JP3292399B2 - ゴルフボール表皮材用組成物 - Google Patents
ゴルフボール表皮材用組成物Info
- Publication number
- JP3292399B2 JP3292399B2 JP08212893A JP8212893A JP3292399B2 JP 3292399 B2 JP3292399 B2 JP 3292399B2 JP 08212893 A JP08212893 A JP 08212893A JP 8212893 A JP8212893 A JP 8212893A JP 3292399 B2 JP3292399 B2 JP 3292399B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carboxylic acid
- unsaturated carboxylic
- weight
- composition
- ethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/04—Homopolymers or copolymers of ethene
- C08L23/08—Copolymers of ethene
- C08L23/0846—Copolymers of ethene with unsaturated hydrocarbons containing other atoms than carbon or hydrogen atoms
- C08L23/0869—Acids or derivatives thereof
- C08L23/0876—Neutralised polymers, i.e. ionomers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/04—Homopolymers or copolymers of ethene
- C08L23/08—Copolymers of ethene
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/04—Homopolymers or copolymers of ethene
- C08L23/08—Copolymers of ethene
- C08L23/0846—Copolymers of ethene with unsaturated hydrocarbons containing other atoms than carbon or hydrogen atoms
- C08L23/0869—Acids or derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0023—Covers
- A63B37/0024—Materials other than ionomers or polyurethane
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0023—Covers
- A63B37/0029—Physical properties
- A63B37/0031—Hardness
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0023—Covers
- A63B37/0029—Physical properties
- A63B37/0036—Melt flow rate [MFR]
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2205/00—Polymer mixtures characterised by other features
- C08L2205/02—Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2205/00—Polymer mixtures characterised by other features
- C08L2205/03—Polymer mixtures characterised by other features containing three or more polymers in a blend
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
組成物に関する。さらに詳しくは、柔軟性、反発弾性に
優れ、ボールコントロールの容易なゴルフボールの製造
に適したゴルフボール表皮材用組成物に関する。
ルフボールは、打球感に優れ、ボールコントロールが容
易であるという利点を有しており、とくに熟練プレイヤ
ーに好まれているが、耐久性が悪いという欠点を有して
いる。このようなバラタ製ゴルフボールと同等の利点を
有し、かつ耐カット性の改良されたゴルフボールとし
て、硬いアイオノマーと柔らかいアイオノマーをブレン
ドしたものを表皮材として用いる提案がすでになされて
いる(Research Disclosure 27103(1986年11
月)、特開平1−308577号公報、特開平5−39
31号公報など)。
ものはバラタよりもやや硬度が高いため、バラタ並の硬
度かあるいはバラタよりもさらに低い硬度を有する表皮
材が望まれていた。ところが前記提案において漫然と柔
軟化を図った場合、通常は反発弾性が少なからず低下す
るため、実用に供するには問題であった。
反発弾性の大きいゴルフボール表皮材を得るべく検討を
行った。その結果、下記(A),(B)成分を所定割合
で配合することにより、所望性状を有する表皮材となる
重合体組成物が得られることを知った。
和カルボン酸含有量が10〜30重量%のエチレン・不
飽和カルボン酸二元共重合体の中和度が25モル%以上
の金属塩(A)15〜90重量部及び(メタ)アクリル
酸エステル含有量が12〜45重量%、不飽和カルボン
酸含有量が0.5〜5重量%のエチレン・(メタ)アク
リル酸エステル・不飽和カルボン酸三元共重合体(B)
85〜10重量部を配合して成り、前記三元共重合体
(B)の不飽和カルボン酸が非置換のモノカルボン酸、
ジカルボン酸及びその無水物、ジカルボン酸モノアルキ
ルエステルの何れかから成り、不飽和カルボン酸がジカ
ルボン酸及びその無水物であるとき、三元共重合体
(B)は不飽和カルボン酸がグラフト重合されたグラフ
ト共重合体であることを特徴とするゴルフボール表皮材
用組成物が提供される。
カルボン酸含有量が10〜30重量%のエチレン・不飽
和カルボン酸二元共重合体の中和度が25モル%以上の
金属塩(A)に、特定のエチレン・(メタ)アクリル酸
エステル・不飽和カルボン酸三元共重合体(B)、即
ち、(メタ)アクリル酸エステル含有量が12〜45重
量%、不飽和カルボン酸含有量が0.5〜5重量%のエ
チレン・(メタ)アクリル酸エステル・不飽和カルボン
酸三元共重合体を配合することにより、ゴルフボール表
皮に、反発弾性を低下させることなしに、柔軟性を付与
することができる。
表皮材として、柔軟性のあるものを使用することは、打
球時におけるボールのコントロール性をよくし、打球感
を向上させる上で重要であるが、従来の柔軟性成分を配
合したものでは、ボール表皮の柔軟性をよくすると、ボ
ールの反発弾性が低下し、飛距離が低下するという欠点
があった。
酸エステル・不飽和カルボン酸三元共重合体(B)を選
択し、これを上記(A)の二元共重合体アイオノマーに
配合することにより、反発弾性を低下させることなし
に、柔軟性を向上させることに成功したものである。
用することにより、柔軟性、反撥弾性に優れ、ボールコ
ントロールが容易で、しかも打球感及び飛距離に優れた
ゴルフボールを提供できる。
・不飽和カルボン酸二元共重合体の金属塩(A)は、不
飽和カルボン酸含有量が10〜30重量%、好ましくは
13〜25重量%のエチレン・不飽和カルボン酸二元共
重合体を中和度が25モル%以上、好ましくは30〜8
0モル%となるよう金属イオンで中和したアイオノマー
である。ここに不飽和カルボン酸としては、炭素数3〜
8の脂肪族モノカルボン酸が好適であり、とくにアクリ
ル酸又はメタクリル酸が好ましい。
ない共重合体を用いると、反撥弾性の大きい組成物が得
られず、また不飽和カルボン酸含有量が30重量%を越
えるように共重合体を用いると、吸湿性が大きいので好
ましくない。
体を混合して使用することが可能であり、その場合の中
和度は、全体の中和度が25モル%以上となるように調
節されていればよい。
チウム、ナトリウム、カリウムなどの1価金属、マグネ
シウム、カルシウム、亜鉛のような2価金属を例示する
ことができる。これらはただ1種の金属塩であってもよ
いが、好ましくは1価金属の少なくとも1種と2価金属
の少なくとも1種を有する金属塩を用いる。
以下であると、反撥弾性及び耐カット性が良好な組成物
を得ることはできない。
体は、エチレンと不飽和カルボン酸をラジカル開始剤を
用い、高温高圧下に共重合することによって得られる。
これらの製法についてはすでによく知られている。
2160g荷重におけるメルトフローレートが0.1〜
30g/10分、とくに0.5〜15g/10分のもの
が好ましい。またショアD硬度で50〜80、とくに5
5〜75のものが好ましい。
タ)アクリル酸エステル・不飽和カルボン酸三元共重合
体(B)は、(メタ)アクリル酸エステル含有量が12
〜45重量%、好ましくは15〜40重量%、不飽和カ
ルボン酸含有量が0.5〜5重量%、好ましくは1〜
4.5重量%のものである。ここに(メタ)アクリル酸
エステルは、アクリル酸エステルもしくはメタクリル酸
エステルを意味し、具体的には、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n
−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸イソブチルなどの炭素数4〜1
2程度のエステルを好適例として挙げることができる。
ン酸としては、炭素数3〜10程度のものが好ましく、
例えばアクリル酸、メタクリル酸のような非置換のモノ
カルボン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、ノル
ボルネン−2、3−ジカルボン酸のようなジカルボン酸
及びその無水物、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モ
ノエチル、マレイン酸モノイソブチルのようなジカルボ
ン酸モノアルキルエステルなどを代表例として挙げるこ
とができる。これらの中ではジカルボン酸、その無水物
及びジカルボン酸モノアルキルエステルの中から選択す
るのが好ましい。
合体であってもグラフト共重合体であってもよい。グラ
フト共重合体にあっては、エチレン・(メタ)アクリル
酸エステルランダム共重合体に不飽和カルボン酸をグラ
フト重合したものが好ましい。
クリル酸エステル含有量が前記範囲より少ないものを用
いると、充分に柔軟な組成物を得ることは難しく、また
(メタ)アクリル酸エステル含有量が前記範囲より多い
ものを用いると柔軟になりすぎて耐カット性が不良とな
り好ましくない。
ン酸含有量が前記範囲より少ないと、(A)成分との相
溶性が不良となり、耐カット性が悪くなるので好ましく
なく、またその含有量が前記範囲より多くなると柔軟性
が損なわれ、また反発弾性の低下を生ずるので好ましく
ない。
2160g荷重におけるメルトフローレートが0.1〜
30g/10分、とくに0.3〜20g/10分のもの
が好ましく、またショアD硬度が5〜45、とくに10
〜35のものが好ましい。
て、エチレン・アクリル酸メチル・マレイン酸モノメチ
ルランダム共重合体、エチレン・アクリル酸メチル・マ
レイン酸モノエチルランダム共重合体、エチレン・メタ
クリル酸メチル・マレイン酸モノメチルランダム共重合
体、エチレン・アクリル酸エチル・無水マレイン酸ラン
ダム共重合体、エチレン・アクリル酸メチルランダム共
重合体の無水マレイン酸グラフト共重合体、エチレン・
アクリル酸エチルランダム共重合体の無水マレイン酸グ
ラフト共重合体、エチレン・メタクリル酸メチルランダ
ム共重合体、無水マレイン酸グラフト共重合体などを挙
げることができる。これら(B)成分として2種以上使
用することも可能である。
の金属塩(A)と上記三元共重合体(B)の配合割合
