JP2005247083A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 乗員が送風機を停止したいと感じる空調条件を自動判定して送風機を自動停止する。
【解決手段】 車室内吹出空気の目標吹出温度TAOに基づいて車室内吹出空気の温度および車室内吹出空気の風量を自動制御する自動制御方式の車両用空調装置において、風量を最小風量Loとする温度範囲(T2〜T5)内に所定中間温度範囲(T3〜T4)を設定し、この所定中間温度範囲内に目標吹出温度TAOがあるときを空調熱負荷の最小範囲であると判定し、送風機および圧縮機を自動停止する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動制御方式の車両用空調装置における送風機および圧縮機の作動制御に関する。
従来より車両用空調装置においては、車室内温度(内気温)を乗員の設定温度に維持するための目標吹出空気温度TAOを算出し、この目標吹出空気温度TAOの高低に応じて送風機の風量(車室内吹出空気の風量)を自動制御している(例えば、特許文献1参照)。
より具体的には、目標吹出空気温度TAOの低温域および高温域において送風機の風量を大きくし、TAOの中間温度域において送風機の風量を小さくするように、送風機の回転数を高回転域から低回転域にわたって連続的に調節している。
特開昭58−26618号公報
しかし、従来技術では、空調装置の起動後は常に送風機が作動し続ける構成になっている。そのため、空調装置の起動後時間が経過して車室内の空調状態が進行し、車室内温度が設定温度付近に到達し、車室内が快適な空調状態になった後も、送風機が作動し続ける。このため、乗員によっては送風機の作動音が煩わしいと感じて、送風機作動スイッチを手動操作して送風機を停止する場合がある。
このことは、自動制御方式の空調装置であるにもかかわらず、乗員に送風機作動スイッチの手動操作を強いることになり、自動制御方式の特徴を損なうことになる。
本発明は、上記点に鑑み、乗員が送風機を停止したいと感じる空調条件を自動判定して送風機を自動停止する車両用空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車室内へ吹き出す空気の温度および前記車室内へ吹き出す空気の風量を自動制御する自動制御方式の車両用空調装置において、
車室内温度を設定温度に維持するための空調熱負荷が所定量以下の最小範囲にあることを判定する判定手段(S60)と、
前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定したときに、前記車室内へ向かって空気を送風する送風機(8)を自動停止する送風機停止手段(S90)とを備えることを特徴としている。
本発明において、「車室内温度を設定温度に維持するための空調熱負荷」とは、車室内温度を設定温度に維持するために、車室内吹出空気を加熱または冷却する熱量に相当するものであり、この空調熱負荷が所定量以下の最小範囲にあるときは、車室内温度が乗員にとって快適な設定温度付近に維持されている状態にある。
従って、この空調熱負荷が所定量以下の最小範囲にあることを判定して送風機(8)を自動停止する制御を行えば、送風機(8)の作動音をなくして車室内を静粛な環境とすることができ、乗員の快適性を一層向上できる。また、送風機(8)の消費電力も低減できる。
しかも、空調熱負荷状況を判定して送風機(8)の自動停止制御を行うから、乗員に手動操作の煩わしさを与えることなく静粛な車室内環境を作り出すことができ、実用上極めて有利である。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用空調装置において、
車室内へ吹き出す空気を冷却する冷房用熱交換器(9)と、
前記冷房用熱交換器(9)の冷却状態を作り出す冷凍サイクルの圧縮機(11)と、
前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定したときに、前記圧縮機(11)を自動停止する圧縮機停止手段(S100)とを備えることを特徴とする。
これによると、空調熱負荷状況を判定して送風機(8)の自動停止に連動して冷凍サイクルの圧縮機(11)も自動停止するから、送風機(8)の消費電力低減に併せて圧縮機(11)の駆動動力も低減できる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の車両用空調装置において、
前記車室内へ吹き出す空気の温度を調整する温度調整手段(17)と、
前記車室内へ吹き出す空気の温度が目標吹出温度(TAO)となるように前記温度調整手段(17)を自動制御する温度制御手段(S40、S50)と、
前記空調熱負荷が前記最小範囲外にあるとき、前記目標吹出温度(TAO)に応じて前記送風機(8)の風量を自動制御する送風機制御手段(S70)とを備えることを特徴とする。
これによると、空調熱負荷が前記最小範囲外にあるときは、目標吹出温度(TAO)に応じて送風機(8)の風量を自動制御し、それにより、車室内吹出風量を目標吹出温度(TAO)に応じて自動制御できる。そして、このような風量自動制御を行うものにおいて、請求項1または2による送風機自動停止制御、あるいは圧縮機自動停止制御の効果を発揮できる。
請求項4に記載の発明のように、請求項3に記載の車両用空調装置において、
前記判定手段(S60)は、前記目標吹出温度(TAO)に基づいて前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定することができる。
従って、車室内吹出空気の温度制御や風量制御等の制御値である目標吹出温度(TAO)をそのまま利用して空調熱負荷状況の判定を簡便に行うことができる。
請求項5に記載の発明のように、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置において、
前記判定手段(S60)は、前記車室内温度と前記設定温度との温度差が所定値以内のときに前記空調熱負荷が前記最小範囲にあると判定してもよい。
請求項6に記載の発明のように、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置において、前記判定手段(S60)は、外気温と前記設定温度との温度差が所定値以内のときに前記空調熱負荷が前記最小範囲にあると判定してもよい。
請求項7に記載の発明のように、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置において、
前記判定手段(S60)は、前記車室内温度と日射量のうち、少なくとも前記車室内温度に基づいて前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定してもよい。
請求項8に記載の発明のように、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置において、
前記判定手段(S60)は、外気温と日射量のうち、少なくとも前記外気温に基づいて前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定してもよい。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の全体構成の概要を示すもので、車両用空調装置は車室内最前部の計器盤(図示せず)の内側部に配設される室内空調ユニット1を備えている。この室内空調ユニット1はケース2を有し、このケース2内に車室内へ向かって空気が送風される空気通路を構成する。
このケース2の空気通路の最上流部に内気導入口3および外気導入口4を有する内外気切替箱5を配置している。この内外気切替箱5内に、内外気切替手段としての内外気切替ドア6を回転自在に配置している。
この内外気切替ドア6はサーボモータ7によって駆動されるもので、内気導入口3より
内気(車室内空気)を導入する内気モードと外気導入口4より外気(車室外空気)を導入
する外気モードとを切り替える。
内外気切替箱5の下流側には車室内に向かう空気流を発生させる電動式の送風機8を配置している。この送風機8は、遠心式の送風ファン8aをモータ8bにより駆動するようになっている。送風機8の下流側にはケース2内を流れる空気を冷却する蒸発器9を配置している。この蒸発器9は、送風機8の送風空気を冷却する冷房用熱交換器で、冷凍サイクル装置10を構成する要素の一つである。
なお、冷凍サイクル装置10は、圧縮機11の吐出側から、凝縮器12、受液器13および減圧手段をなす膨張弁14を介して蒸発器9に冷媒が循環するように形成された周知のものである。凝縮器12には電動式の冷却ファン12aによって室外空気(冷却空気)が送風される。
