JP3287308B2 - 酸化膜の作製方法 - Google Patents

酸化膜の作製方法

Info

Publication number
JP3287308B2
JP3287308B2 JP18849598A JP18849598A JP3287308B2 JP 3287308 B2 JP3287308 B2 JP 3287308B2 JP 18849598 A JP18849598 A JP 18849598A JP 18849598 A JP18849598 A JP 18849598A JP 3287308 B2 JP3287308 B2 JP 3287308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
temperature
oxide film
furnace
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18849598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000021875A (ja
Inventor
諭 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP18849598A priority Critical patent/JP3287308B2/ja
Publication of JP2000021875A publication Critical patent/JP2000021875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3287308B2 publication Critical patent/JP3287308B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化膜の作製方
法、特に界面準位を低減した品質の良い酸化膜を作製す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を製造する場合、半導体ウェ
ーハを酸化して半導体ウェーハ上に酸化膜を作製する工
程が必須である。最も一般的なのはシリコンウェーハを
酸化してシリコン酸化膜を作製する場合である。このよ
うに半導体ウェーハを酸化して酸化膜を作製する方法と
しては、一般に熱酸化法が採用されている。代表的な熱
酸化法では、縦形の酸化炉を用い、酸化炉の石英チュー
ブ内にウェーハをロードし、酸化性雰囲気を石英チュー
ブ内に流すとともに加熱してウェーハを酸化する。
【0003】図1は、縦形の通常の酸化炉を示す。この
縦形酸化炉は、外部に加熱用ヒータ2が設けられた石英
管4を備えている。ゲート酸化膜を作製する場合、炉内
の温度を800℃にした後、Siウェーハが多数枚積載
されたボート6を石英管4内に上昇させロードする。炉
内にN2 +10%O2 混合ガスを導入し、10℃/分の
速度で850℃に昇温する。H2 Oガス(水蒸気)を導
入してSiO2 膜を形成し、N2 100%ガスにパージ
した後、3℃/分の速度で800℃に降温した後、N2
ガスを流しながらボート6を下降させアンロードする。
この際、あまり急激にウェーハの温度が下がると結晶転
移(スリップ)が入るため、徐々にボートを下げる(例
えば、3〜5cm/分)。このためアンロードに時間が
かかる。
【0004】最近、図1と基本的に同じ構造でヒータ2
の材料およびサイズを変えた縦形炉で高速に昇温および
降温が可能な高速昇降温炉が開発された。この炉によれ
ば、850℃から基板にスリップが入らない温度である
約300℃まで短時間で温度を下げることができる。
【0005】この高速昇降温炉を用いてゲート酸化膜を
作製する場合、炉内の温度を300℃にした後、ウェー
ハを積載したボートを炉内にロードし、N2 +10%O
2 混合ガスを導入し、50℃/分の速度で850℃に昇
温する。H2 Oガスを導入してSiO2 膜を形成し、N
2 100%ガスにパージした後、30℃/分の速度で3
00℃に降温し、ボートをアンロードする。アンロード
の際には、すでにウェーハの温度は300℃に下がって
いるので、スリップの発生を心配することなく、10〜
20cm/分の速度でボートを下降できる。このため、
アンロードに要する時間が短く、生産性が向上する。
【0006】以上の2種類の抵抗加熱炉の外に、ランプ
加熱を用いたRTP(RapidTheraml Pr
ocessor)がある。このRTPを用いてゲート酸
化膜を作製する場合、炉内の温度を300℃以下にした
後、Siウェーハをロードし、N2 +10%O2 混合ガ
スを導入し、50℃/秒の速度で850℃に昇温する。
2 ガスを導入してSiO2 膜を形成し、N2 100%
ガスにパージした後、300℃以下に降温し、N2 の供
給を停止した後、ウェーハをアンロードする。
【0007】なお、本明細書では、「ロード」という用
語は、ウェーハを酸化炉に入れる過程を、「アンロー
ド」という用語は、ウェーハを酸化炉から取り出す過程
を意味するものとする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】酸化膜は、その特性の
一つとして絶縁耐圧が高いことが要求される。前述した
各酸化炉を用いて前述したシーケンスで作製した酸化膜
の絶縁耐圧やライフタイム特性に劣化が観察された。こ
れは、酸化膜中の界面準位があがることが原因であるこ
とがわかった。
【0009】本発明の目的は、酸化炉において熱酸化を
行った膜の界面準位が低減した高信頼性の酸化膜の作製
方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】界面準位の発生メカニズ
ムは、熱酸化が進行する程度の温度での雰囲気に依存す
ることが判明しており、特にウェーハの温度が下がる際
の雰囲気が重要である。この際に水素原子を含む雰囲
気、例えばH2 Oガス(水蒸気)またはH2 ガスでウェ
ーハ冷却を行うと、水素による界面のパッシベーション
が進行し、結果として界面準位が低減する。
【0011】また、本出願の発明者の実験によれば、H
2 ガスを導入した場合に界面準位が低減する温度を調べ
たところ、図2に示すようなデータを得た。横軸はH2
ガス導入開始温度、縦軸は酸化膜の品質の指標となる少
数キャリアの再結合ライフタイムを示す。ライフタイム
が大きい程、界面準位が少ないことを示している。この
グラフよりすれば、700℃の温度以上でH2 ガスを導
入すれば、界面準位を低減できることがわかった。H2
ガスの代わりにH2 Oガスを導入しても、この条件は同
じであった。
【0012】したがって、炉の降温および/またはアン
ロードを行う際の雰囲気の温度や濃度をコントロールす
ることで界面準位を制御することが可能となる。
【0013】本発明の一態様によれば、ウェーハに熱酸
化により酸化膜を作製する方法において、酸化炉の降温
時および/またはウェーハのアンロード時に、700℃
以上の温度下で、ウェーハをH2 OガスまたはH2 ガス
を含む雰囲気に曝露する工程を含んでいる。
【0014】H2 Oガスを用いる場合には、その濃度
は、結露しない範囲であって、0.5%以上とするのが
好適である。
【0015】また、H2 ガスを用いる場合には、その濃
度は、0.3〜15%とするのが好適である。これは、
0.3%以下では酸化膜の絶縁耐圧やライフタイムの劣
化の改善がみられず、また水素濃度が増えると爆発の危
険があるためにあまり濃度をあげることは危険である
が、排気等の設備を十分行うことで10〜15%位の濃
度であれば使用可能であることによる。
【0016】
【発明の実施の形態】図3は、図1の縦形酸化炉にロー
ドロック室8を設けた構造の酸化炉を示す。この酸化炉
を用いて、ゲート酸化膜を作製するシーケンスを、図4
を参照して説明する。図4には、炉内の温度変化(正確
にはウェーハの温度変化)と、炉内に導入する雰囲気と
を対応して示している。なお、図には、従来の技術で説
明したゲート酸化膜の作製シーケンスを対比の目的で示
してある。
【0017】まず、本発明のシーケンス(1)によるゲ
ート酸化膜の作製方法を説明する。ロードロック室8で
ボート6にSiウェーハを積載する。炉内の温度を78
0℃にした後、ボート6を石英管4内に上昇させロード
する。炉内にN2 +10%O 2 混合ガスを導入し、15
℃/分の速度で850℃に昇温する。O2 を含ませる理
由は、N2 とSiとが結合して表面に荒れが生じないよ
うにするために、Siの表面に薄いSiO2 膜を形成
し、N2 をブロックするためである。続いて、H 2 +O
2 混合ガスを燃焼させてH2 O(水蒸気)を形成し炉内
に導入して、Si表面にSiO2 膜を作製する。その
後、H2 Oを流し続けながら、3℃/分の速度で780
℃に降温し、ボート6をロードロック室8内にアンロー
ドする。
【0018】なお、以下の説明において、用いられるH
2 Oガスはすべて、H2 +O2 の混合ガスを燃焼させて
形成したものである。
【0019】シーケンス(1)では、降温時およびアン
ロード時に、ウェーハはH2 Oガスに曝露されるので、
酸化膜中の界面準位が低減される。
【0020】またシーケンス(1)では、降温時および
アンロード時にもH2 Oガスを流し続けるので、降温お
よびアンロードの過程でも酸化膜が形成されることにな
る。このような過程で酸化膜が形成されると、ゲート酸
化膜が現在のように薄くなると膜厚の制御性が悪くなる
という問題が発生する。
【0021】そこでシーケンス(2)では、酸化工程後
に、H2 O+N2 混合ガスにパージした後、降温しアン
ロードする。N2 の存在により、酸化膜の形成が抑制さ
れる。
【0022】次に、本発明のシーケンス(3)を説明す
る。シーケンス(3)では、酸化工程後、N2 100%
ガスにパージし降温する。ここまでは、従来技術で説明
したシーケンスと同じである。しかし、シーケンス
(3)では、アンロード時にH2Oガスを導入してい
る。このように、シーケンス(3)では、アンロード時
のみH2 Oガスを存在させている。
【0023】これに対しシーケンス(4)では、降温の
途中で、H2 Oガスを導入し、アンロード時にもH2
を流し続ける。
【0024】以上シーケンス(1)〜(4)では、界面
準位を低減させるために降温時および/またはアンロー
ド時に、H2 Oガスを導入したが、このH2 Oガスに代
えてH2 ガスを導入しても同様の効果が得られる。
【0025】次に、高速昇降温炉(構造は図1に示した
ものと同じ)を用いて、ゲート酸化膜を作製するシーケ
ンスを図5を参照して説明する。図5には、従来の技術
で説明したシーケンスを対比の目的で示してある。
【0026】まず、本発明のシーケンス(1)によるゲ
ート酸化膜の作製方法を説明する。炉内の温度を300
℃にした後、Siウェーハを積載したボートを炉内にロ
ードし、N2 +10%O2 混合ガスを導入し、50℃/
分の速度で850℃に昇温する。続いて、H2 Oガスを
導入してSiO2膜を形成する。その後、H2 Oガスを
流し続けながら、30℃/分の速度で300℃に降温
し、ボート6をアンロードする。
【0027】このシーケンス(1)では、850℃から
300℃への降温時に、ウェーハは700℃以上でH2
Oガスに曝露されるので、酸化膜中の界面準位が低減さ
れる。
【0028】シーケンス(1)では、図4で示したシー
ケンス(1)と同様に、降温およびアンロードの過程で
酸化膜が形成される。これを防止するためシーケンス
)では、酸化工程後に、H2 O+N2 混合ガスでパ
ージした後、降温しアンロードする。N2 の存在によ
り、酸化膜の形成が抑制される。
【0029】シーケンス(3)では、酸化工程後、N2
100%ガスでパージし降温する。温度が700℃に下
がった時点で雰囲気をN2 100%ガスに変えて、さら
に300℃まで降温する。そして、N2 100%ガスの
雰囲気でアンロードする。
【0030】シーケンス(4)では、酸化工程後、H2
OガスをH2 O+N2 混合ガスにパージした後、降温す
る。温度が700℃に下がって時点で、雰囲気をN2
00%ガスに変えて、さらに300℃まで降温する。そ
して、N2 100%ガスの雰囲気でアンロードする。
【0031】シーケンス(5)では、酸化工程後、H2
OガスをN2 100%ガスにパージした後、降温する。
降温の途中で雰囲気をH2 Oガスに変え、さらに降温す
る。温度が700℃に下がって時点で雰囲気をN2 10
0%ガスに変えて、さらに300℃まで降温する。そし
て、N2 100%ガスの雰囲気でアンロードする。
【0032】以上の各シーケンス(1)〜(5)では、
降温の過程で、700℃以上で必ずH2 Oガスを雰囲気
に含むので、界面準位を低減したゲート酸化膜を作製す
ることができる。降温過程におけるH2 OガスをH2
スに変更しても、界面準位を低減したゲート酸化膜を作
製することができる。
【0033】図6は、RTPよりなるプロセスチャンバ
を有するマルチチャンバ形式の酸化装置を示す図であ
る。この酸化装置は、トランスファチャンバ10と、こ
れを囲むように設けられた、RTPよりなる2つのプロ
セスチャンバ12,14と、クーリングチャンバ16
と、ウェーハをロードするロードロックチャンバ18
と、ウェーハをアンロードするロードロックチャンバ2
0とから構成されており、トランスファチャンバ10内
には、ウェーハを搬送するロボットアーム22が設けら
れている。
【0034】図7は、RTPの一例であるランプ加熱炉
を示す断面図である。このランプ加熱炉は、ハロゲンラ
ンプ32を備えており、石英窓34を介して、ウェーハ
支持棒36に支持されたSiウェーハ38を加熱する構
造となっている。加熱炉10には、ガス導入口40,4
2、およびガス排出口44が設けられている。ガス排出
口は、プロセスチャンバに対して陰圧に設定されてい
る。特に減圧仕様の場合は、真空ポンプに接続される。
【0035】以上のような構造の酸化装置では、ウェー
ハはロードロックチャンバ18から、ロボットアーム2
2によってプロセスチャンバに搬送される。プロセスチ
ャンバで酸化膜を作製した後、ロボットアームでプロセ
スチャンバから取り出され、クーリングチャンバ16に
搬送される。クーリングチャンバ16で冷却された後、
ロボットアームでロードロックチャンバ20に搬送さ
れ、ロードロックチャンバからウェーハは装置外部へ取
り出される。
【0036】ランプ加熱炉でゲート酸化膜を作製するシ
ーケンスを図8を参照して説明する。図8には、従来の
技術で説明したシーケンスを対比の目的で示してある。
【0037】まず、本発明のシーケンス(1)によるゲ
ート酸化膜の作製方法を説明する。炉内の温度を300
℃以下にした後、Siウェーハをロードし、N2 +10
%O 2 混合ガスを導入し、50℃/秒の速度で850℃
に昇温する。O2 ガスを導入してSiO2 膜を形成し、
2 100%にパージした後、300℃以下に降温し、
2 の供給を停止した後、ウェーハをアンロードする。
【0038】シーケンス(2)では、酸化工程後、N2
100%ガスにパージした後、降温し、700℃に下が
るまでの温度でH2 100%ガスに変え、さらに300
℃以下に降温した後、H2 の供給を停止し、ウェーハを
アンロードする。
【0039】シーケンス(3)では、酸化工程後、H2
100%ガスにパージした後、降温し、700℃の時点
でN2 100%ガスに変え、さらに300℃以下に降温
した後、N2 の供給を停止し、ウェーハをアンロードす
る。
【0040】以上の各シーケンス(1)〜(3)では、
降温の過程で、700℃以上で必ずH2 ガスを雰囲気に
含むので、界面準位を低減したゲート酸化膜を作製する
ことができる。降温過程におけるH2 ガスをH2 Oガス
に変更しても、界面準位の低減したゲート酸化膜を作製
することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明の酸化膜の作製方法によれば、酸
化炉において熱酸化を行った膜の界面準位が低減した高
信頼性酸化膜を形成することが可能となる。
【0042】また、本発明の作製方法は、従来の縦形酸
化炉、改良された高速昇降温縦形酸化炉、およびRTP
のいずれの酸化炉においても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常の縦形酸化炉を示す図である。
【図2】H2 ガス導入温度とライフタイムとの関係を示
すグラフである。
【図3】ロードロック室を設けた構造の縦形酸化炉を示
す図である。
【図4】図3の縦形酸化炉を用いてゲート酸化膜を作製
するシーケンスを示す図である。
【図5】高速昇降温炉を用いて、ゲート酸化膜を作製す
るシーケンスを示す図である。
【図6】RTPよりなるプロセスチャンバを有するマル
チチャンバ形式の酸化装置を示す図である。
【図7】RTPの一例であるランプ加熱炉を示す断面図
である。
【図8】ランプ加熱炉を用いてゲート酸化膜を作製する
シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
2 加熱用ヒータ 4 石英管 6 ボート 8 ロードロック室 10 トランスファチャンバ 12,14 プロセスチャンバ 16 クリーニングチャンバ 18,20 ロードロックチャンバ 22 ロボットアーム 32 ハロゲンランプ 34 石英窓 36 ウェーハ支持棒 38 Siウェーハ 40,42 ガス導入口 44 ガス排出口

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸化炉を用いて、シリコンウェーハに熱酸
    化により酸化膜を作製する方法において、 熱酸化工程の後、界面準位が低減した酸化膜を作製する
    ために、酸化炉の降温時および/またはシリコンウェー
    ハのアンロード時に、700℃以上の温度下で、シリコ
    ウェーハをH2 ガスを含む雰囲気に曝露する工程を含
    むことを特徴とする酸化膜の作製方法。
  2. 【請求項2】ロードロック室を有する縦形酸化炉を用い
    て、シリコンウェーハに熱酸化により酸化膜を作製する
    方法において、 熱酸化工程の後、前記酸化炉を約800℃まで降温する
    ときおよび/または降温後にシリコンウェーハをアンロ
    ードするときに、前記酸化炉内にH2 OガスまたはH2
    ガスを含む雰囲気を流し、700℃以上の温度下で、
    リコンウェーハをH2 OガスまたはH2 ガスを含む雰囲
    気に曝露する工程を含み、界面準位が低減した酸化膜を
    作製することを特徴とする酸化膜の作製方法。
  3. 【請求項3】高速昇降温が可能な縦形酸化炉を用いて、
    熱酸化によりシリコンウェーハに酸化膜を作製する方法
    において、 熱酸化工程の後、前記酸化炉を約300℃まで降温する
    際、前記酸化炉内にH2 OガスまたはH2 ガスを含む雰
    囲気を流し、700℃以上の温度下で、シリコンウェー
    ハをH2 OガスまたはH2 ガスを含む雰囲気に曝露する
    工程を含み、界面準位が低減した酸化膜を作製すること
    を特徴とする酸化膜の作製方法。
  4. 【請求項4】ランプ加熱炉を用いて、熱酸化によりシリ
    コンウェーハに酸化膜を作製する方法において、 熱酸化工程の後、前記酸化炉を300℃以下に降温する
    際、前記ランプ加熱炉内にH2 OガスまたはH2 ガスを
    含む雰囲気を流し、700℃以上の温度下で、シリコン
    ウェーハをH2 OガスまたはH2ガスを含む雰囲気に曝
    露する工程を含み、界面準位が低減した酸化膜を作製す
    ることを特徴とする酸化膜の作製方法。
  5. 【請求項5】前記H2 Oガスの濃度は、結露しない範囲
    であって、0.5%以上であることを特徴とする請求項
    2,3または4記載の酸化膜の作製方法。
  6. 【請求項6】前記H2 ガスの濃度は、0.3〜15%で
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    酸化膜の作製方法。
JP18849598A 1998-07-03 1998-07-03 酸化膜の作製方法 Expired - Fee Related JP3287308B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18849598A JP3287308B2 (ja) 1998-07-03 1998-07-03 酸化膜の作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18849598A JP3287308B2 (ja) 1998-07-03 1998-07-03 酸化膜の作製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000021875A JP2000021875A (ja) 2000-01-21
JP3287308B2 true JP3287308B2 (ja) 2002-06-04

Family

ID=16224737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18849598A Expired - Fee Related JP3287308B2 (ja) 1998-07-03 1998-07-03 酸化膜の作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3287308B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100399946B1 (ko) * 2001-06-30 2003-09-29 주식회사 하이닉스반도체 유동성 절연막의 열처리 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000021875A (ja) 2000-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6297172B1 (en) Method of forming oxide film
US5217501A (en) Vertical wafer heat treatment apparatus having dual load lock chambers
WO2006049199A1 (ja) 絶縁膜形成方法および基板処理方法
US6797323B1 (en) Method of forming silicon oxide layer
WO2006095752A1 (ja) 半導体装置の製造方法および基板処理装置
JP2008085198A (ja) 半導体装置の製造方法
US11823886B2 (en) Method of manufacturing semiconductor device, method of processing substrate, substrate processing apparatus, and recording medium
US5500388A (en) Heat treatment process for wafers
JP2006269621A (ja) Aldによる薄膜形成方法および装置
JP2010109335A (ja) シリコン酸化膜の除去方法及び処理装置
JPH11204517A (ja) シリコン酸化膜の形成方法、及びシリコン酸化膜形成装置
JP6805347B2 (ja) 半導体装置の製造方法、基板処理装置およびプログラム
JP3287308B2 (ja) 酸化膜の作製方法
JPH11307526A (ja) 酸化膜の作製方法
JP6559902B2 (ja) 半導体装置の製造方法、基板処理装置およびプログラム
JPH11186255A (ja) シリコン酸化膜の形成方法
JP2003031571A (ja) 炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法
US20210202232A1 (en) Method of manufacturing semiconductor device, substrate processing apparatus and non-transitory computer-readable recording medium
JPH11186248A (ja) シリコン酸化膜の形成方法及びシリコン酸化膜形成装置
JP3757566B2 (ja) シリコン酸化膜の形成方法及び酸化膜成膜装置
US20080081112A1 (en) Batch reaction chamber employing separate zones for radiant heating and resistive heating
JPH11186257A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3194062B2 (ja) 熱酸化膜の形成方法
JP2002289602A (ja) 半導体基板処理装置
JPH11214379A (ja) シリコン酸化膜の形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees