JP3283787B2 - コネクタキャップの保持構造 - Google Patents

コネクタキャップの保持構造

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JP3283787B2 JP14068897A JP14068897A JP3283787B2 JP 3283787 B2 JP3283787 B2 JP 3283787B2 JP 14068897 A JP14068897 A JP 14068897A JP 14068897 A JP14068897 A JP 14068897A JP 3283787 B2 JP3283787 B2 JP 3283787B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば携帯電話
や情報端末等のような電子機器のコネクタキャップの保
持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来のコネクタキャップの保持
構造として、例えば特開平4−94189号公報に開示
された外部接続用端子の被装構造を示す斜視図である。
図において、1は電子機器のケース、2はそのケース1
の側壁近傍内部に設けられた外部端子接続用のコネク
タ、3はケース1の側壁面に設けられて前記コネクタ2
を臨ませた外部端子差込み用の貫通孔(端子差込孔)で
あり、この貫通孔3を介して前記コネクタ2に外部端子
(図示せず)が差込み接続されるようになっている。
【0003】4はケース1の側壁に設けられたコネクタ
キャップ取付用の貫通孔であり、この貫通孔4は大径孔
部と幅狭小径孔部とが連続した鍵穴状に形成されてい
る。
【0004】5はゴム等の弾性部材からなるコネクタキ
ャップ、6はそのコネクタキャップ5の一端側裏面に突
設された係止突起であり、この係止突起5を前記鍵穴状
の貫通孔4の大径孔部に嵌め込んで幅狭小径孔部にスラ
イド係合させることにより、ケース1にコネクタキャッ
プ5を保持させて該コネクタキャップ5の脱落や紛失の
防止を図っている。7はコネクタキャップ5の他端側裏
面に突設された嵌合部であり、この嵌合部7を前記外部
端子差込み用の貫通孔3に嵌め込むことによって、該貫
通孔3を塞ぐようにしている。
【0005】次に動作について説明する。コネクタ2に
外部端子を接続する場合、コネクタキャップ5を外側に
撓ませることにより、該コネクタキャップ5の嵌合部7
を外部端子差込み用の貫通孔3から引き抜いて該貫通孔
3を開口させ、該貫通孔3に外部端子を差し込むことに
より、その外部端子をコネクタ2に接続させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクタキャッ
プの保持構造は以上のように構成されているので、ケー
ス1からコネクタキャップ5を離さずに開閉することが
できるが、ケース1のコネクタキャップ保持部がケース
1の内外を貫く貫通孔4となっているため、電子機器の
雨天使用時等に前記貫通孔4から雨水が浸入するなど防
水性の点で課題があった。その防水対策としてパッキン
等を設けることも考えられるが、この場合、部品点数が
増えて組立作業性が悪く、コスト高になるなどの課題が
ある。さらには、コネクタキャップ5にパッキン等を一
体に設け、該パッキン等を前記貫通孔4に圧入する構造
とすることも考えられるが、この場合、その圧入作業に
困難を来す恐れがあり、また、その圧入作業を容易化し
ようとすると、コネクタキャップ5の抜止め強度が劣る
結果になるなどの課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ケース内外を貫く貫通孔を設ける
ことなくコネクタキャップをケースに容易に組付けるこ
とができ、その組付作業性が向上し、しかも、格別の防
水対策を必要とせずに充分な防水性を確保できるコネク
タキャップの保持構造を得ることを目的とする。また、
この発明は、コネクタキャップの充分な抜止め強度が得
られるコネクタキャップの保持構造を得ることを目的と
する。さらに、この発明は、コネクタキャップの抜止め
強度を更に一層増大させることができるコネクタキャッ
プの保持構造を得ることを目的とする。また、この発明
は、コネクタキャップの組付作業を一層簡単に手際よく
行うことができ、その組立作業性を大幅に向上させるこ
とができるコネクタキャップの保持構造を得ることを目
的とする。さらに、この発明は、ケースのコネクタキャ
ップ抜止め係合部のコンパクト化が図れるコネクタキャ
ップの保持構造を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るコネクタキャップの保持構造は、周壁部の一部に開口
した端子差込孔を有し、且つ、その端子差込孔に臨む外
部端子接続用のコネクタが設けられたケースと、前記端
子差込孔に開閉可能に嵌め込む弾性部材からなるコネク
タキャップとを備え、そのコネクタキャップを前記ケー
スに保持させるコネクタキャップの保持構造において、
前記ケースの外側面コーナー部で隣合う2面に開口し、
且つ、前記ケース内部とは隔絶されたキャップ取付穴を
前記ケースの肉厚部に設け、そのキャップ取付穴に前記
コネクタキャップの一端部を抜け止め方向に嵌め込み係
止させて該コネクタキャップを前記端子差込孔に開放可
能に嵌合させたものである。
【0009】請求項2記載の発明に係るコネクタキャッ
プの保持構造は、コネクタキャップの一端には抜止片が
弾性屈曲可能に形成され、この抜止片を弾性屈曲させて
キャップ取付穴における端子差込孔の開口面側となる
方の面の開口から他方の面の開口に向って挿入通過させ
ることにより、前記抜止片を前記キャップ取付穴の他方
の面の開口端に係止させたものである。
【0010】請求項3記載の発明に係るコネクタキャッ
プの保持構造は、コネクタキャップの一端部に、該コネ
クタキャップの開き方向の力が抜止片に引抜力として作
用するのを阻止する係止片を設けたものである。
【0011】請求項4記載の発明に係るコネクタキャッ
プの保持構造は、コネクタキャップの一端部が該コネク
タキャップと同一面状の係止片として形成され、該係止
片近傍の裏面側に抜止片を平行段差状に形成し、且つ、
キャップ取付穴を断面ほぼ蟻溝状に形成したものであ
る。
【0012】請求項5記載の発明に係るコネクタキャッ
プの保持構造は、コネクタキャップの一端に、抜止片を
キャップ取付穴に先導挿入するための誘導片が接続され
ているものである。
【0013】請求項6記載の発明に係るコネクタキャッ
プの保持構造は、周壁部の一部に開口した端子差込孔を
有し、且つ、その端子差込孔に臨む外部端子接続用のコ
ネクタが設けられたケースと、前記端子差込孔に開閉可
能に嵌め込む弾性部材からなるコネクタキャップとを備
え、そのコネクタキャップを前記ケースに保持させるコ
ネクタキャップの保持構造において、前記ケースの外側
コーナー部で隣合う2面に開口し、且つ、前記ケース
内部とは隔絶されたキャップ取付溝を前記ケースの肉厚
部に設けると共に、前記コネクタキャップの一端側には
前記キャップ取付溝に挿入する折返し片を形成し、該折
返し片と前記キャップ取付溝の一方に係止爪を、且つ、
他方に爪係止部をそれぞれ設け、前記折返し片前記キ
ャップ取付溝に前記端子差込孔の開口面と隣合う他方の
面の開口から挿入して前記係止爪と前記爪係止部とを
記コネクタキャップの抜け止め方向に係止させ、前記端
子差込孔に前記コネクタキャップを開閉可能に嵌合させ
ものである。
【0014】請求項7記載の発明に係るコネクタキャッ
プの保持構造は、周壁部の一部に開口した端子差込孔を
有し、且つ、その端子差込孔に臨む外部端子接続用のコ
ネクタが設けられたケースと、前記端子差込孔に開閉可
能に嵌め込む弾性部材からなるコネクタキャップとを備
え、そのコネクタキャップを前記ケースに保持させるコ
ネクタキャップの保持構造において、前記ケースの外側
コーナー部で隣合う2面に跨ってほぼL字状に屈曲開
、且つ、前記ケース内部とは隔絶されたキャップ取
付溝を前記ケースの肉厚部に設け、そのキャップ取付溝
にキャップ係止部を設けると共に、前記コネクタキャッ
のほぼL字状に形成し、且つ、該コネクタキャップの
一方端部に折返し係止片を形成し、この折返し係止片を
前記キャップ取付溝に嵌め込んで前記キャップ係止部に
対し前記コネクタキャップの抜け止め方向に係止させ
前記キャップ取付溝に前記コネクタキャップを開閉可能
に嵌合させたものである。
【0015】請求項8記載の発明に係るコネクタキャッ
プの保持構造は、周壁部の一部に開口した端子差込孔を
有し、且つ、その端子差込孔に臨む外部端子接続用のコ
ネクタが設けられたケースと、前記端子差込孔に開閉可
能に嵌め込む弾性部材からなるコネクタキャップとを備
え、そのコネクタキャップを前記ケースに保持させるコ
ネクタキャップの保持構造において、前記ケースは、前
記端子差込孔を有して該端子差込孔に臨むコネクタが設
けられた本体ケースと、この本体ケースの開放端を覆う
カバーケースとからなり、前記本体ケースの外側面コー
ナー部で隣合う2面に開放され、且つ、該本体ケース内
部とは隔絶されたキャップ取付溝を前記本体ケースに設
けると共に、前記コネクタキャップの一端部には抜止片
を設け、この抜止片を前記キャップ取付溝に前記本体ケ
ースの開放端側から嵌め込んで前記カバーケースで押え
固定したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の請求項1と請求項2と
請求項3に対応した実施の形態1によるコネクタキャッ
プの保持構造を示す斜視図、図2は図1中のコネクタキ
ャップ組付け状態を示す要部断面図、図3は図2中のコ
ネクタキャップを開いて外部端子を接続した状態を示す
要部拡大断面図であり、図16と同一または相当部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。図において、
1aはケース1のコーナー部の肉厚部、8はその肉厚部
1aに設けられたキャップ取付穴であり、このキャップ
取付穴8は前記ケース1の外側面の隣合う2面に開口し
た貫通孔からなっている。
【0017】かかるキャップ取付穴8は、前記ケース1
の内部と前記肉厚部(ケース側壁)1aによって隔絶さ
れ、そのキャップ取付穴8の一端は、ケース1の端子差
込孔3が開口した面に形成されている凹部8aに開口
し、前記キャップ取付穴8の他端開口部にも凹部8bが
形成されている。
【0018】9はコネクタキャップ5の一端側裏面に一
体突設されたL字状の弾性変形可能係止頚部、10は
その係止頚部9の先端に形成されて該係止頚部9の両側
方に突出するフランジ状の弾性変形可能な抜止片であ
る。ここで、前記コネクタキャップ5の係止頚部9側の
端部は、そのコネクタキャップ5と同一面状の係止片1
1として形成されている。12はケース1のコネクタ
に接続する外部端子である。
【0019】次に、コネクタキャップ5の組付けについ
て説明する。この組付けに際しては、キャップ取付穴8
に対し端子差込孔3の開口側の凹部8a側からコネクタ
キャップ5の抜止片10を弾性変形させながら挿入し、
その抜止片10をキャップ取付穴8の他方の凹部8b側
に引き出す。これによって、前記抜止片10は凹部8b
に嵌合された係止状態となり、且つ、その凹部8bとは
反対側の凹部8aにコネクタキャップ5の係止片11を
含む全体が嵌合係止された状態となって端子差込孔3を
閉塞する。
【0020】次に動作について説明する。ケース1のコ
ネクタ2に外部端子12を接続する場合、コネクタキャ
ップ5の係止頸部9とは反対側を手前に引っ張ると、そ
のコネクタキャップ5は係止頸部9を支点として撓み開
放される。このとき、コネクタキャップ5の開き方向の
力は前記係止片11によりケース1の外側壁面で受け止
められるので、コネクタキャップ5の開き力が前記抜止
片10の引き抜き力として該抜止片10に作用すること
はない。
【0021】実施の形態2.図4(a)はこの発明の請
求項5に対応した実施の形態2によるコネクタキャップ
組付前の要部断面図、図4(b)は図4(a)のコネク
タキャップ組付け過程を示す要部断面図である。図にお
いて、13は抜止片10の縁部に一体接続された誘導片
であり、コネクタキャップ5の組付時において、その誘
導片13をキャップ取付穴8に通して引っ張ることによ
り、前記抜止片10を弾性変形させながら前記キャップ
取付穴8に挿入通過させ、これによって、前記抜止片1
0を凹部8bに嵌合係止させることができる。従って、
この実施の形態2によれば、コネクタキャップ5の組付
作業を簡単に手際よく行うことができ、組付作業性の向
上が図れる。また、前記誘導片13はコネクタキャップ
5の組付終了後に切断することにより、ケース1の意匠
的外観が損なわれることはない。なお、この実施の形態
2のその他の構成は上記実施の形態1と同じである。
【0022】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3によるコネクタキャップの保持構造を斜視図であ
る。上記実施の形態1では、コネクタキャップ5の抜止
片10を、その上下端面が係止頸部9の上下端面と同一
面となるフランジ状に形成したが、この実施の形態3で
は、コネクタキャップ5の抜止片10を、その周辺全体
が係止頸部9から段差状の突出する鍔状に形成したもの
である。従って、この実施の形態3の場合、抜止片10
によるコネクタキャップ5の抜止効果が一層向上する。
【0023】実施の形態4.図6はこの発明の請求項2
に対応した実施の形態4によるコネクタキャップの保持
構造を示す要部断面図である。この実施の形態4では、
ケース1に設けられたほぼL字状のキャップ取付穴8の
奥部に係止溝8cを形成すると共に、コネクタキャップ
5の一端側を裏面側に向ってほぼ直角に屈曲させ、該屈
曲端に係止片11を形成し、該係止片11の近傍から側
方に突出する係止頸部9を突設し、該係止頸部9の突端
に抜止片10を形成したのであり、この場合も同様の抜
止め強度が得られる。
【0024】実施の形態5.図7はこの発明の請求項4
に対応した実施の形態5によるコネクタキャップの保持
構造を示す要部断面図である。この実施の形態5では、
コネクタキャップ5の長手方向一端側を、上記実施の形
態1の場合と同様に、該コネクタキャップ5の同一面状
の係止片11として形成し、該係止片11近傍の裏面側
に係止頸部9を突設し、該係止頸部9の突端には係止片
11および該係止片11近傍のコネクタキャップ5の裏
面に平行する抜止片10を設けると共に、該抜止片10
を嵌め込み係合させるキャップ取付穴8を蟻溝状に形成
したものである。この実施の形態5によれば、係止片1
1の裏側で該係止片11に前記抜止片10が平行してい
るので、その係止片11と抜止片10との間隔幅Lを狭
くでき、その分、ケース1におけるキャップ取付穴8の
形成領域となる肉厚部1aを薄くできる。
【0025】実施の形態6.図8はこの発明の請求項6
に対応した実施の形態6によるコネクタキャップの保持
構造を示すコネクタキャップ組付前の斜視図、図9は図
8のコネクタキャップ組付状態を示す要部拡大断面図で
ある。図において、18はケース1の肉厚部1aに設け
られたキャップ取付溝であり、このキャップ取付溝18
は、前記キャップ取付穴8の場合と同様に前記ケース1
の外側面の隣合う2面に開口し、且つ、前記肉厚部1a
によってケース1の内部とは隔絶された構成となってい
る。
【0026】19は前記キャップ取付溝18に設けられ
て互いに平行離間する一対の係止用レールであり、この
係止用レール19の端子差込孔3側の端部はケース1の
壁部と離間した爪係止部19aとして形成されている。
【0027】20はコネクタキャップ5の一端側を裏側
に向って折り返した折返し片であり、この折返し片20
は前記コネクタキャップ5の裏面との間でレール溝21
を形成しており、このレール溝21は前記係止用レール
19は嵌め込まれるようになっている。22は前記折返
し片20の先端部に形成された係止爪であり、この係止
爪22は、コネクタキャップ5の折返し片20をケース
1のキャップ取付溝18に奥部まで押し込むことによ
り、係止用レール19端部の爪係止部19aに係止され
るようになっている。
【0028】次に、この実施の形態6によるコネクタキ
ャップ5の組付けについて説明する。コネクタキャップ
5の折返し片20を、該折返し片20とコネクタキャッ
プ5裏面との間のレール溝21にケース1側の係止用レ
ール19が介入するように、キャップ取付溝18に最後
まで押し込むと、前記折返し片20先端の係止爪22が
係止用レール19端部の爪係止部19aに折返し片20
の弾性復元力で係止される。
【0029】このようにケース1に組付けられたコネク
タキャップ5を、外部端子接続のために引き開くと、こ
の開き力が前記係止爪22を前記爪係止部19aに一層
強く押し付ける方向の力として前記折返し片20に作用
するため、前記係止爪22がキャップ取付溝18から
ける恐れはなく、コネクタキャップ5の充分な抜止め強
度が得られる。
【0030】なお、この実施の形態6では、キャップ取
付溝18の係止用レール19の端部を爪係止部19aと
して形成し、且つコネクタキャップ5の折返し片20に
係止爪22を形成したが、これとは逆に、前記爪係止部
19aをコネクタキャップ5の折返し片20に、且つ、
前記係止爪22をケース1側の係止用レール19もしく
はキャップ取付溝18の適当箇所に設けてもよく、ま
た、それらの爪係止部19aおよび係止爪20の形状は
特定されるものではない。
【0031】実施の形態7.図10はこの発明の請求項
7に対応した実施の形態7によるコネクタキャップの保
持構造を示すコネクタキャップ組付前の要部斜視図、図
11は図10中のコネクタキャップを逆向きにした斜視
図、図12は図10のコネクタキャップ組付過程を示す
斜視図、図13は図12のコネクタキャップ組付後の断
面図である。この実施の形態7では、ケース1の外側面
の隣合う2面に跨るほぼL字状のキャップ取付溝18を
ケース1の内部と隔絶状態に形成し、ケース1の一方の
面に開口するキャップ取付溝18の溝内にコネクタ2を
臨ませている。
【0032】また、ケース1の他方の面に開口するキャ
ップ取付溝18の溝内には一対の係止用レール19を設
け、この係止用レール19の下面(裏面)をキャップ係
止部19aとして形成している。さらに、前記係止用レ
ール19を有する側のキャップ取付溝18の溝端壁に
は、コネクタキャップ5の後述する折返し係止片23を
前記係止用レール19の裏側のキャップ係止部19aに
ガイドする傾斜面18eが形成され、この傾斜面18e
の外側端部(図10で上端部)にはキャップ抜止用のス
トッパ面18fが形成されている。
【0033】一方、コネクタキャップ5は、全体を前記
キャップ取付溝18に嵌め込むべくほぼL字状に折曲形
成され、その一方の折曲片部5aの先端には更に内側に
向けて折曲した折返し係止片23が形成され、他方の折
曲片部5bはコネクタ2のキャップ部としている。
【0034】また、前記折返し係止片23の先端には凸
状部23aが形成され、この凸状部23aは前記他方の
折曲片部5bの裏面に当接結合されている。このよう
に、凸状部23aが前記他方の折曲片部5bの裏面に当
接結合していることにより、該折曲片部5bの必要以上
の折曲を防止できると共に、コネクタキャップ5全体の
強度を強くできる。
【0035】さらに、コネクタキャップ5における折返
し係止片23の屈曲部外側面には、ケース1側の前記傾
斜面18eに当接させるための傾斜面5cが形成してあ
る。また、コネクタキャップ5の一方の折曲片部5aに
おける前記折返し係止片23との接続部分の外側面は、
傾斜面5cに連続してケース1側のストッパ面18fに
当接させるための抜止面5dが形成してある。
【0036】なお、図10〜図13において、符号24
はコネクタキャップ5の一方の折曲片部5aと折返し係
止片23との間に形成されたレール溝であり、このレー
ル溝24は前記係止レール19に嵌め込まれるようにな
っている。
【0037】次に、コネクタキャップ5の組付けについ
て説明する。ケース1の係止用レール19を有する側の
キャップ取付溝18に、該キャップ取付溝18の傾斜面
18eに沿ってコネクタキャップ5の折返し係止片23
を差し込むことにより、該折返し係止片23を前記係止
用レール19の下側に潜らせながら、コネクタ2側のキ
ャップ取付溝18内にコネクタキャップ5の他方の折曲
片部5bを嵌合させれば、コネクタキャップ5の組付け
作業は終了する。
【0038】その組付け状態において、コネクタキャッ
プ5の折返し係止片23はケース1側の係止用レール1
9の下側に潜り込んで該係止用レール19がコネクタキ
ャップ5のレール溝24に介入した係止状態となり、且
つ、コネクタキャップ5の傾斜面5dはケース1側の傾
斜面18eに接合すると共に、コネクタキャップ5の抜
止面5dがケース1側のストッパ面18fに当接した状
態となる。
【0039】この状態において、ケース1のコネクタ2
に図3中の外部端子12を接続すべくコネクタキャップ
5の他方の折曲片部(キャップ部)5を弾性力に抗して
開くと、ケース1側のストッパ面18fにはコネクタキ
ャップ5の抜止面5dの押圧力が作用すると共に、コネ
クタキャップ5の折返し係止片23にはケース1側の係
止用レール19に対する強い係合力が作用する。このた
め、コネクタキャップ5が外れるような恐れはない。
【0040】実施の形態8.図14はこの発明の請求項
8に対応した実施の形態8によるコネクタキャップの保
持構造を示す分解斜視図である。この実施の形態8で
は、ケース1を本体ケース1Aとカバーケース1Bとに
分割形成し、その本体ケース1Aにコネクタ2と端子差
込孔3およびキャップ取付溝18を設けている。
【0041】この実施の形態8による前記キャップ取付
溝18は、本体ケース1Aの外側面の隣合う2面に開放
され、且つ、該本体ケース1Aの開放端側(カバーケー
ス1Aの被嵌側)が開放された平面L字状の溝からなっ
て、本体ケース1Aの内部とは肉厚部1aで隔絶されて
いる。
【0042】一方、コネクタキャップ5は、上記実施の
形態1の場合と同一形状に形成されているので、同一部
分に同一符号を付して重複説明を省略する。
【0043】次に、コネクタキャップ5の組付けについ
て説明する。本体ケース1Aのキャップ取付溝18に、
その上方からコネクタキャップ5の係止頸部9を嵌め込
んだ後、前記本体ケース1Aにカバーケース1Bを被嵌
固定することにより組立作業は終了する。その組立状態
において、コネクタキャップ5の係止頸部9および抜止
片10はカバーケース1Bで押えられた状態となること
により、コネクタキャップ5が外れる恐れはない。ま
た、コネクタキャップ5の開放時においても該コネクタ
キャップ5が外れる恐れはない。従って、この実施の形
態8の場合も同様の効果が得られる。
【0044】実施の形態9.図15はこの発明の請求項
8に対応した実施の形態9によるコネクタキャップの保
持構造を示す分解斜視図である。この実施の形態9で
は、キャップ取付溝18を、本体ケース1Aの端子差込
孔3の開口面と同一の面と、本体ケース1Aの肉厚部1
aのカバーケース1B被嵌側の端面(図15で上端面)
との2面に開放させて本体ケース1A内とは隔絶し、コ
ネクタキャップ5の抜止片10を前記キャップ取付溝1
8の上方から嵌め込み係合させてカバーケース1Bで押
える構成としたものである。従って、この実施の形態9
の場合も同様の効果が得られる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、周壁部の一部に開口した端子差込孔を有し、且
つ、該端子差込孔に除く外部端子接続用のコネクタが設
けられたケースの肉厚部にキャップ取付穴を設け、この
キャップ取付穴を、前記ケースの外側面コーナー部で
合う2面に開口させて該ケース内部とは隔絶し、そのキ
ャップ取付穴にコネクタキャップの一端部を抜け止め方
向に嵌め込み係止させて該コネクタキャップを前記端子
差込孔に開放可能に嵌合させるように成したので、ケ
ス内外を貫くコネクタキャップ取付用の貫通孔を設け
る必要がなく、このため、パッキン等による格別の防水
対策を施すことなく充分な防水性が得られると共に、コ
ネクタキャップをケースから取り外すことなく開放する
ことができるという効果がある。また、上述のようにパ
ッキン等の格別の防水対策を不要化できるため、部品点
数が減少し、コネクタキャップの組付作業性が向上し、
且つコスト低減が図れる等の効果がある。
【0046】請求項2記載の発明によれば、コネクタキ
ャップの一端部に弾性変形可能な抜止片を形成し、この
抜止片を弾性変形させながらキャップ取付穴に対し該キ
ャップ取付穴の一方開口端側から挿入通過させることに
より、前記抜止片を前記キャップ取付穴の他方開口端部
に係止させる構成としたので、前記抜止片によってコネ
クタキャップの充分な抜止め強度が得られるという効果
がある。
【0047】請求項3記載の発明によれば、コネクタキ
ャップの一端部に、該コネクタキャップの開き方向の力
が抜止片に引抜力として作用するのを阻止する係止片を
設けたので、コネクタキャップの抜止め強度を一層増大
させることができるという効果がある。
【0048】請求項4記載の発明によれば、コネクタキ
ャップの一端部を該コネクタキャップと同一面上の係止
片として形成し、該係止片近傍の裏側に抜止片を平行段
差状に形成したので、それらの係止片と抜止片との間隔
幅を狭くでき、その分、それらの係止片と抜止片を係止
させる部分のケース肉厚部を薄くできて、前記係止片と
抜止片との係止部分をコンパクト化できるという効果が
ある。
【0049】請求項5記載の発明によれば、コネクタキ
ャップの一端に、該コネクタキャップの抜止片をキャッ
プ取付穴に先導挿入するための誘導片を接続した構成と
したので、前記誘導片により前記抜止片をキャップ取付
穴に容易に挿入通過させることができ、このため、コネ
クタキャップのケースへの組付作業を一層簡単に手際よ
く行うことができて作業性が向上するという効果があ
る。
【0050】請求項6記載の発明によれば、ケースの肉
厚部にキャップ取付溝を設け、このキャップ取付溝を、
前記ケースの外側面コーナー部で隣合う2面口させ
該ケース内部とは隔絶すると共に、コネクタキャップ
の一端側には前記キャップ取付溝に挿入する折返し片を
形成し、該折返し片の前記キャップ取付溝への挿入時
に、それらの折返し片とキャップ取付溝の一方に形成し
た係止爪と、他方に形成した爪係止部とを係止させる構
成としたので、請求項1記載の発明と同様に、ケース内
外を貫くコネクタキャップ取付用の貫通孔を設ける必要
がなく、このため、格別の防水対策を必要とせずに充分
な防水性が得られると共に、前記折返し片を前記キャッ
プ取付溝に挿入するだけの簡単な作業でコネクタキャッ
プをケースに組付けることができ、その組付作業性が向
するという効果がある。しかも、前記折返し片を前記
キャップ取付溝に対し前記端子差込孔の開口面と隣合う
他方の面の開口から挿入して前記係止爪と前記爪係止部
を前記コネクタキャップの抜け止め方向に係止させる
ように構成したので、コネクタキャップが抜けるような
恐れがなく、該コネクタキャップの充分な抜止め強度が
得られると共に、コネクタキャップをケースから取り外
すことなく開閉することができるという効果がある。
【0051】請求項7記載の発明によれば、ケースの外
側面コーナー部で隣合う2面に跨ってほぼL字状に屈曲
開放され、且つ、前記ケース内部とは隔絶されたキャッ
プ取付溝を前記ケースの肉厚部に設け、そのキャップ取
付溝にキャップ係止部を設けると共に、コネクタキャッ
プをほぼL字状に形成してその一方端部に形成した折返
し係止片を前記キャップ取付溝に嵌め込んで前記キャッ
プ係止部に対し前記コネクタキャップの抜け止め方向に
係止させる構成としたので、前記キャップ取付溝にコネ
クタキャップの折返し係止片を嵌め込むだけの簡単な作
業によってコネクタキャップの組付けを手際よく行うこ
とができ、該組付け状態ではコネクタキャップの折返し
係止片がキャップ取付溝のキャップ係止部に係止される
ことにより、コネクタキャップの充分な抜止め強度が得
られるという効果がある。
【0052】請求項8記載の発明によれば、ケースを本
体ケースとカバーケースとに分割形成し、その本体ケー
スに設けたキャップ取付溝を、前記本体ケースの外側面
コーナー部で隣合う2面開放させて該本体ケース内部
とは隔絶し、コネクタキャップの一端部に設けた抜止片
を前記キャップ取付溝に前記本体ケースの開放端側から
嵌め込んで、その抜止片を前記カバーケースで押え固定
する構成としたので、前記本体ケースの開放端側から前
記キャップ取付溝前記抜止片を嵌め込むだけの簡単な
作業で該抜止片を前記キャップ取付溝に容易に嵌め込み
セットすることができ、しかも、その抜止片を前記カバ
ーケースで押えることにより、前記抜止片を押えるため
の格別の部材を必要とせずに、該抜止片の充分な抜止め
強度を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の請求項1と請求項2と請求項3に
対応した実施の形態1によるコネクタキャップの保持構
造を示す斜視図である。
【図2】 図1中のコネクタキャップ組付け状態を示す
要部断面図である。
【図3】 図2中のコネクタキャップを開いて外部端子
を接続した状態を示す要部拡大断面図である。
【図4】 図4(a)はこの発明の請求項5に対応した
実施の形態2によるコネクタキャップ組付前の要部断面
図、図4(b)は図4(a)のコネクタキャップ組付け
過程を示す要部断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるコネクタキャ
ップの保持構造を斜視図である。
【図6】 この発明の請求項2に対応した実施の形態4
によるコネクタキャップの保持構造を示す要部断面図で
ある。
【図7】 この発明の請求項4に対応した実施の形態5
によるコネクタキャップの保持構造を示す要部断面図で
ある。
【図8】 この発明の請求項6に対応した実施の形態6
によるコネクタキャップの保持構造を示すコネクタキャ
ップ組付前の斜視図である。
【図9】 図8のコネクタキャップ組付状態を示す要部
拡大断面図である。
【図10】 図10はこの発明の請求項7に対応した実
施の形態7によるコネクタキャップの保持構造を示すコ
ネクタキャップ組付前の要部斜視図である。
【図11】 図10中のコネクタキャップを逆向きにし
た斜視図である。
【図12】 図10のコネクタキャップ組付過程を示す
斜視図である。
【図13】 図12のコネクタキャップ組付後の断面図
である。
【図14】 この発明の請求項8に対応した実施の形態
8によるコネクタキャップの保持構造を示す分解斜視図
である。
【図15】 この発明の請求項8に対応した実施の形態
9によるコネクタキャップの保持構造を示す分解斜視図
である。
【図16】 従来のコネクタキャップの保持構造を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース、1a 肉厚部、1A 本体ケース、1B
カバーケース、2 コネクタ、3 端子差込孔、5 コ
ネクタキャップ、8 キャップ取付穴、10抜止片、1
1 係止片、12 外部端子、13 誘導片、18 キ
ャップ取付溝、19a 爪係止部、19b キャップ係
止部、20 折返し片、22 係止爪、23 折返し係
止片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−64615(JP,A) 特開 平3−252069(JP,A) 実開 平4−12272(JP,U) 実開 平4−24273(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁部の一部に開口した端子差込孔を有
    し、且つ、その端子差込孔に臨む外部端子接続用のコネ
    クタが設けられたケースと、前記端子差込孔に開閉可能
    に嵌め込む弾性部材からなるコネクタキャップとを備
    え、そのコネクタキャップを前記ケースに保持させるコ
    ネクタキャップの保持構造において、前記ケースの外側
    コーナー部で隣合う2面に開口し、且つ、前記ケース
    内部とは隔絶されたキャップ取付穴を前記ケースの肉厚
    部に設け、そのキャップ取付穴に前記コネクタキャップ
    の一端部を抜け止め方向に嵌め込み係止させて該コネク
    タキャップを前記端子差込孔に開放可能に嵌合させたこ
    とを特徴とするコネクタキャップの保持構造。
  2. 【請求項2】 コネクタキャップの一端には抜止片が弾
    性屈曲可能に形成され、この抜止片を弾性屈曲させてキ
    ャップ取付穴における端子差込孔の開口面側となる一方
    の面の開口から他方の面の開口に向って挿入通過させる
    ことにより、前記抜止片を前記キャップ取付穴の他方の
    面の開口端に係止させたことを特徴とする請求項1記載
    のコネクタキャップの保持構造。
  3. 【請求項3】 コネクタキャップの一端部には、該コネ
    クタキャップの開き方向の力が抜止片に引抜力として作
    用するのを阻止する係止片が設けられていることを特徴
    とする請求項2記載のコネクタキャップの保持構造。
  4. 【請求項4】 コネクタキャップの一端部が該コネクタ
    キャップと同一面状の係止片として形成され、該係止片
    近傍の裏面側に抜止片が平行段差状に形成され、且つ、
    キャップ取付穴が断面ほぼ蟻溝状に形成されていること
    を特徴とする請求項2または請求項3記載のコネクタキ
    ャップの保持構造。
  5. 【請求項5】 コネクタキャップの一端には、抜止片を
    キャップ取付穴に先導挿入する誘導片が接続されている
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のうちのいずれ
    か1項記載のコネクタキャップの保持構造。
  6. 【請求項6】 周壁部の一部に開口した端子差込孔を有
    し、且つ、その端子差込孔に臨む外部端子接続用のコネ
    クタが設けられたケースと、前記端子差込孔に開閉可能
    に嵌め込む弾性部材からなるコネクタキャップとを備
    え、そのコネクタキャップを前記ケースに保持させるコ
    ネクタキャップの保持構造において、前記ケースの外側
    コーナー部で隣合う2面に開口し、且つ、前記ケース
    内部とは隔絶されたキャップ取付溝を前記ケースの肉厚
    部に設けると共に、前記コネクタキャップの一端側には
    前記キャップ取付溝に挿入する折返し片を形成し、該折
    返し片と前記キャップ取付溝の一方に係止爪を、且つ、
    他方に爪係止部をそれぞれ設け、前記折返し片前記キ
    ャップ取付溝に前記端子差込孔の開口面と隣合う他方の
    面の開口から挿入して前記係止爪と前記爪係止部とを
    記コネクタキャップの抜け止め方向に係止させ、前記端
    子差込孔に前記コネクタキャップを開閉可能に嵌合させ
    ことを特徴とするコネクタキャップの保持構造。
  7. 【請求項7】 周壁部の一部に開口した端子差込孔を有
    し、且つ、その端子差込孔に臨む外部端子接続用のコネ
    クタが設けられたケースと、前記端子差込孔に開閉可能
    に嵌め込む弾性部材からなるコネクタキャップとを備
    え、そのコネクタキャップを前記ケースに保持させるコ
    ネクタキャップの保持構造において、前記ケースの外側
    コーナー部で隣合う2面に跨ってほぼL字状に屈曲開
    放し、且つ、前記ケース内部とは隔絶されたキャップ取
    付溝を前記ケースの肉厚部に設け、そのキャップ取付溝
    にキャップ係止部を設けると共に、前記コネクタキャッ
    のほぼL字状に形成し、且つ、該コネクタキャップの
    一方端部に折返し係止片を形成し、この折返し係止片を
    前記キャップ取付溝に嵌め込んで前記キャップ係止部に
    対し前記コネクタキャップの抜け止め方向に係止させ
    前記キャップ取付溝に前記コネクタキャップを開閉可能
    に嵌合させたことを特徴とするコネクタキャップの保持
    構造。
  8. 【請求項8】 周壁部の一部に開口した端子差込孔を有
    し、且つ、その端子差込孔に臨む外部端子接続用のコネ
    クタが設けられたケースと、前記端子差込孔に開閉可能
    に嵌め込む弾性部材からなるコネクタキャップとを備
    え、そのコネクタキャップを前記ケースに保持させるコ
    ネクタキャップの保持構造において、前記ケースは、前
    記端子差込孔を有して該端子差込孔に臨むコネクタが設
    けられた本体ケースと、この本体ケースの開放端を覆う
    カバーケースとからなり、前記本体ケースの外側面コー
    ナー部で隣合う2面に開放され、且つ、該本体ケース内
    部とは隔絶されたキャップ取付溝を前記本体ケースに設
    けると共に、前記コネクタキャップの一端部には抜止片
    を設け、この抜止片を前記キャップ取付溝に前記本体ケ
    ースの開放端側から嵌め込んで前記カバーケースで押え
    固定したことを特徴とするコネクタキャップの保持構
    造。
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