冷凍サイクル装置10において、圧縮機11は電磁クラッチ11aを介して車両エンジン(図示せず)により駆動される。従って、電磁クラッチ11aの通電の断続により圧縮機11の作動を断続制御できる。また、蒸発器9は、膨張弁14にて減圧された後の低温低圧の気液2相状態の冷媒が送風機8の送風空気から吸熱して蒸発することにより、送風空気を冷却する。
一方、室内空調ユニット1において、蒸発器9の下流側にはケース2内を流れる空気を加熱するヒータコア15を配置している。このヒータコア15は車両エンジンの温水(エンジン冷却水)を熱源として、蒸発器9通過後の空気(冷風)を加熱する暖房用熱交換器である。ヒータコア15の側方にはバイパス通路16が形成され、このバイパス通路16をヒータコア15のバイパス空気が流れる。
蒸発器9とヒータコア15との間に温度調整手段をなすエアミックスドア17を回転自在に配置してある。このエアミックスドア17はサーボモータ18により駆動されて、その回転位置(開度)が連続的に調節可能になっている。
このエアミックスドア17の開度によりヒータコア15を通る空気量(温風量)と、バイパス通路16を通過してヒータコア15をバイパスする空気量(冷風量)との割合を調節し、これにより、車室内に吹き出す空気の温度を調節するようになっている。
ケース2の空気通路の最下流部には、車両の前面窓ガラスWに向けて空調風を吹き出すためのデフロスタ吹出口19、乗員の顔部に向けて空調風を吹き出すためのフェイス吹出口20、および乗員の足元部に向けて空調風を吹き出すためのフット吹出口21の計3種類の吹出口が設けられている。
これら吹出口19〜21の上流部にはデフロスタドア22、フェイスドア23およびフットドア24が回転自在に配置されている。これらのドア22〜24は、図示しないリンク機構を介して共通のサーボモータ25によって開閉操作される。
次に、本実施形態の電気制御部の概要を説明すると、空調制御装置30は、CPU、ROMおよびRAM等を含む周知のマイクロコンピュータとその周辺回路から構成される。この空調制御装置30は、そのROM内に空調制御のための制御プログラムを記憶しており、その制御プログラムに基づいて各種演算、処理を行う。
空調制御装置30の入力側にはセンサ群31〜35からセンサ検出信号が入力され、また、車室内前部の計器盤(図示せず)付近に配置される空調パネル36から各種操作信号が入力される。
センサ群としては、具体的には、外気温(車室外温度)Tamを検出する外気センサ31、内気温(車室内温度)Trを検出する内気センサ32、車室内に入射する日射量Tsを検出する日射センサ33、蒸発器9の空気吹出部に配置されて蒸発器吹出空気温度Teを検出する蒸発器温度センサ34、ヒータコア15に流入する温水(エンジン冷却水)温度Twを検出する水温センサ35等が設けられる。
また、空調パネル36には各種操作スイッチとして、図2に示すスイッチ37〜43が設けられている。温度設定スイッチ37は車室内の設定温度の信号を出すもので、設定温度上昇用の操作ノブ37aと、設定温度低下用の操作ノブ37bと、設定温度表示部37cとを備えている。
吹出モードスイッチ38は吹出モードドア22〜24により設定される各種吹出モードをマニュアル設定するための信号を出すもので、フェイスモードの設定ノブ38a、バイレベルモードの設定ノブ38b、フットモードの設定ノブ38c、フットデフロスタモードの設定ノブ38d、およびデフロスタモードの設定ノブ38eを備えている。
内外気切替スイッチ39は内外気切替ドア6による内気モードと外気モードをマニュアル設定する信号を出すもので、内気モードの設定ノブ39aと外気モードの設定ノブ39bを備えている。
エアコンスイッチ40は圧縮機11の作動指令信号(電磁クラッチ11aのON信号)を出すものである。エコノミースイッチ41は目標蒸発器吹出温度TEOを引き上げる信号を出して圧縮機11の稼働率を低下させるものである。
送風機作動スイッチ42は送風機8の風量切替をマニュアル設定するための信号を出すもので、送風機8を停止するOFF用ノブ42a、低風量用の操作ノブ42b、第1中風量用の操作ノブ42c、第1中風量より所定量多い第2中風量用の操作ノブ42d、および大風量用の操作ノブ42eを備えている。
オートスイッチ43は空調自動制御状態の指令信号を出すもので、オートスイッチ43をオン状態にすると、エアコンスイッチ40がオフ状態であっても、電磁クラッチ11aに通電して、圧縮機11を作動状態にし、かつ、各種空調機器の作動を自動制御する状態にする。
空調制御装置30の出力側には、圧縮機11の電磁クラッチ11a、各機器の電気駆動手段をなすサーボモータ7、18、25、送風機8のモータ8b、凝縮器冷却ファン12aのモータ12b等が接続され、これらの機器の作動が空調制御装置30の出力信号により制御される。
次に、上記構成において本実施形態の作動を説明する。最初に、室内空調ユニット1の作動の概要を説明すると、送風機8を作動させることにより、内気導入口3または外気導入口4より導入された空気がケース2内を車室内に向かって送風される。また、電磁クラッチ11aに通電して電磁クラッチ11aを接続状態とし、圧縮機11を車両エンジンにて駆動することにより、冷凍サイクル装置10内を冷媒が循環する。
送風機8の送風空気は、先ず蒸発器9を通過して冷却、除湿され、この冷風は次にエアミックスドア17の回転位置(開度)に応じてヒータコア15を通過する流れとバイパス通路16を通過する流れとに分けられる。ヒータコア15を通過する流れは加熱されて温風となり、バイパス通路16を通過する流れは冷風のままである。
従って、エアミックスドア17の開度によりヒータコア15を通る空気量(温風量)と、バイパス通路16を通過する空気量(冷風量)との割合を調節し、これにより、車室内に吹き出す空気の温度を調節できる。そして、この温度調節された空調風が、ケース2の空気通路の最下流部に位置するデフロスタ吹出口19、フェイス吹出口20およびフット吹出口21のうち、いずれか1つまたは複数の吹出口から車室内へ吹き出して、車室内の空調および車両の前面窓ガラスWの曇り止めを行う。
次に、本実施形態による空調自動制御を図3に基づいて説明する。図3は空調制御装置30のマイクロコンピュータにより実行される制御ルーチンのフローチャートであり、この制御ルーチンはオートスイッチ43の投入によりスタートし、先ず、ステップS10にてセンサ群31〜35の検出信号、空調パネル36からの各種操作信号等を読み込む。
次に、ステップS20にて車室内への吹出空気の目標吹出温度TAOを算出する。この目標吹出温度TAOは空調熱負荷変動にかかわらず、空調パネル36の温度設定スイッチ37により乗員が設定した設定温度Tsetに車室内温度を維持するために必要な車室内吹出空気温度である。このTAOは設定温度Tset、外気温Tam、内気温Tr、日射量Tsに基づいて下記数式(1)により算出する。
TAO=Kset×Tset−Kr×Tr−Kam×Tam−Ks×Ts+C (1)
但し Kset、Kr、Kam、Ks:制御ゲイン
C:補正用の定数
次に、ステップS30にて目標蒸発器吹出温度TEOを算出する。ここで、目標蒸発器吹出温度TEOは、主に、車室内吹出空気の温度制御、車両前面窓ガラスWの曇り止め制御、圧縮機11の省動力(エコノミー)制御等のために決定される制御値であって、目標吹出温度TAO、外気温度Tam等に応じて算出される。
具体的には、目標吹出温度TAOの低下に応じて低下する特性を持った第1目標蒸発器吹出温度TEOaと、外気温度Tamの低温域と高温域とで低下し、外気温度Tamの中間温度域で上昇する特性を持った第2目標蒸発器吹出温度TEObのうち、低い方を最終的に目標蒸発器吹出温度TEOとして決定する。
なお、車室内湿度制御のために車室内湿度に応じて決定される第3目標蒸発器吹出温度TEOcを算出し、第1、第2、第3目標蒸発器吹出温度TEOa、TEOb、TEOcのうち、最も低い温度を最終的に目標蒸発器吹出温度TEOとして決定するようにしてもよい。
次に、ステップS40にてエアミックスドア17の目標開度SWを、目標吹出温度TAOと、蒸発器温度センサ34により検出される蒸発器吹出空気温度Teと、水温センサ44により検出される温水温度Twとに基づいて次式(2)により算出する。
SW={(TAO−Te)/(Tw−Te)}×100(%) (2)
次に、ステップS50にて、エアミックスドア17の実際の開度が上記目標開度SWとなるように、サーボモータ18によりエアミックスドア17を駆動制御する。これにより、車室内吹出温度が目標吹出温度TAOとなるように制御され、車室内温度Trが設定温度Tsetに維持される。
なお、SW=0(%)は、エアミックスドア17の最大冷房位置であり、バイパス通路16を全開し、ヒータコア15側の通風路を全閉する。これに対し、SW=100(%)は、エアミックスドア17の最大暖房位置であり、バイパス通路16を全閉し、ヒータコア15側の通風路を全開する。
次に、ステップS60にて目標吹出温度TAOが、前記設定温度Tset付近の所定中間温度域にあるか判定する。この設定温度Tset付近の所定中間温度域は具体的には18℃〜34℃である。前記設定温度Tsetは、乗員が快適と感じる温度であって、通常、25℃前後の温度が設定される。従って、TAO=18℃〜34℃という、この中間温度域は、室内空調ユニット1の空調熱負荷が最小となる温度域であると言うことができる。ここで、室内空調ユニット1の空調熱負荷とは、車室内温度Trを設定温度Tsetに維持するために、室内空調ユニット1の吸い込み空気を冷却または加熱する熱量を言う。
空調装置の起動時、例えば、夏期の冷房起動時では車室内が50℃以上にも及ぶ高温になることがあるので、目標吹出温度TAOが冷房起動時には−30℃以下の低温度として算出される。このため、ステップS60の判定はNOとなる。
また、冬期の暖房起動時には車室内が逆に0℃以下のような低温になるので、目標吹出温度TAOが暖房起動時には90℃以上にも及ぶ高温として算出される。このため、ステップS60の判定はNOとなる。
このように、空調装置の起動直後の冷房立ち上げ時および暖房立ち上げ時には室内空調ユニット1の空調熱負荷が非常に大きくなって、目標吹出温度TAOが設定温度Tsetから大きく離れた高温または低温として算出されるので、ステップS60の判定がNOとなり、ステップS70に進む。
このステップS70では、送風機8を作動(ON)状態にするとともに、送風機8の風量を目標吹出温度TAOの変化に応じて自動制御する。
この風量制御を図4に基づいて具体的に説明すると、夏期の冷房起動時には通常、目標吹出温度TAOが、図4の第1所定温度T1(例えば−30℃)より低い温度として算出されるので、送風機8の駆動モータ8bへの印加電圧を最大にして、送風機8の風量を最大風量(Hi)に設定する。
そして、車室内の冷房が進行して車室内温度(内気温)Trが低下するにつれて目標吹出温度TAOが上昇する。目標吹出温度TAOが第1所定温度T1以上に上昇すると、これにつれて、送風機8の駆動モータ8bへの印加電圧を連続的に低下して送風機8の風量を連続的に低下させる。
目標吹出温度TAOが第2所定温度T2(例えば8℃)まで上昇すると送風機8の風量を最小風量(Lo)まで低下させる。
これに対し、冬期の暖房起動時には通常、目標吹出温度TAOが図4の第6所定温度T6(例えば90℃)より高い温度として算出されるので、送風機8の駆動モータ8bへの印加電圧を最大にして、送風機8の風量を最大風量(Hi)に設定する。
なお、図4では、目標吹出温度TAOの低温側(冷房側)の最大風量(Hi)と目標吹出温度TAOの高温側(暖房側)の最大風量(Hi)とを同一値として示しているが、一般に最大冷房時の必要風量の方が最大暖房時の必要風量より大きいので、実際には、目標吹出温度TAOの高温側(暖房側)の最大風量(Hi)を目標吹出温度TAOの低温側(冷房側)の最大風量(Hi)よりも所定量小さく設定する。
そして、車室内の暖房が進行して車室内温度(内気温)Trが上昇するにつれて目標吹出温度TAOが低下する。目標吹出温度TAOが第6所定温度T6以下に低下すると、これにつれて、送風機8の駆動モータ8bへの印加電圧を連続的に低下して送風機8の風量を連続的に低下させる。
目標吹出温度TAOが第5所定温度T5(例えば44℃)まで低下すると送風機8の風量を最小風量(Lo)まで低下させる。
図3において、次のステップS80では、圧縮機11を作動(ON)状態にするとともに、圧縮機11の能力制御を行う。具体的には、蒸発器9の吹出空気温度Te(温度センサ34の検出温度)が目標蒸発器吹出温度TEOとなるように圧縮機11の能力制御を行う。
本実施形態では、圧縮機11として常に一定の吐出容量で作動する固定容量型圧縮機を用いているので、具体的には、図5に示すように圧縮機11の作動を断続制御する。すなわち、蒸発器9の実際の吹出空気温度Teが目標蒸発器吹出温度TEOまで上昇すると、電磁クラッチ11aに通電して圧縮機11を作動状態とし、蒸発器9の実際の吹出空気温度Teが目標蒸発器吹出温度TEO−αまで低下すると、電磁クラッチ11aへの通電を遮断して圧縮機11を停止(OFF)状態とする。ここで、αはハンチング防止のためのヒステリシス幅で、例えば、1℃程度である。
このように、圧縮機11の作動を断続制御することにより、圧縮機11の稼働率、ひいては冷媒吐出能力が制御されて、蒸発器9の実際の吹出空気温度Teが目標蒸発器吹出温度TEO付近に維持される。
ところで、春秋の中間季節等においては、車室内空調の熱負荷が元々小さいので、送風機8の風量を最小風量(Lo)まで低下しても、車室内温度(内気温)Trを乗員が設定した設定温度Tset付近に維持することができる。このような空調熱負荷条件下では、目標吹出温度TAOが前記した設定温度Tset付近の所定中間温度域(18℃〜34℃)の範囲内に入る。
この場合には、図3のステップS60の判定がYESとなるので、ステップS90に進み、送風機8の駆動モータ8bへの通電を遮断して送風機8を完全に停止する。続いて、ステップS100にて電磁クラッチ11aへの通電を遮断状態に維持して、圧縮機11を完全な停止状態に維持する。
これにより、車室内を送風機騒音が全くない静粛な雰囲気にすることができ、車室内の快適性を向上できるとともに、送風機8の消費電力低減および圧縮機11の駆動動力低減効果を発揮できる。しかも、車室内空調の熱負荷が小さい状況を判定して、送風機8および圧縮機11の自動停止制御を行うから、乗員の手動操作を必要とせず、乗員に操作負担をかけることもない。
更に、送風機8の風量を最小風量(Lo)にする第2所定温度T2と第5所定温度T5との温度範囲(例えば、8℃〜4℃)の内側に入る所定温度範囲(例えば、18℃〜34℃)を車室内空調の熱負荷が最小となる範囲とし、この空調熱負荷最小範囲にて送風機8および圧縮機11を自動停止しているから、送風機8および圧縮機11の停止状態が持続されて、目標吹出温度TAOが上記空調熱負荷最小範囲(例えば、18℃〜34℃)の外側へ変動した場合に、送風機8が必ず最小風量で再起動する。
従って、送風機8が最小風量よりも高い風量で急に再起動するという違和感を乗員に与えることを確実に回避できる。このことも乗員の快適性向上に貢献できる。
因みに、図6は従来技術による目標吹出温度TAOと送風機8の風量との関係を示す特性図であって、目標吹出温度TAOが第2所定温度T2と第5所定温度T5との温度範囲にある間、送風機は最小風量(Lo)に作動状態を維持している。
ところで、第1実施形態における具体的手段と本発明の構成要素との対応関係を述べると、図3のステップS60により「空調熱負荷が所定量以下の最小範囲にあることを判定する判定手段」を構成する。また、図3のステップS90により「空調熱負荷が最小範囲にあることを判定したときに、車室内へ向かって空気を送風する送風機8を自動停止する送風機停止手段」を構成する。
また、図3のステップS100により「空調熱負荷が最小範囲にあることを判定したときに、圧縮機11を自動停止する圧縮機停止手段」を構成する。
また、図3のステップS40、S50により「車室内へ吹き出す空気の温度が目標吹出温度(TAO)となるようにエアミックスドア(温度調整手段)17を自動制御する温度制御手段」を構成する。
そして、図3のステップS70により「空調熱負荷が最小範囲外にあるとき、目標吹出温度(TAO)に応じて車室内へ吹き出す空気の風量を自動制御する送風機制御手段」を構成する。
また、図3のステップS80は、「蒸発器(冷房用熱交換器)の吹出空気温度Teが目標蒸発器温度TEOとなるように圧縮機11の能力を制御する圧縮機制御手段」を構成する。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、車室内空調の熱負荷最小範囲を目標吹出温度TAOに基づいて判定しているが、第2実施形態は、目標吹出温度TAOの代わりに車室内温度(内気温)Trと日射量Tsを用いて、空調の熱負荷最小範囲を判定する。
図7は第2実施形態の判定方法の具体例を示すもので、車室内への日射がないときの車室内温度Trとして乗員が快適と感じる温度範囲(具体的には18℃〜25℃の範囲)を設定し、そして、この快適温度範囲を、日射量が増加するにつれて低温側にずらして、日射の影響を補償するようにしたのが図7の斜線範囲Aである。
第2実施形態では、車室内温度Trが図7の斜線範囲A内にあるときを空調の熱負荷最小範囲であると判定して、送風機8および圧縮機11の自動停止制御を行う。このような判定方法を採用しても、第1実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
車室内温度Trが図7の斜線範囲A外にあるとき、および日射量が図7の斜線範囲Aの上限値(例えば、700W/m2)以上のときは、送風機8および圧縮機11を作動状態とし、図3のS70、S80の制御を行う。
なお、第2実施形態の変形例として、日射量Tsを考慮せずに、車室内温度Trのみで空調の熱負荷最小範囲を判定してもよい。例えば、車室内温度Trが乗員の快適温度範囲(例えば、15℃〜25℃の範囲)内にあるときを空調の熱負荷最小範囲であると判定してもよい。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、車室内空調の熱負荷最小範囲を目標吹出温度TAOに基づいて判定しているが、第3実施形態は、目標吹出温度TAOの代わりに外気温Tamと日射量Tsを用いて、空調の熱負荷最小範囲を判定する。
図8は第3実施形態の判定方法の具体例を示すもので、車室内への日射がないときの外気温Tamとして乗員が快適と感じる温度範囲(具体的には13℃〜20℃の範囲)を設定し、そして、この快適温度範囲を、日射量が増加するにつれて低温側にずらして日射の影響を補償するようにしたのが図8の斜線範囲Bである。
第3実施形態では、外気温Tamが図8の斜線範囲B内にあるときを空調の熱負荷最小範囲であると判定して、送風機8および圧縮機11の自動停止制御を行う。このような判定方法を採用しても、第1実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
車室内温度Trが図8の斜線範囲B外にあるとき、および日射量が図8の斜線範囲Bの上限値(例えば、700W/m2)以上のときは、送風機8および圧縮機11を作動状態とし、図3のS70、S80の制御を行う。
なお、第3実施形態の変形例として、日射量Tsを考慮せずに、外気温Tamのみで空調の熱負荷最小範囲を判定してもよい。例えば、外気温Tamが乗員の快適温度範囲(例えば、10℃〜20℃の範囲)内にあるときを空調の熱負荷最小範囲であると判定してもよい。
(第4実施形態)
上記第1実施形態では、車室内空調の熱負荷最小範囲を目標吹出温度TAOに基づいて判定しているが、第4実施形態は、目標吹出温度TAOの代わりに、車室内温度Trと設定温度Tsetとの温度差を用いて、空調の熱負荷最小範囲を判定する。
車室内温度Trと設定温度Tsetとの温度差が減少するにつれて空調の熱負荷が減少するという関係にあることに着目して、第4実施形態では車室内温度Trと設定温度Tsetとの温度差が所定値以内(例えば、±3℃以内)にあるときを空調の熱負荷最小範囲であると判定する。
(第5実施形態)
上記第1実施形態では、車室内空調の熱負荷最小範囲を目標吹出温度TAOに基づいて判定しているが、第5実施形態は、目標吹出温度TAOの代わりに、外気温Tamと設定温度Tsetとの温度差を用いて、空調の熱負荷最小範囲を判定する。
外気温Tamと設定温度Tsetとの温度差が減少するにつれて空調の熱負荷が減少するという関係にあることに着目して、第5実施形態では外気温Tamと設定温度Tsetとの温度差が所定値以内(例えば、±5℃以内)にあるときを空調の熱負荷最小範囲であると判定する。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、以下に例示するように種々変形可能である。
(1)第1実施形態では、空調パネル36のオートスイッチ43の投入時には、必ず、空調の熱負荷が最小範囲であるか判定し(図3のS60)、空調の熱負荷が最小範囲であるときは、送風機8および圧縮機11の作動を自動停止(図3のS90、S100)しているが、例えば、オートスイッチ43を第1、第2の2つのスイッチに分割し、そして、第1オートスイッチの投入時には、図6のように送風機8の自動停止を行わない制御とし、そして、第2オートスイッチの投入時のみに、図4のように送風機8の自動停止(圧縮機11も連動して自動停止)する制御を行うようにしてもよい。
(2)第1実施形態では、空調の熱負荷が最小範囲であるときに送風機8およ空調装置び圧縮機11の作動を自動停止しているが、高緯度の地域では夏期でも清涼な気候となり、冷房機能が不要となる。
従って、このような高緯度地域向けの車両用空調装置では、冷房用熱交換器としての蒸発器9を含む冷凍サイクル装置10が不要となる。よって、このような冷凍サイクル装置10を具備しない車両用空調装置では、空調の熱負荷が最小範囲であるときに送風機8のみ自動停止する制御を行えばよい。
(3)第1実施形態では、冷凍サイクル装置10の圧縮機11として、常に一定の吐出容量で作動する固定容量型圧縮機を用いる場合について説明したが、圧縮機11として吐出容量を調整可能な可変容量型圧縮機を用いてもよい。可変容量型圧縮機を用いる場合は、図3のステップS80にて、蒸発器9の実際の吹出空気温度Teが目標蒸発器吹出温度TEOとなるように吐出容量を連続的に可変制御すればよい。また、図3のステップS100による圧縮機の停止制御は、吐出容量を0%付近の最小容量とすればよい。
(4)圧縮機11として回転数が調整可能な電動圧縮機を用いてもよい。この場合は、図3のステップS80にて、蒸発器9の実際の吹出空気温度Teが目標蒸発器吹出温度TEOとなるように圧縮機回転数を連続的に制御すればよい。
(5)第1実施形態では、車室内吹出空気の温度調整手段としてエアミックスドア17を用いているが、この温度調整手段として、ヒータコア15に流入する温水の流量や温度を調整する周知の温水弁を用いてもよい。
本発明の第1実施形態を示す全体システム構成図である。 第1実施形態における空調パネルの正面図である。 第1実施形態の空調制御の概要を示すフローチャ−トである。 第1実施形態による送風機制御の特性図である。 第1実施形態による固定容量型圧縮機の断続制御の特性図である。 従来技術による送風機制御の特性図である。 第2実施形態による送風機自動停止制御のための判定条件説明図である。 第3実施形態による送風機自動停止制御のための判定条件説明図である。
符号の説明
2…ケース、8…送風機、9…蒸発器(冷房用熱交換器)、11…圧縮機、
17…エアミックスドア(温度調整手段)、30…空調制御装置。

Claims (8)

  1. 車室内へ吹き出す空気の温度および前記車室内へ吹き出す空気の風量を自動制御する自動制御方式の車両用空調装置において、
    車室内温度を設定温度に維持するための空調熱負荷が所定量以下の最小範囲にあることを判定する判定手段(S60)と、
    前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定したときに、前記車室内へ向かって空気を送風する送風機(8)を自動停止する送風機停止手段(S90)とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 車室内へ吹き出す空気を冷却する冷房用熱交換器(9)と、
    前記冷房用熱交換器(9)の冷却状態を作り出す冷凍サイクルの圧縮機(11)と、
    前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定したときに、前記圧縮機(11)を自動停止する圧縮機停止手段(S100)とを備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記車室内へ吹き出す空気の温度を調整する温度調整手段(17)と、
    前記車室内へ吹き出す空気の温度が目標吹出温度(TAO)となるように前記温度調整手段(17)を自動制御する温度制御手段(S40、S50)と、
    前記空調熱負荷が前記最小範囲外にあるとき、前記目標吹出温度(TAO)に応じて前記送風機(8)の風量を自動制御する送風機制御手段(S70)とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記判定手段(S60)は、前記目標吹出温度(TAO)に基づいて前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定することを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記判定手段(S60)は、前記車室内温度と前記設定温度との温度差が所定値以内のときに前記空調熱負荷が前記最小範囲にあると判定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  6. 前記判定手段(S60)は、外気温と前記設定温度との温度差が所定値以内のときに前記空調熱負荷が前記最小範囲にあると判定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  7. 前記判定手段(S60)は、前記車室内温度と日射量のうち、少なくとも前記車室内温度に基づいて前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  8. 前記判定手段(S60)は、外気温と日射量のうち、少なくとも前記外気温に基づいて前記空調熱負荷が前記最小範囲にあることを判定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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