JP3520855B2 - 液化ガス計測装置 - Google Patents

液化ガス計測装置

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JP3520855B2 JP2001046264A JP2001046264A JP3520855B2 JP 3520855 B2 JP3520855 B2 JP 3520855B2 JP 2001046264 A JP2001046264 A JP 2001046264A JP 2001046264 A JP2001046264 A JP 2001046264A JP 3520855 B2 JP3520855 B2 JP 3520855B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化石油ガス等の
液化ガスを自動車へ充填する計量装置に組み込まれる液
化ガス計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、液化石油ガス等の液
化ガスを自動車へ充填する計量装置30は、液化ガスの
貯液タンク31内にポンプ32が設けられ、ポンプ32
の吐出管33にストレーナ34、ベーパ分離装置35、
チェック弁36、流量計37、背圧弁38、過流防止弁
39、及び制御弁40を順次接続し、制御弁40の吐出
管41をホース42を介して充填ノズル43に接続して
いる。
【0003】そして、ベーパ分離装置35に設けた温度
センサ44の温度信号及び流量計37の流量信号を制御
装置45で受け、制御装置45で標準温度(15度C)
の流量に温度補正し、温度補正された流量を表示器46
に表示している。
【0004】しかし、上述した従来技術によれば、ポン
プ32の吐出管33に各装置を順次接続しているので、
接続部分が多く、液化ガスが漏出する虞がある。また、
各装置が別体であるので、各々個別の認定試験や設備試
験を余儀なくされてしまう。さらに、計量装置30が大
型となる。さらに、流量計37と離れた位置に温度セン
サ44が設けられているので、温度センサ44で測温さ
れた液化ガスの温度と、流量計37で計量された液化ガ
スの温度とが異なり、正確な温度補正ができない虞があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
技術に鑑みて提案されたもので、各機器を一体化して接
続部分を少なくし、液化ガスの漏出を防止し、各々個別
の認定試験や設備試験を集約化でき、計量装置を小型化
でき、しかも正確な温度補正ができる液化ガス計測装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一端が
貯液タンクに他端が充填ノズルにそれぞれ接続された配
管の途中に接続され、本体ケース内に設けられた流量計
から流量信号を出力する液化ガス計測装置において、前
記本体ケースにはフロート室が形成されて一端はストレ
ーナを介して本体流入口に他端は本体吐出口に連通さ
れ、そのフロート室の上方には本体流入口から流入した
ベーパが溜まるとベーパ流入口を開口するフロート弁が
設けられ、そのフロート弁のフロート下降位置の下方に
は流量計を備えた計量機構が設けられ、その計量機構の
流入口はフロート室の下部にあってその近傍には温度セ
ンサが設けられており、その計量機構には流入口側にチ
ェック弁が介装され、そしてその吐出口側に過流防止弁
が介装されて吐出管に接続され、前記チェック弁は弁体
にバネが正流に抗する方向に付勢されて正流に対しては
バネ力に抗して開弁し逆流に対しては閉弁する構成であ
る。
【0007】また、一端が貯液タンクに他端が充填ノズ
ルにそれぞれ接続された配管の途中に接続され、本体ケ
ース内に設けられた流量計から流量信号を出力する液化
ガス計測装置において、前記本体ケースにはフロート室
が形成されて一端はストレーナを介して本体流入口に他
端は本体吐出口に連通され、そのフロート室の上方には
本体流入口から流入したベーパが溜まるとベーパ流入口
を開口するフロート弁が設けられ、そのフロート弁のフ
ロート下降位置の下方には流量計を備えた計量機構が設
けられ、その計量機構の流入口はフロート室の下部にあ
ってその近傍には温度センサが設けられており、その計
量機構には流入口側にチェック弁が介装され、そしてそ
の吐出口側に背圧弁が介装されて吐出管に接続され、前
記チェック弁は弁体にバネが正流に抗する方向に付勢さ
れて正流に対してはバネ力に抗して開弁し逆流に対して
は閉弁する構成である。
【0008】係る構成を具備する本発明によれば、流量
計はフロート下端よりもさらに下方に設置されているた
め、流量計は必ず液内に埋没する。換言すれば、流量計
は常時液中に配置される。従って、流量計には気体が混
入しない。そして、計量機構内は、常に液圧でガス圧に
なることはないので、背圧弁を省略することが可能とな
る。勿論、背圧弁を設けた方が好都合な場合には、背圧
弁を設置しても全く不都合は無い。
【0009】また、本発明によればフロート室内に流量
計が設置されるので、装置全体のコンパクト化が可能で
ある。
【0010】ここで、本発明で用いられる流量計として
は、小型化可能なタイプのものであれば、特に限定する
ものではない。例えば、ローブ式流量計が好適に用いら
れる。ローブ式流量計は容積式なので精度が高く、しか
も、脈動を発生しないからである。
【0011】前記計量機構への流入口を本体ケースの下
部に設けることにより、計量機構へ燃料ガスあるいはベ
ーパが流入することが完全に防止され、安全かつ正確な
計量ができる。
【0012】前記温度センサを前記計量機構の流入口お
近傍に設けることにより、流量計で計測される液化ガス
の正確な測温ができ、高精度に温度補正ができる。すな
わち、かかる構成を備えれば、本発明において流量が計
測された液化ガスの実際の温度と計測された温度との誤
差が微小化される。
【0013】ここで、温度センサ設置位置としては、ケ
ーシング製造に際して温度センサ取付部材が鋳造し易い
位置であり、且つ、メンテナンスが容易な位置が選定さ
れるのが好ましい。
【0014】前記本体吐出口側には過流防止弁が設けら
れており、配管(ホース)が切断された場合等のような
過大な瞬間流量となったときに、その事故の拡大を未然
に防止できる。
【0015】そして、本発明において、前記本体吐出口
の下流に制御弁を設け、その制御弁を前記流量計の流量
信号に基づいて閉弁するように構成するのが好ましい。
このような構成にすれば、配管(ホース)が切断された
場合等のような過大な瞬間流量となったときに、その事
故の拡大を未然に防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の液
化ガス計測装置を説明する。図1は、本発明の液化ガス
計測装置を組み込んだ計量装置を示すものである。
【0017】計量装置1内の流入管2は液化ガスの貯液
タンク3内に設けられているポンプ4の吐出管5に接続
され、流入管2は本発明の液化ガス計測装置6の本体流
入口7に接続されている。そして、液化ガス計測装置6
の本体吐出口8に接続されている吐出管9は制御弁10
を介してホース11に接続され、ホース11の先端に取
り付けられている充填ノズル12を介して自動車の燃料
タンクに液化ガスを供給するようになっている。また、
液化ガス計測装置6で分離されたベーパはベーパ管13
を介して貯液タンク3へ戻されるようになっている。
【0018】液化ガス計測装置6からの流量信号及び温
度信号は信号線14を介して制御装置15に入力され、
制御装置15で標準温度(15度C)の流量に温度補正
され、温度補正された流量が表示器16に表示されるよ
うになっている。さらに、制御装置15からの制御信号
は信号線17を介して制御弁10に入力し、制御弁10
が開閉されるようになっている。
【0019】なお、図1に示す計量装置1は2組の供給
系統が組み込まれたものであるが、一方の供給系統を説
明し、他方の供給系統の説明は省略する。
【0020】図2乃至図6は、本発明の液化ガス計測装
置6を示すもので、図2は全体構成を示すために本体流
入口7の位置及びストレーナ21の形状をモディファイ
して示している。液化ガス計測装置6は2組の系統が組
み込まれているが、一方の系統を説明し、他方の系統の
説明は省略する。
【0021】液化ガス計測装置6の本体ケース20の下
部中央に形成された本体流入口7は流入管2に接続さ
れ、液化ガス中の異物を除去するストレーナ21を介し
てフロート室22に連通している。フロート室22の上
部には、分離されたベーパをベーパ管13へ排出するフ
ロート弁23が設けられている。
【0022】フロート弁23は、フロート23aの動き
をリンク機構23bで弁体23cに伝え、フロート室2
2にベーパが溜まりフロート23aが下降すると弁体2
3cを開いてベーパをベーパ流出口23dからベーパ管
13へ排出し、ベーパが排出されてフロート23aが上
昇すると弁体23cを閉じて液化ガスの流出を防止す
る。
【0023】そして、フロート室22の下部には計量機
構を収納した管路24が設けられ、計量機構の流入口、
即ち管路24の流入口はフロート室22の下部に連通
し、計量機構の流出口、即ち管路24の流出口は本体吐
出口8として吐出管9に接続されている。管路24の流
入口にはチェック弁25が設けられ、中央部には流量計
26が設けられ、流出口には過流防止弁27が設けられ
ている。
【0024】チェック弁25は、バネ25aにより弁体
25bを弁座25cに着座して閉じて液化ガスの逆流を
防止し、液化ガスの正流によりバネ25aに抗して弁体
25bを弁座25cから離して開くようになっている。
【0025】流量計26は、管路24内を流れる流量を
計測し、流量パルス発信器26aの流量信号を信号線1
4を介して制御装置15へ出力するようになっている。
流量計26としては、例えば2個のロータ26bを組合
せた、いわゆるローブ式流量計が好適に使用できる。ロ
ーブ式流量計は、小型で高精度の容積式流量計であり、
脈動の発生が無い流量計である。
【0026】過流防止弁27は、ホース11が切断され
た場合等のように過大な瞬間流量となったときに、バネ
27aに抗して弁体27bを弁座27cに着座して閉
じ、事故の拡大を未然に防止する為のものである。
【0027】また、管路24の流入口の近傍には温度セ
ンサ28が設けられ、温度センサ28の温度信号も信号
線14を介して制御装置15へ出力するようになってい
る。
【0028】上述した液化ガス計測装置6は、図1に示
すように計量装置1に組み込まれる。そして、自動車へ
液化ガスを供給するには、充填ノズル12を自動車の燃
料タンクに接続し、充填ノズル12を開くと、貯液タン
ク3内の液化ガスはポンプ4で圧送され、吐出管5、流
入管2、及び本体流入口7を介して液化ガス計測装置6
内へ流入する。
【0029】本体流入口7から液化ガス計測装置6内へ
流入した液化ガスは、ストレーナ21で異物が除去さ
れ、フロート室22内に流入する。
【0030】フロート室22は大容積であるので液化ガ
スは緩流となり、液化ガス中のベーパはフロート室22
の上部へ浮上し、ベーパが分離された液化ガスはフロー
ト室22の下部から計量機構を収納した管路24内へ流
入する。管路24内へ流入した液化ガスは、チェック弁
25のバネ25aに抗して弁体25bを弁座25cから
離して流れ、流量計26で計測され、過流防止弁27、
及び本体吐出口8を介して液化ガス計測装置6から流出
する。
【0031】液化ガス計測装置6から流出した液化ガス
は、吐出管9、制御弁10、ホース11、及び充填ノズ
ル12を介して燃料タンクへ供給される。
【0032】液化ガス計測装置6の流量計26の流量パ
ルス発信器26aからの流量信号及び温度センサ28の
温度信号が信号線14を介して制御装置15へ伝わり、
制御装置15で標準温度(15度C)の流量に温度補正
され、温度補正された流量が表示器16に表示される。
【0033】フロート室22の上部にベーパが溜まると
フロート弁23のフロート23aが下降し、フロート2
3aの下降はリンク機構23bを介して弁体23cへ伝
わり、弁体23cはベーパ流出口23dを開く。そし
て、ベーパはベーパ管13を介して貯液タンク3へ戻さ
れる。
【0034】このように一定以上のベーパがフロート室
22内に溜まると、ベーパは自動的に貯液タンク3へ排
出されるので、ベーパを含んだ液化ガスが流量計26へ
流れることがなく正確な計量が確保できる。
【0035】また、温度センサ28は流量計26の流入
口の近傍に設けられているので、流量計26で計量され
る液化ガスの正確な測温ができ、高精度の温度補正がで
きる。
【0036】液化ガスの供給中に自動車が発車するなど
してホース11が切断され、過大な瞬間流量となると、
液化ガスの流れにより過流防止弁27のバネ27aに抗
して弁体27bが弁座27cに着座して閉じ、事故の拡
大を未然に防止する。
【0037】なお、流量計26の流量パルス発信器26
aからの流量信号に基づいて制御装置15で瞬間流量を
演算し、一定以上の瞬間流量となったときに閉弁信号を
信号線17を介して制御弁10に伝えて閉弁することに
より、ホース11が切断された場合等のように過大な瞬
間流量となったときの事故の拡大を未然に防止する様に
構成してもよい。
【0038】図7は、本発明の液化ガス計測装置6の他
の実施の形態を示すもので、流量計26と過流防止弁2
7の間に背圧弁29を設けたものである。なお、背圧弁
29以外は上述した実施の形態と同じであるので、同一
符号を付し説明は省略する。
【0039】背圧弁29は、管路24内にベーパが流入
した時などに閉弁し、ベーパの計量を防止して流量計2
6の正確な計量を確保するためのものである。なお、本
発明の液化ガス計測装置6は、フロート室22の下部に
設けた管路24に流量計26を設けているのでベーパを
計量する可能性はないが、背圧弁29を設けることによ
りフロート弁23の故障等の異常時に対処することがで
きるようになる。
【0040】図7において、背圧弁29の弁体29aに
はダイヤフラム29bが設けられ、弁体29aを弁座2
9c側へ付勢するバネ29dが設けられている。そし
て、ダイヤフラム29bの一方には管路24の液化ガス
圧が掛かり、ダイヤフラム29bの他方にはベーパ管1
3を介してベーパ圧が掛かるようになっている。
【0041】このように構成された背圧弁29は、管路
24が液化ガスで満たされている時は、ベーパ管13の
ベーパ圧及びバネ29dのバネ力と管路24の液化ガス
圧との圧力差により弁体29aは弁座29cから離れて
開弁し、流量計26側から過流防止弁27側へ液化ガス
が流れる。そして、フロート弁23の故障等により管路
24内にベーパが流れ込むと、ベーパ管13と管路24
が同圧となり、バネ29dのバネ力により、弁体29a
は弁座29cに着座して閉弁し、流量計26側から過流
防止弁27側への流れを防止する。
【0042】図示の実施形態はあくまでも例示であり、
本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を
付記する。
【0043】
【発明の効果】本発明の作用効果を以下に列挙する。 (1) 各機器を一体化して接続部分を少なくしたの
で、液化ガスの漏出を防止でき、各々個別の認定試験や
設備試験を集約化することができる。また、液化ガス計
測装置を組み込む計量装置を小型化することができるよ
うになる。 (2) 計量機構への流入口は本体ケースの下部にある
ので、計量機構へベーパが流入することがなく、正確な
計量ができるようになる。 (3) 温度センサは計量機構の流入口の近傍に設けら
れているので、流量計で計量される液化ガスの正確な測
温ができ、高精度の温度補正ができる。 (4) 本体吐出口に過流防止弁が設けられているの
で、ホースが切断された場合等のように過大な瞬間流量
となったときの事故の拡大を未然に防止することができ
る。 (5) 本体吐出口の下流に制御弁を設け、制御弁を流
量計の流量信号に基づいて閉弁するので、ホースが切断
された場合等のように過大な瞬間流量となったときの事
故の拡大を未然に確実に防止することができる。 (6) 背圧弁を省略することが可能である。勿論、設
置することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液化ガス計測装置を組み込んだ計量装
置の正面図。
【図2】本発明の液化ガス計測装置の断面図。
【図3】一部を断面で示す液化ガス計測装置の正面図。
【図4】一部を断面で示す液化ガス計測装置の側面図。
【図5】図3のA−A断面図。
【図6】図5のB−B断面図。
【図7】本発明の液化ガス計測装置の他の実施の形態の
断面図。
【図8】従来の液化ガス計測装置を組み込んだ計量装置
の正面図。
【符号の説明】
1・・・計量装置 2・・・流入管 3・・・貯液タンク 4・・・ポンプ 5・・・吐出管 6・・・液化ガス計測装置 7・・・本体流入口 8・・・本体吐出口 9・・・吐出管 10・・・制御弁 11・・・ホース 12・・・充填ノズル 13・・・ベーパ管 14、17・・・信号線 15・・・制御装置 16・・・表示器 20・・・本体ケース 21・・・ストレーナ 22・・・フロート室 23・・・フロート弁 24・・・管路 25・・・チェック弁 26・・・流量計 27・・・過流防止弁 28・・・温度センサ 29・・・背圧弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−270211(JP,A) 特開 昭57−69209(JP,A) 特開 平9−58799(JP,A) 実開 昭59−134023(JP,U) 実開 昭61−193099(JP,U) 実開 平7−24800(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F17C 5/02 G01F 3/10 G01F 15/02 G01F 15/08 B67D 5/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が貯液タンク(3)に他端が充填ノ
    ズル(12)にそれぞれ接続された配管の途中に接続さ
    れ、本体ケース(20)内に設けられた流量計(26)
    から流量信号を出力する液化ガス計測装置(6)におい
    て、前記本体ケース(20)にはフロート室(22)が
    形成されて一端はストレーナ(21)を介して本体流入
    口(7)に他端は本体吐出口(8)に連通され、そのフ
    ロート室(22)の上方には本体流入口(7)から流入
    したベーパが溜まるとベーパ流入口(23d)を開口す
    るフロート弁(23)が設けられ、そのフロート弁(2
    3)のフロート下降位置の下方には流量計(26)を備
    えた計量機構が設けられ、その計量機構の流入口はフロ
    ート室(22)の下部にあってその近傍には温度センサ
    (28)が設けられており、その計量機構には流入口側
    にチェック弁(25)が介装され、そしてその吐出口側
    に過流防止弁(27)が介装されて吐出管(9)に接続
    され、前記チェック弁(25)は弁体(25b)にバネ
    (25a)が正流に抗する方向に付勢されて正流に対し
    てはバネ力に抗して開弁し逆流に対しては閉弁する構成
    であることを特徴とする液化ガス計測装置。
  2. 【請求項2】 一端が貯液タンク(3)に他端が充填ノ
    ズル(12)にそれぞれ接続された配管の途中に接続さ
    れ、本体ケース(20)内に設けられた流量計(26)
    から流量信号を出力する液化ガス計測装置(6)におい
    て、前記本体ケース(20)にはフロート室(22)が
    形成されて一端はストレーナ(21)を介して本体流入
    口(7)に他端は本体吐出口(8)に連通され、そのフ
    ロート室(22)の上方には本体流入口(7)から流入
    したベーパが溜まるとベーパ流入口(23d)を開口す
    るフロート弁(23)が設けられ、そのフロート弁(2
    3)のフロート下降位置の下方には流量計(26)を備
    えた計量機構が設けられ、その計量機構の流入口はフロ
    ート室(22)の下部にあってその近傍には温度センサ
    (28)が設けられており、その計量機構には流入口側
    にチェック弁(25)が介装され、そしてその吐出口側
    に背圧弁(29)が介装されて吐出管(9)に接続さ
    れ、前記チェック弁(25)は弁体(25b)にバネ
    (25a)が正流に抗する方向に付勢されて正流に対し
    てはバネ力に抗して開弁し逆流に対しては閉弁する構成
    であることを特徴とする液化ガス計測装置。
  3. 【請求項3】 前記本体吐出口(8)の下流には制御弁
    (10)が設けられ、その制御弁(10)は前記流量計
    (26)の流量信号に基づいて閉弁するように構成され
    ている請求項1または2に記載の液化ガス計測装置。
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