JP3290974B2 - 外装用コーナー部材の製造方法及び治具 - Google Patents

外装用コーナー部材の製造方法及び治具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,建物のコーナー部に用いる外装
用コーナー部材の製造方法及びそれに用いる治具に関す
る。
【0002】
【従来技術】外装用コーナー部材を製造するための治具
としては,例えば実開平6−15943号公報に示され
たものがある。図10,図11に示すごとく,上記外装
用コーナー部材80は,一対の板片8の当接部81に斜
切縁82を設け,該斜切縁82を接着剤を介して接着し
たもので,断面V字状を有している。
【0003】上記従来の,外装用コーナー部材製造用の
治具は,図9,図10に示すごとく,一対の板片8を載
置するための断面V字状のガイド板91よりなると共
に,両ガイド板91の下縁部910を連設固定してなる
断面V字状の治具主体と,該治具主体の上縁部に曲折形
成した外側折曲部92とからなるものである。
【0004】上記外装用コーナー部材80を製造するに
当っては,図10に示すごとく,外装用の一対の板片8
の当接部81にそれぞれ斜切縁82を向け,該斜切縁8
2を接着剤を介して当接させると共に,両者を接着す
る。このとき,上記一対の板片8を直角状に接着するた
め,接着が完了するまでの間,一対の板片8をV字状の
上記治具9内に保持する。また,上記治具9は,接着の
際に,斜切縁82に付与した接着剤が若干垂れ落ちるた
め,治具の下部にその接着剤を排出するための長穴93
が設けてある。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の治
具9を用いて上記接着を行なう場合には,接着しようと
する両斜切縁82に充分な押圧力が与えられなく,図1
1に示すごとく,部分的に接着不充分の開口部分85が
発生することがある。かかる開口部分85を有する外装
用コーナー部材は不良品となる。
【0006】本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,当
接部の斜切縁を確実に接着することができる外装用コー
ナー部材製造用の治具及び外装用コーナー部材の製造方
法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,一対の板片の当
接部にそれぞれ斜切縁を設け,該斜切縁を接着剤を介し
て当接させると共に,両者を接着することによりV字状
の外装用コーナー部材を製造するための治具において,
該治具は,底板と,該底板より左右上方に斜面状に上昇
する一対の受板とを有すると共に,該受板の上部にはそ
れぞれ上記板片の上端に当接して上記斜切縁の方向に押
圧力を付与するための押圧片を有し,また,上記底板に
は上記一対の板片の当接部を挿入するための挿入穴を有
してなることを特徴とする外装用コーナー部材製造用の
治具にある。
【0008】本発明において最も注目すべきことは,受
板の上部に,板片を上記当接部の方向に押圧するための
押圧片を有することである。上記において,外装用コー
ナー部材の「V字状」は,通常は直角状であるが,外装
用コーナー部材の用途によっては,例えば60度〜13
5度の角度のものもある。それ故,斜面状の一対の受板
は,上記外装用コーナー部材のV字状に相応した角度
で,平板状の底板より左右上方に上昇する。
【0009】次に,本発明の作用効果につき説明する。
本発明においては,受板の上部に押圧片を設けている。
そのため,まず最下段の治具内に一対の板片を入れ,そ
の上に順次,治具,板片を積み重ねて板片の斜切縁を接
着していく際に,当該一対の板片の上端にはその上に積
み重ねた治具の押圧片が当接する(図5参照)。
【0010】そのため,当該一対の板片の上に置かれた
治具の重量が,上記押圧片を介して板片における当接部
の斜切縁の方向に作用する。そのため,各板片の斜切縁
に押圧力(図5の矢印S)が付与され,斜切縁は接着剤
によって確実に,強力に接着される。それ故,斜切縁の
接着部分に開口部分が発生することもない。
【0011】次に,請求項2の発明のように,上記底板
は平板状であることが好ましい。この場合には,底板が
平板状に設けてあり,かかる底板に挿入穴が設けてあ
る。そのため,V字状に当接させた一対の板片を一旦治
具の底板上に置き,その後,その当接部を押して治具の
挿入穴内に挿入する場合でも,上記当接部は平板状の底
板上にあり,また治具の受板の表面側つまり内側面と,
板片の表面側つまり外側面とは接触していない。それ
故,一対の板片を底板上で容易に動かすことができる。
それ故,当接部を挿入穴に挿入するための位置決め挿入
作業が容易である。
【0012】また,そのため一対の板片の間に位置ズレ
を生ずることもなく,所望するままの外装用コーナー部
材を得ることができる。また,治具は底板が平板状であ
るため,その保管時においては治具の底板を床面等に置
き,その上に順次他の治具を積み重ねることができる。
そのため,保管用面積が少なくて済み,保管が容易であ
る。
【0013】次に,請求項3の発明のように,上記治具
は板材を折曲することにより一体形成してあることが好
ましい。これにより,治具の加工が容易であると共に全
体の強度も高い治具を得ることができる。上記板材とし
ては,受板の角度を保持する強度を有する材料,例えば
鋼板などの金属板,合成樹脂板などがある。
【0014】次に,請求項4の発明のように,上記押圧
片は部分的に切欠部を有することが好ましい。この場合
には,治具を左右から支持するための支持ポールを上記
切欠部に係合させることができる。また,そのため,治
具のズレを防止することができる。
【0015】次に,請求項5の発明のように,上記挿入
穴は上記板片の当接部が上記斜切縁の全幅Lの30%〜
70%,上記底板の裏面よりも下方へ突出するよう形成
してあることが好ましい(図4(B))。この場合に
は,挿入穴内に当接部を確実に挿入して,斜切縁の接着
を一層確実にすることができる。上記当接部が,斜切縁
の全幅の30%未満しか底板の下面よりも突出していな
い場合には,一対の板片を治具内に安定して保持し難い
場合がある。また,70%を越えると当接部が入り過ぎ
て,板片の斜切縁が互いに密接し難い場合がある。
【0016】次に,請求項6の発明のように,上記受板
の幅Fは,上記板片の内側幅Gよりも短いことが好まし
い(図4(B))。この場合には,当該一対の板片の上
に治具を載置した際,板片の裏面つまり内側と治具の裏
面との間に間隙が生ずる(図5参照)。そのため,上記
治具及びそれより上に積み重ねた板片及び治具の重量
を,上記押圧片を介して当該一対の板片の斜切縁の方向
に供与することができる。そのため,板片に歪,ねじれ
が発生していても,上記重量によってそれが矯正され,
斜切縁が互いに密着した状態で接着される。
【0017】次に,上記治具を用いた外装用コーナー部
材の製造方法としては,請求項7の発明のように,対の
板片の当接部にそれぞれ斜切縁を設け,該斜切縁を接着
剤を介して当接させた状態でこれらをV字状の治具内に
載置し,上記治具と一対の板片とは交互に複数段に段積
みした状態で保持し,上記斜切縁を接着することにより
V字状の外装用コーナー部材を製造する方法において,
上記治具は,底板と,該底板より左右上方に斜面状に上
昇する一対の受板とを有すると共に,該受板の上部には
それぞれ上記板片の上端に当接して上記斜切縁の方向に
押圧力を付与するための押圧片を有し,また,上記底板
には上記一対の板片の当接部を挿入するための挿入穴を
有してなることを特徴とする外装用コーナー部材の製造
方法がある。
【0018】この場合には,上記治具に関する説明と同
様に,当接部の斜切縁を確実に接着することができる外
装用コーナー部材の製造方法を提供することができる。
また,接着の工程では,治具と一対の板片とを順次積み
重ねた状態で保持するので,一度に多数の外装用コーナ
ー部材を製造することができる。
【0019】次に,請求項8の発明のように,上記底板
は平板状であることが好ましい。この場合には,請求項
2の発明と同様の効果を得ることができる。
【0020】次に,請求項9の発明のように,上記受板
の裏面と上記板片の裏面との間には間隙が形成されてい
ることが好ましい(図5参照)。この場合には,上記の
ごとく,上記治具及びそれより上に積み重ねた板片及び
治具の重量を,上記押圧片を介して当該一対の板片に供
与することができる。そのため,板片に歪,ねじれが発
生していても,上記重量によってそれが矯正され,斜切
縁が互いに密着した状態で接着される。
【0021】次に,請求項10の発明のように,上記治
具は養生台の上に載置すると共に,該治具の底板が水平
状になるように,該養生台に立設した支持ポールによっ
て上記受板の左右両側が支持されていることが好まし
い。この場合は,左右の受板が支持ポールにより支持さ
れているので,積み重ねた,治具,板片を安定して保持
することができる。
【0022】次に,請求項11の発明のように,上記治
具の押圧片は部分的に切欠部を有し,該切欠部において
上記支持ポールが複数段の治具を支持していることが好
ましい。この場合には,上記切欠部に支持ポールが係合
するので,積み重ねた,治具,板片を安定して保持する
ことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例につき,図1〜図6を用いて説明す
る。まず,本例において製造しようとする外装用コーナ
ー部材3は,図6に示すごとく,一対の板片31,32
を,その斜切縁311,321において接着剤により接
着してなるものである。また,板片31と32とは,直
角状に配設されている。また,板片31と32とを当接
させている部分が当接部310,320である。
【0024】また,上記外装用コーナー部材3は,図3
に示すごとく,窯業系建築板を,その裏面側の中央部分
で,角度90度に切り取って,斜切縁311,321を
形成し,次いで,該斜切縁に接着剤を付与し,一方の板
片を他方へ直角状に折り曲げ,両斜切縁を接着したもの
である。なお,上記斜切縁311,321形成部分の反
対側(表面側)には,両板片31,32を上記切り取り
前の元の状態のままで位置合せしておくために,接着テ
ープ38が仮貼着してある。
【0025】次に,本例における,上記外装用コーナー
部材3を製造するための治具1は,図1,図2に示すご
とく,平板状の底板11と,該底板11より左右上方に
斜面状に上昇する一対の受板12とを有すると共に,該
受板12の上部にはそれぞれ上記板片31,32の上端
に当接して上記斜切縁311,321の方向に押圧力を
付与するための押圧片13を有する。また,上記底板1
1には上記一対の板片31,32の当接部310,32
0を挿入するための長穴状の挿入穴15を有している。
なお,本例では底板は平板状の場合を例示したが,底板
は,平板状に限らずV状,先端曲面状などとすることも
できる。
【0026】また,上記治具は,板材としての鋼板を折
曲することにより一体形成してある。上記挿入穴15
は,上記板片31,32の当接部が,上記斜切縁の全幅
Lの約50%,上記底板11の裏面115よりも下方へ
突出するよう形成してある(図4(B))。また,挿入
穴15は,図2に示すごとく,これに挿入される一対の
板片31,32の表面315,325,つまり意匠面
(図3,図5,図6)が当接する長辺部152,板片3
1,32の長さ方向の両端部が当接する短辺部151を
有する。短辺部151の間の長さは,板片31,32の
長さより若干大きい。また,図4(B)に示すごとく,
上記受板12の幅Fは,上記板片31,32の内側幅G
よりも短い。
【0027】次に,上記治具を用いて,外装用コーナー
部材を製造する方法について説明する。即ち,まず上記
したごとく,一対の板片31,32の当接部310,3
20にそれぞれ斜切縁311,321を設け(図3),
該斜切縁を接着剤を介して当接させたV字状の状態で,
これらをV字状の治具1内に載置する。そして,図4
(B),図5に示すごとく,上記治具1と一対の板片3
1,32とを,交互に複数段に段積みする。そして,そ
の状態で保持することにより養生し,上記斜切縁31
1,321を接着する。これによりV字状の外装用コー
ナー部材3を製造する。
【0028】上記の段積み状態においては,上記治具1
の受板12の裏面126と上記板片31,32の裏面3
16,326との間には間隙16が形成されている(図
5)。図4,図5に示すごとく,上記治具1は養生台2
2の上に載置すると共に,該治具1の底板11が水平状
になるように,該養生台22に立設した支持ポール25
によって上記受板12の左右両側が支持されている。
【0029】上記最下段の治具1は,図4(A),
(B),図5に示すごとき,養生台22の上に載置す
る。養生台22は,最下段の治具1の上に載置した一対
の板片31,32の当接部310,320が挿入できる
長穴223を有する。また,長穴223の周囲には,積
み重ねた治具,板片を支持するための支持ポール25が
立設されている。また,上記のごとく,段積みした状態
で養生保持する間は,図5に示すごとく,最上段の一対
の板片31,32に対して,上方より押圧具21を当接
させ,段積み物の全体に押圧力を加える。
【0030】次に,本例の作用効果につき説明する。本
例の治具1においては,受板12の上部に押圧片13を
設けている。そのため,まず最下段の治具1内に一対の
板片31,32を入れ,その上に順次治具,板片を積み
重ねて板片31,32の斜切縁311,321を接着し
ていく際に,当該一対の板片31,32の上端にはその
上に積み重ねた治具1の押圧片13が当接する。そのた
め,当該一対の板片31,32の上に置かれた治具1及
びその上の他の板片等の重量が,上記押圧片13を介し
て板片の斜切縁311,321の方向に作用する(図5
の矢印S)。そのため,各板片の斜切縁に押圧力が付与
され,斜切縁は接着剤によって確実に,強力に接着され
る。それ故,斜切縁311,321の接着部分に開口部
分が発生することもない。
【0031】また,底板11が平板状に設けてあり,か
かる底板に挿入穴15が設けてある。そのため,斜切縁
に接着剤を塗布して,V字状に形成した一対の板片3
1,32を一旦治具1の底板11上に置き,その後その
当接部310,320を押して治具1の挿入穴15内に
挿入する場合でも,上記当接部は平板状の底板11上に
あり,また治具1の表面125と板片31,32の表面
315,325とは接触していない。それ故,一対の板
片を底板11上で容易に動かすことができる。それ故,
当接部を挿入穴に挿入するための位置決め挿入作業が容
易である。
【0032】また,そのため一対の板片31,32の間
に位置ズレを生ずることもなく,所望するままの外装用
コーナー部材3を得ることができる。また,治具1は底
板11が平板状であるため,その保管時においては治具
1の底板11を床面等に置き,その上に順次他の治具1
を積み重ねることができる。そのため,保管用面積が少
なくて済み,保管が容易である。
【0033】また,上記治具1は鋼板を折曲することに
より一体形成してあるので,治具の加工が容易であると
共に,全体の強度も高い。
【0034】次に,図4(B)に示すごとく,上記挿入
穴15は,上記板片の当接部が上記斜切縁の全幅Lの約
50%,上記底板の下面よりも下方へ突出するよう形成
してある(図4(B))。そのため,挿入穴15内に当
接部310,320を確実に挿入して,斜切縁311,
321の接着を一層確実にすることができる。
【0035】次に,図4(B)に示すごとく,上記受板
12の幅Fは,上記板片31,32の内側幅Gよりも短
い。そのため,当該一対の板片31,32の上に治具1
を載置した際,板片31,32の裏面316,326と
治具1の受板12の裏面126との間に間隙16が生ず
る(図5参照)。それ故,上記治具1及びそれより上に
積み重ねた板片31,32,治具1の重量を上記押圧片
13を介して,当該一対の板片31,32の斜切縁の方
向に供与することができる。そのため,板片31,32
に歪,ねじれが発生していても,上記重量によってそれ
が矯正され,斜切縁が互いに密着した状態で接着され
る。
【0036】以上のごとく,本例によれば,当接部31
0,320の斜切縁311,321を確実に接着するこ
とができ,治具1の挿入穴15に対する当接部の位置決
め挿入作業が容易で,治具1の保管が容易な,外装用コ
ーナー部材製造用の治具及び外装用コーナー部材の製造
方法を提供することができる。
【0037】実施形態例2 本例は,図7及び図8に示すごとく,治具1の各押圧片
13に,それぞれ2ケ所の切欠部17を設けた例であ
る。そして,接着時の養生保持の間,該切欠部17にお
いて上記支持ポール25が複数段の治具1,一対の板片
31,32を支持している。
【0038】この場合には,治具1を左右から支持する
ための支持ポール25を上記切欠部17に係合させるこ
とができる。また,そのため,治具のズレを防止するこ
とができる。その他は,実施形態例1と同様であり,同
様の効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば,当接部の斜切縁を確実
に接着することができ,治具の挿入穴に対する当接部の
位置決め挿入作業が容易で,治具の保管が容易な,外装
用コーナー部材製造用の治具及び外装用コーナー部材の
製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,治具の斜視図。
【図2】実施形態例1における,治具の平面図。
【図3】実施形態例1における,斜切縁を有する一対の
板片の側面図。
【図4】実施形態例1における,(A)養生台の平面
図,(B)養生台に治具及び板片を載置した側面図。
【図5】実施形態例1における,養生保持時の説明図。
【図6】実施形態例1における,外装用コーナー部材の
斜視図。
【図7】実施形態例2における,治具の斜視図。
【図8】実施形態例2における,治具の切欠部に支持ポ
ールを係合させた状態を示す要部斜視図。
【図9】従来例における,治具の斜視図。
【図10】従来例における,板片の接着時の説明図。
【図11】従来例における,外装用コーナー部材の問題
点を示す斜視図。
【符号の説明】
1...治具, 11...底板, 12...受板, 13...押圧片, 15...挿入穴, 17...切欠部, 21...押圧具, 22...養生台, 25...支持ポール, 31,32...板片, 310,320...当接部, 311,321....斜切縁,
フロントページの続き (72)発明者 山田 正義 愛知県海部郡弥富町西末広1丁目72番地 株式会社ヤマグチ内 (56)参考文献 特開 平8−155754(JP,A) 特開 平8−197349(JP,A) 特開 平8−257852(JP,A) 特開 平9−254103(JP,A) 特開 平9−256594(JP,A) 特開2000−145094(JP,A) 実開 平6−15943(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/00 - 21/00 E04G 21/16

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の板片の当接部にそれぞれ斜切縁を
    設け,該斜切縁を接着剤を介して当接させると共に,両
    者を接着することによりV字状の外装用コーナー部材を
    製造するための治具において,該治具は,底板と,該底
    板より左右上方に斜面状に上昇する一対の受板とを有す
    ると共に,該受板の上部にはそれぞれ上記板片の上端に
    当接して上記斜切縁の方向に押圧力を付与するための押
    圧片を有し,また,上記底板には上記一対の板片の当接
    部を挿入するための挿入穴を有してなることを特徴とす
    る外装用コーナー部材製造用の治具。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記底板は平板状で
    あることを特徴とする外装用コーナー部材製造用の治
    具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記治具は板
    材を折曲することにより一体形成してあることを特徴と
    する外装用コーナー部材製造用の治具。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記押圧片は部分的に切欠部を有することを特徴とする
    外装用コーナー部材製造用の治具。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
    上記挿入穴は上記板片の当接部が上記斜切縁の全幅の3
    0%〜70%,上記底板の裏面よりも下方へ突出するよ
    う形成してあることを特徴とする外装用コーナー部材製
    造用の治具。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項において,
    上記受板の幅は,上記板片の内側幅よりも短いことを特
    徴とする外装用コーナー部材製造用の治具。
  7. 【請求項7】 一対の板片の当接部にそれぞれ斜切縁を
    設け,該斜切縁を接着剤を介して当接させた状態でこれ
    らをV字状の治具内に載置し,上記治具と一対の板片と
    は交互に複数段に段積みした状態で保持し,上記斜切縁
    を接着することによりV字状の外装用コーナー部材を製
    造する方法において,上記治具は,底板と,該底板より
    左右上方に斜面状に上昇する一対の受板とを有すると共
    に,該受板の上部にはそれぞれ上記板片の上端に当接し
    て上記斜切縁の方向に押圧力を付与するための押圧片を
    有し,また,上記底板には上記一対の板片の当接部を挿
    入するための挿入穴を有してなることを特徴とする外装
    用コーナー部材の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において,上記底板は平板状で
    あることを特徴とする外装用コーナー部材の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において,上記受板の下
    面と上記板片の上面との間には間隙が形成されているこ
    とを特徴とする外装用コーナー部材の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし9のいずれか一項にお
    いて,上記治具は養生台の上に載置すると共に,該治具
    の底板が水平状になるように,該養生台に立設した支持
    ポールによって上記受板の左右両側が支持されているこ
    とを特徴とする外装用コーナー部材の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において,上記治具の押圧
    片は部分的に切欠部を有し,該切欠部において上記支持
    ポールが複数段の治具を支持していることを特徴とする
    外装用コーナー部材の製造方法。
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