JPH07172012A - カード用プリンタ - Google Patents

カード用プリンタ

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Publication number
JPH07172012A
JPH07172012A JP26679494A JP26679494A JPH07172012A JP H07172012 A JPH07172012 A JP H07172012A JP 26679494 A JP26679494 A JP 26679494A JP 26679494 A JP26679494 A JP 26679494A JP H07172012 A JPH07172012 A JP H07172012A
Authority
JP
Japan
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card
movable table
printer
cards
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP26679494A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Amano
敏男 天野
Hisayoshi Fujimoto
久義 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP26679494A priority Critical patent/JPH07172012A/ja
Publication of JPH07172012A publication Critical patent/JPH07172012A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチック製等のカードに対して簡素な構
成で正確に位置決めを行うことができ、かつ迅速に全面
印刷およびカラー印刷を行うことができる多種少量印刷
に適した小型で安価なカード用プリンタを提供する。 【構成】 カードKを搬送するカード搬送機構4と、プ
リントヘッド5の下方に往復動可能に支持され、上記カ
ード搬送機構4の終端に至ったカードKが受け取る可動
テーブル7と、この可動テーブル7を往復駆動させる駆
動装置8とを有し、かつ、上記可動テーブル7の表面に
対して出退可能に保持され、その突出時に上記カード搬
送機構4の終端から送られるカードKの先端縁が当接す
るストッパ部材27と、可動テーブル7の往復動経路に
おけるプリントヘッド5よりもカード搬送方向側の所定
位置で上記ストッパ部材27を突出させるカム機構28
とから構成されるカード位置決め機構を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、プラスチック製等の
カードに対して正確かつ迅速にカラー印刷を行うことが
可能な簡素な構成のカード用プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、IDカード、クレジッ
トカード、セキュリティカード、メンバーズカード、キ
ャッシュカード、身分証明書等の各種のプラスチックカ
ードに、顔写真や種々の図柄等をカラー印刷する要請が
高まっている。
【0003】上記カラー印刷の手法としては、イメージ
情報を例えば3種の色に区分けして各色を順に重ね印刷
するのが通例とされている。そして、上記のプラスチッ
クカードにプリントヘッドを使用してカラー印刷を行う
には、インクリボンとして昇華型のものを使用して、黄
色(yellow)、赤色(magenta) 、青色(cyanine) の順に色
彩を付していくいわゆるY.M.Cや、さらに上記青色
の次に黒色を付するいわゆるY.M.C.Bが一般に知
られている。
【0004】このような手順に従って、プラスチックカ
ードにカラー印刷を施すためのカラープリンタは、従来
においては、大量のプラスチックカードに対して同一図
柄を印刷することを目的として開発が進められているの
が実情であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大量印刷を
目的としたカラープリンタは、装置自体が大型になるば
かりでなく、装置を構成する各構成要素も大型になり、
コストダウンを図ることができないという問題がある。
【0006】すなわち、この種のカラープリンタには、
大量のプラスチックカードを一枚ずつサーマルプリント
ヘッドに対して所定の位置に位置決めさせるための構成
や、位置決めを終えたプラスチックカードに対して三種
の色彩を順に印刷していくための構成が必要になる。
【0007】そして、これらの構成を実現するためにプ
ラスチックカードやサーマルプリントヘッドに複雑な動
作を行わせようとすれば、多数のソレノイドやモータを
使用して複雑な制御を行わねばならず、必然的に、位置
決め工程や印刷工程を実行するための各構成要素ひいて
は装置自体が大型になるのである。
【0008】また、上記従来のカラープリンタは、多種
少量の印刷、例えば身分証明書等に本人の顔写真を印刷
するような場合に不向きであり、コスト面で無駄が生じ
るという問題をも有している。
【0009】本願発明は、上述の事情のもとで考えださ
れたものであって、プラスチック製等のカードに対して
簡素な構成で正確に位置決めを行うことができ、かつ迅
速にカラー印刷を行うことができ、しかもカードの全面
印刷を行うことができる多種少量印刷に適した小型で安
価なカード用プリンタを提供することをその課題とす
る。
【0010】
【発明の要約】すなわち、本願発明のカード用プリンタ
は、プリントヘッドと、このプリントヘッドに対向する
移動経路に沿って往復移動可能な可動テーブルと、この
可動テーブルを往復移動させるための駆動機構と、前端
縁および後端縁を有する各カードを順次上記可動テーブ
ルヘ供給するカード搬送機構と、上記各カードを上記可
動テーブル上で適正に位置させる位置決め機構と、を備
えたカード用プリンタにおいて、上記位置決め機構は、
上記各カードの前端縁を停止係合するように上記可動テ
ーブルから退避可能に突出することができるストッパ手
段と、上記可動テーブルが上記各カードを受け取るスタ
ンバイ位置をとるとき、上記ストッパ手段を上記可動テ
ーブルから突出させるためのカム機構と、を備えている
ことを基本的な特徴とする。
【0011】本願発明の好ましい実施例によれば、上記
カム機構は、上記各ストッパ手段としてのストッパピン
に連結され、かつ退避方向にバネ付勢された倣いプラン
ジャと、この倣いプランジャにカム係合するカム軌道部
材と、を備えて構成される(請求項2および3)。
【0012】本願発明の好ましい実施例によれば、上記
位置決め機構は、上記プリントヘッドの前方において上
記可動テーブルに近接離間移動可能な前部押圧ローラ
と、上記プリントヘッドの後方において上記可動テーブ
ルに近接離間移動可能であり、かつ上記各カードの長さ
よりも小さい距離上記前部押圧ローラから離間させられ
た後部押圧ローラと、上記各押圧ローラを上記各カード
に押圧するためのバネ手段と、を備えて構成される(請
求項4)。
【0013】上記の各カード用プリンタによれば、上記
ストッパ手段が上記各カードを可動テーブル上に正確に
位置づけることができ、上記プリントヘッドが上記各カ
ードに対して所望の印刷を信頼性をもって行うことがで
きるようになる。この点において、上記ストッパ手段は
上記カム機構によって機械的に作動するので、上記スト
ッパ手段を作動させるためにソレノイド、モータ、制御
手段等の電気部品を設ける必要がなくなり、このことが
カード用プリンタ全体の構成をコンパクト化することが
できるとともに、コストを低減することができる。
【0014】さらに、前部押圧ローラと後部押圧ローラ
との間の間隔がカードの全長よりも短いことから、カー
ドは常に少なくともいずれか一方の押圧ローラにより押
圧された状態を維持する。したがって、両押圧ローラに
よりカードを押圧して一定位置に保持した状態で可動テ
ーブルを往復動させ得る寸法が長くなり、これに伴って
両押圧ローラ間に配置されているプリントヘッドからカ
ードに対して印刷できる寸法も長くなる。この結果、カ
ードの全面にわたって印刷を行うことが可能になる。
【0015】さらに、本願発明の好ましい実施例によれ
ば、上記可動テーブルは、上記前部押圧ローラが上記各
カードの前端縁を乗り越えるときに上記前部押圧ローラ
を上記可動テーブルに対して離間方向に移動させるため
の前部リフト手段と、上記後部押圧ローラが上記各カー
ドの後端縁を乗り越えるときに上記後部押圧ローラを上
記可動テーブルに対して離間方向に移動させるための後
部リフト手段と、を備えて構成される(請求項5)。
【0016】このような構成によれば、一方の押圧ロー
ラがリフトされている間に可動テーブルがさらに移動す
ることにより、カードの一端縁が上記押圧ローラに干渉
することなく、そのリフトされた隙間に進入することが
できる。したがって、上記リフトされた押圧ローラによ
ってカードの位置が狂わされることがなくなり、カード
面への正確な印刷を行うことができる。
【0017】さらに、本願発明の好ましい実施例によれ
ば、積層状態にあるカードを収納するためのカードスト
ッカをさらに備えており、上記カード搬送機構は、上記
各カードが上記可動テーブル方向へ前進するのを許容す
るとともにこのカードにつられて供給されようとするカ
ードを上記カードストッカへ戻すための戻し手段をさら
に備えている。
【0018】このような構成によれば、カードを一枚ず
つ確実に可動テーブル上に搬送することができ、カード
搬送機構におけるカードづまり等のトラブルを回避し
て、プリンタの信頼性を高めることができる。
【0019】さらに、本願発明の好ましい実施例によれ
ば、上記プリントヘッドを上記可動テーブルに対して近
接離間移動こさせるためのリフト機構をさらに備えてお
り、少なくとも上記カード搬送機構から上記可動テーブ
ルへのカードの移載時と、インクリボンの巻き上げ時と
に、上記リフト機構により、上記プリントヘッドを上記
可動テーブルの表面から所定寸法離間させるように構成
されている(請求項7)。
【0020】このような構成によれば、カード搬送機構
から可動テーブルへのカードの移載、および、プリント
ヘッドのインクリボンの巻き上げ作動が円滑かつ確実に
行えるようになり、このこともプリントの信頼性を高め
ることにつながる。
【0021】さらに、本願発明の好ましい実施例によれ
ば、上記可動テーブルが所定の排出位置まで前進したと
きに、上記各カードを上記可動テーブルから排出するた
めの排出機構をさらに備えている(請求項8)。そし
て、この排出機構は、好ましくは、作動位置と非作動位
置との間で揺動可能であり、かつ係合部材を有する揺動
レバーを備えており、上記係合部材は、上記可動テーブ
ルが上記排出位置まで前進した後に上記レバーが上記作
動位置に揺動することにより上記各カードの後端縁に係
合するフック状先端部を備えるという構成をとることが
できる(請求項9)。
【0022】また、上記排出機構は、上記可動テーブル
に取付けられた押し上げ手段を備えており、上記可動テ
ーブルが上記排出位置まで前進したときに、上記押し上
げ手段が上記カム機構と協働して上記各カードの後端縁
を押し上げるように構成することができる(請求項1
0)。
【0023】このような構成によれば、可動テーブルが
排出位置まで前進すると上記押し上げ手段によって押し
上げられたカードの後端縁が上記揺動レバーに確実に係
合してこのカードの後方移動が阻止されるので、可動テ
ーブルが排出位置から後退することにより、上記カード
は自動的に落下排出される。
【0024】
【実施例の説明】以下、本願発明に係るカード用プリン
タの好ましい実施例を、図面に基づいて具体的に説明す
る。
【0025】まず、図1および図2を参照しつつ、本実
施例のカード用プリンタ1の全体概略構成を説明する。
カード用プリンタ1のケーシング2内には、カードKを
積層した状態で収納する上部に開口部を有する箱状カー
ドストッカ3と、このカードストッカ3の上方開口部か
ら図面における左方向に一枚ずつカードKを搬送するロ
ーラ群でなるカード搬送機構4と、プリントヘッド5の
下方に配置されて一対のガイドロッド6,6に往復動可
能に支持された可動テーブル7と、この可動テーブル7
を往復駆動させる駆動装置8とが備えられている。
【0026】上記カードストッカ3は、その底部に上下
昇降可能なカード載置体3aを有し、このカード載置体
3aにリンクモーションを行う平行リンク機構9が連結
されている。そして、このカード載置体3aは、上記平
行リンク機構9の可動支軸10に一端が掛止されたバネ
部材11の作用により上方に付勢されている。したがっ
て、このカードストッカ3に積層されているカードKの
枚数が少なくなるに連れて、平行リンク機構9は図1に
実線で示す状態から鎖線で示す状態に徐々に変位し、こ
れに伴ってカード載置体3aも徐々に上動する。
【0027】図2ないし図4に示すように、上記カード
搬送機構4は、カードストッカ3における最上位のカー
ドKの上面に圧接して、その圧接時の摩擦力によりカー
ドKの送りを開始するように第1軸S1に取付けられた
一対の始端ローラ12と、この始端ローラ12により送
られてきたカードKを挟んで送り力を付与するように一
対の第2軸S2a,S2bに取付けられた上下一対の中
継ローラ13a,13bと、この中継ローラ13a,1
3bにより送られてきたカードKを挟んで送り力を付与
するように一対の第3軸S3a,S3bにそれぞれ取付
けられた上下一対の終端ローラ14a,14bとを有す
る。
【0028】上記カード搬送機構4は、正逆回転可能な
モータ16によって駆動される歯車伝達機構15を備え
る。図3および図4に示すように、上記歯車伝達機構1
5は、上記モータ16の出力軸に取付けられたウォーム
17と、このウォーム17に噛み合うウォームホイル1
8と、上記ウォームホイル18と一体回転する第1ギヤ
18aと、上記第1軸S1に取付けられて上記第1ギヤ
18aに噛み合う第2ギヤ19aと、上記第1軸S1に
取付けられた第3ギヤ19bと、同じく上記第1軸S1
に取付けられた第4ギヤ19cとを備えている。上記第
3ギヤ19bは、上方側に位置する第2軸S2aに取付
けられた第6ギヤ22aに噛み合う第5ギヤ20(アイ
ドルギヤ)に噛み合っている。上記第4ギヤ19cは、
第7ギヤ21および第8ギヤ21a(いずれもアイドル
ギヤ)を介して、上記下方側に位置する第2軸S2bに
取付けられた第9ギヤ22bに駆動連係されている。さ
らに、上記第9ギヤ22bは、第10ギヤ23および第
11ギヤ24(いずれもアイドルギヤ)を介して、上記
下方側に位置する第3軸S3bに取付けられた第12ギ
ヤ25に駆動連係されている。
【0029】上記各ギヤのうち、上記第1軸S1上の第
3ギヤ19bは、正回転方向にのみ上記第1軸S1と係
合してこれと共に回転する一方向クラッチギヤである。
したがって、1個のアイドルギヤ(第5ギヤ)20が介
在することにより、上方側の中継ローラ13aは、上記
モータ16が正方向に回転しているときにのみ、カード
Kを前方に送るべく第6ギヤ22aとともに正方向に回
転する。なお、上記第1軸S1に直接取付けされている
上記始端ローラ12は、上記モータ16の回転方向にし
たがって正逆いずれの方向に回転することもできること
に留意するべきである。
【0030】一方、上記と同じ第1軸S1上の第4ギヤ
19cは、上記第3ギヤ19bと逆に、逆転方向にのみ
上記第1軸S1に係合してこれと共に回転する一方向ク
ラッチギヤである。したがって、2個のアイドルギヤ
(第7および第8ギヤ)21,21aが介在することに
より、下方側の中継ギヤ13bは、上記モータ16が逆
方向に回転しているときにのみ、上記第9ギヤ22bと
共に逆転方向に回転する。しかしながら、2個のアイド
ルギヤ(第10ギヤおよび第11ギヤ)23,24が介
在することにより、下方側の終端ローラ14bは、モー
タ16が逆方向に回転していても、第12ギヤ25と共
に正転方向に回転する。上記下方側の中継ローラ13b
を逆方向に回転させる理由については後述する。
【0031】図4に明瞭に表れているように、上記第9
ギヤ22bは、下方側の第2軸S2bには固定されてお
らず、バネ付勢された摩擦クラッチCLが設けられてい
る。したがって、上記第9ギヤ22bは、そのトルクを
所定のレベルまで上記下方側第2軸S2b(すなわち、
下方側中継ギヤ13b)に伝達することができる。その
ことの技術的意義は、後述する。
【0032】図には明確に示していないが、上記歯車伝
達機構15にはさらに、モータ16が正方向に回転して
いるときにのみ下方側終端ローラ14bを正方向に回転
させることができるギヤ機構を含めることができる。こ
のようなギヤ機構には、上記第1軸S1に取付けられ、
かつ上記第3ギヤ19bのように正の回転方向にのみ第
1軸に係合してこれを回転させる付加的な一方向クラッ
チギヤが含まれる。この場合、下方側終端ローラ14b
は、カード搬送作動の初期から正方向に回転することに
なる。
【0033】上記可動テーブル7は、ケーシング2の両
側部に配設されてカード搬送方向前方側が上方に僅かに
傾斜する2本のガイドロッド6,6に往復摺動可能に係
合保持されている(図2参照)。そして、図5および図
6に示すように、この可動テーブル7の上面には、カー
ドKが載置されるゴムや樹脂等でなる載置面材26が貼
着されている。この可動テーブル7の前端縁近傍には、
上記載置面材26の表面に対して突出および後退する2
本のストッパピン27,27が幅方向の二箇所に内蔵さ
れている(図2参照)。
【0034】上記各ストッパピン27を突出動および後
退動させさるカム機構28は、図6に示すように、各ス
トッパピン27の下方に一体的に取付けられて可動テー
ブル7を上下方向に貫通しかつスプリング29のばね力
により下方に付勢された倣いプランジャ30と、可動テ
ーブル7の移動に伴ってこの倣いプランジャ30の下端
が当接および離反するカム軌道部材31とから構成され
る。このカム軌道部材31は、ケーシング2に対して固
定支持されている。なお、カム機構28の構成は、図示
例のものに限定されるわけではなく、カム軌道部材31
との当接、離反に伴ってストッパピン27を上下動させ
得る構成であれば、他のものであっても差し支えない。
【0035】図1、図2および図5に示すように、上記
可動テーブル7の上方には、ゴムや樹脂等でなる前部押
圧ローラ32と後部押圧ローラ33とが配設されてお
り、これらの押圧ローラ32,33はそれぞれ第4軸3
4および第5軸35を介してケーシング2に回動自在に
かつ上下昇降可能に支持されている。そして、これらの
押圧ローラ32,33はそれぞれ、一端がケーシング2
に掛止されたスプリング36,37のバネ力により可動
テーブル7の載置面材26に対して押圧付勢されてい
る。
【0036】図5に示すように、上記前部押圧ローラ3
2は、プリントヘッド5よりもカード搬送方向前方側
に、上記後部押圧ローラ33はプリントヘッド5よりも
カード搬送方向後方側にそれぞれ取付けられており、こ
の両者の離間寸法は、カードKの全長よりも短くなるよ
うに設定されている。
【0037】また、図2に表れているように、上記前部
押圧ローラ32および後部押圧ローラ33の幅方向両外
側方には、各押圧ローラ32,33よりも大径の補助ロ
ーラ38,39がそれぞれ上記第4軸34および第5軸
35に取付けられている。そして、可動テーブル7の幅
方向両側縁部であって長手方向両端部には、上記補助ロ
ーラ38,39をスプリング36,37のバネ力に抗し
て上方にリフトさせるためのリフト用ガイド面40,4
1が形成されている。
【0038】上記可動テーブル7を往復駆動させる駆動
装置8は、図1に示すように、ケーシング2に固定され
たステッピングモータ43と、このステッピングモータ
43の出力軸に取付けられたプーリやスプロケット等で
なる駆動車44と、この駆動車44の回転が、タイミン
グベルトやチェーン等の巻掛無端状帯45、同軸二段の
中間車46、および巻掛無端状帯47を介して伝達され
る同軸二段の従動車48とを有する。そして、この従動
車48の小径側の車48aと、そのカード搬送方向後方
側に配設された補助従動車49とに巻き掛けられた駆動
用巻掛無端状帯50の所定箇所に、上記可動テーブル7
の下面に突設されたブラケット51が連結されている。
【0039】一方、上記プリントヘッド5は、図1に示
すように、上下昇降可能な取付具52に保持されてお
り、このプリントヘッド5は、リフト機構53の動作に
より可動テーブル7の表面に対して接近および離反する
ように構成されている。このリフト機構53は、例えば
図示のように、モータ54により回転駆動されるピニオ
ン55に、上下動可能なラック56を噛み合わせ、この
ラック56の下端部に上記取付具52を連結することに
より構成される。なお、上記リフト機構53の構成は、
プリントヘッド5の取付具52を上下昇降させ得るもの
であれば、例えばソレノイドの励磁および非励磁やベル
ト駆動等を利用するものであってもよい。
【0040】上記プリントヘッド5の上部両側方には、
一対のリボン供給ケース57aおよびリボン巻き取りケ
ース57bをもつリボンカートリッジ58がケーシング
2に取付けられており、リボン巻き取りケース57b側
はインクリボンRを巻き取り駆動するものであり、他方
のリボン供給ケース57a側は上記巻き取り駆動に従動
するものである。そして、リボン巻き取りケース57b
の駆動軸57xには、ウォーム59等を介してモータ6
0の回転力が伝達される。また、上記取付具52におけ
るプリントヘッド5の直下方両側には、インクリボンR
の移動を案内するガイドローラ61,61が回動可能に
取付けられている。
【0041】上記可動テーブル7からカードKを排出さ
せる排出機構62は、図1に示すように、ケーシング2
のカード搬送方向側の端部上方に支軸63を介して回動
可能に支持されたレバー64と、このレバー64の下端
部に連結されてカード搬送方向後方側に延出されかつ先
端に印刷を終えたカードKの後端縁に係合するコ字型の
フック状係止部65aが形成された係止部材65とを有
する。図には具体的に示していないが、上記排出機構6
2は、上記可動テーブル7の動きと所定のタイミングで
連動して上記レバー64を揺動させる作動機構によって
作動させられる。
【0042】図2および図10に示すように、この排出
機構62はまた、可動テーブル7の載置面材26のカー
ド搬送方向後方側の端部二箇所に保持された突出および
後退可能なカード押し上げ用の二本のピン部材66と、
この各ピン部材66を突出動および後退動をさせるカム
機構67とを備えている。このカム機構67は、各ピン
部材66の下方に一体的に取付けられて可動テーブル7
を上下方向に貫通しかつスプリング68のばね力により
下方に付勢された倣いプランジャ69と、可動テーブル
7の移動に伴ってこの倣いプランジャ69の下端が当接
および離反する前述のカム軌道部材31とから構成され
る。
【0043】さらに、ケーシング2のカード搬送方向前
方側の端部下方には、上記排出機構62の動作により可
動テーブル7から落下したカードKを滑落させて収納す
るシュート70が傾斜状に配設されている。
【0044】次に、上記の構成を備えたカード用プリン
タ1の作動を説明する。
【0045】まず、図3および図5に示すように、上記
可動テーブル7は、そのスタンバイ位置をとるととも
に、上記プリントヘッド5はその上動位置をとる。さら
に、上記カードストッカ3においては、複数枚のカード
Kが積層状態において上記バネ部材11によって上記始
端ローラ12に対して上方にむけて付勢されている。
【0046】上記のような状況において、上記カードス
トッカ3内の最上位のカードKに上記始端ローラ12が
接触している状態で上記モータ16が正転駆動される。
モータ16が上記のように正転すると、ウォーム17,
ウォームホイル18、第1ギヤ18a、第2ギヤ19
a、第3ギヤ19b(モータ16が正転しているときの
み一方向クラッチが係合する)、第5ギヤ10および第
6ギヤ22a(図5参照)の順にトルクが伝達されるこ
とにより、上方側の中継ローラ13aが正方向に回転さ
せられる。さらに、モータ16の上記の正転により、上
記始端ローラ12もまた正転させられる。その結果、上
記最上位のカードKが上記始端ローラ12の回転摩擦力
によって前方に送られるとともに、ついで、このカード
Kは上記上下の中継ローラ13a,13bの間を通過す
る。
【0047】そして、上記カードKが始端ローラ12お
よび中継ローラ13a,13bによって送られた後、フ
ォトトランジスタ等の光学的センサの検知箇所を通過し
た時点でタイマが時間カウントを開始し、設定時間の経
過後に上記モータ16が逆転駆動に切り換えられる。こ
の逆転駆動への切換えは、図3に示されているように、
カードKの先端縁が終端ローラ14a,14bを通過し
ており、カードKの後端縁が上記始端ローラ12から完
全に離反した時点で行われる。
【0048】このようにモータ16が逆転駆動される
と、ウォーム17、ウォームホイル18、第1ギヤ18
a、第2ギヤ19a、第4ギヤ19b(モータが逆転し
ているときのみ一方向クラッチが係合する)、第7ギヤ
21、第8ギヤ21a、第9ギヤ22b、第10ギヤ2
3、第11ギヤ24、および第12ギヤ25の順にトル
クが伝達されることにより、下方側の終端ローラ14b
が正転させられる。その結果、上記最上位カードKは、
上記下方側の終端ローラ14bの回転により、さらに前
方に送られる。
【0049】一方、上記モータ16の逆転駆動時、ウォ
ーム17、ウォームホイル18、第1ギヤ18a、第2
ギヤ19a、第4ギヤ19c、第7ギヤ21、第8ギヤ
21a、第9ギヤ22bおよび摩擦クラッチCLの順で
トルクが伝達されることにより、下方側の中継ギヤ13
bに逆転する傾向が与えられる。しかしながら、上記摩
擦クラッチCLは第9ギヤ22bに対して相対スライド
可能であるので、上記下方側中継ギヤ13bによって上
記最上位カードKに付与される逆方向のトルクは、上記
下方側の終端ローラ14bによって同じ最上位カードK
に付与される前方への牽引力に負ける。したがって、上
記最上位のカードKは、なおも上記下方側終端ローラの
作用によって継続して前進させられることになる。
【0050】しかしながら、摩擦や静電気により、上記
最上位のカードKのすぐ下のカードがこの最上位カード
のつられて前進させられることがありうる。このような
場合、上記のように、逆転傾向をもつ下方側中継ギヤ1
3bは、誤って前進させられてきたカードを戻すように
機能する。さらに、このときモータ16の逆転駆動によ
って逆転している始端ローラ12が上記のように誤って
前進させられたカードを完全にカードストッカ3内に戻
すように作動する。
【0051】このように、上記カード搬送機構4は、初
期においてはモータ16が正転することにより、引き続
いてのモータ16が逆転することにより、上記最上位カ
ードのみを前進送りすることができる。
【0052】上記のような最上位カードKの搬送の間、
可動テーブル7は図7に示すようにスタンバイ位置をと
っている。このスタンバイ位置では、各ストッパピン2
7はカム軌道部材31によって上動させられる倣いプラ
ンジャ30によって上記載置面材26上に突出する一
方、補助ローラ38がリフト用ガイド面40上に乗り上
げることによって上記前部押圧ローラ32が上記載置面
材26から離間させられる。したがって、前進するカー
ドKの前端縁は、上動している前部押圧ローラ32の下
で上記ストッパピン27に当接する。
【0053】上記カードKの前端縁がストッパピン27
に当接すると(例えばこの状態が光学的に検出され
る)、上記駆動装置(図1参照)用のモータ43が可動
テーブル7を前進させるべく作動する。図7に示すよう
に、上記ストッパピン27は、少なくとも上記カードK
の後端縁が完全に上記終端ローラ14a,14bを通過
するまで突出状態を維持する。カード搬送機構4のモー
タ16は、図示しないタイマが上記カードKが完全に終
端ローラ14a,14bを通過するに要する所定の時間
を計時したとき停止させられる。
【0054】可動テーブル7がさらに前進すると、倣い
プランジャ30がカム軌道部材31から外れてストッパ
ピン27が没入させられる一方、図8に示すように、補
助ローラ38がリフト用ガイド面40から外れて前部押
圧ローラ32をカードKに圧接させる。こうして、上記
カードKは、上記前部押圧ローラ32によって可動テー
ブル7の載置面材26上の適正な印刷位置に保持され
る。このとき、カードKの後端縁は後部印刷ローラ33
上を完全に通過し、その結果、カードK全体が上記載置
面材26上に載せられる。
【0055】次いで、駆動装置8のモータ43が可動テ
ーブル7を後退動させるべく、逆転する。その結果とし
て、後部押圧ローラ33がカードKを押圧するようにな
り、これによってカードKの後端縁が可動テーブル7の
載置面材26上の適正位置に保持される。
【0056】可動テーブル7が図9に示す位置(印刷開
始位置)まで後退すると、リフト機構53のモータ54
を作動させることにより、プリントヘッド5が下動させ
られて、インクリボンRがカードKに接触する。本実施
例のようなカラー印刷の場合、インクリボンRには、黄
色、赤色および青色の順に、それぞれ所定寸法ずつのイ
ンク層が形成されており、さらに各青色の次に、OP
(オーバープロテクト)用の層が所定寸法だけ形成され
ている。また、このインクリボンRには、各黄色の手前
に黒色のラインが付されており、この黒色ラインを光学
的センサにより検出した時点で、インクリボンRの巻き
取り駆動源であるモータ60の回転を停止させることに
より、インクリボンRの基準位置が決定される。
【0057】このような状態において、駆動装置8のモ
ータ43が可動テーブル7を前進させるべく再度正方向
に回転させられ、これによってプリントヘッド5に与え
られる印刷データにしたがってこのプリントヘ5がカー
ドK上に黄色の印刷を行う。この印刷作動のための前進
動の初期において、後部押圧ローラ33がカードKを押
圧してその位置を保持する。したがって、カードKに対
して実質的にその前縁部から印刷を開始することが可能
である。
【0058】他方、上記印刷作動のための前進動の後期
においては、前部押圧ローラ32がカードKを押圧して
その位置を保持するようになる(例えば図8参照)。し
たがって、カードKに対する印刷を実質的にその後端部
まで実行することが可能である。
【0059】上記のようにして、印刷作動の間、上記前
部押圧ローラ32と後部押圧ローラ33の少なくともい
ずれかがカードKに押圧接触させられる。したがって、
実質的にカードKの全長にわたって印刷を行うことがで
きる。
【0060】黄色の印刷が終了した後、プリントヘッド
5は可動テーブル7から上動させられ、かつリボンカー
トリッジ58用のモータ60が赤色のインク層がプリン
トヘッド面に表れるようにインクリボンRを巻き上げる
べく駆動される。その間に可動テーブル7が図9の印刷
開始位置まで再度戻され、かつインクリボンRをカード
Kに接触させるべくプリントヘッド5が再度下動させら
れる。
【0061】黄色の印刷と同様な作動を繰り返すことに
より、カードKに対して赤色印刷、青色印刷およびオー
バコート層の成形が行われる。
【0062】カラー印刷のために可動テーブル7が繰り
返し往復動する間、前部押圧ローラ32はカードKの前
縁部上に乗り上げる必要があり、一方後部押圧ローラ3
3はカードKの後縁部上に乗り上げる必要がある。しか
しながら、上記各ローラ32,33は、これがカードK
の各端縁部に乗り上げる時点においてそれぞれリフト用
ガイド面40,41によってリフトされるので、これら
の押圧ローラ32,33がカードKの各端縁部に干渉す
ることはない。その結果、カードKの位置ずれが効果的
に防止される。
【0063】上記のカラー印刷が終了すると、可動テー
ブル7は正回転するモータ43によって移動行程の最前
端まで前進させられ、図10に示すように、図示しない
ソレノイドの作動によって上記レバー64が(カード搬
送方向に関して)やや前方に揺動させられる。この状態
において、ピン部材66がその倣いプランジャ69が上
記カム軌道部材31に当接することにより上記載置面材
26上に突出させられる。その結果、カードKの後端縁
が持ち上げられ、係合部材65のフック状先端部65a
が上記カードKの後端縁に係合するべく相対的に下動す
る。
【0064】上記の状態において、可動テーブル7が後
退動しても、図11に示すように、上記係合部材65の
フック状先端部65aに係合する上記カードKは、可動
テーブル7とともに後退動するのを阻止される。その結
果、上記可動テーブル7が所定位置まで後退動すると
き、上記カードKは上記テーブル7から上記シュート7
0に落下してこれを取り出すことができる。なお、必要
ならば、上記カードKの前端縁を下方に押圧する押圧ロ
ーラ74を上記レバー64に設けることができる。
【0065】上記の間、可動テーブル7は、次の印刷サ
イクルを行うべくスタンバイ位置に戻される。
【0066】上記した実施例は、もちろん、種々の変更
が可能である。例えば、上記カードストッカ3は省略す
ることができ、この場合、上記始端ローラ12と対面関
係に配置された支持テーブル(図示略)上に各カードが
手動で供給される。カード搬送機構4には、上記各ロー
ラ12,13a,13b,14a,14bに代えて搬送
ベルト(図示略)を設けることができる。さらに、この
カード用プリンタ1は、カラー印刷用のみならず、モノ
クロ印刷用に使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例に係るカード用プリンタの
全体概略構成を示す側面図である。
【図2】上記カード用プリンタのカード搬送機構および
可動テーブルの周辺構造を示す要部横断平面図である。
【図3】上記カード用プリンタのカード搬送機構を示す
要部拡大側面図である。
【図4】上記カード搬送機構の構成を模式的に示す斜視
図である。
【図5】上記可動テーブルの詳細を示す拡大側面図であ
る。
【図6】上記カード用プリンタのカード位置決め時にお
ける作用を示す要部拡大縦断側面図である。
【図7】上記カード用プリンタのカード位置決め時にお
ける作用を示す要部拡大縦断側面図である。
【図8】上記カード用プリンタのカード位置決め時にお
ける作用を示す要部拡大縦断側面図である。
【図9】上記カード用プリンタの印刷時における作用を
示す要部拡大縦断側面図である。
【図10】上記カード用プリンタのカード排出時におけ
る作用を示す要部拡大縦断側面図である。
【図11】上記カード用プリンタのカード排出時におけ
る作用を示す要部拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
1 カード用プリンタ 4 カード搬送機構 5 プリントヘッド 7 可動テーブル 8 駆動装置 27 ストッパ部材(ストッパピン) 28 カム機構 32 前部押圧ローラ 33 後部押圧ローラ 36 スプリング 37 スプリング 40 リフト用ガイド面 41 リフト用ガイド面 53 リフト機構 62 カード排出機構 K カード R インクリボン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドと、このプリントヘッド
    に対向する移動経路に沿って往復移動可能な可動テーブ
    ルと、この可動テーブルを往復移動させるための駆動機
    構と、前端縁および後端縁を有する各カードを順次上記
    可動テーブルヘ供給するカード搬送機構と、上記各カー
    ドを上記可動テーブル上で適正に位置させる位置決め機
    構と、を備えたカード用プリンタにおいて、 上記位置決め機構は、上記各カードの前端縁を停止係合
    するように上記可動テーブルから退避可能に突出するこ
    とができるストッパ手段と、上記可動テーブルが上記各
    カードを受け取るスタンバイ位置をとるとき、上記スト
    ッパ手段を上記可動テーブルから突出させるためのカム
    機構と、を備えていることを特徴とする、カード用プリ
    ンタ。
  2. 【請求項2】 上記ストッパ手段は、一対のストッパピ
    ンである、請求項1のカード用プリンタ。
  3. 【請求項3】 上記カム機構は、上記各ストッパピンに
    連結され、かつ退避方向にバネ付勢された倣いプランジ
    ャと、この倣いプランジャにカム係合するカム軌道部材
    と、を備えている、請求項2のカム用プリンタ。
  4. 【請求項4】 上記位置決め機構は、上記プリントヘッ
    ドの前方において上記可動テーブルに近接離間移動可能
    な前部押圧ローラと、上記プリントヘッドの後方におい
    て上記可動テーブルに近接離間移動可能であり、かつ上
    記各カードの長さよりも小さい距離上記前部押圧ローラ
    から離間させられた後部押圧ローラと、上記各押圧ロー
    ラを上記各カードに押圧するためのバネ手段と、を備え
    ている、請求項1のカード用プリンタ。
  5. 【請求項5】 上記可動テーブルは、上記前部押圧ロー
    ラが上記各カードの前端縁を乗り越えるときに上記前部
    押圧ローラを上記可動テーブルに対して離間方向に移動
    させるための前部リフト手段と、上記後部押圧ローラが
    上記各カードの後端縁を乗り越えるときに上記後部押圧
    ローラを上記可動テーブルに対して離間方向に移動させ
    るための後部リフト手段と、を備えている、請求項4の
    カード用プリンタ。
  6. 【請求項6】 積層状態にあるカードを収納するための
    カードストッカをさらに備えており、上記カード搬送機
    構は、上記各カードが上記可動テーブル方向へ前進する
    のを許容するとともにこのカードにつられて供給されよ
    うとするカードを上記カードストッカへ戻すための戻し
    手段をさらに備えている、請求項1のカード用プリン
    タ。
  7. 【請求項7】 上記プリントヘッドを上記可動テーブル
    に対して近接離間移動させるためのリフト機構をさらに
    備えており、少なくとも上記カード搬送機構から上記可
    動テーブルへのカードの移載時と、インクリボンの巻き
    上げ時とに、上記リフト機構により、上記プリントヘッ
    ドを上記可動テーブルの表面から所定寸法離間させるよ
    うにした、請求項1のカード用プリンタ。
  8. 【請求項8】 上記可動テーブルが所定の排出位置まで
    前進したときに、上記各カードを上記可動テーブルから
    排出するための排出機構をさらに備えている、請求項1
    のカード用プリンタ。
  9. 【請求項9】 上記排出機構は、作動位置と非作動位置
    との間で揺動可能であり、かつ係合部材を有する揺動レ
    バーを備えており、上記係合部材は、上記可動テーブル
    が上記排出位置まで前進した後に上記レバーが上記作動
    位置に揺動することにより上記各カードの後端縁に係合
    するフック状先端部を備えている、請求項8のカード用
    プリンタ。
  10. 【請求項10】 上記排出機構はさらに、上記可動テー
    ブルに取付けられた押し上げ手段を備えており、上記可
    動テーブルが上記排出位置まで前進したときに、上記押
    し上げ手段が上記カム機構と協働して上記各カードの後
    端縁を押し上げるように構成されている、請求項9のカ
    ード用プリンタ。
JP26679494A 1993-10-29 1994-10-31 カード用プリンタ Pending JPH07172012A (ja)

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JP5-271399 1993-10-29
JP27139993 1993-10-29
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020199725A (ja) * 2019-06-12 2020-12-17 株式会社ウイル 高速タグ発行装置及びタグ製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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