JP2000241219A - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JP2000241219A
JP2000241219A JP11041286A JP4128699A JP2000241219A JP 2000241219 A JP2000241219 A JP 2000241219A JP 11041286 A JP11041286 A JP 11041286A JP 4128699 A JP4128699 A JP 4128699A JP 2000241219 A JP2000241219 A JP 2000241219A
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JP
Japan
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flow rate
valve
flow
gas meter
meter
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JP11041286A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tanaka
豊 田中
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
Original Assignee
Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膜式ガスメータより小形の大容量ガスメータ
を、実績のある流量計を基にして構築する。レンジャビ
リティを拡大する。 【解決手段】 10m3 /h以下の小流量のときは、双
方向遮断弁5が開いていて、他の遮断弁6,7は閉じて
いる。ガスは流入口12からガスメータ1へ入り、双方
向遮断弁5と超音波流量計2を流れて流出口14から出
る。10〜20m 3 /hの流量では遮断弁5,6が開い
て、超音波流量計2,3にガスが流れる。それ以上の流
量では遮断弁7も開いて、3つの超音波流量計2,3,
4に流れる。制御部14はガス使用量を演算表示し、異
常流量時に全ての双方向遮断弁5,6,7を閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスメータ、特に大
容量のガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】大容量ガスメータとして膜式ガスメータ
が周知であるが大形であった。小流量(3リットル/h
〜10m3 /h)の超音波式ガスメータがあって、小形
であるが5リットル/h〜30m3 /hといった大流量
の実績はなかった。
【0003】また、従来のガスメータでは、設定した合
計流量を超えてガスが流れた合計流量オーバーとか、設
定条件を超えて流量が増加した増加流量オーバーとかの
異常流量時に、危険を回避するために内蔵の遮断弁を作
動させてガスの供給を遮断する遮断機能や、遮断された
遮断弁を復帰する際の復帰安全機能等のセキュリティ機
能を果たす制御回路(マイコン)を備えた、いわゆるマ
イコンメータも周知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】大容量ガスメータに対
する近年の省スペース要求に、膜式ガスメータでは大形
で対応できず今日に至っている。
【0005】超音波式ガスメータは同じ容量の膜式ガス
メータと比較して小形にできるが、5リットル/h〜3
0m3 /hといった大流量での実績がなくて、大容量
(大流量)ガスメータへの実用化に直ちに踏み切れない
という問題点があった。
【0006】そこで、本発明はかかる問題点を解消し
て、直ちに実用化できる大容量での小形のガスメータを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、開閉弁と超音波流量計との直列
接続の複数を互いに並列に接続し、前記複数の開閉弁の
共通接続部を流入口に連通し、前記複数の超音波流量計
の共通接続部を流出口に連通すると共に、各超音波流量
計からの流量信号より全体の積算流量を演算表示し、か
つ合計流量に応じて前記開閉弁を開閉制御する制御部を
設けたことを特徴とするガスメータである。
【0008】流入口に流入したガスは、開閉弁の共通接
続点で分流して、開いている開閉弁を通過して超音波流
量計を通り、超音波流量計の共通接続点から流出口へと
流れる。制御部は各超音波流量計からの流量信号を受け
て、全体の積算流量を演算しガス使用量を表示すると共
に、流量に応じて開閉弁を開閉制御する。
【0009】そして、請求項2記載の第2の発明は、請
求項1のガスメータにおいて、小流量のときは1つの開
閉弁だけを開き、大流量のときは全ての開閉弁を開くと
共に、流量異常等の緊急時には全ての開閉弁を閉じるこ
とを特徴とするものである。
【0010】この発明では、制御部が超音波流量計から
の流量信号に基いて合計流量を算出し、小流量のときは
1つの開閉弁だけを開く。そして大流量のときは全ての
開閉弁を開き、全ての超音波流量計でガスを計測する。
合計流量の流量異常時等の緊急時には全ての開閉弁を閉
