JP3286058B2 - 大電流回路基板及びその製造方法 - Google Patents

大電流回路基板及びその製造方法

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JP3286058B2
JP3286058B2 JP00878394A JP878394A JP3286058B2 JP 3286058 B2 JP3286058 B2 JP 3286058B2 JP 00878394 A JP00878394 A JP 00878394A JP 878394 A JP878394 A JP 878394A JP 3286058 B2 JP3286058 B2 JP 3286058B2
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hole
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0263High current adaptations, e.g. printed high current conductors or using auxiliary non-printed means; Fine and coarse circuit patterns on one circuit board
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/325Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリント基板に大電
流を流すことができるようにバスバーを設けた大電流回
路基板及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特開平2−159787
号公報に示された従来の大電流回路基板を示す断面図で
あり、図において、1は回路部品、2は回路部品1に固
定され、先端近傍にねじ穴2aを有するリード端子、3
は貫通孔3aが施されたプリント基板、4は例えば銅、
黄銅などの導電性材料で形成されたファスナー、4aは
ファスナー4のかしめ部、4bはファスナー4のフラン
ジ部、5は例えば幅12mm,厚さ1.2mmの細長い
銅板で形成され、大電流を流すことができるバスバー、
5aはバスバー5に施された貫通孔、6はプリント基板
3及びバスバー5をリード端子2に固定するねじであ
る。
【0003】次に動作について説明する。図12の大電
流回路基板は、ファスナー4にかしめ部4aを形成する
ことにより、バスバー5から供給等された大電流をファ
スナー4を介してプリント基板3の表側から裏側に通電
するものであるが、以下、当該大電流回路基板の製造方
法について説明する。
【0004】まず、プリント基板3の所定の位置に、フ
ァスナー4の外径より0.1mm〜0.5mm程度大き
い貫通孔3aを施し、その貫通孔3aにファスナー4を
挿入する。次に、専用工具を用いてファスナー4の両端
を中央に押えつけると、ファスナー4の軸方向に圧力が
加えられ、ファスナー4にかしめ部4aが形成される
が、かしめ部4aを形成する前は、図13(a)に示す
ような形状をしている。
【0005】即ち、ファスナー4は、先端に施されたフ
ランジ部4bを除き同一外径を有する筒状体であるが、
筒状体の板厚が2段構成となっており、フランジ部4b
の近傍部分より遠方部分の方が厚くなっている(以下、
近傍部分を肉薄部4c、遠方部分を肉厚部4dとい
う)。従って、専用工具を用いてファスナー4の両端を
中央に押えつけると、筒状体の板厚の違いにより、軸方
向の圧力によって肉薄部4cのみが外周方向に膨れるよ
うな力が作用する結果、肉薄部4cがかしめられ、肉薄
部4cがかしめ部4aになる(図13(b)参照)。
【0006】そして、最後に、バスバー5の貫通孔5a
及びファスナー4の空洞にねじ6を挿入し、そのねじ6
をリード端子2のねじ穴2aにねじ止めすることによ
り、大電流回路基板を完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の大電流回路基板
は以上のように構成されているので、ファスナー4にカ
シメ部4aを形成するためには、予め穴加工等を2度行
うことによりファスナー4に肉薄部4cと肉厚部4dを
形成しておかなければならず、このため製造が面倒で製
造コストが高くなるなどの問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ファスナーに肉薄部と肉厚部を
形成する必要をなくし、製造コストを大幅に削減できる
大電流回路基板を得ることを目的とする。
【0009】また、この発明は、ファスナーに肉薄部と
肉厚部を形成することなく大電流回路基板を製造できる
ようにし、製造コストを大幅に削減できる大電流回路基
板の製造方法を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る大
電流回路基板は、フレア加工された先端のフランジ部で
プリント基板及びバスバーを係止する筒状の導電性部材
の他端をかしめ治具に挿入してその導電性部材の軸方向
に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成するよ
うにしたものである。
【0011】請求項2の発明に係る大電流回路基板は、
フレア加工された先端のフランジ部でプリント基板を係
止する筒状の導電性部材の他端をかしめ治具に挿入して
その導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材
にかしめ部を形成するとともに、そのかしめ部が形成さ
れたのち、そのかしめ治具の代わりに当該導電性部材の
他端にバスバーを固定するようにしたものである。
【0012】請求項3の発明に係る大電流回路基板は、
フレア加工された先端のフランジ部でバスバーを係止す
る筒状の導電性部材の他端をかしめ治具に挿入してその
導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にか
しめ部を形成するとともに、そのかしめ部が形成された
のち、そのかしめ治具の代わりに当該導電性部材の他端
にプリント基板を固定するようにしたものである。
【0013】請求項4の発明に係る大電流回路基板は、
かしめ治具を導電性部材の軸方向に分割自在としたもの
である。
【0014】請求項5の発明に係る大電流回路基板は、
フレア加工された先端のフランジ部でプリント基板及び
バスバーを係止する筒状の導電性部材の他端を拘束リン
グに圧入してその導電性部材の軸方向に圧力を加え、そ
の導電性部材にかしめ部を形成するようにしたものであ
る。
【0015】請求項6の発明に係る大電流回路基板は、
フレア加工された先端のフランジ部でプリント基板を係
止する筒状の導電性部材の他端を拘束リングに圧入して
その導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材
にかしめ部を形成するとともに、その導電性部材の他端
にバスバーを固定するようにしたものである。
【0016】請求項7の発明に係る大電流回路基板は、
フレア加工された先端のフランジ部でバスバーを係止す
る筒状の導電性部材の他端を拘束リングに圧入してその
導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にか
しめ部を形成するとともに、その導電性部材の他端にプ
リント基板を固定するようにしたものである。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】請求項の発明に係る大電流回路基板は、
導電性部材のフランジ部に凹凸を施すようにしたもので
ある。
【0022】請求項の発明に係る大電流回路基板の製
造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有する
筒状の導電性部材をプリント基板及びバスバーの貫通孔
に挿入することによりそのフランジ部でプリント基板及
びバスバーを係止するとともに、かしめ治具に上記導電
性部材の他端を挿入してその導電性部材の軸方向に圧力
を加え、その導電性部材にかしめ部を形成するようにし
たものである。
【0023】請求項10の発明に係る大電流回路基板の
製造方法は、かしめ治具に導電性部材の他端を挿入して
その導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材
にかしめ部を形成したのち、そのかしめ治具の代わりに
当該導電性部材の他端にバスバーを固定するようにした
ものである。
【0024】請求項11の発明に係る大電流回路基板の
製造方法は、かしめ治具に導電性部材の他端を挿入して
その導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材
にかしめ部を形成したのち、そのかしめ治具の代わりに
当該導電性部材の他端にプリント基板を固定するように
したものである。
【0025】請求項12の発明に係る大電流回路基板の
製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有す
る筒状の導電性部材をプリント基板及びバスバーの貫通
孔に挿入することによりそのフランジ部でプリント基板
及びバスバーを係止するとともに、拘束リングに上記導
電性部材の他端を圧入してその導電性部材の軸方向に圧
力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成するように
したものである。
【0026】請求項13の発明に係る大電流回路基板の
製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有す
る筒状の導電性部材をプリント基板の貫通孔に挿入する
ことによりそのフランジ部でプリント基板を係止すると
ともに、拘束リングに上記導電性部材の他端を圧入して
その導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材
にかしめ部を形成し、上記導電性部材の他端にバスバー
を固定するようにしたものである。
【0027】請求項14の発明に係る大電流回路基板の
製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有す
る筒状の導電性部材をバスバーの貫通孔に挿入すること
によりそのフランジ部でバスバーを係止するとともに、
拘束リングに上記導電性部材の他端を圧入してその導電
性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ
部を形成し、上記導電性部材の他端にプリント基板を固
定するようにしたものである。
【0028】請求項15の発明に係る大電流回路基板の
製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有す
る筒状の導電性部材をプリント基板の貫通孔に挿入する
ことによりそのフランジ部でプリント基板を係止すると
もに、バスバーの貫通孔に上記導電性部材の他端を圧
入してその導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電
性部材にかしめ部を形成するようにしたものである。
【0029】請求項16の発明に係る大電流回路基板の
製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有す
る筒状の導電性部材をバスバーの貫通孔に挿入すること
によりそのフランジ部でプリント基板を係止するとと
、プリント基板の貫通孔に上記導電性部材の他端を圧
入してその導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電
性部材にかしめ部を形成するようにしたものである。
【0030】
【作用】請求項1の発明における大電流回路基板は、導
電性部材の他端を挿入してその導電性部材の軸方向に圧
力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成するかしめ
治具を設けたことにより、かしめ治具に挿入された導電
性部材の他端における板厚が挿入されていない部分の板
厚に比べて分厚い構造と等価となり、このため導電性部
材の軸方向に圧力を加えられると、かしめ治具に挿入さ
れていない部分である肉薄部のみが外周方向に膨れるよ
うな力が作用し、その肉薄部がかしめられる。
【0031】請求項2の発明における大電流回路基板
は、導電性部材の他端を挿入してその導電性部材の軸方
向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成する
かしめ治具を設けたことにより、かしめ治具に挿入され
ていない部分である肉薄部のみが外周方向に膨れるよう
な力が作用してその肉薄部がかしめられ、また、かしめ
治具によりかしめ部が形成されたのち、そのかしめ治具
の代わりに上記導電性部材の他端にバスバーを固定した
ことにより、バスバーから導電性部材を介してプリント
基板に大電流を供給等できるようになる。
【0032】請求項3の発明における大電流回路基板
は、導電性部材の他端を挿入してその導電性部材の軸方
向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成する
かしめ治具を設けたことにより、かしめ治具に挿入され
ていない部分である肉薄部のみが外周方向に膨れるよう
な力が作用してその肉薄部がかしめられ、また、かしめ
治具によりかしめ部が形成されたのち、そのかしめ治具
の代わりに上記導電性部材の他端にプリント基板を固定
したことにより、バスバーから導電性部材を介してプリ
ント基板に大電流を供給等できるようになる。
【0033】請求項4の発明における大電流回路基板
は、かしめ治具を導電性部材の軸方向に分割自在とした
ことにより、導電性部材をかしめる前後の工程におい
て、かしめ治具の脱着が容易になる。
【0034】請求項5の発明における大電流回路基板
は、導電性部材の他端を圧入してその導電性部材の軸方
向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成する
拘束リングを設けたことにより、拘束リングに挿入され
た導電性部材の他端における板厚が挿入されていない部
分の板厚に比べて分厚い構造と等価となり、このため導
電性部材の軸方向に圧力を加えられると、拘束リングに
挿入されていない部分である肉薄部のみが外周方向に膨
れるような力が作用し、その肉薄部がかしめられる。ま
た、拘束リングの中心は空洞であるので、かしめ部を形
成したのち拘束リングを除去することなく、拘束リング
とともにプリント基板等を他の回路部品等にねじ止めで
きるようになる。
【0035】請求項6の発明における大電流回路基板
は、導電性部材の他端を圧入してその導電性部材の軸方
向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成する
拘束リングを設けたことにより、拘束リングに挿入され
ていない部分である肉薄部のみが外周方向に膨れるよう
な力が作用してその肉薄部がかしめられ、また、拘束リ
ングの中心は空洞であるので、かしめ部を形成したのち
拘束リングを除去することなく、拘束リングとともにプ
リント基板等を他の回路部品等にねじ止めできるように
なる。さらに、その導電性部材の他端にバスバーを固定
したことにより、バスバーから導電性部材を介してプリ
ント基板に大電流を供給等できるようになる。
【0036】請求項7の発明における大電流回路基板
は、導電性部材の他端を圧入してその導電性部材の軸方
向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成する
拘束リングを設けたことにより、拘束リングに挿入され
ていない部分である肉薄部のみが外周方向に膨れるよう
な力が作用してその肉薄部がかしめられ、また、拘束リ
ングの中心は空洞であるので、かしめ部を形成したのち
拘束リングを除去することなく、拘束リングとともにプ
リント基板等を他の回路部品等にねじ止めできるように
なる。さらに、その導電性部材の他端にプリント基板を
固定したことにより、バスバーから導電性部材を介して
プリント基板に大電流を供給等できるようになる。
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】請求項の発明における大電流回路基板
は、導電性部材のフランジ部に凹凸を施すようにしたこ
とにより、導電性部材がかしめられるとフランジ部がプ
リント基板又はバスバーに食い込み、導電性部材がプリ
ント基板又はバスバーを係止する力が高くなる。
【0042】請求項9の発明における大電流回路基板の
製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有す
る筒状の導電性部材をプリント基板及びバスバーの貫通
孔に挿入することによりそのフランジ部でプリント基板
及びバスバーを係止するとともに、かしめ治具に上記導
電性部材の他端を挿入してその導電性部材の軸方向に圧
力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成するように
したことにより、かしめ治具に挿入された導電性部材の
他端における板厚が挿入されていない部分の板厚に比べ
て分厚い構造と等価となり、このため導電性部材の軸方
向に圧力を加えられると、かしめ治具に挿入されていな
い部分である肉薄部のみが外周方向に膨れるような力が
作用し、その肉薄部がかしめられる。
【0043】請求項10の発明における大電流回路基板
の製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有
する筒状の導電性部材をプリント基板の貫通孔に挿入す
ることによりそのフランジ部でプリント基板を係止する
とともに、かしめ治具に上記導電性部材の他端を挿入し
てその導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部
材にかしめ部を形成したのち、そのかしめ治具の代わり
に上記導電性部材の他端にバスバーを固定するようにし
たことにより、かしめ治具に挿入されていない部分であ
る肉薄部のみが外周方向に膨れるような力が作用してそ
の肉薄部がかしめられ、また、バスバーから導電性部材
を介してプリント基板に大電流を供給等できるようにな
る。
【0044】請求項11の発明における大電流回路基板
の製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有
する筒状の導電性部材をバスバーの貫通孔に挿入するこ
とによりそのフランジ部でバスバーを係止するととも
に、かしめ治具に上記導電性部材の他端を挿入してその
導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にか
しめ部を形成したのち、そのかしめ治具の代わりに上記
導電性部材の他端にプリント基板を固定するようにした
ことにより、カシメ治具に挿入されていない部分である
肉薄部のみが外周方向に膨れるような力が作用してその
肉薄部がかしめられ、また、バスバーから導電性部材を
介してプリント基板に大電流を供給等できるようにな
る。
【0045】請求項12の発明における大電流回路基板
の製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有
する筒状の導電性部材をプリント基板及びバスバーの貫
通孔に挿入することによりそのフランジ部でプリント基
板及びバスバーを係止するとともに、拘束リングに上記
導電性部材の他端を圧入してその導電性部材の軸方向に
圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成するよう
にしたことにより、拘束リングに挿入された導電性部材
の他端における板厚が挿入されていない部分の板厚に比
べて分厚い構造と等価となり、このため導電性部材の軸
方向に圧力を加えられると、拘束リングに挿入されてい
ない部分である肉薄部のみが外周方向に膨れるような力
が作用し、その肉薄部がかしめられる。また、拘束リン
グの中心は空洞であるので、かしめ部を形成したのち拘
束リングを除去することなく、拘束リングとともにプリ
ント基板等を他の回路部品等にねじ止めできるようにな
る。
【0046】請求項13の発明における大電流回路基板
の製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有
する筒状の導電性部材をプリント基板の貫通孔に挿入す
ることによりそのフランジ部でプリント基板を係止する
とともに、拘束リングに上記導電性部材の他端を圧入
てその導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部
材にかしめ部を形成し、上記導電性部材の他端にバスバ
ーを固定するようにしたことにより、拘束リングに挿入
されていない部分である肉薄部のみが外周方向に膨れる
ような力が作用してその肉薄部がかしめられ、また、拘
束リングの中心は空洞であるので、かしめ部を形成した
のち拘束リングを除去することなく、拘束リングととも
にプリント基板等を他の回路部品等にねじ止めできるよ
うになる。さらに、バスバーから導電性部材を介してプ
リント基板に大電流を供給等できるようになる。
【0047】請求項14の発明における大電流回路基板
の製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有
する筒状の導電性部材をバスバーの貫通孔に挿入するこ
とによりそのフランジ部でバスバーを係止するととも
に、拘束リングに上記導電性部材の他端を圧入してその
導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にか
しめ部を形成し、上記導電性部材の他端にプリント基板
を固定するようにしたことにより、拘束リングに挿入さ
れていない部分である肉薄部のみが外周方向に膨れるよ
うな力が作用してその肉薄部がかしめられ、また、拘束
リングの中心は空洞であるので、かしめ部を形成したの
ち拘束リングを除去することなく、拘束リングとともに
プリント基板等を他の回路部品等にねじ止めできるよう
になる。さらに、バスバーから導電性部材を介してプリ
ント基板に大電流を供給等できるようになる。
【0048】請求項15の発明における大電流回路基板
の製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有
する筒状の導電性部材をプリント基板の貫通孔に挿入す
ることによりそのフランジ部でプリント基板を係止する
とともに、バスバーの貫通孔に上記導電性部材の他端を
圧入してその導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導
電性部材にかしめ部を形成するようにしたことにより、
バスバーに挿入された導電性部材の他端における板厚が
挿入されていない部分の板厚に比べて分厚い構造と等価
となり、このため導電性部材の軸方向に圧力を加えられ
ると、バスバーに挿入されていない部分である肉薄部の
みが外周方向に膨れるような力が作用し、その肉薄部が
かしめられる。また、バスバーの貫通孔に導電性部材の
他端を圧入するため、バスバーと導電性部材が固定され
る。
【0049】請求項16の発明における大電流回路基板
の製造方法は、先端がフレア加工されたフランジ部を有
する筒状の導電性部材をバスバーの貫通孔に挿入するこ
とによりそのフランジ部でプリント基板を係止するとと
もに、プリント基板の貫通孔に上記導電性部材の他端を
圧入してその導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導
電性部材にかしめ部を形成するようにしたことにより、
プリント基板に挿入された導電性部材の他端における板
厚が挿入されていない部分の板厚に比べて分厚い構造と
等価となり、このため導電性部材の軸方向に圧力を加え
られると、プリント基板に挿入されていない部分である
肉薄部のみが外周方向に膨れるような力が作用し、その
肉薄部がかしめられる。また、プリント基板の貫通孔に
導電性部材の他端を圧入するため、プリント基板と導電
性部材が固定される。
【0050】以下、請求項1及び請求項の発明の一実
施例を図について説明する。図1はの発明の実施例
による大電流回路基板を示す断面図であり、図におい
て、従来のものと同一符号は同一または相当部分を示す
ので説明を省略する。
【0051】11はプリント基板3及びバスバー5の貫
通孔3a,5aに挿入され、フレア加工された先端のフ
ランジ部11bで当該プリント基板3及びバスバー5を
係止する筒状のファスナー(導電性部材)であり、例え
ば銅、黄銅などから形成されている(この実施例1で
は、C1100、C1220、C1201、・・・、J
IS−H−3100の銅パイプを使用している)。11
aはファスナー11のかしめ部、11bはファスナー1
1のフランジ部、11cは後述するかしめ治具12に挿
入されるファスナー11の他端である。また、12はフ
ァスナー11の他端11cを挿入してそのファスナー1
1の軸方向に圧力を加え、そのファスナー11にかしめ
部11aを形成するかしめ治具である。
【0052】次に動作について説明する。図1は大電流
回路基板の製造方法(請求項)について説明する。ま
ず、銅パイプを任意の長さで切断したあと、その先端を
治具を用いてプレスすることにより、先端が筒部分に対
して直角になるようにフレア加工してフランジ部11b
を形成し、ファスナー11を作成する(図1(b)参
照)。
【0053】次に、ファスナー11の外径よりも0.1
mm程度大きい内径を有するかしめ治具を作成する(図
1(b)参照する)。因に、かしめ治具12は、ポリプ
ロピレン、デルリン、ポリエチレン等のプラスチック
類、またはSUS304等の金属から形成されている。
【0054】そして、ファスナー11及びかしめ治具1
2を作成すると、順次、プリント基板3及びバスバー5
の貫通孔3a,5aにファスナー11を挿入したのち、
ファスナー11の他端11cをかしめ治具12に挿入
し、かしめ治具12の上からファスナー11の軸方向に
圧力を加える。
【0055】このようにファスナー11の軸方向に圧力
を加えると、図1(a)に示すように、ファスナー11
がかしめられてかしめ部11aが形成されるが、その理
由は下記の通りである。即ち、ファスナー11は、図1
(b)に示すように、板厚が均等な筒状体であるが、フ
ァスナー11の他端11cがかしめ治具12に挿入され
ると、図1(a)に示すように、かしめ治具12に挿入
されたファスナー11の他端11cにおける板厚が挿入
されていない部分(かしめ部11a)の板厚に比べて分
厚い構造と等価となる。このためファスナー11の軸方
向に圧力を加えられると、従来のファスナー4と同様の
原理により、かしめ治具12に挿入されていないかしめ
部分11a(肉薄部)のみが外周方向に膨れるような力
が作用し、その結果、そのかしめ部11aがかしめられ
る。
【0056】以上により、大電流回路基板が完成される
が、実施例1の大電流回路基板は、従来のもののよう
に、ファスナー11に肉薄部と肉厚部を形成する必要が
ないので、従来のものに比べて製造が容易になり、製造
コストを大幅に削減することができる。
【0057】なお、従来のもののように、プリント基板
3等を他の回路部品1にねじ止めする場合には、かしめ
部11aを形成したのち、かしめ治具12を取りはずす
ようにすれば、ファスナー11の他端11cからねじを
挿入して他の回路部品1にねじ止めすることができる。
【0058】実施例2.上記実施例1では、プリント基
板3の上にバスバー5を重ねた場合について示したが、
バスバー5の上にプリント基板3を重ねるようにしても
よく、上記実施例1と同様の効果を奏する。
【0059】実施例3. 以下、請求項2及び請求項10の発明の一実施例を図に
ついて説明する。この実施例3では下記のように大電流
回路基板を製造する。まず、上記実施例1と同様にして
ファスナー11及びかしめ治具12を形成する(図2
(c)参照)。そして、ファスナー11にプリント基板
3のみを挿入したのち、ファスナー11の他端11cを
かしめ治具12に挿入して、かしめ治具12の上からフ
ァスナー11の軸方向に圧力を加えることにより、かし
め部11aを形成する(図2(b)参照)。かしめ部1
1aが形成される原理は実施例1と同様であるため説明
を省略する。
【0060】そして、最後に、かしめ部11aが形成さ
れたのち、かしめ治具12をファスナー11から抜き取
ってファスナー11の他端11cにバスバー3を挿入し
て固定することにより大電流回路基板を完成する(図2
(a)参照)。
【0061】以上により、大電流回路基板が完成される
が、実施例3の大電流回路基板も実施例1と同様に、フ
ァスナー11に肉薄部と肉厚部を形成する必要がないの
で、従来のものに比べて製造が容易になり、製造コスト
を大幅に削減することができる。
【0062】実施例4. 上記実施例3では、プリント基板3をファスナー11に
挿入してかしめ部11aを形成したのち、かしめ治具1
2をファスナー11から抜き取って、バスバー5をファ
スナー11の他端11cに固定したものについて示した
が、図3に示すように、バスバー5をファスナー11に
挿入してかしめ部11aを形成したのち、かしめ治具1
2をファスナー11から抜き取って、プリント基板3を
ファスナー11の他端11cに固定するようにしてもよ
く、実施例3と同様の効果を奏する。なお、この実施例
4は、請求項3及び請求項11の発明に対応している。
【0063】実施例5.上記実施例では、かしめ治具1
2がファスナー11の軸方向に分割できるか否かについ
て特に言及しなかったが、かしめ治具12をファスナー
11の軸方向に分割自在にするようにしてもよい。この
実施例5によれば、かしめ治具12によって、かしめ部
11aを形成すると、かしめる際の圧力によってかしめ
治具12が固定され、かしめ治具12の抜き取りが困難
になる場合があるが、かしめ治具12が軸方向に分割自
在であるので、かしめ治具の脱着が極めて容易になる。
なお、図4は、4分割できるかしめ治具12を示す平面
図であるが、複数個に分割できればよく分割数は4に限
らない。因に、この実施例5は、請求項4の発明に対応
している。
【0064】実施例6. 以下、請求項5及び請求項12の発明の一実施例を図に
ついて説明する。図5は請求項5の発明の一実施例によ
る大電流回路基板を示す断面図であり、図において、1
3はファスナー11の他端11cを圧入してそのファス
ナー11の軸方向に圧力を加え、そのファスナー11に
かしめ部11aを形成する拘束リングである。
【0065】次に動作について説明する。以下、上記実
施例1との相違点のみ説明する。上記実施例1では、か
しめ治具12を用いてファスナー11にかしめ部11a
を形成するようにしていたので、上述したように、プリ
ント基板3等を他の回路部品1にねじ止めする場合に
は、かしめ部11aを形成したのち、かしめ治具12を
ファスナー11から取りはずす必要があったが、この実
施例6では、ファスナー11の外径と同一の内径を有す
る拘束リング13にファスナー11の他端11cを圧入
してそのファスナー11の軸方向に圧力を加えるように
しているので、拘束リング13がファスナー11に固定
されるが、拘束リング13の中心は空洞であるため、か
しめ部11aを形成したのち拘束リング13を除去する
ことなく、拘束リング13の上からプリント基板3等を
他の回路部品1にねじ止めできるようになる(図5参照
(a))。
【0066】なお、拘束リング13によって、かしめ部
11aが形成される原理は実施例1と同様であるため説
明を省略する。
【0067】実施例7.上記実施例6では、プリント基
板3の上にバスバー5を重ねた場合について示したが、
バスバー5の上にプリント基板3を重ねるようにしても
よく、上記実施例6と同様の効果を奏する。
【0068】実施例8. 以下、請求項6及び請求項13の発明の一実施例を図に
ついて説明する。この実施例8では下記のように大電流
回路基板を製造する。まず、上記実施例1と同様にして
ファスナー11を形成する(図6(b)参照)。そし
て、ファスナー11にプリント基板3のみを挿入したの
ち、ファスナー11の他端11cを拘束リング13に圧
入して、ファスナー11の軸方向に圧力を加えることに
より、かしめ部11aを形成する(図6(a)参照)。
かしめ部11aが形成される原理は実施例1と同様であ
るため説明を省略する。
【0069】そして、最後に、かしめ部11aが形成さ
れたのち、拘束リング13の中心は空洞であるので拘束
リング13をファスナー11から抜き取ることなく、フ
ァスナー11の他端11cにバスバー5を挿入して固定
することにより大電流回路基板を完成する(図6(a)
参照)。なお、実施例8の場合も、実施例6と同様に拘
束リング13の上からプリント基板3等を他の回路部品
1にねじ止めできるようになる(図6参照(a))。
【0070】上記実施例8では、プリント基板3をファ
スナー11に挿入してかしめ部11aを形成したのち、
バスバー5をファスナー11の他端11cに固定したも
のについて示したが、図7に示すように、バスバー5を
ファスナー11に挿入してかしめ部11aを形成したの
ち、プリント基板3をファスナー11の他端11cに固
定するようにしてもよく、実施例8と同様の効果を奏す
る。なお、この実施例9は、請求項7及び請求項14
発明に対応している。
【0071】実施例10. 以下、請求項15の発明の一実施例を図について説明す
る。この実施例10では下記のように大電流回路基板を
製造する。まず、上記実施例1と同様にしてファスナー
11を形成する。そして、ファスナー11にプリント基
板3のみを挿入したのち、ファスナー11の外径と同一
の内径を有するバスバー5にファスナー11の他端11
cを圧入して、ファスナー11の軸方向に圧力を加える
ことにより、かしめ部11aが形成されると同時に、バ
スバー5がファスナー11の他端に固定される(図8参
照)。かしめ部11aが形成される原理は実施例1と同
様であるため説明を省略する。
【0072】この実施例10によれば、上記実施例のよ
うに、かしめ治具12や拘束リング13を用いることな
く、かしめ部11aの形成とバスバー5の取り付けが可
能になる。
【0073】実施例11. 上記実施例10では、プリント基板3をファスナー11
に挿入してかしめ部11aを形成すると同時に、バスバ
ー5をファスナー11の他端11cに固定したものにつ
いて示したが、図9に示すように、バスバー5をファス
ナー11に挿入してかしめ部11aを形成すると同時
に、プリント基板3をファスナー11の他端11cに固
定するようにしてもよく、実施例10と同様の効果を奏
する。なお、この実施例11は、請求項9及び請求項1
6の発明に対応している。
【0074】実施例12. 上記実施例10では、バスバー5の貫通孔5aにファス
ナー11の他端11cを圧入するに際し、予め貫通孔5
aの反挿入側をサラ取加工することについて特に言及し
なかったが、図10(c)に示すように、予め貫通孔5
aの反挿入側をサラ取加工してサラ取部5bを形成して
おき、ファスナー11の他端11cを圧入後、所定のフ
レア治具14を用いてファスナー11の他端11cを拡
げるフレア加工をするようにしてもよい(図10(a)
(b)参照)。これにより、バスバー5はファスナー1
1の他端11cに強固に固定される。
【0075】実施例13. 上記実施例12では、バスバー5にサラ取部5bを形成
するものについて示したが、プリント基板3の貫通孔
にファスナー11の他端11cを挿入する場合には
(図9参照)、プリント基板3の貫通孔3aの反挿入側
をサラ取加工してサラ取部を形成しておき、ファスナー
11の他端11cを圧入後、所定のフレア治具14を用
いてファスナー11の他端11cを広げるフレア加工を
するようにしてもよく、上記実施例12と同様の効果を
奏する。
【0076】実施例14. 上記実施例1では、ファスナー11のフランジ部11b
が筒部分に対して直角になるようにフレア加工するもの
について示したが、ファスナー11のフランジ部11b
を、図11(b)に示すように、直角より小さい角度に
フレア加工するようにしてもよい。これにより、ファス
ナー11がかしめられるとフランジ部11bがバネ性を
発揮するため、ファスナー11がプリント基板3を係止
する力が向上する。なお、この方法では、特に銅箔回路
3cのような36μm以上の厚銅箔タイプのプリント基
板3を係止する場合に効果を発揮する(図11(a)参
照)。ただし、それ以下の肉厚のパターンではパターン
自身を損傷するおそれがあるので効果が薄くなる。
【0077】実施例15. 上記実施例1では、ファスナー11のフランジ部11b
の表面については特に言及しなかったが、図11(c)
に示すように、ファスナー11のフランジ部11bに溝
又は山などの凹凸を施すようにしてもよい。これによ
り、ファスナー11がかしめられるとフランジ部11b
がプリント基板3に食い込み、ファスナー11がプリン
ト基板3を係止する力が向上する。なお、この実施例1
5は、請求項の発明に対応している。
【0078】実施例16.上記実施例14,15では、
ファスナー11のフランジ部11bによって、プリント
基板3を係止するものについて示したが、ファスナー1
1のフランジ部11bによって、バスバー5を係止する
ようにしてもよく、上記実施例14,15と同様の効果
を奏する。
【0079】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、フレア加工された先端のフランジ部でプリント基板
及びバスバーを係止する筒状の導電性部材の他端をかし
め治具に挿入してその導電性部材の軸方向に圧力を加
え、その導電性部材にかしめ部を形成するように構成し
たので、かしめ治具に挿入された導電性部材の他端にお
ける板厚が挿入されていない部分の板厚に比べて分厚い
構造と等価となる結果、導電性部材に肉厚部と肉薄部を
形成することなく、かしめ部を形成できるようになり、
製造コストを大幅に削減できる効果がある。
【0080】請求項2の発明によれば、フレア加工され
た先端のフランジ部でプリント基板を係止する筒状の導
電性部材の他端をかしめ治具に挿入してその導電性部材
の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形
成するとともに、そのかしめ部が形成されたのち、その
かしめ治具の代わりに当該導電性部材の他端にバスバー
を固定したように構成したので、かしめ治具に挿入され
た導電性部材の他端における板厚が挿入されていない部
分の板厚に比べて分厚い構造と等価となる結果、導電性
部材に肉厚部と肉薄部を形成することなく、かしめ部を
形成できるようになり、製造コストを大幅に削減できる
効果がある。
【0081】請求項3の発明によれば、フレア加工され
た先端のフランジ部でバスバーを係止する筒状の導電性
部材の他端をかしめ治具に挿入してその導電性部材の軸
方向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成す
るとともに、そのかしめ部が形成されたのち、そのかし
め治具の代わりに当該導電性部材の他端にプリント基板
を固定したように構成したので、かしめ治具に挿入され
た導電性部材の他端における板厚が挿入されていない部
分の板厚に比べて分厚い構造と等価となる結果、導電性
部材に肉厚部と肉薄部を形成することなく、かしめ部を
形成できるようになり、製造コストを大幅に削減できる
効果がある。
【0082】請求項4の発明によれば、かしめ治具を導
電性部材の軸方向に分割自在とするように構成したの
で、導電性部材をかしめる前後の工程において、かしめ
治具の脱着が容易になる効果がある。
【0083】請求項5の発明によれば、フレア加工され
た先端のフランジ部でプリント基板及びバスバーを係止
する筒状の導電性部材の他端を拘束リングに圧入してそ
の導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材に
かしめ部を形成するように構成したので、拘束リングに
挿入された導電性部材の他端における板厚が挿入されて
いない部分の板厚に比べて分厚い構造と等価となる結
果、導電性部材に肉厚部と肉薄部を形成することなく、
かしめ部を形成できるようになり、製造コストを大幅に
削減できる効果がある。また、拘束リングの中心は空洞
であるので、かしめ部を形成したのち拘束リングを除去
することなく、拘束リングとともにプリント基板等を他
の回路部品等にねじ止めできる効果もある。
【0084】請求項6の発明によれば、フレア加工され
た先端のフランジ部でプリント基板を係止する筒状の導
電性部材の他端を拘束リングに圧入してその導電性部材
の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形
成するとともに、その導電性部材の他端にバスバーを固
定するように構成したので、拘束リングに挿入された導
電性部材の他端における板厚が挿入されていない部分の
板厚に比べて分厚い構造と等価となる結果、導電性部材
に肉厚部と肉薄部を形成することなく、かしめ部を形成
できるようになり、製造コストを大幅に削減できる効果
がある。また、拘束リングの中心は空洞であるので、か
しめ部を形成したのち拘束リングを除去することなく、
拘束リングとともにプリント基板とバスバーを他の回路
部品等にねじ止めできる効果もある。
【0085】請求項7の発明によれば、フレア加工され
た先端のフランジ部でバスバーを係止する筒状の導電性
部材の他端を拘束リングに圧入してその導電性部材の軸
方向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成す
るとともに、その導電性部材の他端にプリント基板を固
定するように構成したので、拘束リングに挿入された導
電性部材の他端における板厚が挿入されていない部分の
板厚に比べて分厚い構造と等価となる結果、導電性部材
に肉厚部と肉薄部を形成することなく、かしめ部を形成
できるようになり、製造コストを大幅に削減できる効果
がある。また、拘束リングの中心は空洞であるので、か
しめ部を形成したのち拘束リングを除去することなく、
拘束リングとともにプリント基板とバスバーを他の回路
部品等にねじ止めできる効果もある。
【0086】
【0087】
【0088】
【0089】
【0090】請求項の発明によれば、導電性部材のフ
ランジ部に凹凸を施すように構成したので、導電性部材
がかしめられるとフランジ部がプリント基板又はバスバ
ーに食い込み、導電性部材がプリント基板又はバスバー
を係止する力が高くなる効果がある。
【0091】請求項の発明によれば、先端がフレア加
工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材をプリン
ト基板及びバスバーの貫通孔に挿入することによりその
フランジ部でプリント基板及びバスバーを係止するとと
もに、かしめ治具に上記導電性部材の他端を挿入してそ
の導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材に
かしめ部を形成するように構成したので、かしめ治具に
挿入された導電性部材の他端における板厚が挿入されて
いない部分の板厚に比べて分厚い構造と等価となる結
果、導電性部材に肉厚部と肉薄部を形成することなく、
かしめ部を形成できるようになり、製造コストを大幅に
削減できる効果がある。
【0092】請求項10の発明によれば、先端がフレア
加工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材をプリ
ント基板の貫通孔に挿入することによりそのフランジ部
でプリント基板を係止するとともに、かしめ治具に上記
導電性部材の他端を挿入してその導電性部材の軸方向に
圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成したの
ち、そのかしめ治具の代わりに上記導電性部材の他端に
バスバーを固定するように構成したので、かしめ治具に
挿入された導電性部材の他端における板厚が挿入されて
いない部分の板厚に比べて分厚い構造と等価となる結
果、導電性部材に肉厚部と肉薄部を形成することなく、
かしめ部を形成できるようになり、製造コストを大幅に
削減できる効果がある。
【0093】請求項11の発明によれば、先端がフレア
加工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材をバス
バーの貫通孔に挿入することによりそのフランジ部でバ
スバーを係止するとともに、かしめ治具に上記導電性部
材の他端を挿入してその導電性部材の軸方向に圧力を加
え、その導電性部材にかしめ部を形成したのち、そのか
しめ治具の代わりに上記導電性部材の他端にプリント基
板を固定するように構成したので、かしめ治具に挿入さ
れた導電性部材の他端における板厚が挿入されていない
部分の板厚に比べて分厚い構造と等価となる結果、導電
性部材に肉厚部と肉薄部を形成することなく、かしめ部
を形成できるようになり、製造コストを大幅に削減でき
る効果がある。
【0094】請求項12の発明によれば、先端がフレア
加工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材をプリ
ント基板及びバスバーの貫通孔に挿入することによりそ
のフランジ部でプリント基板及びバスバーを係止すると
ともに、拘束リングに上記導電性部材の他端を圧入して
その導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材
にかしめ部を形成するように構成したので、拘束リング
に挿入された導電性部材の他端における板厚が挿入され
ていない部分の板厚に比べて分厚い構造と等価となる結
果、導電性部材に肉厚部と肉薄部を形成することなく、
かしめ部を形成できるようになり、製造コストを大幅に
削減できる効果がある。また、拘束リングの中心は空洞
であるので、かしめ部を形成したのち拘束リングを除去
することなく、拘束リングとともにプリント基板等を他
の回路部品等にねじ止めできる効果もある。
【0095】請求項13の発明によれば、先端がフレア
加工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材をプリ
ント基板の貫通孔に挿入することによりそのフランジ部
でプリント基板を係止するとともに、拘束リングに上記
導電性部材の他端を圧入してその導電性部材の軸方向に
圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成し、上記
導電性部材の他端にバスバーを固定するように構成した
ので、拘束リングに挿入された導電性部材の他端におけ
る板厚が挿入されていない部分の板厚に比べて分厚い構
造と等価となる結果、導電性部材に肉厚部と肉薄部を形
成することなく、かしめ部を形成できるようになり、製
造コストを大幅に削減できる効果がある。また、拘束リ
ングの中心は空洞であるので、かしめ部を形成したのち
拘束リングを除去することなく、拘束リングとともにプ
リント基板とバスバーを他の回路部品等にねじ止めでき
る効果もある。
【0096】請求項14の発明によれば、先端がフレア
加工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材をバス
バーの貫通孔に挿入することによりそのフランジ部でバ
スバーを係止するとともに、拘束リングに上記導電性部
材の他端を圧入してその導電性部材の軸方向に圧力を加
え、その導電性部材にかしめ部を形成し、上記導電性部
材の他端にプリント基板を固定するように構成したの
で、拘束リングに挿入された導電性部材の他端における
板厚が挿入されていない部分の板厚に比べて分厚い構造
と等価となる結果、導電性部材に肉厚部と肉薄部を形成
することなく、かしめ部を形成できるようになり、製造
コストを大幅に削減できる効果がある。また、拘束リン
グの中心は空洞であるので、かしめ部を形成したのち拘
束リングを除去することなく、拘束リングとともにプリ
ント基板とバスバーを他の回路部品等にねじ止めできる
効果もある。
【0097】請求項15の発明によれば、先端がフレア
加工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材をプリ
ント基板の貫通孔に挿入することによりそのフランジ部
でプリント基板を係止するとともに、バスバーの貫通孔
に上記導電性部材の他端を圧入してその導電性部材の軸
方向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成す
るように構成したので、バスバーに挿入された導電性部
材の他端における板厚が挿入されていない部分の板厚に
比べて分厚い構造と等価となる結果、導電性部材に肉厚
部と肉薄部を形成することなく、かしめ部を形成できる
と同時にバスバーを導電性部材の他端に固定できるよう
になり、製造コストを大幅に削減できる効果がある。
【0098】請求項16の発明によれば、先端がフレア
加工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材をバス
バーの貫通孔に挿入することによりそのフランジ部でプ
リント基板を係止するとともに、プリント基板の貫通孔
に上記導電性部材の他端を圧入してその導電性部材の軸
方向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成す
るように構成したので、プリント基板に挿入された導電
性部材の他端における板厚が挿入されていない部分の板
厚に比べて分厚い構造と等価となる結果、導電性部材に
肉厚部と肉薄部を形成することなく、かしめ部を形成で
きると同時にプリント基板を導電性部材の他端に固定で
きるようになり、製造コストを大幅に削減できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による大電流回路基板を示
す断面図である。
【図2】この発明の実施例3による大電流回路基板の製
造方法を説明するための断面図である。
【図3】この発明の実施例4による大電流回路基板の製
造方法を説明するための断面図である。
【図4】この発明の実施例5による4分割かしめ治具を
示す平面図である。
【図5】この発明の実施例6による大電流回路基板を示
す断面図である。
【図6】この発明の実施例8による大電流回路基板の製
造方法を説明するための断面図である。
【図7】この発明の実施例9による大電流回路基板の製
造方法を説明するための断面図である。
【図8】この発明の実施例10による大電流回路基板の
製造方法を説明するための断面図である。
【図9】この発明の実施例11による大電流回路基板の
製造方法を説明するための断面図である。
【図10】この発明の実施例12による大電流回路基板
の製造方法を説明するための断面図である。
【図11】この発明の実施例14による大電流回路基板
を示す断面図である。
【図12】従来の大電流回路基板を示す断面図である。
【図13】ファスナーの詳細を示す断面図である。
【符号の説明】
3 プリント基板 3a、5a 貫通孔 5 バスバー 11 ファスナー(導電性部材) 11a かしめ部 11b フランジ部 11c 他端 12 かしめ治具 13 拘束リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−159787(JP,A) 特開 平4−37087(JP,A) 実開 昭52−101949(JP,U) 実公 昭54−13551(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/04 H05K 1/02 H05K 1/14 H05K 3/20 H05K 3/36

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔が施されたプリント基板と、貫通
    孔が施されたバスバーと、上記プリント基板及びバスバ
    ーの貫通孔に挿入され、フレア加工された先端のフラン
    ジ部で当該プリント基板及びバスバーを係止する筒状の
    導電性部材と、上記導電性部材の他端を挿入してその導
    電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にかし
    め部を形成するかしめ治具とを備えた大電流回路基板。
  2. 【請求項2】 貫通孔が施されたプリント基板と、上記
    プリント基板の貫通孔に挿入され、フレア加工された先
    端のフランジ部で当該プリント基板を係止する筒状の導
    電性部材と、上記導電性部材の他端を挿入してその導電
    性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ
    部を形成するかしめ治具と、上記かしめ治具によりかし
    め部が形成されたのち、そのかしめす治具の代わりに上
    記導電性部材の他端に固定されたバスバーとを備えた大
    電流回路基板。
  3. 【請求項3】 貫通孔が施されたバスバーと、上記バス
    バーの貫通孔に挿入され、フレア加工された先端のフラ
    ンジ部で当該バスバーを係止する筒状の導電性部材と、
    上記導電性部材の他端を挿入してその導電性部材の軸方
    向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成する
    かしめ治具と、上記かしめ治具によりかしめ部が形成さ
    れたのち、そのかしめ治具の代わりに上記導電性部材の
    他端に固定されたプリント基板とを備えた大電流回路基
    板。
  4. 【請求項4】 上記かしめ治具は、上記導電性部材の軸
    方向に分割自在としたことを特徴とする請求項1から請
    求項3のうち何れか1項記載の大電流回路基板。
  5. 【請求項5】 貫通孔が施されたプリント基板と、貫通
    孔が施されたバスバーと、上記プリント基板及びバスバ
    ーの貫通孔に挿入され、フレア加工された先端のフラン
    ジ部で当該プリント基板及びバスバーを係止する筒状の
    導電性部材と、上記導電性部材の他端を圧入してその導
    電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にかし
    め部を形成する拘束リングとを備えた大電流回路基板。
  6. 【請求項6】 貫通孔が施されたプリント基板と、上記
    プリント基板の貫通孔に挿入され、フレア加工された先
    端のフランジ部で当該プリント基板を係止する筒状の導
    電性部材と、上記導電性部材の他端を圧入してその導電
    性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ
    部を形成する拘束リングと、上記導電性部材の他端に固
    定されたバスバーとを備えた大電流回路基板。
  7. 【請求項7】 貫通孔が施されたバスバーと、上記バス
    バーの貫通孔に挿入され、フレア加工された先端のフラ
    ンジ部で当該バスバーを係止する筒状の導電性部材と、
    上記導電性部材の他端を圧入してその導電性部材の軸方
    向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成する
    拘束リングと、上記導電性部材の他端に固定されたプリ
    ント基板とを備えた大電流回路基板。
  8. 【請求項8】 上記導電性部材のフランジ部に凹凸を施
    すことを特徴とする請求項1から請求項7のうち何れか
    1項記載の大電流回路基板。
  9. 【請求項9】 プリント基板及びバスバーの貫通孔に、
    先端がフレア加工されたフランジ部を有する筒状の導電
    性部材を挿入することによりそのフランジ部で上記プリ
    ント基板及びバスバーを係止するとともに、かしめ治具
    に上記導電性部材の他端を挿入してその導電性部材の軸
    方向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形成す
    る大電流回路基板の製造方法。
  10. 【請求項10】 プリント基板の貫通孔に、先端がフレ
    ア加工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材を挿
    入することによりそのフランジ部で上記プリント基板を
    係止するとともに、かしめ治具に上記導電性部材の他端
    を挿入してその導電性部材の軸方向に圧力を加え、その
    導電性部材にかしめ部を形成したのち、そのかしめ治具
    の代わりに上記導電性部材の他端にバスバーを固定する
    大電流回路基板の製造方法。
  11. 【請求項11】 バスバーの貫通孔に、先端がフレア加
    工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材を挿入す
    ることによりそのフランジ部で上記バスバーを係止する
    とともに、かしめ治具に上記導電性部材の他端を挿入し
    てその導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部
    材にかしめ部を形成したのち、そのかしめ治具の代わり
    に上記導電性部材の他端にプリント基板を固定する大電
    流回路基板の製造方法。
  12. 【請求項12】 プリント基板及びバスバーの貫通孔
    に、先端がフレア加工されたフランジ部を有する筒状の
    導電性部材を挿入することによりそのフランジ部で上記
    プリント基板及びバスバーを係止するとともに、拘束リ
    ングに上記導電性部材の他端を圧入してその導電性部材
    の軸方向に圧力を加え、その導電性部材にかしめ部を形
    成する大電流回路基板の製造方法。
  13. 【請求項13】 プリント基板の貫通孔に、先端がフレ
    ア加工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材を挿
    入することによりそのフランジ部で上記プリント基板を
    係止するとともに、拘束リングに上記導電性部材の他端
    を圧入してその導電性部材の軸方向に圧力を加え、その
    導電性部材にかしめ部を形成し、上記導電性部材の他端
    にバスバーを固定する大電流回路基板の製造方法。
  14. 【請求項14】 バスバーの貫通孔に、先端がフレア加
    工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材を挿入す
    ることによりそのフランジ部で上記バスバーを係止する
    とともに、拘束リングに上記導電性部材の他端を圧入し
    てその導電性部材の軸方向に圧力を加え、その導電性部
    材にかしめ部を形成し、上記導電性部材の他端にプリン
    ト基板を固定する大電流回路基板の製造方法。
  15. 【請求項15】 プリント基板の貫通孔に、先端がフレ
    ア加工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材を挿
    入することによりそのフランジ部で上記プリント基板を
    係止するとともに、バスバーの貫通孔に上記導電性部材
    の他端を圧入してその導電性部材の軸方向に圧力を加
    え、その導電性部材にかしめ部を形成する大電流回路基
    板の製造方法。
  16. 【請求項16】 バスバーの貫通孔に、先端がフレア加
    工されたフランジ部を有する筒状の導電性部材を挿入す
    ることによりそのフランジ部で上記バスバーを係止する
    とともに、プリント基板の貫通孔に上記導電性部材の他
    端を圧入してその導電性部材の軸方向に圧力を加え、そ
    の導電性部材にかしめ部を形成する大電流回路基板の製
    造方法。
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