JP3295232B2 - フルイディックガスメータ - Google Patents

フルイディックガスメータ

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JP3295232B2
JP3295232B2 JP16377394A JP16377394A JP3295232B2 JP 3295232 B2 JP3295232 B2 JP 3295232B2 JP 16377394 A JP16377394 A JP 16377394A JP 16377394 A JP16377394 A JP 16377394A JP 3295232 B2 JP3295232 B2 JP 3295232B2
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gas meter
check valve
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gas
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一光 温井
真一 佐藤
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Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルイディックガスメ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フルイディックガスメータは、フルイデ
ィック素子により流体振動を発生させてこれを流量パル
ス信号としてとり出し、この流量パルスを基に積算流量
を演算する構成であるが、微小流量の場合にこの流体振
動が発生しにくくなるという欠点がある。そこで、フル
イディック素子のノズルの部分に熱線式のフローセンサ
を組み込み、微小流量についてはこのフローセンサで計
測する方式のものが実用化されている。
【0003】図5は上記実用化されているフルイディッ
クガスメータであって、1はケース、2はガス入口、3
はガス出口、4はフルイディック素子、5はノズル、6
はノズル5部分に組み込まれたフローセンサ、7はガス
入口2からノズル5に至るガス流路、8はガス流路7内
に形成された弁座、9は緊急信号を受けて弁座8を閉塞
する緊急遮断弁、10は主弁、11はリセットボタン、
12は演算回路である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記フルイデ
ィックガスメータの場合、主弁10は全開又は全閉に作
動する構造であって、メータ内を大量にガスが通過して
いる場合にはフルイディック素子4で発生する流体振動
(流量信号)に与える影響は無視できるが、ガスの消費
量が少なく、メータ内を通過するガスの量が低下して来
た場合、主弁10が全開の状態にあると、上流側におい
て発生した圧力変動がそのままフルイディック素子4側
まで伝播して、フルイディック素子4で発生する流体振
動或いはフローセンサ6での流量計測に誤差が発生する
原因となる。そこで、主弁10内に絞り孔を形成し、微
小流量の場合は主弁10を閉じ、この絞り孔を経由して
ガスを通過させることにより、圧力変動がフローセンサ
側に伝わらないようにする提案がある。しかし、この場
合、圧力変動により正流と逆流が発生した場合であっ
て、特に逆流の場合に、フローセンサは誤作動する。
【0005】本発明は斯る点に鑑みて提案するものであ
って、上流側で発生した圧力変動に影響されない高精度
のフルイディックガスメータを実現することが目的であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフルイディ
ックガスメータの構成は次のとおりである。
【0007】1.フルイディック素子のノズルに至るガ
ス流路内に弁座を形成し、緊急信号が入力された場合に
この弁座を主弁により閉塞することによってガスを遮断
する緊急遮断弁を組み込んだフルイディックガスメータ
において、主弁内に整圧室を形成し、この整圧室の前板
と後板に絞り孔を形成すると共にこの絞り孔に逆止弁を
取り付けて成るフルイディックガスメータ。
【0008】2.前板と後板の双方の絞り孔に逆止弁を
取り付けて成る前記1記載のフルイディックガスメー
タ。
【0009】3.前板と後板の何れか一方の絞り孔に逆
止弁を取り付けて成る前記1記載のフルイディックガス
メータ。
【0010】4.逆止弁を弾性材で形成して成る前記1
及び2及び3記載のフルイディックガスメータ。
【0011】5.逆止弁をスプリングの力で通常は閉塞
するように構成して成る前記1及び2及び3記載のフル
イディックガスメータ。
【0012】6.逆止弁を通常は重力で閉塞するように
構成して成る前記1及び2及び3記載のフルイディック
ガスメータ。
【0013】
【作用】ある一定流量以上のガスがフルイディックガス
メータ内を通過している場合、主弁は全開している。そ
して、一定流量以下の流量に低下した場合、緊急遮断弁
の主弁が作動して弁座を閉塞し、ガスは絞り孔と整圧室
を経由してノズル(フローセンサ)側に流れる。この状
態において例えば主弁に逆方向(−)の圧力が作用した
場合、逆止弁が作動して絞り孔を閉塞し、フローセンサ
或いはフルイディック素子側に逆方向の流体作用が発生
するのを阻止する。そして逆方向の圧力が解消すると逆
止弁は開放する。主弁内の整圧室は主弁閉で絞り孔を経
由してガスが流れている際に、上流側で発生した圧力変
動を緩和する機能を有し、安定した計測を実現する。
【0014】
【実施例】図1〜図4に本発明の実施例を示す。図1は
主弁11内に整圧室14を形成し、この整圧室14の前
板15と後板16の中央に絞り孔17、18を形成し、
夫々に常閉型のゴム製逆止弁19、20を取り付けたも
ので、主弁11が閉じた状態において、逆止弁19、2
0の前後の差圧が流量測定に必要な大きさになったとき
に、逆止弁19、20が開き、ガスを通し、通常時は閉
じている。
【0015】図2は主弁11の後板16側の絞り孔18
にバネ22付の逆止弁21を取り付けて逆流が発生した
ときにバネ22に抗して閉じる。
【0016】図3は主弁11の前板15側と後板16の
絞り孔17、18をズラして設け、後板16側の絞り孔
18に自重で流れを止める逆止弁23を組み込んだ例、
図4は前板15側の絞り孔17に同じような自重で流れ
を止める逆止弁23を組み込んだ例であって、逆止弁2
3の前後の差と逆止弁23の重量とのバランスで逆止弁
23が作動し、逆流の時に逆止弁23が閉じてフローセ
ンサの誤作動を防ぐ。
【0017】
【発明の効果】本発明の効果は次のとおりである。
【0018】a.メータの上流側において圧力変動があ
っても誤信号を出力しないようになり、正確な計量が出
来る。
【0019】b.圧力変動により、ノズル部分の流速変
化を少なくすることが出来るので、フローセンサの測定
範囲を拡大する必要がなくなる。
【0020】c.メータに流量が流れていない状態にお
ける誤信号の発生を防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】主弁にゴム製逆止弁を取り付けた実施例の説明
図。
【図2】主弁にバネで作用する逆止弁を取り付けた実施
例の説明図。
【図3】主弁に自重で作用する逆止弁を取り付けた実施
例の説明図。
【図4】主弁に自重で作用する逆止弁を取り付けた実施
例の説明図。
【図5】フルイディックガスメータの説明図。
【符号の説明】
11 主弁 14 整圧室 17・18 絞り孔 19・20・21・23 逆止弁

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フルイディック素子のノズルに至るガス
    流路内に弁座を形成し、緊急信号が入力された場合にこ
    の弁座を主弁により閉塞することによってガスを遮断す
    る緊急遮断弁を組み込んだフルイディックガスメータに
    おいて、 主弁内に整圧室を形成し、この整圧室の前板と後板に絞
    り孔を形成すると共にこの絞り孔に逆止弁を取り付けて
    成るフルイディックガスメータ。
  2. 【請求項2】 前板と後板の双方の絞り孔に逆止弁を取
    り付けて成る請求項1記載のフルイディックガスメー
    タ。
  3. 【請求項3】 前板と後板の何れか一方の絞り孔に逆止
    弁を取り付けて成る請求項1記載のフルイディックガス
    メータ。
  4. 【請求項4】 逆止弁を弾性材で形成して成る請求項1
    又は2又は3記載のフルイディックガスメータ。
  5. 【請求項5】 逆止弁をスプリングの力で通常は閉塞す
    るように構成して成る請求項1又は2又は3記載のフル
    イディックガスメータ。
  6. 【請求項6】 逆止弁を通常は重力で閉塞するように構
    成して成る請求項1又は2又は3記載のフルイディック
    ガスメータ。
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