JP4218550B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
前記車室内へ向かって空気を送風する送風機(8)と、
前記車室内へ吹き出す空気の温度を調整する温度調整手段(17)と、
前記車室内へ吹き出す空気の温度が目標吹出温度(TAO)となるように前記温度調整手段(17)を自動制御する温度制御手段(S40、S50)と、
車室内温度を設定温度に維持するための空調熱負荷が所定量以下の最小範囲にあることを前記目標吹出温度(TAO)のみに基づいて判定する判定手段(S60)と、
前記空調熱負荷が前記最小範囲外にあるとき、前記目標吹出温度(TAO)に応じて前記送風機(8)の風量を自動制御する送風機制御手段(S70)と、
前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを前記判定手段(S60)により判定したときに、前記送風機(8)を自動停止する送風機停止手段(S90)とを備え、
前記送風機制御手段(S70)は、前記目標吹出温度(TAO)が第1所定温度(T1)より低いときに前記送風機(8)の風量を最大とし、前記目標吹出温度(TAO)が前記第1所定温度(T1)と前記第1所定温度(T1)よりも所定温度だけ高い第2所定温度(T2)との間にあるときは前記目標吹出温度(TAO)の変化に応じて前記送風機(8)の風量を連続的に変化させ、前記目標吹出温度(TAO)が前記第2所定温度(T2)と前記第2所定温度(T2)よりも所定温度だけ高い第3所定温度(T3)との間にあるときは前記送風機(8)の風量を最小とし、
前記目標吹出温度(TAO)が前記第3所定温度(T3)と前記第3所定温度(T3)よりも所定温度だけ高い第4所定温度(T4)との間にあると、前記判定手段(S60)は前記空調熱負荷が前記最小範囲であると判定し、この判定に基づいて前記送風機停止手段(S90)が前記送風機(8)を停止し、
前記送風機制御手段(S70)は、前記目標吹出温度(TAO)が前記第4所定温度(T4)と前記第4所定温度(T4)よりも所定温度だけ高い第5所定温度(T5)との間にあるときは前記送風機(8)の風量を最小とし、前記目標吹出温度(TAO)が前記第5所定温度(T5)と前記第5所定温度(T5)よりも所定温度だけ高い第6所定温度(T6)との間にあるときは前記目標吹出温度(TAO)の変化に応じて前記送風機(8)の風量を連続的に変化させ、前記目標吹出温度(TAO)が前記第6所定温度(T6)より高いときは前記送風機(8)の風量を最大とし、
前記送風機(8)を前記最小風量状態から前記停止状態へ移行させるときは前記送風機(8)の駆動用モータ(8b)への通電を遮断して、前記送風機(8)の前記停止状態への移行をステップ的に行うことを特徴としている。
また、目標吹出温度(TAO)のみに基づいて空調熱負荷が最小範囲にあることを判定するから、車室内吹出空気の温度制御や風量制御等の制御値である目標吹出温度(TAO)をそのまま利用して空調熱負荷状況の判定を簡便に行うことができる。
車室内へ吹き出す空気を冷却する冷房用熱交換器(9)と、
前記冷房用熱交換器(9)の冷却状態を作り出す冷凍サイクルの圧縮機(11)と、
前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定したときに、前記圧縮機(11)を自動停止する圧縮機停止手段(S100)とを備えることを特徴とする。
図1は、第1実施形態の全体構成の概要を示すもので、車両用空調装置は車室内最前部の計器盤(図示せず)の内側部に配設される室内空調ユニット1を備えている。この室内空調ユニット1はケース2を有し、このケース2内に車室内へ向かって空気が送風される空気通路を構成する。
内気(車室内空気)を導入する内気モードと外気導入口4より外気(車室外空気)を導入
する外気モードとを切り替える。
但し Kset、Kr、Kam、Ks:制御ゲイン
C:補正用の定数
次に、ステップS30にて目標蒸発器吹出温度TEOを算出する。ここで、目標蒸発器吹出温度TEOは、主に、車室内吹出空気の温度制御、車両前面窓ガラスWの曇り止め制御、圧縮機11の省動力(エコノミー)制御等のために決定される制御値であって、目標吹出温度TAO、外気温度Tam等に応じて算出される。
次に、ステップS50にて、エアミックスドア17の実際の開度が上記目標開度SWとなるように、サーボモータ18によりエアミックスドア17を駆動制御する。これにより、車室内吹出温度が目標吹出温度TAOとなるように制御され、車室内温度Trが設定温度Tsetに維持される。
上記第1実施形態では、車室内空調の熱負荷最小範囲を目標吹出温度TAOに基づいて判定しているが、第2実施形態は、目標吹出温度TAOの代わりに車室内温度(内気温)Trと日射量Tsを用いて、空調の熱負荷最小範囲を判定する。
上記第1実施形態では、車室内空調の熱負荷最小範囲を目標吹出温度TAOに基づいて判定しているが、第3実施形態は、目標吹出温度TAOの代わりに外気温Tamと日射量Tsを用いて、空調の熱負荷最小範囲を判定する。
上記第1実施形態では、車室内空調の熱負荷最小範囲を目標吹出温度TAOに基づいて判定しているが、第4実施形態は、目標吹出温度TAOの代わりに、車室内温度Trと設定温度Tsetとの温度差を用いて、空調の熱負荷最小範囲を判定する。
上記第1実施形態では、車室内空調の熱負荷最小範囲を目標吹出温度TAOに基づいて判定しているが、第5実施形態は、目標吹出温度TAOの代わりに、外気温Tamと設定温度Tsetとの温度差を用いて、空調の熱負荷最小範囲を判定する。
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、以下に例示するように種々変形可能である。
(1)第1実施形態では、空調パネル36のオートスイッチ43の投入時には、必ず、空調の熱負荷が最小範囲であるか判定し(図3のS60)、空調の熱負荷が最小範囲であるときは、送風機8および圧縮機11の作動を自動停止(図3のS90、S100)しているが、例えば、オートスイッチ43を第1、第2の2つのスイッチに分割し、そして、第1オートスイッチの投入時には、図6のように送風機8の自動停止を行わない制御とし、そして、第2オートスイッチの投入時のみに、図4のように送風機8の自動停止(圧縮機11も連動して自動停止)する制御を行うようにしてもよい。
(2)第1実施形態では、空調の熱負荷が最小範囲であるときに送風機8およ空調装置び圧縮機11の作動を自動停止しているが、高緯度の地域では夏期でも清涼な気候となり、冷房機能が不要となる。
(3)第1実施形態では、冷凍サイクル装置10の圧縮機11として、常に一定の吐出容量で作動する固定容量型圧縮機を用いる場合について説明したが、圧縮機11として吐出容量を調整可能な可変容量型圧縮機を用いてもよい。可変容量型圧縮機を用いる場合は、図3のステップS80にて、蒸発器9の実際の吹出空気温度Teが目標蒸発器吹出温度TEOとなるように吐出容量を連続的に可変制御すればよい。また、図3のステップS100による圧縮機の停止制御は、吐出容量を0%付近の最小容量とすればよい。
(4)圧縮機11として回転数が調整可能な電動圧縮機を用いてもよい。この場合は、図3のステップS80にて、蒸発器9の実際の吹出空気温度Teが目標蒸発器吹出温度TEOとなるように圧縮機回転数を連続的に制御すればよい。
(5)第1実施形態では、車室内吹出空気の温度調整手段としてエアミックスドア17を用いているが、この温度調整手段として、ヒータコア15に流入する温水の流量や温度を調整する周知の温水弁を用いてもよい。
17…エアミックスドア(温度調整手段)、30…空調制御装置。
Claims (2)
- 車室内へ吹き出す空気の温度および前記車室内へ吹き出す空気の風量を自動制御する自動制御方式の車両用空調装置において、
前記車室内へ向かって空気を送風する送風機(8)と、
前記車室内へ吹き出す空気の温度を調整する温度調整手段(17)と、
前記車室内へ吹き出す空気の温度が目標吹出温度(TAO)となるように前記温度調整手段(17)を自動制御する温度制御手段(S40、S50)と、
車室内温度を設定温度に維持するための空調熱負荷が所定量以下の最小範囲にあることを前記目標吹出温度(TAO)のみに基づいて判定する判定手段(S60)と、
前記空調熱負荷が前記最小範囲外にあるとき、前記目標吹出温度(TAO)に応じて前記送風機(8)の風量を自動制御する送風機制御手段(S70)と、
前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを前記判定手段(S60)により判定したときに、前記送風機(8)を自動停止する送風機停止手段(S90)とを備え、
前記送風機制御手段(S70)は、前記目標吹出温度(TAO)が第1所定温度(T1)より低いときに前記送風機(8)の風量を最大とし、前記目標吹出温度(TAO)が前記第1所定温度(T1)と前記第1所定温度(T1)よりも所定温度だけ高い第2所定温度(T2)との間にあるときは前記目標吹出温度(TAO)の変化に応じて前記送風機(8)の風量を連続的に変化させ、前記目標吹出温度(TAO)が前記第2所定温度(T2)と前記第2所定温度(T2)よりも所定温度だけ高い第3所定温度(T3)との間にあるときは前記送風機(8)の風量を最小とし、
前記目標吹出温度(TAO)が前記第3所定温度(T3)と前記第3所定温度(T3)よりも所定温度だけ高い第4所定温度(T4)との間にあると、前記判定手段(S60)は前記空調熱負荷が前記最小範囲であると判定し、この判定に基づいて前記送風機停止手段(S90)が前記送風機(8)を停止し、
前記送風機制御手段(S70)は、前記目標吹出温度(TAO)が前記第4所定温度(T4)と前記第4所定温度(T4)よりも所定温度だけ高い第5所定温度(T5)との間にあるときは前記送風機(8)の風量を最小とし、前記目標吹出温度(TAO)が前記第5所定温度(T5)と前記第5所定温度(T5)よりも所定温度だけ高い第6所定温度(T6)との間にあるときは前記目標吹出温度(TAO)の変化に応じて前記送風機(8)の風量を連続的に変化させ、前記目標吹出温度(TAO)が前記第6所定温度(T6)より高いときは前記送風機(8)の風量を最大とし、
前記送風機(8)を前記最小風量状態から前記停止状態へ移行させるときは前記送風機(8)の駆動用モータ(8b)への通電を遮断して、前記送風機(8)の前記停止状態への移行をステップ的に行うことを特徴とする車両用空調装置。 - 車室内へ吹き出す空気を冷却する冷房用熱交換器(9)と、
前記冷房用熱交換器(9)の冷却状態を作り出す冷凍サイクルの圧縮機(11)と、
前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定したときに、前記圧縮機(11)を自動停止する圧縮機停止手段(S100)とを備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
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