JP3283237B2 - 粉体検査装置 - Google Patents

粉体検査装置

Info

Publication number
JP3283237B2
JP3283237B2 JP31179698A JP31179698A JP3283237B2 JP 3283237 B2 JP3283237 B2 JP 3283237B2 JP 31179698 A JP31179698 A JP 31179698A JP 31179698 A JP31179698 A JP 31179698A JP 3283237 B2 JP3283237 B2 JP 3283237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
rotary table
groove
foreign matter
foreign
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31179698A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11218497A (ja
Inventor
康行 森本
敏明 永井
廣之 林
Original Assignee
株式会社日本アルミ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本アルミ filed Critical 株式会社日本アルミ
Priority to JP31179698A priority Critical patent/JP3283237B2/ja
Publication of JPH11218497A publication Critical patent/JPH11218497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3283237B2 publication Critical patent/JP3283237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば医薬品、食
品原料、樹脂原料、粉砕物等の粉体について、自動で少
なくとも異物検査を行って異物を除去する粉体検査装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその課題】粉体を回転テーブル表面に載
せて運搬させながら、テレビカメラで撮影して粉体中の
異物を検出し、該異物を除去装置により除去する粉体検
査装置としては、例えば本件出願人の実用新案登録番号
第2502329号に公知である。
【0003】ところで、上記のような装置において、粉
体10を、例えば50mm幅で回転テーブル2表面に載
せようとすると、図17に示すように、その両縁に位置
する粉体10が崩れて拡がることにより、50mm幅を
越えることとなる。そのため、50mm幅を前提として
設けていたテレビカメラ26や除去装置では十分な検出
・除去が行えないこととなる。これを回避するために作
動有効範囲Sの大きなテレビカメラ等を予め設定してお
くことが考えられるが、それでは無駄が生じ、効率が悪
くなる。
【0004】本発明は、粉体を載せる回転テーブル表面
の領域を確定的なものにして、効率の良い検査を行うこ
とができる粉体検査装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
自動で粉体について少なくとも異物検査を行って異物を
除去する粉体検査装置において、表面に粉体を載せた状
態で回転して粉体を運搬する回転テーブルと、回転テー
ブル表面に粉体を供給する供給装置と、回転テーブル表
面の粉体を回転テーブルの表側及び裏側から撮影して異
物を検出する撮影装置と、回転テーブル表面から異物を
除去する異物除去装置と、回転テーブル表面から、異物
除去後の粉体を除去する良品除去装置とを備え、回転テ
ーブルは無色透明な樹脂又はガラスで形成されており、
回転テーブルの表面には粉体が嵌り込む環状の溝が形成
されており、該溝の幅は、撮影装置、異物除去装置、及
び良品除去装置の全ての作動有効範囲内となるよう設定
されており、該溝は底面と両側面とで構成されており、
底面は水平な平坦面であり、両側面は、回転テーブル表
面から底面に向けて溝幅が狭くなるよう傾斜し且つそれ
ぞれ底面に対して45°未満の角度で傾斜した平面であ
り、両側面と底面との交差部はRを有しており、供給装
置は上記溝内に粉体を供給するようになっており、撮影
装置は、上記溝に嵌り込んで上記溝の底面だけでなく側
面に載った粉体も回転テーブルの表側及び裏側から撮影
するようになっていることを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、供給装置が、粉体を、多孔板を通過させた
後に回転テーブル表面に供給するようになっており、多
孔板の孔の大きさは、異物とされる大きさのものを通過
させない大きさに設定されているものである。
【0007】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本発明の粉
体検査装置1の全体斜視図、図2は粉体検査装置1の概
略平面図である。この粉体検査装置1は、表面に粉体を
載せた状態で回転して粉体を運搬する回転テーブル2
と、回転テーブル2表面上に粉体を供給する供給装置3
と、粉体中の異物を回転テーブル2の裏側から撮影して
検出する第1撮影装置5と、粉体中の異物を回転テーブ
ル2の表側から撮影して検出する第2撮影装置6と、第
1,第2撮影装置5,6で検出された粉体中の異物を吸
引除去する異物除去装置7と、異物除去装置7により異
物が除去された粉体を吸引除去する良品除去装置8等を
備えており、これらは回転テーブル2の周辺にこの順番
で配設されている。
【0008】回転テーブル2は、無色透明の樹脂、例え
ばメタクリル酸樹脂、又は無色透明のガラスで形成され
ており、表面が平坦な円板状のものであり、水平に設け
られている。回転テーブル2の表面には、図3に示すよ
うに、粉体10が嵌り込む溝20が回転テーブル2と同
心の環状に形成されている。溝20の幅Wは、第1撮影
装置5、第2撮影装置6、異物除去装置7、及び良品除
去装置8の全ての作動有効範囲内となるよう設定されて
いる。溝20は、底面201と両側面202とで構成さ
れている。底面201は水平な平坦面である。両側面2
02は、回転テーブル2表面から底面201に向けて溝
20の幅Wが狭くなるよう傾斜し且つそれぞれ底面20
1に対して45°未満の角度αで傾斜した平面である。
両側面202と底面201との交差部XはRを有してい
る。
【0009】供給装置3は、図4に示すように粉体を投
入するためのホッパ13と、このホッパ13の下方に配
置され、ホッパ13から供給される粉体を受けて回転テ
ーブル2側に送り出すためのスクリューフィーダ14
と、スクリューフィーダ14に突出して設けられる管1
5の遊端部がその内部に臨むトラフ16と、トラフ16
の基端部の下方に設けられ、トラフ16に振動を与える
電磁コイル17とを備えている。トラフ16の他端は回
転テーブル2上に位置している。
【0010】トラフ16は、図5で示されるように断面
コ字状の樋状体であり、底板161とその長さ方向両側
の壁162とで構成されている。底板161の先端には
切欠き163が形成されており、両壁162がその分だ
け長くなっている。また、電磁コイル17によりトラフ
16に与えられる振動は、底板161の先端まで送られ
た粉体が確実に溝20内に均等に供給されるよう設定さ
れている。
【0011】第1撮影装置5は、図6に示すように、テ
レビカメラ21と2つのストロボ221,222とを備
えている。ストロボ221は回転テーブル2の上方に設
置され、ストロボ222はテレビカメラ21とともに回
転テーブル2の下方にストロボ221に対向して設置さ
れている。23はテレビカメラ21、ストロボ221,
222を上下方向に移動可能に支持するスタンドであ
る。
【0012】第2撮影装置6は、図7に示すように、テ
レビカメラ26、ストロボ271,272の回転テーブ
ル2に対する上下関係が上述した第1撮影装置5とは逆
になっている。即ち、テレビカメラ26及びストロボ2
72は回転テーブル2の上方に、ストロボ271は下方
に設けられている。
【0013】図8は図2のVIII矢視図であり、異物除去
装置7を示す。吸引エジェクタ30は吸引管31、空気
送入管32及びバルブ33(図2参照)から成ってい
る。吸引管31は、先端の吸引口311が回転テーブル
2表面上の粉体を確実に吸引できる位置まで回転テーブ
ル2表面に近接されており、且つ吸引口311の面が回
転テーブル2表面と平行になるように設けられている。
また、吸引管31の他端には、連結ホース36の一端が
連結されている。空気送入管32は、一端がエアーコン
プレッサー(図示せず)に連結され、他端が吸引管31
に吸引口311とは反対側に向けて空気を送入するよう
連結されている。バルブ33は、空気送入管32内の空
気の流れを調節するものである。サイクロン34の上方
に連通して設けられた空気吹出しホース35は、集塵器
(図示せず)に連結されている。なお、良品除去装置8
も異物除去装置7と同じ構成のものである。
【0014】図9は粉体検査装置1の内部構造を示す断
面図、図10は図9のX矢視図、図11は図9のXI矢
視図である。異物除去装置7の連結ホース36は異物用
サイクロン41に連結されており、異物除去装置7で吸
引された異物はサイクロン41にて空気と分離されて捕
集箱42に捕集されるようになっている。また、良品除
去装置8で吸引された粉体は、連結ホース29を通って
良品用サイクロン43に送られ、空気と分離されて捕集
箱44に捕集されるようになっている。
【0015】回転テーブル2の下部には回転駆動機構1
1が設けられている。回転駆動機構11は、鉛直に設置
され、回転テーブル2の中心部に連結された回転軸と回
転軸を所定の速度で回転させるモータ(ともに図示せ
ず)とを備えている。
【0016】また、第1,第2撮影装置5,6で検出さ
れた異物が、吸引エジェクタ30の吸引口311の直下
に来た時に吸引口311からの吸引を行うように、異物
の位置を検出するためのロータリエンコーダ12が設け
られる。
【0017】51は検査データをプリントアウトするプ
リンター、52はテレビカメラ21,26からの映像が
映し出されるモニター、53は装置全体の動きを操作す
るとともに、検査データを記憶するコンピュータ、53
1はそのキーボード、54は映像信号処理器、55は画
像解析器であり、これらはテレビカメラ21,26から
映像信号を画像解析して粉体中の異物の有無を判断する
ものである。56はストロボ221,222,271,
272のサイクル等を制御するストロボ本体、57は電
源の調整を行う電源フィルタである。
【0018】ホッパ13は、粉体を投入したときに、粉
体が装置1内に舞い上がって検査結果に支障を来さない
ように装置1の外側に設けられている。
【0019】次に、作動について説明する。生産ライン
から取出されてホッパ13内に投入された粉体は、スク
リューフィーダ14を介して、電磁コイル17により振
動されるトラフ16により一定量ずつ切出され、トラフ
16内を回転テーブル2側に徐々に送られる。送られて
きた粉体は電磁コイル17から与えられる振動により均
一に拡がった状態で切欠き163から落下して回転テー
ブル2表面の溝20内に嵌り込む。即ち、供給されてき
た粉体は図3に示すように溝20内に整列された状態と
なる。
【0020】回転テーブル2表面の溝20内の粉体は、
回転駆動機構11(図9参照)により所定の速度で矢印
A1方向(図1参照)に回転する回転テーブル2によ
り、そのまま運搬される。
【0021】そして、粉体は、第1撮影装置5のテレビ
カメラ21の上を通り、下から撮影される。その際、粉
体はストロボ221,222により間欠的に照らされな
がら撮影され、粉体中の異物が検出される。このとき、
回転テーブル2の構成材料が透明であるため、ストロボ
222も溝20内の粉体を裏側から照らすことになる。
【0022】ところで、溝20の側面202の底面20
1に対する角度α(図3)が例えば45°以上の急なも
のである場合には、回転テーブル2の下から見た場合に
側面202が鏡面のように光を反射してしまい、側面2
02の部分に載っている粉体がテレビカメラ21により
撮影されないこととなる。しかし、本発明では、角度α
が45°未満に設定されているので、側面202が鏡面
のように光を反射する程度は低くなり、側面202の部
分に載っている粉体は回転テーブル2の下からテレビカ
メラ21により十分に撮影される。従って、溝20内の
粉体は、回転テーブル2の下からテレビカメラ21によ
り漏れ無く撮影される。
【0023】しかも、溝20の側面202と底面201
との交差部XがRを有しているので、溝20の形成時に
交差部Xに傷が残ることはなく、このため、傷を異物と
間違って検出することもない。
【0024】第1撮影装置5の下を通った粉体は、第2
撮影装置6のテレビカメラ26の下を通り、今度は上か
ら撮影され、粉体中の異物が検出される。
【0025】検出された異物は、異物除去装置7の吸引
エジェクタ30により粉体中から吸引される。このと
き、回転テーブル2が樹脂又はガラスでできているため
にその表面が堅いので、吸引エジェクタ30からの吸引
によって回転テーブル2が撓んで吸引口311が塞がれ
るようなことはない。また、回転テーブル2の表面は平
坦であり、吸引口311の面が回転テーブル2表面と平
行になるよう設けられているので、エジェクタ30から
の吸引力は回転テーブル2表面に対し均等に作用するこ
ととなり、吸引口311の下にある溝20内の粉体の全
てに吸引力が及ぶこととなる。吸引された異物は、連結
ホース36を通ってサイクロン41内に吹出され、サイ
クロン41内を旋回しながら空気と分離される。分離さ
れた異物は捕集箱42に溜められる。
【0026】異物が除去された粉体即ち良品は、良品除
去装置8により回転テーブル2表面上から吸引除去さ
れ、連結ホース29を通ってサイクロン43に送られ、
空気と分離され、捕集箱44に捕集される。
【0027】図12は粉体検査装置1の電気的構成を示
すブロック図である。コンピュータ53には、制御回路
61が内蔵されており、この制御回路61は装置全体を
統括して制御している。
【0028】テレビカメラ21,26からの画像信号は
制御回路61に入力され、相互に切換えてモニタ52に
表示されるとともに、制御回路61が粉体の色、大きさ
等から異物と判断すると、ロータリエンコーダ12から
の出力に基づいて異物の位置を検出し、回転テーブル2
が回転して異物検出位置が異物除去装置7に移動した時
点で駆動信号を出力して異物を吸収する。異物と判断さ
れなかった粉体は全て良品除去装置8により吸収され
る。
【0029】(実施形態2)実施形態1のトラフ16の
代わりに、次の構成のトラフ9を用いてもよい。図13
はこのトラフ9の平面図、図14は図13のXIV−XIV
断面図である。トラフ9は、基端部が電磁コイル17上
に設けられ、先端部が回転テーブル2上に位置してい
る、トラフ体91と、トラフ体91上に重なるように設
けられた多孔板92とからなっており、投入口93から
投入された粉体を、図14の矢印に示すように、電磁コ
イル17による振動によって、多孔板92を通過させた
後にトラフ体91によって少しずつ回転テーブル2表面
に連続して供給するようになっている。トラフ体91は
図5に示すトラフ16と同様の構造を有している。多孔
板92の孔の大きさは、異物とされる大きさのものを通
過させない大きさに設定されている。図13のXV−X
V断面図である図15及び図13のXVI−XVI断面図で
ある図16に示すように、水平な多孔板92の先端部は
外に通じる傾斜面921となっている。
【0030】上記構成のトラフ9を用いると、ホッパ1
3からスクリューフィーダ14及び管15(図4参照)
を経て投入口93からトラフ9に投入された粉体は、ト
ラフ9において、多孔板92及びトラフ体91が電磁コ
イル17により振動している状況の下で、まず多孔板9
2上に落下し、多孔板92の孔を通過してトラフ体91
上に落下し、トラフ体91上を回転テーブル2に向けて
徐々に且つ連続して送られる。このとき、電磁コイル1
7による振動によって、多孔板92からの粉体の落下は
円滑に行われ、また、トラフ体91上の粉体は均一に拡
がった状態となってトラフ体91先端から回転テーブル
2表面の溝20内に供給される。
【0031】一方、トラフ9において、多孔板92の孔
の大きさは、異物とされる大きさのものを通過させない
大きさに設定されているので、そのような異物は、多孔
板92を通過せず、多孔板92の上を先端に向けて徐々
に送られ、傾斜面921に至り、図16の矢印に示すよ
うに外部へ排出される。従って、トラフ9を用いた供給
装置3においては、回転テーブル2表面へ供給される粉
体中から大きな異物が確実に除去される。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。 撮影装置、異物除去装置、及び良品除去装置の全ての
作動有効範囲内となるよう幅が設定された溝内に粉体を
入れ、溝内の粉体について検出・除去を行うようになっ
ているので、撮影装置、異物除去装置、及び良品除去装
置を有効に使用でき、効率の良い検査を行うことができ
る。
【0033】回転テーブルが無色透明な樹脂又はガラ
スで形成されており、溝は底面と両側面とで構成されて
おり、底面は水平な平坦面であり、両側面は、回転テー
ブル表面から底面に向けて溝幅を狭くするよう傾斜し且
つそれぞれ底面に対して45°未満の角度で傾斜した平
面であるので、溝内の粉体を回転テーブルの裏側からス
トロボで照らして撮影する際において、溝の側面が鏡面
のように光を反射する程度は低くなり、側面の部分に載
っている粉体を回転テーブルの裏側からテレビカメラに
より十分に撮影できる。従って、溝内の粉体を、回転テ
ーブルの表裏両側から漏れ無く撮影でき、検査データの
信頼性を高めることができる。
【0034】溝の側面と底面との交差部がRを有して
いるので、溝の形成時に交差部に傷が残ることはなく、
このため、傷を異物と間違って検出するのを防止でき、
この点からも検査データの信頼性を高めることができ
る。
【0035】回転テーブルが樹脂でできている場合に
は、ガラスに比して割れる可能性が低く、そのため、整
備作業時における危険性を低減できる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、回転テーブ
ル表面に粉体を供給する前に、大きな異物を確実に除去
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の粉体検査装置の全体斜視図である。
【図2】 粉体検査装置の概略平面図である。
【図3】 図2のIII−III断面図である。
【図4】 供給装置の正面図である。
【図5】 供給装置のトラフ先端の斜視図である。
【図6】 図2のVI矢視図である。
【図7】 図2のVII矢視図である。
【図8】 図2のVIII矢視図である。
【図9】 粉体検査装置の内部構造を示す断面図であ
る。
【図10】 図9のX矢視図である。
【図11】 図9のXI矢視図である。
【図12】 粉体検査装置の電気的構成を示すブロック
図である。
【図13】 別のトラフの平面図である。
【図14】 図13のXIV−XIV断面図である。
【図15】 図13のXV−XV断面図である。
【図16】 図13のXVI−XVI断面図である。
【図17】 従来の粉体検査装置における粉体の検査状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 粉体検査装置 2 回転テーブル 3 供給装置 5 第1撮影装置 6 第2撮影装置 7 異物除去装置 8 良品除去装置 9,16 トラフ 91 トラフ体 92 多孔板 20 溝 201 底面 202 側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−210923(JP,A) 実開 昭63−84557(JP,U) 実開 平1−168852(JP,U) 実開 平3−106446(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/85

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動で粉体について少なくとも異物検査
    を行って異物を除去する粉体検査装置において、 表面に粉体を載せた状態で回転して粉体を運搬する回転
    テーブルと、 回転テーブル表面に粉体を供給する供給装置と、 回転テーブル表面の粉体を回転テーブルの表側及び裏側
    から撮影して異物を検出する撮影装置と、 回転テーブル表面から異物を除去する異物除去装置と、 回転テーブル表面から、異物除去後の粉体を除去する良
    品除去装置とを備え、 回転テーブルは無色透明な樹脂又はガラスで形成されて
    おり、回転テーブルの表面には粉体が嵌り込む環状の溝
    が形成されており、該溝の幅は、撮影装置、異物除去装
    置、及び良品除去装置の全ての作動有効範囲内となるよ
    う設定されており、該溝は底面と両側面とで構成されて
    おり、底面は水平な平坦面であり、両側面は、回転テー
