JP3293452B2 - シリンダブロックの製造方法 - Google Patents

シリンダブロックの製造方法

Info

Publication number
JP3293452B2
JP3293452B2 JP05422796A JP5422796A JP3293452B2 JP 3293452 B2 JP3293452 B2 JP 3293452B2 JP 05422796 A JP05422796 A JP 05422796A JP 5422796 A JP5422796 A JP 5422796A JP 3293452 B2 JP3293452 B2 JP 3293452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder block
sealing member
cylinder
main body
joining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05422796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09222047A (ja
Inventor
延明 鈴木
明広 相良
茂則 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP05422796A priority Critical patent/JP3293452B2/ja
Priority to US08/790,314 priority patent/US6148515A/en
Priority to EP97300508A priority patent/EP0787557A3/en
Publication of JPH09222047A publication Critical patent/JPH09222047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3293452B2 publication Critical patent/JP3293452B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/02Cylinders; Cylinder heads  having cooling means
    • F02F1/10Cylinders; Cylinder heads  having cooling means for liquid cooling
    • F02F2001/104Cylinders; Cylinder heads  having cooling means for liquid cooling using an open deck, i.e. the water jacket is open at the block top face
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/02Cylinders; Cylinder heads  having cooling means
    • F02F1/10Cylinders; Cylinder heads  having cooling means for liquid cooling
    • F02F2001/106Cylinders; Cylinder heads  having cooling means for liquid cooling using a closed deck, i.e. the water jacket is not open at the block top face

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダブロック
の製造方法にかかり、特に自動車用のエンジンに使用さ
れるシリンダブロックの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車用のエンジン等の水冷
式内燃機関のシリンダブロックは、近年特にアルミ化が
進展している。ここで、シリンダブロックの形式として
は、いわゆるクローズドデッキ式のものとオープンデッ
キ式のものがある。クローズドデッキ式とは、図14に
示すように、シリンダの周囲部に冷却水通路が形成され
ていると共に、シリンダ側とシリンダブロック側の部材
が上端部で一部分が相互に連結されているものである。
一方、オープンデッキ式とは、シリンダの周囲部に冷却
水通路が形成されており、シリンダブロックの上端部の
シリンダの周囲部全体が解放されて、冷却水通路がメガ
ネ状に形成されているものである。
【0003】また、クローズドデッキ式のものは構造上
の理由(いわゆるアンダーカット部の存在)から一般的
に崩壊性中子を用いた低圧鋳造法により製造され、一方
オープンデッキ式のものはダイキャスト鋳造法により製
造されている。ここで、オープンデッキ式のものは、シ
リンダブロックの上端部の全体が解放されているので、
この領域の強度が低い。このため、従来より、以下のよ
うな改良が提案されているが実用には至っていない。
【0004】例えば、特開平1−100352号公報
(第一従来例)では、冷却水通路の開口部に、所定形状
