JP3293130B2 - シート状パック - Google Patents

シート状パック

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピールオフタイプ
のシート状パックに関する。
【0002】
【従来の技術】ピールオフタイプのパックは、皮膜形成
性化粧料を皮膚表面に適用し、一定時間放置して皮膜が
形成された後、その皮膜を皮膚から剥がすタイプの化粧
料である。ピールオフタイプのパックとしては、種々の
形態のものが知られているが、中でも利便性の高いもの
として、図2に示したように、親水層2と撥水層3から
なる透湿性保持体1と皮膜形成性化粧料4からなり、皮
膜形成性化粧料4が親水層2に保持され、必要に応じて
皮膜形成性化粧料4上に剥離シート5が設けられた層構
成を有するシート状パック10(特開平11−1212
7号公報)が普及している。
【0003】このシート状パック10は適用部位等に応
じた形状とすることができ、例えば、鼻用とする場合、
図3(a)に示したように、鼻に貼付しやすく、製造歩
留まりの高い形状に成形することができる。また、シー
ト状パック10は皮膚への適用時に剥離シート5が剥離
され、同図(b)に示したように貼付される。
【0004】シート状パック10の形成材料に関し、親
水層2や撥水層3は、それぞれコスト、風合い等の点か
ら好ましくは親水性あるいは撥水性の不織布から形成さ
れる。また、親水層2と撥水層3から透湿性保持体1を
形成するために親水層2と撥水層3を接合する方法とし
ては、ヒートエンボス法、エアスルー法、スパンレース
法、ニードルパンチ法、スパンボンド法等の公知の手法
を使用することができるが、中でも親水層2と撥水層3
とが剥がれないように両層をしっかりと接合させるた
め、部分シール部(即ち、両層が部分的に溶融接合して
いる部分)を形成するヒートエンボス法が使用されてい
る。透湿性保持体1のより具体的な製造方法としては、
例えば、親水層2を形成するポリプロピレン繊維とレー
ヨン繊維との混合繊維層と、撥水層3を形成するポリプ
ロピレン繊維層とを重ね、ヒートエンボス法で両層が接
合した不織布を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シート状パ
ック10を皮膚に適用し、皮膜形成性化粧料4の皮膜が
形成された後、そのパック10を皮膚から剥離するとき
に、パック10のちぎれや剥がれ残りを防止するために
は、親水層2や撥水層3を形成する不織布に或る程度の
引っ張り強度をもたせることが必要とされる。しかしな
がら、親水層2と撥水層3とを部分シールで接合する場
合に、そのような引っ張り強度が得られるようにする
と、十分なしなやかさをシート状パック10に与えるこ
とができず、シート状パック10全体としての風合いや
貼り易さ、特に、小鼻のきわのような立体的形状の部位
の貼り易さを向上させることに支障がきたされていた。
【0006】このような従来技術の課題に対し、本発明
は、シート状パックの風合いやしなやかさを向上させ、
小鼻のきわなどの従来パックを貼りにくかった部位にも
容易にパックを密着させられるようにすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来のシ
ート状パック10では、透湿性保持体1を構成する親水
層2及び撥水層3として、単に親水性あるいは撥水性の
不織布が一層ずつ設けられていたのに対し、撥水層3自
体を2層以上の積層構造とし、親水層2と直接接しない
側の撥水層を繊維交絡で形成したしなやかな不織布を使
用することにより、上記の目的が達成できることを見出
し、本発明を完成させた。
【0008】即ち、本発明は、親水層、第一の撥水層及
び第二の撥水層が順次積層された多層型透湿性保持体
と、皮膜形成性化粧料とからなるシート状パックであっ
て、親水層、第一の撥水層及び第二の撥水層が各々不織
布からなり、親水層と第一の撥水層とが部分シールで接
合され、第二の撥水層が繊維交絡で形成され、皮膜形成
性化粧料が少なくとも親水層に保持されていることを特
徴とするシート状パックを提供する。
【0009】本発明のシート状パックによれば、多層型
透湿性保持体が透湿性を有しているので、シート状パッ
クを皮膚に適用後、皮膜形成性化粧料が乾燥して皮膜を
形成するまでの時間を短縮することができる。また、親
水層が皮膜形成性化粧料を保持するので皮膜強度が向上
し、パックを皮膚に適用後、剥がす時の皮膜のちぎれや
剥がれ残りを防止することができる。さらに、皮膜形成
性化粧料を保持する親水層上に撥水層が設けられている
ので、パックの使用時に皮膜形成性化粧料がパック表面
にまでしみだし、べとつくことを防止できる。
【0010】加えて、本発明によれば、撥水層として、
不織布からなる第一の撥水層と第二の撥水層が設けら
れ、かつ第二の撥水層が繊維交絡で形成した不織布から
なるので、シート状パック全体としての引っ張り強度を
十分に維持しつつ、シート状パックにふっくらした風合
いとしなやかさを与え、パックを皮膚に適用するときの
貼り易さを向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しつつ
詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同
等の構成要素を表している。
【0012】図1は、本発明の一態様のシート状パック
10Aの層構成を示す断面図である。このシート状パッ
ク10Aは、親水層2及び撥水層3xを有する多層型透
湿性保持体1xと、皮膜形成性化粧料4とからなってい
る。
【0013】ここで、親水層2を形成する不織布の繊維
素材としては、綿、麻、羊毛等の天然繊維、レーヨン、
アセテート等のセルロース系繊維等の親水性繊維、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタ
ン等の撥水性繊維を界面活性剤で親水化処理した親水性
繊維、あるいはこれらの親水性繊維と上述の撥水性繊維
とを全体として親水性となる混合比率で混合したもの等
を使用することができる。
【0014】第一の撥水層3a及び第二の撥水層3bを
形成する不織布の繊維素材としては、例えば、ポリエス
テル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン等
の撥水性の合成繊維、その他無機繊維等を使用すること
ができる。第一の撥水層3a及び第二の撥水層3bの不
織布の繊維素材は同一でもよく、互いに異なっていても
よい。
【0015】親水層2と第一の撥水層3aについて、そ
れぞれの不織布の形成方法には特に制限はないが、両層
の接合方法は、親水層2と第一の撥水層3aとが剥がれ
ないようにこれら両層をしっかりと接合するため、エア
スルー法、ヒートエンボス法又は超音波法等により、部
分シールで接合する。より好ましくは、親水層2を形成
する繊維層と、第一の撥水層3aを形成する繊維層とを
重ね、ヒートエンボス法で両層が接合した不織布を形成
する。
【0016】第二の撥水層3bを形成する不織布は、嵩
高く、ふっくらした感触を得る点から繊維交絡で形成し
た不織布、特にスパンレース法による不織布を使用する
ことが好ましい。スパンレース法で第二の撥水層3bを
形成するに際しては、第一の撥水層3aとする不織布上
に、第二の撥水層3bの不織布を形成するための繊維を
配し、スパンレース法により繊維を交絡させ、第二の撥
水層3bの不織布の形成と、該第二の撥水層3bと第一
の撥水層3aとの接合を同時に行うことが好ましい。こ
れにより、第一の撥水層3aと該第二の撥水層3bとを
別途接合する工程が不要となり、スパンレース不織布か
らなる第二の撥水層3bのしなやかさを維持することが
できる。
【0017】多層型透湿性保持体1xの全体としての厚
みは、引っ張り強度を十分に維持しつつふっくらとした
風合いとしなやかさを与えるため40〜2000μmと
することが好ましく、より好ましくは40〜1500μ
mとする。なお、この厚みは株式会社尾崎製作所製ダイ
ヤルシックネスゲージG型(測定子直径10mm)を用
いて多層型透湿性保持体1xをはさみ、10秒間放置し
た後の数値である。
【0018】皮膜形成性化粧料4そのものとしては、従
来よりピールオフタイプのパックに使用されている種々
の皮膜形成性化粧料を使用することができる。またその
形態は、既に十分な水分を含んだペースト状でもよく、
あるいは当初は乾燥状態であって使用時に水分を供給し
て使用するようなものでもよい。
【0019】皮膜形成性化粧料4に含有させることがで
きる皮膜形成剤としては、例えば、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルホルムアミド、
ポリ酢酸ビニルエマルジョン、カルボキシメチルセルロ
ース、無水マレイン酸/メチルビニルエーテル共重合
体、メチルビニルエーテル/酢酸ビニル共重合体、ポリ
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体等をあげること
ができる。また、増粘剤としては、ペクチン、ゼラチ
ン、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリ
ウム、プルラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキ
シビニルポリマー等をあげることができる。
【0020】皮膜形成性化粧料4は、保湿用、皮脂吸収
用、角栓除去用等のいずれの用途に合わせて構成しても
よく、各用途に応じた成分を含有することができるが、
本発明のシート状パックは、特に角栓除去用に好適であ
る。本発明のシート状パックを角栓除去用とする場合に
使用する皮膜形成性成分としては、皮膚中の角栓を皮膜
に取り込み、剥離除去できるように、特開平5−976
27号公報の特許請求の範囲に記載されているような、
アニオン性、カチオン性あるいは両イオン性の塩生成
基、より具体的にはカルボキシル基、スルホン酸残基、
硫酸残基、リン酸残基、硝酸残基、アミノ基、アンモニ
ウム基等の塩生成基を有する高分子化合物を使用するこ
とが好ましい。なかでも、カチオン性ではポリ塩化メタ
クリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムを含有
するものが好ましく、アニオン性ではポリスチレンスル
ホン酸ナトリウムを含有するものが好ましい。
【0021】この他、皮膜形成性化粧料4には、化粧料
に通常配合される美白成分、消炎成分、色素、顔料、界
面活性剤、防腐剤、殺菌剤等を含有させることができ
る。
【0022】剥離シート5は、皮膚への適用時に剥離除
去されるもので、必要に応じて、皮膜形成性化粧料4側
の表面に積層しておかれる。剥離シート5としては、例
えば、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、
ナイロン等からなるシートを使用することができる。
【0023】シート状パック10A全体の厚みは、引っ
張り強度や貼り易さの点から剥離シート5を除いた厚み
として50〜2500μmとすることが好ましい。
【0024】シート状パック10Aは、外形形状につい
て特に制限はなく、所定の幅のシート状とし、皮膚への
貼付時に適宜カットして使用することができる。また、
予め、額、頬、鼻等の部分パックに適する形状にカット
しておいてもよい。例えば、図3に示したように、鼻へ
の貼付に適した形状とすることができる。
【0025】シート状パック10Aの製造方法として
は、例えば、剥離シート5上に皮膜形成性化粧料4を塗
布し、その上に多層型透湿性保持体1xを重ね、多層型
透湿性保持体1xの親水層2に皮膜形成性化粧料4を含
浸させる。この場合、必要に応じて、多層型透湿性保持
体1xを剥離シート5側に押しつけるようにローラー等
で加圧してもよい。次いで、本発明のシート状パック1
0Aを、皮膜形成性化粧料4がペースト状のタイプとす
る場合には、水分量を調整した後、所定形状に切断し、
使用時まで水分が揮発しないように、水分透過性のない
容器に密封保存する。また、シート状パック10Aを、
皮膜形成性化粧料4が乾燥状態のドライタイプ(剥離シ
ート5を除くシート状パック10A中の水分量0.1〜
30重量%)とする場合には、皮膜形成性化粧料4を親
水層2に含浸させた後乾燥し、所定形状に切断する。
【0026】以上、図1を参照しつつ、本発明のシート
状パック10Aについて詳細に説明したが、図1に示し
た態様の他、本発明は、皮膜形成性化粧料を保持する多
層型透湿性保持体が親水層、第一の撥水層、第二の撥水
層が順次積層された層構造を有している限り、種々の態
様をとることができる。例えば、第二の撥水層上に更に
第三の撥水層を積層してもよい。また、親水層も単一の
不織布から形成することに限られず、複数層の不織布か
ら形成してもよい。
【0027】
【実施例】実施例1 (i) シート状パックの製造 多層型透湿性保持体として、まず、ヒートエンボス法で
100%ポリプロピレン繊維からなる撥水性不織布(第
一の撥水層)(10g/m2 )と、ポリプロピレン繊維
とレーヨン繊維(混合率40%/60%)とからなる親
水性不織布(親水層)(10g/m2 )との2層不織布
(20g/m2 )を製造した。この2層不織布の撥水層
側に100%ポリエステル繊維を上乗せし(20g/m
2 )(第二の撥水層)、スパンレース法で繊維を交絡さ
せ、撥水性スパンレース不織布(第二の撥水層)、撥水
性ヒートエンボス不織布(第一の撥水層)、親水性ヒー
トエンボス不織布(親水層)の3層不織布からなる多層
型透湿性保持体(40g/m2 )を製造した。
【0028】一方、ポリ塩化メタクリロイルオキシエチ
ルトリメチルアンモニウム25.0重量%、無水ケイ酸
15.0重量%、グリセリン5.0重量%、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油0.2重量%、メチルパラベン
0.1重量%、香料 微量、精製水54.7重量%を混
合し、撹拌機を用いて常温にて溶解させ、減圧脱気して
角栓除去用皮膜形成性化粧料溶液を調製した。
【0029】この皮膜形成性化粧料溶液をポリプロピレ
ンフィルムからなる剥離シート上に、厚さ約300μm
になるように均一に流延し、直後に上述の多層型透湿性
保持体を親水層側から積層した。そして、剥離シートを
除いたシートパックの水分量が15〜20重量%になる
ように、80℃の熱風乾燥炉を通し、水分を蒸発させ
た。これにより図1に示した層構成のシート状パックを
得た。
【0030】(ii) シート状パックの評価 得られたシート状パックをパネラーによる使用テストに
供した。この場合、シート状パックの使用方法として
は、まず、シート状パックを図3(a)のように鼻用に
カットした。次に、貼付部位となる清浄な皮膚に、まず
水を適量塗布し、そこにカットしたシート状パックを押
さえ、図3(b)に示したように貼付し、乾燥後パック
を剥離した。そして、鼻全体への貼り易さ、鼻全体への
密着性、小鼻のきわへの貼り易さ、小鼻のきわへの密着
性、鼻全体の角栓除去効果、小鼻のきわの角栓除去効果
について、各々◎、○、△、×の4段階に評価した。結
果を表1に示す。
【0031】比較例1 多層型透湿性保持体として、ヒートエンボス法で製造し
た100%ポリプロピレン繊維からなる撥水性不織布
(撥水層)(15g/m2 )と、ポリプロピレン繊維と
レーヨン繊維(混合率40%/60%)とからなる親水
性不織布(親水層)(10g/m2 )との2層構造不織
布(25g/m2 )を作成し、使用する以外は実施例1
を繰り返してシート状パックを得、これを評価した。結
果を表1に示す。
【0032】
【表1】 実施例1 比較例1 鼻全体への貼り易さ ◎ ○ 鼻全体への密着性 ◎ ○ 小鼻のきわへの貼り易さ ◎ △ 小鼻のきわへの密着性 ◎ △ 鼻全体の角栓除去効果 ◎ ○小鼻のきわの角栓除去効果 ◎ △
【0033】表1から、実施例1によれば全ての評価項
目について良好な結果が得られているが、比較例1によ
れば、小鼻のきわへの貼り易さ、小鼻のきわへの密着
性、小鼻のきわの角栓除去効果がやや劣っていることが
わかる。
【0034】
【発明の効果】本発明のシート状パックによれば、ふっ
くらした風合いやしなやかさが向上し、小鼻のきわなど
の一般にパックを貼りにくいとされていた部位にも容易
にパックを密着させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシート状パックの断面図である。
【図2】 従来のシート状パックの断面図である。
【図3】 鼻用のシート状パックの平面図(同図
(a))及びその使用状態の説明図(同図(b))であ
る。
【符号の説明】
1 透湿性保持体 1x 多層型透湿性保持体 2 親水層 3 撥水層 3x 撥水層 3a 第一の撥水層 3b 第二の撥水層 4 皮膜形成性化粧料 5 剥離シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小森 康浩 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式 会社研究所内 (56)参考文献 特開 平11−12127(JP,A) 登録実用新案3033044(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親水層、第一の撥水層及び第二の撥水層
    が順次積層された多層型透湿性保持体と、皮膜形成性化
    粧料とからなるシート状パックであって、親水層、第一
    の撥水層及び第二の撥水層が各々不織布からなり、親水
    層と第一の撥水層とが部分シールで接合され、第二の撥
    水層が繊維交絡で形成され、皮膜形成性化粧料が少なく
    とも親水層に保持されていることを特徴とするシート状
    パック。
  2. 【請求項2】 部分シールが、エアスルー法、ヒートエ
    ンボス法又は超音波法により形成され、繊維交絡がスパ
    ンレース法により形成されている請求項1記載のシート
    状パック。
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