JPH09146372A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Publication number
JPH09146372A
JPH09146372A JP7305893A JP30589395A JPH09146372A JP H09146372 A JPH09146372 A JP H09146372A JP 7305893 A JP7305893 A JP 7305893A JP 30589395 A JP30589395 A JP 30589395A JP H09146372 A JPH09146372 A JP H09146372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
developer
developing
roll
magnets
Prior art date
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Pending
Application number
JP7305893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Kabashima
浩貴 椛島
Koichi Gunji
幸一 軍司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP7305893A priority Critical patent/JPH09146372A/ja
Publication of JPH09146372A publication Critical patent/JPH09146372A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤の交換性を向上して現像剤の繰り返し
使用によるストレスを減少し、トナー飛散を防げる現像
装置を提供することにある。 【解決手段】 マグネットロール111を固設し、マグ
ネットロール111の外周で現像ロール112を回転す
ることにより像担持体1と対向する現像領域に現像剤を
搬送して像担持体1表面に担持してある静電潜像を顕像
化する現像装置100で、マグネットロール111はパ
ドルホイール113との対向部分に隣接する同極の磁石
を配設して反発磁界を形成し、同極磁石間S2,S3に
補助磁石Msを設け、マグネットロール111は現像ロ
ール112の両端部20mm以内で同極磁石間磁束密度
が磁石と同極側70G以下、逆極側20G以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写プロ
セス等で像担持体の表面に形成された静電潜像を可視像
化する現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現像領域を通過してトナー濃度の低下し
た現像剤を交換するために同極の2つの強い磁力を有す
る磁石による反発磁界を形成した現像装置が提案されて
いる(特開平2−110484号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
現像装置(特開平2−110484号参照)は、反発磁
界を形成する同極の磁石間で反発磁界が形成されている
が、斯かる反発磁界を形成する同極の磁石間の角度は約
40°と小さいため、現像スリーブから現像剤が離脱し
にくい。
【0004】また、同極の磁石間の角度を大きくした場
合には、その磁石間に逆極性の磁力が生じて現像剤の交
換性が悪くなるため、逆極性の磁力を抑えるため同極の
磁石間に補助磁石を配置する場合がある。斯かる現像装
置は、現像スリーブの両端部における磁束密度が中央部
に対して大きくなるため、同極磁石間の磁束密度も大き
くなり、現像剤の交換性が悪くなる。従って、同じ現像
剤が繰り返しストレスを受けてその帯電量が下がるため
に中央部に比べて端部のトナー飛散が多くなる。
【0005】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、現像
剤の交換性を向上して現像剤の繰り返し使用によるスト
レスを減少し、トナー飛散を防げる現像装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の構成
により達成される。
【0007】(1) マグネットロールを固設し、当該
マグネットロールの外周で現像スリーブを回転すること
により像担持体と対向する現像領域に現像剤を搬送して
前記像担持体表面に担持してある静電潜像を顕像化する
現像装置において、前記マグネットロールは現像剤供給
部材との対向部分に隣接する同極の磁石を配設して反発
磁界を形成し、前記同極の磁石間に補助磁石を設けて前
記現像スリーブ両端部20mm以内で当該現像スリーブ
表面の同極磁石間磁石密度が磁石と同極側70G以下、
逆極側20G以下であることを特徴とする現像装置。
【0008】(2) 前記反発磁界を形成する同極の磁
石間の角度を60°〜150°とすることを特徴とする
(1)の現像装置。
【0009】上記(1)、(2)の構成によれば、現像
スリーブ両端部での現像剤の交換性が改善されるため、
同じ現像剤が繰り返しストレスを受けることがなくな
り、トナー飛散が減少する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を示す図
面に基づいて説明する。
【0011】図1は本実施例の現像装置を示す縦断面図
であり、図2は本実施例に斯かる現像装置の構成を示す
横断面図である。
【0012】像担持体1は感光体ドラムであり、図示し
ない光学系から表面に光を照射して静電潜像を形成する
ものであり、矢印a方向に回転する。
【0013】本実施例の現像装置100は、像担持体1
に対向して現像ロール112を配置するとともに現像ロ
ール112にトナーと磁性キャリアとからなる現像剤を
供給するパドルホイール113と現像剤を混合撹拌しな
がら搬送するスクリュウ121,122を配置し、その
間に両端部を除いて仕切り板115で仕切ってある。現
像ロール112の上方には現像剤規制部材114が設け
られ、斯かる現像剤規制部材114は現像ロール112
に担持した現像剤層を所定の厚さに規制するようになっ
ている。
【0014】スクリュウ121とスクリュウ122とは
互いに同様の形状であり、回転軸121aの外周部に螺
旋羽根部材121b,122bを取り付けたものであ
る。これらスクリュウ121,122は互いに異なる方
向に搬送し、仕切り板115の回りに循環させるように
なっている。
【0015】現像ロール112は非磁性材料により円筒
状に形成されるとともに図示しないモータにより回転可
能な現像スリーブ112aと、この現像スリーブ112
aの内部に固定配置したマグネットロール111とによ
り構成してある。マグネットロール111の磁力により
磁性キャリアとトナーからなる二成分現像剤Dの磁気ブ
ラシを表面に形成し、この磁気ブラシを現像ロール11
2に印加したバイアス電圧と現像スリーブ112aの回
転により、像担持体1の表面に形成した静電潜像に摺擦
することにより、トナー像に顕像化する。
【0016】補給用のトナーは現像容器101の上面部
にスクリュウ121の左側端部に対向して設けたトナー
補給部101aから供給するようにしてある。
【0017】図3は本実施例の現像スリーブに内蔵して
あるマグネットロールの磁石の配置を示す断面図であ
り、図4は図3に示す磁石配置における現像スリーブで
の磁力分布を示すグラフである。
【0018】マグネットロール111は、図3に示すよ
うに表面に磁極N1,N2、S1〜S3を交互に、か
つ、現像領域の背面であるパドルホイール113と最も
近接する部分に強く着磁した同極の磁石S2,S3(以
下、これを同極磁石と略称する。)を周方向に隣接して
設けたものであり、更に同極磁石S2,S3の間に補助
磁石Msを設けてある。
【0019】例えば磁石N1と磁石S1との磁極間角度
は約70°であり、磁石S1と磁石N2との磁極間角度
は約60°であり、磁石N2と磁石S2との磁極間角度
は約50であり、磁石S2と磁石S3との磁極間隔度は
約95°である。
【0020】磁石S2と磁石S3との磁極間角度は60°
以下であると、現像材の交換性が悪くなり、150°以
上であると現像剤を現像ロール112に供給することが
難しくなるため、60°〜150°の範囲が好ましい。
【0021】磁石N1は図4に示すように約1000ガ
ウスの磁力でN極性を示し、磁石S1は磁力が約600
ガウスでS極性を示し、磁石N2は図4に示すように磁
力が約600ガウスでN極性を示し、磁石S2は図4に
示すように磁力が約700ガウスでS極性を示し、磁石
S3は磁力が約750ガウスでS極性を示している。
【0022】図5は補助磁石を示す断面及び磁束分布を
示す図であり、図6は同極磁石S2,S3間の現像ロー
ル112の長手方向における磁束密度の分布を示すグラ
フである。
【0023】補助磁石Msは、図5(b)に示すように
最大厚さtaを3mmとし、両端部における厚さtb
1.5mmとしてある。従って、補助磁石Msの表面に
おける磁束密度の分布は図5(a)に示すように着磁部
分の両端20mm以内で磁束密度を小さくしてある。
【0024】同極の磁石間に単に補助磁石を配置した従
来の現像スリーブの磁束密度は図6に点線で示したよう
に現像スリーブ112aの両端部20mm以内で大きく
なっているので、現像剤の交換性が悪くなって中央部に
比べて端部のトナー飛散が多く発生する。
【0025】なお、本実施例では、補助磁石Msの厚さ
を図5(b)に示すように成形することによって図5
(a)に示すような磁束密度分布を得ているが、これに
限定されるものでなく、図5(c)に示すように補助磁
石Msの厚さを中央部と両端部で均一とし着磁分布を直
接コントロールすることにより図5(a)に示した磁束
密度を達成することもできる。
【0026】次に本実施例の現像装置100の動作につ
いて説明する 現像装置100では、現像容器101内に充填してある
現像剤Dがパドルホイール113により現像ロール11
2側に供給され、磁石S2の磁力により現像スリーブ1
12aに保持される。現像ロール112では周囲の現像
スリーブ112aが図3に示すように反時計廻り方向に
回転することにより現像剤Dを像担持体1と対向する現
像領域に搬送される。現像スリーブ112a上の現像剤
Dは現像剤規制部材114により適切な厚さに規制され
た後、現像領域において像担持体1の表面に形成された
静電潜像に対して現像作用を及ぼし、これにより現像剤
D中のトナーが消費される。
【0027】トナーが消費された現像剤Dは、同極の磁
石S3と磁石S2との間の現像スリーブ112a長手方向
全域にわたる適切な反発磁界により現像スリーブ112
aより離脱し、その後、新たな現像剤がパドルホイール
113により供給される。現像スリーブ112aより離
脱した現像剤は、パドルホイール113によりスクリュ
ウ121まで運ばれ、ここで元の現像剤と合流する。そ
して、この現像剤Dはスクリュウ14,15がそれぞれ
互いに逆方向に回転することにより、仕切り板115の
廻りに図1において時計廻り方向に循環し、現像容器1
01内のトナー濃度を均一に維持する。
【0028】ここで、現像容器101内のトナー濃度が
低下すると、図示しないトナー濃度検知手段により報知
がなされる。これによりトナー補給口20からトナー補
給がされると、補給されたトナーはスクリュウ121の
図において左端部に設けられた切り返し部123により
現像容器101内へ取り入れられる。現像容器101内
に入ったトナーは直ちにスクリュウ121の順送り部と
の境で右側から搬送されてくる現像剤Dと合流し、スク
リュウ122側へ押し出される。そして、この補給され
たトナーおよび現像剤Dはスクリュウ122の螺旋状羽
根部材121b,122bにより混合されて撹拌されな
がら右側へ搬送される。
【0029】トナーが十分に混合された現像剤Dはスク
リュウ122からスクリュウ121へ戻される。その後
この現像剤Dはスクリュウ121によりパドルホイール
113との間で部分的に交換を繰り返されながら左側へ
移動する。これにより現像剤Dの高トナー側に搬送され
るトナー濃度が全体的に上昇する。
【0030】以上に説明した現像装置100は、マグネ
ットロール111を図3から図6に示すように構成した
ことにより、現像ロール112の両端部での現像剤の交
換性が改善されるため、同じ現像剤が繰り返しストレス
を受けることがなくなり、トナー飛散が減少する。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上記構成を備えることによ
り、現像スリーブ両端部での現像剤の交換性が改善され
るため、同じ現像剤が繰り返しストレスを受けることが
なくなり、トナー飛散が減少することができる現像装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の現像装置を示す縦断面図である。
【図2】本実施例に斯かる現像装置の構成を示す横断面
図である。
【図3】本実施例の現像スリーブに内蔵してあるマグネ
ットロールの磁石の配置を示す断面図である。
【図4】図3に示す磁石配置における現像スリーブでの
磁力分布を示すグラフである。
【図5】補助磁石を示す断面及び磁束分布を示す図であ
る。
【図6】同極磁石S2,S3間の現像スリーブの長手方
向における磁束密度の分布を示すグラフである。
【符号の説明】
1 像担持体 100 現像装置 111 マグネットロール 112 現像ロール 112a 現像スリーブ 113 パドルホイール(撹拌手段に相当する) Ms 補助磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットロールを固設し、当該マグネ
    ットロールの外周で現像スリーブを回転することにより
    像担持体と対向する現像領域に現像剤を搬送して前記像
    担持体表面に担持してある静電潜像を顕像化する現像装
    置において、前記マグネットロールは現像剤供給部材と
    の対向部分に隣接する同極の磁石を配設して反発磁界を
    形成し、前記同極の磁石間に補助磁石を設けて前記現像
    スリーブ両端部20mm以内で当該現像スリーブ表面の
    同極磁石間磁石密度が磁石と同極側70G以下、逆極側
    20G以下であることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記反発磁界を形成する同極の磁石間の
    角度を60°〜150°とすることを特徴とする請求項
    1記載の現像装置。
JP7305893A 1995-11-24 1995-11-24 現像装置 Pending JPH09146372A (ja)

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JP7305893A JPH09146372A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 現像装置

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JP7305893A JPH09146372A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 現像装置

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JP7305893A Pending JPH09146372A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 現像装置

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JP (1) JPH09146372A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6640076B2 (en) 2000-12-01 2003-10-28 Ricoh Company, Ltd. Developing roller having developing sleeve including portions with different transportation capacities
US7289754B2 (en) 2004-10-29 2007-10-30 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
JP2015215541A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 キヤノン株式会社 現像装置及び画像形成装置
JP2015215543A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 キヤノン株式会社 現像装置及び画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6640076B2 (en) 2000-12-01 2003-10-28 Ricoh Company, Ltd. Developing roller having developing sleeve including portions with different transportation capacities
US7289754B2 (en) 2004-10-29 2007-10-30 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
JP2015215541A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 キヤノン株式会社 現像装置及び画像形成装置
JP2015215543A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 キヤノン株式会社 現像装置及び画像形成装置

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