JP3294677B2 - 防振システム - Google Patents

防振システム

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JP3294677B2
JP3294677B2 JP17091993A JP17091993A JP3294677B2 JP 3294677 B2 JP3294677 B2 JP 3294677B2 JP 17091993 A JP17091993 A JP 17091993A JP 17091993 A JP17091993 A JP 17091993A JP 3294677 B2 JP3294677 B2 JP 3294677B2
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、カメラ等の光学機器
に加わる振れを光軸偏心により補正する防振システム
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の対象となる従来技術を以下に説
明する。
【0003】現代のカメラでは、露出決定やピント合せ
等の撮影にとって重要な作業はすべて自動化されている
ため、カメラ操作に未熟な人でも撮影の失敗を起す可能
性は非常に少なくなっているが、カメラ振れによる撮影
の失敗だけは自動的に防ぐことが困難とされていた。
【0004】そこで、近年このカメラ振れに起因する撮
影失敗をも防止することを可能とするカメラが意欲的に
研究されており、特に、撮影者の手振れによる撮影失敗
を防止することのできるカメラについての開発、研究が
進められている。
【0005】撮影時のカメラの手振れは、周波数として
通常1Hz乃至12Hzの振動であるが、シャッタのレ
リーズ時点においてこのような手振れを起していても像
振れのない写真を撮影可能とするための基本的な考えと
して、上記手振れによるカメラの振動を検出し、その検
出値に応じて補正レンズを変位させてやらなければなら
ない。従って、カメラの振れが生じても像振れを生じな
い写真を撮影できることを達成するためには、第1にカ
メラの振動を正確に検出し、第2に手振れによる光軸変
化を補正することが必要となる。
【0006】この振動(カメラ振れ)の検出は、原理的
にいえば、角加速度、角速度、角変位等を検出する振動
センサと該センサの出力信号を電気的或は機械的に積分
して角変位を出力するカメラ振れ検出手段をカメラに搭
載することによって行うことができる。そして、この検
出情報に基づき撮影光軸を偏心させる補正光学手段を駆
動させて像振れ抑制が行われる。
【0007】ここで、角変位検出装置を用いた防振シス
テムについて、図11を用いてその概要を説明する。
【0008】図11の例は、図示矢印41方向のカメラ
縦振れ41p及びカメラ横振れ41yに由来する像振れ
を抑制するシステムの図である。
【0009】同図中、42はレンズ鏡筒、43p,43
yは各々カメラ縦振れ角変位、カメラ横振れ角変位を検
出する角変位検出手段(振動検出手段)で、それぞれの
角変位検出方向を44p,44yで示してある。45は
補正光学手段(46p,46yは各々補正光学手段45
に推力を与えるコイル、47p,47yは補正光学手段
45の位置を検出する位置検出素子)であり、該補正光
学手段45は後述する位置制御ループを設けており、角
変位検出手段43p,43yの出力を目標値として駆動
され、像面48での安定を確保する。
【0010】図12は、上記振動検出手段の一例とし
て、角速度センサである振動ジャイロの構造図を示して
いる。
【0011】振動ジャイロは、振動機構61と該振動機
構61を基台に対して支持する支持機構62、この振動
機構61に接続される制御回路部63により構成されて
いる。
【0012】振動機構61は、音叉状に形成された振動
駆動部64と該振動駆動部64の先端から延出し、振動
面と直角方向の剛性が弱くなる様に配置された一対の振
動片65a,65bにより形成されている。
【0013】前記振動駆動部64には振動駆動用の第1
の圧電変換素子66及び振動駆動検知用の第2の圧電変
換素子67(不図示)が固着され、制御回路部63から
第1の圧電変換素子66に入力される加振信号により振
動駆動部64及びそれと一体に形成された振動片65
a,65bは矢印68a,68bの方向に互いに逆向き
に振動する。第2の圧電変換素子67は振動を検知し、
制御回路部63へ出力する。
【0014】振動片65a,65bの先端には集中質量
部69a,69bが形成されており、振動駆動部64の
振動により交番速度を持つ。この状態で振動機構61に
沿う軸610回りに角速度Ωが加わると、集中質量と交
番速度と入力角速度の積で求まるコリオリの力Fcが矢
印611a,611bの方向に加わる。ここで、矢印6
11a,611bの方向が互いに逆向きになるのは、一
対の振動片65a,65bは互いに逆向きに振動してい
るからである。
【0015】ここで交番速度は後述の制御回路部63に
より常に一定振幅に保たれており、集中質量は変化しな
いため、コリオリの力Fcは入力角速度に比例して変化
する。
【0016】振動片65a,65bは上記コリオリの力
Fcにより歪ませられ、振動片65a,65bの歪み方
向を検知する如く固着された第3の圧電変換素子612
a,612bにより歪みを検知し、この出力を制御回路
部63で処理することで角速度を求めることが出来る。
【0017】又、第2及び第3の圧電変換素子67,6
12a,612bの端子出力は各々抵抗613,614
で接地した後に、非反転増幅器615,616に入力さ
れ、増幅検出電圧を発生する。
【0018】移相回路617は非反転増幅器615から
の増幅検出電圧に応答し、この増幅検出電圧の位相を9
0度だけ移相し、移相電圧を発生する。この移相回路6
17の役割を以下に述べる。
【0019】振動機構64は第1の圧電変換素子66に
入力される加振信号により振動をするわけであるが、加
振信号に対する振動振幅の最も効率の良いのは振動機構
64の共振周波数で振動させることである。ところが、
共振状態においては第1の圧電変換素子66に入力され
る加振信号に対し実際の振動の位相は90°遅れる。そ
のため、第2の圧電変換素子67を介した非反転増幅器
615からの増幅検出電圧は加振信号に対し位相が90
°遅れており、移相回路617により位相を90°進め
て加振信号と位相を揃える。
【0020】この位相を揃えた信号を第1の圧電変換素
子66に入力して、いわゆる正帰還回路を構成し、なお
かつ入力信号電圧より非反転増幅器615の増幅検出電
圧を大きくすると、振動機構64は振動を始める。
【0021】次に、整流回路619は移相回路617か
らの移相電圧に応答して移相電圧を整流し、整流電圧を
発生する。基準信号発生器620は非反転増幅器615
からの増幅検出信号を一定にすべく第1の圧電変換素子
66への加振信号を制御するための基準電圧を発生す
る。
【0022】差動増幅器621は整流回路619からの
整流電圧と基準信号発生器620からの基準電圧との差
を増幅し、差動増幅電圧を発生する。乗算回路622は
移相回路617からの移相電圧に差動増幅器621から
の差動増幅電圧を乗じ、この乗算結果を前記第1の圧電
変換素子66への加振信号に相当する帰還電圧とする。
【0023】前述した様に加振信号電圧より非反転増幅
器615の増幅検出電圧を大きくすることで、振動機構
64は振動を始めるわけであるが、このままでは振動は
次第に増大し、最終的には電源電圧で制限を受けるた
め、歪んだ波形で不安定な振動となる。
【0024】ところが、非反転増幅器615からの増幅
検出電圧を整流回路619で整流し、これと基準信号6
20からの基準電圧との差を正帰還内に乗ずると、振動
が大きくなって整流電圧が増大して基準電圧に近づくと
乗算回路622の乗算結果は小さくなってゆき、加振信
号電圧と非反転増幅器615の増幅電圧の比が小さくな
ってゆく。つまり、正帰還回路の増幅率が振動振幅と基
準信号により制御され、振動機構64は一定振幅で安定
振動を行うことになる。
【0025】非反転増幅器616の出力は、振動周波数
成分のみを通過させる帯域通過回路623を介すること
で、振動周波数に比べて極めて低い周波数帯域にある外
乱信号(例えば重力加速度により振動片65a,65b
が歪み、その歪みを第3の圧電変換素子612a,61
2bが検知して生ずる加速度信号)は除去される。
【0026】同期検波回路624は移相回路617から
の移相電圧に応答し、移相電圧との関連により帯域通過
回路623からの帯域増幅検出電圧を同期検波し、この
同期検波結果を同期検波電圧として発生する。
【0027】ここで、図13(a)は同期検波の様子を
説明する図であり、実線で示される振動機構部64の振
動625に対し、交番速度は1点鎖線626で示される
様に位相が90度進んでいる。
【0028】角速度Ωが生ずることによる第3の圧電変
換素子612a,612bの出力は2点鎖線627に示
される如く交番速度と同位相となる。破線は振動機構部
64の振動検知を行う第2の圧電変換素子67の出力6
28であり、この出力628を移相回路617で90度
進ませた移相電圧で第3の圧電変換素子612a,61
2bの出力を同期検波する。
【0029】図13(b)は以上によって得られた同期
検波電圧を示しており、この斜線で表される面積を平滑
回路629で積分することで角速度Ωを表す角速度電圧
を得る。
【0030】そして、この得られた角速度出力を公知の
アナログ積分器あるいはディジタル積分器で積分するこ
とで、手振れ量(手振れ角変位)を求めることが出来
る。
【0031】次に、図14は上記補正光学手段の構造の
一例を示す分解斜視図である。
【0032】レンズ71がカシメられた支持枠72に軸
受73yが圧入されている。そして、軸受73yには支
持軸74yが軸方向に摺動可能に支持されている。そし
て、支持軸74yの凹部74yaは支持アーム75の爪
75aに嵌込められる。又、支持アーム75にも軸受7
3pが圧入され、支持軸74pが軸方向に摺動可能に支
持されている。
【0033】なお、図14に支持アーム75の裏面図も
併記すると共に、爪75aを明示する為の一部正面図も
併記している。
【0034】支持枠72の投光器取付穴72pa,72
yaにはIRED等の投光素子76p,76yを接着
し、接着基板を兼ねた蓋77p,77y(支持枠72に
接着される)にその端子が半田付けされる。また、支持
枠72にはスリット72pb,72ybが設けられてお
り、投光素子76p,76yの投光はスリット72p
b,72ybを通し、後述するPSD78p,78yに
入射する。又、支持枠72にはコイル79p,79yも
接着され、端子は蓋77p,77yに半田付けされる。
【0035】鏡筒710には支持球711が嵌入(3か
所)され、また支持軸74pの凹部74paが嵌込めら
れる爪部710aを有している。
【0036】 ヨーク712p1 ,712p2 ,712
3 、マグネット713p1 ,713p2 は重ねて接着
され、同様にヨーク712y1 ,712y2 ,712y
3 、マグネット713y1 ,713y2 も重ねて接着さ
れる。尚、マグネットの極性は矢印713pa,713
yaの配置となる。
【0037】ヨーク712p2 ,712y2 は鏡筒71
0の凹部710pb,710ybにネジ止めされる。
【0038】センサ座714p,714y(714yは
不図示)にPSD等の位置検出素子78p,78yを接
着し、センサマスク715p,715yを被せてフレキ
シブル基板716に位置検出素子78p,78yの端子
が半田付けされる。センサ座714p,714yの凸部
714pa,714ya(714yaは不図示)を鏡筒
710の取付穴710pc,710ycに嵌入し、フレ
キシブル基板ステイ717にてフレキシブル基板716
は鏡筒710にネジ止めされる。フレキシブル基板71
6の耳部716pa,716yaは各々鏡筒710の穴
710pd,710ydを通り、ヨーク712p1 ,7
12y1 上にネジ止めされ、蓋77p,77y上のコイ
ル端子、投光素子端子は各々フレキシブル基板716の
耳部716pa,716yaのランド部716pb,7
16ybとポリウレタン銅線(3本縒り線)に接続され
る。
【0039】メカロックシャーシ718にはプランジャ
719がネジ止めされ、バネ720をチャージしたメカ
ロックアーム721にプランジャ719が嵌込まれ、軸
ビス722によりメカロックシャーシ718に回転可能
にネジ止めされる。
【0040】メカロックシャーシ718は鏡筒710に
ネジ止めされ、プランジシャ719の端子はフレキシブ
ル基板716のランド部716bに半田付けされる。
【0041】先端球状の調整ネジ723(3か所)はヨ
ーク712p1 、メカロックシャーシ718にネジ込み
貫通され、調整ネジ723と支持球711で支持枠72
の摺動面(斜線部72c)を挟んでいる。調整ネジ72
3は摺動面に僅かなクリアランスで対向する様にネジ込
み調整されている。
【0042】カバー724は鏡筒710に接着され、上
記した補正光学手段をカバーしている。
【0043】図15は上記図14の補正光学手段の駆動
制御について説明するための図である。
【0044】位置検出素子78p,78yの出力を増幅
回路727p,727yで増幅してコイル79p,79
yに入力すると、支持枠72が駆動されて位置検出素子
78p,78yの出力が変化する。ここでコイル79
p,79yの駆動方向(極性)を位置検出素子78p,
78yの出力が小さくなる方向に設定すると(負帰
還)、コイル79p,79yの駆動力により位置検出素
子78p,78yの出力がほぼ零になる位置で支持枠7
2は安定する。尚、加算回路731p,731yは位置
検出素子78p,78yからの出力と外部からの指令信
号730p,730yを加算する回路であり、補償回路
728p,728yは制御系をより安定させる回路であ
り、駆動回路729p,729yはコイル79p,79
yへの印加電流を補う回路である。
【0045】そして、図15の系に外部から指令信号7
30p,730yを加算回路731p,731yを介し
て与えると、支持枠72は指令信号730p,730y
に極めて忠実に駆動される。
【0046】図15の制御系のように位置検出出力を負
帰還してコイルを制御する手法を位置制御手法と云い、
指令信号730p,730yとして手振れの量を与える
と支持枠72は手振れ量に比例して駆動される。
【0047】図16は上記図15に示した補正光学手段
の駆動制御系の詳細に示した回路図であり、ここではピ
ッチ方向725pについてのみ説明する(ヨー方向72
5yも同様であるため)。
【0048】電流−電圧変換アンプ727a,727b
は投光素子76pにより位置検出素子78p(抵抗R
1,R2より成る)に生じる光電流727i1 ,727
2 を電圧に変換し、差動アンプ727cは各電流−電
圧変換アンプ727a,727bの差(支持枠72のピ
ッチ方向725pの位置に比例した出力)を求めるもの
である。以上、電流−電圧変換アンプ727a,727
b、差動アンプ727c及び抵抗R3〜R10にて図1
5の増幅器727pを構成している。
【0049】指令アンプ731aは外部より入力される
指令信号730pを差動アンプ727cの差信号に加算
するもので、抵抗R11〜R14とで図15の加算回路
731pを構成している。
【0050】抵抗R15,16及びコンデンサC1は公
知の位相進み回路であり、これが図15の補償回路72
8pに相当する。
【0051】前記加算回路731pの出力は補償回路7
28pを介して駆動アンプ729aへ入力し、ここでピ
ッチコイル79pの駆動信号が生成され、補正光学手段
が変位する。該駆動アンプ729a、抵抗R17及びト
ランジスタTR1,TR2にて図15の駆動回路729
pを構成している。
【0052】加算アンプ732aは電流−電圧変換アン
プ727a,727bの出力の和(位置検出素子78p
の受光量総和)を求め、この信号を受ける駆動アンプ7
32bはこれにしたがって投光素子76pを駆動する。
以上、加算アンプ732a,駆動アンプ732b、抵抗
R18〜R22及びコンデンサC2により投光素子76
pの駆動回路を構成している(図15では不図示)。
【0053】上記の投光素子76pは温度等に極めて不
安定にその投光量が変化し、それに伴い差動アンプ72
7cの位置感度が変化するが、上記の様に受光量総和一
定となる様に前述の駆動回路によって投光素子76pを
制御すれば、位置感度変化は少なくなる。
【0054】
【発明が解決しようとする課題】図11で説明したよう
に、防振システムを実現する為には振動検出手段と振動
検出手段の指令信号で駆動される補正光学手段を備える
必要がある。
【0055】補正光学手段は、鏡筒内の撮影レンズと同
軸に配置される為に、防振システム無しのレンズと比べ
てもさほど大きさの変化は無い。ところが、振動検出手
段は、撮影レンズ外から突出して(光軸を妨げ無い様
に)取付ける必要があり、レンズ全体を大型化させてし
まい、さらに重量増加の原因(振動検出手段の重量ばか
りでなく、そのレンズへの取付け基台,外装の重量増)
ともなり、該振動検出手段の小型化が望まれている。
【0056】 (発明の目的) 本発明の目的は、光学
機器に加わる振れを検出するための構成を小型化、軽量
することのできる防振システムを提供することであ
る。
【0057】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明は、光学機器に加わる振れを補正するため
に補正光学手段により光軸を偏心させるようにした防振
システムにおいて、前記振れの周波数より高い所定の周
波数で前記補正光学手段を微小振動させる微小振動駆動
手段と、前記振れの角速度と微小振動状態での前記補正
光学手段の質量の運動により発生するコリオリ力を前記
振れによる前記補正光学手段の変位として検出する振れ
検出手段と、該振れ検出手段の出力に基づいて前記補正
光学手段に前記光軸を偏心させる光軸偏心駆動手段とを
有することを特徴とする防振システム、というものであ
【0058】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0059】図1は本発明の第1の実施例における振動
検出装置(手段)を具備した防振システムの構成を示す
図であり、図14及び図15と同様の部分は同一符号を
付してある。
【0060】図15に示した補正光学手段と異なるの
は、図1(b)に示す様に支持枠72とレンズ71の間
に、光軸16方向に弾性を持つ弾性部材11を設け、該
弾性部材11に貼付した圧電部材17とこの圧電部材1
7に入力される公知の構成より成る発振回路12の関係
により、光軸16方向に振動(例えば1KHz)を与え
るようにしている。したがって、レンズ71は支持枠7
2に対し光軸16方向に微少振動することになる。尚、
この振動振幅は微少であり、この振動によるピント及び
レンズの収差の劣化は無い。
【0061】また、増幅回路727p,727yの出力
は各々分岐して帯域通過回路13p,13yに入力され
る。この帯域通過回路13p,13yはレンズ71の振
動(例えば1KHz)周波数のみ通過し、その他の周波
数は減衰させる設定にしてある。そして、該帯域通過回
路13p,13yの出力は同期検波回路14p,14y
により発振回路12の周波数に同期して検波され、この
同期検波出力は低域通過回路15p,15yにて平滑化
され、例えば該防振システムがカメラに組み込まれてい
るとすれば、該カメラに加わる振動(手振れ等)に応じ
た角速度出力が得られる。
【0062】以上の構成において、レンズ71が光軸1
6方向に振動している状態でヨー軸726yまわりに手
振れ等による角速度726yaが加わったとき、レンズ
71が光軸方向に振動している為、角速度726yaと
レンズ71の質量との関連により、ピッチ軸725p方
向にコリオリの力による振動(発振回路12によるレン
ズ71の振動と同周波数の振動)が生ずる。この振動は
受光素子78pにて検知され、増幅回路727pで増幅
されて、図12(の帯域通過回路623〜平滑回路62
9)で説明したのと同様に、帯域通過回路13p,同期
検波回路14p,低域通過回路15pを経て角速度信号
として出力される。
【0063】尚、図1では発振回路12の出力で同期を
とっており、図12の例の様に移相回路617の出力で
同期検波していない。しかし、図13における駆動回路
618の出力(図1では発振回路12の出力であり、共
に同位相)と移相回路617出力は同位相の為、発振回
路12の出力で同期検波しても良い。
【0064】以上の様にしてヨー軸まわり(ピッチ方向
の振れ)の角速度検出が可能であり、又、ヨー方向の振
れ角速度についても同様に受光素子78yにて検知さ
れ、帯域通過回路13y,同期検波回路14y,低域通
過回路15yを経て角速度出力として得ることができ
る。
【0065】この角速度出力は不図示の積分器を介して
積分され角度信号に変換され、指令信号730p,73
0yとして補正光学手段の駆動信号として供される。こ
の際、補正光学手段の駆動により受光素子78p,78
yの出力は変化してしまうが、この変化の周波数は高く
ても20Hz近傍迄であり、帯域通過回路13p,13
yにて十分減衰させる為に角速度検出には支障は無い。
【0066】以上の様に、補正光学手段が振動検出手段
を兼用している為に、従来例の様に別に振動検出手段が
必要無く、コンパクトな構成に出来る。
【0067】(第2の実施例)図2は本発明の第2の実
施例における振動検出装置を具備した防振システムの構
成を示す図であり、図1等と同様の部分は同一符号を付
してある。
【0068】上記第1の実施例ではレンズ71を光軸方
向16に振動させる時に、その振動を監視する手段を持
っていない為に振動振幅が不安定となる事が考えられ
る。この第2の実施例では、図2(b)に示す様に、弾
性部材11の裏に振動監視用の圧電素子18を設け、そ
の出力を振動検出回路19(図12では非反転増幅器6
15に相当)にて増幅し、移相回路110,乗算回路1
14へ出力し、又移相回路110の出力を整流回路11
1により整流して差動回路113にて基準信号発生器1
12の出力と比較し、乗算回路114へ出力するように
している。これにより、乗算回路114にて移相回路1
10と差動回路113の出力が乗算され、図12と同様
に振動振幅を安定にする事が出来る。
【0069】(第3の実施例)図3は本発明の第3の実
施例における振動検出装置を具備した防振システムの構
成を示す図であり、図1等と同様の部分は同一符号を付
してある。
【0070】上記の第1及び第2の実施例ではレンズ7
1を圧電素子17により光軸16方向に振動させるよう
にしていたが、この第3の実施例では、図3に示す様
に、鏡筒部に固定されるマグネット116a,116b
と補正光学手段ベース120に固定されるシャフト11
8に固定されたボイスコイル117との関連により、支
持枠72等を光軸16方向に振動させるようにしてい
る。
【0071】前記シャフト118は鏡筒部(不図示)に
摺動可能に支持されており、補正光学手段ベース120
は鏡筒部に対して光軸16方向にのみ移動でき、ボイス
コイル117は自動焦点回路119からも駆動され、補
正光学手段ベース120を介して不図示のフォーカスレ
ンズを光軸に沿って前後させ、ピント合せも行う構成と
なっている。
【0072】前記ボイスコイル117には発振回路12
の出力が入力される為、該ボイスコイル117は微少振
動を行い、これにより支持枠72も光軸方向に振動する
為、図1と同様に角速度検出が可能になる。
【0073】尚、この図3では補正光学手段ベース12
0の動きを監視するセンサを設けていないが、公知の位
置センサにて補正光学手段ベース120の動きを検出
し、その出力をボイスコイル117にフィードバックし
た構成にすることにより、精度良い振動を継続させる
事、及び、精度良いピント合せを行うことが出来るのは
言う迄もない。
【0074】 (第1の参考技術例) 図4は本発明
係る第1の参考技術例における振動検出装置を具備した
防振システムの構成を示す図であり、図1等と同様の部
分は同一符号を付してある。
【0075】 上記第1乃至第3の実施例ではレンズ7
1を光軸方向に振動させていたが、この第1の参考技術
では、図4に示す様に、支持枠72に検知質量121
を積層圧電部材122を基台にして取付け、検知質量1
21を光軸16方向に振動させるようにしている。
【0076】図4において、支持枠72に積層圧電部材
122を固着し、積層圧電部材122の他端に検知質量
121を固着する。
【0077】そして、発振回路12の出力を積層圧電部
材122に入力して検知質量121を光軸16方向に振
動させる。すると、その振動と入力される振れ角速度の
関連により、検知質量121に光軸16と直角方向のコ
リオリ力が働くが、積層圧電部材122はその方向の剛
性が高いのでこのコリオリ力は支持枠72に伝わり、こ
れが受光素子78p,78yで検出され、前述した処理
により角速度信号として得ることができる。
【0078】この様に、レンズ71とは別に検知質量1
21を設けると、光軸16方向の振動周波数を該検知質
量121の大きさで調整出来、角速度検出の感度,周波
数帯域を調整可能になる。
【0079】 (第4の実施例) 図5及び図6は本発
明の第4の実施例に係る図であり、図5は振動検出装置
を具備した防振システムの構成を示し、図1等と同様の
部分は同一符号を付してある。また、図6は図5の各回
路の詳細な回路構成を示している。
【0080】 上記の第1乃至第3の実施例ではレンズ
71或は支持枠72を光軸16方向に振動させていた
が、この第4の実施例では、この振動方向を光軸16と
直角な方向にするようにしている。
【0081】つまり、図5に示す様に、発振回路12
p,12yの出力を、指令信号730p,730yと同
列に増幅回路727p,727yの出力に足し込むこと
で実現するようにしている。これにより、支持枠72は
ピッチ方向725p,ヨー方向726yに微少振動(例
えばピッチ方向1KHz,ヨー方向2KHz)すること
になる。
【0082】 尚、レンズ71は支持枠72に対して弾
性手段21で支持されている為、この高周波はレンズ7
1には伝わらず、この振動による画質の劣化は無い。ま
た、ピッチ方向とヨー方向の振動周波数を異ならせてい
るのは、同周波数であると角速度検出の互いの軸の出力
干渉が生ずる可能性がある為であり、互いの周波数を異
ならせ、帯域通過回路13p,13yの通過帯域をピッ
チ側13pを1KHz,ヨー13yを2KHzにして
互いの干渉をカットさせるようにしている。
【0083】そして、例えばピッチ軸725p方向に振
動している時にヨー軸726yまわりの角速度726y
aが加わると、支持枠72は光軸16方向に振動(1K
Hz)する。その振動を受光素子78pで検出する訳で
あるが、受光素子78p,78yはピッチ方向725
p,ヨー方向726yの移動は検出可能であるが光軸1
6方向の検出は出来ない。しかし、投光素子76p,7
6yと受光素子78p,78yの間隔が変化(振動周波
数に同期して)する為に、受光素子78p,78yの受
光量総和は変化している。
【0084】補正光学手段は、受光量総和が一定になる
様に投光素子76p,76yの電流を制御して、温度,
経時的に安定させている事を前述したが、この様に受光
素子78p,78yと投光素子76p,76yの間隔が
変化する事で(受光量総和を一定にする為に)投光素子
76p,76yに流す電流が変化する。
【0085】図6の回路図において、抵抗23の電位が
投光素子76pに流す電流量に対応しており、したがっ
て、この電位を帯域通過回路13p,同期検波回路14
p,低域通過回路15pで処理することで、角速度出力
を得ることが可能となる。
【0086】尚、図5において、支持球711はバネ2
2を介して鏡筒710に取付けられている為に、支持枠
72が光軸方向に振動しても、支持球に規制されてしま
う事は無い。
【0087】 (第2の参考技術例) 図7は本発明
係る第2の参考技術例における振動検出装置を具備した
防振システムの構成を示す図であり、図1等と同様の部
分は同一符号を付してある。
【0088】 上記第4の実施例ではコリオリ力の検出
に投光素子76p,76yに流す電流を利用したが、こ
第2の参考技術例では、コリオリ力検出用に支持枠7
2に加速度計を取付けた例を示している。
【0089】図7において、支持枠72に加速度計であ
るところの圧電バイモルフ31p,31yを取付けてい
る。そして、この圧電バイモルフ31pは、支持枠72
のピッチ方向725pの振動(例えば1KHz)とヨー
軸726yまわりの振れ角速度と圧電バイモルフ31p
自身の質量により発生するコリオリ力により、光軸16
方向に振動(1KHz)し、その出力を帯域通過回路
(1KHzは通過する)13p,同期検波回路14p,
低域通過回路15pで処理することで、角速度を得るこ
とができる。
【0090】また、圧電バイモルフ31yは、支持枠7
2のヨー方向726yの振動(例えば2KHz)とピッ
チ軸725pまわりの振れ角速度と圧電バイモルフ31
y自身の質量により発生するコリオリカにより、光軸方
向に振動(2KHz)し、その出力を帯域通過回路(2
KHzは通過する)13y,同期検波回路14y,低域
通過回路15yで処理することで、角速度を得ることが
できる。
【0091】 (第3の参考技術例) 図8は本発明
係る第3の参考技術例における振動検出装置を具備した
防振システムの構成を示す図であり、図1等と同様の部
分は同一符号を付してある。
【0092】 上記第2の参考技術例では加速度計とし
て圧電バイモルフ31p,31yを用いているが、この
第3の参考技術例では、支持アーム75に取付けられた
金属板(例えばSUS)32p,32yに圧電素子33
p,33yを接着し、該金属板32p,32yの撓みを
検出する構成にして、第2の参考技術例と同様の効果を
得るようにしている。
【0093】支持アーム75はピッチ方向725p方向
にしか振動しない為に、ヨー軸726yまわりの振れ角
速度は検出するが、ピッチ軸725pまわりの振れ角速
度の干渉は無くなり、精度良い角速度検出が可能とな
る。
【0094】 (第4の参考技術例) 図9は本発明
係る第4の参考技術例における振動検出装置を具備した
防振システムの構成を示す図であり、図1等と同様の部
分は同一符号を付してある。
【0095】 この第4の参考技術例では、図9に示す
様に、支持枠72に金属板32yを固着し、先端に付加
質量34yを設けている。
【0096】支持枠72は前述したようにピッチ方向7
25pに振動(1KHz)、又、ヨー方向726yに振
動(2KHz)している為に、付加質量34yもその両
方向に振動し、振れ角速度との関連で、1KHzと2K
Hzの重畳した振動を発生する。したがって、その時の
金属板32yの撓みを圧電素子33yで検出し、2つの
帯域通過回路13p,13yで弁別することで、ピッチ
方向の角速度とヨー方向の角速度を同時に検出すること
が可能となる。
【0097】 (第5の参考技術例) 図10は本発明
に係る第5の参考技術例における振動検出装置を具備し
たカメラの要部構成を示す図である。
【0098】
【0099】図10において、フォーカス,ズーム、或
は、フィルム給送用のモータ41の回転軸412が撮影
光軸16に平行に成るように配置され、防振システム作
動時には常に定速回転を行っている。このモータ41に
は電磁クラッチ等の公知の駆動伝達制御手段42が接続
されており、これにギア列43a,43b,43cが接
続され、前記モータ41の出力が必要に応じてフォーカ
ス,ズーム、或は、フィルム給送の駆動に供される。す
なわち、フォーカス,ズーム,フィルム給送を行う時
は、駆動伝達制御手段42をONにしてモータ41の駆
動力をギア列43a,43b,43cに伝え、非使用
時、且つ、防振システム使用時には、駆動伝達制御手段
42をOFFにしてモータ41の出力をギア列43a,
43b,43cに伝えない。
【0100】モータ41の駆動伝達制御手段42とは反
対側の回転軸には、図示の通り、圧電バイモルフ44
a,44bを取付けており、共に光軸16方向の撓み検
出を行っている。
【0101】端子45a,45bは、ブラシ46pa,
46pb,46ya,46ybを介して圧電バイモルフ
44a,44bの出力を差動増幅回路47p,47yに
入力させる為のものである。また、低域通過回路48
p,48yは差動増幅回路47p,47yの出力を平滑
化させる為のものである。
【0102】以上の構成において、モータ41が回転し
ている時、圧電バイモルフ44a,44bの先端には矢
印413a,413bに示す速度を生じている。この
時、振れ角速度410pが加わっていると、圧電バイモ
ルフ44a,44bの質量と速度413a,413bと
角速度410pの関連により、矢印411a,411b
方向にコリオリの力が働き、圧電バイモルフ44a,4
4bは撓みを生ずる。この出力を端子45a,45b、
ブラシ46pa,46pbを通して差動増幅回路47p
に入力する。この角速度は圧電バイモルフ44a,44
bが180°回転した時にも発生し、差動増幅回路47
pに出力される。つまり、モータ41の一回転で二回づ
つ角速度に応じた出力がなされ、この出力が低域通過回
路48pで平滑化されて角速度出力が得られる。
【0103】又、振れ角速度410yが生じている時、
図10の圧電バイモルフ44a,44bが90°回転し
た点で、この出力が端子45a,45bからブラシ46
ya,46ybを通して差動回路47yに入力され、低
域通過回路48yにより角速度出力として得られる。
【0104】以上の様に、搭載される防振機能以外の手
段を振動検出を行う事で、防振は行わなくても手振れ警
告を行う事が出来、もちろん、補正光学手段を設けて防
振を行う事も可能である。
【0105】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、光学機器に加わる振れを検出するためにコリオリ力
を発生させる微小振動部材として、防振システムを構成
する一部材である補正光学手段を用いるようにしてい
る。
【0106】 よって、光学機器に加わる振れを検出す
るための構成を小型化、軽量化することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における振動検出装置
(手段)を具備した防振システムを示す構成図である。
【図2】 本発明の第2の実施例における振動検出装置
を具備した防振システムを示す構成図である。
【図3】 本発明の第3の実施例における振動検出装置
を具備した防振システムを示す構成図である。
【図4】 本発明に係る第1の参考技術例における振動
検出装置を具備した防振システムを示す構成図である。
【図5】 本発明の第4の実施例における振動検出装置
を具備した防振システムを示す構成図である。
【図6】 図5の各回路の詳細な構成を示す回路図であ
る。
【図7】 本発明に係る第2の参考技術例における振動
検出装置を具備した防振システムを示す構成図である。
【図8】 本発明に係る第3の参考技術例における振動
検出装置を具備した防振システムを示す構成図である。
【図9】 本発明に係る第4の参考技術例における振動
検出装置を具備した防振システムを示す構成図である。
【図10】 本発明に係る第5の参考技術例における振
動検出装置を具備したカメラの要部を示す構成図であ
る。
【図11】 従来の防振システムの概略構成を示す斜視
図である。
【図12】 従来の振動検出手段の一つである角速度セ
ンサであるところの振動ジャイロを示す機構図である。
【図13】 図12の振動ジャイロの各部の出力波形を
示す図である。
【図14】 従来の補正光学手段の構成を示す分解斜視
図である。
【図15】 従来の補正光学手段やその駆動手段の構成
を示す機構図である。
【図16】 図15に示した駆動手段等の電気的構成を
具体的に示した回路図である。
【符号の説明】
11 弾性部材 12 発振回路 13p,13y 帯域通過回路 14p,14y 同期検波回路 15p,15y 低域通過回路 17,18 圧電部材 21 弾性部材 31p,31y 圧電バイモルフ 33p,33y 圧電素子 34y,53a,53b 付加質量 41 モータ 44a,44b 圧電バイモルフ 71 レンズ 72 支持枠 76p,76y 投光素子 78p,78y 位置検出素子 79p,79y コイル 116 マグネット 177 ボイスコイル 121 検知質量 122 積層圧電部材 727p,727y 増幅回路 728p,728y 補償回路 729p,729y 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−137813(JP,A) 特開 平4−147228(JP,A) 特開 平5−204016(JP,A) 特開 平4−349432(JP,A) 特開 平6−11762(JP,A) 特開 平4−211230(JP,A) 特開 平4−95933(JP,A) 特開 平4−301822(JP,A) 特開 平4−359684(JP,A) 特開 昭62−8032(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 5/00,17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学機器に加わる振れを補正するために
    補正光学手段により光軸を偏心させるようにした防振シ
    ステムにおいて、前記振れの周波数より高い所定の周波
    数で前記補正光学手段を微小振動させる微小振動駆動手
    段と、前記振れの角速度と微小振動状態での前記補正光
    学手段の質量の運動により発生するコリオリ力を前記振
    れによる前記補正光学手段の変位として検出する振れ検
    出手段と、該振れ検出手段の出力に基づいて前記補正光
    学手段に前記光軸を偏心させる光軸偏心駆動手段とを有
    することを特徴とする防振システム
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