JP3291246B2 - パンチヘッド装置及びパンチ金型 - Google Patents
パンチヘッド装置及びパンチ金型Info
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- JP3291246B2 JP3291246B2 JP14463198A JP14463198A JP3291246B2 JP 3291246 B2 JP3291246 B2 JP 3291246B2 JP 14463198 A JP14463198 A JP 14463198A JP 14463198 A JP14463198 A JP 14463198A JP 3291246 B2 JP3291246 B2 JP 3291246B2
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- retainer collar
- guide
- guide holder
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばタレットパ
ンチプレスなどのごときパンチプレスに使用されるパン
チ金型及びそのパンチヘッド装置に係り、さらに詳細に
は、下端部に刃部を備えたパンチボディをパンチヘッド
装置に対して工具等を使用することなしに容易に着脱交
換することのできるパンチヘッド装置及びパンチ金型に
関する。
ンチプレスなどのごときパンチプレスに使用されるパン
チ金型及びそのパンチヘッド装置に係り、さらに詳細に
は、下端部に刃部を備えたパンチボディをパンチヘッド
装置に対して工具等を使用することなしに容易に着脱交
換することのできるパンチヘッド装置及びパンチ金型に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のパンチ金型として、パンチヘッド
（パンチドライバー）を上部に一体に備え、タレットパ
ンチプレスにおけるタレット等のごときパンチホルダに
上下動可能に支持されるガイドホルダにパンチをボルト
によって固定し、かつストリッパスプリングのウレタン
ゴムを前記パンチの刃部を囲繞してガイドホルダに取付
けた構成のものがある。また、ガイドホルダに上下動可
能に支持されたパンチヘッドの下部にパンチをボルトに
よって固定し、かつストリッパスプリングをガイドホル
ダ内に内装すると共に、ガイドホルダ下面にストリッパ
ープレートをボルトによって固定した構成のものがあ
る。
（パンチドライバー）を上部に一体に備え、タレットパ
ンチプレスにおけるタレット等のごときパンチホルダに
上下動可能に支持されるガイドホルダにパンチをボルト
によって固定し、かつストリッパスプリングのウレタン
ゴムを前記パンチの刃部を囲繞してガイドホルダに取付
けた構成のものがある。また、ガイドホルダに上下動可
能に支持されたパンチヘッドの下部にパンチをボルトに
よって固定し、かつストリッパスプリングをガイドホル
ダ内に内装すると共に、ガイドホルダ下面にストリッパ
ープレートをボルトによって固定した構成のものがあ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述したごとき従来の
構成においては、パンチの再研磨時におけるパンチの着
脱に治工具を必要とするものであり、その着脱が厄介で
あると共にパンチハイト調整が厄介であるという問題が
ある。
構成においては、パンチの再研磨時におけるパンチの着
脱に治工具を必要とするものであり、その着脱が厄介で
あると共にパンチハイト調整が厄介であるという問題が
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、請求項１の記載に係
る発明は、上端部にパンチヘッド部材を取付けたスリー
ブの下部に、下方向への抜け出しを防止した状態でリテ
ーナカラーを上下動可能に設けると共に、上記パンチヘ
ッド部材とリテーナカラーとの間に弾性部材を介在して
ユニット化して設け、前記スリーブ内周面に、下端部に
刃部を備えたパンチボディを上下調節可能に螺着するた
めの螺子部を備えた構成である。
来の問題に鑑みてなされたもので、請求項１の記載に係
る発明は、上端部にパンチヘッド部材を取付けたスリー
ブの下部に、下方向への抜け出しを防止した状態でリテ
ーナカラーを上下動可能に設けると共に、上記パンチヘ
ッド部材とリテーナカラーとの間に弾性部材を介在して
ユニット化して設け、前記スリーブ内周面に、下端部に
刃部を備えたパンチボディを上下調節可能に螺着するた
めの螺子部を備えた構成である。
【０００５】請求項２の記載に係る発明は、上端部にパ
ンチヘッド部材を取付けたスリーブの下部に、下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラーを上下動可
能に設けると共に、上記パンチヘッド部材とリテーナカ
ラーとの間に弾性部材を介在してユニット化して設け、
下端部に刃部を備えたパンチボディを上下動可能に案内
する筒状のパンチガイドと前記リテーナカラーとを着脱
可能に連結して設け、上記パンチガイド内に上下動可能
に設けたパンチボディをパンチガイドから上方向へ抜取
り可能に設けると共にパンチボディを前記スリーブに上
下調節可能に螺着した構成である。
ンチヘッド部材を取付けたスリーブの下部に、下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラーを上下動可
能に設けると共に、上記パンチヘッド部材とリテーナカ
ラーとの間に弾性部材を介在してユニット化して設け、
下端部に刃部を備えたパンチボディを上下動可能に案内
する筒状のパンチガイドと前記リテーナカラーとを着脱
可能に連結して設け、上記パンチガイド内に上下動可能
に設けたパンチボディをパンチガイドから上方向へ抜取
り可能に設けると共にパンチボディを前記スリーブに上
下調節可能に螺着した構成である。
【０００６】請求項３の記載に係る発明は、請求項２に
記載の発明において、パンチガイドはガイドホルダに着
脱可能に装着してあり、かつ上記ガイドホルダに対する
パンチヘッド部材の突出高さを一定高さに規制する突出
高さ規制部材を前記ガイドホルダに着脱可能に設けた構
成である。
記載の発明において、パンチガイドはガイドホルダに着
脱可能に装着してあり、かつ上記ガイドホルダに対する
パンチヘッド部材の突出高さを一定高さに規制する突出
高さ規制部材を前記ガイドホルダに着脱可能に設けた構
成である。
【０００７】請求項４の記載に係る発明は、上端部にパ
ンチヘッド部材を取付けたスリーブの下部に、下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラーを上下動可
能に設けると共に、上記パンチヘッド部材とリテーナカ
ラーとの間に弾性部材を介在してユニット化して設け、
下端部に刃部を備えたパンチボディを前記スリーブに上
下調節可能に螺着して設け、上記パンチボディを上下動
可能に直接案内するガイドホルダの上部に形成した凹部
の座部に前記リテーナカラーを着座して設けると共に、
ガイドホルダに対するパンチヘッド部材の突出高さを一
定高さに規制する突出高さ規制部材を前記凹部の上部に
設けた構成である。
ンチヘッド部材を取付けたスリーブの下部に、下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラーを上下動可
能に設けると共に、上記パンチヘッド部材とリテーナカ
ラーとの間に弾性部材を介在してユニット化して設け、
下端部に刃部を備えたパンチボディを前記スリーブに上
下調節可能に螺着して設け、上記パンチボディを上下動
可能に直接案内するガイドホルダの上部に形成した凹部
の座部に前記リテーナカラーを着座して設けると共に、
ガイドホルダに対するパンチヘッド部材の突出高さを一
定高さに規制する突出高さ規制部材を前記凹部の上部に
設けた構成である。
【０００８】請求項５の記載に係る発明は、請求項４に
記載の発明において、ガイドホルダの下面中央部に小径
の突出部を設け、この突出部の高さを、パンチプレスに
おけるワーククランプやワークの上面に突出成形された
部分がガイドホルダの下部に入り込むことのできる高さ
に設けた構成である。
記載の発明において、ガイドホルダの下面中央部に小径
の突出部を設け、この突出部の高さを、パンチプレスに
おけるワーククランプやワークの上面に突出成形された
部分がガイドホルダの下部に入り込むことのできる高さ
に設けた構成である。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１を参照するに、パンチヘッド
装置は、上端部にパンチヘッド部材１を取付けたスリー
ブ３を備えている。このスリーブ３の下部には下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラー５が上下動
可能に設けてあり、このリテーナカラー５と前記パンチ
ヘッド部材１との間には強力な（弾性係数の大きな）ス
トリッパースプリングとしての弾性部材７が介在してあ
って全体をユニット化してある。
装置は、上端部にパンチヘッド部材１を取付けたスリー
ブ３を備えている。このスリーブ３の下部には下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラー５が上下動
可能に設けてあり、このリテーナカラー５と前記パンチ
ヘッド部材１との間には強力な（弾性係数の大きな）ス
トリッパースプリングとしての弾性部材７が介在してあ
って全体をユニット化してある。
【００１０】より詳細には、前記パンチヘッド部材１
は、パンチプレス（図示省略）において上下動自在のス
トライカ９の下部に形成したＴ溝９Ｔに対しても対応し
得るように、上記Ｔ溝９Ｔと係合離脱可能のＴ形突起部
１Ｔを上部に備えた構成である。上記パンチヘッド部材
１の下部には外方向へ突出したストッパーとしてのフラ
ンジ１Ｆが設けてあると共に外周面の対向位置には上下
方向のキー溝１Ｋがそれぞれ形成してあり、さらに下面
には螺子孔１Ｓが形成してある。
は、パンチプレス（図示省略）において上下動自在のス
トライカ９の下部に形成したＴ溝９Ｔに対しても対応し
得るように、上記Ｔ溝９Ｔと係合離脱可能のＴ形突起部
１Ｔを上部に備えた構成である。上記パンチヘッド部材
１の下部には外方向へ突出したストッパーとしてのフラ
ンジ１Ｆが設けてあると共に外周面の対向位置には上下
方向のキー溝１Ｋがそれぞれ形成してあり、さらに下面
には螺子孔１Ｓが形成してある。
【００１１】上記パンチヘッド部材１の螺子孔１Ｓには
筒状の前記スリーブ３の上端部が上下調節可能に螺着し
てある。このスリーブ３の下端部には環状の前記リテー
ナカラー５の下方向への抜け出しを防止するための段部
３Ａが形成してあり、このスリーブ３の内周面上部に
は、下端部に刃部１１Ａを備えたパンチボディ１１の上
端部を上下位置調節可能に螺着するための螺子部３Ｂが
形成してある。
筒状の前記スリーブ３の上端部が上下調節可能に螺着し
てある。このスリーブ３の下端部には環状の前記リテー
ナカラー５の下方向への抜け出しを防止するための段部
３Ａが形成してあり、このスリーブ３の内周面上部に
は、下端部に刃部１１Ａを備えたパンチボディ１１の上
端部を上下位置調節可能に螺着するための螺子部３Ｂが
形成してある。
【００１２】前記リテーナカラー５は、スリーブ３の段
部３Ａに当接することによって下方向へ抜け出ることを
阻止された状態にあり、このリテーナカラー５と前記パ
ンチヘッド部材１との間に前記スリーブ３を囲繞した状
態で前記弾性部材７が介在してある。
部３Ａに当接することによって下方向へ抜け出ることを
阻止された状態にあり、このリテーナカラー５と前記パ
ンチヘッド部材１との間に前記スリーブ３を囲繞した状
態で前記弾性部材７が介在してある。
【００１３】上記弾性部材７は、図１にはコイルスプリ
ングにて例示してあるが、皿バネあるいは円筒形状のウ
レタンゴム等によって構成しても良く、さらに、場合に
よってはガススプリングやエアークッションのごとく流
体圧を利用した構成とすることも可能である。
ングにて例示してあるが、皿バネあるいは円筒形状のウ
レタンゴム等によって構成しても良く、さらに、場合に
よってはガススプリングやエアークッションのごとく流
体圧を利用した構成とすることも可能である。
【００１４】前述のごとく、パンチヘッド部材１，スリ
ーブ３，リテーナカラー５及び弾性部材７を１つの組立
体としてユニット化したパンチヘッド装置を使用したパ
ンチ金型は、前記スリーブ３の螺子部３Ｂに上端部を上
下調節可能に螺着した前記パンチボディ１１を備えると
共に、パンチボディ１１を上下動可能に案内する筒状の
パンチガイド１３を備えている。
ーブ３，リテーナカラー５及び弾性部材７を１つの組立
体としてユニット化したパンチヘッド装置を使用したパ
ンチ金型は、前記スリーブ３の螺子部３Ｂに上端部を上
下調節可能に螺着した前記パンチボディ１１を備えると
共に、パンチボディ１１を上下動可能に案内する筒状の
パンチガイド１３を備えている。
【００１５】上記パンチガイド１３の上部には、前記リ
テーナカラー５を嵌入可能の嵌合凹部１３Ａが形成して
あり、この嵌合凹部１３Ａの内周面とリテーナカラー５
の外周面との間には、パンチガイド１３に対してリテー
ナカラー５を比較的容易に着脱できるように、Ｏリング
のごとき係止部材１５が設けてある。なお、係止部材１
５としては、Ｏリングのごとき係止リングに限ることな
く、例えばボールプランジャ等を用いることも可能であ
る。
テーナカラー５を嵌入可能の嵌合凹部１３Ａが形成して
あり、この嵌合凹部１３Ａの内周面とリテーナカラー５
の外周面との間には、パンチガイド１３に対してリテー
ナカラー５を比較的容易に着脱できるように、Ｏリング
のごとき係止部材１５が設けてある。なお、係止部材１
５としては、Ｏリングのごとき係止リングに限ることな
く、例えばボールプランジャ等を用いることも可能であ
る。
【００１６】前記パンチガイド１３には、パンチボディ
１１に取付けたキー１７と係合するキー溝１３Ｋが上面
から適宜範囲に形成してあり、下端部１３Ｅにはパンチ
ボディ１１の刃部１１Ａを上下に案内するガイド孔が設
けてある。
１１に取付けたキー１７と係合するキー溝１３Ｋが上面
から適宜範囲に形成してあり、下端部１３Ｅにはパンチ
ボディ１１の刃部１１Ａを上下に案内するガイド孔が設
けてある。
【００１７】例えばタレットパンチプレスにおける上部
タレットのごとくパンチ金型を上下動可能に支持するパ
ンチホルダ１９にパンチ金型を装着するために、筒状の
ガイドホルダ２１を備えている。
タレットのごとくパンチ金型を上下動可能に支持するパ
ンチホルダ１９にパンチ金型を装着するために、筒状の
ガイドホルダ２１を備えている。
【００１８】上記ガイドホルダ２１はパンチホルダ１９
に形成した上下方向の装着孔内に上下動可能に装着され
るもので、外周面には上記装着孔に形成したキー溝に係
合するガイドキー２３が設けてある。上記ガイドホルダ
２１内に前記パンチガイド１３が上下動可能かつ着脱可
能に内装してあると共に、ガイドホルダ２１には、前記
パンチガイド１３から突出した前記キー１７を上下にの
み案内するキーガイド部２１Ｋが形成してある。
に形成した上下方向の装着孔内に上下動可能に装着され
るもので、外周面には上記装着孔に形成したキー溝に係
合するガイドキー２３が設けてある。上記ガイドホルダ
２１内に前記パンチガイド１３が上下動可能かつ着脱可
能に内装してあると共に、ガイドホルダ２１には、前記
パンチガイド１３から突出した前記キー１７を上下にの
み案内するキーガイド部２１Ｋが形成してある。
【００１９】前記ガイドホルダ２１とパンチガイド１３
との間にはパンチガイド１３を所定高さに持上げ支持す
るリフタースプリング２５が介在してあり、かつパンチ
ガイド１３の下端部はガイドホルダ２１の下面から適宜
に突出してある。
との間にはパンチガイド１３を所定高さに持上げ支持す
るリフタースプリング２５が介在してあり、かつパンチ
ガイド１３の下端部はガイドホルダ２１の下面から適宜
に突出してある。
【００２０】前記ガイドホルダ２１の下面からのパンチ
ガイド１３の下端部１３Ｅの突出寸法は、ワークＷの上
面に突出成形加工された例えばバーリング等がある場合
に、上記突出成形加工部分が加工時にガイドホルダ２１
によって押し潰されることなく下側に入り込むことので
きる高さ寸法である。
ガイド１３の下端部１３Ｅの突出寸法は、ワークＷの上
面に突出成形加工された例えばバーリング等がある場合
に、上記突出成形加工部分が加工時にガイドホルダ２１
によって押し潰されることなく下側に入り込むことので
きる高さ寸法である。
【００２１】また、前記ガイドホルダ２１の上部には、
ガイドホルダ２１に対するパンチヘッド部材１の突出高
さを一定高さに規制する突出高さ規制部材が設けてあ
る。より詳細には、前記ガイドホルダ２１の上部には前
記パンチヘッド部材１におけるフランジ１Ｆに当接して
上方向への動きを規制するリング状のストッパ部材２７
が着脱可能に取付けてある。
ガイドホルダ２１に対するパンチヘッド部材１の突出高
さを一定高さに規制する突出高さ規制部材が設けてあ
る。より詳細には、前記ガイドホルダ２１の上部には前
記パンチヘッド部材１におけるフランジ１Ｆに当接して
上方向への動きを規制するリング状のストッパ部材２７
が着脱可能に取付けてある。
【００２２】上記ストッパ部材２７は、パンチヘッド部
材１におけるキー溝１Ｋに係合すべく内方向へ突出した
内方突起部２７Ａを内周面に備えており、外周面には前
記ガイドキー２３と係合する係合凹部２７Ｂが形成して
ある。そして、ガイドホルダ２１に対してストッパ部材
２７を着脱可能に取付けるために、ガイドホルダ２１の
上部には、ストッパ部材２７の上面に当接する係止リン
グ２９が設けてある。
材１におけるキー溝１Ｋに係合すべく内方向へ突出した
内方突起部２７Ａを内周面に備えており、外周面には前
記ガイドキー２３と係合する係合凹部２７Ｂが形成して
ある。そして、ガイドホルダ２１に対してストッパ部材
２７を着脱可能に取付けるために、ガイドホルダ２１の
上部には、ストッパ部材２７の上面に当接する係止リン
グ２９が設けてある。
【００２３】上記係止リング２９は一部を切欠いて縮径
可能に形成したもので、切欠いたことによる両端部には
把持部２９Ａが設けてあり、この両方の把持部２９Ａを
互いに接近せしめることによって係止リング２９の径を
縮小せしめることができ、ガイドホルダ２１の上部内面
に形成した内周溝に対して着脱することができるもので
ある。
可能に形成したもので、切欠いたことによる両端部には
把持部２９Ａが設けてあり、この両方の把持部２９Ａを
互いに接近せしめることによって係止リング２９の径を
縮小せしめることができ、ガイドホルダ２１の上部内面
に形成した内周溝に対して着脱することができるもので
ある。
【００２４】以上のごとき構成において、パンチプレス
におけるストライカ９によってパンチヘッド部材１を打
圧し押し下げると、弾性部材７を介してパンチガイド１
３がリフタースプリング２５に抗して下降されると共に
ガイドホルダ２１が支持スプリング（図示省略）に抗し
て下降され、パンチガイド１３の下端面が板状のワーク
Ｗの上面に当接し、ワークＷをダイＤの上面に押圧固定
すると、次に弾性部材７が圧縮され、パンチボディ１１
が下降されてダイＤと協働してワークＷにパンチング加
工を行うことになる。
におけるストライカ９によってパンチヘッド部材１を打
圧し押し下げると、弾性部材７を介してパンチガイド１
３がリフタースプリング２５に抗して下降されると共に
ガイドホルダ２１が支持スプリング（図示省略）に抗し
て下降され、パンチガイド１３の下端面が板状のワーク
Ｗの上面に当接し、ワークＷをダイＤの上面に押圧固定
すると、次に弾性部材７が圧縮され、パンチボディ１１
が下降されてダイＤと協働してワークＷにパンチング加
工を行うことになる。
【００２５】その後、ストライカ９を上昇復帰すると、
下降した各部分も上昇復帰されるものである。この際、
ガイドホルダ２１は支持スプリングの作用によって所定
位置まで上昇復帰され、パンチヘッド部材１はガイドホ
ルダ２１から所定高さ突出した状態に規制される。
下降した各部分も上昇復帰されるものである。この際、
ガイドホルダ２１は支持スプリングの作用によって所定
位置まで上昇復帰され、パンチヘッド部材１はガイドホ
ルダ２１から所定高さ突出した状態に規制される。
【００２６】したがって、パンチホルダ１９がタレット
パンチプレスにおける上部タレットであって、このパン
チホルダ１９の移動によってストライカ９のＴ溝９Ｔに
対してパンチヘッド部材１のＴ形突起部１Ｔの係合離脱
を円滑に行うことができるものである。
パンチプレスにおける上部タレットであって、このパン
チホルダ１９の移動によってストライカ９のＴ溝９Ｔに
対してパンチヘッド部材１のＴ形突起部１Ｔの係合離脱
を円滑に行うことができるものである。
【００２７】前記構成において、長時間の使用によりパ
ンチボディ１１の刃部１１Ａが摩耗し再研磨の必要があ
る場合や、パンチガイド１３の交換が必要になったよう
なときには、係止リング２９の両端部の把持部２９Ａを
互いに近接せしめて径を縮小し、ガイドホルダ２１から
係止リング２９を上方向に取り外した後、パンチヘッド
部材１を上方向へ持上げることにより、ガイドホルダ２
１からパンチガイド１３，パンチボディ１１等を上方向
に抜き出すことができる。
ンチボディ１１の刃部１１Ａが摩耗し再研磨の必要があ
る場合や、パンチガイド１３の交換が必要になったよう
なときには、係止リング２９の両端部の把持部２９Ａを
互いに近接せしめて径を縮小し、ガイドホルダ２１から
係止リング２９を上方向に取り外した後、パンチヘッド
部材１を上方向へ持上げることにより、ガイドホルダ２
１からパンチガイド１３，パンチボディ１１等を上方向
に抜き出すことができる。
【００２８】その後、パンチガイド１３とリテーナカラ
ー５との係合を解除すべく比較的強く引き抜くことによ
り、パンチガイド１３からリテーナカラー５及びパンチ
ボディ１１を引き抜くことができる。したがって、この
状態で又はスリーブ３からパンチボディ１１を取り外し
て刃部１１Ａの研磨を行い、パンチボディ１１をスリー
ブ３に再び螺着固定する。
ー５との係合を解除すべく比較的強く引き抜くことによ
り、パンチガイド１３からリテーナカラー５及びパンチ
ボディ１１を引き抜くことができる。したがって、この
状態で又はスリーブ３からパンチボディ１１を取り外し
て刃部１１Ａの研磨を行い、パンチボディ１１をスリー
ブ３に再び螺着固定する。
【００２９】上述のように、パンチボディ１１における
刃部１１Ａを研磨することによってハイト調整が必要な
場合には、スリーブ３に対するパンチボディ１１の螺着
を調節することによって容易に調整できる。
刃部１１Ａを研磨することによってハイト調整が必要な
場合には、スリーブ３に対するパンチボディ１１の螺着
を調節することによって容易に調整できる。
【００３０】既に理解されるように、本例によれば、ガ
イドホルダ２１及びユニット化したパンチヘッド装置の
スリーブ３に対してパンチガイド１３及びパンチボディ
１１等を工具を使用することなく容易に着脱できるか
ら、刃部１１Ａの外形の異なるパンチボディ１１及びパ
ンチガイド１３を共通のスリーブ３，ガイドホルダ２１
に対して着脱交換して使用できることになる。換言すれ
ば、打抜き形状が種々のパンチ金型に対して、スリーブ
３等のパンチヘッド装置及びガイドホルダ２１の共通化
を図ることができ、パンチ金型の製造がより容易にな
る。
イドホルダ２１及びユニット化したパンチヘッド装置の
スリーブ３に対してパンチガイド１３及びパンチボディ
１１等を工具を使用することなく容易に着脱できるか
ら、刃部１１Ａの外形の異なるパンチボディ１１及びパ
ンチガイド１３を共通のスリーブ３，ガイドホルダ２１
に対して着脱交換して使用できることになる。換言すれ
ば、打抜き形状が種々のパンチ金型に対して、スリーブ
３等のパンチヘッド装置及びガイドホルダ２１の共通化
を図ることができ、パンチ金型の製造がより容易にな
る。
【００３１】パンチ金型において、パンチボディ１１の
刃部１１Ａの再研磨が必要な場合、パンチボディ１１を
着脱しての再研磨が容易であると共に、再研磨後におけ
るハイト調整も容易に行うことができるものである。さ
らに、パンチガイド１３の着脱交換が必要なとき、その
着脱交換も工具を使用することなく容易に行うことがで
きる。
刃部１１Ａの再研磨が必要な場合、パンチボディ１１を
着脱しての再研磨が容易であると共に、再研磨後におけ
るハイト調整も容易に行うことができるものである。さ
らに、パンチガイド１３の着脱交換が必要なとき、その
着脱交換も工具を使用することなく容易に行うことがで
きる。
【００３２】また、パンチボディ１１（ただしパンチボ
ディ１１に対して刃部１１Ａを備えたパンチチップを着
脱交換可能に備えた構成においては当該パンチチップが
相当する）及びパンチガイド１３を消耗品として取り扱
うことも可能である。
ディ１１に対して刃部１１Ａを備えたパンチチップを着
脱交換可能に備えた構成においては当該パンチチップが
相当する）及びパンチガイド１３を消耗品として取り扱
うことも可能である。
【００３３】図２は第２例を示すもので、図１に示した
第１例と相違する点はリフタースプリング２５を省略し
て構成をより簡素化したもので、その他の構成は前述し
た第１例の構成と同一であるから、同一機能を奏する部
分には同一符号を付することとして重複した説明は省略
する。
第１例と相違する点はリフタースプリング２５を省略し
て構成をより簡素化したもので、その他の構成は前述し
た第１例の構成と同一であるから、同一機能を奏する部
分には同一符号を付することとして重複した説明は省略
する。
【００３４】図３は第３例を示すものである。この第３
例においては、第１例と同様に、上端部にパンチヘッド
部材１０１を取付けたスリーブ１０３の下部に、下方向
への抜け出しを防止した状態でリテーナカラー１０５が
上下動可能に設けてあり、このリテーナカラー１０５と
パンチヘッド部材１１１との間に弾性部材１０７を介在
してユニット化してある。そして、下端部に刃部１１１
Ａを備えたパンチボディ１１１の上端部が前記スリーブ
１０３に下側から上下調節可能に螺合してある。なお、
このパンチボディ１１１は、前述した第１例に示したパ
ンチボディ１１に比較して細く形成してある。
例においては、第１例と同様に、上端部にパンチヘッド
部材１０１を取付けたスリーブ１０３の下部に、下方向
への抜け出しを防止した状態でリテーナカラー１０５が
上下動可能に設けてあり、このリテーナカラー１０５と
パンチヘッド部材１１１との間に弾性部材１０７を介在
してユニット化してある。そして、下端部に刃部１１１
Ａを備えたパンチボディ１１１の上端部が前記スリーブ
１０３に下側から上下調節可能に螺合してある。なお、
このパンチボディ１１１は、前述した第１例に示したパ
ンチボディ１１に比較して細く形成してある。
【００３５】この第３例においては、パンチガイドを省
略してガイドホルダ１２１によって前記パンチボディ１
１１を上下動可能に直接案内する構成であって、ガイド
ホルダ１２１の上部に形成した凹部１２１Ａの環状の座
部に前記リテーナカラー１０５が着座してある。そし
て、上記凹部１２１Ａの上部内周面に着脱可能に取付け
た突出高さ規制部材としての係止リング１２９でもって
パンチヘッド部材１０１のフランジ１０１Ｆを直接係止
している。
略してガイドホルダ１２１によって前記パンチボディ１
１１を上下動可能に直接案内する構成であって、ガイド
ホルダ１２１の上部に形成した凹部１２１Ａの環状の座
部に前記リテーナカラー１０５が着座してある。そし
て、上記凹部１２１Ａの上部内周面に着脱可能に取付け
た突出高さ規制部材としての係止リング１２９でもって
パンチヘッド部材１０１のフランジ１０１Ｆを直接係止
している。
【００３６】前記ガイドホルダ１２１の下面中央部には
小径の突出部１２１Ｐが形成してあり、この突出部１２
１Ｐの内部には刃部１１１Ａを案内するストリッパプレ
ート１３１が前記係止リング１２９と同様の係止リング
１３３によって着脱可能に取付けてある。上記突出部１
２１Ｐの突出高さは、パンチプレスにおけるワーククラ
ンプに保持された板状のワークのパンチング加工を行う
とき、上記ワーククランプやワークの上面に突出成形加
工された例えばバーリング等の小突起の加工部分がガイ
ドホルダ１２１の下部に入り込むことができる高さに設
けてある。
小径の突出部１２１Ｐが形成してあり、この突出部１２
１Ｐの内部には刃部１１１Ａを案内するストリッパプレ
ート１３１が前記係止リング１２９と同様の係止リング
１３３によって着脱可能に取付けてある。上記突出部１
２１Ｐの突出高さは、パンチプレスにおけるワーククラ
ンプに保持された板状のワークのパンチング加工を行う
とき、上記ワーククランプやワークの上面に突出成形加
工された例えばバーリング等の小突起の加工部分がガイ
ドホルダ１２１の下部に入り込むことができる高さに設
けてある。
【００３７】この第３例においては、前述した第１例に
おけるパンチガイド１３，リフタースプリング２５及び
ストッパ部材２７等を省略してより簡素化を図ったもの
であり、前述した第１例と同様の効果を奏するものであ
る。また第３例においては、ワークを保持したワークク
ランプがガイドホルダ１２１の下側に入り込んで刃部１
１１Ａに近接することができるので、ワークにおいての
不加工領域（デッドゾーン）を少なくすることができる
ものである。さらに、ワーク上面に突出成形された加工
部分がガイドホルダ１２１の下側に入り込むことがで
き、上面に突出成形加工部分がある場合であっても押し
潰すことなく近接した位置の加工を行うことができる。
おけるパンチガイド１３，リフタースプリング２５及び
ストッパ部材２７等を省略してより簡素化を図ったもの
であり、前述した第１例と同様の効果を奏するものであ
る。また第３例においては、ワークを保持したワークク
ランプがガイドホルダ１２１の下側に入り込んで刃部１
１１Ａに近接することができるので、ワークにおいての
不加工領域（デッドゾーン）を少なくすることができる
ものである。さらに、ワーク上面に突出成形された加工
部分がガイドホルダ１２１の下側に入り込むことがで
き、上面に突出成形加工部分がある場合であっても押し
潰すことなく近接した位置の加工を行うことができる。
【００３８】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、要するに請求項１の記載に係る発明は、上端部にパ
ンチヘッド部材を取付けたスリーブの下部に、下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラーを上下動可
能に設けると共に、上記パンチヘッド部材とリテーナカ
ラーとの間に弾性部材を介在してユニット化して設け、
前記スリーブ内周面に、下端部に刃部を備えたパンチボ
ディを上下調節可能に螺着するための螺子部を備えた構
成であるから、弾性部材はパンチヘッド部材とリテーナ
カラーとの間に保持されており、スリーブに対してパン
チボディを着脱するとき、上記弾性部材の付勢力等に影
響されることなく、また工具を使用することなく容易に
着脱することができる。
に、要するに請求項１の記載に係る発明は、上端部にパ
ンチヘッド部材を取付けたスリーブの下部に、下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラーを上下動可
能に設けると共に、上記パンチヘッド部材とリテーナカ
ラーとの間に弾性部材を介在してユニット化して設け、
前記スリーブ内周面に、下端部に刃部を備えたパンチボ
ディを上下調節可能に螺着するための螺子部を備えた構
成であるから、弾性部材はパンチヘッド部材とリテーナ
カラーとの間に保持されており、スリーブに対してパン
チボディを着脱するとき、上記弾性部材の付勢力等に影
響されることなく、また工具を使用することなく容易に
着脱することができる。
【００３９】したがって、パンチボディにおける刃部の
再研磨及び再研磨後のハイト調整を容易に行うことがで
きるものである。
再研磨及び再研磨後のハイト調整を容易に行うことがで
きるものである。
【００４０】また、ユニット化してあることにより、パ
ンチボディの着脱交換が容易であり、刃部の形状の異な
るパンチボディに共通化を図ることができる。
ンチボディの着脱交換が容易であり、刃部の形状の異な
るパンチボディに共通化を図ることができる。
【００４１】請求項２の記載に係る発明は、上端部にパ
ンチヘッド部材を取付けたスリーブの下部に、下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラーを上下動可
能に設けると共に、上記パンチヘッド部材とリテーナカ
ラーとの間に弾性部材を介在してユニット化して設け、
下端部に刃部を備えたパンチボディを上下動可能に案内
する筒状のパンチガイドと前記リテーナカラーとを着脱
可能に連結して設け、上記パンチガイド内に上下動可能
に設けたパンチボディをパンチガイドから上方向へ抜取
り可能に設けると共にパンチボディを前記スリーブに上
下調節可能に螺着した構成である。
ンチヘッド部材を取付けたスリーブの下部に、下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラーを上下動可
能に設けると共に、上記パンチヘッド部材とリテーナカ
ラーとの間に弾性部材を介在してユニット化して設け、
下端部に刃部を備えたパンチボディを上下動可能に案内
する筒状のパンチガイドと前記リテーナカラーとを着脱
可能に連結して設け、上記パンチガイド内に上下動可能
に設けたパンチボディをパンチガイドから上方向へ抜取
り可能に設けると共にパンチボディを前記スリーブに上
下調節可能に螺着した構成である。
【００４２】したがって、パンチボディにおける刃部の
再研磨やハイト調整が容易であると共にパンチガイドの
着脱交換が容易である。
再研磨やハイト調整が容易であると共にパンチガイドの
着脱交換が容易である。
【００４３】請求項３の記載に係る発明は、請求項２に
記載の発明において、パンチガイドはガイドホルダに着
脱可能に装着してあり、かつ上記ガイドホルダに対する
パンチヘッド部材の突出高さを一定高さに規制する突出
高さ規制部材を前記ガイドホルダに着脱可能に設けた構
成であるから、ガイドホルダに対してパンチガイドやパ
ンチボディを着脱することができ、刃部が種々の形状の
パンチボディ，パンチガイドに対してガイドホルダを共
通に使用することができる。
記載の発明において、パンチガイドはガイドホルダに着
脱可能に装着してあり、かつ上記ガイドホルダに対する
パンチヘッド部材の突出高さを一定高さに規制する突出
高さ規制部材を前記ガイドホルダに着脱可能に設けた構
成であるから、ガイドホルダに対してパンチガイドやパ
ンチボディを着脱することができ、刃部が種々の形状の
パンチボディ，パンチガイドに対してガイドホルダを共
通に使用することができる。
【００４４】請求項４の記載に係る発明は、上端部にパ
ンチヘッド部材を取付けたスリーブの下部に、下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラーを上下動可
能に設けると共に、上記パンチヘッド部材とリテーナカ
ラーとの間に弾性部材を介在してユニット化して設け、
下端部に刃部を備えたパンチボディを前記スリーブに上
下調節可能に螺着して設け、上記パンチボディを上下動
可能に直接案内するガイドホルダの上部に形成した凹部
の環状の座部に前記リテーナカラーを着座して設けると
共に、ガイドホルダに対するパンチヘッド部材の突出高
さを一定高さに規制する突出高さ規制部材を前記凹部の
上部に設けた構成であるから、パンチ金型の構成のより
簡素化を図ることができる。
ンチヘッド部材を取付けたスリーブの下部に、下方向へ
の抜け出しを防止した状態でリテーナカラーを上下動可
能に設けると共に、上記パンチヘッド部材とリテーナカ
ラーとの間に弾性部材を介在してユニット化して設け、
下端部に刃部を備えたパンチボディを前記スリーブに上
下調節可能に螺着して設け、上記パンチボディを上下動
可能に直接案内するガイドホルダの上部に形成した凹部
の環状の座部に前記リテーナカラーを着座して設けると
共に、ガイドホルダに対するパンチヘッド部材の突出高
さを一定高さに規制する突出高さ規制部材を前記凹部の
上部に設けた構成であるから、パンチ金型の構成のより
簡素化を図ることができる。
【００４５】請求項５の記載に係る発明は、請求項４に
記載の発明において、ガイドホルダの下面中央部に小径
の突出部を設け、この突出部の高さを、パンチプレスに
おけるワーククランプやワークの上面に突出成形された
部分がガイドホルダの下部に入り込むことのできる高さ
に設けた構成であるから、ワークを保持したワーククラ
ンプがガイドホルダの下側に入り込んでパンチボディの
刃部に近接することができ、ワークのデッドゾーンを少
なくすることができるものである。また、ワーク上面に
突出成形された部分がある場合であっても、上記突出成
形部分を押し潰すことなく近接した位置を加工すること
ができる。
記載の発明において、ガイドホルダの下面中央部に小径
の突出部を設け、この突出部の高さを、パンチプレスに
おけるワーククランプやワークの上面に突出成形された
部分がガイドホルダの下部に入り込むことのできる高さ
に設けた構成であるから、ワークを保持したワーククラ
ンプがガイドホルダの下側に入り込んでパンチボディの
刃部に近接することができ、ワークのデッドゾーンを少
なくすることができるものである。また、ワーク上面に
突出成形された部分がある場合であっても、上記突出成
形部分を押し潰すことなく近接した位置を加工すること
ができる。
【図１】本発明の実施の形態に係る第１例を示すパンチ
金型の断面説明図である。
金型の断面説明図である。
【図２】本発明の実施の形態に係る第２例を示すパンチ
金型の断面説明図である。
金型の断面説明図である。
【図３】本発明の実施の形態に係る第３例を示すパンチ
金型の断面説明図である。
金型の断面説明図である。
１，１０１ パンチヘッド部材 ３，１０３ スリーブ ５，１０５ リテーナカラー ７，１０７ 弾性部材 １１，１１１ パンチボディ １３ パンチガイド ２１，１２１ ガイドホルダ １２１Ｐ 突出部 ２９，１２９ 係止リング
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B21D 28/00 - 28/36
Claims (5)
- 【請求項１】 上端部にパンチヘッド部材を取付けたス
リーブの下部に、下方向への抜け出しを防止した状態で
リテーナカラーを上下動可能に設けると共に、上記パン
チヘッド部材とリテーナカラーとの間に弾性部材を介在
してユニット化して設け、前記スリーブ内周面に、下端
部に刃部を備えたパンチボディを上下調節可能に螺着す
るための螺子部を備えたことを特徴とするパンチヘッド
装置。 - 【請求項２】 上端部にパンチヘッド部材を取付けたス
リーブの下部に、下方向への抜け出しを防止した状態で
リテーナカラーを上下動可能に設けると共に、上記パン
チヘッド部材とリテーナカラーとの間に弾性部材を介在
してユニット化して設け、下端部に刃部を備えたパンチ
ボディを上下動可能に案内する筒状のパンチガイドと前
記リテーナカラーとを着脱可能に連結して設け、上記パ
ンチガイド内に上下動可能に設けたパンチボディをパン
チガイドから上方向へ抜取り可能に設けると共にパンチ
ボディを前記スリーブに上下調節可能に螺着したことを
特徴とするパンチ金型。 - 【請求項３】 請求項２に記載の発明において、パンチ
ガイドはガイドホルダに着脱可能に装着してあり、かつ
上記ガイドホルダに対するパンチヘッド部材の突出高さ
を一定高さに規制する突出高さ規制部材を前記ガイドホ
ルダに着脱可能に設けたことを特徴とするパンチ金型。 - 【請求項４】 上端部にパンチヘッド部材を取付けたス
リーブの下部に、下方向への抜け出しを防止した状態で
リテーナカラーを上下動可能に設けると共に、上記パン
チヘッド部材とリテーナカラーとの間に弾性部材を介在
してユニット化して設け、下端部に刃部を備えたパンチ
ボディを前記スリーブに上下調節可能に螺着して設け、
上記パンチボディを上下動可能に直接案内するガイドホ
ルダの上部に形成した凹部の座部に前記リテーナカラー
を着座して設けると共に、ガイドホルダに対するパンチ
ヘッド部材の突出高さを一定高さに規制する突出高さ規
制部材を前記凹部の上部に設けたことを特徴とするパン
チ金型。 - 【請求項５】 請求項４に記載の発明において、ガイド
ホルダの下面中央部に小径の突出部を設け、この突出部
の高さを、パンチプレスにおけるワーククランプやワー
クの上面に突出成形加工された部分がガイドホルダの下
部に入り込むことのできる高さに設けたことを特徴とす
るパンチ金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14463198A JP3291246B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | パンチヘッド装置及びパンチ金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14463198A JP3291246B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | パンチヘッド装置及びパンチ金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11333531A JPH11333531A (ja) | 1999-12-07 |
| JP3291246B2 true JP3291246B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=15366549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14463198A Expired - Fee Related JP3291246B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | パンチヘッド装置及びパンチ金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3291246B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102941280A (zh) * | 2012-10-30 | 2013-02-27 | 芜湖可挺汽车底盘件有限公司 | 冲孔加工模具 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4636452B2 (ja) * | 2001-03-29 | 2011-02-23 | 株式会社アマダ | パンチ金型 |
| US6755110B2 (en) | 2001-06-19 | 2004-06-29 | Wilson Tool International, Inc. | Adjustable length punch assembly |
| CN105170780A (zh) * | 2015-09-11 | 2015-12-23 | 河南航天精工制造有限公司 | 一种冲孔模具 |
| CN108927441A (zh) * | 2018-08-29 | 2018-12-04 | 王海萍 | 一种环保建筑板材加工用冲压和翻转多功能机构 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP14463198A patent/JP3291246B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102941280A (zh) * | 2012-10-30 | 2013-02-27 | 芜湖可挺汽车底盘件有限公司 | 冲孔加工模具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11333531A (ja) | 1999-12-07 |
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