JP3290800B2 - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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Description
ァクシミリ装置等に使用れる静電写真方式の画像形成装
置における現像装置に関し、画質を向上させるように現
像剤を供給することのできる現像装置の構造に関するも
のである。
域に、トナーと磁性キャリアとからなる2成分現像剤を
供給して現像する乾式現像方式として、例えば、特公平
4−48232号公報に開示されているような現像装置
がある。この現像装置は、感光体ドラムに隣接する空室
に、水平な軸線の回りに回転する現像スリーブの内径部
にN極とS極とが円周方向に交互に磁化された磁石ロー
ラを現像スリーブと逆方向に回転させて、当該現像スリ
ーブの表面に磁気ブラシを形成して感光体ドラム表面に
現像剤を供給するための現像ローラを配置する一方、空
室における現像スリーブによるトナー搬送下流側に、前
記磁気ブラシの穂高さひいては現像剤の層厚さを規制す
るためのトリマーブレードを配置する。また、この空室
と、トナー攪拌部材を備えたトナー供給室とを上下の仕
切り板にて仕切り、且つこの上下の仕切り板縁の食い違
い部位にて、現像スリーブの軸方向に延在するトナー供
給用スリットを開口形成する。このとき、トナー供給用
スリットは磁石ローラによる磁界が及ぶ領域内に設ける
ものとし、また、前記空室には上仕切り板の内面に設け
たフインにより、前記トナー供給用スリットから補給さ
れてくるトナーと予め空室に収納した磁性キャリアとを
現像スリーブの軸方向に攪拌させる。これにより、現像
スリーブの外周面に対して予め空室に入れた初期現像剤
(イニシャルトナーであって、磁性キャリアとトナーと
の混合物を付着させて現像スリーブに所定高さの磁気ブ
ラシを形成しておき、画像形成時には、トナー供給室側
からトナーを補給するように構成することが知られてい
る。
成において、補給すべきトナーが磁性を有する一方、前
記仕切り板が合成樹脂製等の非磁性体であって磁力を通
し易い材料の場合(磁気遮蔽性が少ない場合)、トナー
供給室内の磁性トナーをトナー攪拌部材によりトナー供
給用スリットを介して空室内に送り込むとき、磁石ロー
ラからの磁力の作用が仕切り板の板厚さ部を貫通して反
対側(トナー供給室側)の磁性トナーに及び、トナー供
給室側で仕切り板の広幅面等に磁性トナーが磁気吸着さ
れて滞留し易くなり、上下仕切り板間のトナー供給用ス
リットの隙間が前記吸着滞留された磁性トナーで狭めら
れるから、空室側にトナーを搬送し難くなって、現像ロ
ーラに所定量のトナーを補給する効果が減退するという
問題がある。また、トナーの長期間の滞留により仕切り
板の内側面に滞留したトナー自体も固化してしまうとい
う問題があった。
だけでは空室内でのトナーとキャリアとの攪拌による摩
擦帯電作用が不完全であった。
すべくなされたものであり、現像ローラを有する室への
磁性トナーの補給を円滑にすると共に、現像剤の攪拌作
用を向上させ、画質を向上させることのできる現像装置
を提供することを目的とするものである。
め、請求項1記載の発明は、表面に現像剤を担持して回
転する現像スリーブとその内径側で回転する磁石ローラ
とからなる現像ローラを有する現像室と、該現像室内に
おける磁性トナーと磁性キャリアとの混合物からなる現
像剤を攪拌するための第1攪拌手段と、前記現像室に磁
性トナーを供給するための第2攪拌手段を備えた攪拌室
とを備えた現像装置において、前記現像室と攪拌室との
間に垂下して取付けられ、且つ中途部が前記現像室内に
て現像ローラの周面と対向し、自由端が前記第1攪拌手
段に向かうように配置した規制部材を、磁性体にて構成
し、前記規制部材の広幅面と現像スリーブ周面との隙間
間隔を、前記磁石ローラの磁界にて生成される磁性キャ
リアによる磁気ブラシが規制部材の広幅面に架橋され
ず、且つ前記現像スリーブ表面に磁性トナーが吸着され
得るように設定したものである。
像装置において、前記規制部材を板状に形成し、該規制
部材をその広幅面が現像ローラの周面に略平行状となる
ように沿設したものである。
明する。図1は画像形成装置としてのプリンタ1の概略
側断面図、図2は現像装置10の一部切欠き断面図であ
る。
一側上側に給紙カセット3を着脱自在に装着し、給紙ロ
ーラ4と分離パッド5とにより、給紙カセット3内に積
層された被記録媒体としての用紙Pが一枚づつに分離さ
れて給送ローラ対6を介して感光体ドラム7と転写ロー
ラ8等とからなる感光体ユニット9に給送される。感光
体ユニット9に隣接して前記給紙カセット3に近い側に
後述する現像装置10が配置され、反対側には、加熱ロ
ーラ11と押圧ローラ12とからなる定着ユニット13
が配置されている。
部14、レンズ15、反射鏡16等からなるスキャナユ
ニット17、制御基板18,19及び電源ユニット20
等が配置されており、カバー体21には複数の操作ボタ
ンを備えたキーボード22が設けられている。
ム7の表面に、図示しないコンピュータ等の外部機器か
ら伝送された画像データに応じて、スキャナユニット1
7から発射された光を照射して、感光体ドラム7の表面
に静電潜像を形成し、次いで、後述するように現像装置
10における水平方向に延びる現像スリーブ32が回転
して磁化させた粉体状の現像剤の供給により前記潜像を
可視像化するという現像を実行した後、この感光体ドラ
ム7と転写ローラ8との間に供給された用紙Pに前記現
像剤像を転写し、次に、定着ユニット13にて前記転写
された像に熱及び圧力を付加して用紙に現像剤像を定着
させ、排紙ローラ対24からプリンタ1の排紙トレイ2
5に排出される。
の構造について説明する。現像装置10における合成樹
脂製等の現像部ケース27には、図2に示すように、攪
拌室30と現像部としての現像室34とが隣接して形成
されている。
磁性体からなる筒状の現像スリーブ32とその内径部に
円周方向にN極とS極とに交互に磁化された磁石ローラ
38からなる現像ローラを配置する。現像スリーブ32
の下方に、第1攪拌手段としての第1回転アジテーター
33が配置されており、回転自在な現像スリーブ32の
周面一側が感光体ドラム7の外周面と対峙するように配
置されている。前記第1アジテーター33は、現像スリ
ーブ32の長さと略等しい長さの非磁性体からなる1本
の丸棒の両端をクランク状に屈曲させた部分が回転中心
となるように構成されている。
ラム7の外周面一側に近接する箇所に、トリマーブレー
ド39を上向きに突設し、該トリマーブレード39の先
端(上端)を現像スリーブ32の外周面に適宜隙間を有
して近接させるように臨ませ、これにより、現像スリー
ブ32表面に後述する帯電された現像剤の層厚さを調整
するように構成されている。
像部ケース27の天井面から垂下するように規制部材3
7を設ける。該規制部材37は、現像スリーブ32の長
さと略等しい長さに形成され、従って、規制部材37の
下端縁と現像部ケース27の底面との間が、前記第1回
転アジテーター33の長手方向に沿って開口するトナー
供給スリット36に形成されている。規制部材37は、
純鉄、パーマロイ(鉄ニッケル系合金)、軟質フェライ
ト、Fe-B系アモルファス合金等の磁気遮蔽材料としての
磁性体製の板状に形成されており、該規制部材37の広
幅面中途部が現像室34内にてその下方向に延びて現像
スリーブ32の外周面と対向し、且つ規制部材37はそ
の自由端が第1回転アジテーター33の回転軌跡の外側
に近接するように配置されている。
囲H1にわたって現像スリーブ32の外周面とほぼ平行
状に沿うように側面視略円弧状に湾曲形成されている。
さらに、規制部材37の広幅面と現像スリーブ32の外
周面との隙間間隔L1は、前記磁石ローラ38による磁
界にて生成される磁性キャリアによる磁気ブラシ35が
規制部材37の広幅面と現像スリーブ32の外周面とに
わたって架橋(ブリッジ)されず、且つ現像スリーブ3
2の表面(外周面)と規制部材37の広幅面との間にモ
ア(霧)状に浮遊する磁性トナーが磁石ローラ38の磁
力にて現像スリーブ32の表面に吸着できる範囲内に設
定するものとする。
6mm、磁石ローラ38の磁束密度(磁界強さ)が7×
10-2〜7.5×10-2T(単位:テスラ=Wb/
m2 )であるとき、前記隙間間隔L1は3mm〜5mm
程度であって、好ましくは4mmとする。
ーター33の回転軌跡の間隔L2は1mm〜1.5mm
程度とする。
マーブレード39の内側面の先端部寄り部位と、現像ス
リーブ32の回転方向においてトリマーブレード39の
上流側の現像スリーブ下側円周面と第3アジテータ33
の回転軌跡との三者で囲まれる領域であって、且つ前記
磁石ローラ38による磁界が影響及ぼす範囲内に、純
鉄、パーマロイ(鉄ニッケル系合金)、軟質フェライト
等の磁性体製の固定アジテーター44の1実施例は、図
2及び図3に示すように、現像スリーブ32の軸線とほ
ぼ平行状となるように配置するものである。
側面には、断面略円弧状の仕切り壁40を備え、該仕切
り壁40に対峙するようにトナーボックス26が配置さ
れる。仕切り壁40に穿設された攪拌室30側のトナー
導入口41は、トナーボックス26におけるトナー放出
口43とほぼ同じ形状に形成されており、このトナーボ
ックス26内で矢印A方向に回転する第3アジテーター
52を介して放出されたトナー62は、トナー導入口4
1を介して供給され、攪拌室30内で現像スリーブ32
の水平な軸線に沿って長い第2攪拌手段としての第2回
転アジテーター31は矢印B方向に回転して、攪拌室3
0内の磁性トナー62を底からトナー供給スリット36
に向かって掻上げる。このとき、前記トナー導入口41
から第2回転アジテーター31の搬送体60の長手方向
の中途部に供給された磁性トナー62は、搬送体60の
回転移動につれて当該搬送体60の長手方向(搬送体6
0の両端方向)に良く拡散するので、トナー供給スリッ
ト36の箇所では、搬送体60の長手方向に均一に磁性
トナー62が搬送されることになり、現像室34に供給
される。
し、供給されたトナー62と、予め現像室34内に収納
されていた磁性キャリアとを攪拌しながら一旦現像室3
4の底を介して現像スリーブ32の下面に向かって撥ね
上げる。現像スリーブ32は矢印D方向に回転する一
方、その内径部の磁石ローラ38が矢印E方向に回転
し、感光体ドラム7は矢印F方向に回転する。
磁性キャリアが30〜80%(重量比率)、磁性トナー
が20〜70%(重量比率)からなるいわゆる1.5成
分現像方式である。
ると、図4に示すように、攪拌室30から供給された磁
性トナー62は規制部材37の広幅裏面(第2回転アジ
テーター31と対峙する側)に接触する。しかしなが
ら、この規制部材37は電磁遮蔽性を有する磁性体であ
るので、磁石ローラ38の磁界は規制部材37で遮られ
ることになって、攪拌室30から供給された磁性トナー
62は規制部材37に吸着されて滞留することなく、第
1回転アジテーター33方向に落下し、現像室34に補
給されることになる。
テーター33の回転によりトナーと磁性キャリアとが攪
拌されると共に摩擦帯電によりトナーが帯電する。この
ように帯電してアジテーター33の掻き上げ力、磁石ロ
ーラ38磁石により浮遊したトナーが、磁石ローラ38
の磁力により現像スリーブ32の表面に吸着保持された
磁性キャリアの周囲に付着し、この状態の現像剤が、現
像スリーブ32の回転につれて矢印D方向に運ばれ、ト
リマーブレード39の先端部で前記帯電した現像剤の層
厚さが規制された状態で現像スリーブ32と感光体ドラ
ム7とが対向する現像領域に搬送される。
像室34における第1回転アジテーター33に向かって
所定量の磁性トナー62を定常的に補給することができ
るから、該第1回転アジテーター33での攪拌を実行す
れば、磁性キャリアと磁性トナーとの混合比率を適正に
保持できて、前記現像領域での感光体ドラム7表面への
トナー移動量(トナー飛散量)を適正に制御でき、トナ
ーが付着しない画像として白色となるべき箇所が白いま
まであるような、いわゆる「切れ」の良い画像を得るこ
とができるのである。反対にトナー飛散量が多いと、画
像として白色となるべき箇所にトナーが付着して灰色と
なり、いわゆる「切れ」の悪い画像となる。
側には、その内現側の磁石ローラ38の磁極であるN極
から始まりS極で終わる磁力線となる磁界が発生してお
り、この磁力線に沿って磁性キャリアが略線状に並んで
磁気ブラシ35が生成される。磁石ローラ38が図4に
示すように矢印E方向に回転し、現像スリーブ32が反
対方向(矢印D方向)に回転するので、現像スリーブ3
2表面上の磁性キャリア(磁気ブラシ35)が尺取り虫
状に矢印D方向に移動することになる。
制部材37の表面が磁石ローラ38の磁力により磁化さ
れる結果、現像スリーブ32の表面と前記規制部材37
の表面との隙間間隔L1が狭過ぎるときには、その箇所
が局部的であっても、前記磁性キャリアによる磁気ブラ
シ35が図4に示すように現像スリーブ32の表面と前
記規制部材37の表面とにわたって架橋され、しかも、
現像スリーブ32が回転しているにも拘らず、前記磁気
ブラシ35の架橋位置が一定位置で保持される安定状態
となってしまうことがあり、そのときには、現像スリー
ブ32の円周面、ひいては感光体ドラム7の円周面に回
転方向に沿った直線状の黒線の画像が形成されるので、
前記隙間間隔L1の設定を考慮すべきである。
アジテータ33の回転軌跡の間隔L2を一定にしたま
ま、隙間間隔L1を広くすると、規制部材37の下端が
図4において下方に移動し、現像室34内のトナー上面
62aも下がることになる。この結果、磁石ローラ38
の磁界の影響が磁性トナー62に適正に及ばなくなり、
現像スリーブ32の表面に適正量の磁性トナー62が吸
着されず、画質が悪くなる。またトナー上面62aの高
さ、すなわち規制部材37の下端の高さを維持したま
ま、間隔L1を広くすると、間隔L2が広くなり、第1
回転アジテータ33の回転にともなってそのアジテータ
先端と規制部材37の下端の間を通って現像スリーブ3
2へ向けて掻き上げられるトナー量が増大する。このと
き、規制部材37の下端はトナー供給スリット36に近
いため、キャリアに対する磁性トナー比が大きくなり、
「切れ」の悪い画像となる。従ってこのような事態は回
避すべきである。
と、規制部材37の裏面側の通路が狭くなるから、その
通路の大きさを確保するために現像ケース27全体を大
きくしなければならない。上記の後者の場合、間隔L2
を小さくするために第1回転アジテータ33の半径を大
きくすると、やはり現像ケース27全体を大きくしなけ
ればならない、という欠点もあらわれてくる。
で、良好な画像を形成できるだけでなく、装置を小型に
できる。
32の長さとほぼ等しく、また、現像スリーブ32の円
周面と規制部材37の広幅面との隙間が略同じになるよ
うに同心状に配置しておけば、第1回転アジテーター3
3による前記磁性トナー62の攪拌作用を現像スリーブ
32の全長にわたって略均一に起こさせることができ、
現像スリーブ32の長手方向に画像のむらができないと
いう効果を奏する。
うに矢印E方向に回転するとき、磁石ローラ38の磁極
の相対接近位置が固定アジテータ44に対して順次変化
する。従って、磁性体からなる固定アジテータ44側に
は、磁石ローラ38における最接近した磁極(例えばN
極)と反対極(例えばS極)が現れるように磁力線45
の向きが出る(図5参照)。そして、この磁力線45に
沿って固定アジテータ44の表面に磁性キャリアの磁気
ブラシが形成され、この磁気ブラシ46の向き及び長さ
が前記磁石ローラ38の回転に応じて絶えず変化するこ
とになる。
ーブレード39の先端部で掻き取られた磁性キャリア
は、前記磁力線の変化に応じて固定アジテーター44の
表面に飛び移り、当該固定アジテーター44の周面を駆
け巡ることとなるので、トナー62も攪拌されることと
なり、トリマーブレード39の内側面(現像室30内
側)で磁性キャリア及びトナーが固化することを防止す
るとができる。
テーター33の回転軌跡の外にあっても、固定アジテー
ター44の付着した磁性キャリア(磁気ブラシ)によ
り、前記トリマーブレード39の先端で掻き取られ、ト
リマーブレード39の先端部と現像スリーブ32の下部
側とで囲まれる領域で、且つ前記磁石ローラ32の磁界
影響範囲内にあるトナーを効率良く攪拌することができ
ることになる。
スリーブ32の長さとほぼ等しく、また、現像ズリーブ
32の軸線と平行状に配置しておけば、固定アジテータ
ー44による前記トナー62の攪拌作用を現像スリーブ
32の全長にわたって略均一に起こさせることができる
という効果を奏する。
すれば、磁力線は一箇所に集中することがないので、当
該固定アジテーター44の周面に形成された磁性キャリ
ア(磁気ブラシ)は、その長さ及び向きを絶えず変化し
ながら移動する。従って、固定アジテーター44を第3
アジテーター33の回転軌跡外の近傍に配置すれば、こ
の固定アジテーター44を介して磁性キャリアを前記回
転軌跡内に持ち込む作用の果たすことができる。
記載の発明は、表面に現像剤を担持して回転する現像ス
リーブとその内径側で回転する磁石ローラとからなる現
像ローラを有する現像室と、該現像室内における磁性ト
ナーと磁性キャリアとの混合物からなる現像剤を攪拌す
るための第1攪拌手段と、前記現像室に磁性トナーを供
給するための第2攪拌手段を備えた攪拌室とを備えた現
像装置において、前記現像室と攪拌室との間に垂下して
取付けられ、且つ中途部が前記現像室内にて現像ローラ
の周面と対向し、自由端が前記第1攪拌手段に向かうよ
うに配置した規制部材を、磁性体にて構成し、前記規制
部材の広幅面と現像スリーブ周面との隙間間隔を、前記
磁石ローラの磁界にて生成される磁性キャリアによる磁
気ブラシが規制部材の広幅面に架橋されず、且つ前記現
像スリーブ表面に磁性トナーが吸着され得るように設定
したものである。
回転により、現像スリーブの表面に近い箇所の規制部材
に磁力が及んでも、規制部材が磁性体であるため、磁気
遮蔽されて規制部材の裏面側(第2攪拌手段と対峙する
側)には、磁界が発生せず、第2攪拌手段により規制部
材の裏面に衝突した磁性トナーがそのまま付着して滞留
することがなく、当該磁性トナーは規制部材の裏面に沿
って第1攪拌手段方向に移動するというトナーの補給作
用を確実且つ円滑にすることができる。
リアとの攪拌作用を受けることができ、磁性トナーと磁
性キャリアと混合比率も所定の状態に保持できるから、
形成される画像の質も安定するという効果を奏する。
の表面との隙間間隔が狭過ぎて、前記磁性キャリアによ
り生成される磁気ブラシが現像スリーブの表面と前記規
制部材の表面とにわたって架橋され、しかも、現像スリ
ーブが回転しているにも拘らず、前記磁気ブラシの架橋
位置が一定位置で保持される安定状態となってしまうと
いう現象が発生せず、この現象のために、現像スリーブ
の円周面の回転方向に沿った直線状の黒線の画像が形成
されることがない。また、前記隙間間隔が広すぎること
により、第1回転アジテーターの回転軌跡より半径外側
に位置する規制部材の自由端のため、磁石ローラの磁界
の影響が磁性トナーに適正に及ばなくなり、適正量の磁
性トナーが現像スリーブ表面に吸着できず画質が悪くな
るという現象もなくすることができ、画質を向上するこ
とができるという効果も奏する。
段が規制部材を純鉄等の磁性体製にするだけであるた
め、製造コストの低減をも図ることができるという効果
を奏する。
像装置において、前記規制部材を板状に形成し、該規制
部材をその広幅面が現像ローラの周面に略平行状となる
ように沿設したものである。
用・効果を達成すると共に、第1回転アジテーターによ
る前記磁性トナーの攪拌作用を現像スリーブの全長にわ
たって略均一に起こさせることができ、現像スリーブの
長手方向に画像のむらができないという効果を奏する。
ター 32 現像スリーブ 33 第1攪拌手段としての第1回転アジテー
ター 34 現像室 36 トナー供給スリット 37 規制部材 38 磁石ローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 表面に現像剤を担持して回転する現像ス
リーブとその内径側で回転する磁石ローラとからなる現
像ローラを有する現像室と、該現像室内における磁性ト
ナーと磁性キャリアとの混合物からなる現像剤を攪拌す
るための第1攪拌手段と、前記現像室に磁性トナーを供
給するための第2攪拌手段を備えた攪拌室とを備えた現
像装置において、前記現像室と攪拌室との間に垂下して
取付けられ、且つ中途部が前記現像室内にて現像ローラ
の周面と対向し、自由端が前記第1攪拌手段に向かうよ
うに配置した規制部材を、磁性体にて構成し、 前記規制部材の広幅面と現像スリーブ周面との隙間間隔
を、前記磁石ローラの磁界にて生成される磁性キャリア
による磁気ブラシが規制部材の広幅面に架橋されず、且
つ前記現像スリーブ表面に磁性トナーが吸着され得るよ
うに設定したこと を特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 前記規制部材を板状に形成し、該規制部
材をその広幅面が現像ローラの周面に略平行状となるよ
うに沿設したことを特徴とする請求項1記載の現像装
置。
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- 1994-04-19 JP JP8008094A patent/JP3290800B2/ja not_active Expired - Fee Related
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