JP3287261B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP3287261B2 JP09019897A JP9019897A JP3287261B2 JP 3287261 B2 JP3287261 B2 JP 3287261B2 JP 09019897 A JP09019897 A JP 09019897A JP 9019897 A JP9019897 A JP 9019897A JP 3287261 B2 JP3287261 B2 JP 3287261B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップに
関し、特にその対物レンズを揺動自在に保持する保持機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5を参照して、本願出願人の先の出願
(特願平8−307413号)に係る光ピックアップ装
置の概略構成について説明する。図5は、光ピックアッ
プの対物レンズをフォーカス方向(矢印F方向)とトラ
ッキング方向(矢印T方向)に駆動制御するためのアク
チュエータ近傍の構成を示す斜視図である。
【0003】図5において、1はアクチュエータベース
であり、レーザ光源や受光素子等が取り付けられた図示
しない筐体に一体に取り付けられる。なお、この筐体
は、図示しない駆動機構により光ディスクの半径方向に
駆動されて所謂シーク動作が行われるものである。
【0004】アクチュエータベース1は、板金により構
成されており大略二組の切り起こし1a、1bが形成さ
れている。切り起こし1aは接着等によりマグネット4
を保持し、切り起こし1bは後述するボビン3に形成さ
れた貫通孔3aに遊嵌してマグネット4と対向すること
により閉磁路を形成する。また、切り起こし1aの一方
には図示しないタップ孔が形成されており、ネジ2aに
よりサスペンションベース2がこの切り起こし1aに取
り付けられている。
【0005】ボビン3は、トラッキングコイル3bとフ
ォーカスコイル3cが巻回されるとともに対物レンズ5
を保持している。ボビン3は、熱硬化性樹脂又は半田耐
熱性の高い熱可塑性樹脂で成型されるものであり、突起
3h〜3kを一体に成型した構成になっている。そし
て、突起3i、3kにはフォーカスコイル3cの始端と
終端とがそれぞれ絡げ処理され、突起3h、3jにはト
ラッキングコイル3bの始端と終端とがそれぞれ絡げ処
理されている。また、突起3i、3kにフォーカスコイ
ル3cを絡げた部分にはサスペンションワイヤー7b、
7dが、突起3h、3jにトラッキングコイル3bを絡
げた部分にはサスペンションワイヤー7a、7cが、そ
れぞれ半田付けによって接続されている。
【0006】そして、このボビン3は、サスペンション
ベース2から互いに平行に延びた4本のサスペンション
ワイヤー7a〜7dによりフォーカス方向とトラッキン
グ方向とに揺動自在に懸架される。すなわち、サスペン
ションベース2から延びた2本のサスペンションワイヤ
ー7b、7dは、ボビン3の側面に対応して形成された
2つの突片3d、3eの孔をそれぞれ貫通して各先端部
が、突起3i、3kのフォーカスコイル3cを絡げた部
分に半田付けされ、他の2本のサスペンションワイヤー
7a、7cは、ボビン3の反対の側面に対応して形成さ
れた2つの突片3f、3g(図示せず)の孔をそれぞれ
貫通して各先端部が、突起3h、3jのトラッキングコ
イル3bを絡げた部分に半田付けされるとともに4本の
サスペンションワイヤー7a〜7dの他端がサスペンシ
ョンベース2に接着剤8a〜8dによって固定されるこ
とによってボビン3は懸架されている。また、ここで、
サスペンションワイヤー7a〜7dの一方の端部はそれ
ぞれ長方形の各頂点に位置するようにサスペンションベ
ース2に固着(接着)され、互いに平行に延びた他方の
端部がそれぞれ突起3h〜3kに半田固定されている。
【0007】従って、サスペンションワイヤー7b、7
dに通電すると、フォーカスコイル3cに電流が流れて
ボビン3は矢印F方向に変位し、対物レンズ5と図示し
ない光ディスクとの距離が変化してフォーカシング制御
が行われることになる。同様に、サスペンションワイヤ
ー7a、7cに通電すると、トラッキングコイル3bに
電流が流れてボビン3は矢印T方向に変位し、対物レン
ズ5は図示しない光ディスクのトラックを横切る方向に
移動してトラッキング制御が行われることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上に説
明した先の出願に係る光ピックアップ装置は、以下の二
つの問題がある。その一つは、フォーカシング制御とト
ラッキング制御に伴うボビン3(対物レンズ5)の傾き
である。フォーカス方向(矢印F方向)の力はフォーカ
スコイル3cに流れる電流とマグネット4の磁束とによ
って発生するが、マグネット4は有限の大きさであるた
め、磁束の分布はマグネット4の中央部程、密度が高く
なっている。このため、トラッキング制御によってボビ
ン3がトラッキング方向(矢印T方向)に変位した状態
では、フォーカスコイル3cに対するマグネット4の磁
束分布に偏りが生じ、この状態でフォーカスコイル3c
に電流を流すとボビン3はその中心から外れた位置で偶
力を受けることになり、ボビン3に傾きが発生する。こ
のボビン3の傾き、即ち対物レンズ5の傾きはレーザ光
束に収差を発生させることになり、問題である。
【0009】他の一つの問題点は、光ピックアップの光
学系を有限光学系、即ち、レーザ光源から放射したレー
ザ光をコリメータレンズを介することなく直接対物レン
ズ5で集光する場合に特に顕著な問題点である。すなわ
ち、レーザ光源から放射したレーザ光をコリメータレン
ズによって平行光束にしてから対物レンズに入射させる
所謂無限光学系では、対物レンズは平行光束中にあるた
め、対物レンズのトラッキング方向への移動による収差
の変化は少ない。一方、有限光学系の場合、対物レンズ
がトラッキング方向へ移動すると、対物レンズに対して
レーザ光源が軸外物点となるため、コマ収差が発生する
ことになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる問題点
に鑑みなされたものであり、請求項1に係る発明は、
「 レーザ光源の光束を対物レンズで集光させて光ディ
スク上に照射する有限光学系と、 対物レンズを保持す
るとともにフォーカスコイルとトラッキングコイルを巻
回してなるボビンと、該ボビンを基台に対して揺動自在
に懸架する第1〜第4の4本のサスペンションワイヤー
からなる懸架手段とを少なくとも有する光ピックアップ
装置において、該第1のサスペンションワイヤーは該光
ディスクに平行な第1の仮想平面内でその一端の近傍を
該ボビンの第1の固着部に固着するとともにその他端の
近傍を該基台の第1の固着部に固着し、該第2のサスペ
ンションワイヤーは該第1の仮想平面内でその一端の近
傍を該ボビンの該第1の固着部と該対物レンズを介して
略対向した第2の固着部に固着するとともにその他端の
近傍を該基台の該第1の固着部と中心線を介して略対称
第2の固着部に固着し、該第3のサスペンションワイ
ヤーは該光ディスクに対して第1の仮想平面より離れた
該光ディスクに平行な第2の仮想平面内でその一端の近
傍を該ボビンの第3の固着部に固着するとともにその他
端の近傍を該基台の第3の固着部に固着し、該第4のサ
スペンションワイヤーは該第2の仮想平面内でその一端
の近傍を該ボビンの該第3の固着部と該対物レンズを介
して略対向した第4の固着部に固着するとともにその他
端の近傍を該基台の該第3の固着部と中心線を介して略
対称な第4の固着部に固着し、該基台の第1の固着部と
該基台の該第2の固着部との距離をX1とし、該基台の
第3の固着部と該基台の該第4の固着部との距離をX2
とし、該ボビンの該第1の固着部と該ボビンの該第2の
固着部との距離をY1とし、該ボビンの該第3の固着部
と該ボビンの該第4の固着部との距離をY2としたと
き、 X1 > Y1 X2 > Y2X1−Y1 < X2−Y2 に設定し、且つ、該ボビンの第1,第2の固着部を該ボ
ビンの第3,第4の固着部よりもそれぞれ外側に配置し
たことを特徴とする光ピックアップ装置。」を提供する
ものである。
【0011】また、請求項2に係る発明は、「請求項1
記載の光ピックアップ装置において、 該基台の第1,第
2の固着部を該基台の第3,第4の固着部よりもそれぞ
れ内側に配置したことを特徴とする光ピックアップ装
置。」を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4を参照して本
発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の
光ピックアップ装置の構成を示す図であり同図(A)は
平面図、同図(B)は側面図である。図2は、サスペン
ションベースに対するボビンの懸架態様を説明するため
の模式図であり、同図(A)は平面図、同図(B)は正
面図である。図3は、サスペンションベースに対するボ
ビンの他の懸架態様を説明するための模式図であり、同
図(A)は平面図、同図(B)は正面図である。図4は
トラッキング制御時のコマ収差の補正を説明するための
模式図である。先に図5を参照して説明した光ピックア
ップ装置に比して、本発明の光ピックアップ装置が相違
する点は、4本のサスペンションワイヤー7a〜7dで
サスペンションベース2にボビン3を懸架する態様にあ
るため、主にボビン3の懸架の仕方について説明する。
なお、図5の光ピックアップ装置と対応する部位には同
一の符号を付して説明する。
【0013】本発明の光ピックアップ装置の第1の実施
の形態においては、図1又は図2に示すように、サスペ
ンションワイヤー7a、7bは光ディスク6に平行な第
1の仮想平面9a内で大略「ハ」の字型をなすようにボ
ビン3とサスペンションベース2に固着される。また、
サスペンションワイヤー7c、7dも同様に光ディスク
6に平行な第2の仮想平面9b内で大略「ハ」の字型を
なすようにボビン3とサスペンションベース2に固着さ
れる。すなわち、(第1の)サスペンションワイヤー7
aはその一端がサスペンションベース2の(第1の)固
着部11aに接着剤8aで固着されるとともにその他端
は、ボビン3の突片3f(第1の固着部10a)に固着
されている。
【0014】以下同様に、(第2の)サスペンションワ
イヤー7bはその一端がサスペンションベース2の(第
2の)固着部11bに接着剤8bで固着されるとともに
その他端は、ボビン3の突片3d(第の固着部10
b)に固着され、(第3の)サスペンションワイヤー7
cはその一端がサスペンションベース2の(第3の)固
着部11cに接着剤8cで固着されるとともにその他端
は、ボビン3の突片3g(第3の固着部10c)に固着
され、(第4の)サスペンションワイヤー7dはその一
端がサスペンションベース2の(第4の)固着部11d
に接着剤8dで固着されるとともにその他端は、ボビン
3の突片3e(第4の固着部10d)に固着されてい
る。
【0015】そして、サスペンションベース2の第1の
固着部11aと第2の固着部11bとの距離をX1と
し、サスペンションベース2の第3の固着部11cと第
4の固着部11dとの距離をX2とし、ボビン3の第1
の固着部10aと第2の固着部10bとの距離をY1と
し、ボビン3の第3の固着部10cと第4の固着部10
dとの距離をY2としたとき、 X1 > Y1 X2 > Y2 の関係となるように設定してある。なお、サスペンショ
ンワイヤー7aとサスペンションワイヤー7cとは平行
でありサスペンションワイヤー7bとサスペンションワ
イヤー7dとは平行に設定してある。
【0016】このような態様でボビン3をサスペンショ
ンベース2に懸架することにより、先に先行技術の問題
点としてトラッキング制御下でフォーカシング制御によ
るボビン3(対物レンズ5)の傾きが軽減されることに
なる。以下、この点について図2(B)を参照して説明
する。いま、ボビン3が偶力を受け、同図に破線で示す
ように、反時計方向に微少角度だけ傾いた状態を考え
る。このとき、破線で示すサスペンションワイヤー7
a、7dは実線で示すサスペンションワイヤー7a、7
dに対して縮まる(短くなる)方向の力を受けることに
なる。他方、破線で示すサスペンションワイヤー7b、
7cは実線で示すサスペンションワイヤー7b、7cに
対して延びる(長くなる)方向の力を受けることにな
る。この結果、サスペンションワイヤー7a〜7dに
は、何れも反作用としてボビン3を時計方向に傾ける
(押し戻す)力が発生することになり、ボビン3の傾き
が防止又は軽減されることになる。
【0017】次に、図3、図4を参照して本発明の第2
の実施の形態について説明する。本実施の形態におけ
る、サスペンションベース2に対するボビン3の懸架態
様は、サスペンションワイヤー7a、7bを光ディスク
6に平行な第1の仮想平面9a内で大略「ハ」の字型を
なすようにボビン3とサスペンションベース2に固着
し、サスペンションワイヤー7c、7dも光ディスク6
に平行な第2の仮想平面9b内で大略「ハ」の字型をな
すようにボビン3とサスペンションベース2に固着する
点は第1の実施の形態と同様であるが以下の点で異な
る。
【0018】すなわち、第1の実施の態様においては、
サスペンションベース2の第1の固着部11aと第2の
固着部11bとの距離をX1とし、サスペンションベー
ス2の第3の固着部11cと第4の固着部11dとの距
離をX2とし、ボビン3の第1の固着部10aと第2の
固着部10bとの距離をY1とし、ボビン3の第3の固
着部10cと第4の固着部10dとの距離をY2とした
とき、 X1 > Y1 X2 > Y2 の関係としたが、本実施の態様では、これらに加えて、 X1−Y1 < X2−Y2 の関係を満たすようにした点である。そして、サスペン
ションワイヤー7aと7c、サスペンションワイヤー7
bと7dはそれぞれ互いに所謂「ねじれの関係」に設定
されている。
【0019】このような態様でボビン3をサスペンショ
ンベース2に懸架することにより、有限光学系の場合に
特に問題となるトラッキング制御によって発生するコマ
収差を補正することができるものである。すなわち、有
限光学系を採用した光ピックアップの場合、トラッキン
グ制御に伴って対物レンズ5(ボビン3)が、図4に示
すように、左右方向(矢印T方向)に変位すると、レー
ザ光源から放射されて対物レンズ5を通過する光束の対
称性が崩れるため、一般にコマ収差が発生する。しか
し、このコマ収差は、対物レンズ5(ボビン3)を傾け
ることによりある程度補正することができる。
【0020】例えば、ボビン3が図中左方向に変位して
トラッキング制御が行われた場合は、同図のように、対
物レンズ5(ボビン3)を反時計方向に傾けることによ
り補正することができる。逆もまた同様である。つま
り、図3に示したボビン3の懸架態様は、トラッキング
制御に伴って、ボビン3がこのように傾斜するように懸
架したものである。すなわち、 X1−Y1 < X2−Y2 とすることにより、サスペンションワイヤ7c、7dの
反作用力をサスペンションワイヤ7a、7bの反作用力
より大きくすることで、ボビン3の傾斜中心を下方にず
らすことで図4のようなトラッキング制御時のボビン3
傾斜を実現することができるものである。
【0021】なお、この対物レンズ5の傾斜方向は、対
物レンズの光学仕様にもよるが、図4と同じ方向に設定
するのが好ましい。
【0022】以上説明したように、本発明の光ピックア
ップ装置によれば、サスペンションワイヤーの基台とボ
ビンに対する固着部位を所定の関係とすることによっ
て、とくに、有限光学系を採用した光ピックアップ内の
対物レンズに対して必要な傾斜を意図的に発生させて、
有限光学系を採用した光ピックアップの場合にトラッキ
ング制御に伴って発生したコマ収差を補正することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップ装置の構成を示す図で
ある。
【図2】サスペンションベースに対するボビンの懸架態
様を説明するための模式図である。
【図3】サスペンションベースに対するボビンの他の懸
架態様を説明するための模式図である。
【図4】トラッキング制御時のコマ収差の補正を説明す
るための模式図である。
【図5】本願出願人の先の出願(特願平8−30741
3号)に係る光ピックアップの対物レンズをフォーカス
方向とトラッキング方向に駆動制御するためのアクチュ
エータ近傍の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アクチュエータベース 1a 切り起こし 1b 切り起こし 2 サスペンションベース 2a ネジ 3 ボビン 3a 貫通孔 3b トラッキングコイル 3c フォーカスコイル 3d 突片 3e 突片 3f 突片 3g 突片 3h〜3k 突起 4 マグネット 5 対物レンズ 6 光ディスク 7a 第1のサスペンションワイヤー 7b 第2のサスペンションワイヤー 7c 第3のサスペンションワイヤー 7d 第4のサスペンションワイヤー 8a〜8d 接着剤 9a 第1の仮想平面 9b 第2の仮想平面 10a ボビンの第1の固着部 10b ボビンの第2の固着部 10c ボビンの第3の固着部 10d ボビンの第4の固着部 11a サスペンションベースの第1の固着部 11b サスペンションベースの第2の固着部 11c サスペンションベースの第3の固着部 11d サスペンションベースの第4の固着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 吉川 潤 (56)参考文献 特開 平1−248327(JP,A) 特開 平3−150732(JP,A) 実開 平1−113827(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/09 - 7/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源の光束を対物レンズで集光させ
    光ディスク上に照射する有限光学系と、 対物レンズを保持するとともにフォーカスコイルとト
    ラッキングコイルを巻回してなるボビンと、 該ボビンを基台に対して揺動自在に懸架する第1〜第4
    の4本のサスペンションワイヤーからなる懸架手段とを
    少なくとも有する光ピックアップ装置において、 該第1のサスペンションワイヤーは該光ディスクに平行
    な第1の仮想平面内でその一端の近傍を該ボビンの第1
    の固着部に固着するとともにその他端の近傍を該基台の
    第1の固着部に固着し、 該第2のサスペンションワイヤーは該第1の仮想平面内
    でその一端の近傍を該ボビンの該第1の固着部と該対物
    レンズを介して略対向した第2の固着部に固着するとと
    もにその他端の近傍を該基台の該第1の固着部と中心線
    を介して略対称な第2の固着部に固着し、 該第3のサスペンションワイヤーは該光ディスクに対し
    て第1の仮想平面より離れた該光ディスクに平行な第2
    の仮想平面内でその一端の近傍を該ボビンの第3の固着
    部に固着するとともにその他端の近傍を該基台の第3の
    固着部に固着し、 該第4のサスペンションワイヤーは該第2の仮想平面内
    でその一端の近傍を該ボビンの該第3の固着部と該対物
    レンズを介して略対向した第4の固着部に固着するとと
    もにその他端の近傍を該基台の該第3の固着部と中心線
    を介して略対称な第4の固着部に固着し、 該基台の第1の固着部と該基台の該第2の固着部との距
    離をX1とし、 該基台の第3の固着部と該基台の該第4の固着部との距
    離をX2とし、 該ボビンの該第1の固着部と該ボビンの該第2の固着部
    との距離をY1とし、 該ボビンの該第3の固着部と該ボビンの該第4の固着部
    との距離をY2としたとき、 X1 > Y1 X2 > Y2X1−Y1 < X2−Y2 に設定し、且つ、該ボビンの第1,第2の固着部を該ボ
    ビンの第3,第4の固着部よりもそれぞれ外側に配置し
    たことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ピックアップ装置におい
    て、 該基台の第1,第2の固着部を該基台の第3,第4の固
    着部よりもそれぞれ内側に配置したことを特徴とする
    ピックアップ装置。
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