は、前者15〜90重量部、好ましくは30〜80重量
部に対し、後者85〜10重量部、好ましくは70〜2
0重量部である。かかる割合で配合することにより、柔
軟で反発弾性の優れた組成物を得ることができる。
わない範囲で少量の他の重合体を配合してもよい。また
ゴルフボール表皮材に通常配合されているような種々の
添加剤を配合してもよいことは勿論である。このような
添加剤として各種着色剤、無機充填剤、酸化防止剤、耐
候安定剤などを例示することができる。例えば酸化チタ
ン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、硫酸亜鉛などの顔料や各
種染料、色素などが代表的な添加剤である。
フボールやツーピースゴルフボールの表皮材として使用
する。スリーピースゴルフボールは、センター、このセ
ンター上に巻き付けられた弾性体の巻き糸及びその上の
カバーからなっているが、本発明の組成物はこのカバー
として有用である。この目的に、公知のコア用樹脂組成
物をセンターに射出成形し、このセンターに、公知の弾
性糸を所定の厚みに巻き付け、次いで本発明のカバー材
料を、その上にこれを被覆するデインプル模様のカバー
として成形する。
カバーとからなっているが、公知のコア用樹脂組成物を
コアに射出成形し、このコアを後退可能なピン上に支持
して、射出金型のキャビテイ内にインサートし、本発明
のカバー材料を射出してツーピースボールとする。
組成物を調製するために使用した原料は表1の通りであ
る。
の方法によった。 (1)MFR:東洋精機製作所製試験機を用い、190
℃,2160gの荷重で測定した。 (2)硬度:ショアーA硬度計(Zwick Gmbh & Co.製)
を用い23℃で測定した(ASTM D2240)。 (3)曲げ剛性率:東洋精機製作所製オルゼン式曲げ剛
性測定機を使用して23℃で測定した(ASTM D7
47)。 (4)反発弾性:(株)上島製作所製反発弾性試験機
(振り子型)を使用して23℃で測定した。
2に示した配合割合で表1に示したエチレン共重合体ア
イオノマーA及びB(50/50重量部)を樹脂温度2
00℃、押出量4.0kg/hrでメルトブレンドし、
得られた樹脂組成物の物性を評価した。その結果を表2
に示した。反発弾性は高いが高硬度で柔軟性が乏しいこ
とを示している。
部)に柔軟成分としてエチレン3元共重合体A(30重
量部)を配合する以外は参考例の操作を繰り返し、得ら
れた樹脂配合組成物の物性評価を表2に示した。参考例
に比べてエチレン3元共重合体の少量配合で反発弾性
を余り損なわずに柔軟性を付与できる。
レン3元共重合体アイオノマーをエチレン共重合体アイ
オノマーA及びB(各25重量部)に対して50重量部
使用する以外は実施例の操作を繰り返した。得られた
樹脂配合組成物の物性評価を表3に示した。実施例と
比較して同一の反発弾性を示すが、硬度が高く柔軟性が
劣る。
アイオノマー及びエチレン3元共重合体を使用して実施
例の操作を繰り返した。得られた樹脂組成物の物性を
評価した。その結果を表2に示した。樹脂組成物は硬度
Shore D 50以下で柔軟性の割りには高い反発弾性の物
性を示した。
割合で柔軟なエチレン3元共重合体アイオノマーまたは
エチレン3元共重合体のみを使用して得られる物性を表
3に示した。実施例に比較して反発弾性が低い。比較例
は反発弾性が高いが柔らかすぎるためにゴルフボール
表皮材用途には向かない。
れたゴルフボール表皮材用組成物が提供できる。かかる
組成物をツーピースボールあるいはスリーピースボール
の表皮材として使用すると、ボールコントロールや打球
感並びに飛距離に優れたゴルフボールが提供できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 不飽和カルボン酸含有量が10〜30重
量%のエチレン・不飽和カルボン酸二元共重合体の中和
度が25モル%以上の金属塩(A)15〜90重量部及
び(メタ)アクリル酸エステル含有量が12〜45重量
%、不飽和カルボン酸含有量が0.5〜5重量%のエチ
レン・(メタ)アクリル酸エステル・不飽和カルボン酸
三元共重合体(B)85〜10重量部を配合して成り、
前記三元共重合体(B)の不飽和カルボン酸が非置換の
モノカルボン酸、ジカルボン酸及びその無水物、ジカル
ボン酸モノアルキルエステルの何れかから成り、不飽和
カルボン酸がジカルボン酸及びその無水物であるとき、
三元共重合体(B)は不飽和カルボン酸がグラフト重合
されたグラフト共重合体であることを特徴とするゴルフ
ボール表皮材用組成物。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08212893A JP3292399B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | ゴルフボール表皮材用組成物 |
KR1019950704373A KR960701941A (ko) | 1993-04-08 | 1994-04-08 | 골프공의 피복물질용 조성물(COMPOSITION FOR A COVER MATERIAl OF A GOLF BALL) |
CA002160105A CA2160105A1 (en) | 1993-04-08 | 1994-04-08 | Composition for a cover material of a golf ball |
AU67018/94A AU6701894A (en) | 1993-04-08 | 1994-04-08 | Composition for a cover material of a golf ball |
AT94928693T ATE159272T1 (de) | 1993-04-08 | 1994-04-08 | Golfballhülle |
EP94928693A EP0693091B1 (en) | 1993-04-08 | 1994-04-08 | Composition for a cover material of a golf ball |
DE69406279T DE69406279T2 (de) | 1993-04-08 | 1994-04-08 | Golfballhülle |
PCT/US1994/003898 WO1994024204A2 (en) | 1993-04-08 | 1994-04-08 | Composition for a cover material of a golf ball |
US08/933,177 US6207759B1 (en) | 1993-04-08 | 1997-09-18 | Composition for a cover of a golf ball |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08212893A JP3292399B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | ゴルフボール表皮材用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06292740A JPH06292740A (ja) | 1994-10-21 |
JP3292399B2 true JP3292399B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=13765783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08212893A Expired - Fee Related JP3292399B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | ゴルフボール表皮材用組成物 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0693091B1 (ja) |
JP (1) | JP3292399B2 (ja) |
KR (1) | KR960701941A (ja) |
AT (1) | ATE159272T1 (ja) |
AU (1) | AU6701894A (ja) |
CA (1) | CA2160105A1 (ja) |
DE (1) | DE69406279T2 (ja) |
WO (1) | WO1994024204A2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5691418A (en) * | 1993-06-18 | 1997-11-25 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Soft ionomer compositions and blends thereof and use thereof as golf ball structural materials |
JP3268576B2 (ja) * | 1996-06-14 | 2002-03-25 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
WO1998036801A1 (en) * | 1997-02-25 | 1998-08-27 | Acushnet Company | Golf ball cover compositions |
US6207760B1 (en) | 1997-02-25 | 2001-03-27 | Acushnet Company | Golf ball cover compositions |
DE50015912D1 (de) | 1999-07-15 | 2010-06-10 | Clariant Produkte Deutschland | Wasserlösliche Polymere und ihre Verwendung in kosmetischen und pharmazeutischen Mitteln |
JP5031064B2 (ja) | 2010-04-27 | 2012-09-19 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフボール用樹脂組成物およびゴルフボール |
JP5031063B2 (ja) | 2010-04-27 | 2012-09-19 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフボール用樹脂組成物およびゴルフボール |
JP5475571B2 (ja) | 2010-06-29 | 2014-04-16 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフボールカバー用樹脂組成物およびゴルフボール |
JP5473800B2 (ja) | 2010-06-29 | 2014-04-16 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフボール中間層用樹脂組成物およびゴルフボール |
US8858366B2 (en) | 2010-08-20 | 2014-10-14 | Nike, Inc. | Golf ball having layers with specified moduli and hardnesses |
JP5854804B2 (ja) | 2011-07-08 | 2016-02-09 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフボール用樹脂組成物およびゴルフボール |
JP5916382B2 (ja) | 2011-12-28 | 2016-05-11 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフボール用樹脂組成物およびゴルフボール |
JP5875369B2 (ja) | 2011-12-28 | 2016-03-02 | ダンロップスポーツ株式会社 | マルチピースゴルフボール |
JP5875370B2 (ja) | 2011-12-28 | 2016-03-02 | ダンロップスポーツ株式会社 | マルチピースゴルフボール |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4884814A (en) * | 1988-01-15 | 1989-12-05 | Spalding & Evenflo Companies, Inc. | Golf ball |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP08212893A patent/JP3292399B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-04-08 CA CA002160105A patent/CA2160105A1/en not_active Abandoned
- 1994-04-08 AT AT94928693T patent/ATE159272T1/de active
- 1994-04-08 KR KR1019950704373A patent/KR960701941A/ko not_active Application Discontinuation
- 1994-04-08 EP EP94928693A patent/EP0693091B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-04-08 DE DE69406279T patent/DE69406279T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-04-08 AU AU67018/94A patent/AU6701894A/en not_active Abandoned
- 1994-04-08 WO PCT/US1994/003898 patent/WO1994024204A2/en active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1994024204A3 (en) | 1994-12-22 |
EP0693091A1 (en) | 1996-01-24 |
CA2160105A1 (en) | 1994-10-27 |
AU6701894A (en) | 1994-11-08 |
ATE159272T1 (de) | 1997-11-15 |
WO1994024204A2 (en) | 1994-10-27 |
JPH06292740A (ja) | 1994-10-21 |
EP0693091B1 (en) | 1997-10-15 |
DE69406279T2 (de) | 1998-02-12 |
DE69406279D1 (de) | 1997-11-20 |
KR960701941A (ko) | 1996-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3292399B2 (ja) | ゴルフボール表皮材用組成物 | |
US5120791A (en) | Golf ball cover compositions | |
US5973046A (en) | Modified-ionomers having improved properties and processability | |
CA2194934C (en) | Golf ball with ionomeric cover and method of making same | |
US6777472B1 (en) | Highly-neutralized ethylene copolymers | |
US5688869A (en) | Golf ball cover compositions | |
JP2709950B2 (ja) | ゴルフボールの改良 | |
JP3065398B2 (ja) | ゴルフボール | |
JP3355766B2 (ja) | ゴルフボール用カバー組成物 | |
JP3305401B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JPH06192512A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
US6800695B2 (en) | Golf ball cover compositions | |
JP3519131B2 (ja) | 耐衝撃性に優れた樹脂組成物及びゴルフボール表皮材 | |
JPH07289663A (ja) | ゴルフボール | |
US5929170A (en) | Golf ball | |
JP3640680B2 (ja) | ゴルフボール材料 | |
JPH06313075A (ja) | アイオノマー組成物及びその用途 | |
JP3478854B2 (ja) | アイオノマー及びそれを用いたゴルフボール材料 | |
JP2848938B2 (ja) | アイオノマー樹脂カバーゴルフボール | |
US6407176B1 (en) | Golf ball cover compositions | |
JPH0925376A (ja) | アイオノマー組成物及びその用途 | |
JP2793676B2 (ja) | ソリッドゴルフボール用ゴム組成物 | |
JPH06319831A (ja) | ゴルフボール | |
JP2001293107A (ja) | ゴルフボール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020219 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080329 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090329 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090329 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100329 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |