JP3284400B2 - 分割式方立 - Google Patents

分割式方立

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JP3284400B2
JP3284400B2 JP31470196A JP31470196A JP3284400B2 JP 3284400 B2 JP3284400 B2 JP 3284400B2 JP 31470196 A JP31470196 A JP 31470196A JP 31470196 A JP31470196 A JP 31470196A JP 3284400 B2 JP3284400 B2 JP 3284400B2
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plate
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昌雄 平野
泰博 素野
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロントサッシ等
の横連窓を構成する分割式の方立に関する。
【0002】
【従来の技術】横連窓を構成する分割式の方立として
は、例えば特開平6−323061号公報に示すものが
知られている。この方立は一側方立と他側方立をビスに
より連結して見付け方向両側面にパネル装着用溝をそれ
ぞれ形成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の方立はパネル装
着用溝が見付け方向両側面に対して90度となっている
ので、隣接するパネルが一直線となった横連窓の場合に
は適用できるが、隣接するパネルが一直線でなく角度を
有する場合には適用できない。つまり前述の方立は入隅
出隅などのコーナー部に設置する角度方立としては適用
できない。
【0004】また、図13に示すように面内方向に向う
建物外壁aと面外方向に向う建物外壁bにパネルcを斜
めに取付ける場合には方立dが面外方向に沿った姿勢に
対して斜めの姿勢となるので、面外方向(矢印e)から
見た時に方立dが幅広く見えて見栄えが悪いものとな
る。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした分割式方立を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、見込み方
向に向う縦板と、この縦板の見込み方向一側部に見付け
方向に向けて一体的に設けた一側縦板と、縦板の見込み
方向他側部に見付け方向に向けて一体的に設けた他側縦
板で見付け方向に向けてほぼコ字状で、その縦板の見込
み方向一側寄りに一側パネル装着用溝が形成され、この
一側パネル装着用溝の底部の見込み方向一側部と前記一
側縦板の端部とに亘って連結縦板が一体的に設けてある
一側方立及び、見込み方向に向う縦板と、この縦板の見
込み方向一側部に設けた連結用縦板を有する他側方立を
備え、前記一側方立の他側縦板と他側方立の縦板の見込
み方向他側部及び一側方立の一側パネル装着用溝の底部
と他側方立の連結用縦板がそれぞれ連結され、前記一側
方立の連結縦板と他側方立の連結用縦板で他側パネル装
着用溝を形成し、前記一側方立の縦板に一側横枠が当接
し、その縦板の見込み方向一側寄り及び他側寄りと一側
横枠がビスでそれぞれ連結され、前記他側方立の縦板に
他側横枠が当接し、その縦板の見込み方向一側寄り及び
他側寄りと他側横枠がビスでそれぞれ連結され、前記一
側パネル装着用溝は、一側方立の縦板と直角に対して所
定角度斜めで、 前記他側パネル装着用溝は、他側方立の
縦板と直角に対して所定角度斜めで、 この一側パネル装
着用溝と他側パネル装着用溝が見込み方向に向けてほぼ
V字状となっていることを特徴とする分割式方立であ
る。
【0007】第2の発明は、見込み方向に向う縦板と、
この縦板の見込み方向一側部に見付け方向に向けて一体
的に設けた一側縦板と、縦板の見込み方向他側部に見付
け方向に向けて一体的に設けた他側縦板で見付け方向に
向けてほぼコ字状で、その縦板の見込み方向一側寄りに
一側パネル装着用溝が形成され、この一側パネル装着用
溝の底部の見込み方向一側部と前記一側縦板の端部とに
亘って連結縦板が一体的に設けてある一側方立及び、見
込み方向に向う縦板と、この縦板の見込み方向一側部に
設けた連結用縦板を有する他側方立を備え、前記一側方
立の他側縦板と他側方立の縦板の見込み方向他側部及び
一側方立の一側パネル装着用溝の底部と他側方立の連結
用縦板がそれぞれ連結され、前記一側方立の連結縦板
他側方立の連結用縦板で他側パネル装着用溝を形成し、
前記一側方立の縦板に一側横枠が当接し、その縦板の見
込み方向一側寄り及び他側寄りと一側横枠がビスでそれ
ぞれ連結され、前記他側方立の縦板に他側横枠が当接
し、その縦板の見込み方向一側寄り及び他側寄りと他側
横枠がビスでそれぞれ連結され、前記一側パネル装着用
溝は、一側方立の縦板と直角で、前記他側パネル装着用
溝は、他側方立の縦板と直角に対して所定角度斜めであ
ることを特徴とする分割式方立である。
【0008】第3の発明は、見込み方向に向う縦板と、
この縦板の見込み方向一側部に見付け方向に向けて一体
的に設けた一側縦板と、縦板の見込み方向他側部に見付
け方向に向けて一体的に設けた他側縦板で見付け方向に
向けてほぼコ字状で、その縦板の見込み方向一側寄りに
一側パネル装着用溝が形成され、この一側パネル装着用
溝の底部の見込み方向一側部と前記一側縦板の端部とに
亘って連結縦板が一体的に設けてある一側方立及び、見
込み方向に向う縦板と、この縦板の見込み方向一側部に
設けた連結用縦板を有する他側方立を備え、前記一側方
立の他側縦板と他側方立の縦板の見込み方向他側部及び
一側方立の一側パネル装着用溝の底部と他側方立の連結
用縦板がそれぞれ連結され、前記一側方立の連結縦板
他側方立の連結用縦板で他側パネル装着用溝を形成し、
前記一側方立の縦板に一側横枠が当接し、その縦板の見
込み方向一側寄り及び他側寄りと一側横枠がビスでそれ
ぞれ連結され、前記他側方立の縦板に他側横枠が当接
し、その縦板の見込み方向一側寄り及び他側寄りと他側
横枠がビスでそれぞれ連結され、前記一側パネル装着用
溝は、一側方立の縦板と直角に対して所定角度斜めで、
前記他側パネル装着用溝は、他側方立の縦板と直角に対
して所定角度斜めで、この一側パネル用装着溝と他側パ
ネル装着用溝が見込み方向に向けてほぼ一直線状となっ
ていることを特徴とする分割式方立である。
【0009】
【作 用】第1の発明によれば、方立の一側パネル装
着用溝に装着した一側パネルと他側パネル装着用溝に装
着した他側パネルが一直線に対して所定角度を有する見
込方向に向けてほぼV字状となる。
【0010】これによって、一側パネル装着用溝と他側
パネル装着用溝を見込み方向一側に向けてほぼV字状と
すれば入隅コーナー部の角度方立となるし、同様に見込
み方向他側に向けてほぼV字状とすれば出隅コーナー部
の角度方立となる。
【0011】第2の発明によれば、一側パネル装着用溝
に装着した一側パネルと他側パネル装着用溝に装着した
他側パネルが一直線に対して所定の角度を有するので、
角度方立となる。
【0012】また、隣接した他方の方立を見付け方向に
反転して一側方立と他側方立を反対とすると共に、その
他側パネル装着用溝を見込み方向反対向きとすること
で、各方立に装着したパネルが方立両側面と直角で、方
立間に装着したパネルが方立両側面を斜めとなった横連
窓を組立できる。
【0013】第3の発明によれば、方立の一側パネル装
着用溝に装着した一側パネルと他側パネル装着用溝に装
着した他側パネルが見付け方向にほぼ一直線状で、かつ
方立見込み方向と直角な姿勢に対して斜めとなる。
【0014】これにより、方立を面外方向から見た時に
見付け幅のみが見えるように面外方向に向けて取付けた
状態で、一側パネルと他側パネルを方立見込み方向と直
角に対して斜めに装着できるので、建物躯体にパネルを
斜めに取付けた時に方立が目立つことがなく見栄えが良
い。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示すように方立1は一側方
立2と他側方立3をビスで連結してある。前記一側方立
2の上部に一側上横枠4が連結され、一側方立2の下部
に一側下横枠5が連結されている。前記他側方立3の上
部に他側上横枠6が連結され、他側方立3の下部に他側
下横枠7が連結されている。
【0016】前記一側方立2と一側上横枠4と他側下横
枠5と図示しない縦枠とで成る枠に一側パネル8が装着
されている。前記他側方立3と他側上横枠6と他側下横
枠7と図示しない縦枠とで成る枠に他側パネル9が装着
されている。
【0017】前記一側方立2は図2に示すように、見込
み方向に向う縦板10と、この縦板10の見込み方向一
側部に見付け方向に向けて一体的に設けた一側縦板11
と、縦板10の見込み方向他側部に見付け方向に向けて
一体的に設けた他側縦板12で見付け方向に向けてほぼ
コ字状となっている。
【0018】前記縦板10の見込み方向一側寄りに一側
パネル装着用溝13が形成してある。この一側パネル装
着用溝13は見付け方向に開口したほぼコ字状で、その
底部13aが開口部13bよりも見込み方向他側寄りと
なるように見込み方向(縦板10)と直角な方向Xに対
して所定角度θ斜めとなっている。
【0019】前記一側パネル装着用溝13の底部13a
は見込み方向に向っていると共に、方立2の見付け寸法
のほぼ1/2の位置となっている。この底部13aの見
込み方向一側部と前記一側縦板11の端部とに亘って連
結縦板14が一体的に設けてある。この連結縦板14は
底部13a寄りが一側縦板11の端部寄りよりも見込み
方向他側寄りとなるように前記見込み方向と直角な方向
Xに対して所定角度斜めとなっている。この所定角度は
前記一側パネル装着用溝13と同一角度としてある。
【0020】前記一側縦板11の見付け方向両端部には
突条片15が一体的に設けてある。前記他側縦板12の
見付け方向両端部には突片16が一体的に設けてある。
この他側縦板12の端部には被当接部17と係止受片1
8が一体的に設けてある。
【0021】前記他側方立3は見込み方向に向う縦板2
0と、この縦板20の見込み方向一側部に設けた連結用
縦板21を有する。この連結用縦板21は縦板20と一
体的で見付け方向に向う第1縦板22と、この第1縦板
22の端部に一体的に設けた見込み方向に向う第2縦板
23で鉤形としてある。その第2縦板23の端部に見込
み方向に向う当接片24が長手方向全長に亘って一体的
に設けてある。
【0022】前記縦板20の見込み方向他側部が当接部
25となり、かつ係止片26が一体的に設けてある。こ
の当接部25を被当接部17に当接すると共に、係止片
26を前記係止受片18に係止することで他側方立3の
見込み方向他端部を一側方立2の見込み方向他端部に係
止連結してある。
【0023】前記一側方立2の一側パネル装着用溝13
の底部13aにおける溝開口と見付け方向反対側面13
cは斜めとなり、その面に他側方立3の第2縦板23が
当接してビス27で固着してある。
【0024】これによって、第1縦板22と第2縦板2
3と連結縦板14とで他側パネル装着用溝28を形成す
る。具体的には連結縦板14と第1縦板22が平行とな
って、その他側パネル装着用溝28は一側パネル装着用
溝13と同一角で同一方向に斜めとなっている。一側パ
ネル装着用溝13と他側パネル装着用溝28は見込み方
向一側方に向けてほぼV字状となっている。
【0025】前記連結縦板14の凹部14aに水密材2
9が装着してある。この水密材29に当接片24が当接
して一側方立2と他側方立3の連結部を水密している。
これによって、他側パネル装着用溝28と他側パネル9
との間から浸入した雨水が他側パネル装着用溝28より
も見込み方向他側に流れ込まないようになる。
【0026】前記一側下横枠5の端面5aと他側下横枠
7の端面7aは直角に対して前記所定角度θだけ斜めに
切断されている。一側下横枠5の端面5aが一側方立2
の縦板10に当接して縦板10における見込み方向他側
寄りからビスホール30にビス31を螺合して連結す
る。他側下横枠7の端面7aが他側方立2の縦板20に
当接して縦板20における見込み方向他側寄りからビス
ホール32にビス33を螺合して連結する。
【0027】図3に示すように、一側方立2の一側パネ
ル装着用溝13の底部13aと一側下横枠5の端面5a
における一側パネル装着用溝34よりも下方との間に一
側開口スペーサ35が設けられ、一側パネル装着用溝1
3の底部13aからビス36をビスホール37に螺合し
て連結する。
【0028】このようであるから、一側方立2と一側下
横枠5とは見込み方向一側寄りと他側寄りで連結される
ので、強固に連結される。
【0029】図4に示すように、他側方立3の他側パネ
ル装着用溝28を構成する連結用縦板21と他側下横枠
7の端面7aにおける他側パネル装着用溝38よりも下
方との間に他側開口スペーサ39が設けられ、第2縦板
23からビス40をビスホール41に螺合して連結す
る。
【0030】このようであるから、他側方立3と他側下
横枠7とは見込み方向一側寄りと他側寄りで連結される
ので、強固に連結される。
【0031】これによって、一側下横枠5の一側パネル
装着用溝34が一側方立2の一側パネル装着用溝13と
一直線状に連結するので、一側パネル8を装着できる。
他側下横枠7の他側パネル装着用溝38が他側方立3の
他側パネル装着用溝28と一直線状に連結するので、他
側パネル8を装着できる。
【0032】なお、一側上横枠4と一側方立2及び他側
上横枠6と他側方立3も前述と同様にして連結される。
【0033】このようであるから、一側パネル8と他側
パネル9が180度よりも小さな角度である入隅コーナ
ー部の角度方立となる。また、一側パネル装着用溝13
が一側方立2の縦板10、つまり方立一側面に対して斜
めとなり、他側パネル装着用溝28が他側方立3の縦板
20、つまり方立他側面に対して斜めとなっているの
で、方立1の見付け寸法が小さい。
【0034】しかも、一側パネル装着用溝13と一側パ
ネル8及び他側パネル装着用溝28と他側パネル9はそ
れぞれ平行であるから、シール材42を簡単に装着でき
る。
【0035】また、一側方立2と一側上横枠4、一側下
横枠5を連結し、他側方立3と他側上横枠6、他側下横
枠7を連結した後に一側方立2と他側方立3を連結でき
る。
【0036】図5は出隅コーナー部に用いる角度方立の
実施の形態を示し、一側方立2と他側方立3は前述の角
度方立とほぼ同一であり、一側パネル装着用溝13が、
底部13aよりも開口部13bが見込み方向他側寄りと
なるように所定角度θだけ斜めとなっていると共に、他
側パネル装着用溝28も同様としてあり、一側パネル装
着用溝13と他側パネル装着用溝28は見込み方向他側
方に向けてほぼV字状となっている。
【0037】なお、図5においては一側パネル装着用溝
13の底部13aと第2縦板23がくの字に折曲してビ
ス27で連結されているし、その底部13aが一側縦板
11に一体的に設けてある。その一側縦板11の底部1
3aよりも見付け方向他側部が厚肉となって第1縦板2
2と対向する面11aが第1縦板22と平行としてあ
る。
【0038】このようであるから、一側パネル8と他側
パネル9が180度よりも小さな角度である出隅コーナ
ー部の角度方立となる。
【0039】前述の2つの方立を用いれば図6に示すよ
うにパネルが波形状に連続した横連窓を組立てできる。
【0040】また、図7に示すように隣接する方立1を
見付け方向に斜めとすることで隣接する方立1間のパネ
ルが他のパネルに対して斜めで、他のパネルが平行とな
る横連窓を組立できる。
【0041】また図8と図9に示すように一側縦板11
に円弧状板43を一体的に設けた方立としても良い。こ
のようにすれば方立2を見た時に丸みのある感じとなっ
て見栄えが良い。
【0042】また、図10に示すように一側方立2の一
側パネル装着用溝13を縦板10と直角とし、他側方立
3の他側パネル装着用溝28を縦板20と直角に対して
斜めとした方立1としても良い。
【0043】この方立であれば、一側パネル8を方立の
一側面と直角に装着できるし、他側パネル9を方立1の
他側面と直角に対して斜めに装着できる。
【0044】また、図11に示すように相互に平行に隣
接した一対の方立における他方の方立1を一側方立2と
他側方立3が見付け方向に反対となるように見付け方向
に反転すると共に、他側パネル装着用溝28を見込み方
向に反対向きとすることで、隣接する方立1間に装着し
たパネルが方立1の両側面と直角に対して斜めで各方立
1に装着した一側パネル8、他側パネル9が方立1の一
側面、他側面と直角な横連窓を組立できる。
【0045】また、図12に示すように一側パネル装着
用溝13と他側パネル装着用溝28を見込み方向反対向
きにそれぞれ同一角度で斜めとする。このようにすれ
ば、一側パネル8と他側パネル9が見込み方向と直角に
対して同一角度で斜めの状態となり、見付け方向に一直
線状となる。
【0046】これにより、方立1を面外方向から見た時
に見付け幅のみが見えるように面外方向に向けて取付け
た状態で、一側パネル8と他側パネル9を方立見込み方
向と直角に対して斜めに装着できる。
【0047】したがって、例えば図13に示すようにパ
ネルcを斜めに装着する場合に方立が目立つことがな
く、見栄えが向上する。
【0048】
【発明の効果】第1の発明によれば、方立の一側パネル
装着用溝に装着した一側パネルと他側パネル装着用溝に
装着した他側パネルが一直線に対して所定角度を有する
見込方向に向けてほぼV字状となる。
【0049】これによって、一側パネル装着用溝と他側
パネル装着用溝を見込み方向一側に向けてほぼV字状と
すれば入隅コーナー部の角度方立となるし、同様に見込
み方向他側に向けてほぼV字状とすれば出隅コーナー部
の角度方立となる。
【0050】しかも、見付け方向両側面にパネル装着用
溝を形成したので、方立の見付け寸法を小さくできる。
【0051】また、前述の入隅コーナー部の角度方立と
出隅コーナー部の角度方立を交互に配設することでパネ
ルが連続した波形状の横連窓を組立できる。
【0052】また、隣接する方立を見込み方向に対して
斜めとすることで、隣接する方立間のパネルが他のパネ
ルに対して斜めとなり、他のパネルが平行である横連窓
を組立できる。
【0053】第2の発明によれば、一側パネル装着用溝
に装着した一側パネルと他側パネル装着用溝に装着した
他側パネルが一直線に対して所定の角度を有するので、
角度方立となる。
【0054】また、隣接した他方の方立を見付け方向に
反転して一側方立と他側方立を反対とすると共に、他側
パネル装着用溝を見込み方向反対向きとすることで、各
方立に装着したパネルが方立両側面と直角で、方立間に
装着したパネルが方立両側面を斜めとなった横連窓を組
立できる。
【0055】第3の発明によれば、方立の一側パネル装
着用溝に装着した一側パネルと他側パネル装着用溝に装
着した他側パネルが見付け方向にほぼ一直線状で、かつ
方立見込み方向と直角な姿勢に対して斜めとなる。
【0056】これにより、方立を面外方向から見た時に
見付け幅のみが見えるように面外方向に向けて取付けた
状態で、一側パネルと他側パネルを方立見込み方向と直
角に対して斜めに装着できるので、建物躯体にパネルを
斜めに取付けた時に方立が目立つことがなく見栄えが良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す横連窓の正面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】一側方立と一側下横枠の連結状態の説明図であ
る。
【図4】他側方立と他側下横枠の連結状態の説明図であ
る。
【図5】方立の第2の実施の形態を示す横断面図であ
る。
【図6】パネルが波形状の横連窓の横断面図である。
【図7】横連窓の他の例を示す横断面図である。
【図8】方立の第3の実施の形態を示す横断面図であ
る。
【図9】方立の第4の実施の形態を示す横断面図であ
る。
【図10】方立の第5の実施の形態を示す横断面図であ
る。
【図11】横連窓の横断面図である。
【図12】方立の第6の実施の形態を示す横断面図であ
る。
【図13】従来の不具合説明図である。
【符号の説明】
1…方立、2…一側方立、3…他側方立、4…一側上横
枠、5…一側下横枠、6…他側上横枠、7…他側下横
枠、8…一側パネル、9…他側パネル、13…一側パネ
ル装着用溝、28…他側パネル装着用溝、35…一側開
口スペーサ、39…他側開口スペーサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/18 E06B 1/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 見込み方向に向う縦板と、この縦板の見
    込み方向一側部に見付け方向に向けて一体的に設けた一
    側縦板と、縦板の見込み方向他側部に見付け方向に向け
    て一体的に設けた他側縦板で見付け方向に向けてほぼコ
    字状で、その縦板の見込み方向一側寄りに一側パネル装
    着用溝が形成され、この一側パネル装着用溝の底部の見
    込み方向一側部と前記一側縦板の端部とに亘って連結縦
    板が一体的に設けてある一側方立及び、 見込み方向に向う縦板と、この縦板の見込み方向一側部
    に設けた連結用縦板を有する他側方立を備え、 前記一側方立の他側縦板と他側方立の縦板の見込み方向
    他側部及び一側方立の一側パネル装着用溝の底部と他側
    方立の連結用縦板がそれぞれ連結され、前記一側方立
    連結縦板と他側方立の連結用縦板で他側パネル装着用溝
    を形成し、 前記一側方立の縦板に一側横枠が当接し、その縦板の見
    込み方向一側寄り及び他側寄りと一側横枠がビスでそれ
    ぞれ連結され、 前記他側方立の縦板に他側横枠が当接し、その縦板の見
    込み方向一側寄り及び他側寄りと他側横枠がビスでそれ
    ぞれ連結され、 前記一側パネル装着用溝は、一側方立の縦板と直角に対
    して所定角度斜めで、 前記他側パネル装着用溝は、他側方立の縦板と直角に対
    して所定角度斜めで、 この 一側パネル装着用溝と他側パネル装着用溝が見込み
    方向に向けてほぼV字状となっていることを特徴とする
    分割式方立。
  2. 【請求項2】 見込み方向に向う縦板と、この縦板の見
    込み方向一側部に見付け方向に向けて一体的に設けた一
    側縦板と、縦板の見込み方向他側部に見付け方向に向け
    て一体的に設けた他側縦板で見付け方向に向けてほぼコ
    字状で、その縦板の見込み方向一側寄りに一側パネル装
    着用溝が形成され、この一側パネル装着用溝の底部の見
    込み方向一側部と前記一側縦板の端部とに亘って連結縦
    板が一体的に設けてある一側方立及び、 見込み方向に向う縦板と、この縦板の見込み方向一側部
    に設けた連結用縦板を有する他側方立を備え、 前記一側方立の他側縦板と他側方立の縦板の見込み方向
    他側部及び一側方立の一側パネル装着用溝の底部と他側
    方立の連結用縦板がそれぞれ連結され、前記一側方立
    連結縦板と他側方立の連結用縦板で他側パネル装着用溝
    を形成し、 前記一側方立の縦板に一側横枠が当接し、その縦板の見
    込み方向一側寄り及び他側寄りと一側横枠がビスでそれ
    ぞれ連結され、 前記他側方立の縦板に他側横枠が当接し、その縦板の見
    込み方向一側寄り及び他側寄りと他側横枠がビスでそれ
    ぞれ連結され、 前記一側パネル装着用溝は、一側方立の縦板と直角で、 前記他側パネル装着用溝は、他側方立の縦板と直角に対
    して所定角度斜めであることを特徴とする分割式方立。
  3. 【請求項3】 見込み方向に向う縦板と、この縦板の見
    込み方向一側部に見付け方向に向けて一体的に設けた一
    側縦板と、縦板の見込み方向他側部に見付け方向に向け
    て一体的に設けた他側縦板で見付け方向に向けてほぼコ
    字状で、その縦板の見込み方向一側寄りに一側パネル装
    着用溝が形成され、この一側パネル装着用溝の底部の見
    込み方向一側部と前記一側縦板の端部とに亘って連結縦
    板が一体的に設けてある一側方立及び、 見込み方向に向う縦板と、この縦板の見込み方向一側部
    に設けた連結用縦板を有する他側方立を備え、 前記一側方立の他側縦板と他側方立の縦板の見込み方向
    他側部及び一側方立の一側パネル装着用溝の底部と他側
    方立の連結用縦板がそれぞれ連結され、前記一側方立の
    連結縦板と他側方立の連結用縦板で他側パネル装着用溝
    を形成し、 前記一側方立の縦板に一側横枠が当接し、その縦板の見
    込み方向一側寄り及び他側寄りと一側横枠がビスでそれ
    ぞれ連結され、 前記他側方立の縦板に他側横枠が当接し、その縦板の見
    込み方向一側寄り及び他側寄りと他側横枠がビスでそれ
    ぞれ連結され、 前記一側パネル装着用溝は、一側方立の縦板と直角に対
    して所定角度斜めで、 前記他側パネル装着用溝は、他側方立の縦板と直角に対
    して所定角度斜めで、 この一側パネル用装着溝と他側パネル装着用溝が見込み
    方向に向けてほぼ一直線状となっていることを特徴とす
    る分割式方立。
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