JP3294156B2 - フランジ継手 - Google Patents

フランジ継手

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JP3294156B2
JP3294156B2 JP15851897A JP15851897A JP3294156B2 JP 3294156 B2 JP3294156 B2 JP 3294156B2 JP 15851897 A JP15851897 A JP 15851897A JP 15851897 A JP15851897 A JP 15851897A JP 3294156 B2 JP3294156 B2 JP 3294156B2
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flange joint
hole
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forging
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由和 高松
欽栄 斉藤
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株式会社オーツカ
株式会社 ニッセイ
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L23/00Flanged joints
    • F16L23/02Flanged joints the flanges being connected by members tensioned axially

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用エ
アコンデショナの配管に使用され、鍛造で外観形状が成
形されるフランジ継手に関する。
【0002】
【従来の技術】図9のAは、従来におけるフランジ継手
を鍛造で一体成形した後の鍛造体31を示す。この鍛造
体31は、製品としてのフランジ継手の加工前であり、
鍛造時に生じる余肉31a,31bが、鍛造体31のシ
ート部32の周部や、シールボス部33の周側面や頂部
に生じる。図9のBは、フランジ継手35の完成品を示
し、鍛造体31を加工したものである。鍛造体31をフ
ランジ継手35の完成品に加工するときは、シート部3
2を切削してシート面36を形成し、シールボス部33
の周部及び頂部を切削するとともにO−リングシール溝
37を切削する。また、孔開け加工は、シールボス部3
3の内部に形成する配管孔38と、これに連通する配管
接続孔39及びフランジ継手35を固定するためのボル
ト孔40を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、鍛造か
らフランジ継手の外観形状を成形し、それを完成品に加
工するには、多くの切削加工や孔開加工を行う必要があ
り、作業工程が多段階にわたり、時間もかかりコストも
高くなっている。本発明は上記課題に鑑みてなされたも
ので、フランジ継手の外観形状を鍛造で成形する場合
に、鍛造面を極力残し、切削加工を最小限に押さえるこ
とにより、完成品にするまでの加工時間と、それに伴う
コストの低減を図ることのできるフランジ継手の提供を
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の目的は、取付用ボ
ルト孔と、該取付用ボルト孔の一端を設けたシート面か
ら突出し、かつ、ボルト孔とほぼ同方向に形成され、O
−リングが装着されるシールボス部と、該シールボス部
の内側に形成された配管孔と、該配管孔に連通する配管
接続孔とを備え、加工前の基本形状が鍛造で成形された
鍛造体からなるフランジ継手において、上記鍛造体は鍛
造時に、上記シート面外周部に面取部を設け、さらに鍛
造時に生じる余肉を、面取部の外周方向に設けるととも
に、上記シールボスの先端部に余肉を設け、かつ、上記
シート面側の取付用ボルト孔に、面取部を形成した。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
フランジ継手について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明にかかるフランジ継手1の完成品を示
し、これはカーエアコンデショナーの圧縮機やコンデン
サー等の取付けポート部に使用される。図に示すよう
に、フランジ継手1は、側面2に配管接続孔3を穿設
し、これとシールボス部4の内部に穿設した配管孔5と
連通させ、冷媒の流路を形成している。また、フランジ
継手1の肉薄部6には、これを相手側部品に取付けるた
めのボルト孔7を穿設している。
【0006】図2は、フランジ継手1の加工前の外観形
状である鍛造体8を示す。鍛造体8は鍛造で成形され、
相手側部品に当接するシート面10の外周部全体には傾
斜面状の面取部11を設け、さらにその外周部には、鍛
造時に生じた余肉12が取り付いている。また、シート
面10には、ボルト孔7を穿設する部位に傾斜面状の面
取部14を設けている。鍛造体8のシールボス部4に
は、内部に配管孔5が形成され、その先端部には、鍛造
時に生じた余肉15が取り付いている。
【0007】図3は、鍛造体8を成形するための型16
を示し、型16は上型16aと下型16bとからなる。
上型16aは、上記したシート面10外周部の面取部形
成面11aを設け、その外周部には下型とともに横方向
(シート面と同方向)に突出させて、余肉形成部12a
を設けている。また、上型16aには、ボルト孔7の面
取部14を形成するための面取部形成面14aを設けて
いる。さらに、上型16aには、シールボス部4に対応
する部位に配管孔5を形成するための配管孔形成突出部
5aを設け、シールボス部4の先端部となる部位には、
余肉形成部15aを設けている。
【0008】図4は、鍛造体8をフランジ継手1に加工
する方法を示す。図に示すように、鍛造体8に取り付い
た余肉12の剥離とボルト孔7の切削は、打抜機18に
よりプレス抜きを同時、または別個に行う。すると、図
5に示すように余肉12が剥離され、ボルト孔7が貫通
される。次いで、シールボス部4の配管孔5の孔部と、
その端部の余肉15(図4参照)を同時切削し、その後
シールボス部4の周側面に、O−リングシール溝19を
切削する。そして、配管接続孔3を形成し、配管孔5に
連通させる。これで、フランジ継手1は完成するが、従
来鍛造面が露出していなかった、シート面10及びシー
ルボス部4の周側面13に鍛造面が露出し、切削が不要
となった。
【0009】このように、本実施の形態によるフランジ
継手1は、シート面10の外周に面取部11を設け、そ
こから余肉を横方向に出すことにより、シート面10の
切削加工を廃止できるようになった。また、シールボス
部4の先端部に余肉を設けることで、ボス外形の寸法精
度が向上したので、シールボス部4の周側面の切削が廃
止可能となり、O−リングシール溝19のみの加工とす
ることができる。但し、O−リングシール溝19の切削
加工部とボス外径との同軸度を高精度に保つ必要がある
ときは、ボス周側面とO−リングシール溝19を同時切
削する必要がある。また、シート面10側のボルト孔7
の面取部14を鍛造段階で折り込んでおくことで、面取
切削が廃止できるようになった。
【0010】このフランジ継手1の使用例を簡単に説明
する。図6に示すように、フランジ継手1は、自動車の
エアコンデショナに使用され、低圧ホース21の一端部
に取付けられ、低圧ホース21と圧縮機22の低圧側に
接続口に使用される。また、フランジ継手1は高圧ホー
ス23の両端部に取付けられ、一端が圧縮機22の高圧
側の接続口に使用され、他端はコンデンサー24との接
続口に使用される。図7は、その圧縮機22とフランジ
継手1の接続部のうちの一つを示す。フランジ継手1
は、シールボス部4に形成したO−リングシール溝19
にO−リング26を装着し、圧縮機22の接続孔27に
シールボス部4を挿入し、ボルト28により固定され
る。かくして、圧縮機22の循環冷媒は、O−リング2
6の作用により接続部からのガス漏れを起こすようなこ
とが防止される。
【0011】なお、図5に示すように、フランジ継手1
のO−リングシール溝19を切削加工したが、図8に示
すようにシールボス部29のO−リングシール溝30の
加工を、切削加工から転造加工にすることにより、同軸
度の精度も上がり、さらに鍛造時のボス肉厚tを薄くで
き、材料費の節約になる。以上、本発明の実施の形態に
ついて説明したが、勿論、本発明はこれに限定されるこ
となく本発明の技術的思想に基いて種々の変形が可能で
ある。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のフランジ継
手は、鍛造体の鍛造時に、シート面外周部に面取部を設
け、さらに鍛造時に生じる余肉を、面取部の外周方向に
設けるとともに、上記シールボスの先端部に余肉を設
け、かつ、上記シート面側の取付用ボルト孔に、面取部
を形成したので、シート面の切削加工を廃止、または切
削が必要な場合でも最低限の切削ですむようになった。
また、ボス外形の寸法精度が向上したので、シールボス
部の周側面の切削が、シビアな精度を要する以外は廃止
でき、O−リングシール溝のみの加工だけにすることが
できる。さらに、シート面側のボルト孔の面取部を鍛造
段階で折り込んでおくことで、面取切削が廃止できるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるフランジ継手の斜視
図である。
【図2】図1に示す、フランジ継手の加工前の外観形状
を表している鍛造体の斜視図である。
【図3】図2に示す、鍛造体の型を示す断面図である。
【図4】図2に示す鍛造体をフランジ継手に加工する方
法を示す鍛造体の側面図である。
【図5】図1に示すフランジ継手の側面図である。
【図6】図1に示すフランジ継手がカーエアコンデショ
ナに使用されたいる状態を示す斜視図である。
【図7】図6に示すカーエアコンデショナの圧縮機とフ
ランジ継手との接続部を示す拡大断面図である。
【図8】本発明の変形例を示すフランジ継手のシールボ
ス部の拡大図である。
【図9】Aは、従来におけるフランジ継手の鍛造体の側
面図である。Bは、従来における鍛造体の加工方法を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 フランジ継手 3 配管接続孔 4,29 シールボス部 5 配管孔 7 ボルト孔 8,31 鍛造体 10 シート面 11,14 面取部 12,15 余肉 19,30 O−リングシール溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−109993(JP,A) 特開 平4−59146(JP,A) 特開 昭62−77143(JP,A) 特公 昭58−29436(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 23/02 F16L 41/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付用ボルト孔と、該取付用ボルト孔の
    一端を設けたシート面から突出し、かつ、ボルト孔とほ
    ぼ同方向に形成され、O−リングが装着されるシールボ
    ス部と、該シールボス部の内側に形成された配管孔と、
    該配管孔に連通する配管接続孔とを備え、加工前の基本
    形状が鍛造で成形された鍛造体からなるフランジ継手に
    おいて、上記鍛造体は鍛造時に、上記シート面外周部に
    面取部を設け、さらに鍛造時に生じる余肉を、面取部の
    外周方向に設けるとともに、上記シールボスの先端部に
    余肉を設け、かつ、上記シート面側の取付用ボルト孔
    に、面取部を形成したことを特徴とするフランジ継手。
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