のピース部材を溶接固定する、という提案がなされてい
る。また、特開平1−147145号公報(第二従来
例)では、第一従来例と同様に所定のピース部材を冷却
水通路の解放部に溶接固定するものであるが、特に、ピ
ース部材をシリンダブロック本体より高融点のアルミ合
金により構成するものである。また特開平2−1055
57号公報(第三従来例)では、所定のプラグ部材(ピ
ース部材)をシリンダブロック本体より融点の低い材質
で構成し、これをシリンダブロック本体に対してアーク
またはレーザーなどの熱源により加熱して溶着するもの
である。
【0005】また、クローズドデッキ式のシリンダブロ
ックを製造する方法として、実開昭63−69740号
公報に開示されているものがある。即ち、シリンダブロ
ック本体を上部と下部の二つの部材に分割してそれぞれ
別個に鋳造する。そして、各部材を相互にボルトで締結
し構成するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来例には以下のような不都合が有った。即ち、低圧
鋳造法によるシリンダブロックの製造は、シリンダブロ
ックの如き複雑な形状のものに対しては、現在非常にコ
ストが高いものとなっている。また、ダイキャスト鋳造
法でシリンダブロック本体を製造する場合には、この製
造法の特性上、鋳物の内部にガスが微細空隙となって分
散してトラップされる。このため、通常の溶接方法(レ
ーザー、アーク溶接等)ではガス欠陥が顕著に出現して
十分な機械的結合強度を得ることができない。また、外
部から加熱する方法では、溶着状態も不均一になると共
に局部的に熱応力が集中して、強固な接合力を得ること
ができない、という不都合を生じていた。
【0007】また、シリンダブロックの材質より低融点
の金属材料を外部熱源からの加熱により融解させる場合
でも、以下のような不都合がある。即ち、鋳造後のシリ
ンダブロックのアルミの地肌は強固な酸化被膜が形成さ
れており、既存の溶接法等では強固に溶着させることは
できない。これに対して、フラックス等を用いて表面処
理をした後溶着する場合も考えられるが、接合強度を十
分に確保することは困難である。逆にフラックスによる
アルミ部材の腐食等を誘発する、という不都合を生じて
いた。
【0008】また、従来の溶接法等では、接合部のみな
らずその周囲の広い範囲に熱の影響が及び、アルミ製部
材に熱変形や熱応力を生じさせる等の不都合を生じてい
た。これは、特に精密加工が要求されるエンジンの部品
については問題となる。
【0009】さらに、シリンダブロック本体を二つの部
材から構成する従来例においては、接合部の機密性を高
めるために高性能なガスケットを使用したり、締結箇所
の増加に関連して、機械加工の工程数が増大するため、
製造コストの上昇を招来し、また、エンジンの組立作業
効率が低下する、という不都合を生じていた。
【0010】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に機械的強度に優れたクローズドデッキ式
のシリンダブロックを製造する方法を提供することを、
その目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、所定のシリンダライ
ナと、このシリンダライナの周囲に冷却水通路として形
成される凹部を有するシリンダブロック本体と、凹部を
シリンダヘッドが配設される側から封止する封止部材と
を装備するシリンダブロックの製造方法である
【0012】そして、シリンダブロック本体及び封止部
材をアルミ製鋳物により構成すると共に、シリンダブロ
ック本体と封止部材の相対向する接合部を相互に接触し
得る形状とし、シリンダブロック本体の接合部と封止部
材の接合部との少なくともいずれか一方に、超音波振動
を印加して亜鉛合金はんだ層を形成し、シリンダブロッ
ク本体と封止部材を接合し、しかる後、シリンダライナ
の上面が接合部より上方となるように封止部材にシリン
ダライナを圧入する、という構成及び方法を採ってい
る。
【0013】以上のように、シリンダブロック本体及び
封止部材はアルミ(合金)製鋳物によって形成されると
共に、両者の相対向する接合部が相互に接触し得る形状
に構成される。その後、接合部には超音波振動が印加さ
れて接合部に亜鉛合金はんだ層が形成される。
【0014】そして、両者の接合部が所定の加圧力で相
互に接合されると共に、接合部は外部より誘導加熱、L
PGガスバーナー等で亜鉛合金はんだの融点前後の温度
に加熱される。更に、シリンダブロック本体または封止
部材の少なくともいずれか一方に超音波振動が印加され
る。これにより、接合部の亜鉛合金はんだ層が融解し、
シリンダブロック本体と封止部材との相互間に合金が生
成され、その後、超音波振動及び外部からの加熱を停止
させることで接合部の温度が下がり、両者が強固に接合
されて一体となる。
【0015】シリンダブロック本体と封止部材とが接合
されて一体となると、いわゆるクローズドデッキ式のシ
リンダブロックとなる。このとき、シリンダブロックの
タイプとしては、シリンダライナが直接冷却水に接触す
るウェットライナタイプや、直接には接触しないドライ
ライナタイプのもの、そしてその中間のハーフウェット
ライナタイプのどのタイプのものにも本発明は適用でき
る。
【0016】そして、しかる後、封止部材と一体となっ
たシリンダブロック本体にシリンダライナを挿入する。
これにより、シリンダライナ,シリンダブロック本体及
び封止部材によって囲まれた領域が冷却水通路として形
成されることとなる。特に、本発明では、シリンダブロ
ック本体を先ずオープンデッキ式で製造し、封止部材を
接合することによってクローズドデッキ式のシリンダブ
ロックとすることができる。
【0017】また、請求項2記載の発明では、シリンダ
ブロック本体の接合部に所定のブロック側凹凸部を形成
すると共に、封止部材の接合部にブロック側凹凸部に対
応する封止部材側凹凸部を形成するという構成を採り、
その他の構成及び方法は請求項1記載の発明と同様であ
る。
【0018】また、請求項3記載の発明では、ブロック
側凹凸部を所定のピン部材及びピン穴で形成すると共、
封止部材側凹凸部をブロック側凹凸部に対応したピン部
材及びピン穴で形成するという構成を採り、その他の構
成及び方法は請求項2記載の発明と同様である。
【0019】また、請求項4記載の発明では、シリンダ
ブロック本体に対する亜鉛合金はんだ層の形成範囲は、
接合部近傍とするという方法を採り、その他の構成及び
方法は請求項1,2または3記載の発明と同様である。
【0020】また、請求項5記載の発明では、シリンダ
ブロック本体と封止部材との接合に際しては、接合部を
亜鉛合金はんだの融点以上の温度に加熱して加圧接合す
るという構成及び方法を採り、その他の構成及び方法は
請求項1,2,3または4記載の発明と同様である。
【0021】更に、請求項6記載の発明では、シリンダ
ブロック本体と封止部材との接合に際しては、接合部を
加熱すると共に、シリンダブロック本体と封止部材の少
なくともいずれか一方に超音波振動を印加して接合する
という構成及び方法を採り、その他の構成及び方法は請
求項1,2,3または4記載の発明と同様である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図1乃至図13に基づいて説明する。
【0023】まず、図1は本発明にかかる製造方法によ
って製造された完成品のシリンダブロック1を示し、符
号3はエンジン(図示せず)のシリンダブロック本体を
示し、符号5は封止部材を示し、符号7は超音波振動に
よる接合部位をそれぞれ示す。
【0024】先ず、本実施形態におけるシリンダブロッ
ク1は、図1に示すように、シリンダライナ11の周囲
に冷却水通路として形成される凹部9を有するシリンダ
ブロック本体3と、上記した凹部9を、図示しないシリ
ンダヘッドが配設される側から封止する封止部材5とを
装備している。
【0025】そして、シリンダブロック本体3及び封止
部材5はアルミ(合金)製鋳物により構成されると共
に、シリンダブロック本体3と封止部材5の相対向する
接合部4aと4b(図3(A)参照)が相互に対応して
接触し得る形状とされている。さらに、シリンダブロッ
ク本体3の接合部4aと封止部材5の接合部4bとの少
なくともいずれか一方に、超音波振動を印加して表面に
亜鉛合金はんだ層を形成し、しかる後、シリンダブロッ
ク本体3と封止部材5が接合される。最後に、シリンダ
ライナ11がシリンダブロック本体3に圧入されて、シ
リンダブロック1が完成する。
【0026】以下これを詳述すると、図2(A)に示す
ように、本実施形態では四つのシリンダが一列に並ぶ、
いわゆる四気筒エンジン用のシリンダブロック本体3と
なっている。このシリンダブロック本体3はアルミ合金
製のダイキャスト鋳造品である。そして、この材質は、
一般的に用いられているADC10,ADC12そして
ADC14等である。
【0027】また、シリンダライナ11の周囲部に相当
する領域には、図1及び図2(A)に示すように、冷却
水通路として機能する所定の凹部9が形成されている。
この凹部9は、図1に示すように、シリンダライナ11
の下端部領域近傍まで到達する深さで構成されており、
また封止部材5を接合する前には上端部が解放されてい
る(図1乃至図3参照)。ここで、シリンダブロック本
体3の接合部4aは、図2(B)に示す形状の封止部材
5が装着されるように、平坦に加工されている。但し、
接合部4aは、封止部材の接合部4bと対応して両者が
密に接触できる形状で有ればよい。従って、両接合部4
a,4bに相互に対応する凹凸部を設けるようにしても
よい。
【0028】また、冷却水通路となる凹部9は、各シリ
ンダライナ11の周囲を取り囲むようにメガネ状(図2
(A)参照)に形成されており、全シリンダの冷却水通
路が相互に連結されている。加えて、シリンダブロック
本体3の接合部4aには、図示しないシリンダヘッドを
締結するためのボルト穴2bが複数個形成されている。
【0029】シリンダブロック本体3の下方領域は、内
部に所定のクランク軸(図示略)が装着されるようにク
ランクケース13が形成されている(図3参照)。ま
た、クランクケース13の下端部は、図示しないボトム
ケースと当接する面が平面で構成され、図示しないボル
ト部材により相互に締結されるようになっている。
【0030】次に、シリンダブロック1の具体的な製造
方法について説明すると、先ず、図2(A)及び図3に
示すように、凹部9の上端部が解放されたオープンデッ
キ式のシリンダブロック本体3を用いる。このシリンダ
ブロック本体3は、上記したように鋳造(アルミダイキ
ャスト)法によって製造されたのち(図9中のS1)、
必要により所定の機械加工を経る(同S2)。この機械
加工は、図3に示すように、シリンダブロック本体3の
接合部4aに封止部材5を接合するために、表面を平坦
に加工するものであり、フライス加工等によってなされ
る。
【0031】また、上記機械加工がなされた後には、接
合部4aがはんだの融点付近の温度に予熱される(図9
のS3)。そしてその後、接合部4aが溶融はんだ浴1
5(図7参照)に浸漬され、その接合部4aの表面に亜
鉛合金はんだ層が形成される(同S4)。その後、接合
部4aには、封止部材5との位置決めを正確に行うため
の位置決め用ピン部材及びピン穴が形成される(同S
5)。ここで、位置決め用の部材はピン部材等に限定さ
れるものではなく、例えば、接合部4aに、封止部材5
の接合部4bの形状に対応させて凹凸部を設けるように
してもよい。但し、この位置決め用ピン部材及びピン穴
または凹凸部は必ずしも必要なものではなく、位置決め
が正確に行われるのであれば、各接合部は平坦のままで
よい。
【0032】次に、亜鉛合金はんだ層の形成についてよ
り詳細に説明すると、図7に示すように、この接合に際
しては予めシリンダブロック本体3と封止部材5の両方
の接合部4a,4bに、超音波振動の印加による亜鉛合
金はんだ層の形成が行われる。ここで、シリンダブロッ
ク本体3はその接合部4aの近傍のみ亜鉛合金はんだ層
の形成が行われ、具体的には接合部4aから約30[m
m]程度まで亜鉛合金はんだ層が形成される。この場
合、亜鉛合金はんだの材質としては、例えば、融点が約
390[℃]以下であるZn−Al合金系、例えば、A
H−Z95A(JIS Z3281)が使用される。そ
して、この亜鉛合金はんだを溶解して、当該亜鉛合金は
んだの融点から融点+50[℃]の範囲に保持された溶
融はんだ浴15中に、前述した接合部4aが浸漬され超
音波振動が印加される。
【0033】また、超音波の周波数としては、約20
[KHz]程度に設定し、発振器出力は150から10
00[W]の範囲で印加する。また、具体的な印加時間
は3秒から10秒程度の範囲に設定している。これによ
り、シリンダブロック本体3の接合部4aに所定の亜鉛
合金はんだ層が形成される。
【0034】ここで、亜鉛合金はんだ層の形成の際に超
音波振動をシリンダブロック本体3に印加するための装
置について詳述すると、シリンダブロック本体3は、図
7に示すように所定の振動板17に担持され、上記した
接合部4aが溶融はんだ浴15中に浸漬される。この溶
融はんだ浴15を保持しているのは、ヒータ付はんだ槽
19であり、溶融はんだ浴15の温度を上記した所定値
に維持している。また、振動板17には、超音波発振装
置21が係合されており、超音波振動が伝達されるよう
になっている。この超音波発振装置21は、上記振動板
17に振動を付与するホーン23と、このホーン23に
振動を伝える振動子25と、当該振動子25に発振信号
を伝達する発振器27等により構成される。
【0035】次に、封止部材5の製造方法について説明
すると、図2(B)に示すように、封止部材5は、アル
ミダイキャスト鋳造法によって、上記シリンダブロック
本体3の接合部4aに接合できるような形状及び大きさ
で形成される(図9のS6)。但し、製造法としてはア
ルミダイキャスト鋳造法には限定されず、例えば、他の
鋳造方法や展伸材等から所定形状を削り出して製造する
ようにしてもよい。ここで、封止部材5の具体的形状
は、図2(B)及び図3(A)に示すように、平面形状
が略矩形となっており、また板状に形成されている。そ
して、封止部材5には、後述するシリンダライナ11が
挿入されるための四つのライナ支持穴6がそれぞれ独立
して一列に並んで形成されている。
【0036】また、各ライナ支持穴6の周囲には、複数
の冷却水通過孔6aが形成されている。この冷却水通過
孔6aは、図示しないシリンダヘッド側とシリンダブロ
ック本体3との間で冷却水を通過循環させるためのもの
である。したがって、シリンダブロック本体3の凹部9
に対応する位置にこれら冷却水通路孔6aが形成されて
いる。また、封止部材5には、上記したシリンダブロッ
ク本体3のボルト穴2bに対応したボルト用貫通孔2c
が形成されている。そして更に、封止部材5の複数箇所
にシリンダヘッドから流れ落ちる潤滑用のオイルをシリ
ンダブロック本体を介してクランクケースに導くための
オイル落とし穴2aが形成されている。
【0037】そして、封止部材5のうち、シリンダブロ
ック本体3と接合する側の接合部4bは所定の機械加工
がなされる(図9中のS7)。これは、封止部材5とシ
リンダブロック本体3との接合をより強固なものにする
ためであり、シリンダブロック本体3の場合と同様にフ
ライス加工等によってなされる。
【0038】機械加工された後は、シリンダブロック本
体3の場合と同様にはんだの融点付近の温度に予熱され
(図9中のS8)、また溶融はんだ浴15中に浸漬され
超音波振動を印加される。このとき、亜鉛合金はんだ層
形成の条件は上記したシリンダブロック本体3の場合と
ほぼ同様である。以上により、封止部材5の表面に亜鉛
合金はんだ層が形成される(同S9)。ここで、封止部
材5を溶融はんだ浴15中に浸漬すると、封止部材5の
全体に亜鉛合金はんだ層が形成されるが、特に製造上は
問題とならない。尚、図7には、封止部材5の亜鉛合金
はんだ層の形成作業については記載していないが、シリ
ンダブロック本体3の場合と同様である。
【0039】ここで、上記した作業行程における亜鉛合
金はんだ層の形成機構を説明すると、まず、溶融はんだ
浴15中に設置されている振動板17に超音波振動を印
加することによってキャビテーションが発生する。次
に、この発生したキャビテーションによってシリンダブ
ロック本体3の接合部4aや封止部材5の表面の酸化被
膜が破壊されて活性な金属面が現れる。そして、この活
性金属面と溶融はんだ浴15中の亜鉛との間で合金反応
が生じ、これによって、強固な亜鉛合金はんだ層が形成
される。
【0040】次に、シリンダブロック本体3に封止部材
5を接合する行程について説明する。上記の如く、互い
に亜鉛合金はんだ層が形成されたシリンダブロック本体
3と封止部材5が用意され、図3(B)に示すように封
止部材5がシリンダブロック本体3の接合部4aに接触
される。このとき、シリンダブロック本体3と封止部材
5との接合に際しては、両者の接合部4a,4bに、相
互に対応する位置決め用のピン部材及びピン穴を設けて
いる(図9中のS10)。これによって、封止部材5が
シリンダブロック本体3の所定位置に正確に位置決めさ
れ接触される(同S11)。
【0041】続いて、封止部材5が接合部4aに接触さ
れたシリンダブロック本体3は、別個に設けられた超音
波接合装置28(図8参照)に設置される。この超音波
接合装置28は、シリンダブロック本体3を担持すると
共に後述する超音波振動子29に係合されたホーン31
に、封止部材5の上面を当接させるためのエアシリンダ
33を備えている。また、超音波発振装置37は、封止
部材5に直接超音波振動を印加するホーン31と、この
ホーン31に振動を伝達する振動子29と、この振動子
29に発振信号を付与する発振器35よりなる。
【0042】また、上記したホーン31の近傍には、所
定の加熱装置(図示略)が装備されている。この加熱装
置は、シリンダブロック本体3と封止部材5の接合部位
7を予熱しておくためのものであり、高周波加熱器によ
り構成されている。だたし、加熱装置としては、これに
限定されるものではなく、例えばLPGガス等を用いる
ガスバーナー等であってもよい。また、シリンダブロッ
ク本体3及び封止部材5を加熱炉内(図示略)で加熱し
て、その後これらを加熱炉から取り出し、超音波振動を
印加するようにしてもよい。
【0043】そして、エアシリンダ33上に担持された
シリンダブロック本体3及び封止部材5は、エアシリン
ダ33の作用により上方に移動せられ、その上方に配設
されているホーン31に当接する。正しくは、シリンダ
ブロック本体の接合部4aに接触している封止部材5が
ホーン31に直接当接することとなる。その後、接合部
7は、上記した加熱装置により亜鉛合金はんだの融点前
後の温度に加熱されると共に超音波振動が印加される
(図9中のS12)。このとき、エアシリンダ33は、
シリンダブロック本体3をホーン31に対して常時所定
圧力で押圧しているので、超音波振動の印加と共に接合
部7の亜鉛合金はんだ層が融解し、封止部材5がシリン
ダブロック本体3に亜鉛合金はんだ層を介して接触す
る。尚、シリンダブロック本体3に超音波振動を印加す
るための装置としては、超音波発振装置37とエアシリ
ンダ33の上下位置関係を逆にした構造とすることも可
能である。
【0044】以上の行程により、シリンダブロック本体
3と封止部材5は一体となる(同S13)。そしてその
後、封止部材5のライナ支持穴6及びライナ貫通孔10
がシリンダライナ11の外径より僅かに小さな内径に加
工される(同S14)。そして、最後に封止部材5のラ
イナ支持穴6及び上記したライナ用貫通孔10にシリン
ダライナ11が圧入される。この結果、図1に示すよう
に、シリンダライナ11,シリンダブロック本体3の凹
部9及び封止部材5によって、シリンダライナ11の周
囲部全体に冷却水通路が形成されると共に、実質的にク
ローズドデッキ式のシリンダブロック1が完成すること
となる。
【0045】また、このシリンダブロック1は、シリン
ダライナ11が直接冷却水に接触しない、いわゆるドラ
イライナ式のシリンダブロックとなる。但し、本発明
は、シリンダライナ11の外周面が冷却水通路となる、
いわゆるウェットライナ式のシリンダブロックを含め
て、すべてのクローズドデッキ式のシリンダブロックに
採用することができる。
【0046】ここで、上記した説明では、シリンダブロ
ック本体3に対して封止部材5を固定する際に超音波振
動を印加して、亜鉛合金はんだ層を融解して接合する場
合を示している。しかし、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば、図9中のS12の代わりに、シリ
ンダブロック本体に対して封止部材を接触させた後、こ
れら相互間を加圧しながら両者の接合部位近傍を亜鉛合
金はんだの融点以上、例えば、融点より20[℃]以上
高い温度に加熱するだけにしても良い。加熱方法として
は、誘導加熱やガスバーナー等によるものである。これ
により、加熱を停止することによって、亜鉛合金はんだ
層が両者を強力に固着することとなる。
【0047】〔その他の実施の形態〕次に、図4乃至図
5に他の実施の形態にかかるシリンダブロックを示す。
当該実施形態では、シリンダブロック本体33の凹部3
9は、所定の内径を有する円筒形に形成されており、完
成した段階でシリンダライナの外周面も冷却水通路の一
部を構成する方式のものである。このシリンダブロック
33は、上記したように、ウェットライナー式といわれ
ているものである。
【0048】本実施形態では、封止部材35は、上記し
た第一の実施形態と同様の形状となっている。一方、シ
リンダブロック本体33は上記のように単純な形状の凹
部を構成すればよいので、鋳造に使用する型も簡易な形
状のものを利用できる。これにより、鋳造行程における
歩留まりは向上する。
【0049】そして、既に記述したと同様に、シリンダ
ブロック本体33の接合部34aに封止部材35を接合
し、シリンダライナ41を圧入することによりクローズ
ドデッキ式のシリンダブロック31が完成する(図5
(B)参照)。このウェットライナー式のシリンダブロ
ック31では、直接シリンダライナ41から冷却水が熱
を奪う構造であるため、冷却効率は高い。
【0050】また、シリンダブロック本体に封止部材を
接合する際には、正確に位置決めしなければならない。
この場合、図6に示すように、シリンダブロック本体5
3及び封止部材55の各接合部に所定のピン部材57及
びピン穴58を設けることが効果的である。即ち、シリ
ンダブロック本体53に封止部材55を接合するとき
に、各ピン部材57とピン穴58を対応させて両者を圧
着する。そして、両者が接触している状態で、シリンダ
ブロック本体53または封止部材55に超音波振動を印
加して、両者を固着させる。これによると、ピン部材5
7とピン穴58とを合致させるだけで、両者の正確な位
置決めが可能となり、生産性が向上する。
【0051】本発明に関し、複数種類の材質からなる試
験片を超音波振動の印加によるはんだ付けをした後、引
っ張り試験を行い接合強度を検証した。この試験では、
試験片Aをシリンダブロック本体と見立て、一方、試験
片Bを封止部材と見立てている。そして、各試験片A,
Bの寸法としては、図10に示すように、試験片Aの外
径が16.0[mm]であり、端部に内径12.5[m
m]の凹部が形成されている。そして、この凹部の深さ
は0.3[mm]となっている。また、この凹部の突き
合わせ面は、実験の信頼性を高めるべく精密加工で表面
が滑らかに形成されている。
【0052】一方、試験片Bは、外径が12.0[m
m]となっており、上記した凹部に挿入されるようにな
っている(図11参照)。この試験片Bの突き合わせ面
も試験片Aと同様に精密加工で表面が滑らかに形成され
ている。また、使用するはんだは上記したものと同様で
あり、Zn−Al系のものが使用される。具体的には、
Zn−3.5wt%Alのものである。
【0053】以上の試験片を使用した結果によれば、図
12に示すように、試験片A及びBとして「ADC1
2」を使用した場合の引っ張り強度は平均142[MP
a]となり、破断位置は接合面ではなく母材となってい
る。また、材質を「AC4B」で行った場合には、引っ
張り強度が平均200[MPa]となり、やはり母材が
破断する結果となった。この母材破断の結果を図13に
示す。この図13から明らかなように、接合面39は全
く破壊せず、接合面近傍の母材43が破断している。
【0054】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明では、
オープンデッキ式のシリンダブロック本体に封止部材を
亜鉛合金はんだ層を介して接合するので、シリンダブロ
ック本体をダイキャスト鋳造法等を用いて製造でき、低
圧鋳造法によるものと比べて安価に製造することができ
る。これにより、シリンダライナ、封止部材及びシリン
ダブロック本体によって囲まれた冷却水通路を構成する
ことができると同時に、機械的強度に優れたクローズド
デッキ式のシリンダブロックと同様の強度を有するシリ
ンダブロックを製造することができる、という優れた効
果を生じる。
【0055】また、請求項2または3記載の発明では、
シリンダブロック本体の接合部及び封止部材の接合部に
それぞれ対応する位置決め用の凹凸部を形成したので、
両者の接合の際に相対的な位置決めを正確に行うことが
できる。この結果、組立精度を向上させることができ
る、という優れた効果を生じる。
【0056】また、請求項4記載の発明では、シリンダ
ブロック本体に対する亜鉛合金はんだ層の形成範囲は、
接合部近傍領域のみとする。このため、その他の領域に
不要な亜鉛合金はんだ層が形成されるのが防止される、
という優れた効果を生じる。
【0057】また、請求項5記載の発明では、接合部を
亜鉛合金はんだの融点以上の温度に加熱してシリンダブ
ロック本体に接合部材を接合することとしている。この
ため、両者の間に亜鉛合金はんだ層が形成され、相互に
強固に接合される、という優れた効果を生じる。また、
この場合、両者の接合に際しては、超音波振動の印加が
不要となるので、設備のためのコストが抑制されると共
に、作業効率が向上する、という優れた効果を生じる。
【0058】更に、請求項6記載の発明では、シリンダ
ブロック本体と接合部材の接合に際して、超音波振動を
印加することとしている。このため、両者の相互間がよ
り効率的に加熱され、強固な亜鉛合金はんだ層が形成さ
れ、結果として機械的強度に優れたシリンダブロックを
製造することができる、という優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す側方断面図である。
【図2】図1に開示したシリンダブロック本体及び封止
部材を示す平面図であり、図2(A)はシリンダブロッ
ク本体を示し、図2(B)は封止部材を示す。
【図3】シリンダブロック本体に封止部材が接合される
状態を説明する側方断面図であり、図3(A)は接合前
の状態を示し、図3(B)は接合後の状態を示す。
【図4】他のシリンダブロック本体及び封止部材の例を
示す平面図であり、図4(A)はシリンダブロック本体
を示し、図4(B)は封止部材を示す。
【図5】図4に開示したシリンダブロック本体に封止部
材が接合される状態を説明する側方断面図であり、図5
(A)は接合前の状態を示し、図5(B)は接合後の状
態を示す。
【図6】シリンダブロック本体の接合部及び封止部材の
接合部に位置決め用のピン部材及びピン穴を配設した場
合を示す側方断面図である。
【図7】シリンダブロック本体の接合部に亜鉛合金はん
だ層を形成する場合を示す装置の概略説明図である。
【図8】シリンダブロック本体に封止部材が当接された
後、超音波振動を印加する場合を示す説明図である。
【図9】本発明のシリンダブロックを製造する場合のフ
ローチャートを示す。
【図10】接合強度を検証するために用いた各試験片を
示す図であり、図10(A)はシリンダブロック本体に
相当し、図10(B)は封止部材に相当するものであ
る。
【図11】図10に開示した試験片同士を突き合わせて
超音波はんだ付けによって接合した状態を示す説明図で
ある。
【図12】図10及び図11に開示した試験片の引っ張
り試験の結果を示す図である。
【図13】図12に示す引っ張り試験によって破断した
試験片の破断面近傍を示す拡大断面図である。
【図14】従来のシリンダブロックの形態を説明する側
方断面図であり、図14(A)はドライライナー式のシ
リンダブロックを示し、図14(B)はウェットライナ
ー式のシリンダブロックを示す。
【符号の説明】
1 シリンダブロック 3 シリンダブロック本体 4a 接合部 4b 接合部 5 封止部材 6 ライナ支持穴 7 接合部位 9 凹部 11 シリンダライナ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−103064(JP,A) 特開 平6−341345(JP,A) 特開 昭62−162756(JP,A) 特開 平7−127521(JP,A) 特開 平5−332195(JP,A) 特開 平6−20706(JP,A) 特開 平6−283853(JP,A) 特開 昭63−222087(JP,A) 実開 平1−134751(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02F 1/00 - 1/42 B23K 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のシリンダライナと、このシリンダ
    ライナの周囲に冷却水通路として形成される凹部を有す
    るシリンダブロック本体と、前記凹部をシリンダヘッド
    が配設される側から封止する封止部材とを備えたシリン
    ダブロックの製造方法において、 前記シリンダブロック本体及び前記封止部材をアルミ製
    鋳物により構成すると共に、前記シリンダブロック本体
    と前記封止部材の相対向する接合部を相互に接触し得る
    形状とし、 前記シリンダブロック本体の接合部と前記封止部材の接
    合部との少なくともいずれか一方超音波振動を印加し
    て亜鉛合金はんだ層を形成し、前記シリンダブロック本
    体と前記封止部材を接合し、しかる後、シリンダライナ
    の上面が前記接合部より上方となるように前記封止部材
    に前記シリンダライナを圧入することを特徴としたシリ
    ンダブロックの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記シリンダブロック本体の前記接合部
    に所定のブロック側凹凸部を形成すると共に、前記封止
    部材の前記接合部に前記ブロック側凹凸部に対応する封
    止部材側凹凸部を形成し、前記シリンダブロック本体と
    前記封止部材とを接合することを特徴とした請求項1記
    載のシリンダブロックの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ブロック側凹凸部を所定のピン部材
    及びピン穴で形成すると共に、前記封止部材側凹凸部を
    前記ブロック側凹凸部に対応したピン部材及びピン穴で
    形成することを特徴とした請求項2記載のシリンダブロ
    ックの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記シリンダブロック本体に対する亜鉛
    合金はんだ層の形成範囲は、前記接合部近傍とすること
    を特徴とした請求項1,2または3記載のシリンダブロ
    ックの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記シリンダブロック本体と前記封止部
    材との接合に際しては、前記接合部を亜鉛合金はんだの
    融点以上の温度に加熱して接合することを特徴とした請
    求項1,2,3または4記載のシリンダブロックの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記シリンダブロック本体と前記封止部
    材との接合に際しては、前記接合部を加熱すると共に、
    前記シリンダブロック本体と前記封止部材の少なくとも
    いずれか一方に超音波振動を印加して接合することを特
    徴とした請求項1,2,3または4記載のシリンダブロ
    ックの製造方法。
JP05422796A 1996-01-30 1996-02-16 シリンダブロックの製造方法 Expired - Fee Related JP3293452B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05422796A JP3293452B2 (ja) 1996-02-16 1996-02-16 シリンダブロックの製造方法
US08/790,314 US6148515A (en) 1996-01-30 1997-01-28 Method of bonding aluminum members
EP97300508A EP0787557A3 (en) 1996-01-30 1997-01-28 Method of bonding aluminum members

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05422796A JP3293452B2 (ja) 1996-02-16 1996-02-16 シリンダブロックの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09222047A JPH09222047A (ja) 1997-08-26
JP3293452B2 true JP3293452B2 (ja) 2002-06-17

Family

ID=12964669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05422796A Expired - Fee Related JP3293452B2 (ja) 1996-01-30 1996-02-16 シリンダブロックの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3293452B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09222047A (ja) 1997-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3752830B2 (ja) 接合金属部材及び該部材の接合方法
JP3380081B2 (ja) バルブシート
JP3293452B2 (ja) シリンダブロックの製造方法
JPH09209824A (ja) シリンダブロックの製造方法
JPH09209822A (ja) シリンダブロックの製造方法
JP3557795B2 (ja) シリンダブロックの製造方法
JP3546626B2 (ja) 構造材の接合方法
JP2659636B2 (ja) ディーゼルエンジン用ピストンの中空耐摩環の形成方法
JPH09323166A (ja) アルミニウムの接合方法
JPH09280102A (ja) シリンダブロックの製造方法
JPH06218560A (ja) シリンダブロックの製造方法
JPH1190620A (ja) 金属部材の接合方法及び接合装置
JPH062611A (ja) 内燃機関用ピストンおよびその製造方法
JP3293420B2 (ja) エンジンのシリンダブロックおよびその製造方法
JPH1085930A (ja) アルミ鋳物の接合方法
JP3427622B2 (ja) アルミニウムの接合方法
JP4013297B2 (ja) 金属部材の接合方法
JP4178568B2 (ja) 金属部材の接合方法
JPH11285846A (ja) 金属部材の接合方法
JPS61202771A (ja) カムシヤフトの製造方法
JP3752832B2 (ja) 金属部材の接合方法及び接合装置
JPH1190619A (ja) 金属部材の接合方法及び接合装置
JP3752831B2 (ja) 金属部材の接合方法
JP2748572B2 (ja) 内燃機関のピストン成型方法
JPH10331976A (ja) シリンダブロック製造治具及びこれを用いたシリンダブロック製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020305

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees