勿論である。
【0054】前記白黒符号化復号化部50は、図3に示
されるように、色変換部32、あるいは画像メモリ16
から出力される白黒二値イメージデータをMH,MR,
MMR方式で符号化したり、あるいはCIELABデー
タ中のL* のみをJPEG圧縮符号化するで符号化する
白黒符号化部70と、MH,MR,MMRで方式で符号
化され、あるいはJPEG圧縮符号化された符号メモリ
20内の圧縮データを画像メモリ16上に複号化する機
能部である白黒復号化部72とを備えている。
【0055】符号メモリ20は、カラー圧縮データファ
イルおよび白黒圧縮データファイルを格納するメモリで
ある。
【0056】カラープリンタ28は、カラー文書をYM
CK4色にて印刷するための装置で、YMCK4色フル
カラー印刷を行うものであれば、レーザプリンタ,イン
クジェットプリンタ等いずれの方式のプリンタでも使用
できる。
【0057】パネル22は、オペレータからの指示を受
け付けたり、各種表示を行うためのもので、このパネル
22には、オペレータにより操作される複数のキー、例
えば、読み取りキー,送信キー,複数の選択キー(これ
は、ROM内に予め記憶されている種々の色変換パター
ンを選択するためのキーである)等とディスプレイ装置
(いずれも図示省略)とが設けられている。
【0058】G3回線制御部24は、アナログ回線を制
御するモジュールでCCITT(国際電信電話諮問委員
会)のG3規格に基づいての通信手順を行う。このG3
回線制御部24は、モデム、NCUなどから構成され
る。
【0059】ISDN回線制御部26は、ディジタル回
線を制御するモジュールでCCITTのG4規格に基づ
いての通信手順を行う。
【0060】これらG3回線制御部24及びISDN回
線制御部26は、符号メモリ20に蓄積された画情報
(符号化情報)を送信したり、あるいは画情報を受信す
るための回線の制御を行う。
【0061】前記座標入力装置30は、原稿の一部領域
を指定するための入力手段で、例えば、特開昭63−1
51258号公報に開示されたような座標入力装置が使
用でき、これによれば、座標入力装置30の上に原稿を
載せ原稿の上から座標入力装置30の盤面をペン先等に
より押圧することにより、指定したい矩形領域を左上の
点と右下の点とをx,y座標上で指定するだけで原稿上
の指定したい領域がを検出され、領域の指定データが出
力される。
【0062】次に、上述のようにして構成されたカラー
ファクシミリ装置10相互間で通信を行う場合の送信側
及び受信側装置の主要な作用についてCPU12の主要
な制御プログラムを示す図4ないし図6のフローチャー
トに沿って説明する。 《送信側》まず、送信側の作用について図4ないし図5
のフローチャートに沿って説明する。
【0063】前提としてモード切り換えスイッチ42
は、カラー読み取りモードに設定されているものとす
る。
【0064】ステップ100で読み取り指示があるまで
待機する。そして、オペレータにより図示しない読み取
りキーが押下されて読み取り指示コマンドが入力される
と、ステップ102に進んでカラー/白黒スキャナー1
4により原稿画像の読み取りを開始する。これによりカ
ラー/白黒スキャナー14からRGBデータが出力され
るので、このRGBデータを画像メモリ16に順次格納
する。
【0065】ステップ104で読み取りが終了するのを
待ち、読み取りが終了すると、ステップ106に進んで
画像メモリ16内に格納されているRGBデータを色変
換部17のRGB/CIELAB色変換部42でCIE
LABデータに変換して画像メモリ16に格納する。
【0066】次のステップ108では、このCIELA
B色変換したデータをカラー符号化復号化部48でJP
EG符号化し符号メモリ20に格納した後、ステップ1
10に進んでCIELABデータを画像メモリ16から
取り出して色変換部17のCIELAB/YMC色変換
部44及びYMC/K色変換部46によりYMCK変換
して画像メモリ16に格納する。
【0067】なお、このステップ102〜ステップ11
0の間の処理を、DMAコントローラによるダイレクト
メモリアクセス処理により行っても良いことは勿論であ
る。
【0068】次のステップ112では、選択指示がある
か否かを判断し、この判断が否定されるとステップ12
0に移行して送信指示があるか否かを判断し、この判断
が否定されると、ステップ112に戻る。即ち、ステッ
プ112→ステップ120→ステップ112のサイクル
を繰り返すことにより、選択指示が入力されるのを待
つ。
【0069】そして、オペレータがパネル22上の図示
しない選択キーを押下すると、ステップ112の判断が
肯定され、ステップ114に移行する。
【0070】ここで、本第1実施例における色変換パタ
ーンについて説明しておく。最初にCIELAB均等色
空間、即ちCIE1976L* * * の均等色空間に
ついて簡単に説明する。
【0071】この色空間を式で表したものが、前述した
式(2)であり、物体色の三刺激値から直接計算するよ
うになっている。式(2)中、L* は明度であり、正確
には、CIE1976 psychometric lightness ,訳し
て心理計測明度である。従って、CIELABでは、a
* ,b* の値によって色度が表現されることになる。
【0072】図7には、CIE1976均等色空間L*
* * によって描かれたマンセル表色系の等色相,等
彩度曲線が示されている(「色彩光学の基礎」 池田光
男著、発行者:朝倉邦造、発行所:株式会社朝倉書店、
148頁参照)。
【0073】この図は、バリューV=5のマンセル色票
の等色相,等彩度の線をa* * 座標上に描いたもので
ある。この図に示されるように、例えば、ある画素のa
* が−90、b* が25ならば、この画素は緑色である
ことが分かる。本第1実施例では、ROM13内には、
例えば、緑色の色変換パターンとして(a* =−90、
* =25)が予め登録されているのである。他の色に
ついても対応するa*,b* の値が変換パターンとして
ROM13内に格納されているので、これをオペレータ
は選択キーにより選択できるようになっている。
【0074】ステップ114では、領域の指定はあるか
否かを判断する。この場合において、オペレータにより
前述した座標入力装置30により領域の指定がなされて
いれば、このステップ114における判断が肯定される
ので、ステップ116に移行して選択された色変換パタ
ーンと指定された領域とをRAM15の通信データ用メ
モリ領域に記憶する。具体的には、オペレータがどの色
を選択したかの情報がRAM15の一時記憶領域に記憶
されているので、これに基づいてROM13から対応す
る色変換パターンを取り出してRAM15の通信データ
用メモリ領域に記憶すると共に、同じくRAM15の一
時記憶領域に記憶されている座標入力装置により指定さ
れた領域のデータを取り出し通信データ用メモリ領域に
前記色変換パターンに対応づけて格納する。
【0075】一方、領域の指定がない場合には、ステッ
プ114の判断が否定され、ステップ118に移行して
選択された色変換パターンをRAM15の通信データ用
メモリ領域に記憶する。具体的には、オペレータが選択
した色の情報に基づいてROM13から対応する色変換
パターンを取り出してRAM15の通信データ用メモリ
領域に記憶する。
【0076】次に、ステップ120に移行するが、送信
指示がなければ、このステップ120における判断は否
定され、ステップ112に戻り、次の選択指示があるか
否かを判断する。以後、送信指示が入力されるまで、ス
テップ112→ステップ114→ステップ116→ステ
ップ120→ステップ112、ステップ112→ステッ
プ114→ステップ118→ステップ120→ステップ
112、ステップ112→ステップ120→ステップ1
12のいずれかのルートの処理・判断を繰り返す。
【0077】そして、オペレータがパネル上の送信キー
を押下し、送信指示コマンドが入力されると、ステップ
120における判断が肯定され、ステップ122に進ん
でISDN回線制御部26により回線を接続し、符号メ
モリ20内に格納されている符号化情報(データ)を受
信側(送信相手先)に対してISDN回線を介して送信
する。
【0078】次のステップ126では、データ送信が終
了するのを待ち、データ送信が終了すると、ステップ1
28に進んでRAM15の通信データ用メモリ領域内に
変換パターンが有るか否かを判断し、変換パターンがな
ければ、ステップ132にジャンプしてISDN回線制
御部26により回線を開放した後、一連の制御動作を終
了する。
【0079】一方、変換パターンがある場合には、ステ
ップ130に進んで変換パターンのデータ(各色の
* ,b* の値)と指定された領域のデータを受信側に
送信した後、ステップ132に進んで通信が終了するの
を待つ。ここで、この変換パターンと領域のデータは通
信プロトコルのユニークな情報を通信するエリア,即ち
ユーザが自由に構築するレイヤ2上層部以上の情報とし
て受信側に送られる。
【0080】そして、通信が完了すると、ステップ13
2における判断が肯定され、ステップ134に進んでI
SDN回線制御部26により回線を開放した後、一連の
制御動作を終了する。 《受信側》次に、受信側カラーファクシミリ装置の作用
について、図6のフローチャートに沿って説明する。
【0081】ステップ200で送信側からの着信を待
ち、送信側からの発呼要求が着信すると、ISDN回線
制御部26を制御して回線接続制御を行い発呼応答を行
う。これにより、情報の受信が開始される。
【0082】ステップ202では、受信した符号化情報
を符号メモリ20に順次蓄積すると共に、変換パターン
と領域のデータがあればRAMの一時記憶領域にこれを
格納し、次のステップ204では通信が終了するのを待
つ。
【0083】通信が終了すると、ステップ206に進ん
で回線を開放し、次のステップ208では符号メモリ2
0内に蓄積されたJPEGデータ(符号化情報)をカラ
ー符号化復号化部48でCIELABデータに復号し、
このCIELABデータを画像メモリ16に格納する。
【0084】次のステップ210では、CIELABデ
ータを色変換部17でYMCKデータに変換した後、ス
テップ212に進んでこのYMCKデータをカラープリ
ンタでプリント出力する。これにより、送信側で読み取
られた画像が用紙上に印刷される。
【0085】次のステップ214では、RAMの一時記
憶領域に変換パターンデータが有るか否かを判断し、変
換パターンデータがなければ色変換の必要がないので、
ステップ222にジャンプする。一方、RAMの一時記
憶領域に変換パターンデータがある場合には、ステップ
216に進み、YMCKデータの指定領域のみを(領域
の指定がなければ全体を)変換パターンに対応する色に
変換したYMCKデータを生成する。
【0086】具体的には、画像メモリ16内のYMCK
データを色変換部17のYMC/K色変換部46及びC
IELAB/YMC色変換部44を用いてCIELAB
データに逆変換する。次に、このCIELABデータと
変換パターンデータ(CIELABのa* とb* の値)
とに基づき全体又は指定領域内(この領域の指定データ
は変換パターンデータと対応づけて格納されているので
一緒に読みだされる)のCIELABデータのL* があ
る一定値以上のドットのみを変換パターンに相当するa
* ,b* に置き換えた新たなCIELABデータを生成
し、これをYMCKデータに変換するのである。
【0087】次のステップ218では、ステップ216
で生成されたYMCKデータに基づいて指定された領域
又は全部が変換パターンに対応する色に変換された画像
をカラープリンタ28でプリント出力した後、RAM1
5の一時記憶領域に変換パターンが有るか否かを判断
し、変換パターンがあれば、ステップ216に戻り、ス
テップ220における判断が否定されるまで上記ステッ
プ216〜ステップ220を繰り返す。これにより、送
信側のオペレータが選択した色に指定された領域又は全
体が変更された色違いの同一形状の画像が順次カラープ
リンタ28によりプリント出力される。
【0088】ステップ220の判断が否定されると、ス
テップ222に進んで次ページのデータがあるか否かを
判断し、この判断が肯定された場合には、ステップ21
0に戻って上記処理・判断を繰り返す。これにより、全
てのページの同一形状の色違いデータが順次プリント出
力される。
【0089】そして、ステップ222における判断が否
定されると、一連の制御動作を終了する。
【0090】以上説明したように、本実施例によると、
形状が同一で色のみが異なる画情報を送信する場合に、
送信側から読み込んだ原稿の画像情報とオペレータによ
り選択された色変換パターン及び領域の指定データとを
送信するだけで、受信側で読み込まれた画像及びこの画
像と同一形状で指定された領域のみ又は全体の色が変換
された色違いの画像を得ることができる。従って、各色
の原稿を用意し、これらを読み取って各原稿の画像情報
を送信する従来装置に比較して送信時間を著しく短縮す
ることができる。また、原稿を各色毎に用意する必要も
なく、読み取り時間をも短縮することができる。
【0091】以上の説明から明らかなように、本実施例
では、送信手段及び受信手段は、ISDN回線制御部2
6とCPU12の機能とによって実現され、色違い画像
情報生成手段は、色変換部17及びCPU12の機能に
よって実現されている。
【0092】なお、上記第1実施例では、送信側から送
信する画像情報がカラー情報である場合を例示したが、
送信側から白黒符号化情報を送信し、受信側でこの白黒
符号化情報と色変換パターンとに基づいて色違いの画像
情報を順次プリント出力するようにすることも可能であ
り、かかる場合には、より一層送信時間を短縮すること
が可能となる。
【0093】以上説明した第1実施例は、上記の如き、
数々のメリットがあるが、予めROM13内に登録され
た色変換パターンを選択する構成となっているので、微
妙な色合いを出すことが困難な場合も考えられる。かか
る点を考慮したものとして、次の第2実施例がある。 《第2実施例》次に、本発明の第2実施例を図8ないし
図10に基づいて説明する。ここで、前述した第1実施
例と同一若しくは同等の構成部分については、同一の符
号を用いると共にその説明を省略するものとする。
【0094】この実施例は、第1実施例におけるパネル
22上に設けられた選択キーに替えて色味を無段階又は
多段階で変更できる図示しない色変換指示操作部が設け
られ、確認プリント指示キー、登録指示キー等がパネル
22上に設けられている点、及びROM13内には色変
換パターンが予め格納されていない点に特徴を有する。
色変換指示操作部は、例えば、周知の複写機やファクシ
ミリ装置に設けられている多段階の濃度調整スイッチ等
を用いて構成したり、押圧時間に応じたレベルの上下両
方向の変化量の信号を出力する回路の入力スイッチ等を
用いて構成することができる。
【0095】その他の部分の構成は、CPUの制御プロ
グラムを除き、第1実施例と同様なので、以下、この第
2実施例に係るファクシミリ装置相互間で通信を行う場
合の送信側及び受信側装置の主要な作用についてCPU
12の主要な制御プログラムを示す図8ないし図10の
フローチャートに沿って説明する。
【0096】まず、送信側の作用について図8ないし図
9のフローチャートに沿って説明する。
【0097】前提としてモード切り換えスイッチ42
は、カラー読み取りモードに設定されているものとす
る。
【0098】読み取り指示を待ち(ステップ300)、
オペレータにより図示しない読み取りキーが押下されて
読み取り指示コマンドが入力されると、カラー/白黒ス
キャナー14により原稿画像の読み取りを開始し、カラ
ー/白黒スキャナー14からRGBデータが出力される
とこのRGBデータを画像メモリ16に順次格納する
(ステップ302)。
【0099】次に、読み取りが終了するのを待ち(ステ
ップ304)、読み取りが終了すると、第1実施例と同
様に、画像メモリ16内のRGBデータをCIELAB
データに変換して画像メモリ16に格納し、次いでこの
CIELAB色変換したデータをJPEG符号化し符号
メモリ20に格納し、これに続いてCIELABデータ
を画像メモリ16から取り出してYMCK変換して画像
メモリに格納する(ステップ306,308,31
0)。
【0100】なお、このステップ302〜ステップ31
0の間の処理を、DMAコントローラによるダイレクト
メモリアクセス処理により行っても良いことは勿論であ
る。
【0101】次のステップ312では、色変換指示があ
るか否かを判断し、この判断が否定されるとステップ3
22に移行して確認プリント指示があるか否かを判断
し、この判断が否定されると、ステップ326に移行し
て登録指示があるか否かを判断し、この判断が否定され
ると、ステップ330に進んで送信指示が有るか否かを
判断し、この判断が否定されると、ステップ312に戻
る。即ち、オペレータがパネル22上の色変換指示操作
部及びいずれの指示キーをも操作しない間は、ステップ
312→ステップ322→ステップ326→ステップ3
30→ステップ312のルートを循環しつつ色変換指示
操作部又は何れかの指示キーが操作されるのを待つ。
【0102】そして、オペレータが図示しない色変換指
示操作部を操作して色変換の指示を行うとステップ31
2における判断が肯定され、ステップ314に移行す
る。この変換指示内容はRAM15の一時記憶領域に記
憶される。
【0103】ステップ314では、変換指示内容に基づ
いてYMCKの変換差分を演算し、これを色変換パター
ンとしてRAM15の一時記憶領域に格納した後、ステ
ップ316に進んで領域の指定があるか否かを判断す
る。この場合において、オペレータが色変換指示に引き
続いて座標入力装置により領域の指定をしていれば、そ
のデータがRAMの一時記憶領域に格納されているはず
であるから、それに基づいて領域が指定されているか否
かを判断するのである。
【0104】このステップ316における判断が否定さ
れた場合は、ステップ320に移行して色変換指示に応
じて全領域(全体)のYMCKデータを変換する。具体
的には、ステップ314でRAMの一時記憶領域に格納
されているYMCKの変換差分に基づいて画像メモリ1
6内のYMCKデータを変換差分の分だけ変更した新た
なYMCKデータを生成する。この変換の終了後、ステ
ップ312に戻る。
【0105】一方、ステップ316における判断が肯定
された場合には、指定された領域のYMCKデータを色
変換指示に応じて変換する。具体的には、RAM15の
一時記憶領域に格納されているYMCKの変換差分及び
領域の指定データに基づいて画像メモリ16内のYMC
Kデータの指定領域のみを変換差分の分だけ変更した新
たなYMCKデータを生成する。この変換の終了後、ス
テップ312に戻る。ステップ312では、前記の如
く、色変換指示があるか否かを判断し、この判断が否定
されると、ステップ322に移行するが、この時オペレ
ータがパネル22上の確認プリント指示スイッチを押下
していると、ステップ322における判断が肯定され、
ステップ324に移行してその時点の画像メモリ16内
のYMCKデータ(この説明では、ステップ318又は
320で変換された後のYMCKデータ)をカラープリ
ンタ28に出力後、ステップ312に戻る。これによ
り、カラープリンタ28によりプリント出力がなされ
る。この確認プリントの出力は、送信側オペレータが色
変換後の画像が所望の色に変換されたか否かを判断する
ために行うものである。
【0106】そして、プリント出力された確認プリント
を見て所望の色に変換されていない場合は、所望の色に
変換されるまで、オペレータは色変換指示操作部の操
作、確認プリント指示を繰り返し行う。これにより、ス
テップ312→ステップ314→ステップ316→ステ
ップ318(又はステップ320)→ステップ312→
ステップ324→ステップ312のルートが繰り返し行
われる。
【0107】そして、所望の色に変換されたならば、色
変換指示、確認プリント指示を行うことなく、登録指示
キーを押下すれば、ステップ326の判断が肯定される
ので、ステップ328に移行してその時点でRAM15
の一時記憶領域に記憶されているYMCKの変換差分の
データ(色変換パターン)及び領域の指定データをRA
M15の通信データ記憶領域に記憶した後、ステップ3
12に戻る。これにより、通信ページデータが更新され
る。
【0108】次に、別の色にも変換したい場合には、色
変換したい全ての色の登録指示が完了するまで、オペレ
ータは上記の操作を繰り返せばよい。すると、RAM1
5の通信データ格納領域には、所望の全ての色変換パタ
ーンが領域の指定があればそのデータと共に格納され
る。
【0109】そして、オペレータがパネル22上の送信
キーを押下し、送信指示コマンドが入力されると、ステ
ップ330における判断が肯定され、ステップ332に
進んでISDN回線制御部26により回線を接続し、符
号メモリ20内に格納されている符号化情報(データ)
を受信側(送信相手先)に対してISDN回線を介して
送信する。
【0110】次のステップ336では、データ送信が終
了するのを待ち、データ送信が終了すると、ステップ3
38に進んでRAM15の通信データ用メモリ領域内に
変換パターン(変換差分データ)が有るか否かを判断
し、変換パターンがなければ、ステップ342にジャン
プすると共に、切断指示コマンドを発行して相手方の切
断応答コマンドが帰ってくるのを待つことにより、通信
が終了するのを待つ。
【0111】一方、変換パターンがある場合には、ステ
ップ340に進んで変換パターンのデータ(YMCKの
変換差分)と指定された領域のデータを受信側に送信し
た後、ステップ342に進む。ここで、この変換パター
ンと領域のデータは通信プロトコルのユニークな情報を
通信するエリア,即ちユーザが自由に構築するレイヤ2
上層部以上の情報として受信側に送られる。
【0112】そして、相手方から切断応答コマンドが返
送され、通信が終了すると、ステップ342における判
断が肯定され、ステップ344に進んでISDN回線制
御部26により回線を開放した後、一連の制御動作を終
了する。 《受信側》次に、受信側カラーファクシミリ装置の作用
について、図10のフローチャートに沿って説明する。
【0113】送信側からの着信を待ち(ステップ40
0)、発呼要求が着信すると、ISDN回線制御部26
を制御して回線接続制御及び発呼応答を行うと、情報の
受信が開始され、受信した符号化情報を符号メモリ20
に順次蓄積すると共に、変換パターンと領域のデータが
あればRAMの一時記憶領域にこれを格納し(ステップ
402)、通信が終了するのを待つ(ステップ40
4)。
【0114】通信が終了すると、回線を開放し(ステッ
プ406)、第1実施例と同様に、符号メモリ20内に
蓄積されたJPEGデータ(符号化情報)をCIELA
Bデータに復号して画像メモリ16に格納する(ステッ
プ408)。
【0115】次に、第1実施例と同様に、CIELAB
データをYMCKデータに変換した後、このYMCKデ
ータをカラープリンタ28でプリント出力する(ステッ
プ410,412)。これにより、送信側で読み取られ
た画像が用紙上に印刷され出力される。
【0116】次のステップ414では、RAM15の一
時記憶領域にYMCK変換差分データ(変換パターンデ
ータ)が有るか否かを判断し、変換パターンデータがな
ければ色変換の必要がないので、ステップ422にジャ
ンプする。一方、RAM15の一時記憶領域に変換パタ
ーンデータがある場合には、ステップ416に進み、Y
MCKデータの指定領域のみを(領域の指定がなければ
全体を)変換パターンに対応する色に変換した色違いの
YMCKデータを生成する。即ち、YMCK変換差分デ
ータの分だけ画像メモリ内のYMCKデータを増減した
新たなYMCKデータを生成する。
【0117】次のステップ418では、ステップ416
で生成されたYMCKデータに基づいて指定された領域
又は全部が変換パターンに対応する色に変換された画像
をカラープリンタ28でプリント出力した後、RAM1
5の一時記憶領域に次の変換パターンデータが有るか否
かを判断し、変換パターンデータがあれば、ステップ4
16に戻り、ステップ420における判断が否定される
までステップ416〜ステップ420を繰り返す。これ
により、送信側のオペレータが変換指示した色に指定さ
れた領域又は全体が変更された色違いの同一形状の画像
が順次カラープリンタによりプリント出力される。
【0118】ステップ420の判断が否定されると、ス
テップ422に進んで次ページのデータがあるか否かを
判断し、この判断が肯定された場合には、ステップ41
0に戻って上記処理・判断を繰り返す。これにより、全
てのページの同一形状の色違いデータが順次プリント出
力される。
【0119】そして、ステップ422における判断が否
定されると、一連の制御動作を終了する。
【0120】以上説明したように、本第2実施例による
と、形状が同一で色のみが異なる画情報を送信する場合
に、送信側から読み込んだ原稿の画像情報とオペレータ
により色変換指示された色変換パターン及び領域の指定
データとを送信するだけで、受信側で読み込まれた画像
及びこの画像と同一形状で指定された領域のみ又は全体
の色が変換された色違いの画像を得ることができる。従
って、第1実施例と同様に、各色の原稿を用意し、これ
らを読み取って各原稿の画像情報を送信する従来装置に
比較して送信時間を著しく短縮することができ、原稿を
各色毎に用意する必要もなく、読み取り時間をも短縮す
ることができるという効果がある。
【0121】これに加えて、本第2実施例によれば、色
変換指示操作部により任意の色変換指示を行うことが可
能であると共に、確認プリントにより所望の色に変換で
きたか否かを確認することができるので、微妙な色合い
が調整された色変換パターンを生成することができると
いう効果がある。更に、この所望の色に変換できた場合
にのみ登録指示を行うことにより、所望の色に変換でき
た色変換パターンのみが、最終的に受信側で受信され、
送信側のオペレータが望む色違いの画像データがプリン
ト出力される。
【0122】これまでの説明から明らかなように、本第
2実施例では、画像情報生成手段及び変換パターン生成
手段が、色変換部とCPU12の機能とによって実現さ
れ、格納制御手段がCPU12の機能によって実現され
ている。
【0123】なお、上記第2実施例では、出力手段とし
てカラープリンタを用いる場合を例示したが、これに代
えてCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示装
置を出力手段として用いることも可能である。また、か
かる場合には確認プリントの代わりに画面上で色変換さ
れた画像を確認するようにすることも可能である。
【0124】また、上記第2実施例では、色変換パター
ンのデータとしてYMCKの変換差分を用いる場合を例
示したが、これは、受信側での処理を容易に行い得るよ
うに考えたからであり、必ずしもこのようにする必要は
なく、前述した第1実施例の如く、CIELABのa*
とb* の値を色変換パターンとして用いても良いことは
勿論である。かかる場合には、第1実施例で説明したよ
うに、受信側の処理が多少複雑になるが、送信側と受信
側のプリンタの能力が一致しない場合には、YMCKの
変換差分を送る場合より、色の再現性に関してはより良
い結果が得られるものと考えられる。
【0125】なお、上記第1、第2実施例では、領域指
定のために座標入力装置30を使用する場合を例示した
が、これに代えて、特殊の色のマーカーペンで原稿画像
を着色し、このマーカーペンで囲まれた領域を指定領域
とする複写機等の機能(これは、既に公知である)を用
いて色変換の指定領域を判定する機能をCPU12に付
加してもよく、かかる場合には、任意形状の領域を色変
換領域として指定することが可能となる。但し、領域指
定は必ずしも必要なものではなく、これができなくて
も、本発明の目的は十分に達成することができる。
【0126】更に、上記第1実施例と第2実施例で説明
した色変換パターンの作成原理を組み合わせて色変換パ
ターンを生成するようにしても良い。即ち、赤,青,黄
等の基本的な色は予め登録したものから選択し、これ以
外の色は徐々にYMCKデータを変更して生成すること
も可能である。
【0127】なお、上記第1,第2実施例では、説明の
複雑化を避けるため、DMAコントローラによるダイレ
クトメモリアクセスを使用しない場合を例示したが、処
理時間の短縮化を図るという意味では、DMAコントロ
ーラによるDMA転送処理を行うことが好ましい。かか
る場合には、例えば、以下の〜のようなデータ転送
処理をDMAコントローラにより行うことが望ましい。 画像メモリ16→色変換部32→画像メモリ16 白黒/カラースキャナー→色変換部32→画像メモリ
16 色変換部32→カラー符号化復号化部48 色変換部32→白黒符号化復号化部50 カラー符号化復号化部48→色変換部32 白黒符号化復号化部50→色変換部32 なお、本発明で採用した、ある色の符号化情報と色変換
パターンとを送信するという解決原理は、同一形状の色
違い画像情報を送信するものであれば、ファクシミ装置
間に限らず、LAN等における情報処理装置相互間等、
他の情報通信にも応用可能である。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のカ
ラーファクシミリ装置によれば、当該カラーファクシミ
リ装置相互間で通信を行う場合には、送信側で選択され
た色情報の変換パターンを圧縮符号化情報と共に通信回
線を介して送信すれば、受信側でこの圧縮符号化情報と
共に色情報の変換パターンを受信し、当該変換パターン
に従って色変換を行い色の異なる同一形状の画像情報を
順次生成して順次出力することができる。従って、形状
が同一で色が異なる複数枚の画情報を送受信する場合
に、送信側では、読み取った原稿の画像情報と選択され
た変換パターンとを送れば良いので、略1枚分の送信時
間で済むこととなり、送信時間を大幅に短縮することが
できるという従来にない優れた効果がある。この場合、
色違いの全ての原稿を準備する必要もない。
【0129】また、請求項2記載のカラーファクシミリ
装置によれば、当該カラーファクシミリ装置相互間で通
信を行う場合には、送信側で変換指示に応じて順次生成
された色情報の変換パターンを圧縮符号化情報と共に通
信回線を介して送信すれば、受信側でこの圧縮符号化情
報と共に色情報の変換パターンを受信し、当該変換パタ
ーンに従って色変換を行い色の異なる同一形状の画像情
報を順次生成して順次出力することができる。従って、
第1実施例と同等の効果が得られる他、色情報の変換指
示に応じて色情報の変換パターンをその都度作成できる
ので、色々な色の変換パターンを生成することが可能と
なり、請求項1記載の発明より色変換の自由度が大きく
なるという効果もある。
【0130】請求項3記載のカラーファクシミリ装置に
よれば、指定された領域のみ色の異なる同一形状の画像
情報を順次生成、出力することができるので、一部のみ
色を変えたいような場合にも対応が可能となる。
【0131】請求項4記載のカラーファクシミリ装置に
よれば、オペレータは、出力手段の出力を見て所望の色
変換が行われているか否かを確認するとができ、所望の
色変換が行われている場合のみ登録指示を行えばその色
変換パターンが格納手段に格納され、最終的に受信側へ
送信される。従って、微妙な色へ変換する場合等にも確
認を繰り返すことにより、所望の色への変換を行うこと
が可能となるという一層優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るカラーファクシミリ装置の主
要部の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1のカラー/白黒スキャナー及び色変換部の
内部構成を示すブロック図である。
【図3】図1の符号化復号化部の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】第1実施例におけるCPUの送信時の制御プロ
グラムの一部を示すフローチャートである。
【図5】第1実施例におけるCPUの送信時の制御プロ
グラムの残りの一部を示すフローチャートである。
【図6】第1実施例におけるCPUの受信時の制御プロ
グラムを示すフローチャートである。
【図7】第1実施例における変換パターンを説明するた
めの線図である。
【図8】第2実施例におけるCPUの送信時の制御プロ
グラムの一部を示すフローチャートである。
【図9】第2実施例におけるCPUの送信時の制御プロ
グラムの残りの一部を示すフローチャートである。
【図10】第2実施例におけるCPUの受信時の制御プ
ログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 カラーファクシミリ装置 12 CPU(選択手段、格納制御手段、色違い画像情
報生成手段の一部、変換パターン生成手段の一部、画像
情報生成手段の一部、送信手段の一部、受信手段の一
部) 13 ROM(登録手段) 14 カラー/白黒スキャナー(読み取り手段) 15 RAM(格納手段) 17 色変換部(色違い画像情報生成手段の一部、変換
パターン生成手段の一部、画像情報生成手段の一部) 18 符号化復号化部(符号化手段) 22 パネル(入力手段) 26 ISDN回線制御部(送信手段の一部、受信手段
の一部) 28 カラープリンタ(出力手段) 30 座標入力装置(他の入力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 折田 克彦 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータが各種指示を入力する入力手
    段と、 前記入力手段から入力された読み取り指示に応じて送信
    原稿を読み取り、画像信号に変換して出力するカラー読
    み取り能力を備えた読み取り手段と、 前記読み取り手段から出力される画像信号の色空間を変
    換する色変換部と、 前記色変換部からの情報を圧縮符号化する符号化手段
    と、 種々の色情報の変換パターンが予め登録された登録手段
    と、 前記入力手段から入力された選択指示に応じて前記登録
    手段に登録された色情報の変換パターンを選択する選択
    手段と、 選択手段により選択された変換パターンが順次格納され
    る格納手段と、 前記入力手段から入力された送信指示に応じて前記格納
    手段に格納された色情報の変換パターンを前記圧縮符号
    化情報と共に通信回線を介して送信する送信手段と、 通信回線を介して情報を受信する受信手段と、 前記受信手段が圧縮符号化情報と共に色情報の変換パタ
    ーンを受信した場合には、当該変換パターンに従って色
    変換を行い色の異なる同一形状の画像情報を順次生成す
    る色違い画像情報生成手段と、 この色違い画像情報生成手段で生成される画像情報を出
    力する出力手段と、 を有するカラーファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 オペレータが各種指示を入力する入力手
    段と、 前記入力手段から入力された読み取り指示に応じて送信
    原稿を読み取り、画像信号に変換して出力するカラー読
    み取り能力を備えた読み取り手段と、 前記読み取り手段から出力される画像信号の色空間を変
    換する色変換部と、 前記色変換部からの情報を圧縮符号化する符号化手段
    と、 色情報の変換指示が入力される毎に当該指示に応じて色
    情報の変換パターンを順次生成する変換パターン生成手
    段と、 前記生成された色情報の変換パターンを順次格納する格
    納手段と、 前記入力手段から入力された送信指示に応じて前記圧縮
    符号化情報と共に前記格納手段に格納された色情報の変
    換パターンを通信回線を介して送信する送信手段と、 通信回線を介して情報を受信する受信手段と、 前記受信手段が圧縮符号化情報と共に色情報の変換パタ
    ーンを受信した場合には、当該変換パターンに従って色
    変換を行い色の異なる同一形状の画像情報を順次生成す
    る色違い画像情報生成手段と、 この色違い画像情報生成手段で生成される画像情報を出
    力する出力手段と、 を有するカラーファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 色変換の領域を指定できる他の入力手段
    が更に設けられ、 前記送信手段が、この指定された領域の情報を圧縮符号
    化情報及び色情報の変換パターンと共に送信すると共
    に、 前記受信手段がこの指定された領域の情報を圧縮符号化
    情報及び色情報の変換パターンと共に受信した場合に、
    前記色違い画像情報生成手段が、指定された領域の情報
    と変換パターンに従って色変換を行いその指定された領
    域のみ色の異なる同一形状の画像情報を順次生成するこ
    とを特徴とした請求項1又は2記載のカラーファクシミ
    リ装置。
  4. 【請求項4】前記変換パターン生成手段で生成された色
    変換パターンと色変換部からの情報とに基づいて当該色
    変換パターンに応じた色の前記出力手段の出力用の画像
    情報を生成する画像情報生成手段と、 前記入力手段から入力された登録指示のあった場合の
    み、前記色変換パターンを前記格納手段に格納する格納
    制御手段と、 を更に有することを特徴とした請求項2記載のカラーフ
    ァクシミリ装置。
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