JP3294314B2 - 車輌用振動騒音制御装置 - Google Patents

車輌用振動騒音制御装置

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JP3294314B2
JP3294314B2 JP11080292A JP11080292A JP3294314B2 JP 3294314 B2 JP3294314 B2 JP 3294314B2 JP 11080292 A JP11080292 A JP 11080292A JP 11080292 A JP11080292 A JP 11080292A JP 3294314 B2 JP3294314 B2 JP 3294314B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輌用振動騒音制御装
置、より詳しくは車輌の走行等により発生する振動騒音
を能動的に制御し、これら振動騒音の低減化を図る車輌
用振動騒音制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】近年、適応デジタルフィルタ
(Adaptive Digital Filter:以下、「ADF」という)
を使用して、振動騒音源から発生する振動騒音を減衰さ
せ、該振動騒音の低減化を図る能動的振動騒音制御装置
の開発が各方面で盛んに行なわれている。
【0003】図4は、この種の振動騒音制御装置の概略
を示すブロック構成図であって、該振動騒音制御装置
は、振動騒音源101からの振動騒音を検出する振動騒
音センサ102と、該振動騒音センサ102により検出
される振動騒音が参照信号xとして入力されかつ該参照
信号xの伝達特性に対して逆位相の伝達特性を有する制
御信号を出力する適応制御回路103と、振動騒音源か
らの振動騒音信号dと前記制御信号yとを加算して誤差
信号εを出力する加算器104とを主要部として構成さ
れている。
【0004】また、前記適応制御回路103は、有限長
インパルス応答(Finite ImpulseResponse:以下、「FI
R」という)形のADFと、最適な制御信号を生成する
ための適応アルゴリズム(計算法)処理部とを備えてい
る。さらに、適応アルゴリズムとしては、具体的には最
小二乗平均法(Least Mean Square Method:以下、「LM
S法」という)が使用されるのが一般的である。
【0005】しかして、上記従来の振動騒音制御装置に
おいては、振動騒音センサ102により検出された振動
騒音信号はA/Dコンバータ105によってサンプリン
グされ、デジタルデータの参照信号xとして適応制御回
路103に入力される。該適応制御回路103から出力
されたデジタル信号はD/Aコンバータ106でアナロ
グ信号に変換され、制御信号yとして加算器104に入
力される。
【0006】一方、前記加算器104には振動騒音源1
01から振動騒音信号dが入力されており、前記加算器
104からは振動騒音信号dと制御信号yとの誤差信号
εが出力され、適応制御回路103にフィードバックさ
れる。すなわち、誤差信号εは、振動騒音信号dと制御
信号yとの残留誤差を示すものであり、前記適応アルゴ
リズム処理部で算出される更新補正量(毎回の繰り返し
における補正量の大きさを制御するパラメータ:ステッ
プサイズパラメータ)μを所望値に設定し、誤差信号ε
が最小値となるように因果律を成立させて制御信号であ
る逆位相の伝達特性を変更し、振動騒音の低減化を図っ
ている。尚、誤差信号εは、通常、誤差信号εの二乗平
均誤差{E(e2)}が最小値となるように設定され
る。
【0007】ところで、電子機器等において通信中に発
生するノイズやゴースト或いは工場内のダクト等から発
生する振動騒音源に関しては、その位相波形が変化する
ことは少なく、定常状態において一度同定された系は極
めて頑健であり、系は安定していると考えられる。つま
り、上述した工場内のダクト等から発生する振動騒音源
については、その系が大きく変動することが少ないた
め、因果律が成立し、ADFが最適状態に収束するまで
の収束時間が問題となることは少ない。
【0008】しかしながら、前記振動騒音制御装置を自
動車等の車輌に適用して車室内の籠もり音やロードノイ
ズ或いはエンジンの二次振動等の低減化を図る場合にお
いては、適応制御回路103に入力される参照信号xの
振動騒音波形がエンジンの運転状態に応じて変化するた
め因果律の成立が困難であり、適応制御の収束性が悪く
なって所望の振動騒音低減化を図ることができないとい
う問題点があった。
【0009】すなわち、ダクト等から発生する定常的な
振動騒音源の場合は、図5に示すように、振動騒音源1
01から所定の時間遅れtを有して加算器104に入力
される振動騒音信号dに対し適応制御回路103に入力
された参照信号xはエンジンの運転状態の変化に追随し
た制御信号yを出力するので、誤差信号εを略0にする
ことができ、振動騒音の低減化が図ることができるが、
一方自動車等の車輌の場合は、エンジン回転数や負荷状
態等エンジンの運転パラメータに応じて振動騒音波形が
変化し、また演算処理に時間を要するため、周期性を有
する振動騒音波形のみについて、例えば入力信号xに対
して少なくとも一周期遅れで、しかも前記入力信号xと
同一の振動騒音波形を有する波形に対して選択的に振動
騒音が制御されることとなるため、所望の迅速な適応制
御を行うことができないという問題点があった。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであって、時々刻々と変化する系に対しても追従性
が良好な高収束性を有する車輌用振動騒音制御装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくとも車輌駆動用パワープラントを含
む振動騒音源に起因して車体又は車室内の少なくとも1
つ以上の所定領域において発生する周期的または擬似周
期的な振動騒音に対し、所定の入力信号をフィルタリン
グすることにより前記振動騒音源から前記所定領域の間
の伝達特性を変化させる制御信号を出力する第1のフィ
ルタ手段と、前記制御信号を駆動騒音変換する電気機
械変換手段と、前記振動騒音源に起因して前記所定領域
において発生する振動騒音と前記電気機械変換手段によ
って変換された駆動騒音とのベクトル的な総和により減
じられる振動騒音誤差信号を前記所定領域において検出
する誤差信号検出手段と、前記電気機械変換手段と前記
誤差信号検出手段との間に形成される振動騒音伝達経路
の伝達特性を表現する第2のフィルタ手段と、前記誤差
信号検出手段の検出結果と前記第2のフィルタ手段から
出力される伝達特性補正信号と前記第1のフィルタ手段
のフィルタ係数に基づいて前記振動騒音誤差信号が最小
値となるように前記フィルタ係数を更新する制御信号更
新手段とを備えた車輌用振動騒音制御装置において、車
輌駆動用エンジンの運転状態を示す外部信号を検出する
外部信号検出手段、前記制御信号更新手段が前記制御
信号の更新補正量を制御する制御手段と、該制御手段が
前記外部信号検出手段の検出結果に応じて前記更新補正
量を連続的に変化させる変化手段を具備していること
を特徴としている。
【0012】また、前記車輌駆動用エンジンの運転状態
を検出する運転状態検出手段を有すると共に、該運転状
態検出手段が、少なくともエンジン回転数を検出する回
転数検出手段と、吸気管内絶対圧を検出する絶対圧検出
手段と、燃料噴射量を検出する噴射量検出手段と、スロ
ットル弁の弁開度を検出する弁開度検出手段とを含み、
前記外部信号検出手段により検出される外部信号が、前
記運転状態検出手段により検出された検出信号と、該検
出信号の変化度合を示す変化速度信号及び変化加速度信
号のうち、少なくとも1つ又は複数の組合わせから構成
されていることを特徴としている。
【0013】さらに、本発明は、前記外部信号検出手段
により検出される外部信号は、第1の演算手段により演
算処理されて出力されると共に、前記変化手段が、前記
第1の演算手段から出力された外部信号検出手段の検出
結果と前記誤差信号検出手段の検出結果に基づき前記更
新補正量の変化量を演算する第2の演算手段を有してい
ることを特徴としている。
【0014】
【作用】能動制御において振動騒音源から発生する振動
騒音を低減するための要因としては、所望の制御信号に
早期に収束させるための収束速度と残留誤差を示す誤差
信号を最小値とする低減効果量とがあり、さらにこれら
収束速度及び低減効果量を支配する要因としては、 (i) 制御信号を出力するフィルタ手段に使用されるフ
