JP2006518817A - アクセス制御 - Google Patents
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Abstract
携帯型制御装置を近接検出して、制限された領域または空間へのアクセスを制御するためのアクセス制御システムは、手動操作されて近接検出と関連して作動するスイッチ18を有する。制御装置が検出手段の範囲内において検出された場合、スイッチは、続いて作動して、その領域または空間へのエントリを促進し得る。空間は、車両の内部である場合があり、また、アクセス制御は、取っ手12を有するドア20であって、取っ手12を所定の方向に動かすと、スイッチ18が作動して、取っ手12によりドア20を開き得る。スイッチ18は、ドア12をロックするためにも使用し得る。
Description
本発明は、車両、建物、部屋または他の制限された領域または空間へのアクセス制御に関し、また、特に、ロック可能な障壁を通り越した、車両などの領域へのエントリの認証を促進するために近接検出を用いたキーレスエントリシステムを使用するアクセス制御に関する。
本発明を、特に、自動車の車両へのアクセスを提供することに関して説明する。しかしながら、本発明は、より広い応用を有し、また、建物、部屋、コンテナ、設備およびその他同種のものを含む、どんな形式の制限された領域または空間へのアクセスまたはエントリ、およびそれらのロックに関連した使用にも適合させ得ることを、理解すべきである。したがって、以下の説明は、本発明が、ここに説明する特定の応用に限定されないものと理解して読むべきである。
現在様々な形式のアクセスシステムが利用可能である。それによって、許可された者が、車両または制限された領域へアクセスすることができる。最も一般的なアクセスシステムは、ドアロックにキーを使用することである。キーによりロック位置からロック解除位置へドアロックを作動させることによって、ドアの取っ手が動いて、ドアを開き得る。最近では、特に自動車へのアクセスは、アクセスシステムを用いて制御され、このアクセスシステムには、1つの形態として、許可されたユーザにより作動される無線送信機が、含まれる。送信機は、容易に持ち運べる別個の送信機ユニットにすることができ、または例えばキーの基底部または同様の部分内に収めることができる。送信機の押しボタンを作動させることによって、無線信号が、送信される。そして、送信機が範囲内にある場合は、車両内の適切な受信機により受信される。認証を与える適切な信号を受信すると、それによって、車両の1つまたはそれ以上のドアのロックが解除される。
提案する別のアクセスシステムでは、許可された人間が、送受信機を持ち運び、アクセス通信プロトコルが開始されると、送受信機が、車両内の受信機により識別され認証される。次に、アクチュエーターが作動して、車両のドアの1つまたはそれ以上の車両ドアが、ロック解除される。
いわゆる「受動的アクセス」システムを導入した場合、携帯型制御ユニットまたはトランスポンダが電磁手段により読み出されるので、許可されたユーザは、車両のロック解除の許可を受けるためにボタンを押す必要はなく、またはドアロックにキーを挿入する必要もない。いくつかのシステムでは、制御ユニットまたはトランスポンダを車両のすぐ近くに近づけるだけでよい。
しかしながら、そのような受動的アクセスシステムでは、車両から電磁波が送信され、それに対して制御ユニットまたはトランスポンダが応答する範囲内に、制御ユニットまたはトランスポンダがある場合必ず、車両は、ロック解除状態になってしまう。この構成では、車両は、制御ユニットまたはトランスポンダの存在を検出し続けなければならず、それは、通常、車両のイグニションキーに関連している。しかしながら、これによって、かなりの電力を消費してしまうか、あるいは制御ユニットまたはトランスポンダの有無を検出し得る第2の検出手段を使用することになってしまう。とはいえ、多くの状況、すなわち、制御ユニットまたはトランスポンダを持ち運ぶ、許可されたユーザが、車両に接近したい、すなわちドアのロック解除をせずに車両をそのままにしておきたい場合がある。
多くの例では、これらの行為は一般にユーザによる始動行為であるので、キーを接近させることのみに基づいて車両のロックまたはロック解除動作が行われることは、望ましくない。したがって、ユーザが、検出区域内にいても車両をロック解除したくない場合に、ドアが自動的にロック解除されると、それは、ユーザにとって、苛立たしくまたは腹立たしいことである。
車両のドアの取っ手にユーザの手が接近したことを検出することが提案されている。また、車両へのエントリを得るために取っ手の裏側に手があることや、最初にハンドルが持ち上げられたことを検出することが、提案されている。しかしながら、ドアのラッチをかなり変更しかつ/またはより高速なアクチュエーターを取り付けなければ、アクチュエーターがそのような検出に応答しドアをロック解除するには、時間が不十分過ぎる。
したがって、車両へのアクセス制御を改良して、許可されたユーザによる所定の動作によってロック解除が開始されるまで、ドアがロック状態に置かれることが望ましい。
さらに、キーが、したがってユーザが、車両へのエントリを許可するために使用される受動的アクセスシステムの検出区域内にいるときに、車両のロックまたはロック解除を制御する手段を、ユーザに提供することが望ましい。
さらに、製造中に、また購入後の取り付け部品として車両内へ組み込むことが簡易で経済的に行われるように改良した車両へのアクセス制御を提供することが望ましい。
プログラムのしやすさおよび機能性において融通のきく車両アクセス制御を提供することもまた、望ましい。
さらに、改良されてきちんと施錠が行われる車両アクセス制御を提供することも望ましい。
さらに、受動的アクセスシステムにより行なわれるドアロックまたはロック解除の許可とは別にドアロックおよびロック解除作動が行われることが望ましい。
さらに、現在のまたは既に製造された車両へ最小限の変更を行って簡易な改造を行い得る受動的アクセスシステムを用いて、車両の内部への意図的なアクセスを提供することが、望ましい。
さらに、ユーザが受動的アクセスシステムの近くまたは検出区域内にいるとき、車両ドアのロック解除と逆の手順で車両ドアをロックし得ることが望ましい。
本発明の一態様によれば、アクセス制御システムであって、アクセス手段上にまたはアクセス手段の近くに装着され、制限された空間へのアクセスを制御するように手動操作可能なスイッチと、前記制限された空間と関連付けられて、前記空間の所定の範囲内における少なくとも1つの携帯型認証用制御装置の有無を検出する近接検出手段と、前記アクセス手段と関連付けられて、前記スイッチを手動操作して前記認証用制御装置が前記近接検出手段により検知されると作動して、前記アクセス手段を選択的にロックまたはロック解除するロック・ロック解除手段とを備えるアクセス制御システムが、提供される。
本発明の一形態においては、本発明のシステムは、通信プロトコルを開始するように車両ドア取っ手と関連づけられたスイッチを使用して、当該通信プロトコルにより、近接検出手段が、認証用制御装置の有無の測定を開始する。本発明の別の好ましい形態では、近接検出手段は、認証用制御装置の有無を規則的にかつ/または周期的にチェックする。この構成では、認証用制御装置の有無を感知することによって、システムが、スイッチの作動に応答する。
現在の多くの車両では、ドアの取っ手は、ドアラッチ機構を作動させるリフトプレートを有している。本発明の一実施形態では、スイッチは、リフトプレートを押すとスイッチが作動するように、リフトプレートに隣接して装着される。このようなスイッチは、通信プロトコルを開始するために使用することができ、当該通信プロトコルによって、車両内のベースステーションが、電磁信号を送信し、当該電磁信号は、範囲内にあるどんな制御装置によっても受信される。このような制御装置は、ベースステーションの送信を受け個別の制御装置を識別するコード化された信号で応答するトランスポンダを含み得る。制御装置が認証されると、ベースステーションによって、ドアロック機構は、ロック解除を行い、その結果、リフトプレートが持ち上げられて、ドアラッチ機構が解除される。
本発明のさらに好ましい形態において、車両内のベースステーションは、0.5メートルから15メートルなどの、制限された所定の範囲で連続的または周期的な電磁信号を送信する。制御装置が範囲内にある場合、制御装置と関連付けられたトランスポンダは、ベースステーションの信号に応答して信号を送信し、応答信号は、ベースステーションにより識別され認証されるコードを含んでいる。一度、認証された制御装置が、車両の近くにおいて検知されると、ベースステーションは、手動操作し得るスイッチが作動されて選択された自動車ドアのロック解除を行うように、ドアロックシステムを作動させる。
ドア取っ手機構内へプッシュスイッチを組み込むことによって、ドアのロックおよびロック解除作動は、受動的に行われる、ドアのロックまたはロック解除の認証と切り離されることが理解されるだろう。ロック解除作動は、ドア開放プロセスの一部分であって、これにより、取っ手を押すと、ドアがロック解除され、取っ手が持ち上げられて、車両へアクセスし得る。
ドアのロック作動はまた、ドアの取っ手を押すことによって行われることが好ましい。したがって、一実施形態では、ドアを閉めラッチを掛けるときは、ベースステーションの送信範囲内に制御装置がまだある場合でも、取っ手を「押す」ことで、ドアがロックされる。
ベースステーションは、取っ手が押されるまで、車両ドアがロック解除されたままになるようにプログラム可能であることが理解されるだろう。しかしながら、取っ手を押すことによって、または制御装置をベースステーションの信号送信範囲から離して所定の時間が経過した後に、車両ドアがロックされるようにベースステーションをプログラムすることもできる。
別の変形においては、他のある既定の行為が行われるまで、取っ手を二度押すことなどにより、スイッチを二度作動させてドアをロック解除状態に維持し得るように本発明のシステムをプログラムしてもよい。このような行為とは、二度目の取っ手二度押し、車両の始動後のシステムのリセットなどである。
本発明の別の態様によれば、車両へのエントリを認証するためにキーを近接検知して車両内部への意図的なアクセスを可能にする装置が提供され、当該装置は、
車両のドアの取っ手手段と同じまたは隣接した場所に配置されたスイッチ手段であって、スイッチ手段を作動させることによって、ドアがロック解除されて、取っ手手段を用いて車両内部へのアクセスが行われるスイッチ手段を備える。
車両のドアの取っ手手段と同じまたは隣接した場所に配置されたスイッチ手段であって、スイッチ手段を作動させることによって、ドアがロック解除されて、取っ手手段を用いて車両内部へのアクセスが行われるスイッチ手段を備える。
したがって、この特定の構成では、車両のロックシステムの検出区域内にあるユーザの車両へのキーが、車両へのエントリの認証を行い、また、ユーザは、スイッチ手段を操作することによって、1つまたは複数のドアのロック解除を希望するか否かについての制御を行うことができ、スイッチ手段は、ドアの取っ手の近くにあるか、またはドアの取っ手機構と結合させてもよい。スイッチ手段を押し下げるかまたは作動させ、ドアの取っ手を持ち上げるかまたは作動させると、車両へアクセスすることができる。よって、ユーザは、車両に接近した範囲内にはいたいが車両へ入る気はない場合がある。本発明の装置によって、ユーザがスイッチ手段を作動させるまでドアをロックしたままにすることにより、このようなシステムが管理され得る。
本装置のスイッチ手段は、ドアをロック解除またはロックするためのドア取っ手機構と一体化しているかまたは結合されていることが好ましい。スイッチ手段の作動は、取っ手手段を押し下げるかまたは押すことにより行われて、それにより、ユーザが、ドア取っ手手段を持ち上げるかまたは作動させることにより車両へ入り得ることが、好ましい。
ドアロックをロック位置へ作動させることもまた、通常のドアを閉める操作の一部分として、ドア取っ手手段を押すことなどにより、スイッチ手段を作動させることによって行われることが、好ましい。
本発明の他の態様によれば、車両へのエントリを認証するためにキーを近接検知して、車両内部へのエントリを促進する装置が、提供され、当該装置は、
車両のドアに設けられた取っ手手段と、
取っ手手段と一体に形成されるかまたは隣接して配置されたスイッチ手段と、
を備え、
車両の近くにおいてキーを検出することによって、次に、スイッチ手段が作動して、車両ドアがロック解除され、それにより、次に、ユーザが取っ手手段を作動させてドアを開くことができる。ここで、本発明をさらに理解しやすくするために、添付の図面を参照して実施形態を説明する。
車両のドアに設けられた取っ手手段と、
取っ手手段と一体に形成されるかまたは隣接して配置されたスイッチ手段と、
を備え、
車両の近くにおいてキーを検出することによって、次に、スイッチ手段が作動して、車両ドアがロック解除され、それにより、次に、ユーザが取っ手手段を作動させてドアを開くことができる。ここで、本発明をさらに理解しやすくするために、添付の図面を参照して実施形態を説明する。
図面を参照すると、図1に、車両ドア20の部分断面図が示されており、この図は、14を軸に回転してドア外板16に対して持ち上げられるドアの取っ手12を示している。ラッチロック機構は、当該技術において周知であり詳細な説明はしないが、リフトプレート12に接続されており、その結果、ドア20をロック解除状態にする場合、プレート12を持ち上げると、ドアのラッチが解除され、ドアが開き得る。ドアロックをロック状態にする場合、リフトプレート12は作用しない。
ここに示した本発明の実施形態によれば、スイッチ18が、ドア構造体に取り付けられ、リフトプレート12の裏側と接触している。スイッチ18は、プレート12を持ち上げるのではなく押すとスイッチが作動するように構成される。スイッチが作動することによって、2つの代替システム操作の1つの操作が行われ、この操作は、実施形態のシステムがどのようにプログラムされセットアップされているかに従って実行され得る。
1つの構成では、スイッチ18の作動によって、通信プロトコルが開始されて、それにより、車両内のベースステーション(図示せず)が、電磁信号を送信し、その電磁信号は、送信範囲内のどんな制御装置またはトランスポンダによっても受信される。その範囲は、概ね、0.5メートルと15メートルとの間程度であり、ただし、本発明の実施においては、それより広い範囲または狭い範囲にしてもよい。
一度トランスポンダが信号に応答すると、トランスポンダは、ベースステーションへコード化された信号を送信し、認証された場合は、車両のベースステーションが、車両ドア20のロック解除を開始し、それにより、リフトプレート12が持ち上げられて、ドアラッチ機構が、解除される。
一度トランスポンダが信号に応答すると、トランスポンダは、ベースステーションへコード化された信号を送信し、認証された場合は、車両のベースステーションが、車両ドア20のロック解除を開始し、それにより、リフトプレート12が持ち上げられて、ドアラッチ機構が、解除される。
第2の構成では、ある通信プロトコルが存在し、これによって車両内のベースステーションが毎秒20回など規則的または周期的に電磁信号を送信する。送信された信号が、送信範囲内のどんな制御装置またはトランスポンダにより受信された場合でも、制御装置は、コード化された信号を送信し、このコード化された信号が、ベースステーションにより受信され認証される。一度認証が行われると、ベースステーションによって、ロック解除回路は、リフトプレート12が押されることによりスイッチ18を作動させて、ドアをロック解除し、次いで、リフトプレート12を持ち上げて、ドアのラッチ機構を解除させ得る。スイッチ18は、図2に示した形状にすることができる。スイッチ18には、ゴム、合成プラスチック材料またはその他同種のものなどの弾性材料から形成された本体19が組み込まれている。本体は、中空チャンバ22を具え円錐台形状のヘッド21を有し、中空チャンバ22内に、スイッチ接点23が配置されている。接点23は、一対の電気ケーブル25に接続され、この電気ケーブル25は、本体19を貫通し後端27から出る。接点23は、通常は開いているが、作動ノブ24により閉じられる。この作動ノブ24は、ヘッド21の一部分として形成されチャンバ22内へ突出している。
本体19は、ヘッド21の後ろに環状溝26を有する。本体の後部27は、溝26から遠ざかる方へテーパーがつけられている。スイッチ18は、ドアパネル16、ブラケットまたは他の支持構造体内に形成された孔に支持されるように適合され、支持構造体は、ヘッド21が、リフトプレート12の方へ突出しリフトプレート12と接触するように、溝26内において係合する。本体19が弾性材料から形成されているので、ヘッドは、リフトプレート12が押されるとノブ24がスイッチ接点23を閉じるように、変形し得る。
スイッチは、既存の止め部と入れ替えて、または付属物として、ドアの取っ手のゴム製止め部の基礎を形成し得る。本体19がゴム製であることによって、スイッチを作動させるようにドアの取っ手を圧縮し得る。
一般にドアの取っ手に取り付けられている止め部と同様に、スイッチをゴム製止め部の形状にすることによって、既存のゴム製止め部の代わりにスイッチを組み込んで、それにより、既存の車両に本発明のアクセス制御システムを取り付けることが、容易になる。車両ドア20のロック解除動作は、ドアの開放プロセスの一部分であり、それは、まず取っ手を押し、ドア20がロック解除されるのを待って、次に取っ手が持ち上げられて車両へアクセスするプロセスである。ドアのロックはまた、車両を出て、ドアの取っ手を押すことによって、実行または開始され得る。
図3を参照すると、車両ドア20の一部分が示されており、それは、ドライバーのエントリを許可する車両ドアであることが一般的である。ドアの取っ手は、リフトプレート12であり、また、スイッチ18を配置するいくつかの異なる位置を、6、8および10で示している。
スイッチ18を位置6または8などのドアの取っ手12の機構と結合する場合、スイッチ18は、上述のような改質ゴム製止め部19内に収めることが好ましく、この止め部19は、一般にドアの取っ手に取り付けられる止め部と同様なので、生産設備の変更は不要である。スイッチ6または8は、ユーザが取っ手12を押してロックまたはロック解除状態になるように、取っ手12の一部分を形成し得る。あるいは、スイッチ18は、位置10など取っ手4の近くに配置される場合があり、それにより、ユーザが、まず、スイッチ18を押し下げて、ロックまたはロック解除状態にし、次に、取っ手12を使用してドア20を開けるかまたは閉める。位置10にスイッチ18を収めるために、改質ゴム製止め部を使用することができる。
ロック解除されたドア20のロックをする必要がある場合、ユーザは、取っ手12を押してスイッチ18を作動させドア取っ手機構を作動させてドアをロックする。それにより車両が施錠される。ドライバーまたはユーザが車両をロックしたくない場合には、ユーザは、単に、取っ手またはスイッチ18を押さずに、ドアを閉める。
キーインロックまたはプッシュキー式のトランスポンダを使用しない場合、本発明の受動的アクセスシステムに関して特に利点が得られる。識別制御装置およびトランスポンダが近接検出システムの範囲内にある場合、ユーザは、車両ドアのロック解除またはロックの制御を行うことができる。現在提案されている受動的アクセス機構において生じるように、トランスポンダが検出区域内にあっても、ドアは、自動的にはロック解除されず、ユーザが位置6、8または10のどれかの位置または他の場所にあるスイッチ18を作動させる場合にのみ、ロック解除される。
本発明の実施形態を、リフトプレート型ドア取っ手を用いるものとして説明してきたが、押しボタン式ドア解除、引っ張り式取っ手解除、回転式取っ手および他の同様の形態のラッチ解除を含めて、どんな形状のドア取っ手の使用にも、本発明の原理を適合させ得ることを、当業者は理解するだろう。
Claims (24)
- アクセス制御システムであって、
アクセス手段上にまたはアクセス手段の近くに装着され、制限された空間へのアクセスを制御するように手動操作可能なスイッチと、
前記制限された空間と関連付けられて、前記空間から所定の有効範囲内において少なくとも1つの携帯型認証用制御装置の有無を検出する近接検出手段と、
前記アクセス手段と関連付けられ、前記スイッチが手動操作されると作動し、前記認証用制御装置が前記近接検出手段により検知されたとき、前記アクセス手段をロック解除するロック解除手段と、
を備えるアクセス制御システム。 - 前記制限された空間は自動車であり、前記アクセス手段は自動車ドアを含む請求項1に記載のアクセス制御システム。
- 前記制御装置は、トランスポンダを含み、当該トランスポンダは、範囲内にある場合、前記受動検出手段により送信される所定の電磁信号に応答して、前記受動検出手段にコード化された信号を送信する請求項1または2のいずれかに記載のアクセス制御システム。
- 前記受動検出手段は、前記制御装置からのコード化された信号を認証すると前記アクセス制御のロック解除を開始するデコード手段を含む請求項1から3のいずれかに記載のアクセス制御システム。
- 前記スイッチは、自動車ドアの取っ手と関連づけられて、通信プロトコルを開始し、当該通信プロトコルにより、前記近接検出手段が、前記認証用制御装置の有無の測定を開始する請求項1から4のいずれかに記載のアクセス制御システム。
- 前記近接検出手段は、前記認証用制御装置の有無を規則的にかつ/または周期的にチェックする請求項1から4のいずれかに記載のアクセス制御システム。
- 前記認証用制御装置の有無を検知することによって、前記システムが、前記スイッチの作動に応答する請求項6に記載のアクセス制御システム。
- 前記アクセス手段は、ドアラッチ機構を作動させるドア取っ手を有するドアを含む請求項1から7のいずれかに記載のアクセス制御システム。
- 前記ドア取っ手は、持ち上げられることにより前記ドアラッチ機構を作動させるリフトプレートの形状であり、前記スイッチは、前記リフトプレートを押すと前記スイッチが作動するように、前記リフトプレートに隣接して装着される請求項8に記載のアクセス制御システム。
- 前記スイッチは、通信プロトコルを開始するために使用され、当該通信プロトコルによって、自動車内のベースステーションが、電磁信号を送信し、当該電磁信号は、範囲内にあるどんな制御装置によっても受信され、前記制御装置は、前記制御装置を識別するコード化された信号で応答するトランスポンダを含む請求項9に記載のアクセス制御システム。
- 制御装置が認証されると、前記ベースステーションによって、前記ドアロック機構は、ロック解除を行い、その結果、前記リフトプレートが持ち上げられることにより前記ドアラッチ機構が解除される請求項10に記載のアクセス制御システム。
- 前記自動車内のベースステーションは、0.5メートルと15メートルとの間の有効範囲の連続的または周期的な電磁信号を送信する請求項1から11のいずれかに記載のアクセス制御システム。
- ロック解除されたアクセス手段のロックは、前記スイッチを作動させることにより行われる請求項1から12のいずれかに記載のアクセス制御システム。
- ロック解除されたアクセス手段のロックは、前記制御装置を前記空間の所定の範囲内に置いたまま、前記スイッチを作動させることにより行われる請求項1から12のいずれかに記載のアクセス制御システム。
- 前記ドアを閉めてラッチを掛ける場合、前記ドアの取っ手を、前記ドアがラッチ解除される方向と逆方向に動かすことによって、前記ドアがロックされる請求項8に記載のアクセス制御システム。
- 前記ベースステーションは、前記取っ手が前記逆方向に動かされるまで、前記ドアをロック解除したままにするようにプログラムされる請求項15に記載のアクセス制御システム。
- 前記ベースステーションは、前記取っ手を前記逆方向に動かすことによって、または前記ベースステーションが送信する信号の有効範囲内に前記制御装置がもはや存在しなくなった後所定時間が経過した後に、前記自動車ドアがロックされるように、プログラムされる請求項15に記載のアクセス制御システム。
- 前記ロック解除手段は、所定の期間内、別の既定の行為まで、前記スイッチを二度作動させて前記アクセス手段をロック解除状態に維持する請求項1から17のいずれかに記載のアクセス制御システム。
- 車両へのエントリを許可するために制御装置の有無を検知する近接検出手段を使用して、前記車両の内部へのアクセスを可能にする装置であって、当該装置は、
前記車両のドアの取っ手手段と同じまたは隣接した場所に配置されたスイッチ手段であって、前記近接検出手段が、前記車両の所定の範囲内における認証用制御装置の有無を検知すると、スイッチ手段が作動して、前記ドアがロック解除されて、前記車両内部へのアクセスが行われる前記スイッチ手段を備える装置。 - 前記スイッチ手段は、前記ドアをロック解除またはロックするための前記ドア取っ手機構と一体化または結合される請求項19に記載の装置。
- 前記取っ手手段を押し下げるまたは押すことにより前記スイッチ手段を作動させて、それにより、ユーザが、前記ドア取っ手手段を持ち上げるかまたは操作することにより、ドアラッチ解除手段が作動して、前記車両へのエントリを行うことができる請求項19または20に記載の装置。
- 前記ドアがロック解除状態にあるときに前記スイッチ手段を作動させると、前記ドアがロックされる請求項19から21のいずれかに記載の装置。
- 車両へのエントリを許可するために制御装置を近接検知して前記車両の内部へのエントリを促進する装置であって、当該装置は、
前記車両のドアに設けられた取っ手手段と、
前記取っ手手段と一体に形成されるかまたは隣接して配置されたスイッチ手段と、
を備え、
前記車両の近くにおいてキーを検知することによって、次に、前記スイッチ手段が作動されて、前記車両ドアがロック解除され、それにより、次に、ユーザが前記取っ手手段を作動させて前記ドアを開き得る装置。 - 添付の図面に関して実質的に上述したアクセス制御システム。
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