JP3293950B2 - 転写ベルト装置 - Google Patents

転写ベルト装置

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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機,プリンタ等の画
像形成装置に用いられる転写ベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機,プリンタ等の画像形成装置に用
いられる転写ベルト装置としては、図8に示すような転
写ベルト装置が提案されている。この転写ベルト装置で
は、転写ベルト1を駆動ローラ2および従動ローラ3に
掛け渡して回転させ、転写ベルト1の裏面に印加ローラ
4を接触させて電源装置5から印加ローラ4を介して転
写ベルト1に電流I1を供給する。また、フィードバッ
クローラ6を印加ローラ4と駆動ローラ2との間で転写
ベルト1の裏面に接触させて転写ベルト1からフィード
バックローラ6を介して電源装置5に電流I2をフィー
ドバックさせ、電源装置5がI1とI2との差分(I1−I
2)が一定値となるようにI1を制御している。なお、従
動ローラ3は電気的にフロート状態になっている。
【0003】給紙部から送られてきた転写紙7は印加ロ
ーラ4から転写ベルト1を介して印加される電荷による
帯電で分極して転写ベルト1上の真電荷と転写紙7の分
極電荷とにより静電気が発生し、この静電気により転写
紙7が転写ベルト1上に吸着される。この転写紙7は感
光体8からトナー像が転写された後に転写ベルト1によ
り搬送され、駆動ローラ2の所で転写紙7の腰による曲
率分離で転写ベルト1から離れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記転写ベルト装置で
は、従動ローラ3が電気的にフロート状態になっている
ので、印加ローラ4の電位とほぼ同じ電位が従動ローラ
3にかかり、感光体8と転写ベルト1とが接触するニッ
プ部より転写ベルト1の回転方向に対して上流側でプレ
転写が発生して転写紙7に転写される文字画像の周辺の
トナーが散るというトナー散りが発生する。
【0005】本発明は、上記欠点を改善し、トナー散り
を防止することができる転写ベルト装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体上のトナー像を転
写材へ転写するための所定の抵抗値を有する転写ベルト
と、この転写ベルトの保持及び回転駆動を行う駆動ロー
ラ及び従動ローラと、前記像担持体と前記転写ベルトと
の接触部より前記転写ベルトの回転方向に対して下流側
にて前記転写ベルトに接触し前記転写ベルトへ電流を供
給するための電流印加部材と、この電流印加部材より前
記転写ベルトの回転方向に対して下流側にて前記転写ベ
ルトに接触し前記転写ベルトから電流をフィードバック
するためのフィードバック部材とを有し、前記電流印加
部材から前記転写ベルトへ供給される電流Iと、前記
転写ベルトからフィードバックされる電流Iとの差分
を一定とするようにした転写ベルト装置において、前記
従動ローラから電流をフィードバックさせるフィードバ
ック手段を備え、前記従動ローラの外周面に溝を設けて
前記従動ローラの前記転写ベルトと接触して導通する面
積を減らしたものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の転
写ベルト装置において、前記従動ローラの溝を絶縁部材
で埋めて前記従動ローラの外周を均一な径としたもので
ある。
【0008】請求項3記載の発明は、像担持体上のトナ
ー像を転写材へ転写するための所定の抵抗値を有する転
写ベルトと、この転写ベルトの保持及び回転駆動を行う
駆動ローラ及び従動ローラと、前記像担持体と前記転写
ベルトとの接触部より前記転写ベルトの回転方向に対し
て下流側にて前記転写ベルトに接触し前記転写ベルトへ
電流を供給するための電流印加部材と、この電流印加部
材より前記転写ベルトの回転方向に対して下流側にて前
記転写ベルトに接触し前記転写ベルトから電流をフィー
ドバックするためのフィードバック部材とを有し、前記
電流印加部材から前記転写ベルトへ供給される電流I
と、前記転写ベルトからフィードバックされる電流I
との差分を一定とするようにした転写ベルト装置におい
て、前記従動ローラから電流をフィードバックさせるフ
ィードバック手段を備え、前記従動ローラは、軸線方向
に所定の間隔をおいて前記転写ベルトと接触する金属部
材もしくは金属コロを設けて、前記従動ローラの前記転
写ベルトと接触して導通する面積が前記従動ローラの回
転に関係なく一定となるように構成したものである。
【0009】
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、転写ベルトの保持及
び回転駆動が駆動ローラ及び従動ローラにより行われ、
電流印加部材から転写ベルトへ電流が供給されて像担持
体上のトナー像が転写ベルト上の転写材へ転写される。
転写ベルトからフィードバック部材を介して電流がフィ
ードバックされ、かつ、従動ローラからフィードバック
手段を介して電流がフィードバックされる。そして、電
流印加部材から転写ベルトへ供給される電流Iと、転
写ベルトからフィードバックされる電流Iとの差分が
一定とされる。また、従動ローラの外周面に溝が設けら
れたことにより、従動ローラの転写ベルトと接触して導
通する面積が減らされる。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
転写ベルト装置において、従動ローラの溝が絶縁部材で
埋められたことにより、従動ローラの外周が均一な径と
される。
【0012】請求項3記載の発明では、転写ベルトの保
持及び回転駆動が駆動ローラ及び従動ローラにより行わ
れ、電流印加部材から転写ベルトへ電流が供給されて像
担持体上のトナー像が転写ベルト上の転写材へ転写され
る。転写ベルトからフィードバック部材を介して電流が
フィードバックされ、かつ、従動ローラからフィードバ
ック手段を介して電流がフィードバックされる。そし
て、電流印加部材から転写ベルトへ供給される電流I
と、転写ベルトからフィードバックされる電流I との
差分が一定とされる。しかも、前記従動ローラは、軸線
方向に所定の間隔をおいて前記転写ベルトと接触する金
属部材もしくは金属コロを設けたことで、従動ローラの
転写ベルトと接触して導通する面積が従動ローラの回転
に関係なく一定となる。
【0013】
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例の前提となる転写ベル
ト装置の例を示す。このは、転写ベルト11、駆動ロ
ーラ12、従動ローラ13、印加ローラ14、フィード
バックローラ15及び電源装置16を有し、複写機,プ
リンタ等の画像形成装置に用いられる。転写ベルト11
は、中抵抗部材により構成され、ドラム状の感光体から
なる像担持体17上のトナー像を転写紙18に転写して
この転写紙18を搬送する役目を持つ。駆動ローラ12
及び従動ローラ13は転写ベルト11が掛け渡されて転
写ベルト11の保持及び回転駆動を行い、駆動ローラ1
2は芯金が金属で、その外周にゴム材料が巻かれた構成
になっている。
【0015】従動ローラ13は、金属部材により構成さ
れ、転写ベルト11と接触してつれ回るようになってい
る。この従動ローラ13と電源装置16との間には電流
路19が設けられ、従動ローラ13から電流路19を経
て電源装置16へ電流がフィードバックされる。印加ロ
ーラ14は金属性を有し、転写ベルト11の裏面に接触
している。フィードバックローラ15は、転写電流フィ
ードバック用部材を構成していて金属性を有し、印加ロ
ーラ14と駆動ローラ12との間に配置されて転写ベル
ト11の裏面に接触している。このフィードバックロー
ラ15は転写ベルト11より戻ってくる電流を電源装置
16内の電源に戻す役目を持つ。
【0016】感光体17は周知のように帯電装置により
均一に帯電された後に露光装置により画像露光を受けて
静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置により現
像されてトナー像になった後に転写位置に到達する。こ
の感光体17は転写位置で転写ベルト11と接触する。
駆動ローラ12には図示しない駆動源により図示矢印方
向の回転力が伝達され、駆動ローラ12の回転力が転写
ベルト11に伝達されて転写ベルト11が回転する。従
動ローラ13は転写ベルト11の動きに連動してつれ回
りする。
【0017】電源装置16は、電源から印加ローラ14
へ電圧を印加し、かつ、電流制御部にて電源から印加ロ
ーラ14を介して転写ベルト11へ供給する電流I
1と、転写ベルト11からフィードバックローラ15及
び従動ローラ13を介してフィードバックされる電流I
2とを比較してその差分(I1−I2)が一定値Kとなるよ
うに電源の出力を制御することによって、転写ベルト1
1から感光体17へ流れる電流を一定値として常に安定
した転写条件でトナー像の転写を行わせる。
【0018】ここに、電源装置16の電流制御部は、電
源から印加ローラ14を介して転写ベルト11へ供給す
る電流I1と、転写ベルト11からフィードバックロー
ラ15及び従動ローラ13を介してフィードバックされ
る電流I2との差分(I1−I2)を演算する減算手段と、
この減算手段の演算結果により(I1−I2)が一定値Kと
なるように電源から印加ローラ14への電流I1を制御
する電流制御手段とにより構成される。
【0019】給紙部から送られてきた転写紙18は印加
ローラ14から転写ベルト11を介して印加される電荷
による帯電で分極して転写ベルト11上の真電荷と転写
紙18の分極電荷とにより静電気が発生し、この静電気
により転写紙18が転写ベルト11上に吸着される。こ
の転写紙18は感光体17と転写ベルト11とで形成さ
れるニップ部で感光体17からトナー像が転写された後
に転写ベルト11により搬送される。転写紙18は転写
ベルト11による搬送中に中抵抗の転写ベルト11及び
フィードバックローラ15を通して徐々に帯電量が緩和
される。そして、帯電量の緩和で静電引力の弱まった転
写紙18は駆動ローラ12の所で転写紙18の腰による
曲率分離で転写ベルト11から分離されて図示しない定
着部へ送られる。
【0020】このでは、転写ベルト11からフィード
バックローラ15を介して電源装置16に電流が戻るだ
けでなく、転写ベルト11から従動ローラ13を介して
電源装置16に電流が戻り、これらの電流の合計がI
となる。ここに、従動ローラ13を従来装置のように電
気的にフロート状態にしておくと、印加ローラ14の電
圧とほぼ同等の電圧が従動ローラ13にもかかり、感光
体17と転写ベルト11とが接触するニップ部より転写
ベルト11の回転方向に対して上流側でプレ転写が発生
して転写紙18に転写される文字画像の周辺のトナーが
散るというトナー散りが発生する。このでは、転写ベ
ルト11から従動ローラ13を介して電源装置16に電
流を戻すので、従動ローラ13の電位が下がり、上記ト
ナー散りの発生が格段に少なくなる。
【0021】この例では、従動ローラ13からフィード
バックされる電流が大きい(従動ローラ13と転写ベル
ト11との接触面積が大きい)と、電源装置16から印
加ローラ14に印加する電流I及び電圧が増大し、電
源装置16の電源容量も大きくしなければならず、コス
トアップとなる。そこで、本発明の第実施例は、上記
図1の例において、従動ローラ13として図2に示すよ
うに外周面に軸線方向と平行に複数の溝13aを設けた
ものを用いることにより、従動ローラ13の転写ベルト
11と接触して導通する面積を減少させて従動ローラ1
3からフィードバックされる電流を少なくし、従動ロー
ラ13の電位を上記トナー散りが発生しないような値に
保持するようにした。
【0022】この第実施例では、従動ローラ13から
フィードバックされる電流を少なくしたことにより、電
源装置16から印加ローラ14に印加する電流I及び
電圧を小さくすることができて電源の容量や大きさを小
さくすることが可能となり、コストダウンを計ることが
できる。ただし、図3に示すように従動ローラ13の溝
13aが転写位置の直前に来ると、転写ベルト11は正
規の位置(図3の鎖線で示す位置)より下方の位置(図3
の実線で示す位置)に下がり、感光体17と転写ベルト
11との接触部での接触圧力が変化して転写不良が発生
する恐れがある。
【0023】そこで、本発明の第実施例は、上記第
実施例において、図4に示すように従動ローラ13の溝
13aを絶縁性の樹脂13bで埋めて従動ローラ13の
外周面を平滑にした。これにより、感光体17と転写ベ
ルト11との接触部での接触圧力の変化を防止すること
が可能となり、転写不良の発生を防止することができ
る。
【0024】また、従動ローラ13と転写ベルト11と
の接触部での接触面積が変化すると、従動ローラ13の
電位も変化し、トナー散りの程度がばらついて良くなっ
たり悪くなったりし、またフィードバック電流がばらつ
いて電源装置16から印加ローラ14への電流Iが変
化し、これが転写電流に影響して転写性にバラツキが起
こることが考えられる。そこで、本発明の第実施例
は、図5に示すように従動ローラ13の溝13a及び絶
縁性樹脂13bを従動ローラ13と転写ベルト11との
接触面積が従動ローラ13の回転に関係なく一定となる
ように設け、例えば従動ローラ13の溝13aとして従
動ローラ13の軸線を中心として90度の角度をなす大
きさの2つの溝を対称に設けてこの2つの溝に絶縁性樹
脂13bを埋めて従動ローラ13の外周面を平滑にし
た。この第実施例では、従動ローラ13と転写ベルト
11との接触面積が従動ローラ13の回転に関係なく一
定となるので、トナー散りの程度のバラツキやフィード
バック電流のバラツキが無くなって転写性のバラツキを
防止することができる。
【0025】また、本発明の第実施例は、上記図1の
において、図6に示すように従動ローラ13の転写ベ
ルト11と接触する外周面より径の小さい複数の径小部
分13cを従動ローラ13の軸線方向に所定の間隔をお
いて設けるように構成して従動ローラ13と転写ベルト
11との接触面積が常に一定になるようにした。この第
実施例では、従動ローラ13と転写ベルト11との接
触面積が常に一定になるので、トナー散りの程度のバラ
ツキやフィードバック電流のバラツキが無くなって転写
性のバラツキを防止することができる。
【0026】また、本発明の第実施例は、上記図1の
において、図7に示すように1本の軸に金属コロ13
dと絶縁性樹脂13eとを互い違いに配置して従動ロー
ラ13を構成するようにした。この第実施例では、従
動ローラ13と転写ベルト11との接触面積が常に一定
になるので、トナー散りの程度のバラツキやフィードバ
ック電流のバラツキが無くなって転写性のバラツキを防
止することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、像担持体上のトナー像を転写材へ転写するための所
定の抵抗値を有する転写ベルトと、この転写ベルトの保
持及び回転駆動を行う駆動ローラ及び従動ローラと、前
記像担持体と前記転写ベルトとの接触部より前記転写ベ
ルトの回転方向に対して下流側にて前記転写ベルトに接
触し前記転写ベルトへ電流を供給するための電流印加部
材と、この電流印加部材より前記転写ベルトの回転方向
に対して下流側にて前記転写ベルトに接触し前記転写ベ
ルトから電流をフィードバックするためのフィードバッ
ク部材とを有し、前記電流印加部材から前記転写ベルト
へ供給される電流Iと、前記転写ベルトからフィード
バックされる電流Iとの差分を一定とするようにした
転写ベルト装置において、前記従動ローラから電流をフ
ィードバックさせるフィードバック手段を備えたので、
従動ローラの電位を低下させることができ、トナー散り
の発生を防止することができる。しかも、前記従動ロー
ラの外周面に溝を設けて前記従動ローラの前記転写ベル
トと接触して導通する面積を減らしたので、従動ローラ
からのフィードバック電流を少なくすることができて電
源の容量や大きさを少なくすることができ、コストダウ
ンを計ることができる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の転写ベルト装置において、前記従動ローラの溝を絶
縁部材で埋めて前記従動ローラの外周を均一な径とした
ので、像担持体と転写ベルトとの接触部での接触圧力の
変化を防止することができて転写不良の発生を防止する
ことができる。
【0029】請求項3記載の発明によれば、像担持体上
のトナー像を転写材へ転写するための所定の抵抗値を有
する転写ベルトと、この転写ベルトの保持及び回転駆動
を行う駆動ローラ及び従動ローラと、前記像担持体と前
記転写ベルトとの接触部より前記転写ベルトの回転方向
に対して下流側にて前記転写ベルトに接触し前記転写ベ
ルトへ電流を供給するための電流印加部材と、この電流
印加部材より前記転写ベルトの回転方向に対して下流側
にて前記転写ベルトに接触し前記転写ベルトから電流を
フィードバックするためのフィードバック部材とを有
し、前記電流印加部材から前記転写ベルトへ供給される
電流I と、前記転写ベルトからフィードバックされる
電流I との差分を一定とするようにした転写ベルト装
置において、前記従動ローラから電流をフィードバック
させるフィードバック手段を備えたので、従動ローラの
電位を低下させることができ、トナー散りの発生を防止
することができる。 しかも、前記従動ローラは、軸線方
向に所定の間隔をおいて前記転写ベルトと接触する金属
部材もしくは金属コロを設けて、前記従動ローラの前記
転写ベルトと接触して導通する面積が前記従動ローラの
回転に関係なく一定となるように構成したので、従動ロ
ーラの転写ベルトと接触して導通する面積を減らすこと
ができ、従動ローラからのフィードバック電流を少なく
することができて電源の容量や大きさを少なくすること
ができ、コストダウンを計ることができる。更に、従動
ローラからフィードバックされる電流の値を一定にで
き、トナー散りの程度のバラツキやフィードバック電流
のバラツキを無くすことができて転写性のバラツキを防
止することができる。
【0030】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の転写ベルト装置において、前記従動ローラの前記転
写ベルトと接触して導通する面積が前記従動ローラの回
転に関係なく一定となるように前記従動ローラを構成し
たので、従動ローラからフィードバックされる電流の値
を一定にでき、トナー散りの程度のバラツキやフィード
バック電流のバラツキを無くすことができて転写性のバ
ラツキを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の前提となる転写ベルト装置の
を示す概略図である。
【図2】本発明の第実施例における従動ローラを示す
斜視図である。
【図3】同第実施例を説明するための図である。
【図4】本発明の第実施例における従動ローラを示す
断面図である。
【図5】本発明の第実施例における従動ローラを示す
断面図である。
【図6】本発明の第実施例における従動ローラを示す
斜視図である。
【図7】本発明の第実施例における従動ローラを示す
斜視図である。
【図8】従来の転写ベルト装置の一例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
11 転写ベルト 12 駆動ローラ 13 従動ローラ 14 印加ローラ 15 フィードバックローラ 16 電源装置13c 径小部分 13d 金属コロ 13e 絶縁性樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上のトナー像を転写材へ転写する
    ための所定の抵抗値を有する転写ベルトと、この転写ベ
    ルトの保持及び回転駆動を行う駆動ローラ及び従動ロー
    ラと、前記像担持体と前記転写ベルトとの接触部より前
    記転写ベルトの回転方向に対して下流側にて前記転写ベ
    ルトに接触し前記転写ベルトへ電流を供給するための電
    流印加部材と、この電流印加部材より前記転写ベルトの
    回転方向に対して下流側にて前記転写ベルトに接触し前
    記転写ベルトから電流をフィードバックするためのフィ
    ードバック部材とを有し、前記電流印加部材から前記転
    写ベルトへ供給される電流Iと、前記転写ベルトから
    フィードバックされる電流Iとの差分を一定とするよ
    うにした転写ベルト装置において、前記従動ローラから
    電流をフィードバックさせるフィードバック手段を備
    え、前記従動ローラの外周面に溝を設けて前記従動ロー
    ラの前記転写ベルトと接触して導通する面積を減らした
    ことを特徴とする転写ベルト装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の転写ベルト装置において、
    前記従動ローラの溝を絶縁部材で埋めて前記従動ローラ
    の外周を均一な径としたことを特徴とする転写ベルト装
    置。
  3. 【請求項3】像担持体上のトナー像を転写材へ転写する
    ための所定の抵抗値を有する転写ベルトと、この転写ベ
    ルトの保持及び回転駆動を行う駆動ローラ及び従動ロー
    ラと、前記像担持体と前記転写ベルトとの接触部より前
    記転写ベルトの回転方向に対して下流側にて前記転写ベ
    ルトに接触し前記転写ベルトへ電流を供給するための電
    流印加部材と、この電流印加部材より前記転写ベルトの
    回転方向に対して下流側にて前記転写ベルトに接触し前
    記転写ベルトから電流をフィードバックするためのフィ
    ードバック部材とを有し、前記電流印加部材から前記転
    写ベルトへ供給される電流I と、前記転写ベルトから
    フィードバックされる電流I との差分を一定とするよ
    うにした転写ベルト装置において、前記従動ローラから
    電流をフィードバックさせるフィードバック手段を備
    え、前記従動ローラは、軸線方向に所定の間隔をおいて
    前記転写ベルトと接触する金属部材もしくは金属コロを
    設け て、前記従動ローラの前記転写ベルトと接触して導
    通する面積が前記従動ローラの回転に関係なく一定とな
    るように構成したことを特徴とする転写ベルト装置。
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