JP3284807B2 - 遠隔操作装置 - Google Patents

遠隔操作装置

Info

Publication number
JP3284807B2
JP3284807B2 JP777595A JP777595A JP3284807B2 JP 3284807 B2 JP3284807 B2 JP 3284807B2 JP 777595 A JP777595 A JP 777595A JP 777595 A JP777595 A JP 777595A JP 3284807 B2 JP3284807 B2 JP 3284807B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
power window
signal
lock
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP777595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08199882A (ja
Inventor
浩之 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP777595A priority Critical patent/JP3284807B2/ja
Publication of JPH08199882A publication Critical patent/JPH08199882A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3284807B2 publication Critical patent/JP3284807B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に設けられた遠隔
操作装置に係り、詳しくはキーレスエントリシステムを
用いた遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のドアに設けられたドアロックやト
ランクロック等にアクチュエータ(モータ)を接続し、
車室内に位置された操作スイッチの操作等を行うことで
自動的にドアロックやトランクロック等を開閉するオー
トドアロックシステムが知られている。さらに一部の車
両には、これらのドアロックやトランクロック等のアク
チュエータを制御する制御装置に受信器をリンクさせ、
この受信器に携帯型送信器からのID信号及び操作指令
信号を送信することで車両から遠隔の位置であってもド
アロックやトランクロック等を開閉可能な遠隔操作装置
(以下、キーレスエントリシステムという)が採用され
ている。
【0003】ところで、近年、このキーレスエントリシ
ステムを単にオートドアロックの開閉のみならず、パワ
ーウィンドウの開閉にも適用することが考えられてお
り、送信器に設けられた操作ボタンを操作してオートド
アロックを開錠した後、この操作ボタンを操作し続ける
か或いは再び操作することでパワーウィンドウを遠隔操
作によって開放して車室内の換気を行う遠隔操作装置が
実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のキー
レスエントリシステムを利用した遠隔操作装置では、一
旦パワーウィンドウが作動すると、ウィンドウが全開す
るようになっている。従って、ウィンドウの開作動を途
中で中止させることができず、緊急停止の必要な場合で
も、簡単にはウィンドウの下降を中止させることができ
ないため、安全上好ましいものではない。
【0005】また、このように、ウィンドウの下降を途
中で中止させることができないことから、ウィンドウと
ドアサッシュ間の異物の挟み込みの虞を考慮し、ウィン
ドウの上昇、つまり、ウィンドウの閉作動については行
うことができないようになっている。従って、オートド
アロックを遠隔操作した後に、ウィンドウの締め忘れ等
に気が付いたとしても遠隔対応することができず、利便
性に欠けている。
【0006】本発明は、上述した事情に基づきなされた
もので、その目的とするところは、安全性を考慮するこ
とで、ウィンドウの開作動のみならず閉作動をも遠隔操
作可能な遠隔操作装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1の発明は、車両から分離して設けら
れ、前記車両に設けられたオートドアロックの作動指令
を出力させる操作ボタンを含む2個又は3個の押しボタ
ンの操作により作動指令信号を無線送信する携帯型送信
器と、前記車両に設けられ、前記送信器からの作動指令
信号を受信する受信器と、前記受信器により受信した作
動指令信号に基づき前記オートドアロックの作動制御を
行う制御装置とを備えた遠隔操作装置において、前記制
御装置は、前記オートドアロック作動信号受信後、前記
操作ボタンが所定時間継続して操作されたとき、パワー
ウィンドウの作動指令信号を出力して該パワーウィンド
ウを作動させ、且つ計時手段を作動させ、この計時手段
により計時される時間が規定内の間に前記押しボタンの
いずれか1つが操作されると、前記パワーウィンドウの
作動を停止するパワーウィンドウ停止手段を備えたこと
を特徴とする。また、請求項2の発明は、車両から分離
して設けられ、押しボタンの操作により作動指令信号を
無線送信する携帯型送信器と、前記車両に設けられ、前
記送信器からの作動指令信号を受信する受信器と、前記
受信器により受信したロック信号に基づき前記オートド
アロックによるドアのロック制御を行う制御装置とを備
えた遠隔操作装置において、前記制御装置は、前記オー
トドアロックのロック信号受信後、前記押しボタンが所
定時間継続して操作されたとき、パワーウィンドウの閉
作動指令信号を出力して該パワーウィンドウを閉作動さ
せ、且つ計時手段を作動させ、この計時手段により計時
される時間が規定内の間に前記押しボタンが操作される
と、前記パワーウィンドウの閉作動を停止するパワーウ
ィンドウ停止手段を備えたことを特徴とする。 また、請
求項3の発明は、前記押しボタンは、前記携帯型送信器
に2個又は3個設けられていることを特徴とする。
【0008】また、請求項の発明では、前記押しボタ
ンのいずれか1つは、トランクリッドロックを開作動さ
せる作動ボタンであることを特徴とする。また、請求項
の発明では、前記押しボタンは、前記オートドアロッ
クの開作動指令の出力機能を備えた開操作ボタンと前記
オートドアロックの閉作動指令の出力機能を備えた閉操
作ボタンとを含むことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】請求項1の遠隔操作装置によれば、オートドア
ロックを作動させた後操作ボタンを所定時間継続して操
作すると、パワーウィンドウを作動させる。そして、パ
ワーウィンドウが作動してからの経過時間が計時され始
めた後、経過時間が規定内であるときに送信器の2個又
は3個の押しボタンのいずれか1つが操作されると、制
御装置のパワーウィンドウ停止手段によって、パワーウ
ィンドウの作動制御が中止される。つまり2個又は3
個の押しボタンの全てをパワーウィンドウの停止ボタン
として機能させるようにして、押しボタンを選ばずに、
遠隔操作によって開作動制御あるいは閉作動制御中のウ
ィンドウ容易且つ確実に途中停止させられる。
【0011】また、請求項2の遠隔操作装置によれば、
オートドアロックをロック作動させた後押しボタンを所
定時間継続して操作すると、パワーウィンドウを閉作動
させる。そして、パワーウィンドウが閉作動してからの
経過時間が計時され始めた後、経過時間が規定内である
ときに送信器の押しボタンが操作されると、制御装置の
パワーウィンドウ停止手段によって、パワーウィンドウ
の閉作動制御が中止される。これにより、閉作動制御中
のウィンドウが遠隔操作によって即刻停止させられ、異
物挟み込み等の危険が良好に回避される。 また、請求項
3の遠隔操作装置によれば、押しボタンは携帯型送信器
に2個又は3個設けられているので、パワーウィンドウ
が閉作動してからの経過時間が計時され始めた後、経過
時間が規定内であるときに送信器の2個又は3個の押し
ボタンのいずれか1つが操作されると、制御装置のパワ
ーウィンドウ停止手段によって、パワーウィンドウの閉
作動制御が中止される。つまり、2個又は3個の押しボ
タンの全てをパワーウィンドウの停止ボタンとして機能
させるようにして、押しボタンを選ばずに、閉作動制御
中のウィンドウが遠隔操作によって即刻停止させられ、
異物挟み込み等の危険が良好に回避される。
【0012】また、請求項の遠隔操作装置によれば、
押しボタンのいずれか1つは、トランクリッドロックを
開作動させる作動ボタンであるため、計時手段により経
過時間が計時され始めた後、計時される経過時間が規定
内であるときには、パワーウィンドウの作動制御は、
しボタンを選ばずにこの作動ボタンが操作されることに
よっても容易且つ良好に途中停止される。
【0013】また、請求項の遠隔操作装置によれば、
押しボタンは、オートドアロックの開作動指令の出力機
能を備えた開操作ボタンとオートドアロック及びパワー
ウィンドウの閉作動指令の出力機能を備えた閉操作ボタ
ンとを含んでおり、計時手段により経過時間が計時され
始めた後、計時される経過時間が規定内であるときに
は、押しボタンを選ばずにこれら開操作ボタンと閉操作
ボタンのいずれが操作されても、パワーウィンドウの作
動制御は容易且つ良好に途中停止される。
【0014】
【実施例】図1の遠隔操作装置(以下、キーレスエント
リシステムという)のシステム構成図を参照すると、キ
ーレスエントリシステムは、主としてトランスミッタ
(送信器)2と、レシーバ(受信器)4及びECU(制
御装置)6から構成されている。
【0015】レシーバ4は、信号線によってECU6の
入力側に結合されており、ECU6の出力側には、車両
に設けられた複数のドアの各ドアのオートドアロック
(図示せず)の開閉を行うドアロックモータ10、トラ
ンクリッド(図示せず)の開放を行うトランクオープナ
12、ドアに設けられたパワーウィンドウ(図示せず)
の開閉を行うパワーウィンドウモータ14、サンルーフ
(図示せず)の開閉を行うサンルーフコントロールユニ
ット(サンルーフC/U)16及びドアミラー(図示せ
ず)の格納及び復帰を行うドアミラー格納モータ18が
接続されている。
【0016】また、ECU6の入力側には、上記ドアロ
ックモータ10、トランクオープナ12、パワーウィン
ドウモータ14、サンルーフC/U16及びドアミラー
格納モータ18を作動させるための各種マニュアルSW
20が接続されている。トランスミッタ2はリモコン式
の小型電波送信器であり、掌に納まる大きさのキーホル
ダタイプであって携帯可能になっている。トランスミッ
タ2の内部には発振回路等を備えた基板が収納されてい
るが、その構成は公知であるため、ここではその詳細に
ついては説明を省略する。
【0017】トランスミッタ2の上面には、前記ドアロ
ックモータ10をロック側に作動させるためのロックボ
タン(閉操作ボタン)30、アンロック側に作動させる
アンロックボタン(開操作ボタン)32及びトランクオ
ープナ12を作動させるためのトランクボタン(作動ボ
タン)34等の3個の押しボタンが配設され、これらの
押しボタンは上記発振回路に電気的に接続されている。
トランスミッタ2の端部には、発振器からの高周波信号
を発射するアンテナ36が内蔵されており、このアンテ
ナ36からは、上記3個の押しボタンの操作に応じてコ
ード化された電波信号が発射される。このトランスミッ
タ2から発射される電波の飛距離は、最大10m程度に
設定されている。
【0018】レシーバ4は、例えば、車室内後部のパー
セル部等の電波を受け易い位置に設置されている。レシ
ーバ4の内部には、アンテナ40に接続された同調回路
や検波回路等が組み込まれた基板が収納されており、ト
ランスミッタ2から発信された電波を受信し、受信信号
をECU6に供給するようになっている。そして、EC
U6は、レシーバ4からの受信信号に応じ、前述のドア
ロックモータ10、トランクオープナ12、パワーウィ
ンドウモータ14、サンルーフC/U16及びドアミラ
ー格納モータ18に駆動信号を供給し、これらを選択的
に作動させる。
【0019】以下、このように構成されたキーレスエン
トリシステムの操作及び作用について説明する。先ず、
ロックボタン30を1回押すと、トランスミッタ2から
はIDコードとロック指令が発信される。そして、これ
らのIDコードとロック指令とがレシーバ4において受
信され、IDコードが照合確認されると、ロック信号S
L がECU6に伝送される。その後、ECU6から駆動
信号DL がドアロックモータ10に供給され、全てのド
アがロックされる。
【0020】アンロックボタン32を1回押すと、トラ
ンスミッタ2からは上記と同一のIDコードとアンロッ
ク指令が発信される。そして、これらIDコードとアン
ロック指令とがレシーバ4において受信され、IDコー
ドの確認が終わると、ECU6にアンロック信号SULが
伝送される。この場合、ECU6からは駆動信号DULが
ドアロックモータ10に供給され、全て或いは一部のド
アがアンロックされる。
【0021】また、トランクボタン34を連続して2回
押し、トランスミッタ2から上記IDコードとトランク
オープン指令が発信されると、レシーバ4からはIDコ
ードの確認後トランクオープン信号ST がECU6に伝
送される。そして、ECU6から駆動信号DT がトラン
クオープナ10に供給され、トランクリッドがオープン
される。
【0022】また、ロックボタン30及びアンロックボ
タン32を使用してドアウィンドウやサンルーフを開閉
することができ、以下、それらの操作と作用を図2乃至
図4に基づいて説明する。図2は、ECU6が実行する
パワーウィンドウアップ制御の制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【0023】このパワーウィンドウアップ制御では、全
てのドアのロックが完了していることが前提となる。そ
こで、先ず、ステップS10において、ドアのロック信
号SL を受信したか否かを判別する。判別結果がNo
(否定)の場合には、元に戻りステップS10の実行を
繰り返す。一方、判別結果がYes(肯定)でロック信
号SL を受信したと判定された場合には、次にステップ
S12に進み、ドアロックモータ10に駆動信号DL を
出力し、全ドアをロックする。
【0024】ステップS14はパワーウィンドウ用のタ
イマTM1 をセットするステップであり、ECU6は、
ロック信号SL を受信してからの経過時間を計時する。
ステップS16では、上記のように設定したタイマTM
1 の計時時間TM1 が所定時間t1 内であるか否かを判
別する。この所定時間t1 は、例えば25sec(t1 =
25sec )に設定され、後述するパワーウィンドウの閉
操作を実施可能な制限時間となっている。
【0025】ステップS16の判別結果がNo(否定)
で計時時間TM1 が所定時間t1 (25sec )を経過し
たと判定された場合には、ステップS10に戻る。一
方、ステップS16の判別結果がYes(肯定)で所定
時間t1 (25sec )が未だ経過していないと判定され
た場合には、パワーウィンドウの閉操作を実施可能な範
囲にあり、次にステップS18に進む。
【0026】ステップS18乃至ステップ24は、パワ
ーウィンドウの閉操作を実施するステップである。ステ
ップS18では、再びロック信号SL を受信したか否か
をステップS10での判別と同様にして判別を行う。そ
して、ステップS18の判別結果がNo(否定)で、ロ
ック信号SL を改めて受信していない場合には、ステッ
プS16の実行を繰り返す。一方、ステップS18の判
別結果がYes(肯定)で、ロックボタン30が押さ
れ、再びロック信号SL を受信したと判定された場合に
は、次にステップS20に進み、ステップS12と同様
にしてドアロックモータ10に駆動信号DL を出力す
る。これにより、ステップS12の実行ととともに確実
にドアのロックを行う。
【0027】ステップS22では、パワーウィンドウア
ップ信号SPUを受信したか否かを判別する。このパワー
ウィンドウアップ信号SPUは、一旦ロックボタン30を
押してロック信号SL を受信した後、継続して所定時間
tPU(例えば、2sec )以上ロックボタン30を押し続
けると発信される信号である。このパワーウィンドウア
ップ信号SPUは、種々の制御信号がコード化されて送信
される図1中の識別信号SD の一つであり、ここでは、
コード化されたパワーウィンドウアップ信号SPUが識別
信号SD としてECU6に送信される。
【0028】ステップS22の判別結果がNo(否定)
でパワーウィンドウアップ信号SPUを受信していない場
合、つまり、ロックボタン30を継続して所定時間tPU
(2sec )以上押し続けなかったときには、ステップS
16の実行を繰り返す。一方、ステップS22の判別結
果がYes(肯定)で、ロックボタン30が継続して所
定時間tPU(2sec )以上押され、ECU6がパワーウ
ィンドウアップ信号SPUを受信した場合には、次にステ
ップS24に進む。
【0029】ステップS24では、ECU6は、パワー
ウィンドウモータ14にパワーウィンドウアップ駆動信
号DPUを供給する。このとき、ECU6は、サンルーフ
クローズ駆動信号DSCをもサンルーフC/U16に供給
する。従って、ウィンドウとサンルーフとはパワーウィ
ンドウアップ信号SPUに基づいて同時に閉じられること
になる。これにより、閉め忘れたウィンドウ及びサンル
ーフを遠隔操作によって確実に閉じることができる。
尚、複数のウィンドウのうち既に閉じているウィンドウ
及び閉じているサンルーフについては閉じた状態が保持
される。
【0030】次のステップS26は、パワーウィンドウ
ストップ用タイマTM2 をセットするステップであり、
ECU6は、上記パワーウィンドウアップ信号SPUを受
信してからの経過時間を計時する(計時手段)。ステッ
プS28では、上記のように設定したタイマTM2 の計
時時間TM2 が所定時間t2 内であるか否かを判別す
る。この所定時間t2 は、例えば10sec(t2 =10s
ec )に設定され、後述するパワーウィンドウの停止操
作を実施可能な制限時間となっている。
【0031】また、この計時時間TM2 が制限時間であ
る所定時間t2 (10sec )の範囲内にあるときには、
トランスミッタ2のロックボタン30、アンロックボタ
ン32、トランクボタン34が押され、ロック信号SL
、アンロック信号SUL、トランクオープン信号ST が
ECU6に供給されると、パワーウィンドウモータ14
とサンルーフC/U16とに供給しているパワーウィン
ドウアップ駆動信号DPUとサンルーフクローズ駆動信号
DSCとを中断するようにECU6はプログラムされてい
る。
【0032】ステップS28の判別結果がNo(否定)
で所定時間t2 を経過してしまっている場合には、何も
せずにステップS10に戻る。一方、ステップS28の
判別結果がYes(肯定)で所定時間t2 (10sec )
が未だ経過していない場合には、次にステップS30に
進む。ステップS30では、ロック信号SL 、アンロッ
ク信号SUL、トランクオープン信号ST のうち、少なく
ともいずれか一つの信号が受信されたか否かが判別され
る。判別結果がNo(否定)で、ロックボタン30、ア
ンロックボタン32、トランクボタン34の各押しボタ
ンのいずれも押されていない場合には、ステップS28
に戻る。
【0033】一方、ステップS30の判別結果がYes
(肯定)の場合、即ち、パワーウィンドウアップ信号S
PUを受信してからの計時時間TM2 が所定時間t2 (1
0sec )内のときに、ロックボタン30、アンロックボ
タン32、トランクボタン34の各操作ボタンのどれか
一つでもが再度押され、ロック信号SL 、アンロック信
号SUL、トランクオープン信号ST のいずれかの信号を
ECU6が受信したと判定された場合には、次にステッ
プS32に進む。
【0034】ステップS32では、ステップS30の判
別結果を受けて、パワーウィンドウモータ14とサンル
ーフC/U16に供給していたパワーウィンドウアップ
駆動信号DPUとサンルーフクローズ駆動信号DSCとが、
上述のプログラムに基づいて中断されることになる(パ
ワーウィンドウ停止手段)。これにより、上昇途中のウ
ィンドウと閉じ側に作動中のサンルーフは作動停止とな
り、その停止した位置が保持される。
【0035】このように、閉作動中のウィンドウとサン
ルーフとが、所定時間t2 (10sec )内であれば、ロ
ックボタン30、アンロックボタン32、トランクボタ
ン34のどれを押しても停止するので、ウィンドウとサ
ンルーフとの作動を緊急停止することができ、例えば、
ウィンドウとウィンドウ周りのサッシュ間やサンルーフ
とサンルーフ周りのフレーム間に異物を確認したような
場合には、操作ボタンを選ぶことなく即座にウィンドウ
とサンルーフとの閉作動を即刻停止させることができ
る。
【0036】ステップS32の実行により、ウィンドウ
とサンルーフとの閉作動を一旦停止させたら、ステップ
S10に戻る。従って、途中停止したウィンドウとサン
ルーフとを再び遠隔操作によって閉作動させたい場合に
は、改めてロックボタン30を押してステップS10か
らの実行を繰り返せばよい。図3及び図4は、ECU6
が実行するパワーウィンドウダウン制御の制御ルーチン
を示すフローチャートである。
【0037】このパワーウィンドウダウン制御では、ド
アのアンロックが完了し、全部或いは一部のドアが開く
状態になっていることが前提となる。そこで、先ず、ス
テップS40において、アンロック信号SULを受信した
か否かを判別する。判別結果がNo(否定)の場合に
は、元に戻りステップS40の実行を繰り返す。一方、
判別結果がYes(肯定)でアンロック信号SULを受信
したと判定された場合には、次にステップS42に進
み、ドアロックモータ10に駆動信号DULを出力し、ド
アをアンロックする。
【0038】ステップS44はオートロック用のタイマ
TM3 をセットするステップであり、ECU6は、アン
ロック信号SULを受信してからの経過時間を計時する。
また、次のステップS46は、前述のパワーウィンドウ
アップ制御の場合と同様にパワーウィンドウ用のタイマ
TM4 をセットするステップであり、ECU6は、タイ
マTM3 とともにアンロック信号SULを受信してからの
経過時間を計時する。
【0039】ステップS48では、ステップS42の実
行によりドアがアンロックされた後、いずれかのドアが
開かれたか否かが判別される。判別結果がYes(肯
定)で少なくともいずれか一つのドアが開かれたと判定
された場合には、次にステップS50に進む。ステップ
S50では、いずれか一つのドアが開かれたと判定され
たことに伴い、先のステップS44で設定したオートロ
ック用のタイマTM3 を解除(ゼロリセット)して計時
を中止し、次にステップS52に進む。
【0040】ステップS48の判別結果がNo(否定)
で、いずれのドアも開かれていない場合には、次にステ
ップS80に進む。ステップS80では、タイマTM3
の計時時間TM3 が所定時間t3 (例えば、30sec )
経過したか否かが判別される。判別結果がNo(否定)
で所定時間t3 (30sec )が経過していない場合に
は、上記のステップS48の判別結果がYes(肯定)
の場合と同様に、次にステップS52に進む。
【0041】一方、ステップS80の判別結果がYes
(肯定)で、計時時間TM3 が所定時間t3 (30sec
)に達したと判定された場合には、次にステップS8
2に進む。ステップS82では、先のステップS42の
実行によりアンロックしたドアを、ドアロックモータ1
0に再び駆動信号DL を供給することによって自動的に
再ロックする。ステップS82を実行したら、ステップ
S40に戻る。
【0042】このように、一旦ドアをアンロックした
後、所定時間t3 (30sec )が経過してもドアが開か
れない場合に、ドアが再び自動的にロックされることか
ら、例えば、ドアを開ける意思もなくトランスミッタ2
のアンロックボタン32を無意識に押したような場合で
あっても、ドアをロック状態に維持することができ、車
両室内の物品の盗難、ひいては車両の盗難を防止するこ
とができる。
【0043】ステップS52では、上記設定したタイマ
TM4 の計時時間TM4 が所定時間t4 内であるか否か
を判別する。この所定時間t4 は、前述したパワーウィ
ンドウアップ制御の場合と同様にして、例えば25sec
(t4 =25sec )に設定され、後述するパワーウィン
ドウの開操作を実施可能な制限時間となっている。ステ
ップS52の判別結果がNo(否定)で計時時間TM4
が所定時間t4 (25sec )を経過したと判定された場
合には、ステップS40に戻る。一方、ステップS52
の判別結果がYes(肯定)で所定時間t4 (25sec
)が未だ経過していないと判定された場合には、パワ
ーウィンドウの開操作を実施可能な範囲にあり、次にス
テップS54に進む。
【0044】ステップS54乃至ステップ60は、パワ
ーウィンドウの開操作を実施するステップである。ステ
ップS54では、再びアンロック信号SULを受信したか
否かをステップS40の実行と同様にして判別を行う。
そして、ステップS54の判別結果がNo(否定)で、
アンロック信号SULを改めて受信していない場合には、
ステップS52の実行を繰り返す。一方、ステップS5
4の判別結果がYes(肯定)で再びアンロック信号S
ULを受信したと判定された場合には、次にステップS5
6に進み、ステップS42と同様にしてドアロックモー
タ10に駆動信号DULを出力し、ステップS42の実行
とともにオートドアロックを確実に開作動させてドアを
アンロックする。
【0045】ステップS58では、パワーウィンドウダ
ウン信号SPDを受信したか否かを判別する。このパワー
ウィンドウダウン信号SPDは、一旦アンロックボタン3
2を押してアンロック信号SULを受信した後、継続して
所定時間tPD(例えば、2sec )以上アンロックボタン
32を押し続けると発信される信号である。このパワー
ウィンドウダウン信号SPDは、前述したパワーウィンド
ウアップ信号SPUと同様に、種々の制御信号がコード化
されて送信される図1中の識別信号SD の一つであり、
ここでは、コード化されたパワーウィンドウダウン信号
SPDが識別信号SD としてECU6に送信される。
【0046】ステップS58の判別結果がNo(否定)
でパワーウィンドウダウン信号SPDを受信していない場
合、つまり、アンロックボタン32を継続して所定時間
tPD(2sec )以上押し続けなかったときには、ステッ
プS52の実行を繰り返す。一方、ステップS58の判
別結果がYes(肯定)で、アンロックボタン32が継
続して所定時間tPD(2sec )以上押され、ECU6が
パワーウィンドウダウン信号SPDを受信した場合には、
次にステップS60に進む。
【0047】ステップS60では、ECU6は、パワー
ウィンドウモータ14にパワーウィンドウダウン駆動信
号DPDを供給する。これにより、全ウィンドウがパワー
ウィンドウダウン信号SPDに基づいて開くことになる。
このように、全ウィンドウを遠隔操作によって開放する
ことにより、夏期のように車両の温度や車室内の気温が
高くなるような場合には、高温となった車両に接触する
ことなく車室内の換気を良好に行うことができる。
【0048】次のステップS62では、ステップS44
でセットしたオートロック用タイマTM3 を解除( ゼロ
リセット) する。これにより、前述のステップS80の
判別結果がNo(否定)で、アンロック信号SULを受信
してからの計時時間TM3 が所定時間に達していないと
きであっても、ECU6からステップS58の判別結果
に基づき一旦パワーウィンドウダウン駆動信号DPDが供
給された場合には、アンロックボタン32が操作意思を
もって押されたものとみなし、不要となるオートロック
用タイマTM3 の計時を終了する。
【0049】図4のステップS64は、パワーウィンド
ウストップ用タイマTM5 をセットするステップであ
り、ECU6は、前述したパワーウィンドウアップ制御
のステップS28と同様にして、パワーウィンドウダウ
ン信号SPDを受信してからの経過時間を計時する(計時
手段)。ステップS66では、上記のように設定したタ
イマTM5 の計時時間TM5 が所定時間t5 内であるか
否かを判別する。この所定時間t5 は、パワーウィンド
ウアップ制御の場合と同様に、例えば10sec (t5 =
10sec )に設定され、パワーウィンドウの停止操作を
実施可能な制限時間となっている。
【0050】また、この計時時間TM5 が制限時間であ
る所定時間t5 (10sec )の範囲内にあるときには、
パワーウィンドウアップ制御の場合と同様に、トランス
ミッタ2のロックボタン30、アンロックボタン32、
トランクボタン34が押されると、パワーウィンドウモ
ータ14とサンルーフC/U16とに供給しているパワ
ーウィンドウダウン駆動信号DPDを中断するようにEC
U6はプログラムされている。
【0051】ステップS66の判別結果がNo(否定)
で所定時間t5 (10sec )を経過してしまっている場
合には、何もせずにステップS40に戻る。一方、ステ
ップS66の判別結果がYes(肯定)で所定時間t5
(10sec )が未だ経過していない場合には、次にステ
ップS68に進む。ステップS68では、パワーウィン
ドウアップ制御のステップS30と全く同様にして、ロ
ック信号SL 、アンロック信号SUL、トランクオープン
信号ST のいずれか一つの信号が受信されたか否かが判
別される。判別結果がNo(否定)で、ロックボタン3
0、アンロックボタン32、トランクボタン34の各押
しボタンのいずれも押されていない場合には、ステップ
S66に戻る。
【0052】一方、ステップS68の判別結果がYes
(肯定)の場合、即ち、パワーウィンドウダウン信号S
PDを受信してからの計時時間TM5 が所定時間t5 (1
0sec )内のときに、ロックボタン30、アンロックボ
タン32、トランクボタン34の各操作ボタンのどれか
一つが再度押され、ロック信号SL 、アンロック信号S
UL、トランクオープン信号ST の少なくともいずれかの
信号をECU6が受信したと判定された場合には、次に
ステップS70に進む。
【0053】ステップS70では、前述したステップS
32の実行と全く同様にして、パワーウィンドウモータ
14に供給していたパワーウィンドウダウン駆動信号D
PDを上述のプログラムに基づき中断する(パワーウィン
ドウ停止手段)。これにより、下降途中のウィンドウは
作動停止となり、その停止した位置が保持される。これ
により、ウィンドウを全開にしたくないような場合に
は、ウィンドウを半開の状態に保持することができる。
【0054】このように、前述の閉作動の場合と同様に
して、開作動中のウィンドウが、所定時間t5 (10se
c )内であれば、ロックボタン30、アンロックボタン
32、トランクボタン34のどれを押しても停止するの
で、ウィンドウの作動を途中停止することができ、例え
ば、気温が高く車室内の換気をしたいが雨が降っている
ような状況のときや緊急停止させたいような場合には、
操作ボタンを選ぶことなくウィンドウの下降を即刻停止
させることができる。
【0055】ステップS70の実行により、ウィンドウ
の下降を一旦停止させたら、ステップS40に戻る。従
って、途中停止したウィンドウを再び遠隔操作によって
開作動させたい場合には、改めてアンロックボタン32
を押してステップS40からの実行を繰り返せばよい。
以上、詳細に説明しように、キーレスエントリシステム
によって遠隔操作されるパワーウィンドウの開閉作動
を、パワーウィンドウの開閉作動開始から所定時間t2,
t5 (例えば、10sec )以内であれば、トランスミッ
タ2上のロックボタン30、アンロックボタン32或い
はトランクボタン34のいずれかを操作するだけで途中
停止できるようにしたので、緊急時等には、迅速にウィ
ンドウやサンルーフの開閉作動を停止することができ
る。特に、ドアのロックとともに実施されるウィンドウ
の閉作動時には、ウィンドウとサッシュ間或いはサンル
ーフとフレーム間の異物の挟み込みを未然に防止するこ
とができ、安全性を考慮しながら遠隔操作によるパワー
ウィンドウの開閉を良好に実施することがきる。
【0056】ところで、このキーレスエントリシステム
では、ドアロック後に所定時間t6(例えば、25sec
)以内であればロックボタン30を連続2回押すこと
で、パワーウィンドウの閉操作の実施、非実施にかかわ
らず、ECU6から駆動信号DMCをドアミラー格納モー
タ18に供給して電動ドアミラーの格納を行うことがで
き、一方、ドアアンロック後に所定時間t7 (例えば、
25sec )以内であればアンロックボタン32を連続2
回押すことで、やはりパワーウィンドウの開操作の実
施、非実施にかかわらず、ECU6から駆動信号DMOを
供給してその復帰を行うことができるようになっている
が、これらの操作と作動についてはここでは説明を省略
する。
【0057】尚、上記実施例では、遠隔操作により車両
の全てのドアのパワーウィンドウが開閉作動するように
したが、これに限られず、前席側のドアのパワーウィン
ドウのみを作動させるようなものであってもよい。ま
た、上記実施例では、トランスミッタ2上にロックボタ
ン30、アンロックボタン32及びトランクボタン34
の3個の押しボタンが設けられているが、ロックボタン
30とアンロックボタン32のみを備えたトランスミッ
タ2であってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
の遠隔操作装置によれば、車両から分離して設けられ、
車両に設けられたオートドアロックの作動指令を出力さ
せる操作ボタンを含む2個又は3個の押しボタンの操作
により作動指令信号を無線送信する携帯型送信器と、車
両に設けられ、送信器からの作動指令信号を受信する受
信器と、受信器により受信した作動指令信号に基づきオ
ートドアロックの作動制御を行う制御装置とを備えた遠
隔操作装置において、制御装置は、オートドアロック作
動信号受信後、操作ボタンが所定時間継続して操作され
たとき、パワーウィンドウの作動指令信号を出力して該
パワーウィンドウを作動させ、且つ計時手段を作動さ
せ、この計時手段により計時される時間が規定内の間に
押しボタンのいずれか1つが操作されると、パワーウィ
ンドウの作動を停止するパワーウィンドウ停止手段を備
えるようにしたので、2個又は3個の押しボタンの全て
をパワーウィンドウの停止ボタンとして機能させるよう
にして、押しボタンを選ばずに、遠隔操作によって開作
動制御あるいは閉作動制御中のウィンドウを容易且つ確
実に途中停止させることができる。従って、異物挟み込
み等の危険を良好に回避するようウィンドウ作動時の安
全性を向上させることができ、パワーウィンドウの開作
動のみならず、閉作動についても遠隔操作によって実施
することができる。
【0059】また、請求項2の遠隔操作装置によれば、
車両から分離して設けられ、押しボタンの操作により作
動指令信号を無線送信する携帯型送信器と、車両に設け
られ、送信器からの作動指令信号を受信する受信器と、
受信器により受信したロック信号に基づきオートドアロ
ックによるドアのロック制御を行う制御装置とを備えた
遠隔操作装置において、制御装置は、オートドアロック
のロック信号受信後、押しボタンが所定時間継続して操
作されたとき、パワーウィンドウの閉作動指令信号を出
力して該パワーウィンドウを閉作動させ、且つ計時手段
を作動させ、この計時手段により計時される時間が規定
内の間に押しボタンが操作されると、パワーウィンドウ
の閉作動を停止するパワーウィンドウ停止手段を備える
ようにしたので、閉作動制御中のウィンドウを遠隔操作
によって即刻停止させるようにでき、異物挟み込み等の
危険を良好に回避するようウィンドウ作動時の安全性を
向上させることができる。 また、請求項3の遠隔操作装
置によれば、押しボタンは、携帯型送信器に2個又は3
個設けられているので、2個又は3個の押しボタンの全
てをパワーウィンドウの停止ボタンとして機能させるよ
うにして、押しボタンを選ばずに、閉作動制御中のウィ
ンドウを遠隔操作によって即刻停止させるようにでき、
異物挟み込み等の危険を良好に回避するようウィンドウ
作動時の安全性を向上させることができる。
【0060】また、請求項の遠隔操作装置によれば、
押しボタンのいずれか1つは、トランクリッドロックを
開作動させる作動ボタンであり、押しボタンを選ばずに
この作動ボタン操作することによってもパワーウィン
ドウの作動制御を途中停止させることができるようにし
たので、より安全性を高めることができる。
【0061】また、請求項の遠隔操作装置によれば、
押しボタンは、オートドアロックの開作動指令の出力機
能を備えた開操作ボタンとオートドアロックの閉作動指
令の出力機能を備えた閉操作ボタンとを含み、押しボタ
ンを選ばずにこれら開操作ボタンと閉操作ボタンのいず
操作することによってもパワーウィンドウの作動制
を途中停止させることができるようにしたので、安全
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キーレスエントリシステムのシステム構成図で
ある。
【図2】遠隔操作によってECUが実行するパワーウィ
ンドウアップ制御ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図3】遠隔操作によってECUが実行するパワーウィ
ンドウダウン制御ルーチンを示すフローチャートの一部
である。
【図4】図3のフローチャートに続く、パワーウィンド
ウダウン制御ルーチンを示すフローチャートの残部であ
る。
【符号の説明】
2 トランスミッタ 4 レシーバ 6 ECU(制御装置) 10 ドアロックモータ 14 パワーウィンドウモータ 16 サンルーフコントロールユニット(サンルーフC
/U) 30 ロックボタン(閉操作ボタン) 32 アンロックボタン(開操作ボタン) 34 トランクボタン(作動ボタン)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両から分離して設けられ、前記車両に
    設けられたオートドアロックの作動指令を出力させる操
    作ボタンを含む2個又は3個の押しボタンの操作により
    作動指令信号を無線送信する携帯型送信器と、 前記車両に設けられ、前記送信器からの作動指令信号を
    受信する受信器と、 前記受信器により受信した作動指令信号に基づき前記オ
    ートドアロックの作動制御を行う制御装置とを備えた遠
    隔操作装置において、 前記制御装置は、前記オートドアロック作動信号受信
    後、前記操作ボタンが所定時間継続して操作されたと
    き、パワーウィンドウの作動指令信号を出力して該パワ
    ーウィンドウを作動させ、且つ計時手段を作動させ、こ
    の計時手段により計時される時間が規定内の間に前記
    しボタンのいずれか1つが操作されると、前記パワーウ
    ィンドウの作動を停止するパワーウィンドウ停止手段を
    備えたことを特徴とする遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】 車両から分離して設けられ、押しボタン
    の操作により作動指令信号を無線送信する携帯型送信器
    と、 前記車両に設けられ、前記送信器からの作動指令信号を
    受信する受信器と、 前記受信器により受信したロック信号に基づき前記オー
    トドアロックによるドアのロック制御を行う制御装置と
    を備えた遠隔操作装置において、 前記制御装置は、前記オートドアロックのロック信号受
    信後、前記押しボタンが所定時間継続して操作されたと
    き、パワーウィンドウの閉作動指令信号を出力して該パ
    ワーウィンドウを閉作動させ、且つ計時手段を作動さ
    せ、この計時手段により計時される時間が規定内の間に
    前記押しボタンが操作されると、前記パワーウィンドウ
    の閉作動を停止するパワーウィンドウ停止手段を備えた
    ことを特徴とする遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】 前記押しボタンは、前記携帯型送信器に
    2個又は3個設けられていることを特徴とする、請求項
    2記載の遠隔操作装置。
  4. 【請求項4】 前記押しボタンのいずれか1つは、トラ
    ンクリッドロックを開作動させる作動ボタンであること
    を特徴とする、請求項1または3記載の遠隔操作装置。
  5. 【請求項5】 前記押しボタンは、前記オートドアロッ
    クの開作動指令の出力機能を備えた開操作ボタンと前記
    オートドアロックの閉作動指令の出力機能を備えた閉操
    作ボタンとを含むことを特徴とする、請求項1または
    記載の遠隔操作装置。
JP777595A 1995-01-20 1995-01-20 遠隔操作装置 Expired - Lifetime JP3284807B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP777595A JP3284807B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 遠隔操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP777595A JP3284807B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 遠隔操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08199882A JPH08199882A (ja) 1996-08-06
JP3284807B2 true JP3284807B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=11675059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP777595A Expired - Lifetime JP3284807B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 遠隔操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3284807B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011027444A1 (ja) * 2009-09-03 2011-03-10 トヨタ自動車株式会社 車両用制御装置及び方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4552169B2 (ja) 1999-11-09 2010-09-29 マツダ株式会社 車両の開閉体制御装置
JP4862278B2 (ja) * 2005-05-10 2012-01-25 トヨタ自動車株式会社 遠隔操作システム
JP5823945B2 (ja) 2012-12-07 2015-11-25 株式会社ホンダロック 車両の遠隔操作装置
KR101534702B1 (ko) * 2013-12-05 2015-07-07 현대자동차 주식회사 키리스 엔트리 시스템 및 그 제어 방법
JP6356593B2 (ja) 2014-12-18 2018-07-11 アイシン精機株式会社 車両用開閉体の制御装置及び制御システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011027444A1 (ja) * 2009-09-03 2011-03-10 トヨタ自動車株式会社 車両用制御装置及び方法
JP5083412B2 (ja) * 2009-09-03 2012-11-28 トヨタ自動車株式会社 車両用制御装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08199882A (ja) 1996-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100638388B1 (ko) 키리스 엔트리장치
JP4320554B2 (ja) 車両用リモートコントロールシステム
US8149083B2 (en) Vehicle door opening/closing apparatus and method for controlling a vehicle door to open/close
JP4022859B2 (ja) ドアロック制御装置
JP2004092257A (ja) 車両用無線装置
JP3844908B2 (ja) 車両用遠隔制御装置
JP2001295524A (ja) 制御装置
JP3284807B2 (ja) 遠隔操作装置
JPH0777847B2 (ja) 乗物の機能の遠隔プログラム
WO2014125650A1 (ja) 車両制御装置
JP3525580B2 (ja) キーレスエントリ装置
JPH08199885A (ja) 遠隔操作装置
JP2006518817A (ja) アクセス制御
WO1997001010A1 (en) Opening arrangements and methods for closure members
JPH10131569A (ja) キーレスエントリー装置
US6154145A (en) Vehicle closure systems
JP3284808B2 (ja) 遠隔操作装置
JP4431876B2 (ja) 車両用キーレスエントリ装置
JP3218903B2 (ja) 遠隔操作装置
JP3621566B2 (ja) 車両用負荷制御装置
JP3879397B2 (ja) キーレスエントリーシステム
JPH07293082A (ja) 自動ドアロック装置
JP2967674B2 (ja) キーレスエントリー機能を有する車両
JP4430256B2 (ja) 車両用施解錠装置
JPH0972137A (ja) 車両用ドアロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020205

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120308

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120308

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130308

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140308

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term