JP3292140B2 - 乗員検知システム - Google Patents
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Description
に関し、特にエアバッグ装置を搭載した自動車の助手席
における乗員の着席状況などに応じて、エアバッグ装置
のエアバッグを展開可能な状態又は展開不可能な状態に
設定し得る乗員検知システムの改良に関する。
極を配置すると共に、このアンテナ電極に発生させた微
弱電界(Electric Field)の乱れを利用した乗員検知
システムを提案した。この乗員検知システムの基本原理
について図11を参照して説明する。まず、同図(a)
に示すように、アンテナ電極Eに発振回路OSCからの
高周波低電圧を印加することにより、アンテナ電極Eの
周辺には微弱電界が生ずる結果、アンテナ電極Eの側に
は電流Iが流れる。この状態において、同図(b)に示
すように、アンテナ電極Eの近傍に物体OBを存在させ
ると、電界に乱れが生じてアンテナ電極Eの側には電流
Iとは異なった電流I1 が流れることになる。
ている場合と乗っていない場合とでは、アンテナ電極E
の側に流れる電流に変化が生ずるものであり、この現象
を利用することにより、シ−トへの乗員の着席状況など
を検知することができる。尚、シ−トに物体OBが乗っ
ている場合にはアンテナ電極Eの側に流れる電流が増加
し、シ−トに物体OBが乗っていない場合にはアンテナ
電極Eの側に流れる電流が減少する。
体例について図12〜図14を参照して説明する。図1
2は助手席(又は運転席)のシ−トを示しており、この
シ−ト1は主として着席部1aと背もたれ部1bとから
構成されている。着席部1aは、例えば前後にスライド
可能なベ−ス2に固定されたシ−トフレ−ム3と、シ−
トフレ−ム3の上部に配置されたクッション材4と、ク
ッション材4の表面に沿って着席部1aのほぼ全面に亘
って配置されたアンテナ電極5と、アンテナ電極5を覆
うように配置された外装材6とから構成されている。
尚、シ−トフレ−ム3ないしその近傍には後述する制御
ユニット10が配置されている。
心地を考慮して導電性の布地にて形成されているが、糸
状の金属線や導電性を有する繊維などをシ−ト布面に織
り込んだり、布面に導電性ペイントを被着したり、肉厚
の小さなフレキシビリティを有する金属板を配置したり
して構成することもできる。そして、このアンテナ電極
5は、例えば図12(c)に示すように、着席部1aの
ほぼ全面に亘って配置されるアンテナ部5aと、アンテ
ナ部5aの一部からそれより狭い幅で延在して形成され
た導電部5bと、導電部5bの導出端に電気的な接続関
係を有するように配置されたコネクタ5cとから構成さ
れている。特に、アンテナ電極5の導電部5bは、例え
ばクッション材4の前面側からシ−トフレ−ム側に至る
ように配置されると共に、その導出端のコネクタ5cが
後述する制御ユニット10のコネクタ12に接続されて
いる。
に示すように、アンテナ電極5の周辺に微弱電界を発生
させるための電界発生手段(送信電流発生部)11と、
電界発生手段11から出力される送信信号の送信系(送
信ライン)に接続されたコネクタ12と、電界発生手段
11から出力される送信信号の送信系(送信ライン)に
接続され、アンテナ電極5に送信される送信電流に関連
する交流のライン電圧が取り込まれるインピ−ダンス変
換回路13と、インピ−ダンス変換回路13に接続さ
れ、それの交流の出力信号(ライン電圧)を直流に変換
するAC−DC変換回路(平滑回路)14と、CPU,
A/D変換部,外部メモリ(例えばEEPROM,RA
M)などを含む制御回路15と、ハウジングに配置さ
れ、図示しないバッテリ電源に接続されるコネクタ16
と、コネクタ16に接続された電源回路17とから構成
されている。これらの構成要素は同一のハウジングに収
納されて制御ユニット10を構成しており、例えばシ−
ト1の着席部1aにおけるシ−トフレ−ム3に乗員の着
席側に露呈しないように固定されている。この制御ユニ
ット10の制御回路15には、例えば図14に示す構成
のエアバッグ装置20が接続されている。
ィングセンサSS1,スクイブSQ1,電界効果形トラ
ンジスタなどのスイッチング素子SW1の直列回路より
なる運転席側のスクイブ回路と、セ−フィングセンサS
S2,スクイブSQ2,電界効果形トランジスタなどの
スイッチング素子SW2よりなる助手席側のスクイブ回
路と、電子式加速度センサGSと、電子式加速度センサ
GSの出力信号に基づいて衝突の有無を判断し、スイッ
チング素子SW1,SW2のゲ−トに信号を供給する機
能を有する制御回路CCとから構成されている。
生手段11は、例えば電源回路17からの+Vcc電源
(一定の直流電圧)に対して例えば抵抗11aとスイッ
チング手段(例えば電界効果形トランジスタ)11bと
が直列的に接続されており、それのゲ−トには制御回路
15からゲ−ト信号が付与され、ドレインから信号系
(信号ライン),コネクタ12を介してアンテナ電極5
に方形波の高周波低電圧が出力されるように構成されて
いる。この高周波出力は制御回路15から出力されるP
WM(Pulse Wide Modulation )制御されたゲ−ト信号
によって決定され、例えばそれの周波数は120KHz
程度の高周波低電圧を発生するように構成されている。
尚、ゲ−ト信号のデュ−ティ比(ONデュ−ティ)は例
えば10%程度に設定されているが、回路定数,周波数
などによっては適宜のデュ−ティ比に変更できる。電界
発生手段11から信号系に出力される高周波低電圧はス
イッチング手段11bがオフ動作の時に出力され、それ
のデュ−ティ比(ONデュ−ティ)はほぼ90%程度に
なる。
ダンス変換回路13は、例えば増幅率が1に設定された
オペアンプ13aによって構成されている。従って、イ
ンピ−ダンス変換回路13の出力側は低インピ−ダンス
となり、入力側に影響を与えることなく、制御回路のC
PUが読み取るために必要な電流を取り出すことができ
る。このインピ−ダンス変換回路13の出力側にはAC
−DC変換回路14が接続されており、例えば抵抗14
aとコンデンサ14bとからなる平滑回路によって構成
されている。尚、このAC−DC変換回路14の出力側
は制御回路15に接続されている。
回路17はバッテリ電源(12V)を例えば5Vに降圧
して単一のVcc電源を生成するように構成されてお
り、例えば三端子レギュレ−タにて構成されている。こ
の電源回路17にて生成された単一のVcc電源は制御
ユニット10を構成する構成要素のうち、電源を必要と
するすべての構成要素に供給されている。尚、このVc
c電源は単一化することが望ましいが、異なった電圧に
設定することも可能である。
は、次のように動作する。まず、制御回路15から電界
発生手段11のスイッチング手段11bには図15
(a)に示すようなゲ−ト信号が適時に付与される。ゲ
−ト信号がハイ(High)になると、その都度、スイ
ッチング手段11bはオンとなり、それのドレインが接
地レベルとなり、送信系には出力されない。尚、この際
に、アンテナ電極5の周辺に存在するキャパシタンス成
分に充電された電荷がスイッチング手段11bを介して
放電される。一方、ゲ−ト信号がロウ(Low)となる
と、スイッチング手段11bはオフとなり、送信系には
例えば同図(b)に示すようなほぼ方形波の高周波低電
圧(例えば120KHz,+5V)が出力される。この
高周波出力は送信系,コネクタ12を介してアンテナ電
極5に供給され、アンテナ電極5の周辺に微弱電界が発
生される。その結果、シ−ト1への乗員の着席の有無,
乗員の識別(大人か子供かの区別),乗員の着席姿勢な
どの着席状況に応じて異なったレベルの電流が流れる。
席状態の場合には、アンテナ電極5の周辺に存在する浮
遊容量に基づいてレベルの低い電流が流れる。この際
に、信号系の高周波低電圧の立ち上がりは、図15
(b)に示すように、浮遊容量のキャパシタンス成分と
電界発生手段11の抵抗11aとによるCR時定数に基
づいて若干鈍る。一方、シ−ト1に乗員が着席している
場合には、アンテナ電極5の周辺には空席状態時の浮遊
容量に比較して大きなキャパシタンス成分が存在するよ
うになり、レベルの高い電流が流れることになる。尚、
乗員のキャパシタンス成分は大人の方が子供に比較して
大きくなり、アンテナ電極に流れる電流のレベルも高く
なる。この際に、送信系の高周波低電圧の立ち上がり
は、同図(c)に示すように、浮遊容量に比べて大きな
キャパシタンス成分と電界発生手段11の抵抗11aと
によるCR時定数に基づいて指数関数的になり、大きく
鈍る。尚、この立ち上がりの鈍り方は、大人と子供との
間でキャパシタンス成分が異なることから、大人の場合
には大きく、子供の場合には小さくなる。
系,アンテナ電極系におけるCR時定数に基づいて各種
のパタ−ンを呈する送信系の高周波低電圧(電圧波形)
は1倍の増幅率に設定されたオペアンプ14aよりなる
インピ−ダンス変換回路(バッファ回路)13において
インピ−ダンス変換される。即ち、入力側は高インピ−
ダンス、出力側(AC−DC変換回路14側)は低イン
ピ−ダンスとなり、制御回路15の読み込みに要する電
流を必要に応じて適宜に取り込むことが可能となる。イ
ンピ−ダンス変換回路13の出力(高周波低電圧)はA
C−DC変換回路14に入力される。この回路14で
は、交流のライン電圧は抵抗14aとコンデンサ14b
とを含む平滑回路によって平滑され、図15(d)に示
すように、直流に変換される。同図において、点線は空
席状態時の直流変換レベルを、実線は乗員の着席状態時
の直流変換レベルをそれぞれ示しており、両者の間には
判別可能な程度のレベル差を有している。尚、この直流
変換レベルは、上述のCR時定数において抵抗11aの
抵抗値を一定に設定すれば、アンテナ電極の周辺に存在
するキャパシタンス成分の大きさに依存し、例えば大人
のようにキャパシタンスが大きい場合には小さくなり、
逆に、子供のようにキャパシタンスが小さい場合には大
きくなり、シ−ト1が空席状態の場合には最も大きくな
る。このAC−DC変換回路14の直流出力は制御回路
15に次々と取り込まれ、A/D変換され、メモリに格
納される。
ト1に着席している乗員の着席状況(着席の有無,大人
か子供かの識別など)に関するしきい値(しきい値デ−
タ)などが格納されている。具体的には、乗員の着席の
有無に関するしきい値に関しては次のように設定され
る。例えば図16(a)及び(b)に示すように、シ−
ト1にそれぞれ大人の乗員P及び子供の乗員SPが着席
している場合には、アンテナ電極5に対向する面積など
の違いによってアンテナ電極5の周辺に存在するキャパ
シタンス成分に差異が生ずる。この結果、アンテナ電極
5に流れる電流のレベルが異なり、大人の乗員Pの場合
には子供の乗員SPの場合に比べて電流のレベルが高く
なるのみならず、CR時定数の差異に関連して、送信系
のライン電圧(高周波低電圧)の電圧波形における立ち
上がりも異なった曲線となり、AC−DC変換回路14
から出力される直流レベルも異なったレベルとなる。従
って、子供SPの場合の電流レベルに関連する直流出力
と図15(d)において点線で示す空席状態時の直流出
力との間のレベルが乗員の着席の有無に関するしきい値
として設定される。尚、直流出力デ−タがこのしきい値
より小さければ乗員が着席していると判定され、大きけ
れば着席していないと判定される。
は次のように設定される。例えば図16(a)及び
(b)に示すように、シ−ト1にそれぞれ大人の乗員P
及び子供の乗員SPが着席している場合には、アンテナ
電極に対向する面積などの違いによってアンテナ電極の
周辺に存在するキャパシタンス成分に差異が生ずる。こ
の結果、アンテナ電極に流れる電流のレベルが異なり、
大人の乗員Pの場合には子供の乗員SPの場合に比べて
電流のレベルが高くなるのみならず、CR時定数の差異
に関連して、送信系のライン電圧(高周波低電圧)の電
圧波形における立ち上がりも異なった曲線となり、AC
−DC変換回路14から出力される直流レベルも異なっ
たレベルとなる。従って、大人Pと子供SPとの中間的
な電流レベルに関連する直流出力を識別に関するしきい
値として設定される。尚、直流変換デ−タがこのしきい
値より小さければ大人Pと判定され、大きければ子供S
Pと判定される。
の着席状況などに関する信号デ−タは、予め制御回路1
5に記憶されている乗員の着席状況などに関するしきい
値デ−タと比較され、例えば図16(a)に示すよう
に、アンテナ電極5の電流レベルが高いことに関連して
AC−DC変換回路14からの直流出力は低く、かつ着
席の識別に関するしきい値より低い場合には、シ−ト1
に着席している乗員は大人Pであると判断される。この
結果、図14に示すエアバッグ装置20は制御回路15
からの送信信号によって、エアバッグが展開可能なるよ
うにセットされる。逆に、図16(b)に示すように、
アンテナ電極5の電流レベルが低いことに関連してAC
−DC変換回路14からの直流出力は高く、かつ着席の
識別に関するしきい値より高い場合には、シ−ト1に着
席している乗員は子供SPであると判断される。この結
果、図14に示すエアバッグ装置20は制御回路15か
らの送信信号によって、エアバッグが展開不可能なるよ
うにセットされる。
には、セ−フィングセンサSS1,SS2はそのスイッ
チ接点が比較的に小さな加速度に反応して閉成され、運
転席側及び助手席側のスクイブ回路が動作可能な状態に
なる。そして、電子式加速度センサGSからの信号に基
づいて制御回路CCが自動車が確実に衝突したと判断す
ると、スイッチング素子SW1,SW2のゲ−トには上
述の制御回路15の判断結果に対応する信号が供給され
る。即ち、制御回路15の判断結果が大人Pである場合
にはスイッチング素子SW1,SW2がON状態にな
り、子供SPの場合にはスイッチング素子SW2のみが
OFF状態になる。これらの動作モ−ドによって、適宜
のスクイブ回路に電流が流れる結果、対応するスクイブ
SQ1及びスクイブSQ2、又はスクイブSQ1の発熱
に起因して運転席側及び助手席側、又は運転席側のエア
バッグが展開され、乗員が衝突による衝撃から的確に保
護される。
検知システムによれば、シ−ト1への乗員の着席状況を
的確に検知でき、エアバッグ装置20の適切な制御が可
能になるものの、制御ユニット10を構成する電界発生
手段11,インピ−ダンス変換回路13,AC−DC変
換回路14などの回路構成部品が動作に伴う自己発熱や
周囲温度の上昇などによって特性が徐々に変化するドリ
フト現象を呈する傾向にある。
上昇によって、その抵抗値,静電容量が増加したり、或
いは減少したりするし、スイッチング素子のような半導
体部品はスイッチング特性が変化するようになることか
ら、アンテナ電極5に流れる電流に関連する信号レベル
も影響を受けて変化するドリフト現象を呈するようにな
る。
れている乗員の着席状況に関するしきい値デ−タなど
は、温度上昇に関係なく、常に一定に維持される関係
で、例えばAC−DC変換回路14の出力信号のレベル
が大きくなる方向に変化し、しきい値より大きくなった
場合には、助手席に大人Pが着席しているにも拘らず、
自動車の衝突時にエアバッグが展開されなくなる。又、
使用部品の材質によって、AC−DC変換回路14の出
力信号のレベルが小さくなる方向に変化し、しきい値よ
り小さくなった場合には、助手席に子供SPが着席して
いるにも拘らず、自動車の衝突時にエアバッグが展開さ
れてしまうことが予想される。
の構成部品が発熱や周囲温度などによって特性に変化が
生じても、アンテナ電極からの信号デ−タを正確に把握
でき、シ−トへの乗員の着席状況などを的確に検知でき
る乗員検知システムを提供することにある。
の目的を達成するために、シ−ト及び/又はその周辺に
配置したアンテナ電極と、アンテナ電極の周辺に微弱電
界を発生させるための電界発生手段,電界発生手段から
の電力供給に基づいてアンテナ電極に流れる電流に関連
する情報デ−タを検出する回路を含むアンテナ電極用の
インタ−フェ−ス回路と、電界発生手段,電界発生手段
からの電力供給に基づいて流れる電流に関連する情報デ
−タを検出する回路を含む補正用のインタ−フェ−ス回
路と、アンテナ電極用及び補正用のインタ−フェ−ス回
路から出力される信号を取り込み、この信号デ−タに基
づいてアンテナ電極用のインタ−フェ−ス回路からの信
号値を補正する制御回路とを具備し、前記アンテナ電極
用のインタ−フェ−ス回路と補正用のインタ−フェ−ス
回路とをほぼ同一に構成すると共に、アンテナ電極用の
インタ−フェ−ス回路における電界発生手段にアンテナ
電極を接続し、かつ補正用のインタ−フェ−ス回路にお
ける電界発生手段にはアンテナ電極を接続せずに開放状
態に構成したことを特徴とする。
又はその周辺に配置したアンテナ電極と、アンテナ電極
の周辺に微弱電界を発生させるための電界発生手段,電
界発生手段からの電力供給に基づいてアンテナ電極に流
れる電流に関連する情報デ−タを検出する回路を含むア
ンテナ電極用のインタ−フェ−ス回路と、電界発生手
段,電界発生手段からの電力供給に基づいて流れる電流
に関連する情報デ−タを検出する回路を含む補正用のイ
ンタ−フェ−ス回路と、アンテナ電極用及び補正用のイ
ンタ−フェ−ス回路から出力される信号を取り込み、こ
の信号デ−タに基づいてアンテナ電極用のインタ−フェ
−ス回路からの信号値を補正する制御回路と、制御回路
の判定結果に基づいてエアバッグを所定の動作モ−ドに
設定しうる機能を有するエアバッグ装置とを具備し、前
記アンテナ電極用のインタ−フェ−ス回路と補正用のイ
ンタ−フェ−ス回路とをほぼ同一に構成すると共に、ア
ンテナ電極用のインタ−フェ−ス回路における電界発生
手段にアンテナ電極を接続し、かつ補正用のインタ−フ
ェ−ス回路における電界発生手段にはアンテナ電極を接
続せずに開放状態に構成したことを特徴とする。
電極用のインタ−フェ−ス回路は、少なくとも、アンテ
ナ電極の周辺に微弱電界を発生させるための電界発生手
段と、アンテナ電極に電界発生手段を接続することによ
ってアンテナ電極の周辺に発生した電界に基づいてアン
テナ電極に流れる電流に関連する送信系の交流のライン
電圧を直流に変換するAC−DC変換回路とから構成し
たことを特徴とし、第4の発明は、前記電界発生手段を
含む送信系に抵抗を直列的に接続すると共に、この抵抗
とアンテナ電極の周辺に存在するキャパシタンス成分と
によってCR時定数回路を形成するように構成したこと
を特徴とし、第5の発明は、前記電界発生手段から出力
される送信信号の送信系とAC−DC変換回路との間に
インピ−ダンス変換回路を介在させたことを特徴とし、
第6の発明は、前記インピ−ダンス変換回路を増幅率が
ほぼ1倍のオペアンプにて構成したことを特徴とする。
回路は、少なくとも、補正用のインタ−フェ−ス回路か
らの信号デ−タを記憶する手段と、アンテナ電極用のイ
ンタ−フェ−ス回路から出力される信号を取り込む手段
と、取り込まれた信号デ−タを補正用デ−タを利用して
ドリフト補正する補正部と、補正部による補正結果に基
づいて乗員の着席状況などを判定する判定部とを有する
ことを特徴とし、第8の発明は、前記アンテナ電極用及
び補正用のインタ−フェ−ス回路は、少なくとも、電界
発生手段と、電界発生手段からの電力供給によって流れ
る電流を検出する電流検出手段とからなり、アンテナ電
極用のインタ−フェ−ス回路にはアンテナ電極を接続
し、補正用のインタ−フェ−ス回路にはアンテナ電極を
接続せずに開放状態に構成したことを特徴とする。
ステムの実施例について図1を参照して説明する。尚、
図12〜図16に示す先行技術と同一部分には同一参照
符号を付し、その詳細な説明は省略する。同図におい
て、この実施例の特徴部分は、アンテナ電極5に対して
接続関係を有するアンテナ電極用のインタ−フェ−ス回
路Aとアンテナ電極に対して接続関係を有しない補正用
のインタ−フェ−ス回路Bとの出力信号を制御回路15
に取り込み、インタ−フェ−ス回路Aからの信号デ−タ
をインタ−フェ−ス回路Bからの補正用デ−タを利用し
てドリフト補正することと、アンテナ電極用のインタ−
フェ−ス回路Aと補正用のインタ−フェ−ス回路Bとを
ほぼ同一に構成すると共に、アンテナ電極用のインタ−
フェ−ス回路Aにおける電界発生手段11にアンテナ電
極5を接続し、かつ補正用のインタ−フェ−ス回路Bに
おける電界発生手段11にはアンテナ電極5を接続せず
に開放状態に構成したことである。
ット10Aは、例えばアンテナ電極用のインタ−フェ−
ス回路Aと、補正用のインタ−フェ−ス回路Bと、制御
回路15と、電源回路17とから構成されており、アン
テナ電極用のインタ−フェ−ス回路Aにはコネクタ12
を介してアンテナ電極5が接続され、補正用のインタ−
フェ−ス回路Bにはコネクタ12Aを介してアンテナ電
極は接続されずに開放状態になっている。尚、この制御
ユニット10Aにはエアバッグ装置20が接続されてい
る。
テナ電極用のインタ−フェ−ス回路Aと補正用のインタ
−フェ−ス回路Bとは、図1(b)に示すように、ほぼ
同一に構成されている。これらのインタ−フェ−ス回路
は、例えば抵抗11aと電界効果形トランジスタなどの
スイッチング手段11bとを合み、制御回路15からの
ゲ−ト信号によってON・OFF動作する電界発生手段
11と、電界発生手段11の高周波出力の送信系に接続
されたインピ−ダンス変換回路(バッファ回路)13
と、インピ−ダンス変換回路13の出カを、例えば抵抗
14aとコンデンサ14bとからなる平滑回路によって
直流に変換するAC−DC変換回路14とから構成され
ている。尚、インピ−ダンス変換回路13は増幅率がほ
ぼ1に設定されたオペアンプ13aによって機成されて
いる。
て図1〜図2を参照して説明する。尚、基本的な動作は
図13〜図14に示す先行技術の動作とほぼ同じであ
る。まず、イグニッションスイッチの投入後、シ−ト1
を空席状態にする。この状態において、アンテナ電極用
のインタ−フェ−ス回路A及び補正用のインタ−フェ−
ス回路Bにおける電界発生手段11,11のスイッチン
グ手段11b,11bに制御回路15から図15(a)
に示すようなゲ−ト信号を付与すると、電界発生手段1
1,11の送信系にはほぼ方形波の高周波低電圧(例え
ば120KHz,+5V)が出力される。特に、アンテ
ナ電極用のインタ−フェ−ス回路Aにおける高周波出力
は送信系,コネクタ12を介してアンテナ電極5に供給
され、アンテナ電極5の周辺に微弱電界が発生される。
その結果、アンテナ電極5の周辺に存在する浮遊容量に
基づいてレベルの低い電流が流れ、電界発生手段11の
送信系におけるライン電圧は、例えば図15(b)に示
すように、立ち上がりの鈍りが少ない波形になる。一
方、補正用のインタ−フェ−ス回路Bの送信系は開放状
態に構成されているために、電界発生手段11の送信系
におけるライン電圧は、図15(b)に示す波形より一
層に矩形波に近い立ち上がり波形を呈するようになる。
換回路13,13を介してAC−DC変換回路14,1
4に入力され、直流に変換される。そして、アンテナ電
極用のインタ−フェ−ス回路AにおけるAC−DC変換
回路14からは図2において点線で示すようにレベルの
低い出力信号Sinが出力され、制御回路15に取り込
まれ、メモリに格納される。一方、補正用のインタ−フ
ェ−ス回路BにおけるAC−DC変換回路14からは図
2において実線で示すように出力信号Sinよりもレベ
ルの高い出力信号Hinが出力され、メモリに格納され
る。これらの信号Sin,Hinは時間の経過と共にド
リフト現象によって変化するようになるものの、それぞ
れの回路構成が共に同一であることから、それぞれのイ
ンタ−フェ−ス回路A,Bは同レベルのドリフト現象が
生じているものと考えられる。従って、その差分D1 は
常にほぼ一定である。尚、この差分D1 は制御回路15
においてHin−Sinなる計算式によって計算され
る。
テナ電極5の周辺には空席状態時の浮遊容量に比較して
大きなキャパシタンス成分が存在するようになり、レベ
ルの高い電流が流れることになる。このために、電界発
生手段11の送信系におけるライン電圧の立ち上がりの
鈍りは図15(c)に示すように大きくなる。従って、
アンテナ電極用のインタ−フェ−ス回路Aからは図2に
おいて斜線の包絡線で示すようにレベルの低い出力信号
Sinが出力される。尚、この出力信号Sinは乗員の
シ−トヘの着席姿勢などによって変化することがある。
この斜線の包絡線で示す出力信号Sinの、点線で示す
空席状態の出力信号Sinに対する差分D2 がドリフト
補正された真のアンテナ電極5からの信号デ−タとして
利用されることになる。この差分D2 は制御回路15に
おいてHin−(Sin+D1 )なる計算式によって計
算される。
員の着席の有無,乗員が大人であるか否かなど着席状況
に関するしきい値が予めメモリに格納されている。例え
ば乗員が大人であるか否かに関するしきい値SHはこの
差分D2 に関連して設定されることから、差分D2 がし
きい値SHより大きい場合には乗員が大人であると判定
され、逆に差分D2 がしきい値SHより小さい場合には
乗員が子供であると判定される。
の着席状況に関する信号デ−タに基づいて算出された差
分デ−タD2 は、予め制御回路15に記憶されている乗
員の着席状況などに関するしきい値デ−タSHと比較さ
れる。例えば図16(a)に示すように、乗員のアンテ
ナ電極5に対向する面積が広く、アンテナ電極5の電流
レベルが高い場合にはAC−DC変換回路14からの直
流出力は低く、差分デ−タD2 は大きくなる。従って、
この差分デ−タD2 がしきい値SHより高い場合には、
シ−ト1に着席している乗員は大人Pであると判断され
る。この結果、図14に示すエアバッグ袈置20は制御
回路15からの送信信号によって、エアバッグが展開可
能なるようにセットされる。逆に、図16(b)に示す
ように、乗員のアンテナ電極5に対向する面積が狭く、
アンテナ電極5の電流レベルが低い場合にはAC−DC
変換回路14からの直流出力は高く、差分デ−タD2 は
小さくなる。従って、この差分デ−タD2 がしきい値S
Hより低い場合には、シ−ト1に着席している乗員は子
供SPであると判断される。この結果、図14に示すエ
アバッグ装置20は制御回路15からの送信信号によっ
て、エアバッグが展開不可能なるようにセットされる。
には、セ−フィングセンサSS1,SS2はそのスイッ
チ接点が比較的に小さな加速度に反応して閉成され、運
転席側及び助手席側のスクイブ回路が動作可能な状態に
なる。そして、電子式加速度センサGSからの信号に基
づいて制御回路CCが自動車が確実に衝突したと判断す
ると、スイッチング素子SW1,SW2のゲ−トには上
述の制御回路15の判断結果に対応する信号が供給され
る。即ち、制御回路15の判断結果が大人Pである場合
にはスイッチング素子SW1,SW2がON状態にな
り、子供SPの場合にはスイッチング素子SW2のみが
OFF状態になる。これらの動作モ−ドによって、適宜
のスクイブ回路に電流が流れる結果、対応するスクイブ
SQ1及びスクイブSQ2、又はスクイブSQlの発熱
に起因して運転席側及び助手席側、又は運転席側のエア
バッグが展開され、乗員が衝突による衝撃から的確に保
護される。
について図3〜図7を参照して説明する。まず、図3に
示すように、イグニッションスイッチをONにし、スタ
ートする。ステップS1でイニシャライズし、ステップ
S2に進む。ステップS2では制御回路15とエアバッ
グ装置20との通信系にかかる初期診断を行う。ステッ
プS3ではエンジンがスタ−トしたか否かの判断を行
い、エンジンがスタ−トしていると判断した場合にはス
テップS4に進む。スタ−トしていないと判断された場
合には戻る。ステップS4ではアンテナ電極用のインタ
−フェ−ス回路A及び補正用のインタ−フェ−ス回路B
における電界発生手段11の送信系の交流電圧の直流へ
の変換出力に関する信号デ−タの受信が行わわる。ステ
ップS5では、取り込んだデ−タを利用してデ−タの補
正が行われ、補正デ−タに基づいてシ−トへの乗員の着
席状況が判定される。さらに、ステップS6ではステッ
プS5の判定締果に基づき、エアバッグ装置(SRS)
20との間でSRS通信が行われる。ステップS6が終
了すると、再びステップS4に戻り、ステップS4から
ステップS6の処理が適宜のタイミングで繰り返し行わ
れる。尚、ステップS3は省略することもできる。
すように行われる。まず、ステップSA1では固定デ−
タを制御回路15からエアバッグ装置20の制御回路C
Cに送信する。ステップSA2ではエアバッグ装置20
からの送信デ−タを受信する。そして、ステップSA3
では制御回路15からエアバッグ装置20に送信した固
定デ−タとエアバッグ装置20からの受信デ−タとが一
致するか否かを判断する。それぞれのデ−タが一致する
と判断されると、処理フロ−が継続される。それぞれの
デ−タが一致しないと判断されると、通信系に異状があ
ると判断され、フェ−ルセイフ処理が行われ、例えば警
告灯などが点灯される。尚、この初期診断はエアバッグ
装置20から制御回路15に固定デ−タを送信し、制御
回路15からの送信デ−タをエアバッグ装置20の制御
回路CCにて、その一致性について判断させるようにし
てもよい。
すように行われる。まず、ステップSB1では、空席状
態において、アンテナ電極用のインタ−フェ−ス回路A
(アンテナ電極5に流れる電流に関連するAC−DC変
換回路14)からの直流出力信号Sinを制御回路15
のメモリに取り込み、ステップSB2に進む。ステップ
SB2では、空席状態において、補正用のインタ−フェ
−ス回路Bからの直流出力信号Hinを制御回路15の
メモリに取り込み、ステップSB3に進む。ステップS
B3ではメモリから読み出したインタ−フェ−ス回路
A,Bからの信号Sin,Hinを利用して差分D
1 (=Hin−Sin)を計算し、メモリに格納し、ス
テップSB4に進む。次に、ステップSB4では実使用
状態におけるアンテナ電極用のインタ−フェ−ス回路A
からの出力信号Sinをメモリに格納する。ステップS
B5では補正用のインタ−フェ−ス回路Bからの出力信
号Hinをメモリに格納し、ステップSB6に進む。ス
テップSB6ではメモリから読み出したインタ−フェ−
ス回路A,Bからの出力信号Sin,Hinを利用して
差分D2 (=Hin−(Sin+D1 ))を計算し、メ
モリに格納する。ステップSB7ではメモリから読み出
した差分D2 を利用して乗員の着席状況などについての
判定処理を行い、ステップSB3に戻る。
すように行われる。まず、ステップSC1では差分D2
がしきい値SHより大きいか否かが判断される。差分D
2 がしきい値SHより大きいと判断されると、ステップ
SC2に進み、差分D2 がしきい値SHより小さいと判
断されると、ステップSC3に進む。ステップSC2で
はシ−トに着席している乗員が大人Pであるとの判定給
果に基づき、エアバッグ装置20のエアバッグを展開さ
せるためのONデ−タがセットされる。又、ステップS
C3ではシ−トに着席している乗貝が子供SP(又はシ
−トが空席)であるとの判定結果に基づき、エアバッグ
装置20のエアバッグを展開しないようにするためのO
FFデ−タがセットされる。
図7に示すように行われる。まず、ステップSD1では
乗員検知ユニット側(制御回路15)からエアバッグ装
置側(制御回路CC)に、エアバッグ装置20のエアバ
ッグを展開可能な状態ないし展開不可能な状態にするた
めのONデ−タないしOFFデ−タ及びチェックデ−タ
が送信される。ステップSD2ではエアバッグ装置側か
らの、ONデ−タないしOFFデ−タに対するOKデ−
タないしNGデ−タ及びチェックデ−タを受信し、ステ
ップSD3に進む。ステップSD3では乗員検知ユニッ
ト側からエアバッグ装置側に送信したON/OFFデ−
タ及びチェックデ−タが正常な状態で再びエアバッグ装
置側から乗員検知ユニット側に返信されたか否かが判断
される。正常(通信系に異状がない)と判断されると、
処理フロ−が継続される。通信系に異状があると判断さ
れると、ステップSD4に進み、フェ−ルセ−フタイマ
がゼロになったか否かが判断される。尚、この通信系の
異状検出は、例えば3回に設定されている。従って、フ
ェ−ルセ−フタイマがゼロになったと判断されると、フ
ェ−ルセ−フ処理が行われ、例えば警告灯などが点灯さ
れる。又、フェ−ルセ−フタイマがゼロになっていない
と判断されると、ステップSD5に進み、フェ−ルセ−
フタイマのカウントが行われ、処理フロ−が継続され
る。
側(制御回路CC)が乗員検知ユニット側(制御回路1
5)から、エアバッグ装置20のエアバッグを展開可能
な状態ないし展開不可能な状態にするためのONデ−タ
ないしOFFデ−タ及びチェックデ−タを受信する。そ
して、ステップSE2では受信デ−タのチェックが行わ
れ、受信デ−タが正常に受信できているか否かが判断さ
れる。いずれに判断されてもステップSE3に進み、O
Kデ−タないしNGデ−タ及びチェックデ−タが乗員検
知ユニット側に送信される。ステップSE2で通信系に
異状がないと判断されると、ステップSE3のOKデ−
タ送信ステップを経てステップSE4に進む。このステ
ップSE4ではOKデ−タに基づいてエアバッグ装置側
のデ−タが更新される。これによって、エアバッグは展
開可能な状態ないし展開不可能な状態のいずれか一方に
更新セットされる。又、ステップSE2で通信系に異状
があると判断されると、ステップSE3のNGデ−タ送
信ステップを経てステップSE5に進む。このステップ
SE5ではフェ−ルセ−フタイマがゼロになったか否か
が判断される。尚、この通信系の異状検出は、例えば3
回に設定されている。従って、フェ−ルセ−フタイマが
ゼロになったと判断されると、フェ−ルセ−フ処理が行
われ、例えば警告灯などが点灯される。又、フェ−ルセ
−フタイマがゼロになっていないと判断されると、ステ
ップSE6に進み、フェ−ルセ−フタイマのカウントが
行われ、処理フロ−が継続される。
において、アンテナ電極用のインタ−フェ−ス回路Aと
補正用のインタ−フェ−ス回路Bとはほぼ同一に構成さ
れており、しかも、インタ−フェ−ス回路Aにおける電
界発生手段11にはアンテナ電極5を接続するど共に、
インタ−フェ−ス回路Bにおける電界発生手段11には
アンテナ電極5を接続せずに開放状態に構成されている
ために、それぞれのインタ−フェ−ス回路A,Bからの
出力信号Sin,Hinには同レベルのドリフト分が含
まれている。従って、それぞれの出力信号Sin,Hi
nの差分D1 を計算することにより、それぞれの回路で
生じているドリフトを相殺することができる。
及び差分D1 を利用して計算することにより、ほぼ真の
信号データD2 (=Hin−(Sin+D1 ))を得る
ことができる。従って、アンテナ電極用のインタ−フェ
−ス回路Aからの出力信号が熱的影響によって経時変化
しても、常に正しい情報デ−タに基づいて乗員の着席状
況などを正確に判断することができる。例えばシ−ト1
に子供の乗員が着席しているにも拘らず、大人が着席し
ていると誤判断したり、或いは大人が着席しているにも
拘らず、子供が着席していると誤判断したりすることを
回避できる。
界発生手段11から高周波低電圧が出力される送信系に
はインピ−ダンス変換回路13を介してAC−DC変換
回路14が接続されているために、電界発生手段11か
ら送信系を介してアンテナ電極5に流れる電流との間に
関連性を有するライン電圧(電圧波形)を取り込んで直
流に変換し、この変換デ−タに基づいてシ−ト1への乗
員の着席状況などを適切に判断することができる。
間にはインピ−ダンス変換回路13が接続されて入力側
が高インピ−ダンス化され、出力側が低インピ−ダンス
化されているために、AC−DC変換回路14の直流出
力が制御回路15に取り込まれる際に、制御回路15が
読み取りに必要とする電流を取り出しても、送信系にお
ける送信信号に何ら影響を与えることはない。従って、
精度の高い乗員検知が可能となる。
シタンス成分はシ−ト1に大人の乗員が着席している
か、或いは子供の乗員が着席しているかによって異なる
ことから、このキャパシタンス成分と電界発生手段11
を含む送信系に接続された抵抗11aとによるCR時定
数を適切に設定することによって、送信ラインにおける
高周波低電圧の立ち上がりにそれぞれの状況に対応する
鈍りを発生させることができる。従って、立ち上がりの
鈍りによる波形の違いを、AC−DC変換回路によって
交流から直流に変換することにより、識別可能な信号デ
−タが得られ、この信号デ−タに基づいて乗員の着席状
況などを的確に判断することがてきる。
に印加される高周波低電圧は電界発生手段11から出力
されるのであるが、その出力は単に電源回路17からの
単一電圧のVcc電源を所望の周波数(例えば120K
Hz)のゲ−ト信号によってスイッチング手段11bを
スイッチング動作させることによって得られるために、
例えば直流を高周波交流に変換してから方形波に波形整
形する構成の発振回路に比べて、電界発生手段11は勿
論のこと、制御ユニットの回路構成が簡略化でき、シス
テムのコストを有効に低減できる。
グは、乗員が大人か子供かなどの判断に基づいて、展開
可能な状態ないし展開不可能な状態のいずれか一方に設
定される。例えばAC−DC変換回路14の直流出力の
レベルに基づいて乗員が子供SPであると判断される
と、エアバッグ装置20のエアバッグは展開不可能な状
態に設定される。従って、仮に自動車が衝突しても、エ
アバッグは展開されないために、子供がエアバッグによ
って二次的な損傷を受けることを回避できる。
他の実施例を示すものであって、基本的には図1に示す
実施例と同じである。異なる点は、アンテナ電極5Aを
ダッシュボ−ド部DBに配置したことである。尚、制御
ユニット(図示せず)はダッシュボ−ド部DBに配置さ
れている。
している乗員Pが図示点線のようにダソシュボ−ド部D
B(アンテナ電極5A)に接近した際に、アンテナ電極
5Aに流れる電流が増加することに関連して、乗員Pが
ダッシュボ−ド部DBに不必要に接近したことを検知
し、エアバッグ装置のエアバッグを展開しないように動
作するものである。特に、この乗員検知システムでは制
御ユニットが熱的影響を受け易いことから、ドリフトに
よる誤判断が発生し易い傾向にあるが、補正用のインタ
−フェ−ス回路を設けることにより、ドリフトの相殺に
よって乗員のダッシュボ−ド部DBに対する位置関係を
的確に判断できるようになる。
他の実施例を示すものであって、このうち、制御ユニッ
ト10Bは基木的には図1に示す実施例と同じである。
異なる点は、シ−ト1に複数のアンテナ電極を互いに離
隔して配置したことと、アンテナ電極用のインタ−フェ
−ス回路Aとして複数のインタ−フェ−ス回路A1 〜A
n を配置するど共に、これらのインタ−フェ−ス回路と
制御回路15との間に複数のスイッチング手段181 〜
18n を有する切換回路18を介在させたことである。
尚、切換回路18におけるスイッチング手段181 〜1
8n の切換動作は制御回路15からの信号に基づいて行
われる。
は補正用のインタ−フェ−ス回路Bとほぼ同一に構成さ
れており、例えば電界発生手段11と、インピ−ダンス
変換回路13と、AC−DC変換回路14とから構成さ
れている。特に、インタ−フェ−ス回路A1 〜An には
それぞれコネクタ121 〜12n を介してアンテナ電極
が接続されており、インタ−フェ−ス回路Bにはコネク
タ12Aを介してアンテナ電極が接続されることなく開
放状態に構成されている。
アンテナ電極が配置されている上に、制御ユニット10
Bにはそれぞれのアンテナ電極に対応するインタ−フェ
−ス回路A1 〜An が配置されているために、インタ−
フェ−ス回路A1 〜An から出力される信号に基づく情
報量が著しく増加し、シ−トヘの乗員の着席状況をより
精度よく的確に判断できるようになる。尚、補正用のイ
ンタ−フェ−ス回路Bはインタ−フェ−ス回路A1 〜A
n の数に関係なく、1つでよく、回路構成の複雑化を回
避できる。
のさらに異なった実施例を示すものである。この実施例
の特徴部分は、制御ユニット10Cにおけるインタ−フ
ェ−ス回路を、アンテナ電極用のインタ−フェ−ス回路
AA及びこのインタ−フェ−ス回路AAと同一構成の補
正用のインタ−フェ−ス回路BBによって機成したこと
である。尚、インタ−フェ−ス回路AAにはコネクタ1
2を介してアンテナ電極が接続され、インタ−フェ−ス
回路BBにはコネクタ12Aを介してアンテナ電極は接
続されずに開放状態になっている。
B)は、例えば電界発生手段30と、電界発生手段30
の送信系に流れる電流を検出する電流検出回路31と、
電流検出回路31の出力信号を直流に変換するAC−D
C変換回路32と、AC−DC変換回路32の出力信号
を増幅する増幅器33とから構成されている。特に、電
界発生手段30は図1に示す電界発生手段11と同一に
構成する他に、発振回路にて構成することもできる。
又、電流検出回路31は、例えば電流を電圧に変換する
抵抗31aと、抵抗31aに発生した電圧を増幅する増
幅器31bとから構成されている。尚、インタ−フェ−
ス回路AA及びインタ−フェ−ス回路BBにおける増幅
器33,33の出力信号はそれぞれ制御回路15に取り
込まれる。
フェ−ス回路AAにおける電界発生手段30からアンテ
ナ電極に、電流検出回路31を介して電流が流れると、
抵抗31aの両端には電流に対応する電圧が発生する。
この電圧はAC−DC変換回路32にて直流に変換さ
れ、増幅器33にて増幅されて制御回路15に取り込ま
れる。一方、補正用のインタ−フェ−ス回路BBの出力
信号も制御回路15に取り込まれる。特に、インタ−フ
ェ−ス回路AA及びインタ−フェ−ス回路BBからの出
力信号Sin,Hinは図1,図9に示す場合とは異な
り、インタ−フェ−ス回路AAからの出力信号Sinは
インタ−フェ−ス回路BBからの出力信号Hinよりも
信号レベルが大きくなる。従って、ドリフト分D1 の補
正はD1 =Sin一Hinなる計算式で計算され、アン
テナ電極に流れる電流に関連する真の信号デ−タD2 は
D2 =Sin−(Hin+D1 )なる計算式で計算され
る。従って、乗員のシ−トへの着席状況などの判断はド
リフト分が相殺された信号デ−タD2 に基づいて行われ
るために、的確な判断が可能になる。
されることなく、例えばアンテナ電極の配置場所はシ−
トやダッシュボ−ド部の他に、ドアやドアに近いシ−ト
部分に配置したり、シ−ト及びダッシュボ−ド部の両方
に配置したりすることもできる。又、複数のアンテナ電
極を配置する場合、それの配置数は適宜に設定できる
し、その形態も角形の他、矩形状,帯状などにも形成で
きる。特に、複数のアンテナ電極を配置する場合には予
め絶縁性のベ−ス部材にアンテナ電極を固定することが
推奨される。又、電界発生手段は例えば制御回路のクロ
ック信号を適宜に分周して高周波信号を発生させるよう
に構成することもできるし、それの出力周波数も120
KHz以外に設定することもできるし、その電圧も5V
以外の電圧(例えば3〜20V)に設定することもでき
る。又、インピ−ダンス変換回路はシステムに期待され
る機能,精度などによっては省略することもできる。
又、制御回路の判断結果に基づいて、エアバッグ装置に
代えてシ−トベルトの装着状態,警告灯などを制御する
こともできる。さらには、乗員判定は予め制御回路に格
納されているしきい値と現実のアンテナ電極に流れる電
流に関連する信号デ−タとの比較の他に、乗員のシ−ト
への各種着席パタ−ン,着席姿勢などに関するデ−タを
予め格納しておき、これとの比較によって、乗員の着席
の有無,乗員が大人であるか否かなどの判定を行うこと
もできる。
ニットにおいて、アンテナ電極用のインタ−フェ−ス回
路と補正用のインタ−フェ−ス回路とはほぼ同一に構成
されており、しかも、アンテナ電極用のインタ−フェ−
ス回路における電界発生手段にはアンテナ電極を接続す
ると共に、補正用のインタ−フェ−ス回路における電界
発生手段にはアンテナ電極を接続せずに開放状態に構成
されているために、それぞれのインタ−フェ−ス回路か
らの出力信号Sin,Hinには同レベルのドリフト分
が含まれている。従って、それぞれの出力信号Sin,
Hinの差分D1を計算することにより、それぞれの回
路で生じているドリフトを相殺することができる。
及び差分D1 を利用して計算することにより、ほぼ真の
信号デ−タD2 (=Hin−(Sin+D1 ))を得る
ことができる。従って、アンテナ電極用のインタ−フェ
−ス回路からの出力信号が熱的影響によって経時変化し
ても、常に正しい情報デ−タに基づいて乗員の着席状況
などを正確に判断することができる。例えばシ−トに子
供の乗員が着席しているにも拘らず、大人が着席してい
ると誤判断したり、或いは大人が着席しているにも拘ら
ず、子供が着席していると誤判断したりすることを回避
できる。
タD2 に基づいて判断処理が行われるために、エアバッ
グ装置を乗員のシ−トへの着席状況に応じて適切に制御
することができる。
例を示す回路図であって、同図(a)は回路ブロック
図、同図(b)は同図(a)におけるインタ−フェ−ス
回路の具体的回路図。
−フェ−ス回路からの出力信号図。
知のフロ−チャ−ト。
例を示す要部側面図。
例を示す電気回路図。
施例を示す回路ブロック図。
作を説明するための図であって、同図(a)はアンテナ
電極の周辺の電界分布を示す図、同図(b)はアンテナ
電極の近傍に物体が存在した時の電界分布を示す図。
配置状態を示す図であって、同図(a)は要部の側断面
図、同図(b)は同図(a)の一部破断状態の平面図、
同図(c)はアンテナ電極の展開状態の平面図。
路図。
バッグ装置の電気回路図。
ための図であって、同図(a)は制御回路から出力され
るゲ−ト信号を示す図、同図(b)は空席時における送
信系の信号波形(電界発生手段の出力波形)、同図
(c)は着席時における送信系の信号波形(電界発生手
段の出力波形)、同図(d)はAC−DC変換回路の直
流出力を示す図。
めの図であって、同図(a)は大人の着席状態を示す
図、同図(b)は子供の着席状態を示す図。
−ス回路 B,BB 補正用のインタ−フェ−ス回路 SS1,SS2 セ−フィングセンサ SQ1,SQ2 スクイブ SW1,SW2 スイッチング素子 CC 制御回路 GS 電子式加速度センサ
Claims (8)
- 【請求項1】 シ−ト及び/又はその周辺に配置したア
ンテナ電極と、アンテナ電極の周辺に微弱電界を発生さ
せるための電界発生手段,電界発生手段からの電力供給
に基づいてアンテナ電極に流れる電流に関連する情報デ
−タを検出する回路を含むアンテナ電極用のインタ−フ
ェ−ス回路と、電界発生手段,電界発生手段からの電力
供給に基づいて流れる電流に関連する情報デ−タを検出
する回路を含む補正用のインタ−フェ−ス回路と、アン
テナ電極用及び補正用のインタ−フェ−ス回路から出力
される信号を取り込み、この信号デ−タに基づいてアン
テナ電極用のインタ−フェ−ス回路からの信号値を補正
する制御回路とを具備し、前記アンテナ電極用のインタ
−フェ−ス回路と補正用のインタ−フェ−ス回路とをほ
ぼ同一に構成すると共に、アンテナ電極用のインタ−フ
ェ−ス回路における電界発生手段にアンテナ電極を接続
し、かつ補正用のインタ−フェ−ス回路における電界発
生手段にはアンテナ電極を接続せずに開放状態に構成し
たことを特徴とする乗員検知システム。 - 【請求項2】 シ−ト及び/又はその周辺に配置したア
ンテナ電極と、アンテナ電極の周辺に微弱電界を発生さ
せるための電界発生手段,電界発生手段からの電力供給
に基づいてアンテナ電極に流れる電流に関連する情報デ
−タを検出する回路を含むアンテナ電極用のインタ−フ
ェ−ス回路と、電界発生手段,電界発生手段からの電力
供給に基づいて流れる電流に関連する情報デ−タを検出
する回路を含む補正用のインタ−フェ−ス回路と、アン
テナ電極用及び補正用のインタ−フェ−ス回路から出力
される信号を取り込み、この信号デ−タに基づいてアン
テナ電極用のインタ−フェ−ス回路からの信号値を補正
する制御回路と、制御回路の判定結果に基づいてエアバ
ッグを所定の動作モ−ドに設定しうる機能を有するエア
バッグ装置とを具備し、前記アンテナ電極用のインタ−
フェ−ス回路と補正用のインタ−フェ−ス回路とをほぼ
同一に構成すると共に、アンテナ電極用のインタ−フェ
−ス回路における電界発生手段にアンテナ電極を接続
し、かつ補正用のインタ−フェ−ス回路における電界発
生手段にはアンテナ電極を接続せずに開放状態に構成し
たことを特徴とする乗員検知システム。 - 【請求項3】 前記アンテナ電極用のインタ−フェ−ス
回路は、少なくとも、アンテナ電極の周辺に微弱電界を
発生させるための電界発生手段と、アンテナ電極に電界
発生手段を接続することによってアンテナ電極の周辺に
発生した電界に基づいてアンテナ電極に流れる電流に関
連する送信系の交流のライン電圧を直流に変換するAC
−DC変換回路とから構成したことを特徴とする請求項
1又は2に記載の乗員検知システム。 - 【請求項4】 前記電界発生手段を含む送信系に抵抗を
直列的に接続すると共に、この抵抗とアンテナ電極の周
辺に存在するキャパシタンス成分とによってCR時定数
回路を形成するように構成したことを特徴とする請求項
3に記載の乗員検知システム。 - 【請求項5】 前記電界発生手段から出力される送信信
号の送信系とAC−DC変換回路との間にインピ−ダン
ス変換回路を介在させたことを特徴とする請求項3に記
載の乗員検知システム。 - 【請求項6】 前記インピ−ダンス変換回路を増幅率が
ほぼ1倍のオペアンプにて構成したことを特徴とする請
求項5に記載の乗員検知システム。 - 【請求項7】 前記制御回路は、少なくとも、補正用の
インタ−フェ−ス回路からの信号デ−タを記憶する手段
と、アンテナ電極用のインタ−フェ−ス回路から出力さ
れる信号を取り込む手段と、取り込まれた信号デ−タを
補正用デ−タを利用してドリフト補正する補正部と、補
正部による補正結果に基づいて乗員の着席状況などを判
定する判定部とを有することを特徴とする請求項1又は
2に記載の乗員検知システム。 - 【請求項8】 前記アンテナ電極用及び補正用のインタ
−フェ−ス回路は、少なくとも、電界発生手段と、電界
発生手段からの電力供給によって流れる電流を検出する
電流検出手段とからなり、アンテナ電極用のインタ−フ
ェ−ス回路にはアンテナ電極を接続し、補正用のインタ
−フェ−ス回路にはアンテナ電極を接続せずに開放状態
に構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の乗
員検知システム。
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JP15327098A JP3292140B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 乗員検知システム |
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1998
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