JP3286555B2 - 電動機ユニット取付装置 - Google Patents

電動機ユニット取付装置

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JP3286555B2
JP3286555B2 JP09067797A JP9067797A JP3286555B2 JP 3286555 B2 JP3286555 B2 JP 3286555B2 JP 09067797 A JP09067797 A JP 09067797A JP 9067797 A JP9067797 A JP 9067797A JP 3286555 B2 JP3286555 B2 JP 3286555B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機ユニット取
付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポンプ及び電動機から成る電動機
ユニットをフレームに取り付ける場合、前記電動機ユニ
ットのハウジングとフレームとの間にリング状のゴム板
を挟み、ハウジングをフレームに固定するようにしてい
る。図2は従来の電動機ユニットの配設状態を示す断面
図、図3は従来の電動機ユニットの取付状態を示す図で
ある。
【0003】図において、11はフレーム、12は該フ
レーム11内に形成されたポンプ室、13は前記フレー
ム11に取り付けられる電動機ユニットである。該電動
機ユニット13は、ポンプ14、及び該ポンプ14を作
動させる電動機15から成り、前記ポンプ14のシャフ
ト21と前記電動機15のシャフト22とをカップリン
グ23によって連結することにより形成される。そし
て、前記電動機ユニット13は、前記ポンプ14をポン
プ室12内に位置させてフレーム11に取り付けられ
る。
【0004】そのために、前記ポンプ14のフランジ2
4と前記電動機15のフランジ25との間にハウジング
16が配設され、該ハウジング16によって前記シャフ
ト21、22及びカップリング23が包囲される。そし
て、前記ハウジング16は、筒状部26、該筒状部26
の一端に形成された肉厚部27、及び前記筒状部26の
他端に形成されたフランジ28を有し、前記肉厚部27
とフランジ24とがボルトb1によって、前記フランジ
28とフランジ25とがボルトb2によってそれぞれ固
定される。
【0005】ところで、前記電動機ユニット13をフレ
ーム11に取り付けるために、該フレーム11に取付穴
31が形成され、該取付穴31を電動機ユニット13が
貫通させられる。そして、前記取付穴31の周縁部P1
と前記フランジ28とが、リング状のゴム板32を介し
てボルトb3によって固定される。したがって、電動機
ユニット13はゴム板32を介してフレーム11に取り
付けられるので、電動機15を駆動してポンプ14を作
動させたときに振動が発生しても、フレーム11に振動
が伝わるのを防止することができる。また、フレーム1
1の内外がゴム板32によって遮断されるので、ポンプ
14が発生させた騒音がフレーム11外に漏れることが
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電動機ユニット取付装置においては、ゴム板32に
よってフレーム11に伝わるのを防止することができる
振動の周波数(以下「遮断周波数」という。)は、一般
に20〔Hz〕以上であるので、電動機ユニット13に
よって低い周波数の振動が発生させられた場合には、振
動がフレーム11に伝わるのを防止することができな
い。
【0007】また、ゴム板32を製造するのが困難であ
り、電動機ユニット取付装置のコストが高くなってしま
う。図4は従来のゴム板の製造方法を示す図である。図
において、33は定尺のシートによって形成された素材
であり、該素材33をリング状に切断することによっ
て、ゴム板32が形成される。なお、34はボルトb3
(図3)を貫通させるための穴であり、ゴム板32の円
周方向における複数箇所(図においては4箇所)に形成
される。
【0008】この場合、ゴム板32を製造するのが困難
であり、歩留りが悪くなるので、電動機ユニット取付装
置のコストが高くなってしまう。本発明は、前記従来の
電動機ユニット取付装置の問題点を解決して、低い周波
数の振動が発生させられた場合でも振動がフレームに伝
わるのを防止することができ、コストを低くすることが
できる電動機ユニット取付装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の電
動機ユニット取付装置においては、フレームと、該フレ
ームに形成された取付穴を貫通して延び、電動機ユニッ
トを支持するハウジングと、該ハウジングに形成された
フランジを両側から挟持し、かつ、前記取付穴の周縁部
に固定された防振ゴムと、前記ハウジング及び防振ゴム
を貫通して延び、前記電動機ユニットをフレームに固定
する固定手段とを有する。そして、前記防振ゴムは、環
状ゴム材、該環状ゴム材内を貫通して延びるスリーブ、
及び前記環状ゴム材の一端において前記ハウジングのフ
ランジを挟持するためのクランプ部を備える。
【0010】本発明の他の電動機ユニット取付装置にお
いては、さらに、前記フレームとハウジングとの間に遮
音シートが配設される。そして、該遮音シートは、前記
フランジの外周縁の全体を覆い、前記フレームに向けて
延びるとともに、先端が周縁部に押し付けられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における電動機ユニットの取付状態を示す
図、図5は本発明の実施の形態における防振ゴムの断面
図、図6は本発明の実施の形態におけるマウントの断面
図である。
【0012】図において、11はフレーム、12は該フ
レーム11内に形成されたポンプ室、13は前記フレー
ム11に取り付けられる電動機ユニットである。該電動
機ユニット13は、ポンプ14、及び該ポンプ14を作
動させる電動機15から成り、前記ポンプ14のシャフ
ト21と前記電動機15のシャフト22とをカップリン
グ23によって連結することにより形成される。そし
て、前記電動機ユニット13は、前記ポンプ14をポン
プ室12内に位置させてフレーム11に取り付けられ
る。
【0013】そのために、前記ポンプ14のフランジ2
4と前記電動機15のフランジ25との間にハウジング
16が配設され、該ハウジング16によって前記シャフ
ト21、22及びカップリング23が包囲される。そし
て、前記ハウジング16は、筒状部26、該筒状部26
の一端に形成された肉厚部27、及び前記筒状部26の
他端に形成されたフランジ28を有し、前記肉厚部27
とフランジ24とがボルトb1によって、前記フランジ
28とフランジ25とが図示しないボルトによってそれ
ぞれ固定される。
【0014】ところで、前記電動機ユニット13をフレ
ーム11に取り付けるために、該フレーム11に取付穴
31が形成され、該取付穴31を電動機ユニット13が
貫通させられる。そして、前記取付穴31の周縁部P1
と前記フランジ28とが、複数の防振ゴム36を介して
固定手段としてのボルトb3によって固定される。した
がって、電動機ユニット13は防振ゴム36を介してフ
レーム11に取り付けられるので、電動機15を駆動し
てポンプ14を作動させたときに低い周波数の振動が発
生しても、フレーム11に振動が伝わるのを防止するこ
とができる。
【0015】また、前記フランジ28の外周縁の全体に
遮音シート37が配設される。該遮音シート37は、ス
カート状にフランジ28の外周縁の全体を覆い、フレー
ム11に向けて延びるとともに、先端が周縁部P1に押
し付けられる。したがって、フレーム11の内外が遮音
シート37によって遮断されるので、ポンプ14が発生
させた騒音がフレーム11外に漏れることがない。な
お、前記遮音シート37をフレーム11とハウジング1
6との間、例えば、取付穴31の内周縁の全体に配設し
たり、フランジ28の外周縁の全体、及び取付穴31の
内周縁の全体に配設したりすることもできる。
【0016】ところで、防振ゴム36は、図6に示すよ
うな一対のマウント41を互いに対向させ、図5に示す
ように、ボルトb3で締め付けることによって形成され
る。そのために、前記マウント41は、環状ゴム材4
2、該環状ゴム材42内を貫通して延びるスリーブ4
3、及び前記環状ゴム材42の一端においてフランジ2
8を挟持するためのクランプ部45を有する。そして、
前記ボルトb3は前記スリーブ43内の穴44を貫通し
て延び、フレーム11と螺(ら)合させられる。なお、
46は前記環状ゴム材42を押し付けるための座金であ
る。
【0017】この場合、前記マウント41がボルトb3
で締め付けられ、予備圧縮が加えられるので、比較的高
いばね定数を得ることができる。また、遮断周波数は、
防振ゴム36の場合、一般に10〔Hz〕以上であるの
で、電動機ユニット13によって低い周波数の振動が発
生させられた場合でも、振動がフレーム11に伝わるの
を防止することができる。
【0018】しかも、前記マウント41の軸が電動機ユ
ニット13の軸に対して並行になるように防振ゴム36
が配設されるので、防振ゴム36の組付性を向上させる
ことができる。また、リング状のゴム板32(図3参
照)を使用する必要がないので、電動機ユニット取付装
置のコストを低くすることができる。
【0019】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、電動機ユニット取付装置においては、フレーム
と、該フレームに形成された取付穴を貫通して延び、電
動機ユニットを支持するハウジングと、該ハウジングに
形成されたフランジを両側から挟持し、かつ、前記取付
穴の周縁部に固定された防振ゴムと、前記ハウジング及
び防振ゴムを貫通して延び、前記電動機ユニットをフレ
ームに固定する固定手段とを有する。そして、前記防振
ゴムは、環状ゴム材、該環状ゴム材内を貫通して延びる
スリーブ、及び前記環状ゴム材の一端において前記ハウ
ジングのフランジを挟持するためのクランプ部を備え
る。
【0021】この場合、取付穴の周縁部と前記フランジ
とが、防振ゴムを介して固定手段によって固定される。
したがって、電動機ユニットは防振ゴムを介してフレー
ムに取り付けられるので、電動機ユニットによって低い
周波数の振動が発生させられても、フレームに振動が伝
わるのを防止することができる。本発明の他の電動機ユ
ニット取付装置においては、さらに、前記フレームとハ
ウジングとの間に遮音シートが配設される。そして、該
遮音シートは、前記フランジの外周縁の全体を覆い、前
記フレームに向けて延びるとともに、先端が周縁部に押
し付けられる。
【0022】この場合、前記遮音シートは、前記フラン
ジの外周縁の全体を覆うので、フレームの内外が遮音シ
ートによって遮断される。したがって、フレーム内で発
生させられた騒音がフレーム外に漏れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電動機ユニットの
取付状態を示す図である。
【図2】従来の電動機ユニットの配設状態を示す断面図
である。
【図3】従来の電動機ユニットの取付状態を示す図であ
る。
【図4】従来のゴム板の製造方法を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態における防振ゴムの断面図
である。
【図6】本発明の実施の形態におけるマウントの断面図
である。
【符号の説明】
11 フレーム 13 電動機ユニット 16 ハウジング 28 フランジ 31 取付穴 36 防振ゴム 37 遮音シート P1 周縁部 b3 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/00 - 5/24 F04B 39/00 102 F04D 29/66

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)フレームと、 (b)該フレームに形成された取付穴を貫通して延び、
    電動機ユニットを支持するハウジングと、 (c)該ハウジングに形成されたフランジを両側から挟
    持し、かつ、前記取付穴の周縁部に固定された防振ゴム
    と、 (d)前記ハウジング及び防振ゴムを貫通して延び、前
    記電動機ユニットをフレームに固定する固定手段とを有
    するとともに、 (e)前記防振ゴムは、環状ゴム材、該環状ゴム材内を
    貫通して延びるスリーブ、及び前記環状ゴム材の一端に
    おいて前記ハウジングのフランジを挟持するためのクラ
    ンプ部を備えることを特徴とする電動機ユニット取付装
    置。
  2. 【請求項2】 (a)前記フレームとハウジングとの間
    に遮音シートが配設され (b)該遮音シートは、前記フランジの外周縁の全体を
    覆い、前記フレームに向けて延びるとともに、先端が周
    縁部に押し付けられる請求項1に記載の電動機ユニット
    取付装置。
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