JP3291992B2 - 熱交換器のコア部構造 - Google Patents

熱交換器のコア部構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対向配置されるヘ
ッダープレート両端部をレインフォースにより連結し
てなる熱交換器のコア部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラジエータ等の熱交換器のコア
部は、図21に示すように、所定間隔を置いて対向配置
されるヘッダープレート11の間に、チューブ13とコ
ルゲートフィン15とを交互に配置し、対向配置される
ヘッダープレート11の両端部をレインフォース17に
より連結補強して構成されている。
【0003】そして、ヘッダープレート11,チューブ
13,コルゲートフィン15およびレインフォース17
が相互に熱処理炉内でろう付けされている。しかしなが
ら、このようなコア部では、ろう付け前には、ヘッダー
プレート11,チューブ13,コルゲートフィン15お
よびレインフォース17相互の自己結束力が弱いため、
図21の左側に示すように、コルゲートフィン15の圧
縮反発力により、コア部の中央を基点にしてチューブ1
3が両側に向けて湾曲し、この湾曲によりレインフォー
ス17が湾曲する。
【0004】そして、このようにレインフォース17が
湾曲した状態でろう付けを行うと、レインフォース1
7,チューブ13等が湾曲した状態でろう付けされ、所
定形状の製品を製造することが困難になる。そこで、従
来、例えば、図21の右側に示すように、コア部をワイ
ヤー等の焼付治具19により拘束し、レインフォース1
7の湾曲を防止し、この状態でろう付けが行われてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにワイヤー等の焼付治具19を使用する場合には、コ
ア部への焼付治具19の着脱,運搬等に多大な工数が必
要になるという問題があった。また、コア部は、通常6
20℃程度の温度で焼き付けされるため、焼付治具19
を加熱するために多大な熱量が必要になるという問題が
あった。
【0006】さらに、加熱と冷却の繰り返しにより焼付
治具19の消耗が激しく、焼付治具19の製造,維持に
多大なコストが必要になるという問題があった。本発明
は、かかる従来の問題を解決するためになされたもの
で、特別な焼付治具を使用することなくレインフォース
が湾曲することを確実に防止することができる熱交換器
のコア部構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の熱交換器のコ
ア部構造は、所定間隔を置いて対向配置されるヘッダー
プレート間に、チューブとフィンとを交互に配置し、
前記対向配置されるヘッダープレート両端部をレイン
フォースにより連結してなる熱交換器のコア部構造にお
いて、前記ヘッダープレートの外周に沿って形成された
環状突部の下面に、前記レインフォースの端面が当接さ
れる当接部を形成するとともに、前記レインフォースの
横断面をコ字状に形成し、前記ヘッダープレート前記
当接部の内側に形成される貫通穴に、前記レインフォー
スの前記端面の内側に形成される連結部を挿入固定し、
前記当接部に前記レインフォースの端面を当接してなる
ことを特徴とする。
【0008】請求項2の熱交換器のコア部構造は、請求
項1において、前記ヘッダープレート貫通穴に挿入さ
れるレインフォースの連結部の先端を、前記ヘッダープ
レートカシメ固定してなることを特徴とする。請求項
3の熱交換器のコア部構造は、請求項2において、前記
カシメ固定は、前記連結部の先端に形成される割り部
を、前記ヘッダープレート幅方向に開いてなることを
特徴とする。
【0009】請求項4の熱交換器のコア部構造は、請求
項1ないし3のいずれか1項において、前記レインフォ
ースの端部を内側に向けて突出し、突出部の端面を前記
ヘッダープレート当接してなることを特徴とする。請
求項5の熱交換器のコア部構造は、請求項1ないし4の
いずれか1項において、前記レインフォースを、コア部
の組み付け前の状態において、フィン側に中央部が突出
するように円弧状に予め湾曲してなることを特徴とす
る。
【0010】請求項6の熱交換器のコア部構造は、請求
項5において、前記レインフォースのフィン側に沿っ
て、両端に向けて浅くなる凹部を形成してなることを特
徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の熱交換器のコア部構造では、ヘッダ
ープレート当接部の内側に形成される貫通穴に、レイ
ンフォースの端面の内側に形成される連結部が挿入さ
れ、連結部がヘッダープレート引っ張り状態で固定さ
れる。
【0012】これにより、レインフォースの内側には、
常に、レインフォースを引っ張る張力が作用し、レイン
フォースの内側側方からの力によりレインフォースが外
側に向けて湾曲することが防止される。
【0013】また、ヘッダープレート当接部にレイン
フォースの端面が当接されるため、レインフォースの内
側側方からの力によりレインフォースが外側に向けて湾
曲しようとすると、ヘッダープレート端部の剛性によ
り、レインフォースが外側に向けて湾曲することが防止
される。請求項2の熱交換器のコア部構造では、ヘッダ
ープレート貫通穴に挿入されるレインフォースの連結
部の先端が、ヘッダープレートカシメ固定され、これ
により、レインフォースの連結部がヘッダープレート
端部に引っ張り状態で固定される。
【0014】請求項3の熱交換器のコア部構造では、カ
シメ固定が、連結部の先端に形成される割り部を、ヘッ
ダープレート幅方向に開くことにより行われる。請求
項4の熱交換器のコア部構造では、レインフォースの端
部が内側に向けて突出され、突出部の端面がヘッダープ
レート当接される。
【0015】請求項5の熱交換器のコア部構造では、コ
ア部の組み付け前の状態において、レインフォースを予
め内側に向けて湾曲したので、コア部を組み付けると、
レインフォースの内側側方からの力により、レインフォ
ースが直線状になる。請求項6の熱交換器のコア部構造
では、レインフォースのフィン側に沿って、両端に向け
て浅くなる凹部を形成したので、レインフォースの剛性
が中央部から両端に向けて小さくなり、レインフォース
にバネ特性が生じ、レインフォースの両端に作用する力
が小さくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施例について説明する。図1は、本発明の熱交換器の
コア部構造の第1の実施例を示しており、図において符
号21は、上下方向に間隔を置いて対向配置される一対
のヘッダープレートを示している。
【0017】ヘッダープレート21の外周に沿って、図
示しないOリングが収容される環状突部21aが形成さ
れている。ヘッダープレート21には、長手方向に所定
間隔を置いてチューブ穴21bが形成され、これ等のチ
ューブ穴21bには、チューブ23が挿通されている。
そして、チューブ23の間には、コルゲートフィン25
が配置されている。
【0018】対向配置されるヘッダープレート21の端
部は、レインフォース27により連結されている。ヘッ
ダープレート21の端部には、レインフォース27の端
面27a,27bが当接される当接部21cが形成され
ている。この実施例では、ヘッダープレート21の環状
突部21aの下面および内側部が当接部21cとされて
いる。
【0019】レインフォース27は、図2に示すよう
に、横断面コ字状とされており、両端面27bの内側に
連結部27cが一体形成されている。この連結部27c
は、スリット27dにより3分割されており、ヘッダー
プレート21の当接部21cの内側に形成される貫通穴
21dに挿通されている。そして、図3に示すように、
分割部27eを交互に逆方向に折曲することにより、連
結部27cが、ヘッダープレート21に引っ張り状態で
カシメ固定されている。
【0020】この実施例では、ヘッダープレート21,
チューブ23,コルゲートフィン25およびレインフォ
ース27は、アルミニウムのクラッド材からなり、例え
ば、非腐食性フラックスが塗布された後、熱処理炉内で
相互にろう付けされている。上述した熱交換器のコア部
構造では、ヘッダープレート21の当接部21cの内側
に形成される貫通穴21dに、レインフォース27の端
面27bの内側に形成される連結部27cが挿入され、
連結部27cがヘッダープレート21に引っ張り状態で
カシメ固定される。
【0021】そして、これにより、レインフォース27
の内側には、常に、レインフォース27を引っ張る張力
が作用し、コルゲートフィン25によるレインフォース
27の内側側方からの力Fによりレインフォース27が
外側に向けて湾曲することが防止される。また、ヘッダ
ープレート21の当接部21cにレインフォース27の
端面27a,27bが当接されるため、レインフォース
27の内側側方からの力によりレインフォース27が外
側に向けて湾曲しようとすると、ヘッダープレート21
の端部の剛性により、レインフォース27が外側に向け
て湾曲することが防止される。
【0022】従って、上述した熱交換器のコア部構造で
は、特別な焼付治具を使用することなくレインフォース
27が湾曲することを確実に防止することができる。こ
の結果、従来のようにワイヤー等の焼付治具を使用する
必要がなくなり、コア部への焼付治具の着脱,運搬等に
要していた多大な工数を不要にすることができる。
【0023】また、焼付治具を加熱するための多大な熱
量を不要にすることができる。さらに、焼付治具の製
造,維持に必要な多大なコストを不要にすることができ
る。図4および図5は、本発明の熱交換器のコア部構造
の第2の実施例の要部を示すもので、この実施例では、
連結部27cの先端に割り部27fが形成され、この割
り部27fをヘッダープレート21の幅方向に開くこと
により連結部27cのカシメ固定が行われる。
【0024】この実施例においても第1の実施例と略同
様の効果を得ることができるが、この実施例では、カシ
メ固定が容易になり、レインフォース27の連結部27
cをヘッダープレート21の端部により容易に引っ張り
状態で固定することができる。図6は、本発明の熱交換
器のコア部構造の第3の実施例の要部を示すもので、こ
の実施例では、連結部27cの先端にピン穴27gが形
成され、このピン穴27gにピン部材29を挿入するこ
とにより連結部27cが引っ張り状態で固定される。
【0025】この実施例においても第1の実施例と略同
様の効果を得ることができる。図7は、本発明の熱交換
器のコア部構造の第4の実施例の要部を示すもので、こ
の実施例では、連結部27cの先端がカールされ、カー
ル部27hにより連結部27cのカシメ固定が行われ
る。この実施例においても第1の実施例と略同様の効果
を得ることができる。
【0026】図8は、本発明の熱交換器のコア部構造の
第5の実施例の要部を示すもので、この実施例では、レ
インフォース27の端面27aに、ヘッダープレート2
1の環状突部21aの下面のみが当接され、環状突部2
1aの側面とレインフォース27の突出部27iとの間
に幅Wの空間が形成されている。この実施例においても
第1の実施例と略同様の効果を得ることができる。
【0027】図9および図10は、本発明の熱交換器の
コア部構造の第6の実施例の要部を示すもので、この実
施例では、レインフォース27の端部が内側に向けて突
出され、突出部27jの端面27kがヘッダープレート
21に当接されている。この実施例においても第1の実
施例と略同様の効果を得ることができるが、この実施例
では、ヘッダープレート21の端部に当接されるレイン
フォース27の端面27a,27kの面積を増大するこ
とができ、レインフォース27が外側に向けて湾曲する
ことをより確実に防止することができる。
【0028】図11ないし図13は、本発明の熱交換器
のコア部構造の第7の実施例の要部を示すもので、この
実施例では、レインフォース27の端部が円弧状に内側
に向けて突出され、突出部27mの端面27nがヘッダ
ープレート21に当接されている。また、レインフォー
ス27の連結部27cが、チューブ穴21bと一体に形
成される貫通穴21eに挿通され、ヘッダープレート2
1にカシメ固定されている。
【0029】この実施例においても第6の実施例と略同
様の効果を得ることができる。図14および図15は、
本発明の熱交換器のコア部構造の第8の実施例の要部を
示すもので、この実施例では、レインフォース27が横
断面矩形状に形成されている。この実施例においても第
1の実施例と略同様の効果を得ることができるが、この
実施例では、レインフォース27の剛性を増大すること
ができ、レインフォース27が外側に向けて湾曲するこ
とをより確実に防止することができる。
【0030】図16は、本発明の熱交換器のコア部構造
の第9の実施例の要部を示すもので、この実施例では、
コア部の組み付け前の状態において、レインフォース2
7が予め円弧状にコルゲートフィン25側に向けて湾曲
されている。この実施例では、コア部を組み付けると、
図17に示すように、コルゲートフィン25によるレイ
ンフォース27の内側側方からの力により、レインフォ
ース27が直線状になり、レインフォース27が外側に
向けて湾曲することをより確実に防止することができ
る。
【0031】図18は、図16のレインフォース27の
他の例を示すもので、この例では、レインフォース27
Aのコルゲートフィン25側に沿って、凹部27pが形
成されている。この凹部27pは、ビード加工により直
線状に形成されており、凹部27pは、両端に向けて浅
くなっている。
【0032】このレインフォース27Aでは、レインフ
ォース27Aの剛性が中央部から両端に向けて小さくな
り、レインフォース27Aにバネ特性が生じ、レインフ
ォース27Aの両端に作用する力が小さくなる。そし
て、この結果、レインフォース27Aの両端に大きな力
が作用することがなくなり、連結部27cによりヘッダ
ープレート21に変形が生じることを確実に解消するこ
とができる。
【0033】図19および図20は、本発明の熱交換器
のコア部構造の第8の実施例の要部を示すもので、この
実施例では、上述した実施例のヘッダープレート21
が、略円筒状のヘッダーパイプ31とされている。ヘッ
ダーパイプ31には、チューブ穴31aが形成されチュ
ーブ23が挿通されている。
【0034】また、ヘッダーパイプ31の端部には、貫
通穴31bが形成され、貫通穴31bには、レインフォ
ース27の連結部27cがカシメ固定されている。さら
に、レインフォース27の端面27aが、ヘッダーパイ
プ31の端部に全体的に当接されている。そして、ヘッ
ダーパイプ31の端部は、蓋部材33により遮蔽されて
いる。
【0035】この実施例においても第1の実施例と略同
様の効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の熱交換器
のコア部構造では、ヘッダープレート当接部の内側に
形成される貫通穴に、レインフォースの端面の内側に形
成される連結部を挿入固定し、当接部にレインフォース
の端面を当接したので、特別な焼付治具を使用すること
なくレインフォースが湾曲することを確実に防止するこ
とができる。
【0037】請求項2の熱交換器のコア部構造では、ヘ
ッダープレート貫通穴に挿入されるレインフォースの
連結部の先端を、ヘッダープレートカシメ固定するよ
うにしたので、レインフォースの連結部をヘッダープレ
ート端部に容易,確実に引っ張り状態で固定すること
ができる。
【0038】請求項3の熱交換器のコア部構造では、カ
シメ固定が、連結部の先端に形成される割り部を、ヘッ
ダープレート幅方向に開くことにより行われるため、
レインフォースの連結部をヘッダープレート端部によ
り容易に引っ張り状態で固定することができる。請求項
4の熱交換器のコア部構造では、レインフォースの端部
を内側に向けて突出し、突出部の端面をヘッダープレー
当接したので、ヘッダープレート端部に当接され
るレインフォースの端面の面積を増大することができ、
レインフォースが外側に向けて湾曲することをより有効
に防止することができる。
【0039】請求項5の熱交換器のコア部構造では、レ
インフォースを予め内側に向けて湾曲したので、レイン
フォースの内側側方からの力によりレインフォースが直
線状になり、外側に向けて湾曲することをより確実に防
止することができる。請求項6の熱交換器のコア部構造
では、レインフォースのフィン側に沿って、両端に向け
て浅くなる凹部を形成したので、レインフォースの剛性
が中央部から両端に向けて小さくなり、レインフォース
にバネ特性が生じ、レインフォースの両端に作用する力
が小さくなる。
【0040】この結果、レインフォースの両端に大きな
力が作用することがなくなり、連結部によりヘッダープ
レート変形が生じることを確実に解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換器のコア部構造の第1の実施例
を示す断面図である。
【図2】図1のレインフォースの端部を示す斜視図であ
る。
【図3】図1のヘッダープレートの端部を示す上面図で
ある。
【図4】本発明の熱交換器のコア部構造の第2の実施例
の要部を示す断面図である。
【図5】図4のヘッダープレートの端部を示す上面図で
ある。
【図6】本発明の熱交換器のコア部構造の第3の実施例
の要部を示す断面図である。
【図7】本発明の熱交換器のコア部構造の第4の実施例
の要部を示す断面図である。
【図8】本発明の熱交換器のコア部構造の第5の実施例
の要部を示す断面図である。
【図9】本発明の熱交換器のコア部構造の第6の実施例
の要部を示す断面図である。
【図10】図9のレインフォースの端部を示す斜視図で
ある。
【図11】本発明の熱交換器のコア部構造の第7の実施
例の要部を示す断面図である。
【図12】図11のヘッダープレートの端部を示す上面
図である。
【図13】図11のレインフォースの端部を示す斜視図
である。
【図14】本発明の熱交換器のコア部構造の第8の実施
例の要部を示す断面図である。
【図15】図14のA−A線に沿う断面図である。
【図16】本発明の熱交換器のコア部構造の第9の実施
例の要部を示す断面図である。
【図17】図16のレインフォースの組み付け後の状態
を示す断面図である。
【図18】図16のレインフォースの他の例を示す説明
図である。
【図19】本発明の熱交換器のコア部構造の第10の実
施例の要部を示す断面図である。
【図20】図18の横断面図である。
【図21】従来の熱交換器のコア部構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
21 ヘッダープレート 21c 当接部 21d 貫通穴 23 チューブ 25 コルゲートフィン 27,27A レインフォース 27a,27b 端面 27c 連結部 27f 割り部 31 ヘッダーパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−340092(JP,A) 実開 昭51−124954(JP,U) 実開 昭52−143765(JP,U) 実開 平3−30082(JP,U) 実開 昭51−145665(JP,U) 実開 平1−266488(JP,U) 実開 昭63−90778(JP,U) 実公 昭46−33016(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28F 9/00 - 9/26

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔を置いて対向配置されるヘッダ
    ープレート(21)間に、チューブ(23)とフィン
    (25)とを交互に配置し、前記対向配置されるヘッダ
    ープレート(21)両端部をレインフォース(27)
    により連結してなる熱交換器のコア部構造において、 前記ヘッダープレート(21)の外周に沿って形成され
    た環状突部(21a)の下面に、前記レインフォース
    (27)の端面(27aが当接される当接部(21
    c)を形成するとともに、前記レインフォース(27)
    の横断面をコ字状に形成し、前記ヘッダープレート(2
    1)前記当接部(21c)の内側に形成される貫通穴
    (21dに、前記レインフォース(27)の前記端面
    (27a,27b)の内側に形成される連結部(27
    c)を挿入固定し、前記当接部(21c)に前記レイン
    フォース(27)の端面(27aを当接してなること
    を特徴とする熱交換器のコア部構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の熱交換器のコア部構造に
    おいて、 前記ヘッダープレート(21)貫通穴(21dに挿
    入されるレインフォース(27)の連結部(27c)の
    先端を、前記ヘッダープレート(21)カシメ固定し
    てなることを特徴とする熱交換器のコア部構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の熱交換器のコア部構造に
    おいて、 前記カシメ固定は、前記連結部(27c)の先端に形成
    される割り部(27f)を、前記ヘッダープレート(2
    1)幅方向に開いてなることを特徴とする熱交換器の
    コア部構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    熱交換器のコア部構造において、 前記レインフォース(27)の端部を内側に向けて突出
    し、突出部(27j)の端面(27k)を前記ヘッダー
    プレート(21)当接してなることを特徴とする熱交
    換器のコア部構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    熱交換器のコア部構造において、 前記レインフォース(27)を、コア部の組み付け前の
    状態において、フィン(25)側に中央部が突出するよ
    うに円弧状に予め湾曲してなることを特徴とする熱交換
    器のコア部構造。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の熱交換器のコア部構造に
    おいて、 前記レインフォース(27)のフィン(25)側に沿っ
    て、両端に向けて浅くなる凹部(27p)を形成してな
    ることを特徴とする熱交換器のコア部構造。
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