JP3295928B2 - 笠コンクリートブロックの施工用移動型枠 - Google Patents

笠コンクリートブロックの施工用移動型枠

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JP3295928B2
JP3295928B2 JP07433098A JP7433098A JP3295928B2 JP 3295928 B2 JP3295928 B2 JP 3295928B2 JP 07433098 A JP07433098 A JP 07433098A JP 7433098 A JP7433098 A JP 7433098A JP 3295928 B2 JP3295928 B2 JP 3295928B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川,海等の鋼矢
板壁に設ける笠コンクリートブロックの施工に用いる笠
コンクリートブロックの施工用移動型枠に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、河川,海等の岸
壁、あるいは地上の擁壁等として一般にU型等の鋼矢板
がその爪部を係合して連続打設してなる鋼矢板壁が使用
されている。そして、この鋼矢板壁の上部には腐食防
止、あるいは構造物としての美化等のために笠コンクリ
ートブロックが設けられ、この笠コンクリートブロック
は、鋼矢板壁の上部に縦,横の鉄筋を篭状に配筋固着
し、その外周にコンクリート型枠をセットした後、コン
クリート型枠内にコンクリートを打設し、硬化後、型枠
を外して形成される。
【0003】しかし、上記笠コンクリートブロックは、
鉄筋あるいは型枠の組立て、コンクリートの打設などを
現場で施工しなければならないため工期が長期化した
り、型枠の支保工材として川側などに仮設ブラケットを
設ける必要があったり、また、川側などの作業台として
の足場が必要となるため仮設工事の費用や時間が掛かる
という問題がある。さらに、冬期の施工においては施工
性に劣り、コンクリートの品質,養生などに難点があ
る。
【0004】そこで、このような型枠を用いる場合の問
題を解消するため、特公平6−25410号公報では、
鋼矢板壁を介在してプレキャストから成る笠コンクリー
トブロック一側部と笠コンクリートブロック他側部とを
対向させて配置し、これら笠コンクリートブロック一側
部、笠コンクリートブロック他側部及び鋼矢板壁を組付
け固定する固定手段を設けるとともに、各笠コンクリー
トブロックの下端部に前記鋼矢板壁の凹所にほぼ沿わせ
る底板部を一体に突設し、この底板部と笠コンクリート
ブロックの内周面及び鋼矢板で囲まれる空洞部に充填材
を充填して成る鋼矢板壁用笠コンクリートブロックが知
られている。
【0005】この鋼矢板壁用笠コンクリートブロックで
は、鋼矢板壁の両側に笠コンクリートブロック一側部お
よび笠コンクリートブロック他側部を配置し、固定手段
で鋼矢板壁に組み付け固定すると、一側部及び笠コンク
リート他側部の内周面と底板部及び鋼矢板壁で囲まれた
空洞部が形成され、この空洞部内に充填材を充填する
際、空洞部の下部開口部が底板部で塞がれ、充填材の下
方への漏れが防止される。そして、空洞部内の充填材に
よって一側部および笠コンクリートブロック他側部と鋼
矢板壁とが一体化され、現場において型枠の組立て、鉄
筋などの作業を省略でき、また、現場で仮設足場を組む
こともないため現場作業を軽減でき、従来の現場打ちコ
ンクリートによる施工の問題を解決できる。
【0006】ところで、上記鋼矢板壁用笠コンクリート
ブロックでは、底板部の内端を鋼矢板の凹所にほぼ沿う
形状に形成し、その底板部を笠コンクリートブロック一
側部及び他側に一体に設けているため、笠コンクリート
ブロックの形状が比較的複雑になる面がある。また、施
工において、底板部の内端を鋼矢板壁に沿わせるには、
各笠コンクリートブロック一側部および他側部をそれぞ
れ動かして位置合わせしなければならず、それら笠コン
クリートブロック一側部および他側部は、比較的重量物
であるから、位置合せ作業が煩雑になる面がある。さら
に、現場において寸法調整のために笠コンクリートブロ
ックを切断する場合や、現場の寸法に合わせた笠コンク
リートブロックを工場製作する場合などでも、前記底板
部が一体に設けられているため、前記切断作業や前記工
場製作作業が煩雑になることが予想される。そしてま
た、鋼矢板の寸法誤差や鋼矢板施工時の寸法誤差が大き
な場合は、底板部を設けたコンクリートブロックを用い
ても、底板部と鋼矢板に発生した隙間を塞ぐ必要があ
る。
【0007】一方、特開昭52−154227号には、
鋼矢板壁の上端部に取り付ける笠コンクリートブロック
を成型し、この笠コンクリートブロックを施工現場で締
結ボルトによって組み付ける擁壁の構築方法が提案され
ている。しかし、この擁壁の構築方法では、笠コンクリ
ートブロックを、内面にスペーサーを一体的に突設した
2枚の平板状のプレキャスト版で構成し、各プレキャス
ト版のスペーサーを突き合わせて各プレキャスト版間の
間隙を鋼矢板壁の巾より広く設定した状態で締結ボルト
で一体化し、このように一体化した笠コンクリートブロ
ックを吊り上げてプレキャスト版の下部間隙内に鋼矢板
壁の上端部が納まるように挿入して、各プレキャスト版
の間隙にコンクリートを打設して鋼矢板壁とコンクリー
トブロックとを一体化するため、プレキャスト版間にコ
ンクリートを打設する前に笠コンクリートブロックの下
側開口部をシール材によって塞ぐ必要があり、施工性に
劣るという問題がある。そしてまた、鋼矢板の寸法誤差
や鋼矢板施工時の寸法誤差が大きな場合は、上記特公昭
6−25410号公報の底板部を設けたコンクリートブ
ロックを用いても、底板部と鋼矢板に発生した隙間を塞
ぐ必要がある。
【0008】そこで、本発明は現場で容易にブロック本
体の下部を塞ぐことができる笠コンクリートブロックの
施工用移動型枠を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、鋼矢
板を連続打設し、これら鋼矢板により凹凸が連続する鋼
矢板壁を形成し、この鋼矢板壁の上部にブロック本体を
配置し、該ブロック本体内に充填材を充填して前記鋼矢
板壁と一体化する笠コンクリートブロックの施工に用い
られ笠コンクリートブロックの施工用移動型枠におい
て、前記ブロック本体に係止する係止部と、この係止部
に吊設され前記ブロック本体の前後方向一側に配置する
吊設部と、この吊設部の下部に設けられ前記ブロック本
体の下部と前記鋼矢板壁の一側面との隙間を閉塞する底
板部とを備え、前記底板部には、前記鋼矢板壁の一側面
の凹部に係合する左右の係合部を前後左右移動可能に設
けたものである。
【0010】この請求項1の構成によれば、係止部をブ
ロック本体の上面に係止し、吊設部により吊った状態
で、底板部によりブロック本体の一側下部を塞ぎ、この
後、ブロック本体内に充填材を充填して鋼矢板壁にブロ
ック本体を一体に取り付けることができる。特に、移動
型枠をブロック本体にセットし、他側方向に移動する
と、底板部の前後左右移動可能に設けた係合部が、鋼矢
板壁の凹部に係入し、鋼矢板壁の一側面に底板部が係合
し、隙間が塞がれる。
【0011】また、請求項2の発明は、前記底板部は、
前記吊設部に固定した平板状の本体を備え、この本体に
前記係合部を前後左右移動可能に設けたものである。
【0012】この請求項2の構成によれば、移動型枠を
ブロック本体にセットし、他側方向に移動すると、底板
部の本体に前後左右移動可能に設けた係合部が、鋼矢板
壁の凹部に係入し、鋼矢板壁の一側面に底板部が係合
し、隙間が塞がれる。
【0013】また、請求項3の発明は、前記係止部に
は、前記底板部の高さを調整する高さ調整部材を設けた
ものである。
【0014】この請求項3の構成によれば、ブロック本
体の上下を挟むようにして移動型枠を配置した後、高さ
調整部材を用いて、底板部を上昇せしめ、ブロック本体
の下部に底板部を密着することができる。
【0015】
【発明の実施態様】以下、本発明を添付図面を参照して
説明する。図1ないし図6は本発明の第1実施例を示
し、同図に示すように鋼矢板壁1は例えば断面略U形の
鋼矢板2が爪部3を互いに係合して連続打設され、前記
鋼矢板壁1の外面には凹凸が連続し、各鋼矢板2の上端
高さは打設時に略同一になるように揃えられている。前
記鋼矢板壁1の上部を覆うように設けられる笠コンクリ
ートブロックのブロック本体4は、鉄筋コンクリートか
らなるプレキャスト製であって、下部が開口した逆U字
型をなし、鋼矢板壁1の上部に設けられる天端部5と、
この天端部5の一側たる川A側に垂設した一側壁部6
と、前記天端部5の他側たる陸B側に垂設した他側壁部
7とを一体にしてなる。前記天端部5は平板状であり、
前記一側壁部6及び他側壁部7は、下方に向かって僅か
に薄くなるほぼ平板状である。すなわち、前記ブロック
本体4は、所謂U字溝用ブロックを反転した形状にほぼ
等しい。前記天端部5の略中央にはコンクリートなどの
充填材を充填するための充填孔8が形成され、この充填
孔8は、鋼矢板壁1の長さ方向に長い平面略長方形形状
をなすと共に、上方に向かって拡大するテーパ状をな
し、また、前記天端部5の長さ方向両側には切欠き部9
が各々形成され、この切欠き部9の端壁には連結用鉄筋
10が突出している。
【0016】また、前記鋼矢板壁1には、前記ブロック
本体4を支持する高さ調整手段11が設けられ、この高さ
調整手段11は、高さ調整用ボルト11Aと、この高さ調整
用ボルト11Aが螺合し前記鋼矢板2に設けられた雌螺子
筒11Bとからなり、この雌螺子筒11Bに一体に掛け具11
Cを設け、この掛け具11Cを鋼矢板2の上端に掛けるこ
とにより取り付けられる。
【0017】移動型枠21は、前記ブロック本体4を上下
から挟むように略コ字型をなし、前記ブロック本体4の
天端部5に係止する係止部22と、前記ブロック本体4の
下部と鋼矢板壁1の一側面との隙間Sを閉塞する底板部
23と、前記係止部22の一側に連結され前記底板部23を吊
設する吊設部24とを備える。前記係止部22は一対の載置
部たる前後方向の載置プレート25,25と、この載置プレ
ート25と前記吊設部24とを連結する連結部26とを有す
る。この連結部26の前後には、一対の孔27,27が穿設さ
れ、これら孔27,27には縦杆28,28が遊挿され、これら
縦杆28,28には雄螺子29が形成され、この雄螺子29に
は、前記連結部26の下部に位置してナットなどの雌螺子
筒30が螺合され、また、前記縦杆28の上部には前記孔27
に係止する抜止め部28Aが設けられている。前記底板部
23は前記吊設部24に固定される平板状の本体31と、この
本体31に対して移動可能に設けた一対の係合部32とから
なり、この係合部32は前記鋼矢板壁1の一側面の凹部1
Aに係合する略台形状をなしている。そして、前記本体
31に前後方向に長い長孔33を穿設し、この長孔33の左右
幅より直径が小さいピンを、前記長孔33の下部から前記
長孔33に遊挿し、該ピン34の上端を前記係合部32の下部
に固着しており、前記ピン34の下部には径大な抜止め頭
部34Aが一体に設けられている。したがって、図6に示
すように、長孔33の長さ分だけピン34が前後に移動可能
になると共に、長孔33の左右方向の幅分だけピン34が左
右に移動可能となる。また、このようにピン34を係合部
32の下部側に固着することにより、前記ピン34の上端は
前記係合部32の上面に露出することがないと共に、係合
部32に孔を穿設する必要もない。また、前記吊設部24は
一対の縦杆24A,24Aからなり、これら縦杆24A,24A
と前記本体31との固定箇所には補強用リブ37が設けられ
ている。そして、縦杆28と雌螺子筒30とにより、ブロッ
ク本体4に対する前記底板部23の高さを調整する高さ調
整部材38を構成している。
【0018】また、前記ブロック本体4の他側壁部7の
下部には、肉厚部35を外側に膨出形成し、この肉厚部35
の上部は傾斜面35Aが形成されており、さらに、図4に
示すように、前記肉厚部35の上部には複数の凹部36を間
隔をおいて形成し、この凹部36の底面と肉厚部35の底面
とを連通する孔36Aが穿設されている。尚、図5におい
ては、本体31及び係合部32の鋼矢板壁1側の縁にシール
材39を設けたものを図示しており、ゴムやスポンジなど
のシール材39を設けることにより、密着性が向上する。
【0019】次に前記笠コンクリートブロックの施工方
法につき説明すると、まず、鋼矢板2を打設した後、陸
B側の土砂を床均し、次に、鋼矢板壁1の他側である陸
B側を基礎砕石、川砂などにより敷均すと共に輾圧し
て、ブロック本体4の他側壁部7を載置する載置面41を
形成する。また、鋼矢板壁1の各鋼矢板2の上端は、そ
の高さが必ずしも一定ではないから、高さ調整用ボルト
11Aを鋼矢板2に取り付け、この高さ調整用ボルト11A
を調整して、該高さ調整用ボルト11Aの上端の高さを均
一に設定する。この場合、高さ調整用ボルト11Aは、掛
け具11Cにより鋼矢板2に取り付けられるから、溶接が
不要である。そして、ブロック本体4を吊り上げ、他側
壁部7を載置面41により支持する。この場合、他側壁部
7の下部には、肉厚部35が形成されているから、この肉
厚部35の分だけ、ブロック本体4の陸B側が重くなり、
該ブロック本体4の川A側への転倒を防止できる。さら
に、天端部5の一側を高さ調整用ボルト11Aに載置して
該高さ調整用ボルト11Aにより支持し、このようにして
鋼矢板壁1の上部にブロック本体4を配置する。この場
合、高さ調整用ボルト11A,11Aがブロック本体4の左
右を支持することにより安定した支持状態が得られる。
また、この状態で高さ調整用ボルト11Aを操作してブロ
ック本体4の高さを調整してもよく、高さ調整用ボルト
11Aは切欠き部9に近接した位置にあるから、切欠き部
9から容易に操作できる。さらに、図1に示すように、
凹部36の孔36Aにアンカー部材40を挿通し、該アンカー
部材40の下部を載置面41に挿入すると共に上部にボルト
などの抜止め部40Aを設けることにより、ブロック本体
4の他側壁部7を載置面41に固定することができる。次
に、移動型枠21を吊り上げ、上下の係止部22と底板部23
とにより、ブロック本体4の一側を上下から挟むように
配置する。そして、天端部5に載置プレート25を載置し
て、底板部23の本体31が鋼矢板壁1の凸部1Bに係合す
ると共に、係合部32が鋼矢板壁1の凹部1Aに係合する
ようにセットする。この場合、移動型枠21を他側に向か
って移動せしめることにより、移動可能な係合部32が鋼
矢板壁1の凹部1に係入し、鋼矢板壁1の一側面に底
板部23が係合し、隙間Sが塞がれる。また、高さ調整部
材38の雌螺子筒30が上方に移動するように回動し、これ
により底板部23が上昇し、該底板部23が一側壁部6の下
面に当接する。そして、前記係合部32は、ナット36を緩
めれば、左右方向の長孔33と前後方向の長孔34により前
後左右に位置調整可能であるから、鋼矢板壁1の凹部1
Aに合わせて位置調整し、ナット36により固定でき、ブ
ロック本体4の下部と鋼矢板壁1の一側面との隙間Sを
良好に閉塞することができる。尚、鋼矢板壁1の上部に
ブロック本体4を配置する前に、あらかじめ該ブロック
本体4に移動型枠21をセットしておき、移動型枠21と共
にブロック本体4を鋼矢板壁1の上部に配置するように
してもよい。
【0020】このようにして、底板部23により隙間Sを
塞いだら、充填孔8から図示しない吊り鉄筋を挿入し組
立てる。このようにして内部に鉄筋を配置した後、上部
の充填孔8から充填材たるコンクリート42を中空なブロ
ック本体4の内部に充填し、そのコンクリート42を、充
填孔8と切欠き部9の上面まで充填し、天端部5の上面
を面一とする。そして、ブロック本体4にコンクリート
42を充填すると、このコンクリート42は鋼矢板壁1の一
側及び他側にそれぞれ充填され、一側においては、一側
壁部6の下部と鋼矢板壁1との間が底板部23により塞が
れているため、下部に漏れることがない。この場合、充
填孔8からコンクリート42を充填すると、このコンクリ
ート42の荷重が係合部32に加わり、本体31の上面に係合
部32の下面が密着し、ここからコンクリート42が漏れる
ことがない。そして、充填したコンクリート42が所定の
強度まで硬化したら、高さ調整部材38の雌螺子筒30を逆
に回動すると、底板部23が一側壁部6の下面から離れ、
移動型枠21を前方に引き抜いて取り外すことができる。
この場合、係合部32には凹凸及び孔がないから、底板部
23をコンクリート42からスムーズに脱型することができ
る。このようにして取り外した移動型枠21を、同様にコ
ンクリート42充填前のブロック本体4にセットし、繰り
返し使用する。
【0021】また、現場施工において、鋼矢板壁1の長
さに合せて寸法合わせのために、ブロック本体4を切断
する場合は、該ブロック本体4は略U字型であるから、
製造が容易であると共に、その切断作業も比較的容易と
なる。
【0022】以上のように本実施例では、請求項1に対
応して、鋼矢板2を連続打設し、これら鋼矢板2により
凹凸が連続する鋼矢板壁1を形成し、この鋼矢板壁1の
上部にブロック本体4を配置し、該ブロック本体4内に
充填材たるコンクリート42を充填して鋼矢板壁1と一体
化する笠コンクリートブロックの施工に用いられ笠コン
クリートブロックの施工用移動型枠において、ブロック
本体4の天端部5の上面に係止する係止部22と、この係
止部22に吊設されブロック本体4の前後方向一側に配置
する吊設部24と、この吊設部24の下部に設けられブロッ
ク本体4の下部と鋼矢板壁1の一側面との隙間Sを閉塞
する底板部23とを備え、底板部23には、鋼矢板壁1の一
側面の凹部1A,1Aに係合する左右の係合部32,32
前後左右移動可能に設けたものであるから、係止部22を
ブロック本体4の上面に係止し、吊設部24により吊った
状態で、底板部23によりブロック本体4の一側下部を塞
ぎ、この後、ブロック本体4内に充填材たるコンクリー
ト42を充填して鋼矢板壁1にブロック本体4を一体に取
り付けることができる。このように隙間Sを別体の移動
型枠21により塞ぐから、ブロック本体4の形状が簡易と
なり、その製作が容易となる。また、移動型枠21は繰り
返し現場で使用できるから、経済的である。また、底板
部23に設けた係合部32を、鋼矢板壁1の凹部1Aに係入
すると、凹部1Aに対して係合部32が自動的に位置合わ
せされ、ブロック本体4の下部と鋼矢板壁1の一側面と
の隙間Sを確実に塞ぐことができるから、現場作業を容
易に行うことができる。
【0023】また、以上のように本実施例では、請求項
2に対応して、底板部23は、吊設部24に固定した平板状
の本体31を備え、この本体31に係合部32を前後左右移動
可能に設けたから、移動型枠21をブロック本体4にセッ
トし、他側方向に移動すると、底板部23の本体31に前後
左右移動可能に設けた係合部32が、鋼矢板壁1の凹部1
Aに係入し、鋼矢板壁1の一側面に底板部23の係合部32
が係合し、隙間Sが塞がれる。
【0024】また、以上のように本実施例では、請求項
3に対応して、係止部22には、底板部23の高さを調整す
る高さ調整部材38を設けたから、ブロック本体4の上下
を挟むようにして移動型枠21を配置した後、高さ調整部
材38を用いて底板部23を上昇せしめ、ブロック本体4の
下部に底板部23を密着することができる。
【0025】また、実施例上の効果として、高さ調整部
材38には、係止部22の前後方向に間隔をおいて雌螺子筒
30,30を設けられているから、それら前後の雌螺子筒3
0,30を調整して底板部23の傾きを水平に調整すること
ができる。また、移動型枠21は左右に間隔をおいて係止
部22を有するから、ブロック本体4に安定して取り付け
ることができる。さらに、鋼矢板壁1とブロック本体4
の一側壁部6との間隔が、ブロック本体4毎に異なる場
合でも、係合部32は前後方向に位置調整可能であるか
ら、隙間Sを確実に塞ぐことができ、また、鋼矢板壁1
の隣合う凹部1A,1Aの間隔が異なる場合でも、係合
部32は左右方向に位置調整可能であるから、隙間Sを確
実に塞ぐことができる。また、鋼矢板壁1には、高さ調
整手段11を設けたから、ブロック本体4の高さ合わせを
容易にでき、また、その高さ調整手段11によりブロック
本体4の一側を支持し、他側壁部7を載置面31により支
持するようにしたから、ブロック本体4を安定して支持
することができる。さらに、高さ調整部材11は掛け具11
Cにより鋼矢板壁1に取り付けるものであるから、現場
での溶接作業が不要となる。また、ピン34を係合部32の
下部側に固着することにより、ピン34の上端が係合部32
の上面に露出することがないと共に、係合部に孔を穿設
する必要もなく、本体31の脱型をスムーズに行うことが
できる。さらに、ブロック本体4の他側壁部7の下部に
は、肉厚部35を外側に膨出形成したから、この肉厚部35
がウエートとなり、ブロック本体4の川側への転倒を防
止できる。また、ブロック本体4の他側に孔36Aを形成
し、この孔36Aによりアンカー部材40を用いて、ブロッ
ク本体4の他側を陸B側に固定することができる。
【0026】図7ないし図9は本発明の第2実施例を示
し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その
詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、ブロッ
ク本体4は、2つの前記充填孔8,8を有する。また、
前記連結部26及び縦杆24Aを、山型鋼から形成してい
る。そして、その連結部26の前後には、ドグルクランプ
を用いた高さ調整部材38A,38Aを設けている。この高
さ調整部材38Aは、前記連結部26の上にベース部51を固
定し、このベース部51に第1リンク片52の先端を軸53に
て回動可能に連結し、その第1リンク片52の基端に、図
7中上下方向の第2リンク片54の基端を固着し、この第
2リンク片54の略中央を軸55にて縦杆取付部56に回動自
在に連結し、該第2リンク片54の先端側に軸状のストッ
パ57を設け、図7に示す状態で、前記ストッパ57が係止
する回止め部51Aを前記ベース部51の上部に形成してい
る。そして、前記ストッパ57は、図7中背面側に突設さ
れており、その背面側にて前記回止め部51Aに係止する
ことにより、前記第2リンク片の時計方向回りが規制さ
れている。また、その縦管取付部56に一体に設けた雌螺
子筒58に、雄螺子部59Aを有する縦杆59が螺合してお
り、この縦杆59の下部には前記載置プレート25が固着さ
れている。尚、前記縦杆59の上部にはワッシャ60が挿通
されると共に、緩み止め用のナット61が螺合されてい
る。
【0027】そして、図8の状態では、ストッパ57が回
止め部51Aに係止しており、天端部5の上面から軸53の
中心までの高さはhである。そこで、図示しないレバー
を第1リンク片52又は第2リンク片54などに係止して、
それら第1,第2リンク片52,54を反時計回り方向に回
転すると、図9に示すように、軸53の中心が軸55の中心
より図中左側に移動し、同時にストッパ57が連結部26の
上面に当接する。この状態で、軸53が支持する荷重は軸
55の中心より左側となって、該荷重によりリンク片52,
54を反時計回り方向に回転する力が発生するが、ストッ
パ57が連結部26の上面に当接するため、この位置で停止
する。そして、図9に示すように、軸53,55の上下位置
が変わり、天端部5の上面から軸53の中心までの高さが
Hとなり、連結部26に対して縦杆59が降下する。このよ
うにして、縦杆59に対して連結部26が上昇するから、底
板部23を上昇することができる。そして、逆にリンク片
52,55を回転すれば、底板部23が降下し、このように本
実施例でも、底板部23の高さを調整する高さ調整部材38
Aを備えるものであり、請求項1ないし3に対応して、
上記第1実施例と同様な作用,効果を有する。
【0028】図10は本発明の第3実施例を示し、上記
各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、同図は高さ調整部材38Bの変形
例を示し、この高さ調整部材38Bは、前記連結部26に載
置ベース部62を固着し、この載置ベース部62に前記雌螺
子筒58を従動軸63により回動可能に枢着し、前記載置ベ
ース部62に設けた操作ハンドル64の回転を、該載置ベー
ス部62に設けた回転伝達機構(図示せず)により前記従
動軸63に伝達する。尚、前記回転伝達機構はギヤ群やリ
ンク機構などにより構成される。
【0029】そして、載置ベース部62を天端部5の上面
に載置した状態から、図10(A)に示すように、前記
操作ハンドル64を回動すると、従動軸63が回転し、図1
0(B)に示すように、縦杆59が起立する。この場合、
操作ハンドル64を操作すると、縦杆59の下端59Bを中心
として、縦杆59が起立するから、底板部23が上昇すると
同時に該底板部23が他側に移動し、この他側に向かう移
動により、係合部32が凹部1Aに係入して隙間Sが塞が
れる。また、移動型枠21を脱型する場合は、操作ハンド
ル64を逆方向に操作すれば、本体31が降下すると共に、
川A側に移動し、スムーズに脱型される。
【0030】このように本実施例においても、高さ調整
部材38Bを備えるものであり、上記実施例と同様な作
用,効果を奏し、また、この例の高さ調整部材38Bは、
底板部23を他側に向かって移動する移動手段の構成も備
えているから、底板部23の昇降と、他側への移動が同時
に行われ、本体31の一側壁部6の下面への当接と、係合
部32の凹部1Aへの係入を同時に行うことができる。
【0031】図11は本発明の第4実施例を示し、上記
各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、この例では、高さ調整部材の変
形例を示し、この例の高さ調整部材は、楔部材71であ
り、同図に示すように、載置プレート25と連結部26との
間に両側から、楔部材71,71を圧入することにより、連
結部26が上昇し、また、逆に楔部材71,71を引き抜け
ば、底板部23を下げることができ、請求項1ないし3に
対応して、上記第1実施例と同様な作用,効果を有す
る。尚、この例でも載置プレート25と連結部26との間に
は、前記縦杆28が設けられている。
【0032】図12は本発明の第5実施例を示し、上記
各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、同図は、鋼矢板壁1にブロック
本体4を取り付けた後の陸B側の施工を示し、鋼矢板壁
1とブロック本体4とをコンクリート42により一体化し
た後、または、コンクリート42をブロック本体4に充填
すると同時に、陸B側に法留ブロック81を現場打ちコン
クリートなどにより形成する。この場合、前記肉厚部35
に連結鉄筋82を挿通し、この連結鉄筋82を法留ブロック
81に埋設するようにコンクリートを現場打ちすることに
より、ブロック本体4と法留ブロック81とを一体化する
ことができ、この法留ブロック81に形成した傾斜状の受
面83に法張りブロック84を合わせて、該法張りブロック
84を法面85上に敷設する。
【0033】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば、底板部に設ける係合部の数は
適宜選定可能である。また、ブロック本体の形状は適宜
選定可能であり、ブロック本体の一側と他側とを組み立
てるものにも本発明は適用可能である。さらに、本発明
の笠コンクリートブロックは、河川や海以外に湖や沼な
どの水をある場所に用いることができることは言うまで
もない。また、長孔33とピン34とにより、係合部を位置
調整可能にする位置調整部を構成したが、その位置調整
部は、左右方向と前後方向のレールなどの組み合わせを
用いたものでもよい。また、本体31の下面に係合部32を
重ね合わせるようにしてもよい。さらに、高さ調整部材
は実施例以外の構成でも、底板部の高さを調整するもの
であれば、リンク機構やジャッキやシリンダーなど各種
のものを用いることができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明は、鋼矢板を連続打設
し、これら鋼矢板により凹凸が連続する鋼矢板壁を形成
し、この鋼矢板壁の上部にブロック本体を配置し、該ブ
ロック本体内に充填材を充填して前記鋼矢板壁と一体化
する笠コンクリートブロックの施工に用いられ笠コンク
リートブロックの施工用移動型枠において、前記ブロッ
ク本体に係止する係止部と、この係止部に吊設され前記
ブロック本体の前後方向一側に配置する吊設部と、この
吊設部の下部に設けられ前記ブロック本体の下部と前記
鋼矢板壁の一側面との隙間を閉塞する底板部とを備え、
前記底板部には、前記鋼矢板壁の一側面の凹部に係合す
る左右の係合部を前後左右移動可能に設けたものであ
り、現場で容易にブロック本体の下部を塞ぐことができ
る笠コンクリートブロックの施工用移動型枠を提供する
ことができる。
【0035】また、請求項2の発明は、前記底板部は、
前記吊設部に固定した平板状の本体を備え、この本体に
前記係合部を前後左右移動可能に設けたものであり、現
場で容易にブロック本体の下部を塞ぐことができる笠コ
ンクリートブロックの施工用移動型枠を提供することが
できる。
【0036】また、請求項3の発明は、前記係止部に
は、前記底板部の高さを調整する高さ調整部材を設けた
ものであり、現場で容易にブロック本体の下部を塞ぐこ
とができる笠コンクリートブロックの施工用移動型枠を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック本体に充填
材を充填する前の断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すブロック本体に充填
材を充填した後の断面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す移動型枠の分解斜視
図である。
【図4】本発明の第1実施例を示すブロック本体の平面
図であり、移動型枠の吊設部を断面にしている。
【図5】本発明の第1実施例を示す一部を切欠いた施工
状態の斜視図である。
【図6】本発明の第1実施例を示すピン回りの断面図で
ある。
【図7】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す底板部が下がった状
態における高さ調整部材回りの断面図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す底板部が上がった状
態における高さ調整部材回りの断面図である。
【図10】本発明の第3実施例を示す高さ調整部材回り
の断面図であり、図10(A)は載置ベース部を天端部
に載置した状態、図10(B)は、縦杆が起立し、底板
部が上昇した状態である。
【図11】本発明の第3実施例を示す高さ調整部材回り
の正面図である。
【図12】本発明の第4実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 鋼矢板壁 1A 凹部 2 鋼矢板 4 ブロック本体 5 天端部 21 移動型枠 22 係止部 23 底板部 24 吊設部 31 本体 32 係合部 38 高さ調整部材 S 隙間
フロントページの続き (56)参考文献 特許2657477(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 3/06 E02D 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼矢板を連続打設し、これら鋼矢板によ
    り凹凸が連続する鋼矢板壁を形成し、この鋼矢板壁の上
    部にブロック本体を配置し、該ブロック本体内に充填材
    を充填して前記鋼矢板壁と一体化する笠コンクリートブ
    ロックの施工に用いられ笠コンクリートブロックの施工
    用移動型枠において、前記ブロック本体に係止する係止
    部と、この係止部に吊設され前記ブロック本体の前後方
    一側に配置する吊設部と、この吊設部の下部に設けら
    れ前記ブロック本体の下部と前記鋼矢板壁の一側面との
    隙間を閉塞する底板部とを備え、前記底板部には、前記
    鋼矢板壁の一側面の凹部に係合する左右の係合部を前後
    左右移動可能に設けたことを特徴とする笠コンクリート
    ブロックの施工用移動型枠。
  2. 【請求項2】 前記底板部は、前記吊設部に固定した平
    板状の本体を備え、この本体に前記係合部を前後左右移
    動可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の笠コン
    クリートブロックの施工用移動型枠。
  3. 【請求項3】 前記係止部には、前記底板部の高さを調
    整する高さ調整部材を設けたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の笠コンクリートブロックの施工用移動型
    枠。
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