    ブル表面から底面に向けて溝幅が狭くなるよう傾斜し且
    つそれぞれ底面に対して45°未満の角度で傾斜した平
    面であり、両側面と底面との交差部はRを有しており、 供給装置は上記溝内に粉体を供給するようになってお
    り、 撮影装置は、上記溝に嵌り込んで上記溝の底面だけでな
    く側面に載った粉体も回転テーブルの表側及び裏側から
    撮影するようになっていることを特徴とする粉体検査装
    置。
  2. 【請求項2】 供給装置が、粉体を、多孔板を通過させ
    た後に回転テーブル表面に供給するようになっており、
    多孔板の孔の大きさは、異物とされる大きさのものを通
    過させない大きさに設定されている請求項1記載の粉体
    検査装置。
JP31179698A 1997-11-05 1998-11-02 粉体検査装置 Expired - Fee Related JP3283237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31179698A JP3283237B2 (ja) 1997-11-05 1998-11-02 粉体検査装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-303066 1997-11-05
JP30306697 1997-11-05
JP31179698A JP3283237B2 (ja) 1997-11-05 1998-11-02 粉体検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11218497A JPH11218497A (ja) 1999-08-10
JP3283237B2 true JP3283237B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=26563374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31179698A Expired - Fee Related JP3283237B2 (ja) 1997-11-05 1998-11-02 粉体検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3283237B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4653279B2 (ja) * 1999-04-23 2011-03-16 第一三共株式会社 粉体検査装置
JP5487091B2 (ja) * 2010-12-06 2014-05-07 カルビーポテト株式会社 異物除去システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11218497A (ja) 1999-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5239358A (en) Powder material inspection apparatus
JPH0650761Y2 (ja) 粉粒体検査装置
US4830194A (en) Granule inspection apparatus
TW200300710A (en) Color sorting apparatus for granular objects with function to sorting outforeign magnetic metal matters
WO2007139025A1 (ja) 搬送装置および搬送物検査装置
JP2003275688A (ja) 部品検査方法および部品搬送装置並びに部品検査装置
JP4121319B2 (ja) 多面体検査用フィーダー
JP3283237B2 (ja) 粉体検査装置
JP2005172608A (ja) 外観検査装置
JPH0360381B2 (ja)
JP3976916B2 (ja) 粒状体検査処理装置
JP4176390B2 (ja) 搬送装置
JP3382741B2 (ja) 樹脂ペレットの検査方法及び装置
JP2004012257A (ja) ワークの外観検査装置および外観検査方法
JP2502329Y2 (ja) 粉体検査装置
JP4264155B2 (ja) 微小物体の外観検査装置
JP4332689B2 (ja) 粉粒体の異物検査方法及び異物検査装置
JPH0720586Y2 (ja) 粉体検査装置
JP3358560B2 (ja) 粉粒体中の異物検査方法および異物検査装置
JPH06100147A (ja) 部品整列装置
JP7213735B2 (ja) 粉粒体検査処理装置
JP3977390B2 (ja) 粉粒体検査装置
JP2603038Y2 (ja) 粉粒体検査装置
JPH10170446A (ja) 錠剤の姿勢変換機構及び錠剤の外観検査装置
JP2004157027A (ja) 粉体検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110301

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130301

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees