JP3283273B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、車両用の空調装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車には、気候(特に気温)
や走行条件に関係なく乗員に対して快適な乗車環境をも
たらし、また窓の曇りや霜の付着を防いで運転者の視界
を確保して安全で快適な運転を保証するための空気調和
装置が設置されている。ところで、最近の、このような
車両用空気調和装置(以下、単に空調装置と略称する)
では、例えば外気温や日射量の変化に応じて当該空調装
置の空調能力を自動的にコントロールする自動制御機能
を有するもの(通称、フルオートエアコンと呼ばれる)
が多くなりつつある。そして、この種の空調装置の中に
は、例えばエアミックスダンパーを備え、該エアミック
スダンパーによって例えば外気温や日射量をパラメータ
として熱交換空気と外気との混合割合を任意に可変なら
しめて吹出空気の温度をドライバーが設定した温度に高
精度にコントロールし得るようにしたものがある(例え
ば特開昭62−261516号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、該従来の車
両用空調装置のエアミックスダンパー制御システムで
は、例えばオート状態では、上述の如く、その時の目標
設定温度と外気温等の関係から自動的に上記エアミック
スダンパーの開度が設定されるようになっているため
に、例えば吹出しモードが通常のベントモードから吹出
風量のアップを伴うデフロストモードに切換えられたよ
うな時にもエアミックスダンパー自体の開度は常に一定
である。
【0004】そのため、例えば該デフロストモードヘの
切換えが暖房状態のものであり、しかも外気温か低くて
目標とする設定温度が相当に高かったような場合にはド
ライバーに対して不快な頭熱感を感じさせる問題があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1および2
各項記載の発明は、各々上記の問題を解決することを目
的としてなされたものであって、それぞれ次のように構
成されている。
【0006】(1)請求項1記載の発明の構成 請求項1記載の発明の車両用空調装置は、暖房用のヒー
タユニットと、該ヒータユニットを通して車室内に供給
される温風の温度を外気の導入量によってコントロール
するエアミックスダンパーと、上記ヒータユニットを通
して車室内に供給される温風の車室内への吹出しモード
を選択する吹出しモード選択手段とを備えてなる車両用
空調装置において、上記ヒータユニット作動状態下にお
いて上記吹出しモード選択手段によりデフロストモード
が選択されたときには上記エアミックスダンパーのエ
アミックス開度の補正値を、外気温が所定温度以上の時
は外気温が低いほど大きくする一方、外気温が上記所定
温度以下の時は外気温が低いほど小さくする補正値設定
手段と、上記補正値設定手段の補正値に基づいてエアミ
ックス開度を閉方向に閉制御するエアミックス開度補正
制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0007】(2)請求項2記載の発明の構成 請求項2記載の発明の車両用空調装置は、暖房用のヒー
タユニットと、該ヒータユニットを通して車室内に供給
される温風の温度を外気の導入量によってコントロール
するエアミックスダンパーと、上記ヒータユニットを通
して車室内に供給される温風の車室内への吹出しモード
を選択する吹出しモード選択手段とを備えてなる車両用
空調装置において、上記ヒータユニット作動状態下にお
いて上記吹出しモード選択手段によりデフロストモード
が選択され、かつ車室内温度が予じめ設定された目標温
度に達したときには上記エアミックスダンパーのエア
ミックス開度の補正量を、外気温が所定温度以上の時は
外気温が低いほど大きくする一方、外気温が上記所定温
度以下の時は外気温が低いほど小さくする補正値設定手
段と、上記補正値設定手段の補正量に基づいてエアミッ
クス開度を閉方向に 閉制御するエアミックス開度補正制
御手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本願の請求項1および2各項記載の発明は、各
々以上のように構成されている結果、当該各構成に対応
して次のような作用を奏する。
【0009】(1)請求項1記載の発明の作用 請求項1記載の発明の車両用空調装置の構成では、先ず
暖房用のヒータユニットと、該ヒータユニットを通して
車室内に供給される温風の温度を外気の導入量によって
コントロールするエアミックスダンパーと、上記ヒータ
ユニットを通して車室内に供給される温風の車室内への
吹出しモードを選択する吹出しモード選択手段とを備え
てなり、暖房時にヒータユニットを介して車室内に吹出
される温風のエアミックス量が例えば設定温度や外気温
等に応じて適切に設定される。
【0010】一方、該エアミックス量が適切に設定され
た状態において、上記吹出しモード選択手段によりデフ
ロストモードが選択された場合において、補正値設定手
段は、外気温が所定温度以上の時には外気温が低いほど
エアミックス開度の補正値を大きくする一方、外気温が
上記所定温度以下の時は外気温が低いほど小さくする。
そして、この補正値に基づいてエアミックス開度補正制
御手段が上記エアミックスダンパーのエアミックス開度
を所定量小さくして吹出される温風の温度を低くするよ
うに閉制御する。その結果、外気温が所定温度以下とな
る寒冷状態では、外気温が低くなる程補正値を次第に小
さくして暖房機能を重視しつつ、ドライバーに対する頭
熱感が可及的に抑制される。
【0011】(2)請求項2記載の発明の作用 請求項2記載の発明の車両用空調装置の構成では、先ず
上記請求項1記載の発明と同様の暖房用のヒータユニッ
トと、該ヒータユニットを通して車室内に供給される温
風の温度を外気の導入量によってコントロールするエア
ミックスダンパーと、上記ヒータユニットを通して車室
内に供給される温風の車室内への吹出しモードを選択す
る吹出しモード選択手段とを備えた基本構成部により、
暖房時にヒータユニットを介して車室内に吹出される温
風のエアミックス量が例えば設定温度、外気温等に応じ
て適切に設定される。
【0012】そして、該エアミックス量適切に設定さ
れた状態において、上記吹出しモード選択手段により防
曇用のデフロストモードか選択されたときには、その時
の車室内温度が設定された目標温度に達していることを
条件として、補正値設定手段は、外気温が所定温度以上
の時には外気温が低いほどエアミックス開度の補正値を
大きくする一方、外気温が上記所定温度以下の時は外気
温が低いほど小さくする。そして、この補正値に基づい
てエアミックス開度補正制御手段が上記エアミックスダ
ンパーのエアミックス開度を所定量小さくして吹出され
る温風の温度を低くするように閉制御する。その結果、
外気温が所定温度以下となる寒冷状態では、外気温が低
くなる程補正値を次第に小さくして暖房機能を重視しつ
つ、ドライバーに対する頭熱感が外気温に対応して暖房
機能を低下させることなく効果的に抑制される。
【0013】
【発明の効果】従って、上記本願発明の車両用空調装置
によると、ウィンドガラスの防曇性能を低下させること
なく、外気温が所定温度以下となる寒冷状態において暖
房機能を重視しつつ、効果的に暖房デフロスト時の頭熱
感の解消を図ることができるようになる。
【0014】
【実施例】図1〜図3は、本願発明の実施例に係る車両
用空調装置の構成および動作を示している。
【0015】先ず図1において、符号1は当該車両用空
調装置のメインダクト(ユニットケース)であり、例え
ば車幅方向に延びて配設されている。該メインダクト1
は、その車幅方向略中央部に大径のベントダクト2と小
径のヒートダクト3が各々接続されている。
【0016】ベントダクト2は、車体後方に延び、その
途中にベント用の第1ダンパー21を有するとともに、
下流側では車体中央部と車体左右両側部の各位直に配設
される3本のダクト2a,2b,2cに分岐されてい
る。また、ヒートダクト3も上記ベントダクト2に並行
して車体後方に延び、その途中にヒート用の第2ダンパ
ー22を有するとともに、下流側所定位量(ダッシュボ
ード位置)で左右2本のダクト3a,3bに分岐され、
更に、その途中にデフロスタ4a,4bが設けられてい
る。
【0017】そして、上記メインダクト1の一端側には
外気導入用のブロワダクト5が開口されており、該ブロ
ワダクト5からブロワファン7を介して外気が取り入れ
られるようになっている。また、符号10は内気導入ダ
クトであり、その内気導入口部10aから内気が導入さ
れる。上記ブロワダクト5の外気導入口部5a内には内
外気切換用ダンパー6が設けられており、後述する空調
コントロールユニット30からの第1モータ制御信号に
よって駆動される第1モータ(内外気モータ)M1によ
り、その開閉状雄が制御され、内外気の導入状態が切替
えられるようになっている。
【0018】また、上記ブロワファン7は、空調コント
ロールユニット30より供給される第2モータ制御信号
によって駆動状態が制御される第2モータ(ブロワモー
タ)M2により回転駆動されるようになっている。
【0019】さらに符号8は冷房又は除湿用の熱交換器
である蒸発器であり、該蒸発器8はコンプレッサを含む
図示しない冷凍回路の一部を構成している。
【0020】また、符号9は暖房用のヒータユニットを
構成するヒータコアであり、該ヒータコア9は上記蒸発
器8下流側のベントダクト2連通部付近に位置し、前方
に寄せて斜に配設されており、上記ベントダクト2と
の間にはエアミックスダンパー20が設けられている。
該ヒータコア9は、図示しないエンジン側冷却水リター
ン通路と接続されており、同通路からの高温の冷却水に
よる熱を利用して上記メインダクト1内を通る空気を加
熱加温して車室内暖房用の温風を形成する。上記エアミ
ックスダンパー20は、第3モータM3によって開閉駆
動されるようになっており、ダンパー部が図示のように
上記ヒータコア9側に当接された通路開状態(エアミッ
クス開度は小)では上記ヒータコア9をバイパスさせて
ヒータコア9へのエアミックス量を最少とし非暖房状想
に椎持する一方、上記ベントダクト2側を閉じるような
図示仮想線の状態(エアミックス開度は大)に制御され
ると、ヒータコア9へのエアミックス量を最大として暖
房状態を実現するようになっている。該エアミックスダ
ンパー20の開度、つまりエアミックス開度θMの制御
は、後述する空調コントロールユニット30からの第3
モータ制御信号により上記第3モータM3を適切に駆動
制御することによってなされる。
【0021】また、符号26は第3ダンパー23を介設
した足元吹出用のヒートダクトであり、上記ヒータコア
9を介して供給される所定温度の温風を乗員の足元側に
供給する。
【0022】さらに、符号24は、上記メインダクト1
のヒータコア9の上流側から上記ベントダクト2の下流
側にヒータコア9をバイパスして連通せしめられた冷風
バイパス通路であり、例えば上記ヒータコア9を使用し
た暖房状態時において、ヒータコア9を介さない冷風
(外気)を所定量だけベントダクト2の下流側から車室
内に供給して車室内温度を調節するとともにデフロスト
時の頭熱感の解消を図るようになっている。該冷風バイ
パス通路24には、冷風バイパス量制御ダンパ25が設
けられており、該バイパス量制御ダンパ25のバイパス
開度θBPの制御によって冷風バイパス量が調節され
る。該バイパス開度θBPの制御は、上記バイパス量制
御ダンパ25を駆動する第5モータM5の回転量を空調
コントロールユニット30によって制御することによっ
てなされる。
【0023】なお、上述したベントダクト2の第1タン
パー21、ヒートダクト3の第2ダンパー22、足元用
ヒートダクト26の第3ダンパー23の各々は、相互に
リンク機構で接続されており、空調コントロールユニッ
ト30によって第4モータM4をコントロールすること
によって相互に所定の開閉関係で作動するようになって
いる。
【0024】一方、上記空調コントロールユニット30
は、例えばマイクロコンピュータによって構成されてお
り、外気温センサ11の出力に基く外気温検出手段3
1、内気温センサ12と目標温度設定手段13との両出
力に基く室内温度の判定手段32、モード選択スイッチ
14の出力に基くデフロストモード検出手段33、デフ
ロストモード検出手段33の検出結果と室内温度判定手
段32の判定結果に基いて作動し、上記外気温検出手段
31の検出値をパラメータとして当該デフロストモード
時の吹出空気の温度を若干低下させるためのエアミック
スダンパー20の補正(閉)開度ΔθMを演算設定する
補正開度設定手段34、該補正開度設定手段34の設定
補正値ΔθMに基いて上記エアミックスダンパー20の
開度θMを所定量ΔθM閉方向(コールド方向)に制御
して上記デフロスタ4a,4bからの吹出空気の温度を
低下させ頭熱感の解消を図るエアミックス開度補正手段
35等を備えて構成されている。
【0025】次に上記デフロスト時の当該空調コントロ
ールユニット30による頭熱感解消を目的とするエアミ
ックスダンパー20の具体的な制御方法について図2の
フローチャートを参照して詳細に説明する。
【0026】先ずステップS1で、現在の空調モードが
デフロストモードとなっているか否か(モード選択スイ
ッチ14がデフロストモードに切替えられたか否か)を
判定し、デフロストモードでないNO判定の時はステッ
プS2の通常制御に進み、現在の選択モードにおける設
定エアミックス開度θMそのままでの制御を継続する。
【0027】他方、デフロストモードが選択され、その
時の吹出空気の温度如何によっては顕著な頭熱感を伴う
可能性のあるYES判定時には、さらにステップS3
進んで上記内気温センサ12の出力値から先ず現在の車
室内温度Tがドライバーの設定した目標温度TSに達し
ているか否か(安定状態か否か)を判定した上、実際に
目標温度TSに達している時に初めてステップS4,S5
に進む。
【0028】そして、ステップS4,S5では上記外気温
センサ11の現在の検出値TAを基に、該外気温TAが
高温側第1の設定値TA1(例えばTA1=20℃…図3
参照)以上であるか否か、又同外気温TAが高温側第1
の設定値TA1以上ではない場合において他方低温側第
2の設定値TA2(例えばTA2=−10℃…図3参照)
以下であるか否かを順次判定してゆき、それぞれの判定
結果がNOの当該外気温TAが上記上下設定値TA1
TA2の範囲内(TA2<TA<TA1)にある図3の第
1の制御領域に該当する時には最終的にステップS6
進んで、上記エアミックスダンパー20の開度θM
(%)を図示(A)の特性によって設定される補正開度
ΔθMAだけオートモードによる現在の設定開度θMよ
り小さめ(コールド側)に補正制御することによって若
干冷風量を増加させ、ドライバーに対する頭熱感を低減
させる。
【0029】すなわち、上記補正開度ΔθMAは、図3
の破線の特性(A)に示すように、例えば上記デフロス
ト時の外気温TAがTA1=20℃からTA2=−10℃
の間の第1の制御領域にある時には、それらの温度差
(TA1−TA2=20−(−10)=30℃)に基いて
当該各外気温TA1,TA2間のエアミックス開度差Z
(%)=42(%)を除することによって、上記第1の
制御領域である外気温TA1℃からTA2℃間においてリ
ニアに変化する特性の補正値マップAを作成し、該補正
値マップAから上記その時の外気温TAの値をパラメー
タとして当該最適な補正開度ΔθMAが決定されるよう
になっている。そして、該ΔθMAは、例えばTA=0
℃までは外気温TAが低いほど補正開度が大きくなるよ
うにし、他方、TA=0℃を越えて外気温が低くなる寒
冷状態では暖房機能を重視してΔθMAを次第に小さく
している。この結果、同図3の破線(A)の特注に示さ
れるように車室内温度Tが設定温度TSに達し、かつ外
気温が図示TA1℃からTA2℃の範囲内の頭熱感を生じ
易い第1の制御領域の暖房デフロストモードでは、エア
ミックス開度θMが、その時の外気温TAに応じて図3
(c)の特性に示す本来の開度θMよりも所定量ΔθM
A小さく低温側に閉制御されるようになり、確実に不快
な頭熱感が解消されるようになる(該領域において最も
頭熱感が高くなることが予測れる外気温TA=0℃付近
では最も補正量が大となる)。
【0030】一方、上記ステップS3の室内温度の判定
において、現在の車室内温度Tが予じめ設定された目標
温度TSに未だ達していないとしてNO判定がなされた
暖房又は冷房開始状態(過渡領域)では、吹出空気の温
度条件が高、低ピーク側にあることが予測されるから、
先ずステップS7の動作に進んで、例えば、その時の設
定温度TSに対応して外気温や日射量をパラメータとし
て決定されるマップ値に基いて自動設定された現在のオ
ートモードのエアミックス開度θM(%)を基準として
暖房モードか、冷房モードかを判定する。その結果、Y
ES判定の冷房モード時は頭熱感防止の必要はないので
上記ステップS2の通常制御に移る一方、NO判定の暖
房モードの時(図3の第2の制御領域に当る)はステッ
プS8に進んで上記現在のエアミックス開度θM(%)
を所定開度ΔθMBだけ小さくしたエアミックス開度で
制御を行う。該補正開度ΔθMBは、例えば図3の鎖線
(B)の特性に示すように、上記図3のデフロスト時以
外の通常時の特性(c)に対して所定量ΔθMB分エア
ミックス開度θMが小さくなるように設定されている。
そして、該場合にも、上記図3(A)の特性による場合
同様、当該補正開度ΔθMBは外気温TAをパラメータ
として決定される(但し、ΔθMB>ΔθMA)。そし
て、たとえば外気温TA=θ℃まではΔθMA同様外気
温TAが低いほど補正開度が大きくなるように補正値が
決定される。
【0031】この結果、該場合には上記ステップS6
安定期に増してデフロスト時の吹出空気の温度が低下さ
れ、高温かつ多風量である暖房初期におけるデフロスト
時の頭熱感の解消が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の実施例に係る車両用空調装
置のシステム構成を示す概略図である。
【図2】図2は、同装置の具体的なエアミックス開度制
御動作を示すフローチャートである。
【図3】図3は、同装置の制御特性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1はメインダクト、2はベントダクト、3はヒートダク
ト、7はブロワファン、9はヒータコア、11は外気温
センサ、12は内気温センサ、13は目標温度設定手
段、14はモード選択スイッチ、20はエアミックスダ
ンパー、30は空調コントロールユニット、M1〜M4
第1〜第4モータである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房用のヒータユニットと、該ヒータユ
    ニットを通して車室内に供給される温風の温度を外気の
    導入量によってコントロールするエアミックスダンパー
    と、上記ヒータユニットを通して車室内に供給される温
    風の車室内への吹出しモードを選択する吹出しモード選
    択手段とを備えてなる車両用空調装置において、 記ヒータユニット作動状態下において上記吹出しモー
    ド選択手段によりデフロストモードが選択されたときに
    上記エアミックスダンパーのエアミックス開度の補
    正値を、外気温が所定温度以上の時は外気温が低いほど
    大きくする一方、外気温が上記所定温度以下の時は外気
    温が低いほど小さくする補正値設定手段と、 上記補正値設定手段の補正値に基づいてエアミックス開
    度を閉方向に 閉制御するエアミックス開度補正制御手段
    を設けたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 暖房用のヒータユニットと、核ヒータユ
    ニットを通して車室内に供給される温風の温度を外気の
    導入量によってコントロールするエアミックスダンパー
    と、上記ヒータユニットを通して車室内に供給される温
    風の車室内への吹出しモードを選択する吹出しモード選
    択手段とを備えてなる車両用空調装置において、 記ヒータユニット作動状態下において上記吹出しモー
    ド選択手段によりデフロストモードか選択され、かつ車
    室内温度が予じめ設定された目標温度に達したときに
    上記エアミックスダンパーのエアミックス開度の補
    正値を、外気温が所定温度以上の時は外気温が低いほど
    大きくする一方、外気温が上記所定温度以下の時は外気
    温が低いほど小さくする補正値設定手段と、 上記補正値設定手段の補正値に基づいてエアミックス開
    度を閉方向に閉制御するエアミックス開度補正制御手段
    とを設けたことを特徴とする車両用空調装置。
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