JP3287971B2 - データ受信装置 - Google Patents
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- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
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- Signal Processing (AREA)
- Power Engineering (AREA)
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- Noise Elimination (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信用電話システ
ム、移動通信用データ通信システム等に使用する際に、
干渉信号の影響を取り除き、周波数利用効率を向上させ
ることのできるデータ受信装置に関する。
ム、移動通信用データ通信システム等に使用する際に、
干渉信号の影響を取り除き、周波数利用効率を向上させ
ることのできるデータ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信においては、受信レベルが低い
等の理由により、相対的に所望信号に対する雑音レベル
が高いことがある。このような場合、アナログ回路では
音声等に雑音が混入するが、ディジタル通信ではビット
の誤りが生じる。ところが、受信レベルが大きくても、
所望信号と同一の周波数帯もしくは隣接する周波数帯に
別の大きな信号が存在すると、受信レベルが低い場合と
同様の受信品質の劣化が生じる。これらの原因は、主に
他の基地局からの送信信号であり、近年まではこれは除
去不可能と考えられてきた。このため、回線設計におい
ては、基地局の配置や周波数の割当に大きな影響をもた
らし、周波数用効率を向上させる上で大きな障害となっ
てきた。近年、この干渉信号を除去する方式が報告され
ている。以下代表的な2方式を従来例として説明する。
等の理由により、相対的に所望信号に対する雑音レベル
が高いことがある。このような場合、アナログ回路では
音声等に雑音が混入するが、ディジタル通信ではビット
の誤りが生じる。ところが、受信レベルが大きくても、
所望信号と同一の周波数帯もしくは隣接する周波数帯に
別の大きな信号が存在すると、受信レベルが低い場合と
同様の受信品質の劣化が生じる。これらの原因は、主に
他の基地局からの送信信号であり、近年まではこれは除
去不可能と考えられてきた。このため、回線設計におい
ては、基地局の配置や周波数の割当に大きな影響をもた
らし、周波数用効率を向上させる上で大きな障害となっ
てきた。近年、この干渉信号を除去する方式が報告され
ている。以下代表的な2方式を従来例として説明する。
【0003】図17は従来例1におけるデータ受信装置
の構成を示すものである。図17において、93a、9
3bはアンテナで、それぞれの受信信号は重み付け器9
4、95に入り、それらの出力は加算器96で加算さ
れ、判定器97で判定され、希望信号98となる。
の構成を示すものである。図17において、93a、9
3bはアンテナで、それぞれの受信信号は重み付け器9
4、95に入り、それらの出力は加算器96で加算さ
れ、判定器97で判定され、希望信号98となる。
【0004】以下、この従来例1の動作について説明す
る。2系統のアンテナ93a、93bには、雑音がない
場合を想定し、式(1)および(2)のような信号が入
力されたとする。 a(t) x(t) +b(t) y(t) ・・・(1) c(t) x(t) +d(t) y(t) ・・・(2) ここで、x(t) は希望信号、y(t) は干渉信号とし、a
(t) 、b(t) 、c(t) 、d(t) はそれぞれの信号の伝達
関数とする。重み付け器94、95は、加算器96の出
力と判定器97の出力との誤差をなくすように順次重み
付け係数を更新するように働くため、かりに重み付け器
94がd(t) 、重み付け器95が−b(t)となると、加
算器96の出力は(d(t) a(t) −b(t) c(t) )x
(t) となり、干渉信号y(t) がキャンセルされる。しか
し、d(t) a(t) =b(t) c(t) の時は、両信号ともキ
ャンセルされるため、性能劣化を生ずる。
る。2系統のアンテナ93a、93bには、雑音がない
場合を想定し、式(1)および(2)のような信号が入
力されたとする。 a(t) x(t) +b(t) y(t) ・・・(1) c(t) x(t) +d(t) y(t) ・・・(2) ここで、x(t) は希望信号、y(t) は干渉信号とし、a
(t) 、b(t) 、c(t) 、d(t) はそれぞれの信号の伝達
関数とする。重み付け器94、95は、加算器96の出
力と判定器97の出力との誤差をなくすように順次重み
付け係数を更新するように働くため、かりに重み付け器
94がd(t) 、重み付け器95が−b(t)となると、加
算器96の出力は(d(t) a(t) −b(t) c(t) )x
(t) となり、干渉信号y(t) がキャンセルされる。しか
し、d(t) a(t) =b(t) c(t) の時は、両信号ともキ
ャンセルされるため、性能劣化を生ずる。
【0005】図18は従来例2におけるデータ受信装置
の構成を示すものである。図18において、99a、9
9bはアンテナで、それぞれ加算器99g、99hに入
り、その出力は自乗計算器99j、99kに入る。自乗
計算器99j、99kの出力は、加算器99jで加算さ
れ、MLSE等化器99pに入る。MLSE等化器99
pからは、信号X、Y99qのほか内部状態が出力さ
れ、信号X再生器A99l、信号Y再生器A99m、信
号X再生器B99o、信号Y再生器B99nに入り、そ
れぞれの出力は、回線推定器99c、99d、99e、
99fに入り、加算器99g、99hに入る。
の構成を示すものである。図18において、99a、9
9bはアンテナで、それぞれ加算器99g、99hに入
り、その出力は自乗計算器99j、99kに入る。自乗
計算器99j、99kの出力は、加算器99jで加算さ
れ、MLSE等化器99pに入る。MLSE等化器99
pからは、信号X、Y99qのほか内部状態が出力さ
れ、信号X再生器A99l、信号Y再生器A99m、信
号X再生器B99o、信号Y再生器B99nに入り、そ
れぞれの出力は、回線推定器99c、99d、99e、
99fに入り、加算器99g、99hに入る。
【0006】以下、この従来例2の動作について説明す
る。MLSE等化器99pでは、希望信号と干渉信号の
両方を加味した状態を有している。例えば変調方式をQ
PSKとすると、希望信号の状態数も干渉信号の状態数
も4なので、両者の状態を同時に考慮すると16状態と
なる。MLSE等化器99pで考慮する状態に対して、
信号X再生器A99lで希望信号を再生し、回線推定器
99cで推定した希望信号の回線(式(1)のa(t) )
のレプリカを作る。一方、同様にMLSE等化器99p
で考慮する状態に対して、信号Y再生器A99mで干渉
信号を再生し、回線推定器99dで推定した干渉信号の
回線(式(1)のb(t) )のレプリカを作る。同様に、
回線推定器99e、99fでは、推定した希望信号、干
渉信号のレプリカc(t) x(t) 、d(t) y(t) を作る。
アンテナ99aで受信された信号に対して、加算器99
gで足し合わされた上記希望信号と干渉信号のレプリカ
の和を加算器99gで引くことにより誤差が得られ、こ
れを自乗計算器99jで自乗することによってブランチ
メトリックとする。もう一方のアンテナ99bで受信さ
れた信号に対しても、同様にMLSE等化器99pで考
慮する状態に対しては自乗計算器99k出力をブランチ
メトリックとする。この例ではダイバーシチを行ってい
るので、自乗計算器99jの出力と自乗計算器99kの
出力を加算器99iで加えることによって、ダイバーシ
チでのブランチメトリックとする。この操作をMLSE
等化器99pで状態数分行ってMLSE等化を進めるこ
とによって、干渉成分と所望成分を同時に推定すること
ができ、回線品質を改善することができる。
る。MLSE等化器99pでは、希望信号と干渉信号の
両方を加味した状態を有している。例えば変調方式をQ
PSKとすると、希望信号の状態数も干渉信号の状態数
も4なので、両者の状態を同時に考慮すると16状態と
なる。MLSE等化器99pで考慮する状態に対して、
信号X再生器A99lで希望信号を再生し、回線推定器
99cで推定した希望信号の回線(式(1)のa(t) )
のレプリカを作る。一方、同様にMLSE等化器99p
で考慮する状態に対して、信号Y再生器A99mで干渉
信号を再生し、回線推定器99dで推定した干渉信号の
回線(式(1)のb(t) )のレプリカを作る。同様に、
回線推定器99e、99fでは、推定した希望信号、干
渉信号のレプリカc(t) x(t) 、d(t) y(t) を作る。
アンテナ99aで受信された信号に対して、加算器99
gで足し合わされた上記希望信号と干渉信号のレプリカ
の和を加算器99gで引くことにより誤差が得られ、こ
れを自乗計算器99jで自乗することによってブランチ
メトリックとする。もう一方のアンテナ99bで受信さ
れた信号に対しても、同様にMLSE等化器99pで考
慮する状態に対しては自乗計算器99k出力をブランチ
メトリックとする。この例ではダイバーシチを行ってい
るので、自乗計算器99jの出力と自乗計算器99kの
出力を加算器99iで加えることによって、ダイバーシ
チでのブランチメトリックとする。この操作をMLSE
等化器99pで状態数分行ってMLSE等化を進めるこ
とによって、干渉成分と所望成分を同時に推定すること
ができ、回線品質を改善することができる。
【0007】このように、上記従来のデータ受信装置で
も、干渉信号の影響を除去し、回線品質を向上させるこ
とができる。
も、干渉信号の影響を除去し、回線品質を向上させるこ
とができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ受信装置は、以下のような問題がある。 1)従来例1では演算量は少ないものの、干渉波による
劣化の改善量は従来例2より劣る。 2)従来例2では特性は良いものの、演算量が多く実現
が困難である。 本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、少な
い演算量で、十分な干渉信号除去効果を実現し、受信品
質の向上と周波数利用効率の向上とを実現することので
きるデータ受信装置を提供することを目的とするもので
ある。
来のデータ受信装置は、以下のような問題がある。 1)従来例1では演算量は少ないものの、干渉波による
劣化の改善量は従来例2より劣る。 2)従来例2では特性は良いものの、演算量が多く実現
が困難である。 本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、少な
い演算量で、十分な干渉信号除去効果を実現し、受信品
質の向上と周波数利用効率の向上とを実現することので
きるデータ受信装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、干渉信号を推定する等化器を並列に配置
して干渉信号をキャンセルするようにしたものである。
成するために、干渉信号を推定する等化器を並列に配置
して干渉信号をキャンセルするようにしたものである。
【0010】
【作用】上記の構成によって、少ない演算量で干渉信号
を除去でき、受信品質の向上と周波数利用効率の向上と
が図れる。
を除去でき、受信品質の向上と周波数利用効率の向上と
が図れる。
【0011】
(発明1の実施例)以下、本発明の発明1におけるデー
タ受信装置の実施例を、以下実施例1として説明する。
図1は本発明の実施例1の構成を示すものである。図1
において、1はアンテナであり、2a、2b、2cは重
み付け器であり、3は加算器であり、4a、4bは判定
器である。5aは希望信号であり、5b,5cは同一の
干渉信号である。2aは第1の重み付け器であり、2b
は第2の重み付け器であり、3は第1の加算器であり、
これらにより第1の等化器を構成する。4aは第1の判
定器、4bは第2の判定器であり、これにより第2の等
化器を構成する。
タ受信装置の実施例を、以下実施例1として説明する。
図1は本発明の実施例1の構成を示すものである。図1
において、1はアンテナであり、2a、2b、2cは重
み付け器であり、3は加算器であり、4a、4bは判定
器である。5aは希望信号であり、5b,5cは同一の
干渉信号である。2aは第1の重み付け器であり、2b
は第2の重み付け器であり、3は第1の加算器であり、
これらにより第1の等化器を構成する。4aは第1の判
定器、4bは第2の判定器であり、これにより第2の等
化器を構成する。
【0012】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、式(1)の信号がアンテナ1に入力されたと
する。重み付け器2bは、その出力が干渉信号5c(式
(1)のy(t) に相当)になるように、重み付け係数を
順次更新し、それを判定器4bが判定する。したがっ
て、重み付け器2bの出力は式(3)のように表され
る。
例として、式(1)の信号がアンテナ1に入力されたと
する。重み付け器2bは、その出力が干渉信号5c(式
(1)のy(t) に相当)になるように、重み付け係数を
順次更新し、それを判定器4bが判定する。したがっ
て、重み付け器2bの出力は式(3)のように表され
る。
【0013】
【数1】 ここで、a(t) <b(t) の時には、時刻tの時の干渉信
号5cが得られるため、この信号を干渉信号5bとして
重み付け器2cに入力する。そして重み付け器2aは、
その出力が希望信号5a(式(1)のx(t) に相当)に
なるように、重み付け係数を順次更新され、それを判定
器4aが判定する。したがって、加算器3は時刻tの干
渉信号を用いることが可能となり、重み付け器2cの係
数をz(t)とすると、加算器3の出力は式(4)のよう
に表される。
号5cが得られるため、この信号を干渉信号5bとして
重み付け器2cに入力する。そして重み付け器2aは、
その出力が希望信号5a(式(1)のx(t) に相当)に
なるように、重み付け係数を順次更新され、それを判定
器4aが判定する。したがって、加算器3は時刻tの干
渉信号を用いることが可能となり、重み付け器2cの係
数をz(t)とすると、加算器3の出力は式(4)のよう
に表される。
【0014】
【数2】 この式(4)から明らかなように、y(t)がどんな状態
であっても、Z(t)=b(t)/a(t)であれば、
加算器3の出力はx(t) となり、干渉信号5cをキャン
セルすることが可能であることがわかる。
であっても、Z(t)=b(t)/a(t)であれば、
加算器3の出力はx(t) となり、干渉信号5cをキャン
セルすることが可能であることがわかる。
【0015】(発明1の効果)本発明1は、上記実施例
1から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、2つの異なる送信信号が重なった1
つの受信信号から1つの送信信号を用いて、受信信号に
含まれる1つの送信信号をキャンセルし、もう1つの送
信信号を復調できるという効果を有する。
1から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、2つの異なる送信信号が重なった1
つの受信信号から1つの送信信号を用いて、受信信号に
含まれる1つの送信信号をキャンセルし、もう1つの送
信信号を復調できるという効果を有する。
【0016】(実施例2)以下、本発明の発明2におけ
るデータ受信装置の実施例を実施例2として説明する。
図2は本発明の実施例2の構成を示すものである。図2
において、6はアンテナであり、7a、7b、7c、7
d、7e、7fは重み付け器であり、8a、8bは加算
器であり、9a、9b、9cは判定器である。10aは
希望信号であり、10b、10e、10fは同一の干渉
信号(2)であり、10c 10dは同一の干渉信号
(1)である。重み付け器7a、加算器8a、判定器9
aにより第1の等化器が構成され、第1の加算器8aに
は、得られた全ての干渉信号がそれぞれ対応する数の重
み付け器(ここでは7b、7c)を介して入力される。
重み付け器7d、加算器8b、判定器9bにより、n
(nは1以降の整数で、ここでは1)番目の等化器が構
成され、加算器8bには、前(下位)の段で得られた干
渉信号が重み付け器(ここでは7e)を介して入力され
る。7fおよび9cはn+1番目の重み付け器および判
定器であり、n+1番目の等化器を構成する。
るデータ受信装置の実施例を実施例2として説明する。
図2は本発明の実施例2の構成を示すものである。図2
において、6はアンテナであり、7a、7b、7c、7
d、7e、7fは重み付け器であり、8a、8bは加算
器であり、9a、9b、9cは判定器である。10aは
希望信号であり、10b、10e、10fは同一の干渉
信号(2)であり、10c 10dは同一の干渉信号
(1)である。重み付け器7a、加算器8a、判定器9
aにより第1の等化器が構成され、第1の加算器8aに
は、得られた全ての干渉信号がそれぞれ対応する数の重
み付け器(ここでは7b、7c)を介して入力される。
重み付け器7d、加算器8b、判定器9bにより、n
(nは1以降の整数で、ここでは1)番目の等化器が構
成され、加算器8bには、前(下位)の段で得られた干
渉信号が重み付け器(ここでは7e)を介して入力され
る。7fおよび9cはn+1番目の重み付け器および判
定器であり、n+1番目の等化器を構成する。
【0017】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、アンテナ6の受信信号に3つの異なる送信信
号が重なっている場合について説明する。実施例1の動
作と同様にまず、時刻tの受信信号から時刻tの干渉信
号(2)10fを推定し、この信号を干渉信号(2)1
0eとして重み付け器7eに入力し、時刻tの干渉信号
(1)10dを推定する。実施例1と同様に、重み付け
器7eは干渉信号(2)10fをキャンセルするように
働く。さらに、重み付け器7b、7cは、時刻tのそれ
ぞれ干渉信号(1)10d(10c)、干渉信号(2)
10f(10b)をキャンセルするように働く。このた
め、加算器8aは、時刻tの希望信号10aのみを出力
することが可能となる。
例として、アンテナ6の受信信号に3つの異なる送信信
号が重なっている場合について説明する。実施例1の動
作と同様にまず、時刻tの受信信号から時刻tの干渉信
号(2)10fを推定し、この信号を干渉信号(2)1
0eとして重み付け器7eに入力し、時刻tの干渉信号
(1)10dを推定する。実施例1と同様に、重み付け
器7eは干渉信号(2)10fをキャンセルするように
働く。さらに、重み付け器7b、7cは、時刻tのそれ
ぞれ干渉信号(1)10d(10c)、干渉信号(2)
10f(10b)をキャンセルするように働く。このた
め、加算器8aは、時刻tの希望信号10aのみを出力
することが可能となる。
【0018】この例は、干渉波が2つの場合を想定して
いるが、干渉波が3つ以上ある場合でも、この構成を拡
張すればよい。
いるが、干渉波が3つ以上ある場合でも、この構成を拡
張すればよい。
【0019】このように、実施例2の構成をとることに
より、実施例1では残留する可能性があった他の干渉信
号の影響を精度よく除去することができ、希望信号の誤
り率の向上が図れる。
より、実施例1では残留する可能性があった他の干渉信
号の影響を精度よく除去することができ、希望信号の誤
り率の向上が図れる。
【0020】(発明2の効果)本発明2は、上記実施例
2から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、複数の異なる送信信号が重なった1
つの受信信号から複数の送信信号を用いて、受信信号に
含まれる複数の送信信号をキャンセルし、希望とする送
信信号を復調できるという効果を有する。
2から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、複数の異なる送信信号が重なった1
つの受信信号から複数の送信信号を用いて、受信信号に
含まれる複数の送信信号をキャンセルし、希望とする送
信信号を復調できるという効果を有する。
【0021】(発明3の実施例)以下、本発明の発明3
におけるデータ受信装置の実施例を実施例3として説明
する。図3は本発明の実施例3の構成を示すものであ
る。図3において、11a、11bはアンテナであり、
12a、12b、12c、12d、12eは重み付け器
であり、13a、13b、13cは加算器であり、14
a、14bは判定器である。15aは希望信号であり、
15b、15cは同一の干渉信号である。
におけるデータ受信装置の実施例を実施例3として説明
する。図3は本発明の実施例3の構成を示すものであ
る。図3において、11a、11bはアンテナであり、
12a、12b、12c、12d、12eは重み付け器
であり、13a、13b、13cは加算器であり、14
a、14bは判定器である。15aは希望信号であり、
15b、15cは同一の干渉信号である。
【0022】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、式(1)、(2)の信号がアンテナ11a、
11bに入力されたとする。重み付け器12e、12
d、加算器13c、判定器14bで構成される等化器は
従来例1の構成と同様になり、実施例1と異なり、希望
信号15aはキャンセルされ、干渉信号15cが得られ
る。この干渉信号15cを干渉信号15bとして重み付
け器12cに入力し、加算器13bで差し引くことによ
り、加算器13aに含まれる干渉信号15cをキャンセ
ルし、時刻tの希望信号15aのみを出力することが可
能になる。したがって、実施例1よりも性能よく干渉信
号をキャンセルできる。
例として、式(1)、(2)の信号がアンテナ11a、
11bに入力されたとする。重み付け器12e、12
d、加算器13c、判定器14bで構成される等化器は
従来例1の構成と同様になり、実施例1と異なり、希望
信号15aはキャンセルされ、干渉信号15cが得られ
る。この干渉信号15cを干渉信号15bとして重み付
け器12cに入力し、加算器13bで差し引くことによ
り、加算器13aに含まれる干渉信号15cをキャンセ
ルし、時刻tの希望信号15aのみを出力することが可
能になる。したがって、実施例1よりも性能よく干渉信
号をキャンセルできる。
【0023】この例は、受信信号が2つの場合を想定し
ているが、受信信号が3つ以上ある場合でも、この構成
を拡張すればよい。
ているが、受信信号が3つ以上ある場合でも、この構成
を拡張すればよい。
【0024】このように、実施例3の構成をとることに
より、実施例1よりも精度よく干渉信号を除去すること
ができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
より、実施例1よりも精度よく干渉信号を除去すること
ができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
【0025】(発明3の効果)本発明3は、上記実施例
3から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、2つの異なる送信信号が重なった複
数の受信信号から1つの送信信号を用いて、複数の受信
信号に含まれる1つの送信信号をキャンセルし、希望と
する送信信号を復調できるという効果を有する。かつ、
実施例1と比較すると、より性能がよい。
3から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、2つの異なる送信信号が重なった複
数の受信信号から1つの送信信号を用いて、複数の受信
信号に含まれる1つの送信信号をキャンセルし、希望と
する送信信号を復調できるという効果を有する。かつ、
実施例1と比較すると、より性能がよい。
【0026】(発明4の実施例)以下、本発明の発明4
におけるデータ受信装置の実施例を実施例4として詳細
に説明する。図4は本発明の実施例4の構成を示すもの
である。図4において、16a、16bはアンテナであ
り、17a、17b、17c、17d、17e、17
f、17g、17h、17iは重み付け器であり、18
a、18b、18c、18d、18e、18fは加算器
であり、19a、19b、19cは判定器である。20
aは希望信号であり、20b、20e、20fは同一の
干渉信号(2)であり、20c、20dは同一の干渉信
号(1)である。
におけるデータ受信装置の実施例を実施例4として詳細
に説明する。図4は本発明の実施例4の構成を示すもの
である。図4において、16a、16bはアンテナであ
り、17a、17b、17c、17d、17e、17
f、17g、17h、17iは重み付け器であり、18
a、18b、18c、18d、18e、18fは加算器
であり、19a、19b、19cは判定器である。20
aは希望信号であり、20b、20e、20fは同一の
干渉信号(2)であり、20c、20dは同一の干渉信
号(1)である。
【0027】次に、本実施例の動作について説明する。
例としてアンテナ16a、16bの受信信号に3つの異
なる送信信号が重なっている場合について説明する。実
施例2の動作と同様にまず、時刻tの受信信号から時刻
tの干渉信号(2)20fを推定するが、重み付け器1
7h、17i、加算器18f、判定器19cで構成され
る等化器は、従来例1の構成を有するため、他の信号を
キャンセルしやすくなり、干渉信号(2)20fの推定
値が向上する。次に、時刻tの干渉信号(2)20fを
干渉信号(2)20eとして重み付け器17gに入力し
て、時刻tの干渉信号(1)20dを推定する。実施例
3と同じように、重み付け器17gは干渉信号(2)2
0fをキャンセルするように働く。さらに、重み付け器
17c、17dは、時刻tのそれぞれ干渉信号(1)2
0d(20c)、干渉信号(2)20f(20b)をキ
ャンセルするように働くため、加算器18cは、時刻t
の希望信号20aのみを出力することが可能となる。し
たがって、実施例2よりも性能よく干渉信号をキャンセ
ルできる。
例としてアンテナ16a、16bの受信信号に3つの異
なる送信信号が重なっている場合について説明する。実
施例2の動作と同様にまず、時刻tの受信信号から時刻
tの干渉信号(2)20fを推定するが、重み付け器1
7h、17i、加算器18f、判定器19cで構成され
る等化器は、従来例1の構成を有するため、他の信号を
キャンセルしやすくなり、干渉信号(2)20fの推定
値が向上する。次に、時刻tの干渉信号(2)20fを
干渉信号(2)20eとして重み付け器17gに入力し
て、時刻tの干渉信号(1)20dを推定する。実施例
3と同じように、重み付け器17gは干渉信号(2)2
0fをキャンセルするように働く。さらに、重み付け器
17c、17dは、時刻tのそれぞれ干渉信号(1)2
0d(20c)、干渉信号(2)20f(20b)をキ
ャンセルするように働くため、加算器18cは、時刻t
の希望信号20aのみを出力することが可能となる。し
たがって、実施例2よりも性能よく干渉信号をキャンセ
ルできる。
【0028】この例は、受信信号が2つの場合を想定し
ているが、受信信号が3つ以上ある場合、また干渉信号
が複数ある場合でも、この構成を拡張すればよい。
ているが、受信信号が3つ以上ある場合、また干渉信号
が複数ある場合でも、この構成を拡張すればよい。
【0029】このように、実施例4の構成をとることに
より、実施例2よりも精度よく干渉信号を除去すること
ができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
より、実施例2よりも精度よく干渉信号を除去すること
ができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
【0030】(発明4の効果)本発明4は、上記実施例
4から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、複数の異なる送信信号が重なった複
数の受信信号から複数の送信信号を用いて、複数の受信
信号に含まれる複数の送信信号をキャンセルし、希望と
する送信信号を復調できるという効果を有する。かつ、
実施例2と比較すると、より性能がよい。
4から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、複数の異なる送信信号が重なった複
数の受信信号から複数の送信信号を用いて、複数の受信
信号に含まれる複数の送信信号をキャンセルし、希望と
する送信信号を復調できるという効果を有する。かつ、
実施例2と比較すると、より性能がよい。
【0031】(発明5の実施例)以下、本発明の発明5
におけるデータ受信装置の実施例を実施例5として詳細
に説明する。図5は本発明の実施例5の構成を示すもの
である。図5において、21はアンテナであり、22
a、22b、22c、22d、22e、22fは重み付
け器であり、23a、23b、23c、23dは加算器
であり、24a、24bは判定器であり、25a、25
b、25cは遅延素子である。26aは希望信号であ
り、26b、26cは同一の干渉信号である。
におけるデータ受信装置の実施例を実施例5として詳細
に説明する。図5は本発明の実施例5の構成を示すもの
である。図5において、21はアンテナであり、22
a、22b、22c、22d、22e、22fは重み付
け器であり、23a、23b、23c、23dは加算器
であり、24a、24bは判定器であり、25a、25
b、25cは遅延素子である。26aは希望信号であ
り、26b、26cは同一の干渉信号である。
【0032】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、2つの異なる送信信号が重なり、希望信号お
よび干渉信号に遅延波が存在した場合を想定する。重み
付け器22fは、干渉信号26cの遅延波をキャンセル
するように働くため、干渉信号26cの推定誤差を減少
させる。この干渉信号26cは、重み付け器22bに干
渉信号26bとして入力され、干渉信号26cの主波を
キャンセルする。また重み付け器22cは、干渉信号2
6cの遅延波をキャンセルし、重み付け器22dは、希
望信号26aの遅延波をキャンセルするように働く。し
たがって、上記説明から明らかなように、希望信号およ
び干渉信号に遅延波が存在しても、干渉波をキャンセル
することが可能となる。
例として、2つの異なる送信信号が重なり、希望信号お
よび干渉信号に遅延波が存在した場合を想定する。重み
付け器22fは、干渉信号26cの遅延波をキャンセル
するように働くため、干渉信号26cの推定誤差を減少
させる。この干渉信号26cは、重み付け器22bに干
渉信号26bとして入力され、干渉信号26cの主波を
キャンセルする。また重み付け器22cは、干渉信号2
6cの遅延波をキャンセルし、重み付け器22dは、希
望信号26aの遅延波をキャンセルするように働く。し
たがって、上記説明から明らかなように、希望信号およ
び干渉信号に遅延波が存在しても、干渉波をキャンセル
することが可能となる。
【0033】この例は、遅延波が1波存在していること
を想定しているが、複数波存在してもこの構成を拡張す
ればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際に
希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既知
の希望信号の遅延波をキャンセルする構成を有していて
も、同様の効果が得られる。
を想定しているが、複数波存在してもこの構成を拡張す
ればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際に
希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既知
の希望信号の遅延波をキャンセルする構成を有していて
も、同様の効果が得られる。
【0034】このように、実施例5の構成をとることに
より、実施例1では残留する可能性のあった干渉信号お
よび希望信号の遅延波を精度よく除去することができ、
希望信号の誤り率の向上が図れる。
より、実施例1では残留する可能性のあった干渉信号お
よび希望信号の遅延波を精度よく除去することができ、
希望信号の誤り率の向上が図れる。
【0035】(発明5の効果)本発明5は、上記実施例
5から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、受信信号に複数の遅延波が存在して
も、2つの異なる送信信号が重なった1つの受信信号か
ら1つの送信信号を用いて、受信信号に含まれる1つの
送信信号をキャンセルし、もう1つの送信信号を復調で
きるという効果を有する。
5から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、受信信号に複数の遅延波が存在して
も、2つの異なる送信信号が重なった1つの受信信号か
ら1つの送信信号を用いて、受信信号に含まれる1つの
送信信号をキャンセルし、もう1つの送信信号を復調で
きるという効果を有する。
【0036】(発明6の実施例)以下、本発明の発明6
におけるデータ受信装置の実施例を実施例6として詳細
に説明する。図6は本発明の実施例6の構成を示すもの
である。図6において、27はアンテナであり、28
a、28b、28c、28d、28e、28f、28
g、28h、28i、28j、28k、28lは重み付
け器であり、29a、29b、29c、29d、29
e、29f、29g、29h、29iは加算器であり、
30a、30b、30cは判定器であり、31a、31
b、31c、31d、31e、31fは遅延素子であ
る。32aは希望信号であり、32b、32e、32f
は同一の干渉信号(2)であり、32c、32dは同一
の干渉信号(1)である。
におけるデータ受信装置の実施例を実施例6として詳細
に説明する。図6は本発明の実施例6の構成を示すもの
である。図6において、27はアンテナであり、28
a、28b、28c、28d、28e、28f、28
g、28h、28i、28j、28k、28lは重み付
け器であり、29a、29b、29c、29d、29
e、29f、29g、29h、29iは加算器であり、
30a、30b、30cは判定器であり、31a、31
b、31c、31d、31e、31fは遅延素子であ
る。32aは希望信号であり、32b、32e、32f
は同一の干渉信号(2)であり、32c、32dは同一
の干渉信号(1)である。
【0037】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、アンテナ27の受信信号に3つの異なる送信
信号が重なっており、かつそれぞれに遅延波が存在する
場合について説明する。重み付け器28lは、干渉信号
(2)32fの遅延波をキャンセルするように働き、干
渉信号(2)32fの推定誤差を減少させる。同様に、
重み付け器28h、28dは、干渉信号(2)32fの
主波をキャンセルし、重み付け器28i、28eは干渉
信号(2)32fの遅延波をキャンセルし、重み付け器
28j、28cは、干渉信号(1)32dの遅延波をキ
ャンセルし、重み付け器28bは、干渉信号(1)32
dの主波をキャンセルするように働く。したがって、上
記説明から明らかなように、希望信号および2つの干渉
信号に遅延波が存在しても、干渉波をキャンセルするこ
とが可能となる。
例として、アンテナ27の受信信号に3つの異なる送信
信号が重なっており、かつそれぞれに遅延波が存在する
場合について説明する。重み付け器28lは、干渉信号
(2)32fの遅延波をキャンセルするように働き、干
渉信号(2)32fの推定誤差を減少させる。同様に、
重み付け器28h、28dは、干渉信号(2)32fの
主波をキャンセルし、重み付け器28i、28eは干渉
信号(2)32fの遅延波をキャンセルし、重み付け器
28j、28cは、干渉信号(1)32dの遅延波をキ
ャンセルし、重み付け器28bは、干渉信号(1)32
dの主波をキャンセルするように働く。したがって、上
記説明から明らかなように、希望信号および2つの干渉
信号に遅延波が存在しても、干渉波をキャンセルするこ
とが可能となる。
【0038】この例は、遅延波が1波存在していること
を想定しているが、複数波存在してもこの構成を拡張す
ればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際に
希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既知
の希望信号の遅延波および干渉信号の遅延波をキャンセ
ルする構成を有していても、同様の効果が得られる。ま
た、この例は干渉波が2つの場合を想定しているが、干
渉波が3つ以上ある場合でも、この構成を拡張すればよ
い。
を想定しているが、複数波存在してもこの構成を拡張す
ればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際に
希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既知
の希望信号の遅延波および干渉信号の遅延波をキャンセ
ルする構成を有していても、同様の効果が得られる。ま
た、この例は干渉波が2つの場合を想定しているが、干
渉波が3つ以上ある場合でも、この構成を拡張すればよ
い。
【0039】このように、実施例6の構成をとることに
より、実施例5では残留する可能性のあった他の干渉信
号を精度よく除去することができ、希望信号の誤り率の
向上が図れる。
より、実施例5では残留する可能性のあった他の干渉信
号を精度よく除去することができ、希望信号の誤り率の
向上が図れる。
【0040】(発明6の効果)本発明6は、上記実施例
6から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、受信信号に複数の遅延波が存在して
も、複数の異なる送信信号が重なった1つの受信信号か
ら複数の送信信号を用いて、受信信号に含まれる複数の
送信信号をキャンセルし、希望とする送信信号を復調で
きるという効果を有する。
6から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、受信信号に複数の遅延波が存在して
も、複数の異なる送信信号が重なった1つの受信信号か
ら複数の送信信号を用いて、受信信号に含まれる複数の
送信信号をキャンセルし、希望とする送信信号を復調で
きるという効果を有する。
【0041】(発明7の実施例)以下、本発明の発明7
におけるデータ受信装置の実施例を実施例7として詳細
に説明する。図7は本発明の実施例7の構成を示すもの
である。図3において、38a、38bはアンテナであ
り、33a、33b、33c、33d、33e、33
f、33g、33hは重み付け器であり、34a、34
b、34c、34d、34e、34fは加算器であり、
35a、35bは判定器であり、36a、36b、36
cは遅延素子である。37bは希望信号あり、37d、
37cは同一の干渉信号である。
におけるデータ受信装置の実施例を実施例7として詳細
に説明する。図7は本発明の実施例7の構成を示すもの
である。図3において、38a、38bはアンテナであ
り、33a、33b、33c、33d、33e、33
f、33g、33hは重み付け器であり、34a、34
b、34c、34d、34e、34fは加算器であり、
35a、35bは判定器であり、36a、36b、36
cは遅延素子である。37bは希望信号あり、37d、
37cは同一の干渉信号である。
【0042】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、2つの異なる送信信号が重なり、希望信号お
よび干渉信号に遅延波が存在した場合を想定する。重み
付け器33h、33dは、干渉信号37cの遅延波、重
み付け器33cは、干渉信号37cの主波、重み付け器
33eは、希望信号37aの遅延波をそれぞれキャンセ
ルするように働く。また、ダイバーシチ方式であるた
め、これも自分以外の信号に対してキャンセル効果があ
るため、実施例5と比較し、よりキャンセル効果を有す
ることとなる。
例として、2つの異なる送信信号が重なり、希望信号お
よび干渉信号に遅延波が存在した場合を想定する。重み
付け器33h、33dは、干渉信号37cの遅延波、重
み付け器33cは、干渉信号37cの主波、重み付け器
33eは、希望信号37aの遅延波をそれぞれキャンセ
ルするように働く。また、ダイバーシチ方式であるた
め、これも自分以外の信号に対してキャンセル効果があ
るため、実施例5と比較し、よりキャンセル効果を有す
ることとなる。
【0043】この例は、遅延波が1波存在していること
を想定しているが、複数波存在しても、この構成を拡張
すればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際
に希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既
知の希望信号の遅延波をキャンセルする構成を有してい
ても、同様の効果が得られる。また、受信信号が複数の
場合でも、この構成を拡張すればよい。
を想定しているが、複数波存在しても、この構成を拡張
すればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際
に希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既
知の希望信号の遅延波をキャンセルする構成を有してい
ても、同様の効果が得られる。また、受信信号が複数の
場合でも、この構成を拡張すればよい。
【0044】このように、実施例7の構成をとることに
より、実施例5よりも精度よく干渉信号を除去すること
ができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
より、実施例5よりも精度よく干渉信号を除去すること
ができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
【0045】(発明7の効果)本発明7は、上記実施例
7から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、受信信号に複数の遅延波が存在して
も、2つの異なる送信信号が重なった複数の受信信号か
ら1つの送信信号を用いて、複数の受信信号に含まれる
1つの送信信号をキャンセルし、希望とする送信信号を
復調できるという効果を有する。かつ、実施例5と比較
すると、より性能がよい。
7から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、受信信号に複数の遅延波が存在して
も、2つの異なる送信信号が重なった複数の受信信号か
ら1つの送信信号を用いて、複数の受信信号に含まれる
1つの送信信号をキャンセルし、希望とする送信信号を
復調できるという効果を有する。かつ、実施例5と比較
すると、より性能がよい。
【0046】(発明8の実施例)以下、本発明の発明8
におけるデータ受信装置の実施例を実施例8として詳細
に説明する。図8は本発明の実施例8の構成を示すもの
である。図8において、39a、39bはアンテナであ
り、40a、40b、40c、40d、40e、40
f、40g、40h、40i、40j、40k、40
l、40m、40n、40oは重み付け器であり、41
a、41b、41c、41d、41e、41f、41
g、41h、41i、41j、41k、41lは加算器
であり、42a、42b、42cは判定器であり、43
a、43b、43c、43d、43e、43fは遅延素
子である。44aは希望信号であり、44b、44e、
44fは同一の干渉信号(2)であり、44c 44d
は同一の干渉信号(1)である。
におけるデータ受信装置の実施例を実施例8として詳細
に説明する。図8は本発明の実施例8の構成を示すもの
である。図8において、39a、39bはアンテナであ
り、40a、40b、40c、40d、40e、40
f、40g、40h、40i、40j、40k、40
l、40m、40n、40oは重み付け器であり、41
a、41b、41c、41d、41e、41f、41
g、41h、41i、41j、41k、41lは加算器
であり、42a、42b、42cは判定器であり、43
a、43b、43c、43d、43e、43fは遅延素
子である。44aは希望信号であり、44b、44e、
44fは同一の干渉信号(2)であり、44c 44d
は同一の干渉信号(1)である。
【0047】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、アンテナ39a、39bの受信信号に3つの
異なる送信信号が重なっており、かつそれぞれの信号に
遅延波が存在する場合について説明する。重み付け器4
0o、40k、40fは、干渉信号(2)44fの遅延
波、重み付け器40j、40eは、干渉信号(2)44
fの主波、重み付け器40l、40dは、干渉信号
(1)44dの遅延波、重み付け器40cは、干渉信号
(1)44dの主波、重み付け器40gは、希望信号4
4aの遅延波をそれぞれキャンセルするように働く。ま
た、ダイバーシチ方式であるため、これも自分以外の信
号に対してキャンセル効果があるため、実施例6と比較
し、よりキャンセル効果を有することとなる。
例として、アンテナ39a、39bの受信信号に3つの
異なる送信信号が重なっており、かつそれぞれの信号に
遅延波が存在する場合について説明する。重み付け器4
0o、40k、40fは、干渉信号(2)44fの遅延
波、重み付け器40j、40eは、干渉信号(2)44
fの主波、重み付け器40l、40dは、干渉信号
(1)44dの遅延波、重み付け器40cは、干渉信号
(1)44dの主波、重み付け器40gは、希望信号4
4aの遅延波をそれぞれキャンセルするように働く。ま
た、ダイバーシチ方式であるため、これも自分以外の信
号に対してキャンセル効果があるため、実施例6と比較
し、よりキャンセル効果を有することとなる。
【0048】この例は、遅延波が1波存在していること
を想定しているが、複数波存在してもこの構成を拡張す
ればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際に
希望信号の遅延波および干渉信号の遅延波を考慮してい
ないが、あらかじめ既知の遅延波をキャンセルする構成
を有していても、同様の効果が得られる。また、受信信
号が複数の場合、干渉信号が複数ある場合でも、この構
成を拡張すればよい。
を想定しているが、複数波存在してもこの構成を拡張す
ればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際に
希望信号の遅延波および干渉信号の遅延波を考慮してい
ないが、あらかじめ既知の遅延波をキャンセルする構成
を有していても、同様の効果が得られる。また、受信信
号が複数の場合、干渉信号が複数ある場合でも、この構
成を拡張すればよい。
【0049】このように、実施例8の構成をとることに
より、実施例6よりも精度よく干渉信号を除去すること
ができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
より、実施例6よりも精度よく干渉信号を除去すること
ができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
【0050】(発明8の効果)本発明8は、上記実施例
8から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、受信信号に複数の遅延波が存在して
も、複数の異なる送信信号が重なった複数の受信信号か
ら複数の送信信号を用いて、複数の受信信号に含まれる
複数の送信信号をキャンセルし、希望とする送信信号を
復調できるという効果を有する。かつ、実施例6と比較
すると、より性能がよい。
8から明らかなように、希望信号と干渉信号の受信タイ
ミングが同じ場合、受信信号に複数の遅延波が存在して
も、複数の異なる送信信号が重なった複数の受信信号か
ら複数の送信信号を用いて、複数の受信信号に含まれる
複数の送信信号をキャンセルし、希望とする送信信号を
復調できるという効果を有する。かつ、実施例6と比較
すると、より性能がよい。
【0051】(発明9の実施例)以下、本発明の発明9
のにおけるデータ受信装置の実施例を実施例9として詳
細に説明する。図9は本発明の実施例9の構成を示すも
のである。図9において、45はアンテナであり、46
a、46b、46cは重み付け器であり、47a、47
b、47c、47d、47e、47fは遅延素子であ
り、48a、48b、48cは加算器であり、49a、
49bは判定器である。50aは希望信号であり、50
b、50cは同一の干渉信号である。
のにおけるデータ受信装置の実施例を実施例9として詳
細に説明する。図9は本発明の実施例9の構成を示すも
のである。図9において、45はアンテナであり、46
a、46b、46cは重み付け器であり、47a、47
b、47c、47d、47e、47fは遅延素子であ
り、48a、48b、48cは加算器であり、49a、
49bは判定器である。50aは希望信号であり、50
b、50cは同一の干渉信号である。
【0052】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、2つの異なる送信信号が重なり、希望信号5
0aと干渉信号50cの受信タイミングがT(シンボル
レート)ずれている場合を想定する。重み付け器46c
は、遅延素子47d、47e、47fの各出力信号から
受信タイミングずれを感知して、重み付け器46cの4
つの値を受信タイミングずれを補償するように働く。し
たがって、干渉信号50cは、受信タイミングずれが補
償された信号となる。この干渉信号50c(50b)を
用いて、重み付け器46bは、この干渉信号50cをキ
ャンセルするように働くため、希望信号と干渉信号の受
信タイミングがずれている場合においても、干渉信号を
キャンセルすることが可能となる。
例として、2つの異なる送信信号が重なり、希望信号5
0aと干渉信号50cの受信タイミングがT(シンボル
レート)ずれている場合を想定する。重み付け器46c
は、遅延素子47d、47e、47fの各出力信号から
受信タイミングずれを感知して、重み付け器46cの4
つの値を受信タイミングずれを補償するように働く。し
たがって、干渉信号50cは、受信タイミングずれが補
償された信号となる。この干渉信号50c(50b)を
用いて、重み付け器46bは、この干渉信号50cをキ
ャンセルするように働くため、希望信号と干渉信号の受
信タイミングがずれている場合においても、干渉信号を
キャンセルすることが可能となる。
【0053】この例は、受信タイミングずれがT(シン
ボルレート)を想定したが、受信タイミングがT以上で
あっても、この構成を拡張すればよい。また、基地局同
期(送信タイミング)がずれている場合においても、同
様の効果が得られる。
ボルレート)を想定したが、受信タイミングがT以上で
あっても、この構成を拡張すればよい。また、基地局同
期(送信タイミング)がずれている場合においても、同
様の効果が得られる。
【0054】このように、実施例9の構成をとることに
より、実施例5では受信タイミングずれがある場合、干
渉信号を精度よく除去することが困難であったが、受信
タイミングずれがある場合でも、実施例5よりも精度よ
く干渉信号を除去することができ、希望信号の誤り率の
向上が図れる。
より、実施例5では受信タイミングずれがある場合、干
渉信号を精度よく除去することが困難であったが、受信
タイミングずれがある場合でも、実施例5よりも精度よ
く干渉信号を除去することができ、希望信号の誤り率の
向上が図れる。
【0055】(発明9の効果)本発明9は、上記実施例
9から明らかなように、希望信号と干渉信号の送受信タ
イミングずれがある場合においても、2つの異なる送信
信号が重なった1つの受信信号から1つの送信信号を用
いて、受信信号に含まれる1つの送信信号をキャンセル
し、もう1つの送信信号を復調できるという効果を有す
る。
9から明らかなように、希望信号と干渉信号の送受信タ
イミングずれがある場合においても、2つの異なる送信
信号が重なった1つの受信信号から1つの送信信号を用
いて、受信信号に含まれる1つの送信信号をキャンセル
し、もう1つの送信信号を復調できるという効果を有す
る。
【0056】(発明10の実施例)以下、本発明の発明
10のにおけるデータ受信装置の実施例を実施例10と
して詳細に説明する。図10は本発明の実施例10の構
成を示すものである。図10において、51はアンテナ
であり、52a、52b、52c、52d、52e、5
2fは重み付け器であり、53a、53b、53c、5
3d、53e、53f、53g、53h、53iは遅延
素子であり、54a、54b、54c、54d、54
e、54fは加算器であり、55a、55b、55cは
判定器である。56aは希望信号であり、56b、56
e、56fは同一の干渉信号(2)であり、56c、5
6dは同一の干渉信号(1)である。
10のにおけるデータ受信装置の実施例を実施例10と
して詳細に説明する。図10は本発明の実施例10の構
成を示すものである。図10において、51はアンテナ
であり、52a、52b、52c、52d、52e、5
2fは重み付け器であり、53a、53b、53c、5
3d、53e、53f、53g、53h、53iは遅延
素子であり、54a、54b、54c、54d、54
e、54fは加算器であり、55a、55b、55cは
判定器である。56aは希望信号であり、56b、56
e、56fは同一の干渉信号(2)であり、56c、5
6dは同一の干渉信号(1)である。
【0057】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、3つの異なる送信信号が重なって受信され、
希望信号56aと干渉信号(1)56dと干渉信号
(2)56fの受信タイミングがそれぞれ0、T、T
(シンボルレート)ずれている場合を想定する。遅延素
子53g、53h、53iおよび重み付け器52fは、
干渉信号(2)56fの受信タイミングずれを感知し
て、このタイミングずれを補償するように重み付け器5
2fを調整する。したがって、干渉信号(2)56f
は、タイミングずれが補償された信号となる。同様に、
遅延素子53d、53e、53fおよび重み付け器52
dは、干渉信号(1)56dのタイミングずれを補償す
るように働く。また、重み付け器52eは、干渉信号
(2)56fをキャンセルするように働く。さらに、遅
延素子53a、53b、53cおよび重み付け器52a
は、希望信号のタイミングずれを補償するように働き、
重み付け器52bは、干渉信号(1)56cをキャンセ
ルし、重み付け器52cは、干渉信号(2)56bをキ
ャンセルするように働く。したがって希望信号、干渉信
号(1)、干渉信号(2)のそれぞれの受信タイミング
がずれている場合においても、干渉信号(1)、(2)
をキャンセルすることが可能となる。
例として、3つの異なる送信信号が重なって受信され、
希望信号56aと干渉信号(1)56dと干渉信号
(2)56fの受信タイミングがそれぞれ0、T、T
(シンボルレート)ずれている場合を想定する。遅延素
子53g、53h、53iおよび重み付け器52fは、
干渉信号(2)56fの受信タイミングずれを感知し
て、このタイミングずれを補償するように重み付け器5
2fを調整する。したがって、干渉信号(2)56f
は、タイミングずれが補償された信号となる。同様に、
遅延素子53d、53e、53fおよび重み付け器52
dは、干渉信号(1)56dのタイミングずれを補償す
るように働く。また、重み付け器52eは、干渉信号
(2)56fをキャンセルするように働く。さらに、遅
延素子53a、53b、53cおよび重み付け器52a
は、希望信号のタイミングずれを補償するように働き、
重み付け器52bは、干渉信号(1)56cをキャンセ
ルし、重み付け器52cは、干渉信号(2)56bをキ
ャンセルするように働く。したがって希望信号、干渉信
号(1)、干渉信号(2)のそれぞれの受信タイミング
がずれている場合においても、干渉信号(1)、(2)
をキャンセルすることが可能となる。
【0058】この例は、干渉波が2つの場合を想定して
いるが、干渉波が3つ以上ある場合でも、この構成を拡
張すればよい。また、希望信号と干渉信号のタイミング
ずれがいくつであっても、この構成を拡張すればよい。
また、基地局同期(送信タイミング)がずれている場合
においても、同様の効果が得られる。
いるが、干渉波が3つ以上ある場合でも、この構成を拡
張すればよい。また、希望信号と干渉信号のタイミング
ずれがいくつであっても、この構成を拡張すればよい。
また、基地局同期(送信タイミング)がずれている場合
においても、同様の効果が得られる。
【0059】このように、実施例10の構成をとること
により、実施例9では残留する可能性があった他の干渉
信号の影響を精度よく除去することができ、希望信号の
誤り率の向上が図れる。
により、実施例9では残留する可能性があった他の干渉
信号の影響を精度よく除去することができ、希望信号の
誤り率の向上が図れる。
【0060】(発明10の効果)本発明10は、上記実
施例10から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがある場合においても、複数の異な
る送信信号が重なった1つの受信信号から複数の送信信
号を用いて、受信信号に含まれる複数の送信信号をキャ
ンセルし、希望とする送信信号を復調できるという効果
を有する。
施例10から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがある場合においても、複数の異な
る送信信号が重なった1つの受信信号から複数の送信信
号を用いて、受信信号に含まれる複数の送信信号をキャ
ンセルし、希望とする送信信号を復調できるという効果
を有する。
【0061】(発明11の実施例)以下、本発明の発明
11におけるデータ受信装置の実施例を実施例11とし
て詳細に説明する。図11は本発明の実施例11の構成
を示すものである。図11において、57a、57bは
アンテナであり、58a、58b、58c、58d、5
8eは重み付け器であり、59a、59b、59c、5
9dは遅延素子であり、60a、60b、60cは加算
器であり、61a、61bは判定器である。62aは希
望信号であり、62b、62cは同一の干渉信号であ
る。
11におけるデータ受信装置の実施例を実施例11とし
て詳細に説明する。図11は本発明の実施例11の構成
を示すものである。図11において、57a、57bは
アンテナであり、58a、58b、58c、58d、5
8eは重み付け器であり、59a、59b、59c、5
9dは遅延素子であり、60a、60b、60cは加算
器であり、61a、61bは判定器である。62aは希
望信号であり、62b、62cは同一の干渉信号であ
る。
【0062】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、2つの異なる送信信号が重なって受信され、
希望信号と干渉信号の受信タイミングがT(シンボルレ
ート)だけずれている場合を想定する。遅延素子59
c、59d、重み付け器58d、58e、加算器60
c、判定器61bで構成される分数間隔型等化器は、ダ
イバーシチ方式であるため、受信信号に含まれる希望信
号62aをキャンセルし、干渉信号62cを復調する。
また、分数間隔型であるため、実施例9と同様にして干
渉信号62cの受信タイミングずれを補償する。さら
に、この干渉信号62cを用い、重み付け器58cは、
干渉信号62bをキャンセルするように働く。したがっ
て、希望信号と干渉信号の受信タイミングがTだけずれ
ている場合においても、干渉信号をキャンセルし、希望
信号を復調することが可能となる。
例として、2つの異なる送信信号が重なって受信され、
希望信号と干渉信号の受信タイミングがT(シンボルレ
ート)だけずれている場合を想定する。遅延素子59
c、59d、重み付け器58d、58e、加算器60
c、判定器61bで構成される分数間隔型等化器は、ダ
イバーシチ方式であるため、受信信号に含まれる希望信
号62aをキャンセルし、干渉信号62cを復調する。
また、分数間隔型であるため、実施例9と同様にして干
渉信号62cの受信タイミングずれを補償する。さら
に、この干渉信号62cを用い、重み付け器58cは、
干渉信号62bをキャンセルするように働く。したがっ
て、希望信号と干渉信号の受信タイミングがTだけずれ
ている場合においても、干渉信号をキャンセルし、希望
信号を復調することが可能となる。
【0063】この例は、受信信号が2つの場合を想定し
ているが、受信信号が複数ある場合でもこの構成を拡張
すればよい。また、希望信号と干渉信号の受信タイミン
グずれがいくつであっても、この構成を拡張すればよ
い。また、基地局同期(送信タイミング)がずれている
場合においても、同様の効果が得られる。
ているが、受信信号が複数ある場合でもこの構成を拡張
すればよい。また、希望信号と干渉信号の受信タイミン
グずれがいくつであっても、この構成を拡張すればよ
い。また、基地局同期(送信タイミング)がずれている
場合においても、同様の効果が得られる。
【0064】このように、実施例11の構成をとること
により、実施例9よりも精度よく干渉信号を除去するこ
とができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
により、実施例9よりも精度よく干渉信号を除去するこ
とができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
【0065】(発明11の効果)本発明11は、上記実
施例11から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがある場合においても、2つの異な
る送信信号が重なった複数の受信信号から1つの送信信
号を用いて、複数の受信信号に含まれる1つの送信信号
をキャンセルし、希望とする送信信号を復調できるとい
う効果を有する。かつ、実施例9と比較するとより性能
がよい。
施例11から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがある場合においても、2つの異な
る送信信号が重なった複数の受信信号から1つの送信信
号を用いて、複数の受信信号に含まれる1つの送信信号
をキャンセルし、希望とする送信信号を復調できるとい
う効果を有する。かつ、実施例9と比較するとより性能
がよい。
【0066】(発明12の実施例)以下、本発明の発明
12におけるデータ受信装置の実施例を実施例12とし
て詳細に説明する。図12は本発明の実施例12の構成
を示すものである。図12において、63a、63bは
アンテナであり、64a、64b、64c、64d、6
4e、64f、64g、64h、64iは重み付け器で
あり、65a、65b、65c、65d、65e、65
fは遅延素子であり、66a、66b、66c、66
d、66e、66fは加算器であり、67a、67b、
67cは判定器である。68aは希望信号であり、68
b、68e、68fは同一の干渉信号(2)であり、6
8c、68dは同一の干渉信号(1)である。
12におけるデータ受信装置の実施例を実施例12とし
て詳細に説明する。図12は本発明の実施例12の構成
を示すものである。図12において、63a、63bは
アンテナであり、64a、64b、64c、64d、6
4e、64f、64g、64h、64iは重み付け器で
あり、65a、65b、65c、65d、65e、65
fは遅延素子であり、66a、66b、66c、66
d、66e、66fは加算器であり、67a、67b、
67cは判定器である。68aは希望信号であり、68
b、68e、68fは同一の干渉信号(2)であり、6
8c、68dは同一の干渉信号(1)である。
【0067】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、3つの異なる受信信号が重なって受信され、
希望信号と干渉信号(1)と干渉信号(2)の受信タイ
ミングが、それぞれ0、T、Tだけずれている場合を想
定する。実施例11と同様に、干渉信号(2)68fは
受信タイミングずれを補償され、また、ダイバーシチ方
式により、干渉信号(1)68dおよび希望信号68a
をキャンセルした信号となる。この信号を用いて、同様
にタイミングずれを補償した干渉信号(1)68dを復
調する。さらに、この干渉信号(1)68dおよび干渉
信号(2)68fを用いて、タイミングずれを補償した
希望信号68aを復調する。
例として、3つの異なる受信信号が重なって受信され、
希望信号と干渉信号(1)と干渉信号(2)の受信タイ
ミングが、それぞれ0、T、Tだけずれている場合を想
定する。実施例11と同様に、干渉信号(2)68fは
受信タイミングずれを補償され、また、ダイバーシチ方
式により、干渉信号(1)68dおよび希望信号68a
をキャンセルした信号となる。この信号を用いて、同様
にタイミングずれを補償した干渉信号(1)68dを復
調する。さらに、この干渉信号(1)68dおよび干渉
信号(2)68fを用いて、タイミングずれを補償した
希望信号68aを復調する。
【0068】この例は、受信信号が2つの場合を想定し
ているが、受信信号が3つ以上ある場合、また干渉信号
が複数ある場合、各信号の受信タイミングずれがいくつ
の場合でもこの構成を拡張すればよい。また、基地局同
期(送信タイミング)がずれている場合においても、同
様の効果が得られる。
ているが、受信信号が3つ以上ある場合、また干渉信号
が複数ある場合、各信号の受信タイミングずれがいくつ
の場合でもこの構成を拡張すればよい。また、基地局同
期(送信タイミング)がずれている場合においても、同
様の効果が得られる。
【0069】このように、実施例12の構成をとること
により、実施例10よりも精度よく干渉信号を除去する
ことができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
により、実施例10よりも精度よく干渉信号を除去する
ことができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
【0070】(発明12の効果)本発明12は、上記実
施例12から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがある場合においても、複数の異な
る送信信号が重なった複数の受信信号から複数の送信信
号を用いて、複数の受信信号に含まれる複数の送信信号
をキャンセルし、希望とする送信信号を復調できるとい
う効果を有する。かつ、実施例10と比較すると、より
性能がよい。
施例12から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがある場合においても、複数の異な
る送信信号が重なった複数の受信信号から複数の送信信
号を用いて、複数の受信信号に含まれる複数の送信信号
をキャンセルし、希望とする送信信号を復調できるとい
う効果を有する。かつ、実施例10と比較すると、より
性能がよい。
【0071】(発明13の実施例)以下、本発明の発明
13におけるデータ受信装置の実施例を実施例13とし
て詳細に説明する。図13は本発明の実施例13の構成
を示すものである。図13において、69はアンテナで
あり、70a、70b、70c、70d、70e、70
fは重み付け器であり、71a、71b、71c、71
d、71eは遅延素子であり、72a、72b、72
c、72d、72e、72fは加算器であり、73a、
73bは判定器である。74aは希望信号であり、74
b、74cは同一の干渉信号である。
13におけるデータ受信装置の実施例を実施例13とし
て詳細に説明する。図13は本発明の実施例13の構成
を示すものである。図13において、69はアンテナで
あり、70a、70b、70c、70d、70e、70
fは重み付け器であり、71a、71b、71c、71
d、71eは遅延素子であり、72a、72b、72
c、72d、72e、72fは加算器であり、73a、
73bは判定器である。74aは希望信号であり、74
b、74cは同一の干渉信号である。
【0072】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、2つの異なる送信信号が重なって受信され、
希望信号および干渉信号に遅延波が存在し、かつ希望信
号と干渉信号の主波の受信タイミングがずれている場合
を想定する。重み付け器70fは、干渉信号74cの遅
延波をキャンセルするように働き、遅延素子71d、重
み付け器70eは、干渉信号74cの主波の受信タイミ
ングずれを補償するように働くため、干渉信号74cの
推定誤差を減少させる。また、重み付け器70bは、干
渉信号74cの主波をキャンセルし、重み付け器70c
は、干渉信号26cの遅延波をキャンセルし、重み付け
器70dは、希望信号74aの遅延波をキャンセルする
ように働き、遅延素子71a、重み付け器70aは、希
望信号74aの主波の受信タイミングずれを補償するよ
うに働く。したがって、上記説明から明らかなように、
希望信号および干渉信号に遅延波が存在し、かつ希望信
号と干渉信号の主波の受信タイミングがずれている場合
でも、干渉波をキャンセルすることが可能となる。
例として、2つの異なる送信信号が重なって受信され、
希望信号および干渉信号に遅延波が存在し、かつ希望信
号と干渉信号の主波の受信タイミングがずれている場合
を想定する。重み付け器70fは、干渉信号74cの遅
延波をキャンセルするように働き、遅延素子71d、重
み付け器70eは、干渉信号74cの主波の受信タイミ
ングずれを補償するように働くため、干渉信号74cの
推定誤差を減少させる。また、重み付け器70bは、干
渉信号74cの主波をキャンセルし、重み付け器70c
は、干渉信号26cの遅延波をキャンセルし、重み付け
器70dは、希望信号74aの遅延波をキャンセルする
ように働き、遅延素子71a、重み付け器70aは、希
望信号74aの主波の受信タイミングずれを補償するよ
うに働く。したがって、上記説明から明らかなように、
希望信号および干渉信号に遅延波が存在し、かつ希望信
号と干渉信号の主波の受信タイミングがずれている場合
でも、干渉波をキャンセルすることが可能となる。
【0073】この例は、遅延波が1波存在していること
を想定しているが、複数波存在してもこの構成を拡張す
ればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際に
希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既知
の希望信号の遅延波をキャンセルする構成を有していて
も、同様の効果が得られる。また、希望信号と干渉信号
の主波の受信タイミングがいくつずれている場合におい
ても、この構成を拡張すればよい。また、送信タイミン
グがずれている場合も同様である。
を想定しているが、複数波存在してもこの構成を拡張す
ればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際に
希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既知
の希望信号の遅延波をキャンセルする構成を有していて
も、同様の効果が得られる。また、希望信号と干渉信号
の主波の受信タイミングがいくつずれている場合におい
ても、この構成を拡張すればよい。また、送信タイミン
グがずれている場合も同様である。
【0074】このように、実施例13の構成をとること
により、実施例9では残留する可能性のあった干渉信号
および希望信号の遅延波の影響を精度よく除去すること
ができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
により、実施例9では残留する可能性のあった干渉信号
および希望信号の遅延波の影響を精度よく除去すること
ができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
【0075】(発明13の効果)本発明13は、上記実
施例13から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがあり、受信信号に複数の遅延波が
ある場合においても、2つの異なる送信信号が重なった
1つの受信信号から1つの送信信号を用いて、受信信号
に含まれる1つの送信信号をキャンセルし、もう1つの
送信信号を復調できるという効果を有する。
施例13から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがあり、受信信号に複数の遅延波が
ある場合においても、2つの異なる送信信号が重なった
1つの受信信号から1つの送信信号を用いて、受信信号
に含まれる1つの送信信号をキャンセルし、もう1つの
送信信号を復調できるという効果を有する。
【0076】(発明14の実施例)以下、本発明の発明
14におけるデータ受信装置の実施例を実施例14とし
て詳細に説明する。図14は本発明の実施例14の構成
を示すものである。図14において、75はアンテナで
あり、76a、76b、76c、76d、76e、76
f、76g、76h、76i、76j、76k、76l
は重み付け器であり、77a、77b、77c、77
d、77e、77f、77g、77h、77iは遅延素
子であり、78a、78b、78c、78d、78e、
78f、78g、78h、78i、78j、78k、7
8lは加算器であり、79a、79b、79cは判定器
である。80aは希望信号であり、80b、80e、8
0fは同一の干渉信号(2)であり、80c、80dは
同一の干渉信号(1)である。
14におけるデータ受信装置の実施例を実施例14とし
て詳細に説明する。図14は本発明の実施例14の構成
を示すものである。図14において、75はアンテナで
あり、76a、76b、76c、76d、76e、76
f、76g、76h、76i、76j、76k、76l
は重み付け器であり、77a、77b、77c、77
d、77e、77f、77g、77h、77iは遅延素
子であり、78a、78b、78c、78d、78e、
78f、78g、78h、78i、78j、78k、7
8lは加算器であり、79a、79b、79cは判定器
である。80aは希望信号であり、80b、80e、8
0fは同一の干渉信号(2)であり、80c、80dは
同一の干渉信号(1)である。
【0077】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、アンテナ75の受信信号に3つの異なる送信
信号が重なっており、かつそれぞれに遅延波が存在し、
それぞれの主波の受信タイミングがずれている場合を想
定する。重み付け器77iは、干渉信号(2)80fの
遅延波をキャンセルするように働き、遅延素子77h、
重み付け器75kは、干渉信号(2)80fの受信タイ
ミングずれを補償するように働き、干渉信号(2)80
fの推定誤差を減少させる。同様に、重み付け器75h
は、干渉信号(2)80fの主波、重み付け器75i、
75eは、干渉信号(2)80fの遅延波、重み付け器
75j、75cは、干渉信号(1)80dの遅延波、重
み付け器75bは、干渉信号(1)80dの主波をそれ
ぞれキャンセルするように働く。したがって、上記説明
から明らかなように、希望信号および2つの干渉信号に
遅延波が存在し、それぞれの主波の受信タイミングがず
れている場合においても、干渉波をキャンセルすること
が可能となる。
例として、アンテナ75の受信信号に3つの異なる送信
信号が重なっており、かつそれぞれに遅延波が存在し、
それぞれの主波の受信タイミングがずれている場合を想
定する。重み付け器77iは、干渉信号(2)80fの
遅延波をキャンセルするように働き、遅延素子77h、
重み付け器75kは、干渉信号(2)80fの受信タイ
ミングずれを補償するように働き、干渉信号(2)80
fの推定誤差を減少させる。同様に、重み付け器75h
は、干渉信号(2)80fの主波、重み付け器75i、
75eは、干渉信号(2)80fの遅延波、重み付け器
75j、75cは、干渉信号(1)80dの遅延波、重
み付け器75bは、干渉信号(1)80dの主波をそれ
ぞれキャンセルするように働く。したがって、上記説明
から明らかなように、希望信号および2つの干渉信号に
遅延波が存在し、それぞれの主波の受信タイミングがず
れている場合においても、干渉波をキャンセルすること
が可能となる。
【0078】この例は、遅延波が1波存在していること
を想定しているが、複数波存在しても、この構成を拡張
すればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際
に希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既
知の希望信号の遅延波および干渉信号の遅延波をキャン
セルする構成を有していても、同様の効果が得られる。
また、この例は、干渉波が2つの場合を想定している
が、干渉波が3つ以上ある場合でも、この構成を拡張す
ればよい。また、希望信号と干渉信号の受信タイミング
ずれがいくつであっても、この構成を拡張すればよい。
また、送信タイミングがずれている場合も同様である。
を想定しているが、複数波存在しても、この構成を拡張
すればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際
に希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既
知の希望信号の遅延波および干渉信号の遅延波をキャン
セルする構成を有していても、同様の効果が得られる。
また、この例は、干渉波が2つの場合を想定している
が、干渉波が3つ以上ある場合でも、この構成を拡張す
ればよい。また、希望信号と干渉信号の受信タイミング
ずれがいくつであっても、この構成を拡張すればよい。
また、送信タイミングがずれている場合も同様である。
【0079】このように、実施例14の構成をとること
により、実施例13では残留する可能性のあった他の干
渉信号を精度よく除去することができ、希望信号の誤り
率の向上が図れる。
により、実施例13では残留する可能性のあった他の干
渉信号を精度よく除去することができ、希望信号の誤り
率の向上が図れる。
【0080】(発明14の効果)本発明14は、上記実
施例14から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがあり、受信信号に複数の遅延波が
存在する場合においても、複数の異なる送信信号が重な
った1つの受信信号から複数の送信信号を用いて、受信
信号に含まれる複数の送信信号をキャンセルし、希望と
する送信信号を復調できるという効果を有する。
施例14から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがあり、受信信号に複数の遅延波が
存在する場合においても、複数の異なる送信信号が重な
った1つの受信信号から複数の送信信号を用いて、受信
信号に含まれる複数の送信信号をキャンセルし、希望と
する送信信号を復調できるという効果を有する。
【0081】(発明15の実施例)以下、本発明の発明
15におけるデータ受信装置の実施例を実施例15とし
て詳細に説明する。図15は本発明の実施例15の構成
を示すものである。図15において、81a、81bは
アンテナであり、82a、82b、82c、82d、8
2e、82f、82g、82hは重み付け器であり、8
3a、83b、83c、83d、83e、83f、83
gは遅延素子であり、84a、84b、84c、84
d、84e、84fは加算器であり、85a、85bは
判定器である。86aは希望信号であり、86b、86
cは同一の干渉信号である。
15におけるデータ受信装置の実施例を実施例15とし
て詳細に説明する。図15は本発明の実施例15の構成
を示すものである。図15において、81a、81bは
アンテナであり、82a、82b、82c、82d、8
2e、82f、82g、82hは重み付け器であり、8
3a、83b、83c、83d、83e、83f、83
gは遅延素子であり、84a、84b、84c、84
d、84e、84fは加算器であり、85a、85bは
判定器である。86aは希望信号であり、86b、86
cは同一の干渉信号である。
【0082】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、2つの異なる送信信号が重なって受信され、
希望信号および干渉信号に遅延波が存在し、かつ希望信
号と干渉信号の主波の受信タイミングがずれた場合を想
定する。重み付け器82h、82dは、干渉信号86c
の遅延波、重み付け器82cは、干渉信号86cの主
波、重み付け器82eは、希望信号86aの遅延波をそ
れぞれキャンセルするように働く。また、ダイバーシチ
方式であるため、これも自分以外の信号に対してキャン
セル効果があるため、実施例13と比較し、よりキャン
セル効果を有することとなる。
例として、2つの異なる送信信号が重なって受信され、
希望信号および干渉信号に遅延波が存在し、かつ希望信
号と干渉信号の主波の受信タイミングがずれた場合を想
定する。重み付け器82h、82dは、干渉信号86c
の遅延波、重み付け器82cは、干渉信号86cの主
波、重み付け器82eは、希望信号86aの遅延波をそ
れぞれキャンセルするように働く。また、ダイバーシチ
方式であるため、これも自分以外の信号に対してキャン
セル効果があるため、実施例13と比較し、よりキャン
セル効果を有することとなる。
【0083】この例は、遅延波が1波存在していること
を想定しているが、複数波存在してもこの構成を拡張す
ればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際に
希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既知
の希望信号の遅延波をキャンセルする構成を有していて
も、同様の効果が得られる。また、受信信号が複数の場
合でも、この構成を拡張すればよい。また、希望信号と
干渉信号の受信タイミングがいくつずれていても、この
構成を拡張すればよい。また、送信タイミングがずれて
いる場合も同様である。
を想定しているが、複数波存在してもこの構成を拡張す
ればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際に
希望信号の遅延波を考慮していないが、あらかじめ既知
の希望信号の遅延波をキャンセルする構成を有していて
も、同様の効果が得られる。また、受信信号が複数の場
合でも、この構成を拡張すればよい。また、希望信号と
干渉信号の受信タイミングがいくつずれていても、この
構成を拡張すればよい。また、送信タイミングがずれて
いる場合も同様である。
【0084】このように、実施例15の構成をとること
により、実施例13よりも精度よく干渉信号を除去する
ことができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
により、実施例13よりも精度よく干渉信号を除去する
ことができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
【0085】(発明15の効果)本発明15は、上記実
施例15から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがあり、受信信号に複数の遅延波が
存在する場合においても、2つの異なる送信信号が重な
った複数の受信信号から1つの送信信号を用いて、複数
の受信信号に含まれる1つの送信信号をキャンセルし、
希望とする送信信号を復調できるという効果を有する。
かつ、実施例13と比較すると、より性能がよい。
施例15から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがあり、受信信号に複数の遅延波が
存在する場合においても、2つの異なる送信信号が重な
った複数の受信信号から1つの送信信号を用いて、複数
の受信信号に含まれる1つの送信信号をキャンセルし、
希望とする送信信号を復調できるという効果を有する。
かつ、実施例13と比較すると、より性能がよい。
【0086】(発明16の実施例)以下、本発明の発明
16におけるデータ受信装置の実施例を実施例16とし
て詳細に説明する。図16は本発明の実施例16の構成
を示すものである。図16において、87a、87bは
アンテナであり、88a、88b、88c、88d、8
8e、88f、88g、88h、88i、88j、88
k、88l、88m、88n、88oは重み付け器であ
り、89a、89b、89c、89d、89e、89
f、89g、89h、89i、89j、89k、89l
は遅延素子であり、90a、90b、90c、90d、
90e、90f、90g、90h、90i、90j、9
0k、90lは加算器であり、91a、91b、91c
は判定器である。92aは希望信号であり、92b、9
2e、92fは同一の干渉信号(2)であり、92c、
92dは同一の干渉信号(1)である。
16におけるデータ受信装置の実施例を実施例16とし
て詳細に説明する。図16は本発明の実施例16の構成
を示すものである。図16において、87a、87bは
アンテナであり、88a、88b、88c、88d、8
8e、88f、88g、88h、88i、88j、88
k、88l、88m、88n、88oは重み付け器であ
り、89a、89b、89c、89d、89e、89
f、89g、89h、89i、89j、89k、89l
は遅延素子であり、90a、90b、90c、90d、
90e、90f、90g、90h、90i、90j、9
0k、90lは加算器であり、91a、91b、91c
は判定器である。92aは希望信号であり、92b、9
2e、92fは同一の干渉信号(2)であり、92c、
92dは同一の干渉信号(1)である。
【0087】次に、本実施例の動作について説明する。
例として、アンテナ87a、87bの受信信号に3つの
異なる送信信号が重なっており、かつそれぞれの信号に
遅延波が存在し、希望信号と干渉信号の主波の受信タイ
ミングがずれている場合を想定する。重み付け器88
o、88k、88fは、干渉信号(2)92fの遅延
波、重み付け器88j、88eは、干渉信号(2)92
fの主波、重み付け器88l、88dは、干渉信号
(1)92dの遅延波、重み付け器88cは、干渉信号
(1)92dの主波、重み付け器88gは、希望信号9
2aの遅延波をそれぞれキャンセルするように働く。ま
た、ダイバーシチ方式であるため、これも自分以外の信
号に対してキャンセル効果があるため、実施例14と比
較し、よりキャンセル効果を有することとなる。
例として、アンテナ87a、87bの受信信号に3つの
異なる送信信号が重なっており、かつそれぞれの信号に
遅延波が存在し、希望信号と干渉信号の主波の受信タイ
ミングがずれている場合を想定する。重み付け器88
o、88k、88fは、干渉信号(2)92fの遅延
波、重み付け器88j、88eは、干渉信号(2)92
fの主波、重み付け器88l、88dは、干渉信号
(1)92dの遅延波、重み付け器88cは、干渉信号
(1)92dの主波、重み付け器88gは、希望信号9
2aの遅延波をそれぞれキャンセルするように働く。ま
た、ダイバーシチ方式であるため、これも自分以外の信
号に対してキャンセル効果があるため、実施例14と比
較し、よりキャンセル効果を有することとなる。
【0088】この例は、遅延波が1波存在していること
を想定しているが、複数波存在しても、この構成を拡張
すればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際
に希望信号の遅延波および干渉信号の遅延波を考慮して
いないが、あらかじめ既知の遅延波をキャンセルする構
成を有していても、同様の効果が得られる。また、受信
信号が複数の場合、干渉信号が複数ある場合でも、この
構成を拡張すればよい。また、希望信号と干渉信号の受
信タイミングがいくつずれている場合でも、この構成を
拡張すればよい。また、送信タイミングがずれている場
合も同様である。
を想定しているが、複数波存在しても、この構成を拡張
すればよい。また、この例では、干渉信号を推定する際
に希望信号の遅延波および干渉信号の遅延波を考慮して
いないが、あらかじめ既知の遅延波をキャンセルする構
成を有していても、同様の効果が得られる。また、受信
信号が複数の場合、干渉信号が複数ある場合でも、この
構成を拡張すればよい。また、希望信号と干渉信号の受
信タイミングがいくつずれている場合でも、この構成を
拡張すればよい。また、送信タイミングがずれている場
合も同様である。
【0089】このように、実施例16の構成をとること
により、実施例14よりも精度よく干渉信号を除去する
ことができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
により、実施例14よりも精度よく干渉信号を除去する
ことができ、希望信号の誤り率の向上が図れる。
【0090】(発明16の効果)本発明16は、上記実
施例16から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがあり、受信信号に複数の遅延波が
存在する場合においても、複数の異なる送信信号が重な
った複数の受信信号から複数の送信信号を用いて、複数
の受信信号に含まれる複数の送信信号をキャンセルし、
希望とする送信信号を復調できるという効果を有する。
かつ、実施例14と比較すると、より性能がよい。
施例16から明らかなように、希望信号と干渉信号の送
受信タイミングずれがあり、受信信号に複数の遅延波が
存在する場合においても、複数の異なる送信信号が重な
った複数の受信信号から複数の送信信号を用いて、複数
の受信信号に含まれる複数の送信信号をキャンセルし、
希望とする送信信号を復調できるという効果を有する。
かつ、実施例14と比較すると、より性能がよい。
【0091】
【発明の効果】本発明は、上記各実施例から明らかなよ
うに、干渉信号を推定する等化器を並列に配置して干渉
信号をキャンセルするようにしたので、少ない演算量で
干渉信号を除去でき、受信品質の向上と周波数利用効率
の向上とを図ることができる。
うに、干渉信号を推定する等化器を並列に配置して干渉
信号をキャンセルするようにしたので、少ない演算量で
干渉信号を除去でき、受信品質の向上と周波数利用効率
の向上とを図ることができる。
【図1】本発明の実施例1におけるデータ受信装置の概
略構成を示すブロック図
略構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例2におけるデータ受信装置の概
略構成を示すブロック図
略構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施例3におけるデータ受信装置の概
略構成を示すブロック図
略構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施例4におけるデータ受信装置の概
略構成を示すブロック図
略構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施例5におけるデータ受信装置の概
略構成を示すブロック図
略構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施例6におけるデータ受信装置の概
略構成を示すブロック図
略構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施例7におけるデータ受信装置の概
略構成を示すブロック図
略構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施例8におけるデータ受信装置の概
略構成を示すブロック図
略構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施例9におけるデータ受信装置の概
略構成を示すブロック図
略構成を示すブロック図
【図10】本発明の実施例10におけるデータ受信装置
の概略構成を示すブロック図
の概略構成を示すブロック図
【図11】本発明の実施例11におけるデータ受信装置
の概略構成を示すブロック図
の概略構成を示すブロック図
【図12】本発明の実施例12におけるデータ受信装置
の概略構成を示すブロック図
の概略構成を示すブロック図
【図13】本発明の実施例13におけるデータ受信装置
の概略構成を示すブロック図
の概略構成を示すブロック図
【図14】本発明の実施例14におけるデータ受信装置
の概略構成を示すブロック図
の概略構成を示すブロック図
【図15】本発明の実施例15におけるデータ受信装置
の概略構成を示すブロック図
の概略構成を示すブロック図
【図16】本発明の実施例16におけるデータ受信装置
の概略構成を示すブロック図
の概略構成を示すブロック図
【図17】従来例1におけるデータ受信装置の概略構成
を示すブロック図
を示すブロック図
【図18】従来例2におけるデータ受信装置の概略構成
を示すブロック図
を示すブロック図
1 アンテナ 2a、2b、2c 重み付け器 3 加算器 4a、4b 判定器 5a 希望信号 5b、5c 干渉信号 6 アンテナ 7a、7b、7c、7d、7e、7f 重み付け器 8a、8b 加算器 9a、9b、9c 判定器 10a 希望信号 10b、10c、10d、10e、10f 干渉信号 11a、11b アンテナ 12a、12b、12c、12d、12e 重み付け器 13a、13b、13c 加算器 14a、14b 判定器 15a 希望信号 15b、15c 干渉信号 16a、16b アンテナ 17a、17b、17c、17d、17e、17f、1
7g、17h、17i重み付け器 18a、18b、18c、18d、18e、18f 加
算器 19a、19b、19c 判定器 20a 希望信号 20b、20c、20d、20e、20f 干渉信号 21 アンテナ 22a、22b、22c、22d、22e、22f 重
み付け器 23a、23b、23c、23d 加算器 24a、24b 判定器 25a、25b、25c 遅延素子 26a 希望信号 26b、26c 干渉信号 27 アンテナ 28a、28b、28c、28d、28e、28f、2
8g、28h、28i、28j、28k、28l 重み
付け器 29a、29b、29c、29d、29e、29f、2
9g、29h、29i加算器 30a、30b、30c 判定器 31a、31b、31c、31d、31e、31f 遅
延素子 32a 希望信号 32b、32c、32d、32e、32f 干渉信号 33a、33b、33c、33d、33e、33f、3
3g、33h 重み付け器 34a、34b、34c、34d、34e、34f 加
算器 35a、35b 判定器 36a、36b、36c 遅延素子 37a 希望信号 37b、37c 干渉信号 38a、38b、39a、39b アンテナ 40a、40b、40c、40d、40e、40f、4
0g、40h、40i、40j、40k、40l、40
m、40n、40o 重み付け器 41a、41b、41c、41d、41e、41f、4
1g、41h、41i、41j、41k、41l 加算
器 42a、42b、42c、判定器 43a、43b、43c、43d、43e、43f 遅
延素子 44a 希望信号 44b、44c、44d、44e、44f 干渉信号 45 アンテナ 46a、46b、46c 重み付け器 47a、47b、47c、47d、47e、47f 遅
延素子 48a、48b、48c 加算器 49a、49b 判定器 50a 希望信号 50b、50c 干渉信号 51 アンテナ 52a、52b、52c、52d、52e、52f 重
み付け器 53a、53b、53c、53d、53e、53f、5
3g、53h、53i遅延素子 54a、54b、54c、54d、54e、54f 加
算器 55a、55b、55c 判定器 56a 希望信号 56b、56c、56d、56e、56f 干渉信号 57a、57b アンテナ 58a、58b、58c、58d、58e 重み付け器 59a、59b、59c、59d、59e 遅延素子 60a、60b、60c 加算器 61a、61b 判定器 62a 希望信号 62b、62c 干渉信号 63a、63b アンテナ 64a、64b、64c、64d、64e、64f、6
4g、64h、64i重み付け器 65a、65b、65c、65d、65e、65f 遅
延素子 66a、66b、66c、66d、66e、66f 加
算器 67a、67b、67c 判定器 68a 希望信号 68b、68c、68d、68e、68f 干渉信号 69 アンテナ 70a、70b、70c、70d、70e、70f 重
み付け器 71a、71b、71c、71d、71e 遅延素子 72a、72b、72c、72d、72e、72f 加
算器 73a、73b 判定器 74a 希望信号 74b、74c 干渉信号 75 アンテナ 76a、76b、76c、76d、76e、76f、7
6g、76h、76i、76j、76k、76l 重み
付け器 77a、77b、77c、77d、77e、77f、7
7g、77h、77i遅延素子 78a、78b、78c、78d、78e、78f、7
8g、78h、78i、78j、78k、78l 加算
器 79a、79b、79c 判定器 80a 希望信号 80b、80c、80d、80e、80f 干渉信号 81a、81b アンテナ 82a、82b、82c、82d、82e、82f、8
2g、82h 重み付け器 83a、83b、83c、83d、83e、83f、8
3g 遅延素子 84a、84b、84c、84d、84e、84f、加
算器 85a、85b 判定器 86a 希望信号 86b、86c 干渉信号 87a、87b アンテナ 88a、88b、88c、88d、88e、88f、8
8g、88h、88i、88j、88k、88l、88
m、88n、88o 重み付け器 89a、89b、89c、89d、89e、89f、8
9g、89h、89i、89j、89k、89l 遅延
素子 90a、90b、90c、90d、90e、90f、9
0g、90h、90i、90j、90k、90l、加算
器 91a、91b、91c 判定器 92a 希望信号 92b、92c、92d、92e、92f 干渉信号 93a、93b アンテナ 94、95 重み付け器 96 加算器 97 判定器 98 希望信号 99a、99b アンテナ 99c、99d、99e、99f 回線推定器 99g、99h、99i 加算器 99j、99k 自乗計算器 99l 信号X再生器A 99m 信号Y再生器A 99n 信号X再生器B 99o 信号Y再生器B 99p MLSE等化器 99q 信号X、Y
7g、17h、17i重み付け器 18a、18b、18c、18d、18e、18f 加
算器 19a、19b、19c 判定器 20a 希望信号 20b、20c、20d、20e、20f 干渉信号 21 アンテナ 22a、22b、22c、22d、22e、22f 重
み付け器 23a、23b、23c、23d 加算器 24a、24b 判定器 25a、25b、25c 遅延素子 26a 希望信号 26b、26c 干渉信号 27 アンテナ 28a、28b、28c、28d、28e、28f、2
8g、28h、28i、28j、28k、28l 重み
付け器 29a、29b、29c、29d、29e、29f、2
9g、29h、29i加算器 30a、30b、30c 判定器 31a、31b、31c、31d、31e、31f 遅
延素子 32a 希望信号 32b、32c、32d、32e、32f 干渉信号 33a、33b、33c、33d、33e、33f、3
3g、33h 重み付け器 34a、34b、34c、34d、34e、34f 加
算器 35a、35b 判定器 36a、36b、36c 遅延素子 37a 希望信号 37b、37c 干渉信号 38a、38b、39a、39b アンテナ 40a、40b、40c、40d、40e、40f、4
0g、40h、40i、40j、40k、40l、40
m、40n、40o 重み付け器 41a、41b、41c、41d、41e、41f、4
1g、41h、41i、41j、41k、41l 加算
器 42a、42b、42c、判定器 43a、43b、43c、43d、43e、43f 遅
延素子 44a 希望信号 44b、44c、44d、44e、44f 干渉信号 45 アンテナ 46a、46b、46c 重み付け器 47a、47b、47c、47d、47e、47f 遅
延素子 48a、48b、48c 加算器 49a、49b 判定器 50a 希望信号 50b、50c 干渉信号 51 アンテナ 52a、52b、52c、52d、52e、52f 重
み付け器 53a、53b、53c、53d、53e、53f、5
3g、53h、53i遅延素子 54a、54b、54c、54d、54e、54f 加
算器 55a、55b、55c 判定器 56a 希望信号 56b、56c、56d、56e、56f 干渉信号 57a、57b アンテナ 58a、58b、58c、58d、58e 重み付け器 59a、59b、59c、59d、59e 遅延素子 60a、60b、60c 加算器 61a、61b 判定器 62a 希望信号 62b、62c 干渉信号 63a、63b アンテナ 64a、64b、64c、64d、64e、64f、6
4g、64h、64i重み付け器 65a、65b、65c、65d、65e、65f 遅
延素子 66a、66b、66c、66d、66e、66f 加
算器 67a、67b、67c 判定器 68a 希望信号 68b、68c、68d、68e、68f 干渉信号 69 アンテナ 70a、70b、70c、70d、70e、70f 重
み付け器 71a、71b、71c、71d、71e 遅延素子 72a、72b、72c、72d、72e、72f 加
算器 73a、73b 判定器 74a 希望信号 74b、74c 干渉信号 75 アンテナ 76a、76b、76c、76d、76e、76f、7
6g、76h、76i、76j、76k、76l 重み
付け器 77a、77b、77c、77d、77e、77f、7
7g、77h、77i遅延素子 78a、78b、78c、78d、78e、78f、7
8g、78h、78i、78j、78k、78l 加算
器 79a、79b、79c 判定器 80a 希望信号 80b、80c、80d、80e、80f 干渉信号 81a、81b アンテナ 82a、82b、82c、82d、82e、82f、8
2g、82h 重み付け器 83a、83b、83c、83d、83e、83f、8
3g 遅延素子 84a、84b、84c、84d、84e、84f、加
算器 85a、85b 判定器 86a 希望信号 86b、86c 干渉信号 87a、87b アンテナ 88a、88b、88c、88d、88e、88f、8
8g、88h、88i、88j、88k、88l、88
m、88n、88o 重み付け器 89a、89b、89c、89d、89e、89f、8
9g、89h、89i、89j、89k、89l 遅延
素子 90a、90b、90c、90d、90e、90f、9
0g、90h、90i、90j、90k、90l、加算
器 91a、91b、91c 判定器 92a 希望信号 92b、92c、92d、92e、92f 干渉信号 93a、93b アンテナ 94、95 重み付け器 96 加算器 97 判定器 98 希望信号 99a、99b アンテナ 99c、99d、99e、99f 回線推定器 99g、99h、99i 加算器 99j、99k 自乗計算器 99l 信号X再生器A 99m 信号Y再生器A 99n 信号X再生器B 99o 信号Y再生器B 99p MLSE等化器 99q 信号X、Y
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−303074(JP,A) 特開 平6−29886(JP,A) 特開 平6−204902(JP,A) 特開 平4−271508(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/08 H03H 21/00 H04B 7/005
Claims (16)
- 【請求項1】 アンテナで受信した信号から希望信号を
得るために適応的に重み係数を更新される第1の重み付
け手段と、前記第1の重み付け手段に接続された第1の
加算器と、前記第1の加算器に接続された第1の判定器
と、前記アンテナで受信した信号から干渉信号を得るた
めに適応的に重み係数を更新される第2の重み付け手段
と、前記第2の重み付け手段に接続された第2の判定器
と、前記得られた干渉信号を前記第1の加算器に加える
手段とを備えたデータ受信装置。 - 【請求項2】 アンテナで受信した信号から希望信号を
得るために適応的に重み係数を更新される第1の重み付
け手段と、前記第1の重み付け手段に接続された第1の
加算器と、前記第1の加算器に接続された第1の判定器
と、前記アンテナで受信した信号からn種の干渉信号を
得るために適応的に重み係数を更新されるn個の重み付
け手段と、前記n個の重み付け手段に接続されたn個の
加算器と、前記n個の重み付け手段に接続されたn個の
判定器と、前記アンテナで受信した信号からn+1番目
の干渉信号を得るために適応的に重み係数を更新される
n+1番目の重み付け手段と、前記n+1番目の重み付
け手段に接続されたn+1番目の判定器と、前記n個の
加算器にそれぞれ前の段で得られた干渉信号を加えるn
個の手段と、前記第1の加算器に各段で得られた全ての
干渉信号を加える手段とを備えたデータ受信装置。 - 【請求項3】 希望信号を得るために適応的に重み係数
を更新される第1の重み付け手段を、複数のアンテナに
それぞれ接続された複数の重み付け手段で構成し、それ
らの出力を加算して第1の加算器に入力する手段と、干
渉信号を得るために適応的に重み係数を更新される第2
の重み付け手段を、前記複数のアンテナにそれぞれ接続
された複数の重み付け手段で構成し、それらの出力を加
算して第2の判定器に入力する手段とを備えた請求項1
記載のデータ受信装置。 - 【請求項4】 希望信号を得るために適応的に重み係数
を更新される第1の重み付け手段を、複数のアンテナに
それぞれ接続された複数の重み付け手段で構成し、それ
らの出力を加算して第1の加算器に入力する手段と、n
個の干渉信号を得るために適応的に重み係数を更新され
るn個の重み付け手段を、前記複数のアンテナにそれぞ
れ接続された複数の重み付け手段で構成し、それらの出
力を加算してn個の加算器に入力する手段と、n+1番
目の干渉信号を得るために適応的に重み係数を更新され
るn+1番目の重み付け手段を、前記複数のアンテナに
それぞれ接続された複数の重み付け手段で構成し、それ
らの出力を加算してn+1番目の判定器に入力する手段
とを備えた請求項2記載のデータ受信装置。 - 【請求項5】 得られた希望信号および干渉信号の遅延
波を取り除く手段を備えた請求項1記載のデータ受信装
置。 - 【請求項6】 得られた希望信号および干渉信号の遅延
波を取り除く手段を備えた請求項2記載のデータ受信装
置。 - 【請求項7】 得られた希望信号および干渉信号の遅延
波を取り除く手段を備えた請求項3記載のデータ受信装
置。 - 【請求項8】 得られた希望信号および干渉信号の遅延
波を取り除く手段を備えた請求項4記載のデータ受信装
置。 - 【請求項9】 受信した希望信号および干渉信号の受信
タイミングおよびまたは送信タイミングのずれを補償す
る手段を備えた請求項1記載のデータ受信装置。 - 【請求項10】 受信した希望信号および干渉信号の受
信タイミングおよびまたは送信タイミングのずれを補償
する手段を備えた請求項2記載のデータ受信装置。 - 【請求項11】 受信した希望信号および干渉信号の受
信タイミングおよびまたは送信タイミングのずれを補償
する手段を備えた請求項3記載のデータ受信装置。 - 【請求項12】 受信した希望信号および干渉信号の受
信タイミングおよびまたは送信タイミングのずれを補償
する手段を備えた請求項4記載のデータ受信装置。 - 【請求項13】 受信した希望信号および干渉信号の受
信タイミングおよびまたは送信タイミングのずれを補償
する手段と、得られた希望信号および干渉信号の遅延波
を取り除く手段とを備えた請求項1記載のデータ受信装
置。 - 【請求項14】 受信した希望信号および干渉信号の受
信タイミングおよびまたは送信タイミングのずれを補償
する手段と、得られた希望信号および干渉信号の遅延波
を取り除く手段とを備えた請求項2記載のデータ受信装
置。 - 【請求項15】 受信した希望信号および干渉信号の受
信タイミングおよびまたは送信タイミングのずれを補償
する手段と、得られた希望信号および干渉信号の遅延波
を取り除く手段とを備えた請求項3記載のデータ受信装
置。 - 【請求項16】 受信した希望信号および干渉信号の受
信タイミングおよびまたは送信タイミングのずれを補償
する手段と、得られた希望信号および干渉信号の遅延波
を取り除く手段とを備えた請求項4記載のデータ受信装
置。
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