じてセキュリティ対応をする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の好ましい実施の形態
を図面の実施例に従って説明する。ガスメータ1を構成
する超音波流量計2,3及び4は、測定上限流速から決
まる上限の最大流量QA までが計測可能で、この実施例
では実績のあるQA =10m3 /hの比較的小流量のい
わば小メータとも呼ぶことができるものである。これら
各超音波流量計2,3,4には、それぞれ開閉弁5,
6,7が計測部流路18,19,20により直列に接続
されて符号8,9,10で示す複数(3つ)の直列接続
を構成している。なお、この開閉弁5,6,7は、弁体
の開方向と閉方向の動作を1個のソレノイドで行う電動
開閉弁、いわゆる双方向遮断弁が使用されている。以下
この開閉弁5,6,7を双方向遮断弁として説明する。
【0012】そして、これらの直列接続8,9,10
は、図1に示すように互いに並列接続され、双方向遮断
弁5,6,7の共通接続点11は流入口12に、超音波
流量計2,3,4の共通接続点13は流出口14に連通
してある。図1で実線は流体回路の接続を示し、破線は
電気回路の接続を示す。
【0013】各超音波流量計2,3,4の流量信号は、
電子演算表示部15とセキュリティ基板16とを含む制
御部17に入力され、電子演算表示部15で全体の積算
流量を演算してガス使用量として表示する。また、合計
流量がQA 以下の小流量のときは遮断弁5だけを開くよ
うに制御部17が遮断弁5を操作する。そして、合計流
量がQA 〜2QA の範囲では2つの遮断弁5と6を開き
遮断弁7を閉じる。また、合計流量が2QA 〜3QA
大流量の範囲では全遮断弁5,6及び7を開いて全ての
超音波流量計2,3及び4にガスを流す。
【0014】セキュリティ基板16に搭載された電子回
路は、前記マイコンメータのいわゆるセキュリティ機能
を果たすためのもので、合計流量オーバーとか増加流量
オーバー等の異常流量を判断して、緊急時に全双方向遮
断弁5,6,7を閉じ、ガスの供給を止める。なお、こ
こで言う合計流量オーバーとは、ガスメータ下流に接続
される図示しない全てのガス機器について設定した合計
流量オーバーのことである。
【0015】実施例では、ガスメータ1のケーシング内
に3つの小メータとしての超音波流量計2,3,4が配
置されていて、流量に応じて、1つの超音波流量計2か
ら3つの超音波流量計2,3,4までガスを流す超音波
流量計の数を加減する。
【0016】従って、ガスメータ1は、小流量時には1
つの超音波流量計2の流量計測範囲の下限流量Qaから
上限流量QA まで計測でき、大流量時には3つの超音波
流量計の合計の上限流量3QA まで計測できる。つま
り、ガスメータ1の計測可能な流量範囲はQA 〜3QA
となり、1つの小メータを使用した場合に比較してレン
ジャビリティをほぼ3倍に拡大できる。またガスメータ
としての容量も3倍に拡大でき30m3 /hまで計測で
きる。
【0017】そして、ガスメータ1の寸法は、小流量の
超音波流量計3つと、双方向遮断弁3つを1つのケーシ
ングに格納することで、同じ計測容器の膜式ガスメータ
に比較して大幅に小形化している。しかも、実績のある
小メータを複数組み合わせることで、計測容量の大きい
大容量ガスメータを構築できるので、直ちに実用化でき
る。
【0018】
【発明の効果】本発明のガスメータは上述のように構成
されているので、実績のある小流量(小容量)の超音波
流量計の計測部を複数使って小形の大容量ガスメータを
実現でき、しかも実績の点でも心配することなく速やか
に実用に供し得る利点がある。
【0019】そして、請求項2の発明では、レンジャビ
リティを拡大できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の系統図である。
【図2】本発明の実施例の正面図である。
【図3】本発明の実施例の縦断面図である。
【図4】本発明の実施例の横断面図である。
【符号の説明】
1 ガスメータ 2,3,4 超音波流量計 5,6,7 開閉弁(双方向遮断弁) 8,9,10 直列接続 11,13 共通接続部 12 流入口 14 流出口 15 電子演算表示部 16 セキュリティ基板 17 制御部 18 計測部流路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉弁と超音波流量計との直列接続の複
    数を互いに並列に接続し、前記複数の開閉弁の共通接続
    部を流入口に連通し、前記複数の超音波流量計の共通接
    続部を流出口に連通すると共に、各超音波流量計からの
    流量信号より全体の積算流量を演算表示し、かつ合計流
    量に応じて前記開閉弁を開閉制御する制御部を設けたこ
    とを特徴とするガスメータ。
  2. 【請求項2】 小流量のときは1つの開閉弁だけを開
    き、大流量のときは全ての開閉弁を開くと共に、流量異
    常等の緊急時には全ての開閉弁を閉じることを特徴とす
    る請求項1記載のガスメータ。
JP11041286A 1999-02-19 1999-02-19 ガスメータ Pending JP2000241219A (ja)

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