JP3290487B2 - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば権利を発生さ
せるための特別装置に適用可能なパチンコ機の入賞装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば権利を発生させるための特別装置
に適用可能なように、遊技者に不利な第1状態から遊技
者に有利な第2状態に変換することができ、第2状態の
ときに飛入する球を当該入賞装置内に保留して第1状態
に復帰するときにパチンコ機内に取り込むようにした入
賞装置は、例えば、実公昭54−28070号公報や、
実開昭63−163874号公報等によって知られてい
る。また、パチンコ機の遊技形態として、打球が特定入
賞口に入賞するなど特定条件が成立して権利状態にある
ときに、打球が始動口に入球して始動スイッチが作動
し、この始動スイッチの作動に基づいて、特別装置を遊
技者に不利な第1状態から遊技者に有利な第2状態に変
換することのできるものがある。そして、このような遊
技形態においては、再び特定入賞口に入球すると権利が
消滅する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
入賞装置では、連続して当該入賞装置に入賞する可能性
がある。従って、従来の入賞装置を上記した遊技形態の
パチンコ機に適用すると、権利を充分に活用しないうち
に、権利が消滅してしまい遊技者に不満が残るものにな
っている。また、従来の入賞装置は、遊技部を流下する
球を受け止めるための回動可能な扉板や駆動源としての
ソレノイド等を備え、装置が大型になっている。本発明
は上記に鑑み提案されたもので、例えば権利を発生させ
るための特別装置となる特定領域に連続して球を取り込
むことがないと共に、小型化が可能なパチンコ機の入賞
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、遊技盤に取り付けるための取付基板と、遊技
盤面を流下する球を受け入れ可能に設けた可動部材と、
該可動部材を駆動する駆動源とを備えるパチンコ機の入
賞装置において、取付基板に対して開閉可能に設けられ
た可動部材と、該可動部材に設けられ球1個を保留可能
な特別領域と、該特別領域の底部を形成して上記可動部
材の開閉に連動する閉止板とを備え、上記特別領域を球
検出器が臨む特別球通路と連通させ、常態では可動部材
を閉止して球を受け入れない第1状態となし、特定条件
が成立したとき、可動部材を開放して球を受け入れ可能
な第2状態となし、上記閉止板は、第1状態では自重に
よって下方へ回動して特別領域と特別球通路とを連通さ
せ、第2状態では特別領域の底を形成して特別領域内の
球の流出を阻止するようにし、第2状態にある可動部材
が第1状態に復帰するときに、閉止板の作動により特別
領域に保留した球を特別球通路に導くようにしたもので
ある。
【0005】
【作用】可動部材に設けた特別領域へ球を1個保留可能
であって、この特別領域に保留した球を可動部材が復帰
するときに特別球通路に導くことができ、例えばこの特
別球通路に臨ませた球検出器には保留した球のみが作用
し、上記球検出器が連続的に検出信号を発することがな
い。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面の実施例について説明す
ると、図1は遊技盤1の正面図であって、この遊技盤1
にはガイドレール2で囲まれる遊技部3を形成し、該遊
技部3のほゞ中央にセンター役物4を配設し、向って右
側に、上方から順に、特別装置となる本発明に係る入賞
装置5、始動入賞装置6、大入賞装置7を配設し、左側
には、夫々一般入賞になる上部入賞装置8、チューリッ
プ式入賞装置9、下部入賞装置10を配設し、最下部に
はアウト口11を開設し、更に、アウト口11の上方に
一般入賞となる下方入賞装置12を横方向に配設してあ
る。また、遊技部3の適宜位置には、風車13や表示灯
14、或は障害釘等を適宜配設する。
【0007】本発明に係る入賞装置5は、例えば図2に
示すように、遊技盤1に取り付けるための取付基板15
と、遊技盤面を流下する打球を受け入れ可能に設けた可
動部材16と、該可動部材16を駆動する駆動源とを備
えている。
【0008】取付基板15には、例えば矩形の開口部1
7を設け、この開口部17内に取付基板15に対して開
閉可能な可動部材16を例えば前後方向に摺動可能に設
ける。この可動部材16は、底部を構成する球受板18
と、該球受板18の前端部に設けた前飾り板19と、上
記球受板18の側縁部に延設した一対の支持腕20とを
有し、該支持腕20の途中には支持柱20aが形成して
ある。尚、球受板18の上面には球を後方へ誘導する誘
導リブ18aが設けてある。また、図示の実施例におけ
る前飾り板19は山形にカットしてある。
【0009】また、取付基板15の背面側には、水平面
に延在するように支承板21を設け、この支承板21に
上記可動部材16を摺動可能に支承する。即ち、図示の
実施例によれば、上記支承板21に前後方向のガイド長
孔22を開設すると共に、該ガイド長孔22に上記支持
腕20の支持柱20aを通し、この支持柱20aに対し
て支承板21の上面に摺接可能に載せたスライドプレー
ト23をビス24等で止着する。また、スライドプレー
ト23には遊嵌長孔25を開設する。この遊嵌長孔25
には、上記支承板21の前後方向に並設したガイドを兼
ねる止着ボス26を通すと共に、該止着ボス26に対し
てスライドプレートホルダー27をビス等によって止着
し、上記スライドプレート23及びこのスライドプレー
ト23に止着した可動部材16をスライド可能とする。
【0010】上記可動部材16には球1個を保留可能な
特別領域29を設ける。この特別領域29は、図示の実
施例によれば、球受板18の横方向のほゞ中央部分に、
ほゞ球1個分の間隔をあけて一対の仕切板30を立設す
ると共に仕切板30の間を開口し、この開口部分に閉止
板31を回動自在に設けて構成してある。上記閉止板3
1は、仕切板30の前縁部に設けた軸受溝に、当該閉止
板31の側縁に延設した軸ピン部31aを係止させてあ
る。また、仕切板30の後縁部分には当該後縁部分を架
橋する横桟板32を設け、一対の仕切板30と前飾り板
19と横桟板32とで囲まれる球1個分の空間を形成す
る。
【0011】そして、通常の状態、即ち、可動部材16
が後退して可動部材16の前端面である前飾り板19と
取付基板15とがほゞ面一に揃って閉止した第1状態で
は、閉止板31が自重によって下方へ回動して特別領域
29と後述する特別球通路33とが連通して、特別領域
29内に保留した球をパチンコ機内に取り込むことがで
きる。尚、前飾り板19と取付基板との間の寸法が、少
なくとも球の半径以下になるまでは、特別領域29の保
留球を保留してパチンコ機内に取り込めないように設定
してある。従って、保留球以外を特別領域29へ取り込
むことができない。
【0012】一方、可動部材16が前進して、球受板1
8が取付基板15の前面に突出して開放した第2状態で
は、閉止板31が取付基板15の開口部17の縁15a
に係止するので、当該閉止板31が特別領域29の底を
形成して特別領域29内の球の流出を阻止する。
【0013】取付基板15の背面側には上方及び後方が
開放する球受枠34を延設すると共に、下面開放のリヤ
ボックス35を取り付けて特別球通路33及び一般球通
路36を形成する。即ち、球受枠34の底板34aを可
動部材16の下側に位置させ、中央部を前記仕切板30
の幅で一段下げて溝部37を設ける。また、リヤボック
ス35に、上記溝部37とほゞ同じ幅で一対の起立壁3
8を設け、該起立壁38の上縁を支承板21に連絡す
る。そして、上記起立壁38の間に、横桟板32から延
出する支持板39を遊嵌し、支持板39に突設した支持
柱20bをスライドプレート23に止着する。また、上
記起立壁38の下方部分には、係止爪40を有するスイ
ッチホルダー41を形成し、該スイッチホルダー41に
球検出器42を装着すると共に係止爪40で球検出器4
2の後縁を保持させる。そして、上記溝部37から起立
壁38の間に亙る球の通路を特別球通路33とする。
【0014】上記特別球通路33の左右側方、即ち起立
壁38の外側は一般球通路36となり、可動部材16の
一般領域43に流入した球が球受枠34の上面から落下
する。
【0015】一方、取付基板15の前面側には、開口部
17の幅で球誘導部材44を設ける。この球誘導部材4
4は、上端部に山形の傾斜面を有し、内側傾斜面45が
特別領域29へ球を誘導可能なようになっている。尚、
図3は球誘導部材44の前端面に設けた前飾り46を外
した状態を示している。
【0016】更に、前記したような可動部材16を駆動
する駆動源は、例えばソレノイド47からなり、連繋機
構を介してスライドプレート23に連結してある。即
ち、図示の実施例によれば、支軸48に回動自在に軸着
したクランク部材49の一端にクランクピン50を設
け、このクランクピン50をスライドプレート23の後
縁に設けた連結片51の連結溝51aに遊嵌し、クラン
ク部材49の他端に設けた駆動腕52から延出する一対
の駆動ピン52aの間に、プランジャ53に設けた駆動
板54を遊嵌して構成してある。
【0017】従って、ソレノイド47を消磁した状態で
は、プランジャ53が戻りスプリング55や自重によっ
て下降し、或は必要に応じてスライドプレート23に設
ける付勢手段の付勢が加わってスライドプレート23が
後退している。この状態では、閉止板31と取付基板1
5の開口部17の縁15aとの係止が解けるので、閉止
板31が下方に回動して特別領域29と特別球通路33
とが連通して、閉止板31の上に保留した球が特別球通
路33へ流下可能である(図5)。
【0018】一方、ソレノイド47を励磁すると、プラ
ンジャ53が上昇してクランク部材49が回動し、スラ
イドプレート23が前進して球受板18も前進し、特別
領域29及び一般領域43を上方に向けて開放する。こ
の状態では、閉止板31が取付基板15の開口部17の
縁15aに係止するので、閉止板31の下方への回動が
阻止されて特別領域29内に球を1個保留可能である
(図4、図7)。
【0019】この1個の球を保留した状態では、遊技部
3を流下する球は、特別領域29へ流入できないので、
一般領域43に流入して一般球通路36を通ってパチン
コ機内に取り込まれる。
【0020】そして、所定時間が経過するなど所定要件
が成立したら、ソレノイド47を消磁して可動部材16
を後退させて、図5に示すように、特別領域29に保留
した球を特別球通路33に取り込む。このとき特別球通
路33に臨ませた球検出器42が通過する球を検出して
検出信号を送出する。
【0021】上記のような構成の入賞装置5によれば、
可動部材16が取付基板15に対して前後方向に摺動可
能であるので、当該入賞装置5をコンパクトにまとめる
ことができる。また、特別領域29に球を1個保留可能
であって、この保留した球を復帰動作のときに取り込む
ようになっているので、球検出器42が検出する球が一
回の作動当り1個に制限されている。従って、このよう
な入賞装置5を、権利状態を創出する特別入賞装置に適
用するときには、獲得した権利を当該特別入賞装置に連
続して入賞するためによって失うことがなく、興趣の高
いパチンコ機を提供することが可能になる。
【0022】次に、上記のような入賞装置5を用いたパ
チンコ遊技の一例を簡単に説明する。遊技者は先ず特定
条件を成立させて特別装置を作動させるべく打球を発射
する。この実施例では、センター役物4に特定入賞球検
出器56が設けてあるので、このセンター役物4を狙っ
て発射する。
【0023】センター役物4は、図示の実施例によれ
ば、上方部分に鎧部57を備え、この鎧部57の上端に
天入賞口58を有すると共に、左側側方に飛込口59を
有している。また、センター役物4は入賞室60を備
え、この入賞室60へは上記飛込口59を通してのみ打
球の飛入が可能である。
【0024】飛込口59に飛入した打球は、飛入球通路
61を流下して入賞室60の下方に開口する球出口61
aから周遊路62を経て複数の外れ孔63及び誘導棚6
4を設けた回転板65上に到達する。そして、球が回転
板65の外れ孔63に陥入したときは、回転板65の回
転によって排出部に搬送されて一般入賞球として排出さ
れる。
【0025】一方、誘導棚64に載ると、回転板65の
上方に設けたスクリュー体66によって上方へ搬送さ
れ、特定入賞球出口67に排出される。そして、特定入
賞球出口に連通する特定入賞球通路に臨ませた特定入賞
球検出器56を作動させる。
【0026】特定入賞球検出器56が作動すると特別入
賞装置が作動する。即ち、入賞装置5の駆動源であるソ
レノイド47が励磁されて可動部材16が前進し、球を
受け入れ可能になる。従って、遊技者は、この特別入賞
装置である入賞装置5を狙って跳ね返りゴム68のある
遊技部3の右側へ打球を発射する。尚、ソレノイド47
の励磁時間は、例えば6秒間に制限されている。
【0027】入賞装置5には、球誘導部材44が設けて
あるので、球が特別領域29へ流入し易い。そして、特
別領域29に流入した球は、この特別領域29に保留さ
れる。また、続いて球誘導部材44に誘導されて特別領
域29を目指す球は、特別領域29には入球できないの
で一般領域43へ流入する。この一般領域43は常に一
般球通路36に連通しているので、一般領域43に流入
した球は、可動部材16の球受板18から球受枠34の
底板34a上に転出し、一般球通路36に一般入賞球と
して排出され、入賞球として処理される。
【0028】一方、所定時間が経過して可動部材16が
戻り摺動するときに、特別領域29の底を構成する閉止
板31と取付基板15の縁15aとの係止が解けて当該
閉止板31が回動し、特別領域29の底部が開放する。
従って、特別領域29に保留した球が特別球通路33に
流入し、この特別球通路33に流入した球が特別球通路
33に臨ませた権利スイッチとしての球検出器42に作
用する。この球検出器42が作動すると検出信号を送出
し、この検出信号に基づいてパチンコ機は権利状態とな
る。
【0029】権利状態になったならば、大入賞装置7を
遊技者に有利な第2状態に変換する始動入賞口を狙う。
この始動入賞口は、図示の実施例によれば、大入賞装置
7の開放時間よりも長い回転時間を掛けて一回転する回
転筒69を備えた始動入賞装置6によって構成してあ
る。即ち、この始動入賞装置6においては、球が一個陥
入可能な陥入部70を有する回転筒69を備え、この回
転筒69を約12秒で一回転させ、大入賞装置7が開放
中は、回転筒69の周面上で球が待機するように構成し
てある。
【0030】そして、陥入部70に陥入し、回転筒69
の回転によって球取込口71まで運ばれた球は、当該球
取込口71から権利球通路に流出し、権利始動スイッチ
72に作用する。権利始動スイッチ72がオンすると、
大入賞装置7が打球を受け入れ易い遊技者に有利な第2
状態に例えば10秒間変換する。即ち、図示の実施例に
よれば、大入賞装置7に設けた一対の可動翼片73を1
0秒間開放して打球を受け入れ可能とする。尚、10秒
経過以前であっても、大入賞装置7に設けた10カウン
トスイッチ74が10個の球を検出すると、大入賞装置
7は打球の流入ができない遊技者に不利な第1状態に復
帰する。
【0031】上記のような大入賞装置7の開放は、権利
始動スイッチ72がオンする度に最大16回まで可能で
ある。尚、大入賞装置7の開放が現在何回目であるか
は、センター役物4に設けた例えば7セグメントの発光
ダイオードからなる所謂デジタル表示器で構成した継続
表示器75で可視表示する。また、大入賞装置7に現在
何発の打球が流入したかは、10カウントスイッチ74
によって検出し、上記継続表示器75に並設した10カ
ウント表示器76によって可視表示する。
【0032】上記のようなパチンコ遊技によれば、権利
状態を創出する特別入賞装置である入賞装置5における
特別領域29に球が1個しか流入できないので、球検出
器42が連続的にオンすることによって権利状態が消滅
することがない。また、権利始動スイッチ72が約12
秒の間隔をおいてオンするので、大入賞装置7に規制さ
れた数の球が入賞する前に、次の開放動作に移行するこ
とがない。従って、遊技者は規制された範囲内で権利状
態を充分に活用することができ、多数の賞球の獲得が可
能になり、パチンコ遊技の興趣が著しく向上する。
【0033】以上本発明を図面の実施例について説明し
たが、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適
宜に実施できる。例えば、可動部材は取付基板に対して
開放可能であり、閉止するときに保留した球を特別球通
路に導入可能ならばどのような構成であってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上要するに本発明に係るパチンコ機の
入賞装置は、遊技盤に取り付けるための取付基板と、遊
技盤面を流下する球を受け入れ可能に設けた可動部材
と、該可動部材を駆動する駆動源とを備えるパチンコ機
の入賞装置において、取付基板に対して開閉可能に設け
られた可動部材と、該可動部材に設けられ球1個を保留
可能な特別領域と、該特別領域の底部を形成して上記可
動部材の開閉に連動する閉止板とを備え、上記特別領域
を球検出器が臨む特別球通路と連通させ、常態では可動
部材を閉止して球を受け入れない第1状態となし、特定
条件が成立したとき、可動部材を開放して球を受け入れ
可能な第2状態となし、上記閉止板は、第1状態では自
重によって下方へ回動して特別領域と特別球通路とを連
通させ、第2状態では特別領域の底を形成して特別領域
内の球の流出を阻止するようにし、第2状態にある可動
部材が第1状態に復帰するときに、閉止板の作動により
特別領域に保留した球を特別球通路に導くようにしたの
で、例えば特別球通路に臨ませた球検出器には、保留し
た一つの球以外は作用しない。従って、一回の可動部材
の開閉動作では球検出器が一回以上オンすることがない
ので、例えば権利を発生させる特別装置に適用した場合
に、遊技状態を遊技者に不利に変化させることがなく、
興趣の高いパチンコ遊技を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の遊技盤の概略正面図である。
【図2】入賞装置の正面図である。
【図3】球誘導部材の前端面を覆う前飾りを外した状態
の入賞装置の正面図である。
【図4】可動部材が前進した状態を示す入賞装置の縦断
面図である。
【図5】可動部材が後退した状態を示す入賞装置の縦断
面図である。
【図6】可動部材が前進した状態を示す入賞装置の平面
図である。
【図7】可動部材が前進した状態を示す入賞装置の横断
面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機の遊技盤 3 遊技部 5 入賞装置 15 取付基板 16 可動部材 29 特別領域 33 特別球通路 42 球検出器 47 駆動源としてのソレノイド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に取り付けるための取付基板と、
    遊技盤面を流下する球を受け入れ可能に設けた可動部材
    と、該可動部材を駆動する駆動源とを備えるパチンコ機
    の入賞装置において、 取付基板に対して開閉可能に設けられた可動部材と、該
    可動部材に設けられ球1個を保留可能な特別領域と、該
    特別領域の底部を形成して上記可動部材の開閉に連動す
    る閉止板とを備え、 上記特別領域を球検出器が臨む特別球通路と連通させ、 常態では可動部材を閉止して球を受け入れない第1状態
    となし、 特定条件が成立したとき、可動部材を開放して球を受け
    入れ可能な第2状態となし、上記閉止板は、第1状態では自重によって下方へ回動し
    て特別領域と特別球通路とを連通させ、第2状態では特
    別領域の底を形成して特別領域内の球の流出を阻止する
    ようにし、 第2状態にある可動部材が第1状態に復帰するときに、
    閉止板の作動により特別領域に保留した球を特別球通路
    に導くようにしたことを特徴とするパチンコ機
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