JP3293290B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP3293290B2
JP3293290B2 JP32516593A JP32516593A JP3293290B2 JP 3293290 B2 JP3293290 B2 JP 3293290B2 JP 32516593 A JP32516593 A JP 32516593A JP 32516593 A JP32516593 A JP 32516593A JP 3293290 B2 JP3293290 B2 JP 3293290B2
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信 池上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POSシステム又はE
CR等に使用されるカード紙や複写紙に複数行の認証印
字等を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術は、例えば図1のプリ
ンタに図28(第一の従来技術例)や図29(第二の従
来技術例)の代表例に示されるカード紙送り機構が搭載
された形式のものであった。第一の従来技術例の図28
を詳述すると、図28はカード紙送りの機構を横方向か
ら概略説明図であり、カード送りローラ301は、カー
ド送りモータ6の回転がカード送り動力伝達歯車列10
を介して回転される。カード送りローラ301と対向し
てカード押えローラ304が配置され、回動可能なカー
ド押えローラ304は、カード押えレバーバネ305に
より待機時には破線のように常にカード送りローラ30
1から離れており、カード押え電磁石302により圧接
される。
【0003】カード100は上方向から挿入され印字ヘ
ッド2とプラテン25の隙間を通過し、更には、カード
送りローラ301とカード押えローラ304の間を通過
してカード度当たり部306に当接するまで挿入されて
プリンタにセットされる。
【0004】カード100を挿入後、カード押え電磁石
302に通電すると、カード押えレバーバネ305の力
にうち勝ってカード押えレバー303及びカード押えロ
ーラ304は実線の位置まで回動される。カード100
は、カード送りローラ301とカード押えローラ304
に挟まれ、ローラの摩擦力によって、所定の位置にカー
ド100が到達するまでカード送りモータ6を起動させ
て印字される。
【0005】印字後、カード送りモータ6を起動し次の
印字位置までカード100を移動させ次の印字を行う。
このサイクルを繰り返して最終行までを印字をする。印
字終了後、カード押え電磁石302の通電が遮断され、
カード押えレバーバネ305の働きによりカード押えレ
バー303及びカード押えローラ304は破線の位置に
戻され、カード100は取り外されカードへの印字動作
を終了する。
【0006】次に第二の従来技術例の図29を詳述する
と、図29はカード紙送りの機構を横方向から概略説明
図であり、カード送り機構のみ示し印字部等は省略し
た。カード送りローラ323は、カード送り爪328に
より間欠紙送りされるカード送り爪車327とタイミン
グベルト325により連結され回転駆動される。カード
送りローラ323と対向する位置に、カード押えプラン
ジャ321に移動されるカード押えローラ322が配置
され、待機時にはバネによりカード送りローラ323と
離れて位置され、カード送りマグネット330に通電さ
れると2点鎖線のように移動されカード送りローラ32
3にカード押えローラ322が圧接する構成であった。
【0007】カード押えローラ322が実線の状態にあ
るためカード100を上部方向から挿入した後、カード
押えプランジャ321に通電すると、カード押えローラ
322は矢印方向の2点鎖線の位置まで移動し、カード
100は、カード送りローラ323とカード押えローラ
322に挟まれ、カード送りローラ323のローラの摩
擦力によって、所定の位置にカード100が到達するま
でカード送りされる。
【0008】カード送り爪328により間欠送りされる
技術を簡単に説明すると、図示されていないカムにより
カード送りレバー329が所定のタイミングで矢印xの
方向及びその反対方向に回動される機構であり、待機時
には、カード押えレバー溝部329aにカード送りトリ
ガーレバー331係合し、カード送りレバー329が矢
印z方向に回動されるのを防いでいるが、紙送り指令が
入るとカード送りマグネット330に通電され、カード
送りトリガーレバー331を矢印yの方向に吸引し、カ
ード送りトリガーレバー331がカード送りレバー溝部
329aより外れる。カード送りレバー329はカムに
制御されながらカード送りバネ332のバネ荷重によっ
て矢印z方向に回動する。
【0009】カード送りレバー329に回動可能に配置
されているカード送り爪328は、カード送り爪車32
7を1歯分回転させる。その後、カード送りレバー32
9はカムにより矢印x方向に回動され、カード送りトリ
ガーレバー331がカード送りレバー溝部329aに落
込み、カード送りレバー329をロックしてカード10
0のカード送り動作は終了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、以下のような課題があった。 (1)カード送りの手段としてローラの摩擦力を使用し
ているため、複数枚積層された記録紙の場合、表の1枚
目と底の記録紙がずれて紙送りされて所定の位置に印字
できない。
【0011】(2)印字ヘッド下部にカード送りローラ
が設けられているため、カード送りローラの半径分以上
最終印字から紙の端面まで印字できない領域があった。
【0012】(3)カード押えには手で掴まれた時など
の外力に対しカードを保持する力が必要なため、カード
押えプランジャにそれだけの保持力を発生できるだけの
電力を供給することが必要で、電源が大きくなり小型化
ができなかった。
【0013】(4)カード受け部がプリンタ底部にある
ためにカードを手でカード受け部まで挿入する必要があ
り、プリンタ内部に入り込んでしまう大きさのカードに
は印字が出来なかった。
【0014】(5)カードを送る手段と、カードを押さ
えるためのカード押え手段の両方を駆動する必要から制
御回路も難しくトータル的にコストアップとなってい
た。
【0015】(6)カード送り機構とカード押え機構が
カードにより分断されているためにユニットにできず、
組立に工数がかかり製品単価が高いものであった。
【0016】本発明はこのような欠点を解決するために
なされたものであり、動力源を減らしてユニット化し、
プリンタ内部に入ってしまう位の大きさのカードに印字
が可能で、耐久的にカード送りピッチに変化のない信頼
性の高いプリンタを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、単
票等のカードを差し込み、差し込まれた前記カードに対
して印字手段を用いて印字するプリンタにおいて、前記
差し込まれたカードの下端が当接され該カードを受ける
カード受け部と前記差し込まれたカードを狭持する狭持
手段とを具備したスライダーと、前記スライダーを平行
移動させる少なくとも1つの案内部を具備したガイドフ
レームと、前記スライダーとともに移動する狭持手段に
よりカードを狭持した前記スライダーを、前記案内部に
沿って前記印字手段に対して相対移動させる移動駆動手
段と、を有することを特徴とする。
【0018】又、挟持手段は、カードを挟持する少なく
とも1つの挟持部を有し、挟持部はガイドフレームに配
置された固定挟持部材とスライダーに回転可能に取り付
けられカードを挟持する方向に付勢されたカード押えレ
バーに配置された可動挟持部材からなることを特徴とす
る。
【0019】更に、移動駆動手段は、動力源としてのス
テッピングモータと、スライダーの移動方向に張設され
たタイミングベルトと、タイミングベルトに固定され、
カード押えレバーと係合しカード押さえレバーを介して
スライダーを移動させるカード送り駆動ピンとを有し、
スライダーの移動可能領域内に配設されスライダーの基
準位置を検出する検出器とを有することを特徴とする。
【0020】又更に、ガイドフレームにスライダーの移
動範囲を規制する規制部を設け、スライダーの移動が
部により規制され停止した後も、カード送り駆動ピン
により前記カード押えレバーを回動することにより、可
動挟持部の付勢が解除されるよう構成したことを特徴と
する。
【0021】又更に、スライダーの移動方向と平行にガ
イドフレームに設置した案内部と、案内部に沿って走行
するスライダーに設置した係合部と、スライダーの移動
範囲にわたり係合部を案内部に付勢するスライダー押さ
えレバーとを有し、カード受け部は移動方向に対し常に
略垂直方向に維持されながら移動可能に構成したことを
特徴とする。
【0022】又更に、移動駆動手段は、スライダーに設
置されたラックとラックに噛み合う歯車を有し一方向に
のみ回転する輪列部と、スライダーを移動方向の一方に
付勢するバネとを有し、歯車により所定位置まで移動さ
せた後、バネにより復帰させるよう構成したことを特徴
とする。
【0023】更に、輪列部は、プリンタ本体の駆動軸に
回転可能に配置したクラッチ歯車と、一端がクラッチ歯
車と係合し他端が輪列部と係合したクラッチバネと、ク
ラッチ歯車と係合し回転を停止する作動板を具備したト
リガーマグネットにより回転制御されることを特徴とす
る。
【0024】更に、輪列部に設置されたカムと、カード
押えレバーが当接可能に配置され、輪列部の回転角を選
択することにより挟持部を開閉制御可能に構成したこと
を特徴とする。
【0025】更に、可撓性を有する部材からなりガイド
フレームに一端が固定され、自由端がスライダーとガイ
ドフレームの間に設置され、スライダーの移動にともな
って開閉する案内部材を有し、スライダーが印字手段か
ら遠方点にある時、自由端はカード紙の案内をする如く
開口していることを特徴とする。
【0026】
【作用】本発明の上記の構成によれば、カードは付勢さ
れてスライダーに挟持され、そのスライダーはガイドフ
レームを移動するので、記録紙は印字手段に対してスラ
イダーに保持された状態で移動される。又、カードを付
勢するカード押えレバーがスライダーの位置により回動
されるため、カード押えレバーが回動されてカードがセ
ットされるスライダーの位置と、カード押えレバーがカ
ードを付勢しているスライダーの位置があり、スライダ
ーの位置を制御するだけでカードの移動及び挟持が可能
となる。
【0027】又更には、駆動をプリンタ本体から駆動さ
れる駆動軸と、クラッチ手段及びクラッチを作動させる
トリガーマグネットとクラッチにより回動されるカム及
び歯車が配置されているので、選択的に回転される回転
力をスライダーに配置されたラックを駆動させてスライ
ダーを移動させることができ、スライダーを待機位置方
向に付勢されているバネにより復帰される。カード押え
レバーは、トリガーマグネットで制御されるカムにより
回動され、カードのセット及び保持が可能となる。
【0028】
【実施例】以下に本発明のプリンタの第一の実施例を図
1乃至図11及び図27にもとづいて説明する。図1は
本発明の第一の実施例におけるプリンタの斜視図であ
り、図27は、カード送り機構を後方からみた外観斜視
図である。
【0029】1は電気信号により動力を発生するモータ
であり輪列を経て回転駆動されるキャリッジ駆動ベルト
セット4である。キャリッジ駆動ベルトセット4には、
印字ヘッド2を搭載したキャリッジが係合されロール紙
走行方向に対し直交方向に移動される。
【0030】図2は本発明の第一の実施例のカード送り
機構のプリンタ本体への取付位置関係を示す斜視図であ
る。カード送り機構は、カード送り動力伝達機構部とカ
ード送り機構部とカード保持機構部とカード送り位置検
出機構部から構成され、5はカード送り機構の略全体を
保持するガイドフレームであり、スライダー8を平行移
動させる移動方向に対して垂直方向に配された案内部5
cを具備し、カード送り機構は印字ヘッド2の下部に位
置されて本体フレームにネジ止めにより固定されてい
る。
【0031】図3はカード送り機構の外観を示す斜視図
であり図4はカード送り動力伝達機構の説明図である。
6はカード送りの動力を発生するステッピングモータで
正逆回転されるカード送りモータであり、その回転はカ
ード送り動力伝達歯車列10を経て、ベルト駆動プーリ
ー11に伝えられ、ベルト駆動プーリー11とベルト従
動プーリー12に懸架されスライダー8の移動方向に張
設されカード送り駆動ピン13が固着されたタイミング
ベルトであるカード送りベルト7を回転させる。
【0032】スライダー8には更にカード底部の度当り
の役目をなすカード受け部8eがありカード送りベルト
7に固着したカード送り駆動ピン13と係合しカード送
りベルト7と一体に駆動される。9はスライダー8の位
置を検出するための光透過型センサーであるスライダー
位置検出器である。
【0033】図5はカード送り機構のカード保持及びカ
ード送り機構を示す説明斜視図である。14はカード送
り駆動ピン13と係合しスライダー8に回動可能に取付
られたカード押えレバーであり、15は一方の腕をスラ
イダー8に他方の腕をカード押えレバー14に係合しカ
ード押えレバー14をスライダー8に押し付ける働きを
するねじりコイルバネであるカード押えバネである。1
6はスライダー8に配備した固定挟持部材であるカード
押えゴムAであり、17はカード押えレバー14に配備
した可動挟持部材であるカード押えゴムBであり、18
はカード100を検出するためカード出口部に設けられ
本体フレームに固着された透過型光センサーであるカー
ド検出器Tである。19はカード検出器T18の下部に
設けられたカード検出器T18と同様で選択的に取付可
能なカード検出器Bである。
【0034】図6はカード押え機構のカード保持状態を
示す側面図であり、図7はカード押え機構のカード挿入
可能状態を示す側面図である。
【0035】図8はカード送り機構をガイドフレームに
保持する機構の上面からみた部分拡大図であり、図9は
図8の正面図である。20は両端がガイドフレーム5に
回動可能に取付られたスライダー押えレバーであり、ス
ライダー押えレバー20とガイドフレーム5に張架され
たスライダー押えバネ21により付勢され、スライダー
8の係合部をガイドフレーム5の案内部5cに押し付け
る方向に力を加えるスライダー押えバネである。22は
カード送りベルト7に張力を加える位置に配設されたベ
ルトテンションレバーである。
【0036】スライダー8は両側に溝8cを形成してお
り、溝8cにガイドフレーム5を係合させ摺動可能に保
持される。
【0037】更に、スライダー押えバネ21の働きによ
りスライダー押えレバー20を介してガイドフレーム5
の端面にスライダー8の係合部の摺動部8dを押し付け
ることにより、スライダー8はガイドフレーム5に揺動
することなく且つ移動方向に対して常に略垂直方向に移
動可能に取り付けられる。尚、ガイドフレーム5のスラ
イダー摺動部及びスライダー押えレバー20のスライダ
ー摺動部20aは、カード送り動作を安定させる為に、
摩擦係数が少なくなるように表面が鏡面状に仕上げされ
ている。
【0038】スライダー8の倒れ防止は、図9に示す様
にスライダー8のガイドフレーム5との面の形状が上下
2ヶ所のみ接触し中央付近は接触しない形状になってい
るために、スライダー8は2ヶ所で安定してガイドフレ
ーム5に接触していることによりスライダー8の倒れに
強い形状になっている。同様に、スライダー8とスライ
ダー押えレバー20の接触部も2ヶ所で接触するように
なっている。更に、印字時カードへの外力によりスライ
ダー8が倒れないように、スライダー押えバネ21の荷
重が設定してある。
【0039】図10はカード送り機構を左上方からを見
た部分斜視図である。9はスライダー8の基準位置を検
出するための光透過型センサーであるスライダー位置検
出器であり、スライダー8に形成されたスライダー位置
検出部8aがスライダー位置検出器8の溝に移動し光を
遮断して検出される。
【0040】図11は本発明の第一の実施例のプリンタ
の全体構成を示すブロック図である。71は上記に説明
した本発明のプリンタの機構部であり、2は印字ヘッド
2を示す概略図、1はモ−タ1を示す概略図、6はカー
ド送りモータ6を示す概略図である。51は図示されて
いない印字ヘッド2の印字タイミングを発生させるタイ
ミングパルス発生器を示す概略図、52及び53は図示
されていない印字ヘッド2の位置を検出し信号を発生さ
せるリセットパルス発生器Rとリセットパルス発生器J
を示す概略図、9はスライダー位置検出器9の概略図、
18はカード検出器T18の概略図、19はカード検出
器B19の概略図である。73はCPUであり、印字ヘ
ッド制御回路81ならびにモータ制御回路82およびカ
ード送りモータ制御回路87に接続されている。72は
インタ−フェイス、74はROM、75はRAMであ
る。76は印字ヘッド制御回路81への印字ヘッド制御
信号、77はモータ制御回路82へのモータ制御信号、
78はカード送りモータ制御回路87へのカード送りモ
ータ制御信号である。
【0041】83はタイミング信号整形回路を示し、タ
イミングパルス発生器51にて生成された信号を波形整
形し、前記印字ヘッド2への通電を制御するための基準
信号であるタイミング信号をCPU73へ送る。84は
リセット信号R整形回路を示し、リセットパルス発生器
R52にて生成されたキャリッジ3が待機位置に来た時
に印字可能状態を示すリセット信号RをCPU73へ送
る。85はリセット信号J整形回路を示し、リセットパ
ルス発生器53にて生成されたキャリッジ3が待機位置
に来た時に印字可能状態を示すリセット信号JをCPU
73へ送る。
【0042】86はスライダー位置検出器整形回路を示
し、スライダー位置検出器9から生成されたスライダー
8が待機状態にいるか否か(カード挿入可能か否か)の
判断を行うに必要な信号を波形整形しスライダー位置検
出器信号をCPU73へ送る。88はカード信号T整形
回路を示し、カードが挿入されているか否かの判断及び
カードが抜き取られたか否かの判断を行うに必要なカー
ド検出器T18のカード信号TをCPU73に送る。8
9はカード信号B整形回路を示し、カードが挿入されて
いるか否かの判断を行うに必要なカード検出器B19の
カード信号BをCPU73に送る。
【0043】以下に、本発明の第一の実施例のカード送
り機構について記述する。まず、カード挿入可能状態に
至る動作について説明する。電源投入時には以下の初期
設定を行う。まず、図10においてスライダー位置検出
器9がスライダー8の位置検出部8aを検出しているか
を、図11のスライダー位置検出器整形回路86の出力
によりCPU73で判断する。スライダー位置検出部8
aを検出状態の場合は、図4のカード送りモータ6を反
時計回りに回転することにより、カード送り駆動ピン1
3を下方に移動させ、図5のカード押えレバー14のカ
ード送り駆動ピン13との係合部14aの係合によりス
ライダー8及びカード押えレバー14も下方に移動し、
スライダー8の位置未検出状態にする。初期に、スライ
ダー8位置未検出の場合は前記動作を省略する。
【0044】この時カード押えゴムA16及びカード押
えゴムB17は、図6に示す様に閉じた状態にある。次
に、図4のカード送りモータ6を時計回りに回転してス
ライダーを上方へ移動させると、スライダー位置検出部
8aがスライダー位置検出器9の光軸を遮断してスライ
ダー位置検出状態になる。更に、カード送りモータ6を
所定のステップ数送ると、まず図10のスライダー8の
ガイドフレーム度当たり部8bとガイドフレーム5のス
ライダー度当たり部5aが当接し、スライダー8は移動
を止められる。
【0045】更に、モータを回転すると、カード送りベ
ルト7に取り付けられたカード送り駆動ピン13は、カ
ード押えレバー14を上方に押し上げるため、カード押
えレバー14は、カード押えバネ15の力に打ち勝って
スライダー係合部14aを支点に回動をする。
【0046】カード押えレバー14に配備されたカード
押えゴムB17は回動されることにより、スライダー8
に配備したカード押えゴムA16との位置関係は図7に
示す様に開放状態になり、カード100が挿入可能とな
る。この状態を保つ為に、カード送りモータ6に保持電
流を流しておく。
【0047】次に、カード100が図6のガイドフレー
ムカード案内面5bにガイドされ挿入されてからのカー
ド保持動作・カード引き込み動作・カード送り−印字動
作・カード保持開放動作について説明する。
【0048】まずカード保持動作について説明する。カ
ード100をプリンタ内部のスライダー8の上に当接す
る迄挿入すると、図5のカード検出器T18が挿入され
たカード100を検出し、図11のカード信号T整形回
路88の出力がCPU73に入り、カード印字可能を認
知する。
【0049】すると、CPU73からカード送りモータ
制御信号78が出力され、カード送り制御回路88を介
して図4のカード送りモータ6を反時計回りに回転させ
られ、カード送りベルト7に取り付けられたカード送り
駆動ピン13が下方に移動を初めると、カード押えレバ
ー14を上方に押し上げていた状態が解除され、カード
押えレバー14はカード押えバネ15により回動されカ
ード押えレバー14に配備されたカード押えゴムB17
はスライダー8に配備したカード押えゴムA16をカー
ド100を介して圧接し、図6のようにカード100
は、カード押えゴムB17とカード押えゴムA16によ
り挟持される。
【0050】更に、モータ6を反時計方向に回転する
と、カード送り駆動ピン13はスライダー8を下方に移
動させ、図10のスライダー位置検出器9の光軸からス
ライダー位置検出部8aが外れ、スライダー位置未検出
状態になる。ここから、印字位置までは(印字位置まで
に必要な移動距離分のステップ数+所定のステップ数
M)だけカード送りモータ6を駆動してカード送り駆動
ピン13を移動し、スライダー8と共にカード100を
引き込む。
【0051】ここでMは、動力伝達系のバックラッシュ
を吸収するのに必要なステップ数である。尚、カード1
00を引き込む途中に、選択的に取付可能なカード検出
器B19が図5のように下方の位置に取り付いていれ
ば、カード100がカード検出器B19の光軸を遮断
し、図11のカード信号B整形回路89の出力によりC
PU73がスライダー8及びカード押えレバー14によ
りカード100を確実に保持しているかの確認を行うこ
とができる。
【0052】次に、カード送り−印字動作について説明
する。
【0053】前記カード引き込み動作終了後、図4のカ
ード送りモータ6を時計回りにMステップ送り動力伝達
系のバックラッシュを取った後、カード送りモータ6に
保持電流を流しカード送り機構部を保持する。尚、バッ
クラッシュを少なくするために、図9に示すベルトテン
ションレバー22によりカード送りベルト7の遊びを少
なくなるように設定してある。ここで、図11のCPU
73より印字命令が出され、印字動作を行う。印字動作
終了後、次の印字位置までスライダー8及びカード10
0を送る。この時のカード送りの1ステップは、印字ヘ
ッド2の縦ドットピッチの1/N(Nは自然数)であ
る。前記動作の繰り返しによりカード100に複数行の
印字が可能となる。尚最終印字行は、スライダー8のカ
ード度当たり部が印字ヘッド2の近傍まで達し得るの
で、カード100の下端近くまで印字可能である。
【0054】全ての印字が終了すると、前記カード挿入
可能状態に至る動作のカード押えレバー14の開放動作
と同様であり、最後にカード送りモータ6に保持電流を
流してカードを取り除きカード挿入可能状態で終了す
る。尚、カード100に印字するデータをROM74に
全て読み込んだ場合は、引き込み時にカード100下方
から印字しても構わない。
【0055】以上のような第一の実施例において、カー
ド送りモータの動力のみを利用して、カード保持動作・
カード引き込み動作・カード送り動作・カード保持開放
動作を容易に達成できる。又、機構がガイドフレームに
搭載されているためにユニット化が実現し、本体フレー
ムに容易に取付・取り外しが可能なプリンタを設定でき
る。
【0056】又、本実施例ではカード押えレバーの機構
及び回動は、カード送り駆動ピン13とカード押えレバ
ー14が係合し、ガイドフレーム5にスライダー8が当
接し更にカード送りモータ6を駆動するとカード送り駆
動ピン13がカード押えレバー14を回動させカード1
00が挿入可能状態となる例を具体的に説明したが、他
の実施例としては、スライダーとカード押えレバーの機
構及び回動は、カード送り駆動ピン13とスライダーが
係合し、カード押えレバー14の回動をガイドフレーム
5に設けることは容易に考えられる。その場合、スライ
ダー8がカード送り駆動ピン13により、カードの挿入
方向(排出部)側に押し上げられると、ガイドフレーム
の当接部がカード押えレバー14を回動し始める位置に
きたときにスライダー位置検出部8aがスライダー位置
検出器9の光軸を遮断してスライダー位置検出状態にな
如くスライダー位置検出器9を配置させ信号を得る。更
に、カード送りモータ6を駆動するとガイドフレームの
当接部がカード押えレバー14を回動させカード100
が挿入可能状態となる。カード100がセットされた後
の動作は省略する。
【0057】以上説明したカード押えレバー14の回動
は、カードの挿入方向(排出部)側と反対方向側のプリ
ンタの底部側でも実現可能である。
【0058】次に本発明のプリンタの第二の実施例を図
12乃至図26及び図1にもとづいて説明する。図1は
本発明の第一の実施例と同様の第二の実施例のカード送
り機構が搭載されるプリンタの斜視図である。
【0059】図12は本発明の第二の実施例のモータ1
の動力をキャリッジ駆動ベルトセット4に伝える手段を
示す斜視図である。
【0060】モータ1の回転は、図示されていないモー
タ1に固着したモータ歯車からヘッド送り歯車列106
を経てキャリッジ駆動プーリ105に伝えられ、キャリ
ッジ駆動ベルトセット4が駆動される。又、モータ1の
回転は図示されていない選択的にロール紙送りを行う機
構に回転力を伝える為の紙送り歯車列108にも伝えら
れる。107はヘッド送り歯車列の一つで三方向の突起
107aを有するヘッド送り伝え歯車で後述するカード
送り機構への動力を伝達するものである。
【0061】図13は本発明の第二の実施例のカード送
り機構の外観とプリンタ本体との位置関係を示す斜視図
である、図25はカード送り機構の外観斜視図、図26
はカード送り機構を後方からみた外観斜視図である。
【0062】本機構は、カード送り動力伝達機構とカー
ド送り機構とカード押え機構とカード押えレバー位置検
出機構から構成され、111はカード送り動力伝達機構
とカード送り機構とカード押え機構とカード押えレバー
位置検出機構全体を支持するガイドフレームAであり、
112は一方にヘッド送り伝え歯車107の三方向の突
起107aと係合するように三方向の穴112aを有し
他方に歯車を形成するカード送り動力伝達歯車であり、
118はガイドフレームA111に固定された可撓性を
有する部材でカードのガイドを成すカードガイド板であ
る。
【0063】図14は本発明の第二の実施例のカード送
り機構に取り付けられ、動力伝達機構のみの斜視図であ
る。113はカード送り機構に動力を伝える為のスライ
ダー駆動歯車軸、114はスライダー駆動歯車軸113
に巻装されたバネクラッチの動力伝達バネであり、片側
に曲げ起こされスライダー駆動歯車軸113以降の過負
荷が加わった時に滑る様に設定されている。115はス
ライダー駆動歯車軸113に回転可能に挿入され、動力
伝達バネ114の曲げ起こされた部分と係合する穴を有
するカード送り伝え歯車であり、116はカード送り動
力伝達歯車112の回転力を減速してカード送り伝え歯
車115に伝える為のカード送り動力伝達歯車列であ
る。
【0064】図15はカード送り機構を後方から見たス
ライダーの駆動説明図で、図16はスライダー駆動歯車
軸113に配置されたクラッチ機構を示す正面図、図1
7はスライダーに配置されたラックとスライダー駆動歯
車軸113に配置されたピニオンの機構の説明図、図1
8はカード送りを選択する為のトリガー機構の説明図で
ある。
【0065】121は樹脂で成形されたガイドフレーム
A111に平行移動可能に取り付けられカード100の
下端が当接されるカード受け部121dが具備されたス
ライダーAであり、最初に噛み合う一番上の歯121a
一つと他の歯121bがずれた列に形成されたラックを
有しカードの度当りとカードの搬送の役目をするもので
ある。
【0066】122はスライダー駆動歯車軸113に圧
入されたバネクラッチで両方向に曲げ起こしがあるスラ
イダー駆動バネ、123はスライダー駆動歯車軸113
に回転可能に挿入され、外周が等分に分割されスライダ
ー駆動バネ122の一方の曲げ起こしと係合しているス
ライダー駆動爪車、124はスライダー駆動歯車軸11
3に回転可能に挿入され外周の一部にスライダーA12
1のラックの一番上の歯121aと噛み合い可能な歯車
124aと他の歯121bと噛み合い可能な124cと
台形カム124bを有しスライダー駆動バネ122の他
方の曲げ起こしと係合しているスライダー駆動歯車であ
る。
【0067】125は電気信号により図示されていない
カード送り鉄心に吸引力を発生させる為のカード送りコ
イル、126は先端の一方がスライダー駆動爪車123
に係合可能でカード送りコイル125へ通電することに
より係合が外れる位置に配置されたスライダー駆動トリ
ガ吸引板、127はスライダー駆動トリガ吸引板126
の他方の先端に掛けられ常にスライダー駆動トリガ吸引
板126の先端がスライダー駆動爪車123の爪に係合
するように付勢する吸引板バネである。
【0068】128は一方がガイドフレームA111に
他方がスライダーA121に張架されスライダーA12
1を下部待機位置に復帰及び保持させる方向に付勢する
スライダー復帰バネAであり、129はスライダー復帰
バネA128と同様の働きをするスライダー復帰バネB
で、スライダーA121はスライダー復帰バネA128
及びスライダー復帰バネB129が左右にバランス良く
配置されているので移動するときにガイドフレームA1
11とスムースな関係を保つことができる。
【0069】図19及び図20はカード押え機構とカー
ド押えレバー位置検出機構を示す説明図である。図19
は本発明のカード押え機構のカード保持状態とカード押
えレバー位置未検出状態を示す側面図で、図20は本発
明のカード押え機構のカード挿入可能状態とカード押え
レバー位置検出状態を示す側面図である。
【0070】131は、スライダーA121の左右に形
成された固定挟持部材121cと対向しカード100を
挟持する為の可動挟持部材であるカード押えゴムC13
3が配置され、スライダーA121に回転可能に取付ら
れたカード押えレバーAである。カード押えレバーA1
31には、更に、スライダー駆動歯車124の台形カム
124bと当接可能に配置された腕A131aと、カー
ド押えレバー位置検出器141を作動させる検出レバー
部131cが配置されている。
【0071】132はカード100を挟む力を与えるね
じりコイルバネのカード押えバネAであり、141はガ
イドフレームA111に固定されカード押えレバーA1
31の検出レバー部cと係合可能なレバー141aを有
するメカニカルスイッチであるカード押えレバー位置検
出器でレバー141aが右に回動されるとLOW、回動
されない場合は常に左方向に付勢され信号はHIGHと
なるものである。尚、カード押えレバー位置検出器14
1は光センサーでもカード押えレバーA131によって
光を遮断するか否かの位置に配置すれば可能である。
【0072】18はカード100の入口部に設けられた
透過型光センサでカ−ド有りの時に信号を出力する選択
的に取付可能なカード検出器T、19はスライダーA1
21のカード度当り部近傍に設けられたカード検出器T
18と同様の働きをするカード検出器Bである。
【0073】図21は本発明の第二の実施例のカード印
字及びカード送りのタイミングを示すタイミングチャー
ト図である。151はモータ1を駆動するモータ駆動信
号、152はモータ1の回転量に同期して印字ヘッド2
の駆動タイミング決定するための図示されていないタイ
ミングパルス発生器51の波形整形後の出力であるタイ
ミング信号、153は本体フレームのレシート側に配設
しキャリッジ3がレシ−ト側のホームポジションに達し
た時に信号を出力する図示されていない光センサである
リセットパルス発生器R52の波形整形後の出力である
リセット信号R、159は本体フレームのジャーナル側
に配設しキャリッジ3がジャーナル側のホームポジショ
ンに達した時に信号を出力する図示されていない光セン
サであるリセットパルス発生器J53の波形整形後の出
力であるリセット信号J、154は印字可能タイミング
領域を示す印字領域である。
【0074】155は図18のカード送りを選択するト
リガー機構のカード送りコイル125を駆動する為のカ
ード送り信号、157はカード押えレバー位置検出器1
41の出力でカード押えレバー位置検出状態(カード挿
入可能状態)でLOWの信号を出力するカード押えレバ
ー位置検出器信号、156はカードが無い時にHIGH
でカードが有る時にLOWの信号を出力する図20のカ
ード検出器B19の出力信号であるカード信号B、15
8はカード検出器B19と同様にカードが無い時にHI
GHでカードが有る時にLOWの信号を出力する図20
のカード検出器T18の出力信号であるカード信号Tで
ある。
【0075】図22は本発明のプリンタの全体構成を示
すブロック図である。171は上記に説明した本発明の
プリンタの機構部であり、2は印字ヘッド2を示す概略
図、1はモ−タ1を示す概略図、125はカード送りコ
イル125を示す概略図である。51はタイミングパル
ス発生器51を示す概略図、141はカード押えレバー
位置検出器の概略図、52はリセットパルス発生器Rの
概略図、53はリセットパルス発生器Jの概略図、18
はカード検出器T18の概略図、19はカード検出器B
19の概略図である。73はCPUであり、印字ヘッド
制御回路81ならびにモータ制御回路82およびカード
送りコイル制御回路181に接続されている。72はイ
ンタ−フェイス、74はROM、75はRAMである。
76は印字ヘッド制御回路81への印字ヘッド制御信
号、77はモータ制御回路82へのモータ制御信号、1
86はカード送りコイル制御回路181へのカード送り
コイル制御信号である。
【0076】83はタイミング信号整形回路を示し、タ
イミングパルス発生器51にて生成された信号を波形整
形し、前記印字ヘッド2への通電を制御するための基準
信号であるタイミング信号152をCPU73へ送る。
84はリセット信号R整形回路を示し、リセットパルス
発生器52にて生成されたキャリッジ3が待機位置に来
た時に印字可能状態を示すリセット信号153をCPU
73へ送る。85は、リセット信号J整形回路を示し、
リセットパルス発生器53にて生成されたキャリッジ3
が待機位置に来た時に印字可能状態を示すリセット信号
J159をCPU73へ送る。
【0077】180はカード押えレバー位置検出器整形
回路を示し、カード押えレバーA131が待機状態にい
るか否か(カード挿入可能か否か)の判断を行うに必要
なカード押えレバー位置検出器信号157をCPUへ送
る。88はカード信号T整形回路を示し、カードが挿入
されているか否かの判断及びカードが抜き取られたか否
かの判断を行うに必要なカード検出器T18のカード信
号T158をCPUに送る。89はカード信号B整形回
路を示し、カードが挿入されているか否かの判断を行う
に必要なカード検出器B19のカード信号B156をC
PUに送る。図23は本発明のカード送り機構をカード
挿入可能に初期設定する為のフローチャート図である。
【0078】以下に、本発明のカード送り機構について
記述する。まず、待機状態について説明する。図20の
ようにスライダー駆動歯車124の台形カム124bは
カード押えレバーA131の腕A131aを持ち上げて
おり、スライダーA121の左右に形成された保持部1
21cとカード押えレバーA131のカードを挟む腕B
131bの間が開きカード挿入可能状態にある。又、ス
ライダーA121の位置を示す為の腕C131cは、カ
ード押えレバー位置検出器141のレバー141aを回
動した状態を保っているため、カード押えレバー位置検
出器141からのカード押えレバー位置検出器信号15
7はLOWでカード紙挿入可能を示す。
【0079】次に、カード100がガイドフレームA1
11とカードガイド板118にガイドされて挿入される
と、カード100がスライダーA121とカード押えレ
バーA131の腕B131bの間に挿入される。カード
100の側面は、挿入経路に配置されスライダーA12
1の下部待機位置近傍に設けられたカード検出器B19
の光を遮断し、カード検出器B19の信号の変化を受け
図21のカード信号B156はLOWに変化する。この
時カード信号T158も同様の変化をする。
【0080】このカード信号B156は、図22のカー
ド信号B整形回路89を通しCPU73に入り、CPU
73からモータ制御回路82を通して図21のモータ駆
動信号151をHIGHにしてモータ1を駆動する。す
るとモータ1が回転し初め、図12のヘッド送り歯車列
106及び紙送り歯車列108・図14のヘッド送り伝
え歯車107及びカード送り動力伝達歯車112・カー
ド送り動力伝達歯車列116・カード送り伝え歯車11
5・スライダー駆動歯車軸113がそれぞれ矢印方向に
回転する。
【0081】図18に示すように、スライダー駆動爪車
123はスライダー駆動トリガ吸引板126により回転
を阻止され、それによりクラッチ機構のスライダー駆動
バネ122がゆるみ、スライダー駆動歯車軸113の回
転は、スライダー駆動歯車124には伝えられず回転し
ない。
【0082】次に、図22のCPU73からカード送り
コイル波形整形回路181を通して、タイミング信号1
52の通電幅T1だけカード送りコイル125に印加す
る(図21のカード送り信号155の波形CHのLOW
の部分)。すると、図18のカード送りコイル125の
磁界の働きにより、吸引板バネ127の力に打ち勝って
スライダー駆動トリガ吸引板126は矢印方向に吸引さ
れ、スライダー爪車123との係合が解除し、スライダ
ー爪車123はスライダー駆動歯車軸113と共に回転
可能となる。
【0083】それにより、スライダー駆動バネ122が
スライダー駆動歯車軸113を締め付け、スライダー駆
動歯車124がスライダー駆動歯車軸113と共に回転
する。
【0084】一方、カード送りコイル125には通電幅
T1のみ印加されるので、通電が終わるとスライダー駆
動トリガ吸引板126は吸引板バネ127により回動さ
れスライダー駆動爪車123の次の爪と係合し、スライ
ダー駆動爪車123は一歯分回転する。すると、図20
のスライダー駆動歯車124の台形カム124bが矢印
方向に回転しカード押えレバーA131が外れ、カード
押えバネA132の働きによりカードをカード押えゴム
C133を介して押さえる。この時同時に、カード押え
レバー位置検出器141のレバー141aとカード押え
レバーA131の検出レバー部131cが離れ、図21
のカード押えレバー位置検出器信号157がHIGHと
なりカード保持状態により印字可能となる。
【0085】次に、印字及びカード送り動作について詳
細に説明する。更にモータ1を駆動させると、キャリッ
ジ3のホームポジションを認識する為の図示されていな
いリセット検出器R52又はリセット検出器J53の出
力信号である図21のリセット信号R153又はリセッ
ト信号J159として得られる。この信号により、キャ
リッジ3のホームポジションを図22のCPU73が認
識する。このリセット信号R153又はリセット信号J
159を基準にタイミング信号152と同期させて、C
PU73より印字ヘッド制御回路81を通して必要位置
に1ライン印字領域154に印字命令が出力され印字を
行う。
【0086】1ライン印字後、図21のカード送り信号
155のCF1を同様にLOWにしてカード送りコイル
125に通電を行うと、スライダー駆動爪車123を1
歯分送り、スライダー駆動歯車124がカード送り1ラ
イン分回転し、スライダー駆動歯車124の歯車部と噛
み合ったスライダーA121のラック部の働きによりス
ライダーA121が1ライン分送られ、搭載されている
カードも送られる。
【0087】本実施例においては6ライン印字可能な構
成を示す。印字可能ライン数はプリンタのスペースによ
り設定される。上記印字−カード送り動作を5回CF1
〜CF5まで繰り返し、6ライン印字する。
【0088】最終行印字した状態では、カード100は
最上位置にあるため、モータ駆動信号151の停止時間
T2はカードを引き抜く時間として設定する。ここでカ
ード検出器T18が取り付いていれば、カード信号T1
58のHIGHによりカードが取り除かれたことがわか
る。
【0089】尚、スライダーA121とスライダーA1
21をガイドするガイドフレームA111には部品製造
上隙間が存在する為に、カード印字中にスライダーA1
21が隙間分動き印字が乱れる可能性があるので、印字
乱れを起こさないために、図24に示す工夫がなされて
いる。
【0090】図24において、スライダーA121を上
方へ移動させる働きをするスライダー駆動歯車124に
よりスライダーA121が受ける力Fに対し、L1の距
離にスライダー復帰バネA128が荷重faで張架さ
れ、L2の距離にスライダー復帰バネB129が荷重f
bで張架されている。ここで、O点にかかるモーメント
M=faL1−fbL2を大きくさせ、スライダーA1
21が常に一方向に傾くようになっている。本実施例で
はfa>fb、L1>L2と設定してある次は、スライ
ダーA121復帰及びカード押えレバーA131開放動
作について説明する。カードが取り除かれた後、図21
のモータ駆動信号151をHIGHにしてモータ1を駆
動する。次にカード送り信号155のSF信号のLOW
によりスライダー駆動歯車124を回転させると、図1
7のスライダー駆動歯車124の最後の歯車とスライダ
ーA121のラックの噛み合いが外れ、スライダーA1
21はスライダー復帰バネA128とスライダー復帰バ
ネB129の働きによりホーム位置に復帰する。カード
送り信号155の待ち時間T3は、スライダーA121
の復帰に要する時間以上に設定されている。
【0091】更に、図21のカード送り信号155のL
OWの波形入力によりスライダー駆動歯車124を回転
させると、図20のようにスライダー駆動歯車124の
台形カム124bがカード押えレバーA131を開放す
る。同時にカード押えレバーA131の腕C131cが
カード押えレバー位置検出器141のスイッチを入れ、
図21のカード押えレバー位置検出器信号157の信号
がLOWになりカード挿入可能となる。以上3段階で1
サイクルが終了する。
【0092】次に、プリンタ電源投入時のカード紙送り
機構のカード押えレバーA131の初期設定(イニシャ
ライズ)について記述する。カード押えレバーA131
の初期設定は図23に示す。図23のフローチャート図
においてステップ207・ステップ210・ステップ2
15等の(TC)はタイミング信号カウント、T3及び
T1は図21のカード送り信号155のLOWの間にカ
ウントするタイミング信号152のタイミング数で、ス
テップ218のNは「1サイクルのカード送り信号動作
+1」である。
【0093】まず電源を投入し(ステップ201)、カ
ード押えレバー位置検出器信号がLOWレベルか確認す
る(ステップ202)。YESならカード印字が可能で
あるから、カードが挿入されるまで待機する(ステップ
203)。
【0094】NOであれば図19のスライダーA121
とカード押えレバーA131の腕B131bが閉じた状
態の為、カード挿入が不可能であるから、以下のステッ
プによって初期設定を行う。まずモータ1を駆動し(ス
テップ204)、n=(TC)+3、m=1と設定する
(ステップ205)。タイミング信号数を数えて(ステ
ップ206)、(TC)=n+T1(m−1)となるま
でカウントする(ステップ207)。
【0095】次に、カード送り信号をONして(ステッ
プ208)、T1だけ通電する(ステップ209・21
0・211)。m=m+1として(ステップ212)、
タイミング信号をカウントして(TC)=n+T3(m
−1)−1になるまでカウントする(ステップ213・
214)。カード押えレバー位置検出器信号がLOWレ
ベルか確認し(ステップ215)、YESならカード印
字可能であるから、モータを正規の位置で停止し(ステ
ップ216)、カード挿入まで待機する(ステップ21
7)。もしN0であるならば、ステップ206からステ
ップを繰り返し、m=Nになったら(ステップ21
8)、機構に異常があることからモータを停止する(ス
テップ219)。
【0096】以上のような実施例において、紙送り及び
キャリッジ送りを行うモータの動力を利用して、安価な
トリガー機構1個でカードの保持・送り及び待機状態が
容易に達成でき、機構がユニット化して容易に取付及び
取り外しが可能なカード送り機構を設定出来る。
【0097】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、次の
ような優れた効果を奏する。
【0098】カードの下端が当接されるカード受け部と
カードを挟持する挟持手段とを具備したスライダーと、
スライダーと係合しスライダーを平行移動させる少なく
とも1つの案内部を具備したガイドフレームと、カード
を挟持したスライダーを案内部に沿って印字手段に対し
て相対移動させる移動駆動手段とを有することにより、
カードは挟持されるだけでありカード送りはスライダー
により行われるので、カードの枚数が複数枚であっても
確実にカード送りされる。
【0099】更には、カード送りはスライダーが移動さ
れることより、従来の変動しやすい摩擦を使用していな
いので、極めて紙送り精度がよく信頼性の高いプリンタ
を提供することが可能となるもので、特にカード紙はフ
ォーマットされているのでその効果は大きいものであ
る。
【0100】又、カードの保持は機械的に付勢すること
により行われるので、従来のカードを保持するための電
磁マグネットやプランジャーが長時間印加されることが
ないことより、発熱による課題もなくなる為、長時間と
なる印字行数の多行化が可能となる。
【0101】又更には、消費電力化も図られることよ
り、電源も小さくできることにより省スペース化・省電
力化が可能である。
【0102】又更には、ガイドフレームにスライダーの
移動範囲を規制する度当たり部を設け、スライダーの移
動が度当たり部により規制され停止した後も、カード送
り駆動ピンによりカード押えレバーを回動することによ
り、可動挟持部の付勢が解除されるよう構成したことに
より、スライダーがカード紙挿入口の近くでカードを挟
持することが可能であり、カードのセットが容易にで
き、更には記録紙の長さが短いものであっても容易にセ
ットできるもの等々数多くの使いやすい特徴があるもの
である。
【0103】又更には、スライダーの移動範囲を印字手
段の近傍まで近づけることが可能であることより、カー
ドの底面の端面近くまで印字することが容易となった。
【0104】又更には、カード送り機構は、ガイドフレ
ームにスライダー及びスライダーを駆動する手段等が搭
載できるので、組立ユニット化することにより、組立費
の低価格化に大きく貢献することができ、更には、プリ
ンタ本体の組立の際、オプションとして容易に組み込み
可能であることよりプリンタの設計仕様が簡単に変更で
きること等の効果もあり、又更には、スライダーを移動
させる場合、ステッピングモータ若しくはトリガーマグ
ネットを制御するだけのように只一つの手段に印加する
だけでカードのみを独立に駆動できることから制御が極
めて簡単である。このように本考案の実用的効果は極め
て大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すプリンタの斜視
図。
【図2】本発明の第一の実施例のカード送り機構のプリ
ンタ本体への取付位置関係を示す斜視図。
【図3】本発明の第一の実施例のカード送り機構の外観
を示す斜視図。
【図4】本発明の第一の実施例のカード送り動力伝達機
構の説明図。
【図5】本発明の第一の実施例のカード送り機構のカー
ド保持及びカード送り機構の説明図。
【図6】本発明の第一の実施例のカード押え機構のカー
ド保持状態を示す側面図。
【図7】本発明の第一の実施例のカード押え機構のカー
ド挿入可能状態を示す側面図。
【図8】本発明の第一の実施例のカード送り機構をガイ
ドフレームに保持する機構の上面からみた部分拡大図。
【図9】図8の正面図。
【図10】本発明の第一の実施例のカード送り機構の位
置を検出する位置検出機構を示す部分斜視図。
【図11】本発明の第一の実施例のプリンタの全体構成
を示すブロック図。
【図12】本発明の第二の実施例のモータ1の動力をキ
ャリッジ駆動ベルトセット4に伝える手段を示す斜視
図。
【図13】本発明の第二の実施例のカード送り機構の外
観とプリンタ本体の位置関係を示す斜視図。
【図14】本発明の第二の実施例のカード送り動力伝達
機構を示す斜視図。
【図15】本発明の第二の実施例のカード送り機構を後
方から見たスライダーの駆動説明図。
【図16】本発明の第二の実施例のクラッチ機構を示す
正面図。
【図17】本発明の第二の実施例のラックアンドピニオ
ン機構を示す側面図。
【図18】本発明の第二の実施例のカード送りを選択す
る為のトリガー機構説明図。
【図19】本発明の第二の実施例のカード押え機構のカ
ード保持状態とカード押えレバー位置未検出状態を示す
側面図。
【図20】本発明の第二の実施例のカード押え機構のカ
ード挿入可能状態とカード押えレバー位置検出状態を示
す側面図。
【図21】本発明の第二の実施例のカード印字及びカー
ド送りのタイミングを示すタイミングチャート図。
【図22】本発明の第二の実施例のプリンタの全体構成
を示すブロック図。
【図23】本発明の第二の実施例のカード送り機構をカ
ード挿入可能に初期設定する為のフローチャート図。
【図24】本発明の第二の実施例のスライダ部の力関係
図。
【図25】本発明の第二の実施例のカード送り機構の外
観斜視図。
【図26】本発明の第二の実施例のカード送り機構を後
方からみた外観斜視図。
【図27】本発明の第一の実施例のカード送り機構を後
方からみた外観斜視図。
【図28】従来技術の第一の例を示す側面図。
【図29】従来技術の第二の例を示す側面図。
【符号の説明】
1 モータ 2 印字ヘッド 3 キャリッジ 4 キャリッジ駆動ベルトセット 5 ガイドフレーム 6 カード送りモータ 7 カード送りベルト 8 スライダー 9 スライダー位置検出器 10 カード送り動力伝達歯車列 11 ベルト駆動プーリー 12 ベルト従動プーリー 13 カード送り駆動ピン 14 カード押えレバー 15 カード押えバネ 16 カード押えゴムA 17 カード押えゴムB 18 カード検出器T 19 カード検出器B 20 スライダー押えレバー 21 スライダー押えバネ 22 ベルトテンションレバー 25 プラテン 51 タイミングパルス発生器 52 リセットパルス発生器R 53 リセットパルス発生器J 71 プリンタ機構部 72 インターフェイス(I/F) 73 CPU 74 ROM 75 RAM 100 カード 105 キャリッジ駆動プーリ 106 ヘッド送り歯車列 107 ヘッド送り伝え歯車 108 紙送り歯車列 111 ガイドフレームA 112 カード送り動力伝達歯車 113 スライダー駆動歯車軸 114 動力伝達バネ 115 カード送り伝え歯車 116 カード送り動力伝達歯車列 118 カードガイド板 121 スライダーA 122 スライダー駆動バネ 123 スライダー駆動爪車 124 スライダー駆動歯車 125 カード送りコイル 126 スライダー駆動トリガ吸引板 127 吸引板バネ 128 スライダー復帰バネA 129 スライダー復帰バネB 131 カード押えレバーA 132 カード押えバネA 133 カード押えゴムA 141 カード押えレバー位置検出器 151 モータ駆動信号 152 タイミング信号 153 リセット信号 154 印字領域 155 カード送り信号 156 カード信号 157 カード押えレバー位置検出器信号 158 カード信号T 171 プリンタ機構部A
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大月 昇 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−229197(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 13/00 - 13/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単票等のカードを差し込み、差し込まれ
    た前記カードに対して印字手段を用いて印字するプリン
    タにおいて、 前記差し込まれたカードの下端が当接され該カードを受
    けるカード受け部と前記差し込まれたカードを狭持する
    狭持手段とを具備したスライダーと、 前記スライダーを平行移動させる少なくとも1つの案内
    部を具備したガイドフレームと、 前記スライダーとともに移動する狭持手段によりカード
    を狭持した前記スライダーを、前記案内部に沿って前記
    印字手段に対して相対移動させる移動駆動手段と、 を有し、 前記移動駆動手段は、前記スライダーに設置されたラッ
    クと該ラックに噛み合う歯車を有し一方向にのみ回転す
    る輪列部と、前記スライダーを移動方向の一方に付勢す
    るバネとを有し、前記歯車により所定位置まで移動させ
    た後、前記バネにより復帰させるよう構成したことを特
    徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】前記輪列部は、プリンタ本体の駆動軸に回
    転可能に配置したクラッチ歯車と、一端が前記クラッチ
    歯車と係合し他端が前記輪列部と係合したクラッチバネ
    と、前記クラッチ歯車と係合し回転を停止する作動板を
    具備したトリガーマグネットにより回転制御されること
    を特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】前記輪列部に設置されたカムと、前記カー
    ド押えレバーが当接可能に配置され、前記輪列部の回転
    角を選択することにより前記挟持部を開閉制御可能に構
    成したことを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】可撓性を有する部材からなり前記ガイドフ
    レームに一端が固定され、自由端が前記スライダーと前
    記ガイドフレームの間に設置され、前記スライダーの移
    動にともなって開閉する案内部材を有し、前記スライダ
    ーが印字手段から遠方点にある時、前記自由端は前記カ
    ード紙の案内をする如く開口していることを特徴とする
    請求項1記載のプリンタ。
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