ィルタのタップ(フィルタ係数)の更新個数 (ii) フィルタ係数を更新し、制御信号を生成する更新
手段のアルゴリズム(計算方法) (iii)更新手段の演算速度 (iv) 制御信号の更新補正量を制御する制御手段 があると考えられる。
【0015】しかし、(i)フィルタ係数の更新個数が
少ない場合は収束速度を向上させることができるが、自
動車等の車輌のように系が複雑になると或る程度の低減
効果量を得るためには多数のフィルタ係数を更新するこ
とが要求されるため、フィルタ係数の更新個数を少なく
して収束速度を向上させるのは不可能に近い。
【0016】(ii)更新手段に使用される適応アルゴリズ
ムとしては、現在のところ従来から一般に使用されてい
るLMS法の使用が最も好ましいと考えられる。
【0017】(iii)演算速度については、近年における
コンピュータ分野の技術発展に伴い、演算素子の計算速
度の向上には目覚ましいものがあるが、現在の技術をも
ってしても演算素子の計算速度のみで前記収束速度の向
上に対処することは困難である。
【0018】一方、(iv)制御手段により制御される更新
補正量、すなわちステップサイズパラメータμの設定値
については数式(1)に示す制限が数学理論上存在する
(例えば、浜田晴夫「アダプティブフィルタの基礎(その
2)」日本音響学会誌45巻9号(1989))。
【0019】
【数1】 ここでλmaxは、フィルタ手段(ADF)の個々のタ
ップ入力の2乗平均値並びにタップ入力間の相関関数を
要素とする相関行列Rの最大固有値である。このステッ
プサイズパラメータμ(更新補正量)の設定に関して
は、その値を大きく設定すると収束速度が向上するもの
の系の安定性に欠け、またその値を小さく設定すると系
の安定化を図ることができるものの収束速度は低下する
という特性がある。そして、実際上の適用に関しては、
ノイズの混入等外乱対策としてステップサイズパラメー
タμは(1/λmax)よりかなり小さく、しかも
「0」に近い値に設定して系の安定化を図ることが行な
われている。特にフィルタ手段のフィルタ係数が最適値
近傍に到達したときにノイズによる誤差を検出した場合
には、所謂「揺らぎ現象」を起こすことが知られてお
り、したがってかかる場合にステップサイズパラメータ
μの値が大きいと「揺らぎ」も大きくなり、収束後の効
果量も低減する。そして、かかる観点から更新手段内に
おいて系の適応状況を把握し、適宜演算を行って前記ス
テップサイズパラメータμ(更新補正量)を連続的に変
化させる手法が考えられる。
【0020】本発明は前記更新補正量に着目して車輌に
おける振動騒音の低減化を図ったものであって、上記
[課題を解決するための手段]に記した構成によれば、
車輌駆動用エンジンの運転状態を示す外部信号を検出
し、その検出結果に応じて更新補正量が連続的に変化す
るのでエンジンの運転状態に迅速に追従した制御信号が
生成される。
【0021】また、外部信号は、エンジン回転数等のエ
ンジンの運転状態及びその変化度合を示す変化速度信号
及び変化加速度信号のうち少なくとも1つ又は複数の組
合せから構成されるので、振動騒音伝達特性の位相波形
の変化に素早く対応した制御信号の生成が可能となる。
【0022】さらに、外部信号は第1の演算手段により
演算処理されて出力されると共に、変化手段が外部信号
と誤差信号とに基づいて更新補正量の変化量を演算する
第2の演算手段を有しているので、更新補正量の変化量
の演算と外部信号検出のための演算処理とを別個の演算
手段で実行されることとなり、収束速度の低下を回避す
ることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳説す
る。
【0024】図1は本発明に係る車輌用振動騒音制御装
置の一実施例を示した全体構成図である。
【0025】図中、1は各シリンダに吸気弁と排気弁
(図示せず)とを各1対宛設けたDOHC直列4気筒の
車輌駆動用エンジン(以下、単に「エンジン」という)
であって、該エンジン1の吸気管2の途中にはスロット
ルボディ3が設けられ、その内部にはスロットル弁3′
が配されている。また、スロットル弁3′にはスロット
ル弁開度(θTH)センサ4が連結されており、スロッ
トル弁3′の開度に応じた電気信号を出力して電子コン
トロールユニット(以下「ECU」という)5に供給す
る。
【0026】燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁
3′との間且つ吸気管2の図示しない燃料ポンプに接続
されるとともにECU5に電気的に接続され、当該EC
U5からの信号により燃料噴射の開弁時間が制御され
る。
【0027】また、吸気管2のスロットル弁3′の下流
側には分岐管7が設けられ、該分岐管7の先端には絶対
圧(PBA)センサ8が取付けられている。該PBAセ
ンサ8はECU5に電気的に接続されており、吸気管2
内の絶対圧PBAは前記PBAセンサ8により電気信号
に変換されてECU5に供給される。
【0028】また、エンジン1の図示しない、例えばク
ランク軸周囲にはエンジン回転数(NE)センサ9が取
り付けられている。
【0029】NEセンサ9はエンジン1のクランク軸の
180度回転毎に所定のクランク角度位置で信号パルス
(以下「TDC信号パルス」という)を出力し、該TD
C信号パルスはECU5に供給される。
【0030】エンジン1の各気筒の点火プラグ11は、
ECU5に電気的に接続され、ECU5により点火時期
が制御される。
【0031】また、エンジン1の前部及び後部には1対
の自己伸縮型エンジンマウント(電気機械変換手段)
2a,12bが配設されている。該自己伸縮型エンジン
マウント12a,12bは、具体的には、その上端が弾
性ゴム13a,13bを介してエンジン1に接続される
と共に下端は車体クレーム14に支持されている。
【0032】また、前記自己伸縮型エンジンマウント1
2a,12bには、ボイスコイル・モータ(VCM)1
5a,15bが内有され、エンジンの振動に応じてEC
U5からの信号によりエンジンの振動を制御する。すな
わち、自己伸縮型エンジンマウント12a,12bは、
液体が充填された液室(図示せず)を内有し、振動源側
(エンジン1)に固定された弾性ゴム13a,13bが
伸縮して振動源の振動が車体に伝達されるのを防止す
る。
【0033】さらに、ECU5には、エンジンの振動騒
音を能動的に低減する振動騒音制御系16が電気的に接
続され、該振動騒音制御系16は、ECU5からの信号
により前記振動騒音を制御する。
【0034】しかして、ECU5は、上述の各種センサ
からの入力信号波形を整形して電圧レベルを所定レベル
に修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する
等の機能を有する入力回路5aと、中央演算処理回路
(以下「CPU」という)5bと、該CPU5bで実行
される各種演算プログラムや後述する各種マップ及び演
算結果等を記憶するROM及びRAMからなる記憶手段
5cと、前記燃料噴射弁6、点火プラグ11及び振動騒
音制御系16に出力信号を供給する出力回路5dとを備
えている。
【0035】また、CPU5bは、エンジンの運転状態
に応じ、数式(2)に基づき、前記TDC信号パルスに
同期して燃料噴射弁6の燃料噴射時間TOUTを演算す
る。 TOUT=TiM×K1+K2 …(2) ここで、TiMはエンジン回転数NEと吸気管内絶対圧
PBAとに応じて設定される基本燃料噴射時間であっ
て、記憶手段5c(ROM)にはこのTiM値を決定す
るためのTiMマップが予め記憶されている。
【0036】また、K1及びK2は夫々各種エンジンパ
ラメータ信号に応じて演算される補正係数及び補正変数
であって、各気筒毎にエンジンの運転状態に応じた燃費
特性や加速特性等の諸特性の最適化が図られるような所
定値に設定される。
【0037】さらに、CPU5bは、上述のエンジンパ
ラメータ(エンジン回転数NE、吸気管内絶対圧PB
A、燃料噴射時間TOUT、スロットル弁の弁開度θT
H)の検出信号を取り込んで、これら検出信号の変化度
合を示す変化速度信号(1階微分信号)、すなわちdN
E/dt,dPBA/dt,dTOUT/dt及びdθ
TH/dt、並びに変化加速度信号(2階微分信号)、
すなわちd2NE/dt2,d2PBA/dt2,d2TO
UT/dt2及びd2θTH/dt2を演算し、これらエ
ンジンパラメータの検出信号、変化速度信号、変化加速
度信号のうち少なくとも1つ又は複数の信号を組合わせ
た信号を外部信号として振動騒音制御系16に供給す
る。
【0038】しかして、振動騒音制御系16は、具体的
には図2に示す如く構成されている。
【0039】17はエンジン1の近傍に配設された振動
騒音センサであって、該振動騒音センサ17により検出
された振動騒音信号(アナログ信号)は、A/Dコンバ
ータ18により所定のサンプリング間隔T(サンプリン
グ周波数(1/T))で量子化されて、周波数がサンプ
リング周波数であるデジタル信号としてのパルス信号X
に変換され、高速演算可能なDSP(Digital Signal P
rocessor)10に入力される。具体的には、パルス信号
XはADFとしてのウィーナーフィルタ(以下「Wフィ
ルタ」という)(第1のフィルタ手段)19に入力さ
れ、該Wフィルタ19からはパルス信号Xの発生間隔に
応じた振動騒音信号と逆位相を有する制御信号X´が出
力される。そして、D/Aコンバータ20でアナログ信
号に変換された後、増幅器21で増幅される。この増幅
された制御信号(X´)を、機械的に駆動騒音に変換す
自己伸縮型エンジンマウント12や車体22等振動
伝達経路を介して、振動騒音を低減すべき所定領域、例
えば、ステアリングや乗員の頭上に駆動騒音Yとして伝
播する。
【0040】一方、エンジン1からの振動騒音Dは、自
己伸縮型エンジンマウント12や車体22等の振動伝達
経路を介して上記振動騒音を低減すべき所定領域に伝播
する。そして、この所定の位置で、上記駆動騒音Yと振
動騒音Dが物理的に加算(相殺)される。振動騒音を低
減すべき所定領域には、加速度センサ23が配設されて
おり、振動騒音Dと駆動騒音Yとの偏差を示す誤差信号
εが加速度センサ23から出力され、DSP10にフィ
ードバックされる。すなわち、誤差信号εは適応アルゴ
リズムとしてのLMS処理部24(制御信号更新手段)
に入力され、該誤差信号εが最小となるように所定の演
算処理がなされてWフィルタ19にフィードバックされ
る。
【0041】具体的には、誤差信号εは、DSP10の
第1の乗算器26に入力される一方、該第1の乗算器2
6には毎回の更新補正量の大きさを制御するステップサ
イズパラメータμが制御手段25から入力される。尚、
制御手段25は、後述するように、ECU5からのエン
ジン運転状態を示す外部信号を取込み、前記ステップサ
イズパラメータμは、前記エンジンの運転状態に適合し
た数値に設定される。
【0042】しかして、第1の乗算器26で誤差信号ε
とステップサイズパラメータμとが積和演算されて生成
された出力信号Uは第2の乗算器27に入力される一
方、該第2の乗算器27には補正フィルタ(以下、「C
フィルタ」という)(第2のフィルタ手段)28からの
伝達特性補正信号(以下、「補正信号」という)Rが入
力される フィルタ28は、自己伸縮型エンジンマウ
ント12及び車体22に起因して生じるWフィルタ19
からの制御信号X′の伝達特性の位相変化を補正する作
用を有し、系に対して同定された伝達特性(位相波形)
が予め記憶されている。そして、パルス信号Xが所定の
サンプリング周期毎にCフィルタ28に入力されると、
該Cフィルタ28は、積和演算を行うことなく、自己伸
縮型エンジンマウント12及び車体22の振動騒音伝達
経路の伝達特性に対応する補正信号Rを出力し、該出力
された補正信号Rは第2の乗算器27に入力される。
【0043】次いで、第2の乗算器27から出力された
出力信号Vは負値に変換されて第2の加算器29に入力
され、さらにWフィルタ19からの信号と加算される。
そして、第2の加算器29からの出力信号は遅延器30
に記憶され、次いで該遅延器30からの出力信号はサン
プリング周期毎に出力され、Wフィルタ19のフィルタ
係数更新が行なわれる。
【0044】しかして、前記制御手段25は、ECU5
からの外部信号に応じてステップサイズパラメータμを
連続的に変化させる変化手段を具備している。すなわ
ち、該制御手段では前記変化手段により前記外部信号に
基づいてステップサイズパラメータμの変化量が演算さ
れる。
【0045】図3は前記変化手段の一実施例を示すタイ
ムチャートであって、外部信号としてスロットル弁開度
θTH及びエンジン回転数NEと、その変化速度信号d
θTH/dt,dNE/dtを取り込んで、ステップサ
イズパラメータμを可変とした場合のステップサイズパ
ラメータμの設定例を示している。
【0046】すなわち、エンジンの運転状態が過渡的に
急変した場合、つまり、スロットル弁3′の弁開度θT
Hが急変すると(θTH0→θTH1)直ちに燃料噴射
量(燃料噴射時間TOUT)が増加し、出力トルクTは
略時間遅れを有することなく変化を開始するため(T0
→T1)、ステップサイズパラメータμはスロットル弁
3′の変化と同時に増大させる(図中、t1で示す)。
【0047】一方、エンジン回転数NEはスロットル弁
3′の変動開始より稍遅れて変化を開始する一方(図
中、t2で示す)、そのスロットル弁3′の変化が終了
した後(図中、t3で示す)、所定時間経過後にエンジ
ン回転数NEの変化は終了する(図中、t4で示す)。
したがって、ステップサイズパラメータμは、エンジン
回転数NEの変化が終了するまで所定値μ1を維持して
おく必要がある。
【0048】つまり、ステップサイズパラメータμはス
ロットル弁3′の弁開度θTHの急変する時間t1(<
t2)において増大させ、かつエンジン回転数NEの変
化が終了する時間t4(>t3)おいて減少させるよう
に制御手段25で演算処理される。
【0049】具体的には、本実施例ではステップサイズ
パラメータμは振動伝達特性の位相変化に敏感に反応さ
せるべくスロットル弁θTH、及びエンジン回転数NE
の変化速度に基づき数式(3),(4)により決定され
る。
【0050】
【数2】
【0051】
【数3】 ここでα(−1<α<0)は補正係数(例えば、−0.
5)、NEoはアイドル回転数(例えば、600rp
m)に相当する周波数(例えば、10Hz)、NEma
xは上限回転数(例えば、6000rpm)に相当する
周波数(例えば、100Hz)である。
【0052】これにより、エンジンの回転に同期して発
生する振動騒音の位相波形の周期が大きいエンジン回転
数NEの低いときは、エンジン回転数NEの高いときに
比べ、ステップサイズパラメータμを大きく設定するこ
とができ、エンジン回転数NEが低いときであっても収
束性が低下するのを防ぐことができる。
【0053】また、μ0はエンジンがアイドル運転状態
にあるときのステップサイズパラメータ(例えば、0.
05)である。
【0054】さらに、β1はステップサイズパラメータ
μやスロットル弁3′の変化速度の最大値に基づいて決
定される係数(例えば、1.51〜15.8)であり、
β2はステップサイズパラメータμやエンジン回転数N
Eの変化速度の最大値に基づいて決定される係数(例え
ば、0.03〜0.33)である。
【0055】図3から明らかなように時間t1から時間
t2までは、{(β1|dθTH/dt|)>(β2|d
NE/dt|)}が成立するので前記数式(3)により
ステップサイズパラメータμが算出され、時間t2から
時間t3までは(β1|dθTH/dt|)と(β2|d
NE/dt|)との大小比較により、前記数式(3)又
は前記数式(4)によりステップサイズパラメータμが
算出され、時間t3から時間t4までは{(β1|dθ
TH/dt|)≦(β2|dNE/dt|)}が成立す
るので前記数式(4)によりステップサイズパラメータ
μが算出される。そして、これらステップサイズパラメ
ータμを利用して所望の適応制御が行われることとな
る。
【0056】また、上記車輌用振動騒音制御装置におい
ては、外部信号検出のための演算処理をECU5で行う
一方、ステップサイズパラメータμの演算をDSP10
に内蔵されたLMS処理部24内の制御手段25で行う
ので、演算速度の低下を極力防ぐことができる。
【0057】尚、上記実施例ではスロットル弁3′の弁
開度θTHをエンジン過度時の運転パラメータとしてス
テップサイズパラメータμを算出したが、エンジンの負
荷状態を示すパラメータとして前記スロットル弁3′の
弁開度θTHに代えて、或いはスロットル弁3′の弁開
度θTHと共に、吸気管内絶対圧PBA(PBAセンサ
8により検出される)を使用してもよいことはいうまで
もない。
【0058】また、上記実施例では、スロットル弁3′
の弁開度θTHやエンジン回転数NE等エンジンの運転
パラメータの変化速度に基づきステップサイズパラメー
タμを連続的に可変とする例を示したが、これらの変化
加速度(d2θTH/dt2,d2NE/dt2等)を外部
信号として使用し、振動騒音伝達特性の位相変化に対し
より応動性を向上させるように構成するも好ましく、ま
た、これら運転パラメータ、及びその変化速度並びにそ
の変化加速度信号を組合わせて外部信号を作成し、これ
らの外部信号に基づいてステップサイズパラメータμを
算出することにより、駆動信号Yの収束性がより向上す
るように構成するのも好ましい。
【0059】さらに、上記実施例では、A/Dコンバー
タ18によりアナログ信号を所定のサンプリング周期
でサンプリングした後、Wフィルタ19に入力している
例を示したが、振動伝達特性に対応する出力特性を予め
Wフィルタ19に記憶させておき、エンジンの回転に同
期するパルス信号をWフィルタ19に入力させて、前記
振動伝達特性に対応する制御信号X′を出力させるよう
に構成してもよく、この場合はA/D変コンバータ18
の省略が可能である。また、この場合においても、エン
ジン低回転時においては入力信号であるパルス信号の入
力間隔が大きくなるため、前記数式(3),(4)を使
用することにより上述と同様の理由により、エンジン低
回転時のステップサイズパラメータμをエンジン高回転
時のステップサイズパラメータμより大きく設定するこ
とができ、エンジン低回転時における収束性の低下を防
ぐことができる。
【0060】さらに、上記実施例では単一の振動騒音セ
ンサ17に基づく例を示したが、複数の振動騒音源に複
数の振動騒音センサを設けて適応制御を行う所謂マルチ
チャネル方式にも適用できるのはいうまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、車
輌駆動用エンジンの運転状態を示す外部信号を検出し、
御信号更新手段が制御信号の更新補正量を制御し、制
御手段が外部信号検出手段の検出結果に応じて更新補正
量を連続的に変化させるので、エンジンの運転状態の変
化に追随した更新補正量を使用して適応制御を行うこと
ができ、適応制御の収束性向上を図ることができ、広範
囲に優れた振動騒音低減効果を実現することができる。
すなわち、エンジンの運転状態の変化が微小であるとき
は更新補正量が小さく設定され、エンジンの運転状態が
急変したときはその運転状態の変化に追随して更新補正
量も大きく設定されることとなり、収束速度及び低減効
果量が共に向上し、所望の振動騒音低減化を図ることが
できる。
【0062】また、前記車輌駆動用エンジンの運転状態
を検出する運転状態検出手段を有すると共に、該運転状
態検出手段が、少なくともエンジン回転数を検出する回
転数検出手段と、吸気管内絶対圧を検出する絶対圧検出
手段と、燃料噴射量を検出する噴射量検出手段と、スロ
ットル弁の弁開度を検出する弁開度検出手段とを含み、
前記外部信号検出手段により検出される外部信号が、前
記運転状態検出手段により検出される検出信号と、該検
出信号の変化度合を示す変化速度信号及び変化加速度信
号のうち、少なくとも1つ又は複数の組合わせから構成
されることにより、運転状態がわずかに変化しても該運
転状態の変化に応動性よく追随することができる。
【0063】さらに、本発明は前記外部信号検出手段に
より検出される外部信号は、第1の演算手段により演算
処理されて出力されると共に、前記変化手段が、前記第
1の演算手段から出力された外部信号検出手段の検出結
果と前記誤差信号検出手段の検出結果に基づき前記更新
補正量の変化量を演算する第2の演算手段を有している
ので、更新手段内における計算量の大幅な増大を招くこ
ともなく、演算時間は比較的短くて済み、収束速度の低
下を招くこともなく、所望の振動騒音低減を高精度に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輌用振動騒音制御装置の一実施
例を示すブロック構成図である。
【図2】振動騒音制御系のブロック構成図である。
【図3】ステップサイズパラメータμの可変例を示すタ
イムチャートである。
【図4】従来例のブロック構成図である。
【図5】定常的な振動騒音波形に対する従来の適応制御
を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 内燃エンジン 4 θTHセンサ(運転状態検出手段) 5 ECU(外部信号検出手段、噴射量検出手段、第
1の演算手段) 8 PBAセンサ(運転状態検出手段) 9 NEセンサ(運転状態検出手段) 19 Wフィルタ(フィルタ手段) 24 LMS処理部(制御信号生成手段) 25 制御手段(変化手段、第2の演算手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−178046(JP,A) 特開 昭61−220926(JP,A) 特開 平3−219139(JP,A) 特開 平3−219140(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 15/02 B60K 5/12 F02B 77/00 G05D 19/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも車輌駆動用パワープラント
    (1)を含む振動騒音源に起因して車体(22)又は車
    室内の少なくとも1つ以上の所定領域において発生する
    周期的または擬似周期的な振動騒音に対し、所定の入力
    信号をフィルタリングすることにより前記振動騒音源か
    ら前記所定領域の間の伝達特性を変化させる制御信号
    (X´)を出力する第1のフィルタ手段(19)と、 前記制御信号(X´)を駆動騒音変換する電気機械変
    換手段(12)と、前記振動騒音源に起因して前記所定領域において発生す
    る振動騒音と前記 電気機械変換手段(12)によって変
    換された駆動騒音とのベクトル的な総和により減じられ
    る振動騒音誤差信号を前記所定領域において検出する誤
    差信号検出手段(23)と、 前記電気機械変換手段(12)と前記誤差信号検出手段
    (23)との間に形成される振動騒音伝達経路の伝達特
    性を表現する第2のフィルタ手段(28)と、 前記誤差信号検出手段(23)の検出結果と前記第2の
    フィルタ手段(28)から出力される伝達特性補正信号
    と前記第1のフィルタ手段(19)のフィルタ係数に基
    づいて前記振動騒音誤差信号が最小値となるように前記
    フィルタ係数を更新する制御信号更新手段(24)とを
    備えた車輌用振動騒音制御装置において、 車輌駆動用エンジンの運転状態を示す外部信号を検出す
    る外部信号検出手段(5)と、前記制御信号更新手段
    (24)が前記制御信号(X´)の更新補正量を制御す
    る制御手段(25)と、該制御手段(25)が前記外部
    信号検出手段(5)の検出結果に応じて前記更新補正量
    を連続的に変化させる変化手段を具備していることを
    特徴とする車輌用振動騒音制御装置。
  2. 【請求項2】 前記車輌駆動用エンジンの運転状態を検
    出する運転状態検出手段を有すると共に、該運転状態検
    出手段が、少なくともエンジン回転数を検出する回転数
    検出手段(9)と、吸気管内絶対圧を検出する絶対圧検
    出手段(8)と、燃料噴射量を検出する噴射量検出手段
    (5b)と、スロットル弁の弁開度を検出する弁開度検
    出手段(4)とを含み、 前記外部信号検出手段(5)により検出される外部信号
    が、前記運転状態検出手段により検出された検出信号
    と、該検出信号の変化度合を示す変化速度信号及び変化
    加速度信号のうち、少なくとも1つ又は複数の組合わせ
    から構成されていることを特徴とする請求項1記載の車
    輌用振動騒音制御装置。
  3. 【請求項3】 前記外部信号検出手段(5)により検出
    される外部信号は、第1の演算手段(5b)により演算
    処理されて出力されると共に、前記変化手段が、前記第
    1の演算手段(5b)から出力された外部信号検出手段
    (5)の検出結果と前記誤差信号検出手段(23)の検
    出結果に基づき前記更新補正量の変化量を演算する第2
    の演算手段(26)を有していることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の車輌用振動騒音制御装置。
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